JP4447446B2 - 折畳式携帯無線装置 - Google Patents

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本発明は、高いアンテナ性能を有する折畳式携帯無線装置に関する。
近時、携帯電話機の普及は著しいものがあり、特に上下の筐体をヒンジ部で連結させて開閉自在とした折畳式携帯電話機が広く普及している。この折畳式携帯電話機は、開いて使用するとき(「開状態」)には大型の表示画面を視認できるという利便性と、閉じて使用するとき(「閉状態」)にはコンパクトな形状で収納できるという携帯容易性の2つの利点を備えている。
ところで、このような折畳式携帯電話機の筐体内部に内蔵するアンテナとしては、例えば、特許文献1又は2に開示しているような、上部筐体の内部にアンテナ素子を配設し、ヒンジ部内を通る給電線を介してこのアンテナ素子に給電する構成のものが知られている。
また、携帯電話機に複数のアンテナを設け、より性能の良い方のアンテナを適宜選択できるものも知られている。このような複数のアンテナの切換方法としては、例えば、特許文献3に開示されているように、無線回路と接続されていないアンテナを一定のインピーダンスを有する終端回路と接続することによって、無線回路と接続されているアンテナとの電磁結合を減らし、高いアンテナ性能を得るようにしたものが知られている。
ここで、従来の折畳式携帯電話機の構成について、図12及び図13を参照しながら説明する。なお、図12は筐体を開いた状態を示し、図13は筐体を閉じた状態を示す。
この折畳式携帯電話機は、図12及び図13に示すように、第1筐体(上部筐体)101及び第2筐体(下部筐体)102と、この第1筐体101及び第2筐体102を回動可能に連結するとともに、金属フレーム107に電気的に接続した導電性金属からなるヒンジ部103との他に、「第1アンテナ素子104」と、「第2アンテナ素子105」と、第1、第2筐体101、102が開いたことを検出する筐体開閉検出手段106などを備えている。
このうち、第1アンテナ素子104は、ヒンジ部103と第2筐体102に設けた回路基板108を電気的に接続する第1給電用金具109からなる「上側素子」と、第2筐体102の内部に配置した前述の回路基板108からなる「下側素子」とでダイポールアンテナを構成する。
この携帯電話機では、筐体が開いたことを筐体開閉検出手段106が検出した場合、例えば、図12に示すように、アンテナ切換回路110が、第1整合回路111と無線回路112を接続するとともに、第2整合回路113と(第5)終端回路114を接続する。また、この状態では、第1アンテナ素子104と第2アンテナ素子105の電磁結合が弱くなるように、(第5)終端回路114のインピーダンスが調整されている。
一方、筐体が閉じたことを筐体開閉検出手段106が検出した場合、例えば、図13に示すように、アンテナ切換回路110が、第1整合回路111と(第6)終端回路115を接続するとともに、第2整合回路113と無線回路112を接続する。また、この状態では、第1アンテナ素子104と第2アンテナ素子105の相互結合が弱くなるように、(第6)終端回路のインピーダンスが調整されている。このように、第1アンテナ素子104と第2アンテナ素子105の相互結合を弱くすることで、高いアンテナ性能が得られるものである。
特開2001−156898号公報 特開2002−335180号公報 特開平9−223993号公報
しかしながら、上記した従来の折畳式携帯電話機にあっては、筐体を開いた状態では、第1筐体と第2筐体がダイポールアンテナとして動作するため、主偏波は筐体の長手方向と平行となる。一方、使用者がこの折畳式携帯電話機を手で保持し、耳と口に近接若しくは密着して使用する通話状態のとき、折畳式携帯電話機は、一般に、長手方向が鉛直方向から約60°傾いて使用する場合が多く、主偏波も鉛直方向から約60°前後傾く。そのため、主偏波が鉛直である折畳式携帯電話機の基地局の到来波と約60°前後異なり、高いアンテナ性能が得られないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、特に内蔵アンテナにおいて、従来のアンテナ切換回路を用いて複数のアンテナに同時に給電することで、低コストで高いアンテナ性能が得られる折畳式携帯無線装置を提供することを目的とする。
本発明の折畳式携帯無線装置は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1、第2筐体を回動自在に連結したヒンジ部と、前記第1筐体に設けた第1アンテナ素子と、前記第2筐体に設けた第2アンテナ素子と、前記第2筐体内部に設けた、グランドパターンを有する回路基板とを備え、前記ヒンジ部は、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを回動可能に連結すると共に電気的に接続する連結部とを有し、前記第1ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第1筐体において前記第1アンテナ素子の前記ヒンジ部寄りの端部と電気的に接続し、前記第2ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第2筐体において前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置して前記第2筐体内に設けた第1給電部と電気的に接続し、前記第2アンテナ素子は、前記第2筐体内に設けた第2給電部と電気的に接続し、前記第1給電部及び前記第2給電部と前記第2筐体内に設けた無線回路との接続状態を切り換えるアンテナ切換回路を備えることを特徴としている。この構成により、筐体が開いた状態において、従来のアンテナ切換回路を用いて複数のアンテナに同時に給電することで、低コストで高いアンテナ性能が得られる。
また、本発明の折畳式携帯無線装置は、前記第1、第2筐体の開閉を検出する筐体開閉検出手段を備え、前記アンテナ切換回路は、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記第2給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1、第2筐体が閉じていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第2給電部と前記無線回路とを接続するように構成しことを特徴としている。この構成により、筐体を開くと、高いアンテナ性能が自動的に設定できる。
また、本発明の折畳式携帯無線装置は、少なくとも通話状態と操作状態を検出する使用形態検出手段を備え、前記アンテナ切換回路は、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに通話状態であることを前記使用形態検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記第2給電部とを接続するとともに前記無線回路に接続し、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに操作状態であることを前記使用形態検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1、第2筐体が閉じていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第2給電部と前記無線回路とを接続するように構成したことを特徴としている。この構成により、通話状態において、従来のアンテナ切換回路を用いて複数のアンテナに同時に給電することで、低コストで高いアンテナ性能が得られる。
また、本発明の折畳式携帯無線装置は、無線周波数を検出する無線周波数検出手段を備え、前記アンテナ切換回路は、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第1周波数であることを前記無線周波数検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記第2給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第2周波数であることを前記使用形態検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1筐体と前記第2筐体が閉じていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第2給電部と前記無線回路とを接続するように構成したことを特徴としている。この構成により、第1周波数において、従来のアンテナ切換回路を用いて複数のアンテナに同時に給電することで、低コストで高いアンテナ性能が得られる。
本発明によれば、薄型化された筐体において、従来のアンテナ切換回路を用いて複数のアンテナを同時に給電することができ、低コストで高いアンテナ性能を確保することができる折畳式携帯無線装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の折畳式携帯無線装置の第1の実施形態に係る折畳式携帯無線機を示すものであり、この折畳式携帯無線機は、ヒンジ部3で開閉自在に連結された第1筐体(これを「上部筐体」とよぶ)1と第2筐体(これを「下部筐体」とよぶ)2で構成されており、筐体部分が開いた「開状態」と閉じた「閉状態」を後述する筐体開閉検出手段6で検出するようになっている。なお、上部筐体1のケース1Aと下部筐体2のケース2Aは、絶縁体である樹脂成型品により構成している。
上部筐体1には第1アンテナ素子4を備えるとともに、下部筐体2にはグランドパターンを有する回路基板21と第2アンテナ素子5とを備える。このうち、第1アンテナ素子4及び第2アンテナ素子5の具体的な構成は、後述する。回路基板21は、折畳式携帯無線機の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面に回路の接地電位となるグランドパターンが形成されている。また、回路基板21には、無線回路22及びアンテナ切換回路23Aを有する。アンテナ切換回路23Aは、第1給電部(図略)及び第2給電部(図略)と無線回路22との接続状態を切り換える。
ヒンジ部3は、第1筐体1に設けた第1ヒンジ部(ヒンジ金具31で構成)及び第2筐体2に設けた第2ヒンジ部(第1給電金具34で構成)と、第1ヒンジ部と第2ヒンジ部とを回動可能に連結すると共に電気的に接続する連結部(円柱導体32、回転軸33で構成)とを有する。このうち、第1ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに第1アンテナ素子4のヒンジ部3寄りの端部と電気的に接続している。一方、第2ヒンジ部は、導電性の金属で形成し、第2筐体2に回路基板21上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置するとともに前述の第1給電部を備えている。
次に、第1アンテナ素子4の具体的な構成について説明する。
上部筐体1の+X側の面、すなわち一般に表示部(図略)が配置される面には、金属フレーム11が装着されている。
この金属フレーム11には、一般に、高い導電性を有し、かつ、軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金が用いられる。これにより、上部筐体1が薄型形状であっても一定の強度を確保するとともに、金属フレーム11が第1アンテナ素子4としても動作する。この金属フレーム11の長辺の長さL1は、本実施形態では90mm程度である。また、この金属フレーム11は、ヒンジ金具31とともに取り付けネジ31Aによって上部筐体1に取り付けることにより、金属フレーム11とヒンジ金具31とが電気的に接続されるとともに、上部筐体1とヒンジ金具31とが機械的に固定される(図1(B)参照)。
一方、ヒンジ金具31には、円柱導体32が接続されている。この円柱導体32は、導電性材料によって円柱状に形成されたものであり、この円柱導体32とヒンジ金具31とは、機械的かつ電気的に接続されている。この円柱導体32は、一端側が樹脂材料による成型品で構成された支持軸35を介して下部筐体2に回動可能に支持されている。さらに、この円柱導体32には、多端側に回転軸33が機械的かつ電気的に接続される(図1(A)参照)。
この回転軸33は、第1給電金具34によって、例えばベアリング構造によって回動可能に支持されており、この第1給電金具34との間が電気的に導通されている。
第1給電金具34は、下部筐体2の内部に配置された回路基板21上の第1整合回路24に、例えばバネ接触や半田付けにより接続される。一方、第1整合回路24はアンテナ切換回路23Aに接続される。
ヒンジ部3がこのように構成されることで、上部筐体1が回動可能に支持されるともに、金属フレーム11から第1給電金具34までが電気的に導通されることなる。また、例えば長さL1が90mm程度の金属フレーム11が、ヒンジ部3を介して第1整合回路24から給電されることになり、長さL3が90mm程度の回路基板21と長さL2が110mm程度のヒンジ部3及び金属フレーム11とが一種のダイポールアンテナとして動作し、主偏波はX−Z面と平行になる。
次に、第2アンテナ素子5の具体的な構成について説明する。
この第2アンテナ素子5には、アンテナ素子本体51と第2給電部(図略)とを備えており、モノポールアンテナとして動作し、主偏波はX−Y平面と平行になる。このうち、アンテナ素子本体51は、無線周波数の半波長程度の電気長を持つ素子であって、下部筐体2のZ方向端部においてY軸方向に略水平に配置されており、一端を第2給電金具36と例えばバネ接触や半田付けにより接続されるとともに他端は開放される。第2給電金具36は、下部筐体2の内部に配置された回路基板21上の第2整合回路25に、例えばバネ接触や半田付けにより接続される。一方、第2整合回路25は、アンテナ切換回路23Aに接続される。
アンテナ切換回路23Aは、GaAsICなどで構成されており、複数のアンテナ接続用の端子と、複数の終端接続用の端子と、無線回路接続用の端子とを有する構成となっている。本構成において、アンテナ切換回路23Aには、第1整合回路24と、第2整合回路25と、終端回路26と、結合回路27と、無線回路22が接続されており、筐体開閉検出手段6の検出結果によって切換制御される。終端回路26は、第1アンテナ素子4と接続した状態で、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5の相互結合が弱くなるように、終端回路26のインピーダンスが調整されるものであり、リアクタンス素子又は抵抗などから構成されており、一定のインピーダンスを保有し、アンテナ切換回路23Aと回路基板21のグランドパターンに接続される。結合回路27は、リアクタンス素子やカプラーや位相回路などから構成されており、アンテナ切換回路23Aと無線回路22に接続される。
筐体開閉検出手段6は、回路基板21に配置したホール素子6Aと金属シャーシ11の一部を切り欠いて配置した永久磁石6Bで構成されているとともに、筐体が閉じた場合にそれぞれが対向するよう配置されており、ホール素子6Aによって永久磁石6Bから生じる磁界を検出し、アンテナ切換回路23Aに通知するものである。無線回路22は、携帯無線機の送信及び受信機能を有するものであり、回路基板21上に実装されており、その送受信入出力がアンテナ切換回路23Aに接続される。
図3は、通話状態を示す図であり、使用者が折畳式携帯無線機を開いた状態で右手Hに持ち、右耳Eにあてがっている状態である。折畳式携帯無線機の長手方向(Z軸方向)と鉛直面との角度は、一般に、60°程度である。陸上移動通信においては、垂直偏波を主とした多重波環境における一般的な交差偏波電力比は4〜9dBであり、到来波の垂直偏波の電力が水平偏波の電力より4〜9dB高いことが知られている。
次に、本実施形態に係る折畳式携帯無線機の動作について説明する。
初めに、筐体開閉検出手段6にて、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態を検出する。筐体の開閉は、筐体を開いた状態と筐体を閉じた状態で永久磁石6Bとホール素子6Aの距離が異なることを利用し、ホール素子6Aで検出される磁界差によって開閉状態を検出する。
次に、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態に応じたアンテナ切換回路23Aの切換動作を行う。
(i)筐体開閉検出手段6において筐体が開いたことを検出した場合、
図1に示すように、アンテナ切換回路23Aは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2アンテナ素子5が結合回路27を通して無線回路22と接続される。つまり、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とを無線回路22に接続した状態となる。そのため、結合回路27は、図3に示すように、使用者が折畳式携帯無線機を手で保持する通話状態において、高いアンテナ性能を得られるように、結合量、インピーダンス或いは位相を調整する。
このように、主偏波の異なる第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に励振することで、図3の通話状態における本実施形態の折畳式携帯無線機のアンテナの主偏波が鉛直となり、高いアンテナ性能を確保できる。
(ii)一方、筐体開閉検出手段6において筐体が閉じたことを検出した場合、
図2に示すように、アンテナ切換回路23Aは、第1整合回路24と終端回路26を接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ところが、筐体を閉じた状態では、図2(B)に示すように、金属フレーム11と回路基板21が密着してしまうため、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。そこで、本実施形態では、この状態の場合、高いアンテナ性能を有する第2アンテナ素子5のみ無線回路22に接続し、筐体を閉じた状態で高いアンテナ性能を確保できない第1アンテナ素子4と無線回路22を、アンテナ切換回路23Aにより切り離すことで、高いアンテナ性能が確保できる。
以上説明したように、本実施形態に係る折畳式携帯無線機によれば、筐体の開閉状態を検出し、筐体が開いた状態では従来のアンテナ切換回路23Aの終端接続端子を用いて、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を無線回路22に接続することで、高いアンテナ性能を確保することができる。なお、第2アンテナ素子5は給電素子の形状や配置位置にこだわらず、X−Y面と平行な偏波を有するアンテナであれば良い。
なお、筐体開閉検出手段6は、永久磁石6Bとホール素子6Aを用いた検出手段にこだわらず、筐体の開閉を検出できるものであれば良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係る第2の実施形態の折畳式携帯無線機について、図4ないし図7を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態の折畳式携帯無線機は、第1の実施形態と異なり、図4ないし図6に示すように、終端回路26の替わりに、第1終端回路26A及び第2終端回路26Bと、使用形態検出手段28とを備えている。
このうち、第2終端回路26Bは、リアクタンス素子或いは抵抗などから構成されており、一定のインピーダンスを保有し、アンテナ切換回路23Bと回路基板21のグランドパターンに接続される。なお、本実施形態のアンテナ切換回路23Bは、第1の実施形態と同様に、GaAsICなどで構成されており、複数のアンテナ接続端子と複数の終端接続端子と無線回路接続端子を有する構成となっている。また、本構成のアンテナ切換回路23Bでは、第1整合回路24と第2整合回路25が接続されているとともに、終端接続端子には第1終端回路26Aと第2終端回路26Bと結合回路27が接続されており、筐体開閉検出手段6と使用形態検出手段28の検出結果によって切換制御される。
一方、使用形態検出手段28は、本実施形態の折畳式携帯無線機の使用状態が、図3に示すように折畳式携帯無線機を手で保持する「通話状態」か、図7に示すように手で保持して電子メール操作やインターネット接続動作などを行っている「操作状態」かを判別する。なお、この図7に示す操作状態では、一般に、使用者が携帯無線機を開いた状態で右手Hに持ち、正面に構えている。この場合、折畳式携帯無線機の長手方向(Z軸方向)と鉛直面との角度は45°程度である。
次に、本実施形態に係る折畳式携帯無線機の動作について説明する。
初めに、使用形態検出手段28は、使用者の使用形態が、図3に示すように携帯無線機を手で保持する通話状態か、図7に示すように手で保持して電子メール操作やインターネット接続動作などを行っている操作状態かを、例えば使用者のキー操作によって判別する。即ち、使用者が通話発呼キーや通話着呼キーを押下した場合には操作状態から通話状態に移行したことを検出し、通話終話キーを押下した場合には通話状態から操作状態に移行したことを検出する。
次に、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態に応じてアンテナ切換回路23Bが切換動作を行う。このアンテナ切換回路23Bは、筐体開閉検出手段6と使用形態検出手段28の検出結果によって、切換制御を行う。
(i)筐体開閉検出手段27と使用形態検出手段28において、筐体が開き、かつ通話状態であることを検出した場合、
この場合、図4に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2整合回路25が結合回路27を通して無線回路22と接続される。つまり、M−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とが、無線回路22に接続された状態となる。ここで、結合回路27は、図3に示すように、使用者が携帯無線機を手で保持する通話状態において、高いアンテナ性能を得られるように、結合量ないしインピーダンスないし位相を調整する。
(ii)次に、筐体開閉検出手段27と使用形態検出手段28が、筐体が開き、かつ操作状態であることを検出した場合、
この場合、図5に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と第2終端回路26Bを、それぞれ接続する。この状態では、使用者は、図7に示すように、折畳式携帯無線機を人体正面に構えメール操作やインターネットを操作する使用状態である、そのため、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4と基地局との偏波が一致し、X−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5と基地局の偏波は直交する。したがって、アンテナ切換回路23Bの制御により、第1アンテナ素子4のみを無線回路22と接続する。なお、第2終端回路26Bは、第2アンテナ素子5と接続された状態でアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス調整されている。
(iii)次に、筐体開閉検出手段6において、筐体が閉じたことを検出した場合、
この場合、図6に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と第1終端回路26Aを接続するとともに、第2整合回路25と無線回路22を接続する。ここで、筐体を閉じた状態のときには、同図(B)に示すように、金属フレーム11と回路基板21がほぼ密着してしまう。このため、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。したがって、この筐体を閉じた状態のときには、筐体を閉じた状態でも高いアンテナ性能を確保できる第2アンテナ素子5が無線回路22に接続される。
以上説明したように、本実施形態に係る折畳式携帯無線機によれば、使用者の使用状態を検出し、通話状態のときにはアンテナ切換回路23Bの終端接続用の端子を制御して、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に無線回路22に接続することで、高いアンテナ性能を確保することができる。
なお、使用形態検出手段28としては、使用者のキー操作により使用状態を検出するものにこだわらず、この使用状態を検出できる適宜の手段であれば良い。例えば、筐体の傾きを角度センサーで検出し、使用状態を検出する方法などであってもよい。また、アンテナ切換回路23Bは、第1の実施形態のアンテナ切換回路23AとSPDT(single-pole double-throw)スイッチを組み合わせたものでもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明に係る第3の実施形態の折畳式携帯無線機について、図8ないし図11を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態の折畳式携帯無線機は、第1の実施形態と異なり、図8ないし図11に示すように、終端回路26の替わりに、第1終端回路26C、第2終端回路26D及び第3終端回路26Eと、無線周波数検出手段29とを備えている。
第1終端回路26C〜第3終端回路26Eは、それぞれ、リアクタンス素子又は抵抗などから構成されており、一定のインピーダンスを保有し、アンテナ切換回路23Cと回路基板21のグランドパターンに接続される。
無線周波数検出手段29は、無線回路22の無線周波数を検出するものである。ここでは、本実施形態の折畳式携帯無線機が対応する無線周波数帯を、第1周波数帯(例えば2GHz帯)と第2周波数帯(例えば800MHz帯)とする。無線周波数検出手段29において、周波数を検出する方法としては、無線回路22に内蔵されている図示外の発振部への制御信号を検出し、周波数を推定する方法や、第1周波数帯と第2周波数帯によって複数の無線回路を使用している場合には、その切換信号から推定する方法がある。
ここで、第2アンテナ素子5の第1周波数帯と第2周波数帯の主偏波方向について述べる。
第2アンテナ5のアンテナ素子本体51は、本実施形態の場合、第1周波数帯の約半波長を持つ素子であり、第1周波数帯においてアンテナ電流はアンテナ素子本体51上であるY軸方向に集中して流れ、回路基板21上のZ軸方向のアンテナ電流は少なくなる。したがって、第1周波数帯において、主偏波はX−Y面と平行な偏波となる。一方、第2周波数帯において、アンテナ素子本体51は、第2周波数帯の0.2波長程度の素子長と半波長以下となるため、アンテナ電流はアンテナ素子本体51よりも回路基板21に形成されたグランドパターン上をZ軸方向に集中して流れることとなり、アンテナ素子本体51のY軸方向のアンテナ電流は少なくなる。したがって、第2周波数帯において、主偏波方向はX−Z方向となり、第1アンテナ素子4の主偏波方向と同一となる。
次に、本実施形態に係る折畳式携帯無線機の動作を説明する。
アンテナ切換回路23Cは、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29の検出結果によって切換制御を行う。
即ち、(i)筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が開き、かつ、第1周波数であることを検出した場合、
図8に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2整合回路25が結合回路27を通して無線回路22と一定のインピーダンスを介して接続される。つまり、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とを無線回路22に接続した状態となる。そのため、結合回路27は、図3に示すような使用者が携帯無線機を手で保持する通話状態において高いアンテナ性能を得られるように、結合量、インピーダンス或いは位相を調整されている。このように、主偏波の異なる第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に励振することで、図3の通話状態における本実施形態の折畳式携帯無線機のアンテナの主偏波が、地面に対して垂直となるため、高いアンテナ性能を確保できる。
(ii)次に、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が開き、かつ、第2周波数であることを検出した場合、
図9に示すように、アンテナ切換回路23Cは第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と第3終端回路26Eを、それぞれ接続する。ここで、第2周波数においては、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5の主偏波方向は同一であるため、アンテナとしての実効体積が大きくアンテナ利得が高い第1アンテナ素子4を選択する。また、第3終端回路26Eは、この状態でアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス調整されている。
(iii)次に、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が閉じて第1周波数であることを検出した場合、
図10に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と第2終端回路26Dを接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ところが、この筐体を閉じた状態のときには、金属フレーム11と回路基板21が密着してしまうため(同図(B)参照)、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は、放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。したがって、この状態では、筐体を閉じた場合に高いアンテナ性能を発揮する第2アンテナ素子5のみ無線回路22に接続する。
(iv)また、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が閉じて第2周波数であることを検出した場合、
図11に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と第1終端回路26Cを接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ここで、第1終端回路26Cは、この状態で第2アンテナ素子5のアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス値が調整されている。
以上説明したように、本実施形態の折畳式携帯無線機によれば、例えば筐体を開いて通話するような使用状態のときに、使用無線周波数を検出し、第1周波数ではアンテナ切換回路23Cの終端接続用の端子を制御して第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に無線回路22に接続することで、高いアンテナ性能を確保することができる。なお、無線周波数検出手段29は、本実施形態の周波数検出方法にこだわらず、無線周波数を検出できる適宜の手段であれば良い。また、アンテナ切換回路23Cは、第1の実施形態のアンテナ切換回路23AとSPDT(single-pole double-throw)スイッチを組み合わせたものでもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の折畳式携帯無線機は、従来のアンテナ切換回路を用いて、第1アンテナ素子と第2アンテナ素子に同時に給電することができるため、低コストで高いアンテナ性能を確保することができ、特に折畳式携帯電話機において低コスト化と高い通信性能の両立ができる点で有効である。
本発明の第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の筐体を開いた状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を閉じた状態を示す構成図 使用者がその折畳式携帯無線機を手で保持する通話状態を示す説明図 本発明の第2の実施形態に係る折畳式携帯無線機を示す基本的構成図であり筐体を開きかつ通話状態の場合 本発明に係る第2実施形態の折畳式携帯無線機の筐体を開きかつ操作状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を閉じた状態を示す構成図 使用者がその折畳式携帯無線機を手で保持して電子メール操作などを行っている操作状態を示す説明図 本発明に係る第3実施形態の折畳式携帯無線機の筐体を開き、かつ、使用周波数が第1周波数のときの状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を開き、かつ、使用周波数が第2周波数のときの状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を閉じ、かつ、使用周波数が第1周波数のときの状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を閉じ、かつ、使用周波数が第2周波数のときの状態を示す構成図 従来の折畳式携帯無線機の筐体を開いた状態を示す構成図 その折畳式携帯無線機の筐体を閉じた状態を示す構成図
符号の説明
1 第1筐体(上部筐体)
11 金属シャーシ
2 第2筐体(下部筐体)
21 回路基板
22 無線回路
23A アンテナ切換回路
24 第1整合回路
25 第2整合回路
26A 第1終端回路
26B 第2終端回路
26C 第2終端回路
26D 第3終端回路
28 使用形態検出手段
27 結合回路
29 無線周波数検出手段
3 ヒンジ部
31 ヒンジ金具(第1ヒンジ部)
32 円柱導体(連結部)
33 回転軸(連結部)
34 第1給電金具(第2ヒンジ部)
35 支持軸
36 第2給電金具
4 第1アンテナ素子
5 第2アンテナ素子
51 アンテナ素子本体
6 筐体開閉検出手段
6A ホール素子
6B 永久磁石

Claims (1)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1、第2筐体を回動自在に連結したヒンジ部と、
    前記第1筐体に設けた第1アンテナ素子と、
    前記第2筐体に設けた第2アンテナ素子と、
    前記第2筐体内部に設けた、グランドパターンを有する回路基板と、
    無線周波数を検出する無線周波数検出手段と、
    前記第1、第2筐体の開閉を検出する筐体開閉検出手段と、
    を備え、
    前記ヒンジ部は、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを回動可能に連結すると共に電気的に接続する連結部と、を有し、
    前記第1ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第1筐体において前記第1アンテナ素子の前記ヒンジ部寄りの端部と電気的に接続し、
    前記第2ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第2筐体において前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置して前記第2筐体内に設けた第1給電部と電気的に接続し、
    前記第2アンテナ素子は、前記第2筐体内に設けた第2給電部と電気的に接続し、
    前記第1給電部及び前記第2給電部と前記第2筐体内に設けた無線回路との接続状態を切り換えるアンテナ切換回路を備え
    前記アンテナ切換回路は、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第1周波数であることを前記無線周波数検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記第2給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第2周波数であることを前記使用形態検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1筐体と前記第2筐体が閉じていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第2給電部と前記無線回路とを接続するように構成した折畳式携帯無線装置。
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