JP3629428B2 - 自動車の天井枠用密閉システム - Google Patents
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Description
この形式の公知の密閉システム(本出願人によるDE296 21 997U1)では、プロフィールストリップ(profile strip )つまり翼形細長片のデザインに対する十分な自由度を提供することができない。
縦に分割されていないキャリアレールつまり取付用レールは、本出願人によるDE295 09 880U1から公知である。キャリアレールの、天井連結用バーに対向した、1つの領域には、エラストマー層が設けられている。1片のエラストマーからなるプロフィールストリップの密閉用リップは、それぞれの場合において、キャリアレールのリム(limb)から密閉用プロフィールの凹んだ側面内に突出している。
縦に分割されていないU−形状をした保持レール自体は、DE195 31 600A1から公知であり、密閉セクションは、それぞれの場合において、保持レールのリムに固定し接着させて取付けられる。各密閉セクションは、ウインドスクリーンつまりフロントガラスまで延在する密閉用リップから構成される。
本発明の目的は、プロフィールストリップのデザイン(設計)の自由度を高めることにある。
この目的は、請求項1の特徴により達成される。このような密閉システムは、特に、ハードトップあるいはクーペまたはカブリオレ用の折畳式ルーフカバーにおいて使用される。縦の分割により、各補強材の部品片および関連するプロフィールストリップの部品片が最適な態様でデザインおよび形成できる。これら2つの構成部品は最終的に一緒に結合され、また取付要素によって関連する連結部品に固定される。好適な方法においては、各構成部品は、これらが一緒に結合された後は、フォーミングツール(forming tool)つまり成形工具内に置かれ、各密閉用プロフィールセクション(密閉用翼形部分品)の少なくとも1つの端面上にエンドキャップが一体形成される。この後者の特徴に関する詳細は、上記のDE 296 21 997U1から明らかである。構成部品のそれぞれは、内部応力がなくて、寸法的に安定しており、また最適な方法で、補強部品片およびプロフィールストリップの部品片から三次元的に形成される。2つの構成部品を結合した密閉システムはまた、寸法に関して理想的であり、また、再現可能で特に迅速に行える態様で、密閉システムを正確な嵌め合いで自動車に装着できるという、特徴がある。密閉システムに2つの部品手段が設けられていることで、2つの構成部品を横方向において互いに対して調整し、次いで、これらを取付要素として使用して天井枠の関連する連結部品に取付けることが可能になる。このようにして、据付装置の独自性が考慮され、プロフィールストリップの部品片の最適な相対的位置が確保される。
請求項1の特徴によれば、さらに以下の密閉システムと天井枠の連結部品との間において優れた密閉構造が提供できる。また、必要に応じて密閉効果をさらに改善できる。さらに、フロントガラスが密閉システムの外側に配置された場合において、密閉システムの内部空間が見えないという特長が得られる。各密閉用リップの間の間隙は好ましくない視覚的な印象を与える。また、フロントガラスが密閉システムの外側に配置された場合において、埃や異物が密閉システムの内部に侵入することがないという特長が得られる。さらに、車両が高速で運行する際にフロントガラス上に負圧が作用した場合において、閉じられたフロントガラスが外側に向かって移動する範囲が規制されるという特長が得られる。また、補強材および全体の密閉システムに対する曲りや捩じれを防止するための剛性が高まる。強度を同じ大きさとしながら、補強材の基本的なプロフィールを薄肉のデザインにでき、またこの結果として、必要な材料の量を低減できる。
請求項2の特徴は、装着プロセスを簡略化および改良することができる。
請求項3によれば、エンドキャップの取付けの場合においても、密閉システムの取扱をより容易に行える。
請求項4の接着剤は表面上あるいは特定の場所に使用ないし塗布される。
請求項5による溶接プロセスは、好ましくは、スポット溶接によるプロセスの形態で行われる。いずれの場合においても、密閉システムの2つの構成部品が互いに対して所定位置で固定され、また取付要素により全体の密閉システムが関連する連結部品に固定されるまで、この位置に保持されることだけが必要であるので、これだけで十分である。
構成部品は請求項6に従って、例えば、スピゴット(spigot)つまりたる栓とオリフィスつまり孔との間での比較的に密着させた嵌め合いにより、固着される。
あるいは、請求項7に従って、フォ−ム−ロッキングによる固定配置(form-locking fixing arrangement )を行うこともできる。
請求項8の特徴によれば、密閉システムの2つの構成部品の正確な嵌め合による結合を容易化できる。
請求項9或いは10の特徴によれば、さらに密閉システムの2つの構成部品を信頼性高く且つ密着させた嵌め合いの態様で一緒に固定することが確保される。
請求項11の特徴によれば、密閉システムが取付要素により天井枠の連結部品に取付けられる前に、密閉システムの2つの構成部品を、横方向において互いに相対的に調節することが可能となる。
請求項12から14の各特徴により、それぞれの場合において、補強材に所望の剛性を与えることができる。縦リブは好ましくは補強材の基部上で一体部品として形成され、また横方向のリブは離間した配置、例えば5から30mmで配置される。
本発明の上記および他の特徴および特長を、添付図面に示された例示的な実施形態を参照して以下にさらに詳しく説明する。
図1に、その天井枠に3つの部品の密閉システム2が各側に設けられた、カブリオレの折畳式ルーフを例示した。各密閉システムは、前部、上部、密閉用プロフィールセクション3、後部、上部密閉用プロフィールセクション4、およびCコラム(C柱)セクション5を有している。セクション3から5は、それぞれの場合において関連するカバーバー(cover bar )上の連結部品に取付けられる。セクション3は一体式エンドキャップ6および7を有し、セクション4は一体式エンドキャップ8および9を有し、またセクション5はその上端部の一体式エンドキャップ10を有している。
全図において、同じ部品は同様な符号が付されている。
図2には、その天井枠の各側に2部品の密閉システム12が設けられているハードトップ11が例示されている。各密閉システム12は前部密閉用プロフィールセクション13およびCコラムセクション14を有している。
Cコラムセクション14は、原則的には、図1のCコラムセクション5と、また必要に応じて、図1の密閉用プロフィールセクション3および4と同じ態様で形成されている。対照的に、密閉用プロフィールセクション13は、好ましくは、一部品であり、公知の型押し成形された密閉用プロフィールから構成されている。密閉用プロフィールセクション13には、前部において一体式エンドキャップ16が設けられており、また移行位置15上の後部においてCコラムセクション14に密閉態様で連結されている。
それ以下の図面はCコラムセクション5、14の各実施形態を説明したものである。図1における密閉用プロフィールセクション3、4のような他の密閉用プロフィールセクションは同様な態様で形成されている。
図3にCコラムセクション14の第1の構成部品17を例示した。この第1の構成部品17は、合成材料(合成樹脂)から作られた第1の補強材の部品片18、およびその一体部品としてエラストマーから形成された第1のプロフィールストリップの部品片19から構成される。第1の構成部品17は、最初に第1の補強材の部品片18が合成材料射出成形品としてその最終的な3次元形状で作られるような方法で作られる。第1の補強材の部品片18は、次いで、成形工具内に置かれ、そこでは同様に最終的な3次元形状であるプロフィールストリップ部品片19が共に受容される。
図4に、Cコラムセクション14の第2の構成部品20を例示した。第2の構成部品は、合成材料から製造された第2の補強材の部品片21と、その上に一体部品として形成されると共に第1の構成部品17と同じ方法で製造されて形成した第2のプロフィールストリップ部品片22とから形成される。
図5に、構成部品17と20を一緒に結合した状態を例示し、これらはCコラムセクション14を形成している。
図5を参照して、一点鎖線はそれぞれの場合においてCコラムセクション14の横断面23および24を示す。後で詳細に説明する構成部品17、20を互いに相対的な態様で位置決めする位置決め要素は、横断面23内に配置されている。対照的に、取付要素は、後述するように、Cコラムセクション14を天井枠の関連する連結部品に固定するものであり、横断面24内に配置されている。
図6には、据え付けられた状態にあるCコラムセクション14の詳細を例示されている。特に、補強材25は2つの補強材の部品片18、21から構成されていることは明らかである。補強材25はその少なくとも略全長上において、実質的にU−形状をした断面であり、また基部26および基部から延在するリム27および28を備えている。同様な態様で、プロフィールストリップ29は、それぞれ別の機能が割り当てられたプロフィールストリップの部品片19、22を有している。構成部品17、20は、図6の場合において、第2の補強材の部品片21のスピゴット30および31が、第1の補強材の部品片18の基部26内の相補的なオリフィス32および33内に密着した嵌め合いで位置することによって、互いに相対的に位置決めされて固定される。補強材の部品片18、21はこのように取付けられ、それぞれ仕切ジョイント部34に沿って互いに接触するようになる。仕切ジョイント部34は、補強材の部品片18、21を、互いに相対的にセンタリングつまり芯出しするためのプロファイリング(profiling )つまり外形部35を有している。
Cコラムセクション14は図6においては後述する方法で、金属薄板から形成されると共に自動車の天井枠37の一部である連結部品36に固定される。連結部品36に対向する補強材の部品片18には、連結部品36に対向する面38上に、関連する第1のプロフィールストリップの部品片19の層39が設けられている。層39は、その各縦端部の領域内において、それぞれの場合において連結部品36と協働する密閉用リップ40と41を有している。両方の密閉用リップ40、41は、図6において、それらが完全に緩められた開始位置で例示されている。図6における組立準備位置において、密閉用リップ40、41は自然に形成され、またバイアスつまり偏位の増大と共に連結部品36と対向した輪郭となる。
各プロフィールストリップの部品片19、22は、関連するリム27、28の自由端部の領域内において密閉用リップ42および43を一体に有している。図6に従って、密閉システム12が組み立てられた場合、密閉用リップ42、43の自由端部は、自動車のフロントガラス44が密閉システム12の外側に配置された際にそれぞれオーバラップする。密閉用リップ42、43の自由端部は、好ましくは図6に従って互いに対してバイアス、つまり偏位された構成で位置している。これにより、一方においては、密閉システム12の内部空間45の視界が損なわれることが防止され、他方においては、運転状態の間において塵や異物および湿気が外部から内部空間内に侵入することが防止される。この形式の密閉用リップ42、43は、上記したDE 296 21 997U1においては、密閉システムのデザインが一部品であるので、得ることができない。
自動車の外側46に向かって配置された補強材の部品片18には、フロントガラス44の外側48のための停止用縁部(stop bead )47が設けられているが、これは、図8のようにフロントガラス44が完全に閉じられた時にのみ機能する。
図7の実施形態は、図6の実施形態に対応するものであり、頭部49および50内への熱および圧力の作用によって各スピゴット30、31の自由端部が第1の補強材の部品片18の後部に形成されている点が異なるだけである。頭部49、50の断面は関連するオリフィス32、33の断面より大きくなっており、これにより補強材の部品片18、21の間、よって構成部品17、20の間にフォーム−ロッキング(form-locking)による連結が形成される。
図8において、補強材の部品片18、21は接着剤51によって仕切ジョイント部内で互いに固定されている。あるいは、この相対的な固定構造は、互いに離間した配置に設けられたスポット溶接52により行うこともできる。
図8において、補強材25には、内部空間45内に補強リブ53、54および55が設けられている。補強リブ53は縦リブとして形成され、また第2の補強材の部品片21と一体に形成されている。対照的に、補強リブ54及び55はそれぞれの場合において、補強材25の横方向に延在する横リブとして形成され、また補強材の縦方向において互いに離間して配置されている。各横リブ54、55は、補強材25の関連するリム28、27から関連する補強材の部品片21、18の基部26まで延在している。破線で示された溝56は、各補強リブ55に対してのものであり、また補強材の部品片21の基部26内に形成されている。
図8ではまた、その最上部において、破線で示したようにフロントガラス44が完全に閉じた状態が示されており、この場合、フロントガラス44は内部空間45内に挿入される。自動車が走行している際において自動車の外側46に負圧が加わった場合、(閉じられた)フロントガラス44は図8の右手側に示されるように引っ張られ、またその外側48が停止用縁部47に対して位置するまで曲げられる。この結果、フロントガラス44の実際的な不必要な外方運動の範囲が制限される。
図10は図5におけるX−X線における実質的な断面図である。取付要素57が密閉システム12の関連する横断面24内に配置されており、また上記取付要素の個々の部品は図9から明らかである。ナット片(nut piece )58が連結部品36上に配置されていて、ピン59を受容する。ピン59は、最初にディスク60を通り、次いでオリフィス61および62を通って補強材の部品片21内部に、さらにナット片58内に貫通する。最終的な組立品の端部の位置は図10および11に示されている。
図9において、フロントガラス44の移動方向を両向き矢印で示した。
図11には、最上部にある閉じられた端位置のフロントガラス44が、例示されている。また、この端位置において、密閉用リップ42および43の自由端部はそれぞれ側面48および64に対して密閉構造となっている。
図12に示された例示的な実施形態の場合、第2の補強材の部品片21の自由縦端部65は、第1の補強材の部品片18の縦溝66内に係合する。自由縦端部65は、これによりラッチ連結部67によって、縦溝66内にフォ−ム−ロッキングでロックつまり固定される。
プロフィールストリップ29、19、22用の好適なエラストマーは、例えば次の材料である。
ショアA硬さ10から30の多孔質ゴム、あるいはショアA硬さ30から70の高密度ゴム、例えば、EPDM、SBR、CR、ECO、EPDMが20から90重量%であるEPDMとSBRのブレンド(混合物)、EPDMとSBRおよび/またはポリオクテナマー(polyoctenamer )、あるいはNBR。
例えば、以下の熱可塑性エラストマー(TPE)を、同様に使用できる。
スチレン エチレン ブチレン スチレン(SEB−S)ベースのTPE
スチレン エチレン ブチレン スチレン(SBS)ベースのTPE
スチレン イソプレン スチレン(SIS)ベースのTPE
TOPブレンドあるいはTPO合金(TPO alloys )としてのエラストマー合金(elastomer alloys )、例えば架橋されEPDM/プロピレン ブレンド(EPDM/PP)、あるいは
エチレン ビニル アセテート/塩化ビニリデン(EVA/PVDC)あるいは熱可塑性ポリウレタン(TPU)ベースのTPE。TPOは熱可塑性ポリオレフィン(エラストマー)の略語。
プロフィールストリップ29、19、22は上記したエラストマーのいくつかから同様に形成することができ、次いで、互いに接触する境界面に沿って一緒に加硫される。それぞれの場合においてプロフィールストリップ17の個々の部品の間には十分な強度の化学結合が存在する。
対照的に、補強材25、18、21は好ましくは熱可塑性合成材料(合成樹脂)から作られる。この目的に適した材料は、例えば以下の通りである。
これらの合成材料は補強材なし、あるいは補強材と共に使用され、補強材としては、例えば、炭素繊維またはガラス繊維またはシリコン繊維またはポリマー繊維(polymer fiber )または鉱物(タルカム)が使用される。
同様に、プロフィールストリップ29、19、22と補強材25、18、21の間に結合材料の層(図示せず)を設けても良い。結合材料は、プロフィールストリップのエラストマーと補強材の熱可塑性合成材料との間の化学的結合を高める機能を有する。結合材料としては、例えば、以下の材料が好適である。
PP、PE、PS、PIB、PESおよび補強材25、18、21の上記した材料のリストからの他のポリマーを、<20%の重量%で、EPDMに混合したもの。
EPDM−CR−SBR−ポリオクテナマーのブレンドあるいは多量の樹脂(例えば、エポキシ樹脂)あるいは市販の接着剤を添加したEPDM化合物。
補強材25、18、21がTPEから構成される場合、例えば、ポリプロプレン プライマーが結合材料として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カブリオレの折畳式ルーフの上部から見た斜視図である。
【図2】ハードトップの図1に従った斜視図である。
【図3】自動車のCコラム用の密閉プロフィールセクションの第1の構成部品の斜視図である。
【図4】図3に従った密閉プロフィールセクション用の第2の構成部品の斜視図である。
【図5】図3および図4に従って一緒に結合される各構成部品の斜視図である。
【図6】自動車の別の部品を備えた図5におけるVI−VI線に従った拡大断面図である。
【図7】別の実施形態による図6に対応する断面図である。
【図8】別の実施形態における図6に対応する断面図である。
【図9】さらに別の実施形態の個々の部品における断面図である。
【図10】図9に従った実施形態の図5におけるX−X線による拡大断面図である。
【図11】密閉システム内にフロントガラスが挿入された、図10における断面図である。
【図12】さらに別の実施形態における図6に対応する断面図である。
Claims (14)
- 密閉システム(2;12)は、少なくとも1つの可動で、フレームレス(枠なし)のフロントガラス(44)を有する自動車の天井枠(37)用の少なくとも1つの密閉用プロフィールセクション(3,4,5;13,14)を含んでなり、
各密閉用プロフィールセクション(3,4,5;14)は、補強材(25)により補強されたプロフィールストリップ(29)を含んでなり、また少なくとも1つのエラストマーから構成されており、
プロフィールストリップ(29)はフロントガラス(44)と協働して密閉構造を構成するものであり、
補強材(25)は、予め作製された合成材料の射出成形部品として形成されると共に、成形工具内においてその表面の少なくとも一部上にプロフィールストリップ(29)が設けられており、
補強材(25)は、その少なくとも略全長上で、基部(26)および基部(26)から延在したリム(27,28)を備えた実質的にU−形状をした断面を有しており、
また密閉システム(2;12)が、3次元的な形態で形成され、また取付要素(57)により天井枠(37)の連結部品(36)に固定することができる、密閉システム(2;12)において、
補強材(25)およびプロフィールストリップ(29)がそれぞれ基部(26)の領域内において部品片(18,21;19,22)に縦に仕切られており、
また、各補強材料の部品片(18,21)には成形工具内において関連するプロフィールストリップの部品片(19,22)が設けられており、
連結部品(36)に対向した補強材の部品片(18)には、連結部品(36)に対向した面上に、関連するプロフィールストリップの部品片(19)の層(39)が設けられており、
前記層(39)は、その各縦端部の少なくとも1つの領域において、連結部品(36)と協働する密閉用リップ(40;41)を含んでおり、
各プロフィールストリップの部品片(19,22)が、関連するリム(27,28)のその自由端部の領域内において一体形成された密閉用リップ(42,43)を含んでなり、
フロントガラスが密閉システム(2;12)の外側に配置されたときには、密閉用リップ(42,43)の各自由端部が互いにバイアスされた配列で位置しており、
密閉システム(2;12)が組み合わされた際には、フロントガラス(44)が密閉システム(2;12)の外側に配置されたときはフロントガラス(44)の移動方向に対して横方向において密閉用リップ(42,43)の各自由端部が互いにオーバラップし、またフロントガラス(44)が密閉システム(2;12)内に挿入されたときに前記各自由端部はそれぞれフロントガラス(44)の側面上に位置し、
自動車の外側(46)に向かって配置された補強部品片(18)が、密閉システム(2;12)内に挿入されたフロントガラスの外側(48)のための停止用縁部(47)を含んでなり、
補強材(25)には、その実質的にU−形状をした断面の内部空間(45)内に、少なくとも1つの補強リブ(53;54;55)が設けられている、ことを特徴とする密閉システム。 - 各密閉用プロフィールセクション(3,4,5;14)において、補強材料の部品片(18,21)は、互いに接触する仕切ジョイント部(34)に沿って装着されている、ことを特徴とする請求項1記載の密閉システム。
- 補強材料の部品片(18,21)が互いに固定されている、ことを特徴とする請求項2記載の密閉システム。
- 各部品が仕切ジョイント部(34)内において接着剤(51)により固定されている、ことを特徴とする請求項3記載の密閉システム。
- 各部品が溶接部(52)により固定されている、ことを特徴とする請求項3記載の密閉システム。
- 各部品は、1つの補強材の部品片(21)のたる栓(30、31)をそれぞれ他の補強材の部品片(18)の孔(32,33)内に挿入および固着することで固定されている、ことを特徴とする請求項3記載の密閉システム。
- 各たる栓(30、31)の自由端部には他の補強材の部品片(18)の後側に頭部(49,50)が形成されており、また頭部(49,50)の断面が関連する孔(32,33)の断面よりも大きい、ことを特徴とする請求項6記載の密閉システム。
- 仕切ジョイント部(34)が、それぞれの補強材の部品片(18,21)を芯出しするための外形部(35)を含んでなる、ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1記載の密閉システム。
- 1つの補強材料の部品片(21)の自由縦端部(65)が、他の補強材の部品片(18)の縦溝(66)内に係合している、ことを特徴とする請求項3記載の密閉システム。
- 自由縦端部(65)が、ラッチ連結部(67)により、縦溝(66)内に固定されている、ことを特徴とする請求項9記載の密閉システム。
- 補強材の部品片(18,21)は、1つのものが他のものの上に仕切りジョイント部(34)に沿って置かれ、また取付要素(57)によって、互いに、および連結部品(36)に固定される、ことを特徴とする請求項2記載の密閉システム。
- 少なくとも1つの補強リブ(53)が、補強材(25)の縦方向に延在する縦リブとして形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の密閉システム。
- 補強リブ(54;55)が、補強材(25)の横方向および補強材(25)の縦方向において互いに離間して配置されて、延在する横リブとして形成されていることを特徴とする請求項1または12記載の密閉システム。
- 各横リブ(54;55)が、補強材(25)の1つのリム(27;28)から関連する補強材片(18;21)の基部(26)まで延在している、ことを特徴とする請求項13記載の密閉システム。
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