JP3635185B2 - バンプ用金合金ボール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はICチップ搭載用バンプ用金合金ボールに関し、詳しくはICチップとプリント配線板やICチップ搭載用パッケージをフリップチップ接合するに際して用いて好適なバンプ用金合金ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
ICチップをプリント配線板やICチップ搭載用パッケージに搭載する形態として、ICチップの回路面を下方にした状態でICチップの回路と例えばプリント配線板上の電極部とをボール状バンプを介して接続する方法が知られている。
図1は前記接続方法の一例を示す説明図である。図1において1はICチップ、2はICチップ上の電極、3はバンプボール、4はプリント配線板、5はプリント配線板上の電極、6は封止樹脂である。
【0003】
まず、(a)図において、所定の回路部(図示省略)を備えたICチップ1の一方の面(図aでは下面)の必要箇所に電極2を設けて、該電極にバンプボール3を接合する。次いで、(b)図はプリント配線板4の一面(図bでは上面)のICチップ上の電極2と対応して、電極5を設ける。次いで(c)図に示すように、ICチップ1上の電極2とプリント配線板4上の電極5をバンプボール3を介してフリップチップ接合する。次に接合面に封止樹脂6が施される。
【0004】
従来から、上記の接続方法に使用されるバンプボールとして、その耐蝕性の良い利点から99.99重量%以上の高純度金ボールが使用されていた。
しかしながら、高純度金ボールでは十分な接合強度が得られない為、高純度金に添加元素を加えて対応する事が提案されている。例えば、特開平7−283227号には、99.999重量%の金にPt又はInを0.001〜0.05重量%含有させて接合強度の向上を計る事が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示したようなICチップとプリント配線板等を直接接合するバンプ用金合金ボールとしては、真球度が良いこと、ボール内のピンホールが小さい事、及び接合後長時間高温に放置した後(以下高温放置後という)の材料の劣化が小さい事が要求される。
【0006】
真球度が悪いとICチップが傾斜して搭載されて熱影響の負担にばらつきが生じてくる為、真球度の良いものが求められる。またボール内に大きなピンホールが発生するとフリップチップ接合した際、やはりICチップが傾斜して搭載されたり、接合強度に問題が生じてくるためボール内のピンホールは小さいものが求められる。また高温放置後の材料の劣化が大きいと、電気抵抗が増加し、半導体装置の信頼性に問題が生じてくる可能性がある為、高温放置後の電気抵抗の増加が小さいものが求められる。
【0007】
しかしながら、上記の従来の高純度金に添加元素を加えた金合金ボールでは、ボールの真球度を保ったまま、高温放置後の材料の劣化を小さく抑える点で不十分であるという欠点を有している。
本発明は、前述の事情に鑑みなされたものであり、バンプ用金合金ボールとして真球度が良く、ボール内のピンホールが小さく、高温放置後の材料の劣化即ち電気抵抗の増加が小さいバンプ用金合金ボールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は鋭意検討を行った結果、バンプ用金合金ボールの組成をPt,Pdのうち少なくとも1種を0.1〜0.3重量%、銀(Ag)、銅(Cu)のうち少なくとも1種を3.0重量%以下、及び残部がAu及び不可避不純物からなるようにすることにより、前記課題に対して効果的であることを見出し、本発明に至った。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に使用する金地金は、少なくとも99.99重量%以上、好ましくは99.999重量%以上の高純度金を用いる。
このような高純度金に0.1〜3.0重量%のPt,Pdのうち少なくとも1種を含有した組成にすることにより、前記課題を達成する事が出来る。Pt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.1重量%未満では0.1重量%以上と対比して、高温放置後の電気抵抗の増加が大きくなる。一方、Pt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が3.0重量%を超えると金ボールの真球度が悪くなると共に、金ボール内に大きなピンホールが発生し易くなる。
【0011】
さらにPt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.5〜2.0重量%であると、ボールの真球度を良好に維持しつつ、ボール内のピンホールも小さく、高温放置後の電気抵抗の増加を小さく抑制する事が出来る効果が一段と向上してくる。この為、Pt,Pdのうち少なくとも1種の含有量は0.5〜2.0重量%であることが好ましい。
【0012】
高純度金に上記所定量のPt,Pdのうち少なくとも1種を含有することに加えて、3.0重量%以下のAg,Cuのうち少なくとも1種を含有しても、所定量のPt,Pdのうち少なくとも1種のみを含有した組成と同様の効果を得る事が出来る。Ag,Cuは添加しなくてもよく、また添加するときの下限は特に限定されないが、しかし、Ag,Cuを添加する場合、実用的には0.01重量%以上とされる。
【0013】
また、本発明においてはPt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.5〜2.0重量%になると、3.0重量%以下のAg,Cuのうち少なくとも1種が共存した場合にも、ボールの真球度を良好に維持しつつ、ボール内のピンホールも小さく、高温放置後の電気抵抗の増加を小さく抑制する事が出来る効果が一段と向上してくる。この為3.0重量%以下のAg,Cuのうち少なくとも1種を含有した場合にも、Pt,Pdのうち少なくとも1種の好ましい含有量は0.5〜2.0重量%である。
【0014】
本発明による金合金ボールは直径20〜100μmとして用いて好適である。
本発明による金合金ボールはICチップとプリント配線板等の基板をフリップチップ接合する際に用いるバンプ用として用いて好適である。
次に、本発明によるバンプ用金合金ボールの好ましい製造方法を説明する。
高純度金に所定量の元素を添加し、真空溶解炉で溶解した後、円筒状インゴットに鋳造する。インゴットに溝ロール、伸線機を用いた冷間加工とアニールを行い、直径10〜100μmの細線とする。次いでワイヤカッタにより所定のボール直径になるように所定長さに切断する。10〜100μm長さにすることが好ましい。要求されるボール直径になるように細線の直径と切断長さを調節する。
【0015】
次にボール製造装置として、セラミックス製円筒容器の内部を不活性ガス雰囲気とした縦型容器を準備する。この容器の上方部分を加熱ゾーンとして容器の外部に加熱装置を取り付ける。加熱装置としては抵抗加熱装置が例示出来る。容器の下方部分冷却ゾーンとして容器の外部に冷却装置を取り付ける。冷却装置としては水冷パイプが例示出来る。細線を切断して得た前記ペレットをこの縦型容器の上から自由落下させて、上方部分の加熱ゾーンで溶融し、下方部分の冷却ゾーンで凝固させてボールを形成する。形成されたボールは逐次低部に堆積せしめた後、容器下部から取り出す。
【0016】
【実施例】
(参考例1)
純度99.999重量%の高純度金に所定量のPtを添加し、真空溶解炉で溶解した後、鋳造して表1に示す組成の金合金、即ち0.1重量%Pt、及び残部が金及び不可避不純物からなる組成のインゴットを得、これに溝ロール、伸線機を用いた冷間加工とアニールを行い、直径50μmの金合金線を製造した。
【0017】
次いでワイヤカッターにより、57.6μm長さのペレットを製造した。
次いでセラミックス製縦型円筒容器の内部を不活性ガス雰囲気とし、上方部分を1300℃、下方部分を室温にして前記ペレットを上方から落下させて、ペレットを溶融、凝固させて金合金ボールを製造した。
このボールの真球度、ボール内のピンホールの状況及びバンプとして用いた高温放置後の電気抵抗の増加率を次の方法で測定した。
〔真球度〕
金属顕微鏡を用いて、4方向から直径を測定し、真球度=(最小径/最大径)を求めた。試料10個の平均値を真球度として表1に示した。
〔ピンホールの状況〕
軟X線装置を用いてボール内のピンホールの大きさを測定した。試料10個を観察し、最大大きさのピンホールを特定して、ボール直径に対するピンホールの直径が5%未満の時○、5〜10%の時△、10%を超える時×として表示し、その測定結果を表1に示した。
〔高温放置後の電気抵抗増加率〕
測定に使用する装置を図2に示す。図中、11は42アロイを用いたリード部、12は金ボール、13はAlテープ、14は封止樹脂である。
【0018】
図2の如く金ボール12を介してリード部11とAlテープ13を加熱圧着した後、封止樹脂14として得た測定装置を200℃の大気中に2000時間放置し、放置前後の電気抵抗を測定した。
電気抵抗は図2のように定電流発生電源と電圧計を設置して電気抵抗値を測定し次式から増加率を求めた。
【0019】
高温放置後の電気抵抗増加率=(A−A0 )/A0 ×100(%)
式中、Aは高温放置後の電気抵抗、A0 は高温放置前の電気抵抗である。10個の測定装置について測定しその平均値を測定結果として表1に示した。
(参考例2〜11)(実施例1〜11)(比較例1〜7)
金合金線の組成を表1のようにした事以外は参考例1と同様にして金合金ボールを製造し、ボールの真球度、ボール内のピンホールの状況及びバンプとして用いた高温放置後の電気抵抗の増加率を参考例1と同様にして測定し、その結果を表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
(試験結果)
(1)高純度金にPt,Pdのうち少なくとも1種を0.1〜3.0重量%含有した組成である参考例1〜11は、ボールの真球度は0.93〜0.99と優れており、ボール内のピンホールの大きさは全てボール直径の10%以内に収まる○△評価と優れており、高温放置後の電気抵抗増加率(%)は0〜13%と優れた効果を示した。
【0022】
このことから、ボールの真球度、ボール内のピンホールの状況及び高温放置後の電気抵抗の増加率が何れも優れた効果を示すことが判る。
(2)上記(1)の中でも、Pt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.5〜2.0重量%のとき、ボールの真球度は0.96〜0.99とさらに優れたものとなり、ボール内のピンホールの大きさは全てボール直径の5%未満に収まる○評価とさらに優れており、高温放置後の電気抵抗増加率(%)は0%と更に優れた効果を示した。従って、Pt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.5〜2.0重量%組成の金合金ボールが好ましく用いられる。
(3)上記(1)の組成にAg,Cuのうち少なくとも1種を3.0重量%以下含有した組成である実施例1〜11は、ボールの真球度は0.96〜0.99と優れており、ボール内のピンホールの大きさは全てボール直径の5%未満に収まる○評価と優れており、高温放置後の電気抵抗の増加率(%)は0%と優れた効果を示した。
【0023】
このことから所定量のPt,Pdのうち少なくとも1種に加えて、Ag,Cuのうち少なくとも1種を3.0重量%以下含有した組成としても、所定量のPt,Pdのうち少なくとも1種を含有した組成のものと同等の効果を示すことが判る。
(4)高純度金のまま金ボールとした比較例1は、高温放置後の電気抵抗増加率(%)が64%と大きいものであった。
(5)高純度金にPt,Pdのうち少なくとも1種を0.1重量%未満含有した組成である比較例2〜5は、ボール内のピンホールの大きさは全てボール直径の5〜10%である△評価、高温放置後の電気抵抗増加率(%)が52〜86%と大きいものであった。
【0024】
このことから、Pt,Pdのうち少なくとも1種を0.1重量%未満含有した組成のものより、本発明になる組成とする方がバンプ用金合金ボールとして高い信頼性が得られる事が判る。
(6)高純度金にPt,Pdのうち少なくとも1種を3.0重量%を超えて含有した組成である比較例6〜7は、ボールの真球度は0.72〜0.78と悪いものであり、ボール内のピンホールの大きさはボール直径の10%以上である×評価と悪いものであった。
【0025】
このことから、Pt,Pdのうち少なくとも1種を3.0重量%を超えて含有した組成のものより、本発明になる組成とする方がバンプ用金合金ボールとして高い信頼性が得られる事が判る。
【0026】
【発明の効果】
本発明により0.1〜3.0重量%のPt,Pdのうち少なくとも1種、及び残部がAu及び不純物からなる組成を有する金合金ボールによれば、バンプ用金合金ボールとして真球度が良く、ボール内のピンホールが小さく、高温放置後の材料の劣化即ち電気抵抗の増加を小さくする事が出来るため、バンプ用金合金ボールとして用いて効果的である。またPt,Pdのうち少なくとも1種の含有量が0.5〜2.0重量%のとき一段と優れた効果を示すようになり好ましく用いられる。更に前記含有成分に加えて3.0重量%以下のAg,Cuのうち少なくとも1種を含有した場合においても同様の効果を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICチップを配線基板にフリップチップ接合する様子を示す。
【図2】フリップチップ接合の高温放置後の電気抵抗増加率を測定する装置を示す。
【符号の説明】
1…ICチップ
2…ICチップ上の電極
3…バンプボール
4…プリント配線板
5…プリント配線板上の電極
6…封止樹脂
Claims (1)
- 白金(Pt)、パラジウム(Pd)のうち少なくとも1種を0.1〜3.0重量%、銀(Ag)、銅(Cu)のうち少なくとも1種を3.0重量%以下、及び残部がAu及び不可避不純物からなることを特徴とするバンプ用金合金ボール。
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