JP3630213B2 - ポリエステル樹脂、それから成るシ−ト状物、中空成形体及び延伸フイルム - Google Patents

ポリエステル樹脂、それから成るシ−ト状物、中空成形体及び延伸フイルム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は透明性、ガスバリヤ−性、耐熱性、機械的特性および保香性に優れ、食品あるいは飲料用等の容器、包装材料として有利に使用しうるポリエステル樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂はその優れた透明性、機械的強度、耐熱性、ガスバリヤ−性等の特性により炭酸飲料、ジュ−ス、ミネラルウオ−タ等の容器の素材として採用されている。 しかし、エチレンテレフタレ−トを主たる繰り返し単位とするポリエステル樹脂は、副生物であるアセトアルデヒドを含有する。ポリエステル樹脂中のアセトアルデヒド含量が多い場合には、これから成形された容器やその他包装等の材質中のアセトアルデヒド含量も多くなり、該容器等に充填された飲料等の風味や臭いに影響を及ぼす。したがって、従来よりポリエステル樹脂中のアセトアルデヒド含量を低減させるために種々の方策が採られてきた。
【0003】
近年、ポリエチレンテレフタレ−トを中心とするポリエステル樹脂製容器は、ミネラルウオ−タやウ−ロン茶等の低フレ−バ−飲料用の容器として使用されるようになってきた。このような飲料の場合は、一般にこれらの飲料を熱充填したりまたは充填後加熱して殺菌されるが、飲料容器のアセトアルデヒド含量の低減だけではこれらの内容物の風味や臭いが改善されないことがわかってきた。
また、飲料用金属缶については、工程簡略化、衛生性、公害防止等の目的から、その内面にエチレンテレフタレ−トを主たる繰り返し単位とするポリエステルフイルムを被覆した金属板を利用して製缶する方法が採られるようになってきた。この場合にも、内容物を充填後高温で加熱殺菌されるが、この際アセトアルデヒド含量の低いフイルムを使用しても内容物の風味や臭いが改善されないことが分かってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を解決することにあり、透明性、ガスバリヤ−性、耐熱性、機械的特性および保香性に優れ、食品あるいは飲料用等の容器、包装材料として有利に使用しうるポリエステル樹脂を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の問題点に鑑み鋭意研究の結果、本発明に到達した。上記目的を達成するための、主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ−トから構成されるポリエステル樹脂は、酢酸含量が50ppb以下、蟻酸含量が50ppb以下であることを特徴とするポリエステル樹脂である。また本発明のポリエステル樹脂は、極限粘度が0.65dl/g以上、密度が1.37g/cm以上であり、酢酸含量が50ppb以下、蟻酸含量が50ppb以下で、遊離のエチレングリコ−ル含量が20ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量が70ppm以下、遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量が100ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量と遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量の合計が150ppm以下、および遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト2量体含量が350ppm以下であることを特徴とするポリエステル樹脂である。
【0006】
また、本発明のポリエステル樹脂は、アセトアルデヒド含量が10ppm以下、ホルムアルデヒド含量が7ppm以下であることが好ましい。
また、本発明のポリエステル樹脂は、環状3量体含量が0.5重量%以下であることが好ましい。
さらに、本発明のポリエステル樹脂は、共重合されたジエチレングリコ−ル量がグリコ−ル成分の1.0〜5.0モル%であることが好ましい。
上記の特性を持つポリエステル樹脂は、優れた透明性、耐熱性、機械的特性および保香性を持つ中空成形体、シ−ト状物や延伸フイルムおよびこれらからの容器や包装材料を与える。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の、主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ−トから構成されるポリエステル樹脂は、エチレンテレフタレ−ト単位を85モル%以上含む線状ポリエステル樹脂であり、好ましくは、90モル%以上、さらに好ましくは95モル%以上含む線状ポリエステル樹脂である。
【0008】
前記ポリエステル樹脂の共重合に使用されるジカルボン酸としては、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニ−ル−4,4’−ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、p−オキシ安息香酸、オキシカプロン酸等のオキシ酸及びその機能的誘導体、アジピン酸、セバシン酸、コハク酸、グルタル酸等の脂肪族ジカルボン酸及びその機能的誘導体、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸及びその機能的誘導体などが挙げられる。
【0009】
前記ポリエステル樹脂の共重合に使用されるグリコ−ルとしては、ジエチレングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、テトラメチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコ−ル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルAのアルキレンオキサイド付加物等の芳香族グリコ−ルなどが挙げられる。
さらに、前記ポリエステル樹脂中の多官能化合物からなるその他の共重合成分としては酸成分として、トリメリット酸、ピロメリット酸を挙げることができ、グリコ−ル成分としてグリセリン、ペンタエリスリト−ルを挙げることができる。以上の共重合成分の使用量は、ポリエステル樹脂が実質的に線状を維持する程度でなければならない。
【0010】
本発明のポリエステル樹脂の極限粘度は0.55〜1.30dl/g、好ましくは0.60〜1.20dl/g、さらに好ましくは0.65〜0.90dl/gの範囲である。0.55dl/g以下では、得られた成形体等の機械的特性が悪い。また、1.30dl/gを越える場合は、成型機等による溶融時に樹脂温度が高くなって熱分解が激しくなり、保香性に影響を及ぼす遊離の低分子量化合物が増加したり、成形体が黄色に着色する等の問題が起こる。
【0011】
本発明のポリエステル樹脂は、酢酸含量が50ppb以下、蟻酸含量が50ppb以下含有することを特徴とするポリエステル樹脂である。酢酸含量は好ましくは30ppb以下、さらに好ましくは10ppb以下であり、また蟻酸含量は好ましくは30ppb以下、さらに好ましくは10ppb以下である。前記のポリエステル樹脂の酢酸含量および蟻酸含量が共に50ppbを超える場合には、このポリエステル樹脂から得られた容器等中の内容物の風味や香りが非常に悪くなる。これらの遊離の低分子量化合物は、ポリエステル樹脂製容器等の材質より内容物中に極微量ではあるが溶出し、その結果内容物の風味等に影響を及ぼすと考えられる。
【0012】
また、本発明のポリエステル樹脂は、極限粘度が0.65dl/g以上、好ましくは0.68dl/g以上、さらに好ましくは0.70dl/g以上、密度が1.37g/cm以上、好ましくは1.38g/cm以上、更に好ましくは1.39g/cm以上で、酢酸及び蟻酸の含有量が前記の範囲内で、かつ遊離のエチレングコ−ルが20ppm以下、好ましくは10ppm以下、更に好ましくは5ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−トが50ppm以下、好ましくは30ppm以下、更に好ましくは10ppm以下、遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−トが70ppm以下、好ましくは50ppm以下、更に好ましくは30ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−トと遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−トの合計が100ppm以下好ましくは70ppm以下、更に好ましくは40ppm以下、および遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト2量体含量が200ppm以下、好ましくは100ppm以下、さらに好ましくは75ppm以下を含有することを特徴とするポリエステル樹脂である。このポリエステル樹脂を包装材料に使用すると、その内容物の風味等がさらに改善される。
【0013】
また、本発明のポリエステル樹脂のアセトアルデヒド含量は10ppm以下、好ましくは5ppm以下、更に好ましくは3ppm以下、ホルムアルデヒド含量は7ppm以下、好ましくは4ppm以下、更に好ましくは2ppm以下である。アセトアルデヒド含量が10ppm以上、およびホルムアルデヒド含量が7ppm以上の場合は、このポリエステル樹脂から成形された容器等の内容物の風味や臭い等が悪くなる。本発明のポリエステル樹脂のアセトアルデヒド含有量を10ppm以下、またホルムアルデヒド含有量を7ppm以下にする方法は特に限定されるものではないが、例えば低分子量のポリエステル樹脂を減圧下または不活性ガス雰囲気下において195℃から230℃の温度範囲で固相重合する方法を挙げることが出来る。
【0014】
また、本発明のポリエステル樹脂のジエチレングリコ−ル量はグリコ−ル成分の1.0〜5.0モル%、好ましくは1.3〜4.5モル%、更に好ましくは1.5〜4.0モル%である。ジエチレングリコ−ル量が5.0モル%以上の場合は、熱安定性が悪くなり、成型時に分子量低下が大きくなったり、またアセトアルデヒド含量やホルムアルデヒド含量の増加量が大となり好ましくない。
【0015】
また、本発明のポリエステル樹脂の環状3量体の含有量は0.50重量%以下、好ましくは0.45重量%以下、さらに好ましくは0.40重量%以下である。本発明のポリエステル樹脂から耐熱性の中空成形体等を成形する場合は加熱金型内で熱処理を行うが、環状3量体の含有量が0.50重量%以上含有する場合には、加熱金型表面へのオリゴマ−付着が急激に増加し、得られた中空成形体等の透明性が非常に悪化する。
【0016】
上記のポリエステル樹脂は、従来公知の製造方法によって製造することが出来る。即ち、テレフタ−ル酸とエチレングリコ−ル、及び/又は、第三成分を直接反応させて水を留去しながらエステル化した後、減圧下に重縮合を行う直接エステル化法により製造される。更に極限粘度を増大させ、アセトアルデヒド含量等を低下さす為に固相重合を行ってもよい。
前記溶融重縮合反応は、回分式反応装置で行っても良いしまた連続式反応装置で行っても良い。これらいずれの方式においても、溶融重縮合反応は1段階で行っても良いし、また多段階に分けて行っても良い。固相重合反応は、溶融重縮合反応と同様、回分式装置や連続式装置で行うことが出来る。溶融重縮合と固相重合は連続で行っても良いし、分割して行ってもよい。
【0017】
本発明のポリエステル樹脂は、例えば次のような方法で製造することが出来る。即ち、溶融重縮合を出来るだけ低温度で短時間に実施し、また溶融重縮合終了後チップ化するため細孔から押し出すまでの間、出来るだけ低温度で短時間の条件下に溶融状態で保持後、細孔より窒素雰囲気下に押し出してチップとする。このチップを次に固相重合するが、これ以降の工程、すなわち固相重合工程への輸送、結晶化、固相重合等全て窒素雰囲気下で実施するのが好ましい。使用する窒素中の酸素濃度は、20ppm以下、好ましくは10ppm以下、さらに好ましくは5ppm以下である。また、固相重合時に使用する窒素中の酸素以外の不純物の含量も出来るだけ少なくなるような方策をとることが望ましい。例えば、固相重合工程から回収された窒素から固形物を完全に除去後、精製を十分に行い、新鮮な窒素とともに固相重合器へ供給する方法等がある。固相重合に使用する窒素は全て新鮮な窒素を用いるのが特に好ましい。
【0018】
また、本発明のポリエステル樹脂を得る方法としては前記の窒素雰囲気下でチップ化以降を行うのに加え、固相重合の前または後もしくは両方で水や水蒸気等で処理を行い、一旦チップの含水率を上げた後、乾燥させることが効果的である。水処理の方法としては、水中に浸ける方法や水をシャワーでチップ上にかける方法が挙げられる。処理時間としては5分−2日間、好ましくは10分−1日間、さらに好ましくは30分−10時間で、水の温度としては20℃−180℃、好ましくは40℃−150℃、さらに好ましくは50℃−120℃である。水蒸気で処理する時間としては5分−7日間、好ましくは10分−5日間、さらに好ましくは30分−3日間で、水蒸気の温度としては10℃−200℃、好ましくは20℃−180℃、さらに好ましくは30℃−160℃である。この含水処理は減圧、加圧条件で行っても良い。さらに含水処理、乾燥処理も窒素雰囲気下で行うことが好ましい。また、チップの含水率は一旦、0.05%以上、好ましくは0.1%以上、さらに好ましくは0.2%以上に上げることが効果的である。
【0019】
なお、重縮合反応の温度は260℃〜285℃が好ましく、真空度は600〜0.1Torrである。回分式装置での重縮合の場合は、最終段階の重縮合反応を260〜285℃、5〜0.1Torrの減圧下に1.5時間以内に終了すべきである。また連続式装置で重縮合を行う場合は、最終の重縮合反応は260〜285℃、5〜0.1Torrの条件で2時間以内で終了することが重要である。また、溶融重縮合終了後の溶融状態での保持条件は、260〜285℃で20分以内、好ましくは10分以内、更に好ましくは5分以内にすべきである。285℃以上の高温度で重縮合を行ったり、2時間以上の長時間の重縮合を行う場合には、上記の遊離のモノマ−等の低分子化合物の含量が前記の制限量以上になり、得られたポリエステル樹脂からの包装材料の内容物の風味や臭いが非常に悪くなる。
【0020】
直接エステル化法による場合は、重縮合触媒としてGe、Sb、Tiの化合物が用いられるが、特にGe化合物が好都合である。Ge化合物としては、無定形二酸化ゲルマニウム、結晶性二酸化ゲルマニウム粉末またはエチレングリコ−ルのスラリ−、結晶性二酸化ゲルマニウムを水に加熱溶解した溶液または これにエチレングリコ−ルを添加加熱処理した溶液等が使用されるが、特に本発明のポリエステル樹脂を得るには二酸化ゲルマニウムを水に加熱溶解した溶液、またはこれにエチレングリコ−ルを添加加熱した溶液を使用するのが好ましい。これらの重縮合触媒はエステル化工程中に添加することができ、特に本発明のポリエステル樹脂を得るにはエステル化工程の初期段階に添加するのが好ましい。
Ge化合物を使用する場合、その使用量はポリエステル樹脂中のGe残存量として20〜150ppm、好ましくは23〜100ppm、更に好ましくは25〜70ppmである。
【0021】
また、安定剤として、燐酸、ポリ燐酸やトリメチルフォスフェ−ト等の燐酸エステル類等をポリエステル樹脂中残存P金属量として10〜100ppm使用するのが好ましい。これらの安定剤はテレフタル酸とエチレングリコ−ルのスラリ−調合槽からエステル化反応工程中に添加することができ、特に本発明のポリエステル樹脂を得るにはスラリ−調合槽やエステル化反応の中期までに添加するのが好ましい。
【0022】
DEG含量を制御するためにエステル化工程に塩基性化合物、とえば、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン等の第3級アミン、水酸化テトラエチルアンモニウム等の第4級アンモニウム塩等を加えることが出来る。
また、本発明のポリエステル樹脂には必要に応じて着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑剤、核剤、離型剤などを本発明の目的を損なわない範囲で添加することができる。
本発明のポリエステル樹脂は、中空成形容器、トレ−、2軸延伸フイルム等の包装材、金属缶被覆用フイルム等として好ましく用いることが出来る。
【0023】
【実施例】
以下本発明を実施例により具体的に説明するが本発明はこの実施例に限定されるものではない。なお主な特性値の測定法を以下に説明する。
【0024】
1)ポリエステル樹脂(以下「PET樹脂」とする)の極限粘度(以下「IV」という)1,1,2,2−テトラクロルエタン/フェノ−ル(2:3重量比)混合溶媒中30℃での溶液粘度から求めた。
【0025】
2)ジエチレングリコ−ル含量(以下[DEG含量」という)
メタノ−ルにより分解し、ガスクロマトグラフィ−によりDEG量を定量し、全グリコ−ル成分に対する割合(モル%)で表した。
【0026】
3)遊離のエチレングリコ−ル含量(以下「EG含量]という)
樹脂ペレット試料をヘキサフルオロイソプロパノ−ル/クロロフォルム混合液に溶解し、次いで水を加えて均一化する。水相を濾過した溶液についてガスクロマトグラフ法によりEGを定量した。
【0027】
4)遊離のモノマ−等低分子化合物含量
樹脂ペレット試料をヘキサフルオロイソプロパノ−ル/クロロフォルム混合液に溶解し、さらにクロロフォルムを加え希釈する。これにメタノ−ルを加えてポリマ−を沈殿させた後、濾過する。濾液を蒸発乾固しジメチルフォルムアミドで定容とし、液体クロマトグラフ法により定量した。
【0028】
5)アセトアルデヒド含量(以下「AA含量」という)
樹脂ペレット試料/蒸留水=1g/2mlを窒素置換したガラスアンプルに入れて上部を溶封し、160℃で2時間抽出処理を行い、冷却後抽出液中のアセトアルデヒドを高感度ガスクロマトグラフィ−で測定し濃度をppmで表示した。
【0029】
6)ホルムアルデヒド含量(以下「FA含量」という)
樹脂ペレット試料1gを蒸留水2mlとともにガラスアンプルに入れ、窒素置換後上部を溶封し、160℃、1時間加熱処理した。冷却後、シクロヘキサン−1,3−ジオンとの蛍光誘導体に変換し、液体クロマトグラフ法にて測定しFAを求める。詳細は、分析化学、Vol .34、p.314(1985)に記載されている。
【0030】
7)PET樹脂の環状3量体含量
樹脂ペレット試料をヘキサフルオロイソプロパノ−ル/クロロフォルム混合液に溶解し、さらにクロロフォルムを加え希釈する。これにメタノ−ルを加えてポリマ−を沈殿させた後、濾過する。濾液を蒸発乾固し、ジメチルフォルムアミドで定容とし、液体クロマトグラフ法により定量した。
【0031】
8)PET樹脂の酢酸含量および蟻酸含量
樹脂ペレット2gをガラス容器に入れ沸騰したイオン交換水500mlを注ぎ、密栓後10分間放置後室温に冷却し、1日放置する。この液1mlを用いてイオンクロマトグラフィ−により定量した。
【0032】
9)密度
四塩化炭素/n−ヘプタン混合溶媒の密度勾配管で25℃で測定した。
【0033】
10)官能試験
日精エ−エスビ−機械(株)の50T型延伸ブロ−成型機を用いて、ポリマ−温度275℃でパリソンを射出成形し、次いで延伸ブロ−し1.5Lの中空成形容器を成形した。但し、窒素(酸素濃度2ppm以下)下で乾燥し、PET樹脂を同一の窒素を充填したホッパ−に入れ成形に供した。この容器胴部を、約5mm×20mmの切片に切断し、この切片約100gを2Lのガラス容器に入れ、これに沸騰したイオン交換水1.5Lを入、70℃で1日放置後、25℃で1ケ月間放置し、開栓後風味、臭い等の試験を行った。比較用のブランクとして、イオン交換水のみをガラス容器に入れ、前期と同様に処理したものを使用した。官能試験は10人のパネラ−により次の基準により実施し、平均値で比較した。
0:異味、臭いを感じない。
1:ブランクとの差をわずかに感じる。
2:ブランクとの差を感じる。
3:ブランクとのかなりの差を感じる。
4:ブランクとの非常に大きな差を感じる。
【0034】
(実施例1)
連続重合設備により下記の要領にてPET樹脂を製造した。
予め反応物を含有している第1エステル化反応器に、毎時865重量部の高純度テレフタル酸と580重量部のエチレングリコ−ルとのスラリ−を連続的に供給し、攪拌下、約250℃、0.5kg/cmGで平均滞留時間3時間反応を行った。また、結晶性二酸化ゲルマニウムを水に加熱溶解し、これにエチレングリコ−ルを添加加熱処理した触媒溶液、および燐酸のエチレングリコ−ル溶液を別々にこの第1エステル化反応器に連続的に供給した。この反応物を第2エステル化反応器に送付し、攪拌下、約260℃、0.05kg/cmGで所定の反応度まで反応を行った。このエステル化反応生成物を連続的に第1重合反応器に送り、攪拌下、約265℃、25torrで1時間、次いで第2重合反応器で攪拌下、約265℃、3torrで1時間、さらに第3重合反応器で攪拌下、約275℃、0.5〜1torrで1時間重合させた。重合反応物を約275℃で5分以内の滞留時間で細孔へ送り、ストランド状に押し出し水冷しながら、チップ状に切断した。ストランドの冷却、切断は、酸素濃度2ppm以下の窒素ガス雰囲気下で実施した。得られたPET樹脂のIVは0.54であった。この樹脂をひきつづき酸素濃度2ppm以下の窒素雰囲気下、約155℃で結晶化し、さらに同窒素雰囲気下で約200℃に予熱後、連続固相重合反応器に送り窒素雰囲気(酸素濃度2ppm以下)下で約205℃で固相重合した。固相重合工程に送る窒素は固相重合工程から回収した窒素に約1/3の新鮮な窒素(酸素濃度1ppm以下)を混合した窒素を使用した。得られたPET樹脂のIVは0.74、DEG含量は2.5モル%、環状3量体含量は0.37重量%、密度は1.399g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を窒素雰囲気下(酸素濃度2ppm以下)で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表1に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0035】
(実施例2)
固相重合温度を約210℃に変更し、また固相重合用窒素として回収した窒素に1/2の新鮮な窒素を混合したガスを使用する以外は実施例1とほぼ同一の反応条件の基でPET樹脂を製造した。得られたPET樹脂のIVは0.73、DEG含量は2.1モル%、密度は1.402g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を実施例1と同一条件で乾燥し、中空成型用容器を得た。官能試験結果を表1に示す。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成型容器を与えることが分かる。
【0036】
(実施例3)
溶融重合PET樹脂ストランドの冷却および切断、これらの樹脂の貯蔵、固相重合工程への輸送、結晶化等の固相重合前工程を、酸素濃度1ppm以下の窒素ガス雰囲気下で実施し、そして固相重合用ガスとして全量を新鮮な窒素(含有酸素濃度1ppm以下)を使用し、固相重合温度を約210℃に変更する以外は実施例1とほぼ同一の反応条件のもとでPET樹脂を製造した。得られたPET樹脂のIVは、0.76、DEG含量は2.0モル%、環状3量体含量は 0.30重量%、密度は1.405g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を窒素雰囲気(酸素濃度1ppm以下)下で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表1に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0037】
(実施例4)
溶融重合PET樹脂ストランドの冷却、切断を、空気雰囲気下で実施する以外は実施例1とほぼ同一の条件のもとでPET樹脂を製造した。得られたPET樹脂のIVは、0.73、DEG含量は2.1モル%、環状3量体含量は 0.39重量%、密度は1.398g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を窒素雰囲気(酸素濃度2ppm以下)下で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表1に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0038】
(実施例5)
得られる樹脂の酸成分中のイソフタル酸含量が2重量%になるような量比で高純度テレフタル酸およびイソフタル酸を使用し、第3重合反応器の温度および溶融重合後の樹脂の滞留温度を270℃、固相重合温度を203℃とする以外は実施例2とほぼ同一条件で重合し、酸成分としてイソフタル酸を2モル%共重合したポリエステル樹脂を得た。得られたPET樹脂のIVは、0.74、DEG含量は1.8モル%、環状3量体含量は 0.35重量%、密度は1.397g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を窒素雰囲気(酸素濃度2ppm以下)下で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表1に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0039】
(実施例6)
実施例1と同様に溶融重合を行い得られたペレットの50kgをステンレスタンク中で30℃、95%相対湿度で72時間保持した。このペレットの水分率は0.43%であった。このペレットを160℃の真空乾燥機で2時間予備結晶化を行い、続いて205℃、0.05mmHg減圧下で16時間固相重合した。なお、調湿、予備結晶化は窒素雰囲気下(酸素濃度0.2ppm)で行い、固相重合は205℃に加熱した新鮮な窒素(酸素濃度0.2ppm)を吹き込みながら行った。このように、重合から目的のPETペレットを最終的に得るまでは、酸素濃度が0.2ppmを越える雰囲気に曝すことがないようにした。得られたPET樹脂のIVは0.75、DEG含量は2.5モル%、環状3量体含量は0.35重量%、密度は1.398g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表1に示した。この樹脂を窒素雰囲気下(酸素濃度2ppm以下)で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表1に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0040】
(実施例7)
実施例1と同様にして得られた固相重合後のペレット50kgをステンレスタンク中で110℃の水蒸気を毎時3kgの量で2時間通し、含水処理を行った。このペレットの含水率0.24%であった。この後、160℃で3時間真空乾燥を行った。なお、調湿、予備結晶化は窒素雰囲気下(酸素濃度0.2ppm)で行い、重合から目的のPETペレットを最終的に得るまでは、酸素濃度が0.2ppmを越える雰囲気に曝すことがないようにした。得られたPET樹脂のIVは0.74、DEG含量は2.5モル%、環状3量体含量は0.30重量%、密度は1.399g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。この樹脂を窒素雰囲気下(酸素濃度2ppm以下)で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表2に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0041】
(実施例8)
実施例1と同様に溶融重合を行い得られたペレットの50kgをステンレスタンク中で50℃の水に浸け、2時間保持した。このペレットの水分率は0.3%であった。このペレットを160℃の真空乾燥機で2時間予備結晶化を行い、続いて205℃、0.05mmHg減圧下で16時間固相重合した。なお、調湿、予備結晶化は窒素雰囲気下(酸素濃度0.2ppm)で行い、固相重合は205℃に加熱した新鮮な窒素(酸素濃度0.2ppm)を吹き込みながら行った。このように、重合から目的のPETペレットを最終的に得るまでは、酸素濃度が0.2ppmを越える雰囲気に曝すことがないようにした。得られたPET樹脂のIVは0.75、DEG含量は2.5モル%、環状3量体含量は0.33重量%、密度は1.400g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。この樹脂を窒素雰囲気下(酸素濃度2ppm以下)で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表2に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0042】
(実施例9)
実施例1と同様にして得られた固相重合後のペレット50kgをステンレスタンク中で90℃の水に5時間浸け、含水処理を行った。このペレットの含水率0.44%であった。この後、160℃で3時間真空乾燥を行った。なお、調湿、予備結晶化は窒素雰囲気下(酸素濃度0.2ppm)で行い、重合から目的のPETペレットを最終的に得るまでは、酸素濃度が0.2ppmを越える雰囲気に曝すことがないようにした。得られたPET樹脂のIVは0.75、DEG含量は2.5モル%、環状3量体含量は0.31重量%、密度は1.399g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。この樹脂を窒素雰囲気下(酸素濃度2ppm以下)で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。表2に官能試験結果を示した。本発明のPET樹脂は内容物の味覚を変化させることがない中空成形容器を与えることが分かる。
【0043】
(比較例1)
重縮合触媒および燐酸の添加量を変更し、更に第3重縮合反応器の温度を約288℃に変更する以外は実施例1とほぼ同一の反応条件のもとで重縮合し、この反応物を295℃、約35分の滞留時間で細孔へ送り、ストランド状に押しだし水冷しながら、チップ状に切断した。ストランドの冷却切断は空気雰囲気下で実施した。得られたプレポリマ−のIV=0.57dl/gであった。この樹脂を空気により空気雰囲気下のプレポリマ−貯槽に送り、約10日間放置した。このプレポリマ−を窒素雰囲気(酸素濃度約300ppm)下、約155℃で結晶化し、さらに同窒素雰囲気下で約200℃に予熱後、連続固相重合反応器に送り窒素雰囲気(酸素濃度約200ppm)下で約205℃で固相重合した。固相重合工程から回収した窒素に約1/10の新鮮な窒素を混合したものを使用した。得られたPET樹脂のIVは0.73、DEG含量は3.5モル%、環状3量体含量は 0.55重量%、密度は1.397g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。この樹脂を窒素雰囲気下で乾燥し、前記の成型機により中空成型容器を得た。官能試験結果を表2に示す。
【0044】
(比較例2)
DEG含量を変更するためにエステル化反応条件を変え、さらに第3重合反応器の温度を約287℃、減圧度を3〜5torrに変更する以外は実施例1とほぼ同一の反応条件のもとで重合し、この反応物を約295℃で約30分間で細孔へ送り、実施例4と同様にしてチップ化した。得られたPET樹脂のIVは0.55であった。この樹脂をひきつづき固相重合温度を200℃とする以外は実施例1と同様の条件で固相重合した。得られたPET樹脂のIVは0.75、DEGは7.4モル%、環状3量体含量は 0.53重量%、密度は1.399g/cmであった。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。この樹脂を実施例1と同一条件で乾燥し、中空成型用容器を得た。官能試験結果を表2に示す。
【0045】
(比較例3)
第3重合反応器の温度を約280℃、減圧度を2〜4torrに変更する以外は実施例1とほぼ同一の反応条件のもとで溶融重合し、この反応物を約283℃で約25分間で細孔へ送り、比較例1と同様にしてチップ化した。得られたプレポリマ−のIV=0.56dl/gであった。このプレポリマ−を実施例1とほぼ同一条件で固相重合した。酢酸、蟻酸等の分析結果を表2に示した。得られたPET樹脂のIVは0.76、DEGは3.6モル%、環状3量体含量は0.45重量%、密度は1.397g/cmであった。この樹脂を実施例1と同一条件で乾燥し、中空成型用容器を得た。官能試験結果を表2に示す。
【0046】
【表1】
Figure 0003630213
【0047】
【表2】
Figure 0003630213
【0048】
【発明の効果】
本発明のポリエステル樹脂は、透明性、ガスバリヤ−性、耐熱性、機械的特性および保香性に優れ、食品あるいは飲料用等の容器、包装材料として有利に使用出来る。

Claims (8)

  1. 主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ−トから構成されるポリエステル樹脂において、酢酸含量が50ppb以下、蟻酸含量が50ppb以下であることを特徴とするポリエステル樹脂。
  2. 主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ−トから構成されるポリエステル樹脂において、極限粘度が0.65dl/g以上、密度が1.37g/cm3 以上であり、遊離のエチレングリコ−ル含量が20ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量が50ppm以下、遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量が70ppm以下、遊離のモノヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量と遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト含量の合計が100ppm以下、および遊離のビスヒドロキシエチルテレフタレ−ト2量体含量が200ppm以下であることを特徴とする請求項1記載のポリエステル樹脂。
  3. アセトアルデヒド含量が10ppm以下、ホルムアルデヒド含量が7ppm以下である請求項1または2記載のポリエステル樹脂。
  4. 環状3量体含量が0.5重量%以下である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のポリエステル樹脂。
  5. 共重合されたジエチレングリコ−ル量がグリコ−ル成分の1.0〜5.0モル%である請求項1〜請求項4のいずれかに記載のポリエステル樹脂。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステル樹脂を押出成形してなることを特徴とするシ−ト状物。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステル樹脂からなることを特徴とする中空成形体。
  8. 請求項6記載のシ−ト状物を少なくとも一方向に延伸してなることを特徴とする延伸フイルム。
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