JP2003163521A - 折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機 - Google Patents

折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機

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JP2003163521A
JP2003163521A JP2001360521A JP2001360521A JP2003163521A JP 2003163521 A JP2003163521 A JP 2003163521A JP 2001360521 A JP2001360521 A JP 2001360521A JP 2001360521 A JP2001360521 A JP 2001360521A JP 2003163521 A JP2003163521 A JP 2003163521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2種の信号の送受信を行うことが
可能な折り畳み式携帯電話機におけるアンテナ間の相互
干渉を抑制することができる折り畳み式携帯電話機用ア
ンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機を提供す
る。 【解決手段】 GNDべたパターン2とべたパターン3
との間にスイッチ4が設けられている。スイッチ4は、
例えばセンサ等に接続されており、携帯電話機が開いた
状態ではオフ、携帯電話機が閉じられた状態ではオンと
なるように制御される。また、GNDべたパターン2上
にはアンテナの指向性を左右するパッチアンテナ1が形
成されている。このパッチアンテナ1を介してGPS及
びBluetooth等の情報通信が行われる。なお、
無線通信用アンテナ13の実装の際には、基板5がパッ
チアンテナ1よりも表示部11の表示面側に配置され
る。つまり、表示面から見ると、パッチアンテナ1は基
板5の裏側に位置することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数種の信号の送受
信が可能な折り畳み式携帯電話機に好適な折り畳み式携
帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電
話機に関し、特に、アンテナ間の相互干渉の低減を図っ
た折り畳み式携帯電話機用アンテナ及びそれを備えた折
り畳み式携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機のアンテナでは、特に
携帯電話機での通信に関して最大の感度が得られるよう
にアンテナの実装及び指向性が決定されていた。また、
近時、携帯電話機の多機能化に伴い、本来の携帯電話機
での通信機能以外に他の無線通信機能、例えばGPS及
びBluetooth等の機能を合わせもつことが要求
されている。
【0003】一般に、2つの無線機のアンテナを近づけ
た場合、相互のアンテナが干渉し合うため、各々の無線
通信に悪影響が及ぶ。このため、1つの携帯電話機に複
数の無線機用のアンテナを設ける場合には、それらの実
装位置及びアンテナの指向性を工夫する必要がある。
【0004】互いのアンテナ干渉を防止する方法として
最も効果のある方法は、2つのアンテナの実装位置を離
すことである。図16は従来の折り畳み式携帯電話機を
示す模式図であって、(a)は開かれた状態を示し、
(b)は閉じられた状態を示す。従来の携帯電話機にお
いては、表示部111の筐体内にGPS及びBluet
ooth等の無線通信用アンテナ113が設けられ、操
作部112の筐体内に通話用アンテナ114が設けられ
ている。アンテナ113及び114はエレメント型アン
テナであり、互いに平行に配設されている。表示部11
1と操作部112とは連結部115により互いに連結さ
れている。
【0005】このような従来の携帯電話機によれば、図
16(a)に示すように、開かれた状態で無線通信用ア
ンテナ113と通話用アンテナ114とが大きく離間さ
れるため、相互干渉が小さい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示す従来の携帯電話機では、図16(b)に示すよう
に、閉じられた状態で無線通信用アンテナ113と通話
用アンテナ114とが近接するため、相互干渉が生じて
通信に支障をきたすという問題点がある。
【0007】また、アンテナ感度を向上させることを目
的として、同種の信号の送受信に使用する2個のアンテ
ナを互いに直交するように配置した携帯電話機が特開2
000−134025号公報及び特開2001−230
614号公報に記載されている。しかしが、いずれの公
報にも他種の信号の送受信に使用するアンテナの配置に
ついての記載はなく、他種の信号用アンテナを配置する
場合には、図16に示すような構造になる。
【0008】更に、特開2000−134026号公報
には、指向性を変化させることを目的として、接地導体
及び反射板の相対的な位置関係を変化させるモノポール
・アンテナが記載されている。しかし、このようなモノ
ポール・アンテナを携帯電話機に実装しようとすると、
その構造が複雑なものとなる。また、このモノポール・
アンテナは、室内の天井等に接地することを前提として
おり、そのまま携帯電話機に適用することは極めて困難
である。
【0009】更にまた、特開平3−173203号公報
には、小型化を目的として、基板の外周部に接地導体を
設けたマイクロストリップアンテナが記載されている。
しかし、マイクロストリップアンテナを小型化しても、
相互干渉の問題点は解決されない。
【0010】また、特開平6−224621号公報に
は、移動通信システムの基地局で使用するアンテナに関
し、指向性を変化させることを目的として、基板を挟ん
でパッチ部及び金属板を配置し、金属板の位置を変化さ
せることが記載されている。しかし、このアンテナは基
地局での使用を前提としているため、そのまま携帯電話
機に適用することが極めて困難であると共に、例え携帯
電話機に適用したとしても2個のアンテナ間の相互干渉
を抑制することはできない。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、少なくとも2種の信号の送受信を行うこと
が可能な折り畳み式携帯電話機におけるアンテナ間の相
互干渉を抑制することができる折り畳み式携帯電話機用
アンテナ及びそれを備えた折り畳み式携帯電話機を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る折り畳み式
携帯電話機用アンテナは、折り畳み式携帯電話機に内蔵
される折り畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、信号
の送受信を行うアンテナ部材と、前記折り畳み式携帯電
話機の開閉に応じて前記アンテナ部材の指向性を変化さ
せる指向性変化手段と、を有することを特徴とする。
【0013】本発明においては、指向性変化手段によ
り、折り畳み式携帯電話機用アンテナの開閉に応じてア
ンテナ部材の指向性が変化するため、指向性を適切に調
整することにより、他のアンテナとの間の相互干渉が低
減される。
【0014】前記指向性変化手段は、前記アンテナ部材
に接続された接地パターンと、この接地パターンに接続
されたスイッチと、このスイッチにより前記折り畳み式
携帯電話機の開閉に応じて前記接地パターンとの間の導
通/非導通が制御されるパターンと、を有してもよく、
前記指向性変化手段は、前記アンテナ部材に接続された
接地パターンと、この接地パターンに接続されその表面
が前記接地パターンに平行な板金と、前記接地パターン
に垂直な方向から見たときの前記接地パターン及び板金
の面積の総計を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じ
て変化させる面積変化手段と、を有してもよい。この場
合、前記面積変化手段は、前記板金を案内する案内部材
と、前記接地パターン及び板金に接する導電性板ばね
と、前記板金を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じ
て移動させる移動手段と、を有することができる。
【0015】また、前記指向性変化手段は、前記アンテ
ナ部材の偏波面を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応
じて変化させる偏波面変化手段を有してもよく、この場
合、前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式携帯電話機
が開かれたときの偏波面と閉じられたときの偏波面とを
交差させるものであってもよい。
【0016】本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、上
述のいずれかの折り畳み式携帯電話機用アンテナを有す
ることを特徴とする。また、前記アンテナ部材の指向性
に応じて設けられた複数個のマッチング回路と、前記複
数個のマッチング回路から1個のマッチング回路を選択
する選択手段と、を有することが好ましい。
【0017】本発明に係る他の折り畳み式携帯電話機
は、第1及び第2の筐体と、前記第1及び第2の筐体を
互いに連結する連結部と、前記第1の筐体内に設けられ
た第1のアンテナと、前記第2の筐体内に設けられ前記
第1のアンテナとは異なる種類の信号の送受信を行う第
2のアンテナと、を有する折り畳み式携帯電話機におい
て、閉じられた状態で前記第1及び第2のアンテナの偏
波面が互いに交差することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る折り
畳み式携帯電話機用アンテナについて、添付の図面を参
照して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例
に係る折り畳み式携帯電話機を示す模式図であり、図2
は第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナ
に実装された無線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話
機用アンテナ)の構成を示す模式図である。
【0019】第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機
においては、図1に示すように、表示部11と操作部1
2とが連結部15により折り畳み可能に互いに連結され
ている。そして、表示部11の筐体内に無線通信用アン
テナ13が実装され、操作部12の筐体内に通話用アン
テナ14が実装されている。
【0020】無線通信用アンテナ13においては、図2
に示すように、基板5上にGNDべたパターン2及びべ
たパターン3が形成されている。GNDべたパターン2
とべたパターン3との間にはスイッチ4が設けられてお
り、GNDべたパターン2とべたパターン3とは、スイ
ッチ4がオフのときには絶縁されているが、スイッチ4
がオンとなったときにGNDべたパターン2とべたパタ
ーン3とが互いに導通する。また、GNDべたパターン
2上にはアンテナの指向性を左右するパッチアンテナ1
が形成されている。このパッチアンテナ1を介してGP
S及びBluetooth等の情報通信が行われる。な
お、無線通信用アンテナ13の実装の際には、基板5が
パッチアンテナ1よりも表示部11の表示面側に配置さ
れる。つまり、表示面から見ると、パッチアンテナ1は
基板5の裏側に位置することになる。更に、図示しない
が、基板5には、一般的なアンテナ給電回路、RF回
路、制御回路、表示回路等の回路部品が実装されてい
る。なお、スイッチ4は、例えばセンサ等に接続されて
おり、携帯電話機が開いた状態ではオフ、携帯電話機が
閉じられた状態ではオンとなるように制御される。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、具体的な動作の説明の前にパッチアンテナの指向
性とGNDベタパターンの広さとの関係について説明す
る。図3(a)はパッチアンテナに接続されたGNDべ
たパターンが比較的狭い状態を示す模式図、(b)はG
NDべたパターンが比較的広い状態を示す模式図であ
る。また、図4はパッチアンテナの指向性を示すグラフ
図であり、破線は図3(a)に示す状態の指向性を示
し、実線は図3(b)に示す状態の指向性を示す。
【0022】基板5a上のパッチアンテナ1aの特性
は、一般にその下に設けられたGNDべたパターンの広
さに応じて変化する。つまり、図3(a)に示すよう
に、比較的狭いGNDべたパターン2aが設けられてい
る場合と、図3(b)に示すように、比較的広いGND
べたパターン2bが設けられている場合とを比較する
と、図4に示すように、GNDべたパターン2aが設け
られている場合(破線)の方が、パッチアンテナ1aの
実装面に対して鉛直下向き方向(−Z方向)への指向性
が強くなり、GNDべたパターン2bが設けられている
場合(実線)の方が、パッチアンテナ1aの実装面に対
して鉛直上向き方向(+Z方向)への指向性が強くな
る。
【0023】次に、第1の実施例の具体的な動作につい
て説明する。
【0024】携帯電話機が開かれた状態では、スイッチ
4はオフ状態となっている。従って、パッチアンテナ1
に対してGNDべたパターンとして作用する部分はGN
Dべたパターン2のみである。
【0025】一方、携帯電話機が閉じられた状態では、
スイッチ4がオン状態となる。従って、べたパターン3
がGNDべたパターン2に接続され、GNDべたパター
ン2のみならず、べたパターン3もパッチアンテナ1に
対してGNDべたパターンとして作用し、GNDべたパ
ターンとして作用する部分の面積が大きくなる。
【0026】このため、携帯電話機が開かれた状態と閉
じられた状態とを比較すると、開かれた状態が図3
(a)に示す状態に相当し、閉じられた状態が図3
(b)に示す状態に相当する。つまり、携帯電話機が開
かれた状態では、図4の破線で示すように、−Z方向に
強い指向性を示し、閉じられた状態では、図4の実線で
示すように、+Z方向に強い指向性を示す。従って、パ
ッチアンテナ1の指向性は、携帯電話機が開かれた状態
では、表示部11の表示面側、即ち基板5の実装面の裏
面側に対して比較的強くなり、閉じられた状態では、表
示部11の表示面側に対して弱くなり、つまりアンテナ
の利得が小さくなる。このため、携帯電話機が閉じられ
た状態では、無線通信用アンテナ13と通話用アンテナ
14とが近接するものの、これらのアンテナ間での相互
干渉が抑制される。
【0027】また、本実施例の表示部11の筐体内に
は、2種類のマッチング回路が設けられている。図5は
第1の実施例に設けられたマッチング回路を示すブロッ
ク図である。GNDべたパターンの面積を変化させた場
合、一般にアンテナのマッチング特性が変化する。本実
施例においては、アンテナ13とRFフロントエンド回
路21との間に2種類のマッチング回路22及び23を
互いに並列に接続し、携帯電話機の開閉に応じて、選択
スイッチ24a及び24bにより、いずれかのマッチン
グ回路を介してアンテナ13とRFフロントエンド回路
21とを接続させる。具体的には、マッチング回路22
は、携帯電話機が開かれている状態、即ちGNDべたパ
ターンの面積が小さい状態でアンテナマッチングがとれ
るように予め設定されており、マッチング回路23は、
携帯電話機が閉じられている状態、即ちGNDべたパタ
ーンの面積が大きい状態でアンテナマッチングがとれる
ように予め設定されている。そして、選択スイッチ24
a及び24bは、携帯電話機が開かれている状態では、
マッチング回路22が選択され、携帯電話機が閉じられ
ている状態では、マッチング回路23が選択されるよう
に制御される。このような構成とすることにより、簡単
にアンテナとのマッチングを最良に保つことができる。
【0028】なお、図1では、説明の便宜上、GNDべ
たパターン2とべたパターン3とが細い線を介して接続
されているが、アンテナの特性を左右するために、太い
パターンでの接続が好ましい。
【0029】また、スイッチ4の開閉の制御について
は、上述のようにセンサ等に接続して電気的に制御する
方法の他、機械的に制御してもよく、特に限定されるも
のではない。
【0030】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図6は本発明の第2の実施例に係る折り畳み式携
帯電話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【0031】第2の実施例においては、基板5上にべた
パターン3がGNDべたパターン2を取り囲むようにし
て形成されている。そして、第1の実施例と同様に、G
NDべたパターン2とべたパターン3との間にスイッチ
4が接続されている。
【0032】このような構成の第2の実施例によって
も、携帯電話機の開閉に応じてスイッチ4のオン/オフ
が切り替えられ、パッチアンテナ1の指向性が変化す
る。この結果、携帯電話機が閉じられた状態でも、無線
通信用アンテナ13と通話用アンテナ14との間の干渉
が緩和される。
【0033】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図7は本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携
帯電話機用アンテナの構成を示す模式図であって、
(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示し、
(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示す。
【0034】第3の実施例には、第1及び第2の実施例
で設けられているべたパターン2が設けられておらず、
その代わりにGNDべたパターン3の上方を移動可能な
板金6が設けられている。板金6は、例えばGNDべた
パターン3に電気的に接続されており、その電位はGN
Dレベルにある。また、板金6は、図7(a)及び
(b)に示すように、携帯電話機の開閉に応じてGND
べたパターン2の露出面積を変化させ、携帯電話機が開
かれているときの露出面積を閉じられているときの露出
面積よりも小さくする。
【0035】この結果、板金6がパッチアンテナ1に対
してGNDべたパターンとして作用すると共に、GND
べたパターン2のうち、パッチアンテナ1に対してGN
Dべたパターンとして作用する部分の面積が変化するた
め、第1及び第2の実施例と同様の効果が得られる。
【0036】次に、板金3を移動させる機械的な構造に
ついて説明する。図8及び図9は、夫々本発明の第3の
実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナの機械的
構造を示す断面図及び側面図である。
【0037】板金6は、導電性の板ばね7を介して基板
5上のGNDべたパターン2に接続され、GND面を構
成する。また、板金6は基板5に固定されたガイドレー
ル8に倣ってスライド可能となっている。つまり、ガイ
ドレール8が板金6を案内する。更に、図示しないが、
板金6を機械的に移動させる装置が設けられている。
【0038】このような構造により、板金6には安定し
たGND面を確保した状態で、GNDべたパターンの面
積を拡大又は縮小することが可能となる。
【0039】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。第4の実施例では、放射パターンではなくアンテ
ナの偏波を変化させることにより、アンテナ間の相互干
渉を抑制する。図10は本発明の第4の実施例に係る折
り畳み式携帯電話機を示す模式図であり、図11は第4
の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装
された無線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話機用ア
ンテナ)の構成を示す模式図である。
【0040】第4の実施例においては、表示部11の基
板5上に、例えばモノポールアンテナ又はChip C
eramic型アンテナ等の水平及び垂直の偏波特性を
持つエレメント型アンテナ13a及び13bが無線通信
用アンテナとして配置されている。エレメント型アンテ
ナ13aは、操作部12の筐体内の通話用アンテナ14
と平行に配置され、エレメント型アンテナ13bは、通
話用アンテナ14及びエレメント型アンテナ13aに対
して垂直に配置されている。また、エレメント型アンテ
ナ13a及び13bに接続されたアンテナ切替器16が
基板5上に設けられている。アンテナ切替器16は、携
帯電話機の開閉の状態に応じて、信号の送受信が可能な
アンテナをエレメント型アンテナ13a及び13bから
選択する。具体的には、携帯電話機が開いている状態で
は、エレメント型アンテナ13aを選択し、閉じられて
いる状態では、エレメント型アンテナ13bを選択す
る。なお、これらの実装の際には、基板5がエレメント
型アンテナ13a及び13bよりも表示部11の表示面
側に配置される。つまり、表示面から見ると、エレメン
ト型アンテナ13a及び13bは基板5の裏側に位置す
ることになる。
【0041】次に、上述のように構成された第4の実施
例の動作について説明する。図12は携帯電話機の開閉
と送受信可能なアンテナの位置との関係を示す模式図で
あって、(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示
し、(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示
す。
【0042】携帯電話機が開かれた状態では、図12
(a)に示すように、アンテナ切替器16は送受信可能
なアンテナとしてエレメント型アンテナ13aを選択す
る。従って、送受信が可能な2つのアンテナ13a及び
14は、表示部11及びキー操作部12の各両端に位置
する。つまり、物理的に距離が離れているため、互いの
干渉は極めて小さい。
【0043】一方、携帯電話機が閉じられた状態では、
図12(b)に示すように、送受信が可能な2つのアン
テナ13b及び14が互いに近接した状態となるが、各
アンテナが延びる方向が90度交差し、偏波面が90度
ずれるため、互いのアンテナの干渉が抑制される。
【0044】このような第4の実施例によれば、無線通
信用アンテナと通話用アンテナ13との相互干渉を抑制
することができると共に、マッチング回路を設けなくて
も、適切なマッチング特性を得ることができる。
【0045】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図13は本発明の第5の実施例に係る折り畳み式
携帯電話機を示す模式図であり、図14は第5の実施例
に係る折り畳み式携帯電話機用アンテナに実装された無
線通信用アンテナ(折り畳み式携帯電話機用アンテナ)
の構成を示す模式図である。
【0046】第5の実施例においては、表示部11の基
板5上に、第4の実施例と同様のエレメント型アンテナ
13cが無線通信用アンテナとして配置されている。ま
た、基板5上には、エレメント型アンテナ13cの向き
を変えることができる可動部17が設けられている。可
動部17は、携帯電話機が開いている状態では、エレメ
ント型アンテナ13cを、操作部12内の通話用アンテ
ナ14に平行に配置させ、閉じられている状態では、通
話用アンテナ14に垂直に配置させる。なお、これらの
実装の際には、基板5がエレメント型アンテナ13cよ
りも表示部11の表示面側に配置される。つまり、表示
面から見ると、エレメント型アンテナ13cは基板5の
裏側に位置することになる。
【0047】次に、上述のように構成された第5の実施
例の動作について説明する。
【0048】携帯電話機が開かれた状態では、図14の
実線で示すように、可動部17はエレメント型アンテナ
13cを通話用アンテナ14に平行に配置させる。従っ
て、2つのアンテナ13c及び14は、表示部11及び
キー操作部12の各両端に位置する。つまり、物理的に
距離が離れているため、互いの干渉は極めて小さい。
【0049】一方、携帯電話機が閉じられた状態では、
図14の破線で示すように、可動部17はエレメント型
アンテナ13cを通話用アンテナ14に垂直に配置させ
る。従って、2つのアンテナ13c及び14が互いに近
接した状態となるが、各アンテナが延びる方向が90度
交差し、偏波面が90度ずれるため、互いのアンテナの
干渉が抑制される。
【0050】このような第5の実施例によれば、第4の
実施例と同様の効果が得られる。
【0051】なお、エレメント型アンテナ13cの移動
方法については、センサを用いて電気的に行ってもよ
く、機械的に行ってもよく、特に限定されるものではな
い。
【0052】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。図15は第6の実施例における携帯電話機の開閉
とアンテナの位置との関係を示す模式図であって、
(a)は携帯電話機が開かれたときの状態を示し、
(b)は携帯電話機が閉じられたときの状態を示す。
【0053】第6の実施例においては、表示部11の筐
体内に、操作部12の筐体内の通話用アンテナ14に垂
直にエレメント型アンテナ13dが設けられている。
【0054】このような第6の実施例によれば、携帯電
話機が開かれた状態でも、十分に相互干渉を抑制するこ
とができ、かつ、アンテナの通信に良好な特性が得られ
る場合は、第5の実施例と比較すると、部品点数を削減
でき、コストを低減することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
折り畳み式携帯電話機用アンテナの開閉に応じてアンテ
ナ部材の指向性を変化させることができるため、指向性
を適切に調整することにより、他のアンテナとの間の相
互干渉を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る折り畳み式携帯電
話機を示す模式図である。
【図2】第1の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用ア
ンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す模
式図である。
【図3】(a)はパッチアンテナに接続されたGNDべ
たパターンが比較的狭い状態を示す模式図、(b)はG
NDべたパターンが比較的広い状態を示す模式図であ
る。
【図4】パッチアンテナの指向性を示すグラフ図であ
る。
【図5】第1の実施例に設けられたマッチング回路を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る折り畳み式携帯電
話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電
話機用アンテナの構成を示す模式図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電
話機用アンテナの機械的構造を示す断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る折り畳み式携帯電
話機用アンテナの機械的構造を示す側面図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る折り畳み式携帯
電話機を示す模式図である。
【図11】第4の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用
アンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す
模式図である。
【図12】携帯電話機の開閉と送受信可能なアンテナの
位置との関係を示す模式図である。
【図13】本発明の第5の実施例に係る折り畳み式携帯
電話機を示す模式図である。
【図14】第5の実施例に係る折り畳み式携帯電話機用
アンテナに実装された無線通信用アンテナの構成を示す
模式図である。
【図15】第6の実施例における携帯電話機の開閉とア
ンテナの位置との関係を示す模式図である。
【図16】従来の折り畳み式携帯電話機を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1、1a;パッチアンテナ 2、2a、2b;GNDべたパターン 3;べたパターン 4;スイッチ 5、5a;基板 6;板金 7;板ばね 8;ガイドレール 11、111;表示部 12、112;操作部 13、13a、13b、13c、13d、113;無線
通信用アンテナ 14、114;通話用アンテナ 15、115;連結部 16;アンテナ切替器 17;可動部 21;RFフロントエンド回路 22、23;マッチング回路 24a、24b;選択スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 1/00 A 5K027 1/02 1/02 C 5K067 1/725 1/725 H04Q 7/32 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5J021 AA02 AA03 AA12 AA13 AB02 AB06 CA04 CA06 DA01 DA06 DB02 DB05 EA01 FA31 GA02 GA03 HA10 JA03 JA05 5J045 AA03 AA05 AA11 AA21 DA10 NA03 5J046 AA04 AB06 AB13 DA08 5J047 AA04 AB06 AB13 5K023 AA07 BB06 DD08 LL01 LL05 5K027 AA11 BB03 MM04 5K067 AA03 BB04 KK01 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み式携帯電話機に内蔵される折り
    畳み式携帯電話機用アンテナにおいて、信号の送受信を
    行うアンテナ部材と、前記折り畳み式携帯電話機の開閉
    に応じて前記アンテナ部材の指向性を変化させる指向性
    変化手段と、を有することを特徴とする折り畳み式携帯
    電話機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記指向性変化手段は、前記アンテナ部
    材に接続された接地パターンと、この接地パターンに接
    続されたスイッチと、このスイッチにより前記折り畳み
    式携帯電話機の開閉に応じて前記接地パターンとの間の
    導通/非導通が制御されるパターンと、を有することを
    特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話機用ア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 前記指向性変化手段は、前記アンテナ部
    材に接続された接地パターンと、この接地パターンに接
    続されその表面が前記接地パターンに平行な板金と、前
    記接地パターンに垂直な方向から見たときの前記接地パ
    ターン及び板金の面積の総計を前記折り畳み式携帯電話
    機の開閉に応じて変化させる面積変化手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話
    機用アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記面積変化手段は、前記板金を案内す
    る案内部材と、前記接地パターン及び板金に接する導電
    性板ばねと、前記板金を前記折り畳み式携帯電話機の開
    閉に応じて移動させる移動手段と、を有することを特徴
    とする請求項3に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテ
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記指向性変化手段は、前記アンテナ部
    材の偏波面を前記折り畳み式携帯電話機の開閉に応じて
    変化させる偏波面変化手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載の折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記偏波面変化手段は、前記折り畳み式
    携帯電話機が開かれたときの偏波面と閉じられたときの
    偏波面とを交差させることを特徴とする請求項5に記載
    の折り畳み式携帯電話機用アンテナ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    折り畳み式携帯電話機用アンテナを有することを特徴と
    する折り畳み式携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記アンテナ部材の指向性に応じて設け
    られた複数個のマッチング回路と、前記複数個のマッチ
    ング回路から1個のマッチング回路を選択する選択手段
    と、を有することを特徴とする請求項7に記載の折り畳
    み式携帯電話機。
  9. 【請求項9】 第1及び第2の筐体と、前記第1及び第
    2の筐体を互いに連結する連結部と、前記第1の筐体内
    に設けられた第1のアンテナと、前記第2の筐体内に設
    けられ前記第1のアンテナとは異なる種類の信号の送受
    信を行う第2のアンテナと、を有する折り畳み式携帯電
    話機において、閉じられた状態で前記第1及び第2のア
    ンテナの偏波面が互いに交差することを特徴とする折り
    畳み式携帯電話機。
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