JP3633548B2 - 折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機 - Google Patents

折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数種の信号の送受信が可能な折り畳み式携帯電話機に好適な折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機に関し、特に、アンテナ間の相互干渉の低減を図った折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機のアンテナでは、特に携帯電話機での通信に関して最大の感度が得られるようにアンテナの実装及び指向性が決定されていた。また、近時、携帯電話機の多機能化に伴い、本来の携帯電話機での通信機能以外に他の無線通信機能、例えばGPS及びBluetooth等の機能を合わせもつことが要求されている。
【0003】
一般に、2つの無線機のアンテナを近づけた場合、相互のアンテナが干渉し合うため、各々の無線通信に悪影響が及ぶ。このため、1つの携帯電話機に複数の無線機用のアンテナを設ける場合には、それらの実装位置及びアンテナの指向性を工夫する必要がある。
【0004】
互いのアンテナ干渉を防止する方法として最も効果のある方法は、2つのアンテナの実装位置を離すことである。図16は従来の折り畳み式携帯電話機を示す模式図であって、(a)は開かれた状態を示し、(b)は閉じられた状態を示す。従来の携帯電話機においては、表示部111の筐体内にGPS及びBluetooth等の無線通信用アンテナ113が設けられ、操作部112の筐体内に通話用アンテナ114が設けられている。アンテナ113及び114はエレメント型アンテナであり、互いに平行に配設されている。表示部111と操作部112とは連結部115により互いに連結されている。
【0005】
このような従来の携帯電話機によれば、図16(a)に示すように、開かれた状態で無線通信用アンテナ113と通話用アンテナ114とが大きく離間されるため、相互干渉が小さい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図16に示す従来の携帯電話機では、図16(b)に示すように、閉じられた状態で無線通信用アンテナ113と通話用アンテナ114とが近接するため、相互干渉が生じて通信に支障をきたすという問題点がある。
【0007】
また、アンテナ感度を向上させることを目的として、同種の信号の送受信に使用する2個のアンテナを互いに直交するように配置した携帯電話機が特開2000−134025号公報及び特開2001−230614号公報に記載されている。しかしが、いずれの公報にも他種の信号の送受信に使用するアンテナの配置についての記載はなく、他種の信号用アンテナを配置する場合には、図16に示すような構造になる。
【0008】
更に、特開2000−134026号公報には、指向性を変化させることを目的として、接地導体及び反射板の相対的な位置関係を変化させるモノポール・アンテナが記載されている。しかし、このようなモノポール・アンテナを携帯電話機に実装しようとすると、その構造が複雑なものとなる。また、このモノポール・アンテナは、室内の天井等に接地することを前提としており、そのまま携帯電話機に適用することは極めて困難である。
【0009】
更にまた、特開平3−173203号公報には、小型化を目的として、基板の外周部に接地導体を設けたマイクロストリップアンテナが記載されている。しかし、マイクロストリップアンテナを小型化しても、相互干渉の問題点は解決されない。
【0010】
また、特開平6−224621号公報には、移動通信システムの基地局で使用するアンテナに関し、指向性を変化させることを目的として、基板を挟んでパッチ部及び金属板を配置し、金属板の位置を変化させることが記載されている。しかし、このアンテナは基地局での使用を前提としているため、そのまま携帯電話機に適用することが極めて困難であると共に、例え携帯電話機に適用したとしても2個のアンテナ間の相互干渉を抑制することはできない。
【0011】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、少なくとも2種の信号の送受信を行うことが可能な折り畳み式携帯電話機におけるアンテナ間の相互干渉を抑制することができる折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナは、表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの指向性を変化させる指向性変化手段と、を有し、前記指向性変化手段は、指向性を変化させるアンテナに接続された接地パターンと、この接地パターンに接続されたスイッチと、このスイッチにより前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記接地パターンとの間の導通/非導通が制御されるパターンと、を有し、前記指向性を変化させるアンテナはパッチアンテナであり、前記指向性変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記指向性を変化させるアンテナから他方のアンテナに向かう指向性が前記折り畳み式携帯電話機が開のときよりも小さくなるように前記スイッチを制御することを特徴とする。
【0013】
本発明においては、指向性変化手段により、折り畳み式携帯電話機用アンテナの開閉に応じてアンテナ部材の指向性が変化するため、指向性を適切に調整することにより、他のアンテナとの間の相互干渉が低減される。
【0014】
本発明に係る他の折り畳み式携帯電話機用アンテナは、表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの指向性を変化させる指向性変化手段と、を有し、前記指向性変化手段は、指向性を変化させるアンテナに接続された接地パターンと、この接地パターンに接続されその表面が前記接地パターンに平行な板金と、この板金の位置を変更して前記接地パターンに垂直な方向から見たときの前記接地パターン及び板金の面積の総計を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて変化させる面積変化手段と、を有し、前記指向性を変化させるアンテナはパッチアンテナであり、前記面積変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記指向性を変化させるアンテナから他方のアンテナに向かう指向性が前記折り畳み式携帯電話機が開のときよりも小さくなるように前記板金の位置を制御することを特徴とする。前記面積変化手段は、前記板金を案内する案内部材と、前記接地パターン及び板金に接する導電性板ばねと、前記板金を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて移動させる移動手段と、を有することが好ましい。
【0015】
本発明に係る更に他の折り畳み式携帯電話機用アンテナは、表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの偏波面を変化させる偏波面変化手段とを有し、前記偏波面を変化させるアンテナはエレメント型アンテナであり、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記偏波面を変化させるアンテナの偏波面を他方のアンテナの偏波面に交差させることを特徴とする。
【0016】
前記偏波面を変化させるアンテナは、偏波面が相互に交差する2個の部分アンテナを有し、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに、いずれかの前記部分アンテナを選択することにより、偏波面を変化させるアンテナの偏波面を変化させるか、又は前記偏波面を変化させるアンテナは、その長手方向が変化するように回転可能に設けられており、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに、前記偏波面を変化させるアンテナを回転させてその偏波面を変化させるように構成することができる。
【0017】
本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、上述のいずれかの折り畳み式携帯電話機用アンテナを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナについて、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図であり、図2は第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話機用アンテナ)の構成を示す模式図である。
【0019】
第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機においては、図1に示すように、表示部11と操作部12とが連結部15により折り畳み可能に互いに連結されている。そして、表示部11の筐体内に無線通信用アンテナ13が実装され、操作部12の筐体内に通話用アンテナ14が実装されている。
【0020】
無線通信用アンテナ13においては、図2に示すように、基板5上にGNDべたパターン2及びべたパターン3が形成されている。GNDべたパターン2とべたパターン3との間にはスイッチ4が設けられており、GNDべたパターン2とべたパターン3とは、スイッチ4がオフのときには絶縁されているが、スイッチ4がオンとなったときにGNDべたパターン2とべたパターン3とが互いに導通する。また、GNDべたパターン2上にはアンテナの指向性を左右するパッチアンテナ1が形成されている。このパッチアンテナ1を介してGPS及びBluetooth等の情報通信が行われる。なお、無線通信用アンテナ13の実装の際には、基板5がパッチアンテナ1よりも表示部11の表示面側に配置される。つまり、表示面から見ると、パッチアンテナ1は基板5の裏側に位置することになる。更に、図示しないが、基板5には、一般的なアンテナ給電回路、RF回路、制御回路、表示回路等の回路部品が実装されている。なお、スイッチ4は、例えばセンサ等に接続されており、携帯電話機が開いた状態ではオフ、携帯電話機が閉じられた状態ではオンとなるように制御される。
【0021】
次に、本実施例の動作について説明する。先ず、具体的な動作の説明の前にパッチアンテナの指向性とGNDベタパターンの広さとの関係について説明する。図3(a)はパッチアンテナに接続されたGNDべたパターンが比較的狭い状態を示す模式図、(b)はGNDべたパターンが比較的広い状態を示す模式図である。また、図4はパッチアンテナの指向性を示すグラフ図であり、破線は図3(a)に示す状態の指向性を示し、実線は図3(b)に示す状態の指向性を示す。
【0022】
基板5a上のパッチアンテナ1aの特性は、一般にその下に設けられたGNDべたパターンの広さに応じて変化する。つまり、図3(a)に示すように、比較的狭いGNDべたパターン2aが設けられている場合と、図3(b)に示すように、比較的広いGNDべたパターン2bが設けられている場合とを比較すると、図4に示すように、GNDべたパターン2aが設けられている場合(破線)の方が、パッチアンテナ1aの実装面に対して鉛直下向き方向(−Z方向)への指向性が強くなり、GNDべたパターン2bが設けられている場合(実線)の方が、パッチアンテナ1aの実装面に対して鉛直上向き方向(+Z方向)への指向性が強くなる。
【0023】
次に、第1の実施例の具体的な動作について説明する。
【0024】
携帯電話機が開かれた状態では、スイッチ4はオフ状態となっている。従って、パッチアンテナ1に対してGNDべたパターンとして作用する部分はGNDべたパターン2のみである。
【0025】
一方、携帯電話機が閉じられた状態では、スイッチ4がオン状態となる。従って、べたパターン3がGNDべたパターン2に接続され、GNDべたパターン2のみならず、べたパターン3もパッチアンテナ1に対してGNDべたパターンとして作用し、GNDべたパターンとして作用する部分の面積が大きくなる。
【0026】
このため、携帯電話機が開かれた状態と閉じられた状態とを比較すると、開かれた状態が図3(a)に示す状態に相当し、閉じられた状態が図3(b)に示す状態に相当する。つまり、携帯電話機が開かれた状態では、図4の破線で示すように、−Z方向に強い指向性を示し、閉じられた状態では、図4の実線で示すように、+Z方向に強い指向性を示す。従って、パッチアンテナ1の指向性は、携帯電話機が開かれた状態では、表示部11の表示面側、即ち基板5の実装面の裏面側に対して比較的強くなり、閉じられた状態では、表示部11の表示面側に対して弱くなり、つまりアンテナの利得が小さくなる。このため、携帯電話機が閉じられた状態では、無線通信用アンテナ13と通話用アンテナ14とが近接するものの、これらのアンテナ間での相互干渉が抑制される。
【0027】
また、本実施例の表示部11の筐体内には、2種類のマッチング回路が設けられている。図5は第1の実施例に設けられたマッチング回路を示すブロック図である。GNDべたパターンの面積を変化させた場合、一般にアンテナのマッチング特性が変化する。本実施例においては、アンテナ13とRFフロントエンド回路21との間に2種類のマッチング回路22及び23を互いに並列に接続し、携帯電話機の開閉に応じて、選択スイッチ24a及び24bにより、いずれかのマッチング回路を介してアンテナ13とRFフロントエンド回路21とを接続させる。具体的には、マッチング回路22は、携帯電話機が開かれている状態、即ちGNDべたパターンの面積が小さい状態でアンテナマッチングがとれるように予め設定されており、マッチング回路23は、携帯電話機が閉じられている状態、即ちGNDべたパターンの面積が大きい状態でアンテナマッチングがとれるように予め設定されている。そして、選択スイッチ24a及び24bは、携帯電話機が開かれている状態では、マッチング回路22が選択され、携帯電話機が閉じられている状態では、マッチング回路23が選択されるように制御される。このような構成とすることにより、簡単にアンテナとのマッチングを最良に保つことができる。
【0028】
なお、図1では、説明の便宜上、GNDべたパターン2とべたパターン3とが細い線を介して接続されているが、アンテナの特性を左右するために、太いパターンでの接続が好ましい。
【0029】
また、スイッチ4の開閉の制御については、上述のようにセンサ等に接続して電気的に制御する方法の他、機械的に制御してもよく、特に限定されるものではない。
【0030】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図6は本発明の第2の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【0031】
第2の実施例においては、基板5上にべたパターン3がGNDべたパターン2を取り囲むようにして形成されている。そして、第1の実施例と同様に、GNDべたパターン2とべたパターン3との間にスイッチ4が接続されている。
【0032】
このような構成の第2の実施例によっても、携帯電話機の開閉に応じてスイッチ4のオン/オフが切り替えられ、パッチアンテナ1の指向性が変化する。この結果、携帯電話機が閉じられた状態でも、無線通信用アンテナ13と通話用アンテナ14との間の干渉が緩和される。
【0033】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図7は本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの構成を示す模式図であって、(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示し、(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示す。
【0034】
第3の実施例には、第1及び第2の実施例で設けられているべたパターンが設けられておらず、その代わりにGNDべたパターンの上方を移動可能な板金6が設けられている。板金6は、例えばGNDべたパターンに電気的に接続されており、その電位はGNDレベルにある。また、板金6は、図7(a)及び(b)に示すように、携帯電話機の開閉に応じてGNDべたパターン2の露出面積を変化させ、携帯電話機が開かれているときの露出面積を閉じられているときの露出面積よりも小さくする。
【0035】
この結果、板金6がパッチアンテナ1に対してGNDべたパターンとして作用すると共に、GNDべたパターン2のうち、パッチアンテナ1に対してGNDべたパターンとして作用する部分の面積が変化するため、第1及び第2の実施例と同様の効果が得られる。
【0036】
次に、板金3を移動させる機械的な構造について説明する。図8及び図9は、夫々本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの機械的構造を示す断面図及び側面図である。
【0037】
板金6は、導電性の板ばね7を介して基板5上のGNDべたパターン2に接続され、GND面を構成する。また、板金6は基板5に固定されたガイドレール8に倣ってスライド可能となっている。つまり、ガイドレール8が板金6を案内する。更に、図示しないが、板金6を機械的に移動させる装置が設けられている。
【0038】
このような構造により、板金6には安定したGND面を確保した状態で、GNDべたパターンの面積を拡大又は縮小することが可能となる。
【0039】
次に、本発明の第4の実施例について説明する。第4の実施例では、放射パターンではなくアンテナの偏波を変化させることにより、アンテナ間の相互干渉を抑制する。図10は本発明の第4の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図であり、図11は第4の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話機用アンテナ)の構成を示す模式図である。
【0040】
第4の実施例においては、表示部11の基板5上に、例えばモノポールアンテナ又はChip Ceramic型アンテナ等の水平及び垂直の偏波特性を持つエレメント型アンテナ13a及び13bが無線通信用アンテナとして配置されている。エレメント型アンテナ13aは、操作部12の筐体内の通話用アンテナ14と平行に配置され、エレメント型アンテナ13bは、通話用アンテナ14及びエレメント型アンテナ13aに対して垂直に配置されている。また、エレメント型アンテナ13a及び13bに接続されたアンテナ切替器16が基板5上に設けられている。アンテナ切替器16は、携帯電話機の開閉の状態に応じて、信号の送受信が可能なアンテナをエレメント型アンテナ13a及び13bから選択する。具体的には、携帯電話機が開いている状態では、エレメント型アンテナ13aを選択し、閉じられている状態では、エレメント型アンテナ13bを選択する。なお、これらの実装の際には、基板5がエレメント型アンテナ13a及び13bよりも表示部11の表示面側に配置される。つまり、表示面から見ると、エレメント型アンテナ13a及び13bは基板5の裏側に位置することになる。
【0041】
次に、上述のように構成された第4の実施例の動作について説明する。図12は携帯電話機の開閉と送受信可能なアンテナの位置との関係を示す模式図であって、(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示し、(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示す。
【0042】
携帯電話機が開かれた状態では、図12(a)に示すように、アンテナ切替器16は送受信可能なアンテナとしてエレメント型アンテナ13aを選択する。従って、送受信が可能な2つのアンテナ13a及び14は、表示部11及びキー操作部12の各両端に位置する。つまり、物理的に距離が離れているため、互いの干渉は極めて小さい。
【0043】
一方、携帯電話機が閉じられた状態では、図12(b)に示すように、送受信が可能な2つのアンテナ13b及び14が互いに近接した状態となるが、各アンテナが延びる方向が90度交差し、偏波面が90度ずれるため、互いのアンテナの干渉が抑制される。
【0044】
このような第4の実施例によれば、無線通信用アンテナと通話用アンテナ13との相互干渉を抑制することができると共に、マッチング回路を設けなくても、適切なマッチング特性を得ることができる。
【0045】
次に、本発明の第5の実施例について説明する。図13は本発明の第5の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図であり、図14は第5の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話機用アンテナ)の構成を示す模式図である。
【0046】
第5の実施例においては、表示部11の基板5上に、第4の実施例と同様のエレメント型アンテナ13cが無線通信用アンテナとして配置されている。また、基板5上には、エレメント型アンテナ13cの向きを変えることができる可動部17が設けられている。可動部17は、携帯電話機が開いている状態では、エレメント型アンテナ13cを、操作部12内の通話用アンテナ14に平行に配置させ、閉じられている状態では、通話用アンテナ14に垂直に配置させる。なお、これらの実装の際には、基板5がエレメント型アンテナ13cよりも表示部11の表示面側に配置される。つまり、表示面から見ると、エレメント型アンテナ13cは基板5の裏側に位置することになる。
【0047】
次に、上述のように構成された第5の実施例の動作について説明する。
【0048】
携帯電話機が開かれた状態では、図14の実線で示すように、可動部17はエレメント型アンテナ13cを通話用アンテナ14に平行に配置させる。従って、2つのアンテナ13c及び14は、表示部11及びキー操作部12の各両端に位置する。つまり、物理的に距離が離れているため、互いの干渉は極めて小さい。
【0049】
一方、携帯電話機が閉じられた状態では、図14の破線で示すように、可動部17はエレメント型アンテナ13cを通話用アンテナ14に垂直に配置させる。従って、2つのアンテナ13c及び14が互いに近接した状態となるが、各アンテナが延びる方向が90度交差し、偏波面が90度ずれるため、互いのアンテナの干渉が抑制される。
【0050】
このような第5の実施例によれば、第4の実施例と同様の効果が得られる。
【0051】
なお、エレメント型アンテナ13cの移動方法については、センサを用いて電気的に行ってもよく、機械的に行ってもよく、特に限定されるものではない。
【0052】
次に、本発明の参考例について説明する。図15はこの参考例における携帯電話機の開閉とアンテナの位置との関係を示す模式図であって、(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示し、(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示す。
【0053】
この参考例においては、表示部11の筐体内に、操作部12の筐体内の通話用アンテナ14に垂直にエレメント型アンテナ13dが設けられている。
【0054】
このような参考例によれば、携帯電話機が開かれた状態でも、十分に相互干渉を抑制することができ、かつ、アンテナの通信に良好な特性が得られる場合は、第5の実施例と比較すると、部品点数を削減でき、コストを低減することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、折り畳み式携帯電話機用アンテナの開閉に応じてアンテナ部材の指向性を変化させることができるため、指向性を適切に調整することにより、他のアンテナとの間の相互干渉を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図である。
【図2】第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す模式図である。
【図3】(a)はパッチアンテナに接続されたGNDべたパターンが比較的狭い状態を示す模式図、(b)はGNDべたパターンが比較的広い状態を示す模式図である。
【図4】パッチアンテナの指向性を示すグラフ図である。
【図5】第1の実施例に設けられたマッチング回路を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの機械的構造を示す断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの機械的構造を示す側面図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図である。
【図11】第4の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す模式図である。
【図12】携帯電話機の開閉と送受信可能なアンテナの位置との関係を示す模式図である。
【図13】本発明の第5の実施例に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図である。
【図14】第5の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す模式図である。
【図15】参考例における携帯電話機の開閉とアンテナの位置との関係を示す模式図である。
【図16】従来の折り畳み式携帯電話機を示す模式図である。
【符号の説明】
1、1a;パッチアンテナ
2、2a、2b;GNDべたパターン
3;べたパターン
4;スイッチ
5、5a;基板
6;板金
7;板ばね
8;ガイドレール
11、111;表示部
12、112;操作部
13、13a、13b、13c、13d、113;無線通信用アンテナ
14、114;通話用アンテナ
15、115;連結部
16;アンテナ切替器
17;可動部
21;RFフロントエンド回路
22、23;マッチング回路
24a、24b;選択スイッチ

Claims (7)

  1. 表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの指向性を変化させる指向性変化手段と、を有し、前記指向性変化手段は、指向性を変化させるアンテナに接続された接地パターンと、この接地パターンに接続されたスイッチと、このスイッチにより前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記接地パターンとの間の導通/非導通が制御されるパターンと、を有し、前記指向性を変化させるアンテナはパッチアンテナであり、前記指向性変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記指向性を変化させるアンテナから他方のアンテナに向かう指向性が前記折り畳み式携帯電話機が開のときよりも小さくなるように前記スイッチを制御することを特徴とする折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  2. 表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの指向性を変化させる指向性変化手段と、を有し、前記指向性変化手段は、指向性を変化させるアンテナに接続された接地パターンと、この接地パターンに接続されその表面が前記接地パターンに平行な板金と、この板金の位置を変更して前記接地パターンに垂直な方向から見たときの前記接地パターン及び板金の面積の総計を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて変化させる面積変化手段と、を有し、前記指向性を変化させるアンテナはパッチアンテナであり、前記面積変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記指向性を変化させるアンテナから他方のアンテナに向かう指向性が前記折り畳み式携帯電話機が開のときよりも小さくなるように前記板金の位置を制御することを特徴とする折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  3. 前記面積変化手段は、前記板金を案内する案内部材と、前記接地パターン及び板金に接する導電性板ばねと、前記板金を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて移動させる移動手段と、を有することを特徴とする請求項に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  4. 表示部と操作部とが連結部により折り畳み可能に連結された折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、前記表示部又は操作部の一方に内蔵され無線通信用信号の送受信を行う無線通信用アンテナと、前記表示部又は操作部の他方に内蔵され通話用信号の送受信を行う通話用アンテナと、前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて前記無線通信用アンテナ及び/又は通話用アンテナの偏波面を変化させる偏波面変化手段とを有し、前記偏波面を変化させるアンテナはエレメント型アンテナであり、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに前記偏波面を変化させるアンテナの偏波面を他方のアンテナの偏波面に交差させることを特徴とする折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  5. 前記偏波面を変化させるアンテナは、偏波面が相互に交差する2個の部分アンテナを有し、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに、いずれかの前記部分アンテナを選択することにより、偏波面を変化させるアンテナの偏波面を変化させることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  6. 前記偏波面を変化させるアンテナは、その長手方向が変化するように回転可能に設けられており、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機を閉にしたときに、前記偏波面を変化させるアンテナを回転させてその偏波面を変化させることを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテナを有することを特徴とする折り畳み式携帯電話機。
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