JPH0799755A - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
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- JPH0799755A JPH0799755A JP26299193A JP26299193A JPH0799755A JP H0799755 A JPH0799755 A JP H0799755A JP 26299193 A JP26299193 A JP 26299193A JP 26299193 A JP26299193 A JP 26299193A JP H0799755 A JPH0799755 A JP H0799755A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】火花消去素子の固定強度や固定精度を向上させ
ることができると共に、モータの扁平化を図ることがで
きる小型モータを得る。 【構成】複数の導電金属板20と樹脂とによって一体成
形された保持台25と、保持台25の各導電金属板20
間にチップ保持孔22を形成すると共に、整流子セグメ
ント間に配置され導電接続される火花消去素子チップ1
9をチップ保持孔22に挿入保持した。導電金属板20
は樹脂と一体成形した後に打ち抜くことにより分離形成
してもよい。
ることができると共に、モータの扁平化を図ることがで
きる小型モータを得る。 【構成】複数の導電金属板20と樹脂とによって一体成
形された保持台25と、保持台25の各導電金属板20
間にチップ保持孔22を形成すると共に、整流子セグメ
ント間に配置され導電接続される火花消去素子チップ1
9をチップ保持孔22に挿入保持した。導電金属板20
は樹脂と一体成形した後に打ち抜くことにより分離形成
してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型直流モータに関する
ものであり、特に整流子セグメント間に火花消去素子を
取り付ける構造に関するものである。
ものであり、特に整流子セグメント間に火花消去素子を
取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】整流子付き小型モータでは、従来からバ
リスタやコンデンサ等が火花消去素子として用いられて
きた。図6ないし図8はかかる従来の小型モータの火花
消去素子取付け構造の例を示したものである。図8にお
いて、略カップ状をしたモータケース1の内面側には円
環状をした駆動マグネット2が固着されている。ロータ
コア3は複数の突極を有しており、各突極には駆動用コ
イル4が適宜数巻回され、その外周面は上記駆動マグネ
ット2の内周面と適宜間隔をおいて対向している。上記
ロータコア3の中心部には軸5が圧入されることにより
ロータコア3と一体となっている。モータケース1の図
8において上面側に形成された円筒状凸部及びモータケ
ース1の下面側に形成された有底円筒状凸部にはラジア
ル軸受6,6がそれぞれ取り付けられると共に、上記有
底円筒状凸部の内底部にはスラスト軸受7が取り付けら
れ、これらの軸受により上記軸5が回転自在に支持され
ている。
リスタやコンデンサ等が火花消去素子として用いられて
きた。図6ないし図8はかかる従来の小型モータの火花
消去素子取付け構造の例を示したものである。図8にお
いて、略カップ状をしたモータケース1の内面側には円
環状をした駆動マグネット2が固着されている。ロータ
コア3は複数の突極を有しており、各突極には駆動用コ
イル4が適宜数巻回され、その外周面は上記駆動マグネ
ット2の内周面と適宜間隔をおいて対向している。上記
ロータコア3の中心部には軸5が圧入されることにより
ロータコア3と一体となっている。モータケース1の図
8において上面側に形成された円筒状凸部及びモータケ
ース1の下面側に形成された有底円筒状凸部にはラジア
ル軸受6,6がそれぞれ取り付けられると共に、上記有
底円筒状凸部の内底部にはスラスト軸受7が取り付けら
れ、これらの軸受により上記軸5が回転自在に支持され
ている。
【0003】図6ないし図8において、絶縁スリット1
5を介して整流子セグメント11を環状に配置すること
により整流子9が構成されている。整流子9は上記軸5
に円筒状絶縁体を介して一体に取り付けられ、軸5の回
転に伴って一体に回転するようになっている。整流子セ
グメント11の一端部には端子部16が設けられ、この
端子部16を介して整流子セグメント11は導通部13
に接続されている。図6において、部分円環状をした導
通部13は整流子セグメントの数に応じて設けられてお
り、それぞれの導通部13,13の間は絶縁されてい
る。図7において、隣りあう導通部13,13の端部に
より火花消去素子チップ12が挾持されると共に、半田
付けされることにより火花消却素子チップ12が導通部
13に固定され、かつ、電気的に接続されている。上記
整流子セグメント11の外周面はブラシ8の一端部と摺
接している。整流子セグメント11の一端部の端子部1
6には、ロータコア3の突極に巻回された駆動コイル4
の端部が接続されている。上記ブラシ8、整流子セグメ
ント11を介して駆動コイル4に通電されることにより
ロータコア3が回転付勢され、ロータコア3が一定角度
回転するごとにブラシ8が摺接する整流子セグメント1
1が切り換えられ、ロータが連続して回転駆動される。
5を介して整流子セグメント11を環状に配置すること
により整流子9が構成されている。整流子9は上記軸5
に円筒状絶縁体を介して一体に取り付けられ、軸5の回
転に伴って一体に回転するようになっている。整流子セ
グメント11の一端部には端子部16が設けられ、この
端子部16を介して整流子セグメント11は導通部13
に接続されている。図6において、部分円環状をした導
通部13は整流子セグメントの数に応じて設けられてお
り、それぞれの導通部13,13の間は絶縁されてい
る。図7において、隣りあう導通部13,13の端部に
より火花消去素子チップ12が挾持されると共に、半田
付けされることにより火花消却素子チップ12が導通部
13に固定され、かつ、電気的に接続されている。上記
整流子セグメント11の外周面はブラシ8の一端部と摺
接している。整流子セグメント11の一端部の端子部1
6には、ロータコア3の突極に巻回された駆動コイル4
の端部が接続されている。上記ブラシ8、整流子セグメ
ント11を介して駆動コイル4に通電されることにより
ロータコア3が回転付勢され、ロータコア3が一定角度
回転するごとにブラシ8が摺接する整流子セグメント1
1が切り換えられ、ロータが連続して回転駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の小
型モータの構造では、火花消去素子チップ12と導通部
材13とを半田付けのみによって固定していたため固定
強度が弱く、また、固定精度も悪くなりロータのアンバ
ランスを起こすなどの問題点があった。また、火花消去
素子相互間を電気的に絶縁させるために複数個の導通部
を別々に設ける必要があり、火花消去素子チップと導電
部材とを固定する作業能率が悪くなるという問題点もあ
った。さらに、上記従来例のように火花消去素子チップ
を導電部材で挾み込む構成では、火花消去素子チップを
組付ける組付け部分の厚さt1が厚くなってしまいモー
タの扁平化を図ることができないという問題点もあっ
た。
型モータの構造では、火花消去素子チップ12と導通部
材13とを半田付けのみによって固定していたため固定
強度が弱く、また、固定精度も悪くなりロータのアンバ
ランスを起こすなどの問題点があった。また、火花消去
素子相互間を電気的に絶縁させるために複数個の導通部
を別々に設ける必要があり、火花消去素子チップと導電
部材とを固定する作業能率が悪くなるという問題点もあ
った。さらに、上記従来例のように火花消去素子チップ
を導電部材で挾み込む構成では、火花消去素子チップを
組付ける組付け部分の厚さt1が厚くなってしまいモー
タの扁平化を図ることができないという問題点もあっ
た。
【0005】上記のような問題点を解消するため、特開
昭55−41138号公報記載の技術もあるが、印刷配
線用基板に火花消去用素子チップ挿入孔を形成するた
め、印刷基板がフェノールやガラスエポキシ等を用いて
構成される場合は、プレス等で上記孔を開けようとして
もプレスによって基板が引ちぎられるようになってしま
い、火花消去素子の挿入孔を形成する場合に寸法精度が
悪くなってしまうという問題点があった。
昭55−41138号公報記載の技術もあるが、印刷配
線用基板に火花消去用素子チップ挿入孔を形成するた
め、印刷基板がフェノールやガラスエポキシ等を用いて
構成される場合は、プレス等で上記孔を開けようとして
もプレスによって基板が引ちぎられるようになってしま
い、火花消去素子の挿入孔を形成する場合に寸法精度が
悪くなってしまうという問題点があった。
【0006】本願発明は上記の従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、火花消去素子の固定強
度や固定精度を向上させることができると共に、モータ
の扁平化を図ることができる小型モータを提供すること
を目的とする。
するためになされたものであり、火花消去素子の固定強
度や固定精度を向上させることができると共に、モータ
の扁平化を図ることができる小型モータを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は複数の導電金属板と樹脂とによって一体
成形された保持台を有し、この保持台の各導電金属板間
にチップ保持孔を形成すると共に、整流セグメント間に
配置され導電接続される火花消去素子チップを上記チッ
プ保持孔に挿入保持した。また、導電金属板は樹脂と一
体成形した後に打ち抜くことにより分離形成してもよ
い。
め、本願発明は複数の導電金属板と樹脂とによって一体
成形された保持台を有し、この保持台の各導電金属板間
にチップ保持孔を形成すると共に、整流セグメント間に
配置され導電接続される火花消去素子チップを上記チッ
プ保持孔に挿入保持した。また、導電金属板は樹脂と一
体成形した後に打ち抜くことにより分離形成してもよ
い。
【0008】
【作用】チップ保持孔により火花消去素子を保持するこ
とができるため、モータの厚さを薄くし扁平化を図るこ
とができると共に、チップの保持強度及び保持精度の向
上を図ることができる。また、チップ保持台を複数の導
電金属板と樹脂とによって一体成形したため、チップ保
持孔等を開ける場合の寸法精度を向上させることができ
るようになり、火花消去素子チップを簡単かつ確実に保
持でき、作業能率の向上を図ることもできる。さらに、
導電金属板を樹脂と一体成形した後に打ち抜き分離する
ようにすれば、簡単な作業により導電金属板の絶縁を図
ることができるようになり、作業能率の向上を図ること
ができる。
とができるため、モータの厚さを薄くし扁平化を図るこ
とができると共に、チップの保持強度及び保持精度の向
上を図ることができる。また、チップ保持台を複数の導
電金属板と樹脂とによって一体成形したため、チップ保
持孔等を開ける場合の寸法精度を向上させることができ
るようになり、火花消去素子チップを簡単かつ確実に保
持でき、作業能率の向上を図ることもできる。さらに、
導電金属板を樹脂と一体成形した後に打ち抜き分離する
ようにすれば、簡単な作業により導電金属板の絶縁を図
ることができるようになり、作業能率の向上を図ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下図1ないし図5を用いて本願発明にかか
る小型モータの実施例について説明する。なお、上記従
来例と同一の構成部分については説明を省略する。図1
ないし図5において、リング状をした導電金属板20と
樹脂とが一体成形されることにより、保持台25が形成
されている。図3に示すように保持台25には四角形の
火花消去素子チップ保持孔22が上記保持台25の円周
上に駆動コイルの相数に応じた数だけ形成されている。
チップ保持孔22の内径は火花消去素子チップ19が取
り付けられる大きさとなっている。なお、図5に示すよ
うにチップ保持孔22の外周部に導電金属板20を折り
曲げて立ち上げ部24を形成し、この立ち上げ部24間
で火花消去素子素子チップ19を挾持してもよく、これ
により火花消去素子チップ19が取り付けやすくなると
共に、固定保持強度を向上させることができる。
る小型モータの実施例について説明する。なお、上記従
来例と同一の構成部分については説明を省略する。図1
ないし図5において、リング状をした導電金属板20と
樹脂とが一体成形されることにより、保持台25が形成
されている。図3に示すように保持台25には四角形の
火花消去素子チップ保持孔22が上記保持台25の円周
上に駆動コイルの相数に応じた数だけ形成されている。
チップ保持孔22の内径は火花消去素子チップ19が取
り付けられる大きさとなっている。なお、図5に示すよ
うにチップ保持孔22の外周部に導電金属板20を折り
曲げて立ち上げ部24を形成し、この立ち上げ部24間
で火花消去素子素子チップ19を挾持してもよく、これ
により火花消去素子チップ19が取り付けやすくなると
共に、固定保持強度を向上させることができる。
【0010】図1に示すように、導電金属板20の樹脂
による一体成形品からなる保持台25にはチップ保持孔
22の径方向内側と径方向外側にそれぞれ絶縁用のカッ
ト部21を設けておき、次にこのカット部21をプレス
加工により打ち抜く。絶縁用のカット部21は、導電金
属板20の外周又は内周からチップ保持孔22の外周ま
での距離より大きな径を有しており、このカット部21
により導電金属板20が複数個(図1においては3個)
に分離形成され、これにより火花消去素子チップ19,
19間が絶縁される。
による一体成形品からなる保持台25にはチップ保持孔
22の径方向内側と径方向外側にそれぞれ絶縁用のカッ
ト部21を設けておき、次にこのカット部21をプレス
加工により打ち抜く。絶縁用のカット部21は、導電金
属板20の外周又は内周からチップ保持孔22の外周ま
での距離より大きな径を有しており、このカット部21
により導電金属板20が複数個(図1においては3個)
に分離形成され、これにより火花消去素子チップ19,
19間が絶縁される。
【0011】図1、図2において、火花消去素子チップ
19が上記チップ保持孔22に圧入固定されている。な
お、図2、図4に符号28で示すように圧入後火花消去
素子チップ19を導電金属板20に半田付けをしてもよ
く、これによりより高い導通性を得ることができる。図
1,2において絶縁スリット18を介して複数個の整流
子16の周面には図示されないブラシが摺接し、また、
整流子セグメント17の一端部から半径方向に延びた端
子部には駆動コイルの端部が電気的に接続されると共
に、カット部21で分離された導電金属板20がそれぞ
れ電気的に接続されている。上記火花消去素子チップ1
9が上記チップ保持孔22に圧入固定されることによ
り、火花消去素子チップ19は各導電金属板20の間
に、従って整流子セグメント17の間に電気的に接続さ
れている。そして、整流子セグメント17は整流子ホル
ダー23により保持台25に保持固定されている。
19が上記チップ保持孔22に圧入固定されている。な
お、図2、図4に符号28で示すように圧入後火花消去
素子チップ19を導電金属板20に半田付けをしてもよ
く、これによりより高い導通性を得ることができる。図
1,2において絶縁スリット18を介して複数個の整流
子16の周面には図示されないブラシが摺接し、また、
整流子セグメント17の一端部から半径方向に延びた端
子部には駆動コイルの端部が電気的に接続されると共
に、カット部21で分離された導電金属板20がそれぞ
れ電気的に接続されている。上記火花消去素子チップ1
9が上記チップ保持孔22に圧入固定されることによ
り、火花消去素子チップ19は各導電金属板20の間
に、従って整流子セグメント17の間に電気的に接続さ
れている。そして、整流子セグメント17は整流子ホル
ダー23により保持台25に保持固定されている。
【0012】上記のようにチップ保持孔22により火花
消去素子チップ19を保持したことから、半田付けのみ
によって火花消去素子チップ19を固定する場合より高
い固定強度を得ることができると共に、火花消去素子チ
ップ19の固定精度をよくすることができ、ロータのバ
ランスをよくすることができる。また、従来の小型モー
タの火花消去素子チップ取付け部分の厚さを図7におい
てt1とし、本願実施例の取付け部分の厚さを図2にお
いてtとすると、t1>tとなり、tがt1より小さい分
だけチップ取付け部分の厚さを薄くでき、モータ全体と
して扁平化を図ることができる。なお、上記厚さは半田
付け28を付加した場合の厚さであって、半田付け28
を付加しなければチップ取付け部分の厚さをさらに薄く
することができる。さらに、導電金属板20は樹脂と一
体成形した後に打ち抜くことにより分離形成したことか
ら、容易かつ簡単に火花消去素子相互間を絶縁させるこ
とができ作業能率の向上を図ることができる。
消去素子チップ19を保持したことから、半田付けのみ
によって火花消去素子チップ19を固定する場合より高
い固定強度を得ることができると共に、火花消去素子チ
ップ19の固定精度をよくすることができ、ロータのバ
ランスをよくすることができる。また、従来の小型モー
タの火花消去素子チップ取付け部分の厚さを図7におい
てt1とし、本願実施例の取付け部分の厚さを図2にお
いてtとすると、t1>tとなり、tがt1より小さい分
だけチップ取付け部分の厚さを薄くでき、モータ全体と
して扁平化を図ることができる。なお、上記厚さは半田
付け28を付加した場合の厚さであって、半田付け28
を付加しなければチップ取付け部分の厚さをさらに薄く
することができる。さらに、導電金属板20は樹脂と一
体成形した後に打ち抜くことにより分離形成したことか
ら、容易かつ簡単に火花消去素子相互間を絶縁させるこ
とができ作業能率の向上を図ることができる。
【0013】なお、上記導電基板20は例えば洋白、リ
ン青銅、ベリリウム銅などの導通性の高いばね材が有効
であるが、必ずしもばね材を用いる必要はなく適宜の材
質で構成すればよい。また、導電金属板20をモールド
成形する場合、整流子ホルダー23を同時に成形しても
よく、かかる構成については上記実施例に限定されな
い。
ン青銅、ベリリウム銅などの導通性の高いばね材が有効
であるが、必ずしもばね材を用いる必要はなく適宜の材
質で構成すればよい。また、導電金属板20をモールド
成形する場合、整流子ホルダー23を同時に成形しても
よく、かかる構成については上記実施例に限定されな
い。
【0014】
【発明の効果】本願発明によれば、複数の導電金属板と
樹脂とによって一体成形された保持台と、上記保持台の
各導電金属板間にチップ保持孔を形成すると共に、整流
セグメント間に配置され導電接続される火花消去素子チ
ップを上記チップ保持孔に挿入保持したため、火花消去
素子を基板に設けた保持孔に圧入固定することができ、
半田付けのみの場合より高い固定強度を得ることができ
る。また、火花消去素子を保持孔で挿入保持することか
ら、火花消去素子の固定位置を精度をよくすることがで
き、ロータのバランスをよくすることができると共に、
モータ全体として扁平化を図ることができる。
樹脂とによって一体成形された保持台と、上記保持台の
各導電金属板間にチップ保持孔を形成すると共に、整流
セグメント間に配置され導電接続される火花消去素子チ
ップを上記チップ保持孔に挿入保持したため、火花消去
素子を基板に設けた保持孔に圧入固定することができ、
半田付けのみの場合より高い固定強度を得ることができ
る。また、火花消去素子を保持孔で挿入保持することか
ら、火花消去素子の固定位置を精度をよくすることがで
き、ロータのバランスをよくすることができると共に、
モータ全体として扁平化を図ることができる。
【0015】請求項2記載のように導電金属板は樹脂と
一体成形した後に打ち抜くことにより分離形成すれば、
容易かつ簡単に火花消去素子相互間を絶縁させることが
でき作業能率の向上を図ることができる。
一体成形した後に打ち抜くことにより分離形成すれば、
容易かつ簡単に火花消去素子相互間を絶縁させることが
でき作業能率の向上を図ることができる。
【図1】本願発明にかかる小型モータに適用される整流
子の例を示す平面図。
子の例を示す平面図。
【図2】同上正面図。
【図3】同上整流子を構成する保持台の平面図。
【図4】図1中の線k−k´に沿う断面図。
【図5】上記整流子を構成する導電金属板の正面図。
【図6】従来の小型モータの整流子の例を示す平面図。
【図7】同上正面図。
【図8】同上小型モータの正面断面図。
16 整流子 17 整流子セグメント 19 火花消去素子チップ 20 導電金属板 21 カット部 22 チップ保持孔 25 保持台
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の導電金属板と樹脂とによって一体
成形された保持台を有し、 上記保持台の各導電金属板間にチップ保持孔が形成され
ると共に、整流子セグメント間に配置され導電接続され
る火花消去素子チップが上記チップ保持孔に挿入保持さ
れていることを特徴とする小型モータ。 - 【請求項2】 導電金属板は樹脂と一体成形した後に打
ち抜くことにより分離形成された請求項1記載のブラシ
レスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26299193A JPH0799755A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 小型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26299193A JPH0799755A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 小型モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799755A true JPH0799755A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17383385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26299193A Pending JPH0799755A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 小型モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799755A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8148869B2 (en) | 2008-02-14 | 2012-04-03 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Brush holder |
JP2013034278A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Panasonic Corp | 整流子の構造 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26299193A patent/JPH0799755A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8148869B2 (en) | 2008-02-14 | 2012-04-03 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Brush holder |
JP2013034278A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Panasonic Corp | 整流子の構造 |
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