JP3628043B2 - 画像データ再生装置および記録装置ならびに画像データ再生方法および画像データ記録方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は,画像データを記憶する記憶媒体から画像データを再生する画像データ再生装置およびこのような記憶媒体に画像データを記憶する画像データ記録装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
画像データを記憶するメモリ・カードにおいては,多数のクラスタからなるデータ記憶領域が含まれている。このクラスタはたとえば8キロ・バイトの記憶容量をもっている。したがって1画面分の画像データは1つのクラスタ内に収まらず,複数のクラスタを用いて記憶される。このために1画面を構成する画像データがどこのクラスタに記憶されているかを記憶しておく必要が生じる。このようなクラスタの管理は,メモリ・カードに含まれるデータ管理領域において行なわれている。
【0003】
データ記憶領域とデータ管理領域とを有するメモリ・カードにおいては,メモリ・カードに記憶されているデータを再生する場合,データ管理領域が参照され1画面を構成する初めの画像データが記憶されているクラスタのアドレスが読取られる。データ記憶領域に含まれるクラスタのうち読取られたアドレスをもつクラスタに記憶されている画像データが読出される。つづいて次の画像データが記憶されているクラスタのアドレスが,データ管理領域から読取られ,読取られたアドレスをもつクラスタに記憶されている画像データが読出される。データ管理領域からのアドレスの読取りと,読取られたアドレスをもつクラスタからのデータの読出しとが繰返されて一画面分の画像データが,メモリ・カードのデータ記憶領域から読出される。このようにデータ管理領域からのアドレスの読取りと読取られたアドレスをもつクラスタからのデータの読出しとが交互に繰返されて一画面分の画像データがメモリ・カードから読出されるため,迅速な画像再生は望めない。
【0004】
またデータの書込みにおいても,データ管理領域を参照して空いているクラスタを探し,空いているクラスタにデータを書き込み,再び空クラスタを探すことを繰返して1画面分の画像データをメモリ・カードに書込むので,迅速な画像記録が望めない。
【0005】
【発明の開示】
この発明は,記録媒体に記録されている画像データを迅速に再生することおよび画像データを迅速に記録媒体に記録することを目的とする。
【0006】
第1の発明は,複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶しているデータ記憶管理領域を有している記憶媒体から画像データを再生する装置において,画像データの再生要求に応答して,再生要求された1駒の画像データのすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスを上記データ記憶管理領域から読取るアドレス読取手段,上記アドレス読取手段により読取られたアドレスを一旦記憶するアドレス記憶手段,ならびに上記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを,上記アドレス記憶手段から読取り,読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に記憶されている画像データを,上記データ記憶領域から読出して出力するデータ読取手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
第1の発明のデータ再生方法は,複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶しているデータ記憶管理領域を有している記憶媒体から画像データを再生する装置において,画像データの再生要求に応答して,再生要求された1駒の画像データのすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスを上記データ記憶管理領域から読取り,読取られたアドレスを一旦記憶し,記憶されたアドレスを読取り,読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に記憶されている画像データを,上記データ記憶領域から読出して出力することを特徴とする。
【0008】
第1の発明によると,上記記憶媒体に記録されている画像データの再生要求があると再生要求された1駒の画像データすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスが読取られ,一旦記憶される。データ再生するときには一旦記憶されたアドレスを参照して,上記基本単位記憶領域に記憶されているデータが読取られる。
【0009】
基本単位記憶領域からの画像データの読取りごとにデータ記憶管理領域からアドレスを読取らず,再生要求された一駒の画像データすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスを一旦記憶した上で,一旦記憶したアドレスを参照して上記基本単位記憶領域に記憶されているデータが読取られる。したがって基本単位記憶領域からの画像データの読取りごとにデータ管理領域からアドレスを読取る場合に比べ,画像データの読取り時間を短縮できる。したがって記録媒体からの画像データの再生を迅速化できる。
【0010】
好ましくは,上記読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定し,上記アドレス記憶処理において,上記連続アドレス判定処理により連続アドレスと判定されたアドレスについて,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを記憶する。
【0011】
これによりアドレスの記憶量を実質的に少なくすることができ,メモリの使用効率を向上させることができる。
【0012】
上記アドレス記憶処理において,上記アドレス読取手段によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するとよい。
【0013】
これにより一旦記憶されたアドレスの高速読出しが可能となり,より迅速にデータ再生が可能となる。
【0014】
第2の発明は,複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶するデータ記憶管理領域を有している記憶媒体に画像データを記録する装置において,上記画像データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の上記基本単位記憶領域の空領域のアドレスを上記データ記憶管理領域から読取るアドレス読取手段,上記アドレス読取手段により読取られたアドレスを一旦記憶するアドレス記憶手段,上記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを読取り,上記データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち,上記アドレス記憶手段から読取られたアドレスをもつ上記基本単位領域に,与えられる1駒の画像データを書込むデータ書込手段,ならびに上記データ書込手段によって画像データが書込まれた上記基本単位記憶領域のアドレスを新たに上記データ記憶管理領域に記憶するデータ記憶管理領域更新手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
第2の発明のデータ記録方法は,複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒のデータが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されているデータ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒のデータが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶するデータ記憶管理領域を有している記憶媒体にデータを記録する装置において,上記データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の上記基本単位記憶領域の空領域のアドレスを上記データ記憶管理領域から読取り,読取られたアドレスを一旦記憶し,記憶されたアドレスを読取り,上記データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち,読取られたアドレスをもつ上記基本単位領域に,与えられる1駒の画像データを書込み,画像データが書込まれた上記基本単位記憶領域のアドレスを新たに上記データ記憶管理領域に記憶することを特徴とする。
【0016】
第2の発明によると,上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の上記基本単位記憶領域の空領域のアドレスが上記データ記憶管理領域から読取られ,一旦記憶される。記録すべき画像データが与えられると,一旦記憶された,上記基本単位記憶領域のうちの空領域アドレスが読取られ,空領域とされている上記基本単位記憶領域に書込まれる。上記基本単位記憶領域に画像データが書込まれると,データが書込まれた上記基本単位記憶領域のアドレスは新たに上記データ記憶管理領域に記憶される。複数の上記基本単位記憶領域にデータが書込まれた場合には,データが書込まれた上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスが新たに上記データ記憶管理領域に記憶される。
【0017】
基本単位記憶領域に画像データを記録するごとにデータ記憶管理領域を検索し,空いている上記基本単位記憶領域を探し出さずに,あらかじめ空いている上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の基本単位記憶領域のアドレスを検索し記憶している。したがって一旦記憶されているアドレスを参照するだけで,画像データを書込むべき上記基本単位記憶領域を知ることができその基本単位記憶領域に画像データを書込むことができる。このため,データの書込み時間を短縮でき,記録媒体への画像データの記録を迅速化できる。
【0018】
好ましくは読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定し,上記アドレス記憶処理において,上記連続アドレス判定処理により連続アドレスと判定されたアドレスについて,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを記憶する。
【0019】
これによりアドレスの記憶量を実質的に少なくすることができ,メモリの使用効率を向上させることができる。
【0020】
上記アドレス記憶処理において,上記アドレス読取手段によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するとよい。
【0021】
これにより一旦記憶されたアドレスの高速読出しが可能となり,より迅速にデータ記録が可能となる。
【0022】
【実施例の説明】
図1はこの発明の実施例を示すもので画像データ記録再生装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0023】
画像データ記録再生装置15の全体の動作はCPU10によって統括される。
【0024】
図1に示す画像データ記録再生装置15においては,被写体を撮像し,撮像によって得られた画像データを,画像データ記録再生装置15に着脱自在に装着されるメモリ・カード40に記録するための撮像回路部20と,メモリ・カード40に記録されている画像データを再生して画像データ記録再生装置に着脱自在に装着されるモニタ表示装置50に表示するための再生回路部30とが含まれている。
【0025】
撮像レンズ21によって被写体像がCCD22の受光面に結像する。これによりCCD22から被写体像を表わす映像信号が出力され前処理回路23に与えられる。
【0026】
前処理回路23は,増幅回路,ガンマ補正回路などを含むもので,入力するアナログ映像信号を増幅,ガンマ補正などの処理を行ない出力する。前処理回路23から出力されるアナログ映像信号はアナログ/ディジタル変換回路24においてディジタル画像データに変換される。
【0027】
アナログ/ディジタル変換回路24において変換されたディジタル画像データはY/C処理回路25に与えられる。ディジタル画像データはY/C処理回路25に与えられることにより,Y/C処理回路25において輝度データとR−YおよびB−Yの色差データから構成される色データが生成される。Y/C処理回路25において生成された輝度データおよび色データはデータ圧縮回路26に与えられ,ハフマン符号化,ランレングス符号化などによりデータ圧縮処理が施される。
【0028】
データ圧縮されたディジタル画像データはメモリ・カード40に与えられ記録される。メモリ・カード40へのディジタル画像データの記録処理について詳しくは後述する。
【0029】
メモリ・カード40に記録された画像データを再生するときにはメモリ・カード40に記録されている画像データが読出される。この画像データの読出し処理についても詳しくは後述する。
【0030】
メモリ・カード40に記録されているディジタル画像データはインターフェイス14を介して再生回路部30に与えられる。
【0031】
ディジタル画像データはデータ伸張回路31に与えられデータ伸張処理が施こされる。データ伸張が施こされたディジタル画像データはY/C処理回路32を経てディジタル/アナログ変換回路33に与えられ,アナログ映像信号に変換される。ディジタル/アナログ変換回路33において変換されたアナログ映像信号は後処理回路34に与えられる。
【0032】
後処理回路34において,アナログ映像信号の増幅などの処理が施こされ,出力される。後処理回路34から出力されるアナログ映像信号はコネクタ34を介してモニタ表示装置50に与えられる。これにより,メモリ・カード40に記録された画像データによって表わされる画像がモニタ表示装置50に表示される。
【0033】
図2に,データ記録再生装置15に装着されるメモリ・カード40のデータ・フォーマットが示されている。
【0034】
メモリ・カード40は,画像データを記憶するデータ記憶領域(画像データ記憶領域)40Bとデータ記憶領域40Bに記憶されている画像データを管理するためのヘッダ領域(データ管理領域)40Aとから構成されている。
【0035】
データ記憶領域40Bは,複数のクラスタ(基本単位記憶領域)44から構成されており,たとえば1つのクラスタ44は8キロバイトの記憶容量を有している。各クラスタ44にはアドレスとしてクラスタ番号が付与されている。1駒分の画像データのデータ量は比較的多いため1つのクラスタ44だけでは,1駒分の画像データを記憶することはできない。このため,複数のクラスタ44を用いて1駒分の画像データがメモリ・カード40に記憶されることになる。図2に示すメモリ・カード40においては,クラスタ番号「2」,「4」,「8」,「9」,「A」,「B」,「C」,「D」および「E」を有するクラスタ44を用いて1駒分の画像データが記録されている。
【0036】
ヘッダ領域40Aには,ヘッダ41,FAT(File Allocation Table )42およびディレクトリ43が含まれている。
【0037】
ヘッダ41には,1つのクラスタの記憶容量,メモリ・カード40に含まれているFATの数,FATの大きさ,ディレクトリの大きさなどが記憶されている。
【0038】
FAT42は,1駒を構成する画像データが,どのクラスタにどのような順序で記憶されているかを示すためのマップである。またFAT42により,クラスタの空領域および不良クラスタも管理される。
【0039】
FAT42の一例が図3に示されている。図3に示すFATは16ビット単位で構成されるものである。図3において先頭の2つのデータ「FFF9」はFATであることを示す識別コードである。3番め以降のデータはクラスタ番号に対応してクラスタの状況を示すコードである。たとえば3番めのデータ「0004」はクラスタ番号2のクラスタの状況を示し,4番めのデータはクラスタ番号3のクラスタの状況を示し,5番めのデータはクラスタ番号4のクラスタの状況を示している。
【0040】
1駒分の画像データはデータ量が多いため複数のクラスタ44を用いて記憶されている。このため,どこのクラスタ44に同一駒の画像データが記憶されているか,どのような順序でクラスタ44に記憶されている画像データを読む必要があるかを把握しておく必要がある。この把握のためにもFAT42が用いられる。
【0041】
たとえば図3において,3番めのデータが「0004」のコードとなっていることによりクラスタ番号2のクラスタは画像データが記憶済であり,かつクラスタ番号4のクラスタに1駒分の画像データのうち残りの画像データが記憶されていることが示されている。これによりクラスタ番号4,すなわち5番めのデータをみると,5番めのデータは「0008」となっており,さらにクラスタ番号8のクラスタに残りの画像データが記憶されていることがわかる。このようにして最後のデータが記憶されているクラスタを示すデータ「FFFE」がみつかるまでFATを検索すると図3の例では「0002」,「0004」,「0008」,「0009」,「000A」,「000B」,「000C」,「000D」,「000E」および「FFFE」のデータが得られる。したがってクラスタ番号として,2,4,8,9,A,B,C,D,およびEをもつクラスタに1画面分の画像データが記憶されていることとなる。
【0042】
このようにして,FATによりデータ記憶領域に記憶されている画像データが管理される。
【0043】
ディレクトリ43には,画像データ(ファイル名),画像データの更新日時,1駒分の画像データの最初の画像データが記憶されているクラスタの先頭クラスタ番号,画像データのデータ量などが記憶されている。
【0044】
図1を参照して,データ記録再生装置15においては,高速メモリ11および低速メモリ12が含まれている。高速メモリ11はデータの書込みおよび読出しが高速のメモリであり,低速メモリ12はデータの書込みおよび読出しが,高速メモリ11に比べて低速のメモリである。これらのメモリ11および12はCPU10によって,どちらのメモリを使用するか,データの書込みか読出しかが制御される。
【0045】
図1に示すデータ記録再生装置15において,撮像回路部20から得られる画像データをメモリ・カード40に記録するときには,1駒分の画像データを記憶できる程度の量の空領域のクラスタのクラスタ番号が,メモリ・カード40のFAT42から読取られる。読取られたクラスタ番号は高速メモリ11,高速メモリ11の記憶容量がオーバとなったときは低速メモリ12にも与えられ一旦記憶される。撮像によって得られた画像データは,高速メモリ11または必要に応じて低速メモリ12を参照して空領域のクラスタに記憶される。
【0046】
データ記憶再生装置15において,メモリ・カード40に記憶された画像データを再生するときには,再生要求のあった画像データが記憶されているクラスタのすべてのクラスタ番号がメモリ・カード40のFAT42から読取られる。読取られたクラスタ番号は高速メモリ11,高速メモリ11の記憶容量がオーバとなったときは低速メモリ12にも与えられ,一旦記憶される。高速メモリ11または必要に応じて低速メモリ12を参照してメモリ・カード40から画像データが読出され,再生回路部30に与えられ,再生される。
【0047】
図4は,図1に示すデータ記録再生装置15における画像データの記録および再生の処理手順を示すフローチャートである。
【0048】
ディジタル記録再生装置15に,入力機器(図示略)から画像データの再生または記録を表わす識別信号が与えられる。画像データの再生の場合には,再生すべき駒を表わす信号も入力機器からデータ記録再生装置15に与えられる。
【0049】
まず画像データの再生について説明する。
【0050】
画像データの再生のときには(ステップ61),入力機器から与えられる,再生すべき駒を表わす信号から再生駒が特定される(ステップ62)。
【0051】
再生すべき駒が特定されるとメモリ・カード40のディレクトリ43が検索され,再生すべき駒の最初の画像データが記憶されているクラスタのクラスタ番号が探し出される。再生すべき駒の最初の画像データが記憶されているクラスタ44のクラスタ番号が探し出されると,このクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11に与えられ記憶される。つづいてメモリ・カード40のFAT42が検索され,再生すべき駒の残りの画像データが記憶されているクラスタ44のクラスタ番号が順次探し出される。再生すべき駒の残りの画像データが記憶されているクラスタ44のクラスタ番号が探し出されると,探し出されるごとにクラスタ番号を表わすデータが順次高速メモリ11に記憶される(ステップ63)。
【0052】
高速メモリ11がオーバ・フローとなると(ステップ64でYES ),低速メモリ使用フラグ13がセットされ(ステップ65),メモリ・カード40のFAT42から探し出されているクラスタ番号が低速メモリ12に順次記憶される(ステップ66)。
【0053】
このようにして,再生すべき駒の画像データが記憶されているすべてのクラスタのクラスタ番号をあらわすデータが高速メモリ11または低速メモリ12に記憶される。
【0054】
高速メモリ11または低速メモリ12に,再生すべき駒の画像データが記憶されているクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータが記憶されると,高速メモリ11および低速メモリ12からクラスタ番号を表わすデータが読出され,読出されたクラスタ番号を表わすデータによって特定されるクラスタ番号のクラスタ44に記憶されている画像データがメモリ・カード40から順次読出される。
【0055】
高速メモリ11に記憶されているクラスタ番号を表わすデータによって特定されるクラスタ番号のクラスタ44に記憶されている画像データが,すべてメモリ・カード40から読出されると,低速メモリ使用フラグ13が参照される。フラグ13がセットされていると,低速メモリ12も使用されていることを表わしているから,低速メモリ12に記憶されているクラスタ番号を表わすデータが読出される。低速メモリ12に記憶されているクラスタ番号を表わすデータによって特定されるクラスタ番号のクラスタ44に記憶されている画像データがメモリ・カード40から読出される(ステップ75)。またフラグ13はリセットされる(ステップ76)。
【0056】
メモリ・カード40から読出された画像データは再生回路部30に与えられ再生処理が施される。これにより所望の画像がモニタ表示装置50に表示される。
【0057】
再生すべき駒の画像データが記憶されているすべてのクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータを高速メモリ11または必要に応じて低速メモリ12に記憶し,これらのメモリ11または12を参照してメモリ・カード40からの画像データの読出しを制御しているので,迅速な画像データの読出しが可能となる。
【0058】
次にメモリ・カード40への画像データの記録について説明する。
【0059】
メモリ・カード40に画像データを記録するときには(ステップ61),メモリ・カード40のFAT42が検索される。図3に示すようにFAT42においては空領域のクラスタについては「0000」のコードとなっている。したがって「0000」のコードとなっているクラスタ44のクラスタ番号が探し出され,1駒分の画像データを記憶できる数となるまで,高速メモリ11に順次記憶される。
【0060】
高速メモリ11がオーバ・フローとなると(ステップ72でYES ),低速メモリ使用フラグ13がセットされ(ステップ73),メモリ・カード40のFAT42から探し出されているクラスタ番号が低速メモリ12に順次記憶される(ステップ74)。
【0061】
このようにして1駒分の画像データを記憶することができるすべてのクラスタのクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11または低速メモリ12に記憶される。
【0062】
高速メモリ11または低速メモリ12に,1駒分の画像データを記憶することができるすべてのクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータが記憶されると,被写体を撮像して撮像回路部20から得られる画像データは,高速メモリ11または低速メモリ12に記憶されているクラスタ番号を表わすデータにより特定されるクラスタ44に順次記憶される。
【0063】
高速メモリ11に記憶されているクラスタ番号を表わすデータによって特定されるクラスタ番号のクラスタ44にすべてデータが記憶されても,撮像して得られた1駒分の画像データがメモリ・カード40に記憶されないときには,低速メモリ使用フラグ13が参照される。フラグ13がセットされていると,低速メモリ12も使用されていることを表わしているから低速メモリ12に記憶されているクラスタ番号を表わすデータによって特定されるクラスタ44に画像データが記憶される(ステップ75)。これにより,撮影によって得られた1駒分の画像データすべてがメモリ・カード40に記憶される。またフラグ13はリセットされる(ステップ76)。
【0064】
図5から図7は,図4に示す処理手順と異なる処理手順により画像データの再生および画像データの記録を行なうときのフローチャートを示している。
【0065】
図5から図7に示す処理手順においては,1駒分の画像データのうち一部の画像データであっても連続するクラスタ番号のクラスタに記憶されているときには,連続するクラスタ番号のすべてのクラスタ番号を表わすデータを高速メモリ11および低速メモリ12に記憶するのではなく,連続するクラスタ番号のうち先頭のクラスタ番号のデータ,最終のクラスタ番号のデータおよび先頭クラスタ番号から最終のクラスタ番号まで連続していることを表わす連続識別データが高速メモリ11および低速メモリ12に記憶される。ここでは説明の便宜上高速メモリ11のみを用いる場合について説明する。
【0066】
まず,被写体を撮像して得られる画像データをメモリ・カード40に記録する場合の処理手順について説明する。
【0067】
図5を参照して画像データをメモリ・カード40に記録する場合には,データ記録再生装置15に,入力機器から画像データの書込みを表わす信号が与えられる(ステップ81)。つづいて連続識別データが初期化される(ステップ82)。
【0068】
メモリ・カード40のFAT42が検索され,空領域のクラスタのうち最も小さいクラスタ番号が探し出される(ステップ83)。探し出されたクラスタ番号を表わすデータは,高速メモリ11に与えられ記憶される(ステップ84)。
【0069】
図6を参照して再びFAT42が検索され,空領域のクラスタ44のうち次に小さいクラスタ番号が探し出される(ステップ85)。探し出されたクラスタ番号が,先に探し出されたクラスタ番号と連続しているかどうかが判定され(ステップ86),連続しているときには連続識別データがセットされる(ステップ87)。
【0070】
FAT42から探し出されたクラスタ番号が連続しなくなる,または空領域で連続したクラスタ番号がないときには(ステップ86でNO),連続識別データがセットされているかどうかが判定される(ステップ89)。
【0071】
連続識別データがセットされているときには,空領域のクラスタが連続していることを表わすデータが高速メモリ11に記憶される(ステップ90)。このデータは,FAT42に通常用いられないデータたとえば「GGGG」が用いられる。
【0072】
つづいて,画像データが連続するクラスタ44に記憶されている場合において,連続するクラスタ44の最後のクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11に記憶される(ステップ91)。
【0073】
連続識別データがリセットされた状態が保持されていると(ステップ89でNO),FAT42を検索して探し出された空領域のクラスタ44のクラスタ番号を表わすクラスタ番号が高速メモリ11に記憶される(ステップ92)。
【0074】
高速メモリ11に記憶されたクラスタ番号を表わすクラスタ44では,撮影によって得られた画像データをすべて記憶できないかどうかが判断される(ステップ93)。画像データをすべて記憶できないと判断されたときには(ステップ93でYES ),連続識別データがリセットされ再びステップ85〜92の処理が繰返される。画像データをすべて記憶できると判断されたときには(ステップ93でNO),撮像によって得られた画像データが,高速メモリ11に記憶されたクラスタ番号を表わすデータによって表わされるクラスタ番号をもつクラスタに順次記憶される。画像データがメモリ・カード40のクラスタ44に記憶されると,FAT42において記憶されたクラスタのクラスタ番号のデータが更新される。
【0075】
次にメモリ・カードから画像データを読出し,再生する場合の処理手順について説明する。
【0076】
画像データの再生のときには,データ記録再生装置15にデータの再生を表わす信号および再生駒を表わす信号が与えられる(図5,ステップ81)。
【0077】
図7を参照して,データ記録再生装置15にデータの再生を表わす信号が与えられると連続識別データが初期化される(ステップ101 )。つづいてメモリ・カード40のディレクトリ43が検索され,指定された再生駒の画像データの最初のデータが記憶されているクラスタ44のクラスタ番号が探し出される。探し出されたクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11に与えられ記憶される(ステップ102 )。たとえば図2および図3に示す例では再生駒の画像データの最初のデータはクラスタ番号2のクラスタに記憶されており,ディレクトリ43からクラスタ番号2が読出され高速メモリ11に記憶されることになる。
【0078】
FAT42が検索され,再生駒の画像データの最初のデータにつづくデータが記憶されているクラスタが見つけられる(ステップ103 )。見つけられたクラスタのクラスタ番号が連続しているかどうかが判断される(ステップ104 )。クラスタ番号が連続していれば連続識別データがセットされる(ステップ105 )。
【0079】
再生駒の画像データを記憶したクラスタのクラスタ番号が連続しなくなるまでステップ103 および104 の処理が繰返される。
【0080】
再生駒の画像データを記憶したクラスタ44のクラスタ番号が連続しなくなると(ステップ104 でNO),連続識別データがセットされているかどうかが判断される(ステップ106 )。連続識別データがセットされていると(ステップ106 でYES ),連続識別データが高速メモリ11に記憶される(ステップ107 )。また連続していたクラスタ番号の最終のクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11に記憶される(ステップ108 )。連続識別データがリセットの状態を保持していると(ステップ106 でNO),FAT42の検索において見つけられたクラスタ44のクラスタ番号が高速メモリ11に記憶される(ステップ109 )。
【0081】
再生駒の画像データが記憶されているすべてのクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ11に記憶されていなければ(ステップ110 でNO),連続識別データはリセットされ(ステップ111 ),ステップ103 からステップ110 の処理が繰返される。
【0082】
再生駒の画像データが記憶されているすべてのクラスタ44のクラスタ番号を表わすデータが高速メモリ12に記憶されると(ステップ110 でYES ),高速メモリ11に記憶されているクラスタ番号のデータによって表わされるクラスタ番号を参照してメモリ・カード40のクラスタ44から画像データが読出される。メモリ・カード40から読出された画像データは再生回路部30に与えられ再生処理されて出力する。
【0083】
たとえば,図2および図3に示す例では,クラスタ番号2,4,8,9,A,B,C,D,EおよびFのクラスタに1駒分の画像データが記憶されている。したがって,1駒分の画像データが記憶されているクラスタ番号のデータは「0002」,「0004」,「0008」,「0009」,「000A」,「000B」,「000C」,「000D」および「FFFE」となる。しかしながら「0008」〜「FFFE」まではクラスタ番号が連続しているからこの連続するクラスタ番号の先頭クラスタ番号「0008」,最後のクラスタ番号「FFFE」およびこれらの先頭クラスタ番号から最終のクラスタ番号「FFFE」までが連続していることを表わす連続識別データ「GGGG」が高速メモリ11に記憶される。すなわち,図2および図3に示す例では「0002」,「0004」,「0008」,「GGGG」および「FFFE」が高速メモリ11に記憶され,記憶されたデータを参照して画像データの再生制御が行なわれる。したがって高速メモリ11の記憶容量が少なくともオーバー・フローが生じるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すもので,データ記録再生装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】メモリ・カードのデータ・フォーマットを示している。
【図3】メモリ・カードのFATの内容を示している。
【図4】画像データの再生および記録処理手順を示すフローチャートである。
【図5】画像データの再生および記録の他の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】画像データの再生および記録の他の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】画像データの再生および記録の他の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU
11 高速メモリ
12 低速メモリ
15 データ記録再生装置
Claims (8)
- 複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶しているデータ記憶管理領域を有している記憶媒体から画像データを再生する装置において,
画像データの再生要求に応答して,再生要求された1駒の画像データのすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスを上記データ記憶管理領域から読取るアドレス読取手段,
上記アドレス読取手段によって読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定する連続アドレス判定手段,
上記連続アドレス判定手段により連続アドレスと判定されたアドレスについては,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを一旦記憶し,かつ連続アドレスでないと判定されたアドレスについては,上記アドレス読取手段により読取られたアドレスを一旦記憶するアドレス記憶手段,ならびに
上記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを,上記アドレス記憶手段から読取り,読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に記憶されている画像データを,上記画像データ記憶領域から読出して出力するデータ読取手段,
を備えた画像データ再生装置。 - 上記アドレス記憶手段が,
高速読出しメモリとこの高速読出しメモリよりも読出し速度の遅い標準読出しメモリとを含み,上記アドレス読取手段によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するものである,
請求項1に記載の画像データ再生装置。 - 複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶するデータ記憶管理領域を有している記憶媒体に画像データを記録する装置において,
上記データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の上記基本単位記憶領域の空領域のアドレスを上記データ記憶管理領域から読取るアドレス読取手段,
上記アドレス読取手段によって読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定する連続アドレス判定手段,
上記連続アドレス判定手段により連続アドレスと判定されたアドレスについては,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを一旦記憶し,かつ連続アドレスでないと判定されたアドレスについては,上記アドレス読取手段により読取られたアドレスを一旦記憶するアドレス記憶手段,
上記アドレス記憶手段に記憶されたアドレスを読取り,上記画像データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち,上記アドレス記憶手段から読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に,与えられる1駒の画像データを書込むデータ書込手段,ならびに
上記データ書込手段によって画像データが書込まれた上記基本単位記憶領域のアドレスを新たに上記データ記憶管理領域に記憶するデータ記憶管理領域更新手段,
を備えた画像データ記録装置。 - 上記アドレス記憶手段が,
高速読出しメモリとこの高速読出しメモリよりも読出し速度の遅い標準読出しメモリとを含み,上記アドレス読取手段によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するものである,
請求項3に記載の画像データ記録装置。 - 複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶しているデータ記憶管理領域を有している記憶媒体から画像データを再生する装置において,
画像データの再生要求に応答して,再生要求された1駒の画像データのすべてが記憶されている上記基本単位記憶領域のすべてのアドレスを上記データ記憶管理領域から読取り,
上記読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定し,
連続アドレスと判定されたアドレスについては,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを一旦記憶し,かつ連続アドレスでないと判定されたアドレスについては,読取られたアドレスを一旦記憶し,
記憶されたアドレスを読取り,読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に記憶されている画像データを,上記画像データ記憶領域から読出して出力する,
画像データ再生方法。 - 上記アドレス記憶処理が,
上記アドレス読取処理によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するものである,
請求項5に記載の画像データ再生方法。 - 複数の基本単位記憶領域から構成され,1駒の画像データが複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている画像データ記憶領域,および複数の上記基本単位記憶領域にわたって記憶されている1駒の画像データが,どの基本単位記憶領域に記憶されているかを表わすアドレスを記憶するデータ記憶管理領域を有している記憶媒体に画像データを記録する装置において,
上記画像データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち1駒の画像データを記憶できる数の上記基本単位記憶領域の空領域のアドレスを上記データ記憶管理領域から読取り,
読取られたアドレスが連続アドレスかどうかを判定し,
上記連続アドレス判定処理により連続アドレスと判定されたアドレスについては,連続アドレスの先頭アドレスおよび最終アドレスならびにこれらの先頭アドレスから最終アドレスの間が連続していることを表わす識別データを一旦記憶し,かつ連続アドレスでないと判定されたアドレスについては,読取られたアドレスを一旦記憶し,
記憶されたアドレスを読取り,上記画像データ記憶領域に含まれる上記基本単位記憶領域のうち,読取られたアドレスをもつ上記基本単位記憶領域に,与えられる1駒の画像データを書込み,
画像データが書込まれた上記基本単位記憶領域のアドレスを新たに上記データ記憶管理領域に記憶する,
画像データ記録方法。 - 上記アドレス記憶処理が,
上記アドレス読取処理によって読取られるアドレスを高速読出しメモリから順に記憶し,高速読出しメモリの記憶容量がオーバとなったことにより残りのアドレスを標準読出しメモリに記憶するものである,
請求項7に記載の画像データ記録方法。
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