JP3632310B2 - 面発光ランプおよびこれを備えた液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶表示装置のバックライトとして用いられる、面発光ランプおよびこれを備えた液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の液晶表示装置では、液晶パネルのバックライトとして面発光ランプ(エレクトロルミネセンス・ランプ)が用いられると共に、その回路基板などに発生する電磁波ノイズをシールドするために、液晶パネル、面発光ランプおよび回路基板を縁取るように金属枠のシールド部材が組み込まれている。このシールド部材は、側板が液晶パネルの縁部から回路基板側に延び、回路基板との間に液晶パネルおよび面発光ランプを挟み込んでいる。この場合、液晶パネルおよび面発光ランプは動かないように、それぞれの端面がシールド部材の周側板の内側に接触している。一方、面発光ランプは、透明なベース層の裏面に透明電極層を積層したベースシートの透明電極層側の面に、面発光体などをパターニングした後、これを面発光体を包含する大きさに形抜き形式のカッタで切断して形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の面発光ランプでは、ベース層に透明電極層を積層したベースシートを単純にカッタで切断して形成されているため、これを面発光ランプとして、液晶パネルの裏面側に組み込んだときに、シールド部材の周側板の内側にベース層の端面と透明電極層の端面とが接触することになる。このため、透明電極層とシールド部材とが短絡して電位が下がり、面発光体が発光しなくなったり照度が低下するなどの不具合があった。特にこの種の面発光ランプでは、高電圧の交流電源を印加するため、短絡による機能の低下は顕著なものとなる。
【0004】
このことは、シールド部材に限らず他の構成部品などでも、ベースシートの端面に接触していると短絡の可能性がある。また、面発光ランプ自体の性能試験などにおいても、面発光ランプの端面に人の手が触れると、人と透明電極層とが導通し、容量測定などに狂いが生じたり、人をアースして短絡が生ずる不具合があった。
【0005】
本発明は、導電部材などに端面が接触しても、導電部材に対しその透明電極層が導通することがない面発光ランプ並びにこれを備えた液晶表示装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の面発光ランプは、透明なベース層の裏面に透明電極層を積層したベースシートの透明電極層側の面に面発光体を積層すると共に、面発光体を包含する大きさに切断して形成した面発光ランプにおいて、ベースシートの周縁部に、透明電極層からベース層に達する深さで切込み線を入れたことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、ベースシートの周縁部に、透明電極層からベース層に達する深さで切込み線を入れることにより、端子接続部を除いて透明電極層の周縁部分と中央の主体部分とが切込み線により切り開かれ、物理的かつ電気的に分断される。このため、この周縁部分と主体部分とが相互に非導通状態となり、ベースシートの端面が導電部材などに接触することがあっても、透明電極層の周縁部分が接触するだけで主体部分は導電部材に対し短絡することがない。
【0010】
本発明の他の面発光ランプは、透明なベース層の裏面に透明電極層を積層したベースシートの透明電極層側の面に面発光体を積層すると共に、面発光体を包含する大きさに切断して形成した面発光ランプにおいて、ベースシートを、ベース層が塑性変形する温度で且つベース層から透明電極層に向かって切断したことを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、ベースシートを、ベース層が塑性変形する温度で且つベース層から透明電極層に向かって切断することにより、切断に伴って、透明電極層の切断端面はほとんど変形しないが、ベース層の切断端面は透明電極層側に向かって変形し、オーバーハングするようにして透明電極層の切断端面を覆う。このため、ベースシートの端面が導電部材などに接触することがあっても、ベース層の端面がこれに接触するだけで、透明電極層の主体部分は導電部材に対し短絡することがない。
【0012】
本発明の液晶表示装置は、上記した面発光ランプを、液晶パネルと支持プレートとの間に介在させると共に、ベースシートの端面を導電部材に接触可能に設けたことを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ベースシートの端面が導電部材に接触していても、透明電極層が導電部材に対し短絡することがなく、面発光ランプの照度が低下することがない。このため、導電部材と面発光ランプとの間に絶縁部材を設ける必要がなく、また面発光ランプを導電部材から離して設ける必要もない。したがって、液晶表示装置をコンパクトに構成することができる。なお、この場合の導電部材には、透明電極層と同電位のものは除かれることは、いうまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係る面発光ランプを搭載した液晶表示装置について説明する。この液晶表示装置は、例えばページャなどに組み込んだ小型のものであり、図1はその分解斜視図、図2はその断面図である。両図に示すように、液晶表示装置1は、下側から順に回路基板(支持プレート)2、面発光ランプ3、液晶パネル4およびシールドフレーム(シールド部材)5を、積層して構成されている。面発光ランプ3は、いわゆるエレクトロルミネセンス・ランプであり、液晶パネル4のバックライトを構成している。
【0015】
回路基板2と液晶パネル4とは、導電性のフィルム(ヒートシール)6により、その端子同士が相互に接続されている。シールドフレーム5は、ステンレスなどの金属で構成され、フィルム6が配設される部分を切り欠いた状態で、額縁状に形成されている。また、シールドフレーム5は、液晶パネル4、面発光ランプ3および後述するスペーサ7を包含する厚みに、その周側板21が折曲げ形成されており、長片方向および短辺方向の周側板の下端には、シールドフレーム5を回路基板2に掛け止めする各一対、計4片の掛止め片22が形成されている。また、回路基板2と面発光ランプ3との間には、シリコンゴムなどの絶縁材で構成された弾力性を有するスペーサ7が配設されている。
【0016】
このような構成では、回路基板2上にスペーサ7を載せると共に、その上に面発光ランプ3および液晶パネル4を載せ、更にその上からシールドフレーム5を組み込むことで、液晶表示装置1が組み立てられる。その際、重ね合わせた液晶パネル4、面発光ランプ3およびスペーサ7を、回路基板2とシールドフレーム5とで挟み込み、更に押圧した状態で、各掛止め片22を回路基板2側に折曲げてシールドフレーム5を組み付けるようにする。この場合、液晶パネル4および面発光ランプ3は、それぞれの端面をシールドフレーム5の周側板21の内面に接触するようにして位置決めされると共に、スペーサ7の弾力性により不動に組み込まれる。
【0017】
シールドフレーム5は、回路基板2に発生する電磁波ノズルが外部に漏洩しないように遮蔽するものであると共に、液晶パネル4および面発光ランプ3を収容するケースの一部を構成している。そして、シールドフレーム5の4片の掛止め片22は、回路基板2に掛け止めされた状態では、回路基板2に形成した接地パターンに接触しており、シールドフレーム5は、回路基板2を介して接地されている。
【0018】
回路基板2の表裏両面には、液晶パネル4や面発光ランプ3などの駆動回路などが組み込まれており、回路基板2の表側には、駆動回路の実装部品31を逃げるようにしてスペーサ7が載置されている。そして、面発光ランプ3に設けた3本の端子8,8,8は、シールドフレーム5の切欠き部23から回路基板2の裏面側に廻り込んで、その回路パターンに半田付けされている。なお、面発光ランプ3の各端子8は、同図に示すような舌片状の金属端子を用いる場合の他、導電性ゴムやコイルばねを用い、これを回路基板2との間に挟み込むようにしてもよい。金属端子を用いる場合には、これを面発光ランプ3側(の端子接続部)に、異方性導電部材を介して熱圧着することが好ましく、同様に導電性ゴムの場合にはカーボンを、コイルばねの場合には銀ペーストを、それぞれ面発光ランプ3側(の端子接続部)に印刷しておくことが、好ましい。
【0019】
面発光ランプ3は、図3の拡大断面図に示すように、面発光ランプ3の発光面となるベース層41と、ベース層41の下側に積層した第1電極層(透明電極層)42とから成るベースシート40を備えると共に、ベースシート40の下側に順に、面発光体である発光層43、第1絶縁層44、第2電極層45および第2絶縁層46をスクリーン印刷などでパターニングして、構成されている。そして、このように構成された面発光ランプ3は、0.35mm程度の厚みに形成されている。
【0020】
ベース層41は、面発光ランプ3に剛性を持たせるべく設けられたものであり、透明なポリエチレンテレフタレート(PET)などで構成されている。第1電極層42は、透明な導電性材料(例えば、ITO:酸化インジウム)などで構成され、端部の端子接続部42aには上記の端子8が接続されている。発光層43は、エレクトロルミネセンス・ランプの主体を構成する面発光素子であり、上記の液晶パネル4に対応する大きさを有している。第2電極層45は第1電極層42と対を為すものであり、膜状に印刷したカーボンなどで構成されている。第2電極層45の端子接続部45aには、第1電極層42と同様に上記の端子8が接続されており、この第1電極層42と第2電極層45を介して発光層43の表裏両面に交流電源を印加することにより、発光層が発光する。そして第2絶縁層45は、面発光ランプ3の背面側を保護する保護層を兼ねている。
【0021】
さらに、ベースシート40の周縁部には、第1電極層42からベース層41に達する深さで且つ端子接続部42aを残して切込み線47が形成されている。これは、ベースシート40の端面のうち第1電極層42の端面が、上記のシールドフレーム5の周側板21の内面に接触して、第1電極層42がアース側に短絡するのを防止するためのものであり、ベースシート40の周縁部を端子接続部42aを残して、いわゆるハーフカットしている。この場合、端子接続部42aに対応して、シールドフレーム5の周側板21には広く切欠き部23が形成されており、実際には、この切欠き部23においてシールドフレーム5と第1電極層42とは接触しないので、端子接続部42aの周辺はハーフカットを行わない。すなわち、端面がシールドフレーム5に接触する可能性のある部分に関しハーフカットが行われ、第1電極層42において、周縁部分と中央の主体部分とを物理的にかつ電気的に分断するようにしている。なお、端子接続部42aが切込み線47の位置より内側に配置されるものにあっては、切込み線47を周縁部の全周に亘って形成することが好ましい。
【0022】
なお、図面では、面発光ランプ3の断面構成を模式的に示しているが、実際にはその厚みのほとんどをベース層41が占めている。また、図示では省略しているが、第2電極層45と第2絶縁層(保護層)46との間には、絶縁層および銀ペーストなどから成るシールド層が積層されており、回路基板2を面発光ランプ3からシールドするようにしている。そして、シールド層には上述したもう1片の端子8が接続されている。すなわち、面発光ランプ3には、第1電極層42用および第2電極層45用の2片の端子8,8と、シールド層用の1片の端子8が設けられている。
【0023】
ここで図4を参照しながら、この面発光ランプ3の製造方法を簡単に説明する。先ず、ベース層41に第1電極層42を積層した基材シート(ベースシート40の原型となるシート)Sを用意し、この基材シートSにおける発光層43以下の各層を形成する領域に、トムソン型の切断刃Caにより切込み線47を入れる。具体的には、3片の端子8が接続される部分(シールドフレーム5の切欠き部23に対応する部分)を残して、上記の領域を囲うように、基材シートSに対し第1電極層42側からハーフカットを行う。
【0024】
次に、切込み線47で囲まれた部分に、発光層43、第1絶縁層44、第2電極層45および第2絶縁層46を順に作り込んでゆく。このような工程を経ることにより、基材シートSには、面発光ランプ3の原型を為す要素部位が多数作り込まれる。次に、形抜き用のカッタを用いて、各面発光ランプ3の原型を為す要素部位を、液晶パネル4とほぼ同一の大きさに形抜き切断する。そして最後に、切断した面発光ランプ3の原型に3片の端子8を接続することで、面発光ランプ3が完成する。
【0025】
なお、ベースシート40の切込み線47に対して、発光層43以下の各層は外側にはみ出して作り込まれてもよいが、少なくとも切込み線47と接触する部分には、絶縁性を有する層がくることが必要である。
【0026】
以上のように本実施形態によれば、ベースシート40の周縁部に対してハーフカットを行い、第1電極層42の周縁部分と中央の主体部分を電気的に切り離すようにしているため、液晶表示装置1に組み込んだ面発光ランプ3の第1電極層42は、その周縁部分がシールドフレーム5に接触しても、主体部分はシールドフレーム5に短絡することはない。したがって、短絡により、面発光ランプ3が暗くなったり、発光しなくなるなどの事態を防止することができる。
【0027】
次に、図5および図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。図5に示すように、この第2実施形態における面発光ランプ3では、上記の第1電極層42の周縁部分が、端子接続部42aを残して除去された構造になっている。これは、図6に示すように、第1電極層42の主体部分を残すように、これにエッチング(ウェットまたはドライ)を行って形成する。この場合にも、第1実施形態と同様に、エッチングを行った後、第1電極層42の主体部分に発光層43以下の各層を作り込み、最後に形抜き切断を行って面発光ランプ3が完成する。なお、この場合も、端子接続部42aがエッチングの位置より内側にくる場合には、周縁部の全周に亘ってエッチングを行うことが好ましい。
【0028】
以上のように本実施形態によれば、第1電極層42の周縁部分がエッチングにより除去されるため、液晶表示装置1に組み込んだ面発光ランプ3の第1電極層42は、シールドフレーム5に接触することがなく、その主体部分がシールドフレーム5に短絡することがない。
【0029】
次に、図7および図8を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図7に示すように、この第2実施形態における面発光ランプ3では、上記の第1電極層42の端面が、ベース層41の端部で覆われた構造になっている。これは、図8に示すように、基材シートSに発光層43以下の各層を作り込んだ後、形抜き切断においてその切断刃Cbを加熱することにより、形成される。すなわち、切断刃Cbには、ベース層41が塑性変形する程度の熱が加えられており、この加熱した切断刃Cbにより、基材シートSを形抜き切断すると、切断刃Cbが切り込まれたときにベース層41の端部が熱変形し、第1電極層42の端面を覆うことになる。模式的に示した両図では、第1電極層42に対するベース層41の厚みの比率は2〜3倍程度であるが、実際には数十倍の厚みがあり、ベース層41のわずかな変形でも、第1電極層42の端面はベース層41の端部に覆われるし、完全に覆われなくても、第1電極層42の端面に対しベース層41の端面が突出する。
【0030】
したがって、第3実施形態における面発光ランプ3においても、その第1電極層42の端面はシールドフレーム5に接触することがなく、第1電極層42がシールドフレーム5に短絡することがない。
【0031】
なお、各実施形態における面発光ランプ3の製造方法は、1例であってこれに限定されるものではない。また、これらの実施形態では、面発光ランプ3のベースシート40がシールドフレーム5に接触する場合について説明したが、ベースシート40がアースされている他の導電性の構成部品に接触する場合についても、全く同様である。また、この面発光ランプ3は、照明装置などにも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明の面発光ランプによれば、端面が導電部材に接触することがあっても、導電部材に対し透明電極層が短絡することのなく、発光しなくなったり照度が低下するなどの不具合を解消することができる。
【0033】
また、本発明の液晶表示装置によれば、面発光ランプの端面が導電部材に接触しても、面発光ランプの照度が低下するなどの不具合がないため、導電部材を含む構成部品を集約的に配置することができ、装置自体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る面発光ランプを備えた液晶表示装置の分解斜視図である。
【図2】液晶表示装置の断面図である。
【図3】第1実施形態に係る面発光ランプの断面構造を模式的に表した拡大断面図である。
【図4】第1実施形態に係る面発光ランプの製造方法を表した説明図である。
【図5】第2実施形態に係る面発光ランプの断面構造を模式的に表した拡大断面図である。
【図6】第2実施形態に係る面発光ランプの製造方法を表した説明図である。
【図7】第3実施形態に係る面発光ランプの断面構造を模式的に表した拡大断面図である。
【図8】第3実施形態に係る面発光ランプの製造方法を表した説明図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 回路基板
3 面発光ランプ
4 液晶パネル
5 シールドフレーム
8 端子
21 周側板
40 ベースシート
41 ベース層
42 第1電極層
43 発光層
44 第1絶縁層
45 第2電極層
46 第2絶縁層
47 切込み線
Claims (3)
- 透明なベース層の裏面に透明電極層を積層したベースシートの透明電極層側の面に面発光体を積層すると共に、当該面発光体を包含する大きさに切断して形成した面発光ランプにおいて、
前記ベースシートの周縁部に、前記透明電極層から前記ベース層に達する深さで切込み線を入れたことを特徴とする面発光ランプ。 - 透明なベース層の裏面に透明電極層を積層したベースシートの透明電極層側の面に面発光体を積層すると共に、当該面発光体を包含する大きさに切断して形成した面発光ランプにおいて、
前記ベースシートを、前記ベース層が塑性変形する温度で且つ前記ベース層から前記透明電極層に向かって切断したことを特徴とする面発光ランプ。 - 請求項1または2に記載の面発光ランプを、液晶パネルと支持プレートとの間に介在させると共に、前記ベースシートの端面を導電部材に接触可能に設けたことを特徴とする液晶表示装置。
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