JP3631990B2 - スリップリング及びスリップリング一体化モータ - Google Patents

スリップリング及びスリップリング一体化モータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転しても配線が捩れない配線接続手段であるスリップリング(ロータリーコネクタとも称する。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スリップリングは、固定側と回転側との配線接続を連続回転や反転に対しても常時保ち通電することのできる所謂ロータリーコネクタであり、配線の複雑な引き回しや疲労による断線を避けるために、産業用ロボットの関節部のような曲げまたは回転動作部や搬送装置、検査機器等に多用されている。
【0003】
従来のスリップリングの一般的構造を図11の(a)側面側構造図と(b)平面構造図に示される在来のスリップリング50の内部構造図を例に説明する。
【0004】
スリップリング50は、回転軸51に複数の集電環52を固定した回転軸部53と、ケース54に導電ブラシ55及び端子56を接続した固定部57から構成されている。そして、絶縁体58を介して回転軸51に固定された集電環52には、リード線59の一端が接続され、他端は回転軸51の中に空けられた挿通孔61を通して外部に引き出された構造である。前記固定部57の端子56に接続された各導電ブラシ55は相手方の各集電環52の外周面とそれぞれ常時摺動接触しているため、回転軸側リード線59とケース54側の端子56間は電気的に接続していることになる。
【0005】
一般に使用されるスリップリング50には、前述の集電環52と導電ブラシ55の組合せが、それぞれ電気的に独立して回転軸51に連ねて複数個組み付けられており、この集電環52と導電ブラシ55の組合せの数を極数と呼ぶ。図11のスリップリング50は3極のスリップリングである。
【0006】
上記スリップリング50は、導電ブラシ55と集電環52との接触面積を大きくし、更に導電ブラシ55の材質をカーボンとすることにより許容電流を大きくとれるが、接触抵抗が高く、微小電流(lmA以下)での使用に適さず、接触不良を防ぐために接触抵抗値を極力小さく抑える必要があり、ブラシの接触圧が高く寿命は一般に数百万回転が限度で、導電ブラシ55の接触圧が大きいため回転トルクが大きく、ブラシの形状が大きく且つ複雑になるため製品も大形となるといった短所があると云われる。
【0007】
次に、図12の(a)側面側構造図と(b)平面構造図に示されるスリップリング60は、上記スリップリング50の短所を鑑みて登場した小電流(1A以下)での使用に適したタイプであり、集電環52及び導電ブラシ65に銀等の貴金属を使用することで接触抵抗値を小さくして数μAという微小電流での使用を可能とし、導電ブラシ65を低接触圧で使用できるため高寿命となり、導電ブラシ65の接触圧を低くして回転トルクを小さくし、導電ブラシ65の形状が単純であるため比較的小型にできるといった特徴を備えるとされる。
【0008】
尤も、基本的構造は前記スリップリング50と同じであり、スリップリングの回転軸を駆動するモータとの駆動機構は別途設計されなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスリップリング50、60の構造では、多極になるほど回転軸51方向に集電環52が継ぎ足されて長くなるので回転軸方向の低背化が難しいのであるが、産業界からはモータとの組み合わせの点からスリップリングの低背化の要請が強い。特にロボットの関節や監視用ビデオカメラ等に使用する場合には、モータとの組み合わせが小型化として重要になる。
【0010】
また、在来のスリップリング50、60は、図11、図12に示されるように、回転軸51の軸受けにベアリング62が使われているが、これは小型化及び低コスト化の障壁となっており、ベアリング62を使わない構成が望まれる。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、特に小型化(主として低背化)、低コスト化に優れており、且つモータとの組み合わせに最適な全く新しい構造のスリップリングとこれをステッピングモータと一体化した構造のスリップリング一体化モータを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、
(1) 表側に同心円の導電環の薄膜パターンが複数配設されるとともに前記各導電環が端子に至る裏側に設けられた配線パターンとスルーホールで接続された両面プリント基板と、前記両面プリント基板の表側の導電環を覆うように取り付けられた上面中央部に貫通円孔を備えるケースと、前記ケース内に収納されて前記両面プリント基板の表側にロータ部が載置されるとともに前記ケースの貫通円孔にシャフト挿通孔と配線挿通孔が設けられた中空軸部が挿通された回動自在の中空軸ロータと、前記中空軸ロータのロータ部の底面側に取り付けられるとともに前記各導電環とそれぞれ接触導通する複数の導電ブラシと、前記各導電ブラシと導電接続される半田付けパターンが形成された中空軸ロータへの取り付け部とそれに続くリード線を形成するリード線パターン部からなるフレキシブルプリント基板と、を備えて、前記フレキシブルプリント基板の前記取り付け部に前記導電ブラシが半田接続され、前記中空軸ロータのロータ部の底面に前記取り付け部が固定され、前記リード線パターン部が前記中空軸ロータの中空軸部の配線挿通孔を通してケースの上面側に導出されていることを特徴とするスリップリングを提供する。
(2) また、上記(1)に記載のスリップリングの中空軸ロータの中空軸部のシャフト挿通孔にステッピングモータのシャフトが嵌挿されるとともにケースと両面プリント基板が前記ステッピングモータに対して位置固定されていることを特徴とするスリップリング 一体化モータを提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を基に本発明に係るスリップリングとスリップリング一体化モータの実施の形態を説明する。
【0014】
図1は本発明に係る6極のスリップリングの平面図であり、図2はその側面図である。図3は両面プリント基板の表側、裏側を示す図である。図4はケースの外形状及び断面構造を示す図である。図5は中空軸ロータの外形状及び断面構造を示す図である。図6は導電ブラシの形状を示す図である。図7はフレキシブルプリント基板の構造を示す図である。図8の(b)は本発明に係るスリップリングの両面プリント基板を外した状態の底面側を示す図であり、(a)はD−D′線断面図である。図9はスリップリング一体化モータの構成を示す平面図であり、図10はその側面図である。
【0015】
図1、図2に示される本発明に係るスリップリング40は6極タイプであり、図3のように表側Aに同心円の導電環2の薄膜パターンが複数配設されるとともに前記各導電環2がそれぞれの端子4に至る裏側に設けられた配線パターン5とスルーホール3で接続された両面プリント基板7と、前記両面プリント基板7の表側Aの導電環2を覆うように取り付けられた図4に示されるような上面中央部に貫通円孔11を備えるケース12と、図5に示されるような前記ケース12内に収納されて前記両面プリント基板7の表側Aにロータ部13が載置されるとともに前記ケース12の貫通円孔11に中心にシャフト挿通孔14とその周りに2つの配線挿通孔15が設けられた中空軸部16が挿通された回動自在の中空軸ロータ18と、図6に示されるような前記中空軸ロータ18のロータ部13の底面側に取り付けられるとともに前記各導電環2とそれぞれ接触導通する複数の導電ブラシ20と、前記各導電ブラシ20と導電接続されるとともに前記中空軸ロータ18の中空軸部16の配線挿通孔15を通してケース12の上面側に導出された複数のリード線21と、を備える構造である。
【0016】
上記各部材を詳述すると、図3の両面プリント基板7は両面銅箔張りフェノール樹脂基板の表側Aの円孔8を中心とする6個の各々絶縁された導電環2とそれらのスルーホール3及び裏側Bの端子4及び配線パターン5を残してエッチングし、導電環2間の隙間箇所に延設された前記スルーホール3に銀等のスルーホールメッキまたは導電性膜の印刷(導電ペイントをシルクスクリーン等で印刷する。)が施されて表側Aの各導電環2と対応する各端子4を導通させ、中央部にはシャフト挿通用の円孔8が設けられるとともに所定の外形状に打ち抜いて作成されている。前記スルーホール3は導通処理によって多少盛り上がって平坦でなくなるので、導電ブラシ20に接触して引っ掛からないように導電環2の中ではなく、図3に示されるように各導電環2の外側または内側に延設しておくのが好ましい。なお、図3ではスルーホール3が各導電環2に1つ配置されているが、各導電環2に数個のスルーホールを設けて裏側Bの端子4の配線パターン5との導通を確実にしつつ接触抵抗を下げるようにすることも好ましい。
【0017】
次に、図4に示されるケース12は両面プリント基板7の表側Aの導電環2を覆う下面側の領域が開口したプラスチック成形品の絶縁箱体であり、その側面に設けられたバネ性を持たせた掛止突起10にて前記両面プリント基板7の対応する位置の掛止凹部9の箇所に嵌めて掛止固定される。
【0018】
次に、中空軸ロータ18はプラスチック成形品であり、ロータ部13は底面側に周壁部19と上面側にケース12の内側と接する円環状の突起17を2本備える円柱形であって、その底面側には導電ブラシ20をかしめ固定するための小突起23が複数配設され、また、回転側の前記リード線21を通すための配線挿通孔15が中空軸部16に1乃至2個設けられている。なお、ロータ部13の底面側には回転側のリード線21を撓めて前記配線挿通孔15に挿通させ易くするための比較的大きな開口24が設けられている。
【0019】
次に、導電ブラシ20は図6のような形状にバネ性を有する金属薄板を打ち抜き成形したものであり、導電環2に接触導通する接点はバネ性を持たせつつ二股になって接点を確実にしている。また、中空軸ロータ18のロータ部13の底面側の小突起23に嵌合してかしめ固定するための小孔22が3箇所設けられている。
【0020】
以上の構造を備えるスリップリング40は回転側のリード線21が中空軸ロータ18の中空軸部16の配線挿通孔15を通しているので、ロータ部13の回転とともに回転し、且つ導電ブラシ20を介して固定側の両面プリント基板7の導電環2と導通して固定側の端子4に半田接続された固定側のリード線1と常時導通するのである。
【0021】
ところで、スリップリング40は高耐久性が要求されるが、中空軸ロータ18のロータ部13にかしめ等の手段で固定する導電ブラシ20は本数が多くなると隣同士が接触したり正確な位置に取り付けられないと組み立てたときに各々の対応する導電環2から脱線をする恐れがあるが、この導電ブラシ20に後付けで一本一本回転側のリード線を繋げてはんだ付けをしたのでは、熱による緩みが起き易いので、精度と取り付け強度の向上が課題となる。
【0022】
本発明ではこの課題を鑑みて、特に、上記スリップリング40においては、回転側のリード線21として、図7に示されるような複数の導電ブラシ20の半田付けパターン25が形成された円形の中空軸ロータ18への取り付け部26と、それに続くリード線21を形成するリード線パターン部27からなる絶縁コーティングされたフレキシブルプリント基板28が使用されており、図8に示されるようにその取り付け部26の半田付けパターン25に前記導電ブラシ20の半田付け部29が半田接続され、前記中空軸ロータ18のロータ部13の底面側に前記取り付け部26がそこに配置された複数の小孔30(導電ブラシ20の小孔22と位置対応)に嵌合するロータ部13側の小突起23によってかしめ固定され、前記リード線パターン部27が前記中空軸ロータ18のロータ部13の開口24を通しつつ中空軸部16の配線挿通孔15を通してケース12の上面側に導出されている構造となっている。
【0023】
上記リード線パターン部27は6極の場合には幅が7mm程度になり、極数が増えるとさらに幅広になってそのままでは配線挿通孔15に挿通しずらくなってしまう。そこで、上記フレキシブルプリント基板28では、リード線パターン部27を半分の幅寸法になるように縦に取り付け部26に至るまで中央に折り目またはスリット31を設けて、配線挿通孔15に3本ずつリード線パターン27を重ね合わせて(または別々に他方の配線挿通孔15に)挿通できるように工夫されている。
【0024】
以上の構成を備える上記6極のスリップリング40は図1または図2において、シャフト挿通孔14の直径を5mmとする場合では、その全体寸法が回転軸方向の高さH=10mm、縦寸法Y=40mm、横寸法X=35mm程度に収まる非常に低背なものとなっている。そして上記シャフト挿通孔14の形状は一般的な小型のモータのシャフト断面形状(円弧断面)またはギアのシャフト断面形状に合わせてあり、直接に回転側の装置の回転駆動モータまたはギアのシャフトが挿通できるようになっている。
【0025】
即ち、本発明のスリップリング40は中空軸ロータ18の中空軸部16のシャフト挿通孔14の寸法形状を適用対象の装置の回転側の駆動モータのシャフトまたはモータと組み合わせたギアのシャフト断面形状に合わせることでモータと一体化またはモータとその組み合わされたギアとの一体化が可能になり、装置全体としての小型化に資することになるのである。なお、嵌挿するシャフトと軸受けとしての中空軸部16とケース12の貫通円孔11との間に若干の隙間を設けて嵌挿するときにセンターが正しく出るようにすればスリップリング40に側圧が掛からないので、摩擦がなく長寿命(1000万回転以上)が得られる。
【0026】
図9及び図10に示されるスリップリング一体化モータ35は、上記視点に立ってスリップリング40と既存のステッピングモータ34が一体として製品化されたものである。その構造は前記スリップリング40の中空軸ロータ18の中空軸部16のシャフト挿通孔14にステッピングモータ34のシャフト32が嵌挿されるとともに、ケース12と両面プリント基板7が前記ステッピングモータ34に対して四隅がネジ止めにて位置固定されている構造であり、スリップリング40の中空軸ロータ18はステッピングモータ34のシャフト32でダイレクトドライブされる。図10から判るようにスリップリング40の中空軸を通して突出するステッピングモータ34のシャフト32の先には例えば監視用ビデオカメラの設置のための雲台39が取り付けられて、図示されないビデオカメラがこの雲台39にネジ止め固定されるようになっている。回転側のリード線21はこのビデオカメラの制御ラインや電源供給ラインとして接続される。
【0027】
なお、図10の符号36はステッピングモータ34の電源ラインであり、図9の符号41はシールド板である。
【0028】
上記構造から判るように、本発明に係るスリップリング40の構造及び製造手順はプラスチックケースの回転型可変抵抗器の形態に類似しており、部品点数が少なく、使用部材の低コストと相俟って製品の低コスト化が容易となることが判る。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係るスリップリング及びスリップリング一体化モータは上記のように構成されているため、以下に記載するような効果を有する。
(1)低背であり且つ小型なので占有容積が小さい。
(2)駆動モータまたはギアのシャフトを軸受けとして利用できる。
(3)高い信頼性(1000万回転以上の長寿命)が得られる。
(4)低コストである。
(5)スリップリングとステッピングモータが一体化しているので、小型で取り扱いが容易であり、ロボットの関節や監視用カメラの設置台等に最適である。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る6極のスリップリングの平面図である。
【図2】前記スリップリングの側面図である。
【図3】本発明に係るスリップリングの両面プリント基板の(a)表側、(b)裏側を示す図である。
【図4】本発明に係るスリップリングのケースの外形状及び断面構造を示す図であり、(a)平面図、(b)側面図、(c)底面図、(d)一部断面図である。
【図5】本発明に係るスリップリングの中空軸ロータの外形状及び断面構造を示す図であり、(a)平面図、(b)側面図、(c)断面図、(d)底面図である。
【図6】本発明に係るスリップリングの導電ブラシの形状を示す(a)側面図、(b)平面図である。
【図7】本発明に係るフレキシブルプリント基板の構造を示す平面図である。
【図8】本発明に係るスリップリングの内部構造を示す(a)縦断面図、(b)両面プリント基板を外した底面側から見た図である。
【図9】本発明に係るスリップリング一体化モータの構成を示す平面図である。
【図10】前記スリップリング一体化モータの構成を示す側面図である。
【図11】在来の一般的なスリップリングの内部構造図である。
【図12】在来の小電流での使用に適したタイプのスリップリングの内部構造図である。
【符号の説明】
1 (固定側の)リード線
2 導電環
3 スルーホール
4 端子
5 配線パターン
7 両面プリント基板
8 円孔
11 貫通円孔
12 ケース
13 ロータ部
14 シャフト挿通孔
15 配線挿通孔
16 中空軸部
18 中空軸ロータ
20、55、65 導電ブラシ
21 (回転側の)リード線
25 半田付けパターン
26 取り付け部
27 リード線パターン部
28 フレキシブルプリント基板
32 ステッピングモータのシャフト
34 ステッピングモータ
35 スリップリング一体型モータ
36 ステッピングモータの電源ライン
39 雲台
40、50、60 スリップリング

Claims (2)

  1. 表側に同心円の導電環の薄膜パターンが複数配設されるとともに前記各導電環が端子に至る裏側に設けられた配線パターンとスルーホールで接続された両面プリント基板と、前記両面プリント基板の表側の導電環を覆うように取り付けられた上面中央部に貫通円孔を備えるケースと、前記ケース内に収納されて前記両面プリント基板の表側にロータ部が載置されるとともに前記ケースの貫通円孔にシャフト挿通孔と配線挿通孔が設けられた中空軸部が挿通された回動自在の中空軸ロータと、前記中空軸ロータのロータ部の底面側に取り付けられるとともに前記各導電環とそれぞれ接触導通する複数の導電ブラシと、前記各導電ブラシと導電接続される半田付けパターンが形成された中空軸ロータへの取り付け部とそれに続くリード線を形成するリード線パターン部からなるフレキシブルプリント基板と、を備えて、前記フレキシブルプリント基板の前記取り付け部に前記導電ブラシが半田接続され、前記中空軸ロータのロータ部の底面に前記取り付け部が固定され、前記リード線パターン部が前記中空軸ロータの中空軸部の配線挿通孔を通してケースの上面側に導出されていることを特徴とするスリップリング。
  2. 請求項1記載のスリップリングの中空軸ロータの中空軸部のシャフト挿通孔にステッピングモータのシャフトが嵌挿されるとともにケースと両面プリント基板が前記ステッピングモータに対して位置固定されていることを特徴とするスリップリング一体化モータ。
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