JP4447446B2 - 折畳式携帯無線装置 - Google Patents
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ところで、このような折畳式携帯電話機の筐体内部に内蔵するアンテナとしては、例えば、特許文献1又は2に開示しているような、上部筐体の内部にアンテナ素子を配設し、ヒンジ部内を通る給電線を介してこのアンテナ素子に給電する構成のものが知られている。
この折畳式携帯電話機は、図12及び図13に示すように、第1筐体(上部筐体)101及び第2筐体(下部筐体)102と、この第1筐体101及び第2筐体102を回動可能に連結するとともに、金属フレーム107に電気的に接続した導電性金属からなるヒンジ部103との他に、「第1アンテナ素子104」と、「第2アンテナ素子105」と、第1、第2筐体101、102が開いたことを検出する筐体開閉検出手段106などを備えている。
一方、筐体が閉じたことを筐体開閉検出手段106が検出した場合、例えば、図13に示すように、アンテナ切換回路110が、第1整合回路111と(第6)終端回路115を接続するとともに、第2整合回路113と無線回路112を接続する。また、この状態では、第1アンテナ素子104と第2アンテナ素子105の相互結合が弱くなるように、(第6)終端回路のインピーダンスが調整されている。このように、第1アンテナ素子104と第2アンテナ素子105の相互結合を弱くすることで、高いアンテナ性能が得られるものである。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の折畳式携帯無線装置の第1の実施形態に係る折畳式携帯無線機を示すものであり、この折畳式携帯無線機は、ヒンジ部3で開閉自在に連結された第1筐体(これを「上部筐体」とよぶ)1と第2筐体(これを「下部筐体」とよぶ)2で構成されており、筐体部分が開いた「開状態」と閉じた「閉状態」を後述する筐体開閉検出手段6で検出するようになっている。なお、上部筐体1のケース1Aと下部筐体2のケース2Aは、絶縁体である樹脂成型品により構成している。
上部筐体1の+X側の面、すなわち一般に表示部(図略)が配置される面には、金属フレーム11が装着されている。
この金属フレーム11には、一般に、高い導電性を有し、かつ、軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金が用いられる。これにより、上部筐体1が薄型形状であっても一定の強度を確保するとともに、金属フレーム11が第1アンテナ素子4としても動作する。この金属フレーム11の長辺の長さL1は、本実施形態では90mm程度である。また、この金属フレーム11は、ヒンジ金具31とともに取り付けネジ31Aによって上部筐体1に取り付けることにより、金属フレーム11とヒンジ金具31とが電気的に接続されるとともに、上部筐体1とヒンジ金具31とが機械的に固定される(図1(B)参照)。
一方、ヒンジ金具31には、円柱導体32が接続されている。この円柱導体32は、導電性材料によって円柱状に形成されたものであり、この円柱導体32とヒンジ金具31とは、機械的かつ電気的に接続されている。この円柱導体32は、一端側が樹脂材料による成型品で構成された支持軸35を介して下部筐体2に回動可能に支持されている。さらに、この円柱導体32には、多端側に回転軸33が機械的かつ電気的に接続される(図1(A)参照)。
この回転軸33は、第1給電金具34によって、例えばベアリング構造によって回動可能に支持されており、この第1給電金具34との間が電気的に導通されている。
第1給電金具34は、下部筐体2の内部に配置された回路基板21上の第1整合回路24に、例えばバネ接触や半田付けにより接続される。一方、第1整合回路24はアンテナ切換回路23Aに接続される。
この第2アンテナ素子5には、アンテナ素子本体51と第2給電部(図略)とを備えており、モノポールアンテナとして動作し、主偏波はX−Y平面と平行になる。このうち、アンテナ素子本体51は、無線周波数の半波長程度の電気長を持つ素子であって、下部筐体2のZ方向端部においてY軸方向に略水平に配置されており、一端を第2給電金具36と例えばバネ接触や半田付けにより接続されるとともに他端は開放される。第2給電金具36は、下部筐体2の内部に配置された回路基板21上の第2整合回路25に、例えばバネ接触や半田付けにより接続される。一方、第2整合回路25は、アンテナ切換回路23Aに接続される。
アンテナ切換回路23Aは、GaAsICなどで構成されており、複数のアンテナ接続用の端子と、複数の終端接続用の端子と、無線回路接続用の端子とを有する構成となっている。本構成において、アンテナ切換回路23Aには、第1整合回路24と、第2整合回路25と、終端回路26と、結合回路27と、無線回路22が接続されており、筐体開閉検出手段6の検出結果によって切換制御される。終端回路26は、第1アンテナ素子4と接続した状態で、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5の相互結合が弱くなるように、終端回路26のインピーダンスが調整されるものであり、リアクタンス素子又は抵抗などから構成されており、一定のインピーダンスを保有し、アンテナ切換回路23Aと回路基板21のグランドパターンに接続される。結合回路27は、リアクタンス素子やカプラーや位相回路などから構成されており、アンテナ切換回路23Aと無線回路22に接続される。
初めに、筐体開閉検出手段6にて、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態を検出する。筐体の開閉は、筐体を開いた状態と筐体を閉じた状態で永久磁石6Bとホール素子6Aの距離が異なることを利用し、ホール素子6Aで検出される磁界差によって開閉状態を検出する。
次に、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態に応じたアンテナ切換回路23Aの切換動作を行う。
(i)筐体開閉検出手段6において筐体が開いたことを検出した場合、
図1に示すように、アンテナ切換回路23Aは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2アンテナ素子5が結合回路27を通して無線回路22と接続される。つまり、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とを無線回路22に接続した状態となる。そのため、結合回路27は、図3に示すように、使用者が折畳式携帯無線機を手で保持する通話状態において、高いアンテナ性能を得られるように、結合量、インピーダンス或いは位相を調整する。
このように、主偏波の異なる第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に励振することで、図3の通話状態における本実施形態の折畳式携帯無線機のアンテナの主偏波が鉛直となり、高いアンテナ性能を確保できる。
(ii)一方、筐体開閉検出手段6において筐体が閉じたことを検出した場合、
図2に示すように、アンテナ切換回路23Aは、第1整合回路24と終端回路26を接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ところが、筐体を閉じた状態では、図2(B)に示すように、金属フレーム11と回路基板21が密着してしまうため、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。そこで、本実施形態では、この状態の場合、高いアンテナ性能を有する第2アンテナ素子5のみ無線回路22に接続し、筐体を閉じた状態で高いアンテナ性能を確保できない第1アンテナ素子4と無線回路22を、アンテナ切換回路23Aにより切り離すことで、高いアンテナ性能が確保できる。
なお、筐体開閉検出手段6は、永久磁石6Bとホール素子6Aを用いた検出手段にこだわらず、筐体の開閉を検出できるものであれば良い。
次に、本発明に係る第2の実施形態の折畳式携帯無線機について、図4ないし図7を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態の折畳式携帯無線機は、第1の実施形態と異なり、図4ないし図6に示すように、終端回路26の替わりに、第1終端回路26A及び第2終端回路26Bと、使用形態検出手段28とを備えている。
一方、使用形態検出手段28は、本実施形態の折畳式携帯無線機の使用状態が、図3に示すように折畳式携帯無線機を手で保持する「通話状態」か、図7に示すように手で保持して電子メール操作やインターネット接続動作などを行っている「操作状態」かを判別する。なお、この図7に示す操作状態では、一般に、使用者が携帯無線機を開いた状態で右手Hに持ち、正面に構えている。この場合、折畳式携帯無線機の長手方向(Z軸方向)と鉛直面との角度は45°程度である。
初めに、使用形態検出手段28は、使用者の使用形態が、図3に示すように携帯無線機を手で保持する通話状態か、図7に示すように手で保持して電子メール操作やインターネット接続動作などを行っている操作状態かを、例えば使用者のキー操作によって判別する。即ち、使用者が通話発呼キーや通話着呼キーを押下した場合には操作状態から通話状態に移行したことを検出し、通話終話キーを押下した場合には通話状態から操作状態に移行したことを検出する。
次に、上部筐体1と下部筐体2の開閉状態に応じてアンテナ切換回路23Bが切換動作を行う。このアンテナ切換回路23Bは、筐体開閉検出手段6と使用形態検出手段28の検出結果によって、切換制御を行う。
(i)筐体開閉検出手段27と使用形態検出手段28において、筐体が開き、かつ通話状態であることを検出した場合、
この場合、図4に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2整合回路25が結合回路27を通して無線回路22と接続される。つまり、M−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とが、無線回路22に接続された状態となる。ここで、結合回路27は、図3に示すように、使用者が携帯無線機を手で保持する通話状態において、高いアンテナ性能を得られるように、結合量ないしインピーダンスないし位相を調整する。
(ii)次に、筐体開閉検出手段27と使用形態検出手段28が、筐体が開き、かつ操作状態であることを検出した場合、
この場合、図5に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と第2終端回路26Bを、それぞれ接続する。この状態では、使用者は、図7に示すように、折畳式携帯無線機を人体正面に構えメール操作やインターネットを操作する使用状態である、そのため、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4と基地局との偏波が一致し、X−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5と基地局の偏波は直交する。したがって、アンテナ切換回路23Bの制御により、第1アンテナ素子4のみを無線回路22と接続する。なお、第2終端回路26Bは、第2アンテナ素子5と接続された状態でアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス調整されている。
(iii)次に、筐体開閉検出手段6において、筐体が閉じたことを検出した場合、
この場合、図6に示すように、アンテナ切換回路23Bは、第1整合回路24と第1終端回路26Aを接続するとともに、第2整合回路25と無線回路22を接続する。ここで、筐体を閉じた状態のときには、同図(B)に示すように、金属フレーム11と回路基板21がほぼ密着してしまう。このため、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。したがって、この筐体を閉じた状態のときには、筐体を閉じた状態でも高いアンテナ性能を確保できる第2アンテナ素子5が無線回路22に接続される。
なお、使用形態検出手段28としては、使用者のキー操作により使用状態を検出するものにこだわらず、この使用状態を検出できる適宜の手段であれば良い。例えば、筐体の傾きを角度センサーで検出し、使用状態を検出する方法などであってもよい。また、アンテナ切換回路23Bは、第1の実施形態のアンテナ切換回路23AとSPDT(single-pole double-throw)スイッチを組み合わせたものでもよい。
次に、本発明に係る第3の実施形態の折畳式携帯無線機について、図8ないし図11を参照しながら説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態の折畳式携帯無線機は、第1の実施形態と異なり、図8ないし図11に示すように、終端回路26の替わりに、第1終端回路26C、第2終端回路26D及び第3終端回路26Eと、無線周波数検出手段29とを備えている。
無線周波数検出手段29は、無線回路22の無線周波数を検出するものである。ここでは、本実施形態の折畳式携帯無線機が対応する無線周波数帯を、第1周波数帯(例えば2GHz帯)と第2周波数帯(例えば800MHz帯)とする。無線周波数検出手段29において、周波数を検出する方法としては、無線回路22に内蔵されている図示外の発振部への制御信号を検出し、周波数を推定する方法や、第1周波数帯と第2周波数帯によって複数の無線回路を使用している場合には、その切換信号から推定する方法がある。
第2アンテナ5のアンテナ素子本体51は、本実施形態の場合、第1周波数帯の約半波長を持つ素子であり、第1周波数帯においてアンテナ電流はアンテナ素子本体51上であるY軸方向に集中して流れ、回路基板21上のZ軸方向のアンテナ電流は少なくなる。したがって、第1周波数帯において、主偏波はX−Y面と平行な偏波となる。一方、第2周波数帯において、アンテナ素子本体51は、第2周波数帯の0.2波長程度の素子長と半波長以下となるため、アンテナ電流はアンテナ素子本体51よりも回路基板21に形成されたグランドパターン上をZ軸方向に集中して流れることとなり、アンテナ素子本体51のY軸方向のアンテナ電流は少なくなる。したがって、第2周波数帯において、主偏波方向はX−Z方向となり、第1アンテナ素子4の主偏波方向と同一となる。
アンテナ切換回路23Cは、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29の検出結果によって切換制御を行う。
即ち、(i)筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が開き、かつ、第1周波数であることを検出した場合、
図8に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と結合回路27を、それぞれ接続する。これにより、第2整合回路25が結合回路27を通して無線回路22と一定のインピーダンスを介して接続される。つまり、X−Z面と平行な偏波を有する第1アンテナ素子4とX−Y面と平行な偏波を有する第2アンテナ素子5とを無線回路22に接続した状態となる。そのため、結合回路27は、図3に示すような使用者が携帯無線機を手で保持する通話状態において高いアンテナ性能を得られるように、結合量、インピーダンス或いは位相を調整されている。このように、主偏波の異なる第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5を同時に励振することで、図3の通話状態における本実施形態の折畳式携帯無線機のアンテナの主偏波が、地面に対して垂直となるため、高いアンテナ性能を確保できる。
(ii)次に、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が開き、かつ、第2周波数であることを検出した場合、
図9に示すように、アンテナ切換回路23Cは第1整合回路24と無線回路22を、第2整合回路25と第3終端回路26Eを、それぞれ接続する。ここで、第2周波数においては、第1アンテナ素子4と第2アンテナ素子5の主偏波方向は同一であるため、アンテナとしての実効体積が大きくアンテナ利得が高い第1アンテナ素子4を選択する。また、第3終端回路26Eは、この状態でアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス調整されている。
(iii)次に、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が閉じて第1周波数であることを検出した場合、
図10に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と第2終端回路26Dを接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ところが、この筐体を閉じた状態のときには、金属フレーム11と回路基板21が密着してしまうため(同図(B)参照)、ダイポールアンテナとして動作している第1アンテナ素子4は、放射抵抗が低くなり、高いアンテナ性能を確保できない。したがって、この状態では、筐体を閉じた場合に高いアンテナ性能を発揮する第2アンテナ素子5のみ無線回路22に接続する。
(iv)また、筐体開閉検出手段6と無線周波数検出手段29において、筐体が閉じて第2周波数であることを検出した場合、
図11に示すように、アンテナ切換回路23Cは、第1整合回路24と第1終端回路26Cを接続し、第2整合回路25と無線回路22を、それぞれ接続する。ここで、第1終端回路26Cは、この状態で第2アンテナ素子5のアンテナ性能が最も高くなるよう、インピーダンス値が調整されている。
11 金属シャーシ
2 第2筐体(下部筐体)
21 回路基板
22 無線回路
23A アンテナ切換回路
24 第1整合回路
25 第2整合回路
26A 第1終端回路
26B 第2終端回路
26C 第2終端回路
26D 第3終端回路
28 使用形態検出手段
27 結合回路
29 無線周波数検出手段
3 ヒンジ部
31 ヒンジ金具(第1ヒンジ部)
32 円柱導体(連結部)
33 回転軸(連結部)
34 第1給電金具(第2ヒンジ部)
35 支持軸
36 第2給電金具
4 第1アンテナ素子
5 第2アンテナ素子
51 アンテナ素子本体
6 筐体開閉検出手段
6A ホール素子
6B 永久磁石
Claims (1)
- 第1筐体と、
第2筐体と、
前記第1、第2筐体を回動自在に連結したヒンジ部と、
前記第1筐体に設けた第1アンテナ素子と、
前記第2筐体に設けた第2アンテナ素子と、
前記第2筐体内部に設けた、グランドパターンを有する回路基板と、
無線周波数を検出する無線周波数検出手段と、
前記第1、第2筐体の開閉を検出する筐体開閉検出手段と、
を備え、
前記ヒンジ部は、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを回動可能に連結すると共に電気的に接続する連結部と、を有し、
前記第1ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第1筐体において前記第1アンテナ素子の前記ヒンジ部寄りの端部と電気的に接続し、
前記第2ヒンジ部は、導電性の金属で形成するとともに、前記第2筐体において前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置して前記第2筐体内に設けた第1給電部と電気的に接続し、
前記第2アンテナ素子は、前記第2筐体内に設けた第2給電部と電気的に接続し、
前記第1給電部及び前記第2給電部と前記第2筐体内に設けた無線回路との接続状態を切り換えるアンテナ切換回路を備え、
前記アンテナ切換回路は、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第1周波数であることを前記無線周波数検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記第2給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1、第2筐体が開いていることを前記筐体開閉検出手段が検出するとともに第2周波数であることを前記使用形態検出手段が検出すると、前記第1給電部と前記無線回路とを接続し、前記第1筐体と前記第2筐体が閉じていることを前記筐体開閉検出手段が検出すると、前記第2給電部と前記無線回路とを接続するように構成した折畳式携帯無線装置。
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