JP3102565B2 - メモリカードの記憶管理方式 - Google Patents

メモリカードの記憶管理方式

Info

Publication number
JP3102565B2
JP3102565B2 JP01171070A JP17107089A JP3102565B2 JP 3102565 B2 JP3102565 B2 JP 3102565B2 JP 01171070 A JP01171070 A JP 01171070A JP 17107089 A JP17107089 A JP 17107089A JP 3102565 B2 JP3102565 B2 JP 3102565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
cluster
packet
image information
directory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01171070A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0336641A (ja
Inventor
喜久雄 大塚
幹夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP01171070A priority Critical patent/JP3102565B2/ja
Publication of JPH0336641A publication Critical patent/JPH0336641A/ja
Priority to JP2000035681A priority patent/JP3530097B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3102565B2 publication Critical patent/JP3102565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はメモリカードの記憶管理方法およびその記憶
装置ならびに再生装置、たとえば画像データなどのデー
タをメモリカードにファイルとして記憶する際の記憶管
理方法およびその装置ならびに再生装置に関する。
背景技術 たとえばディジタル電子スチルカメラにおいて、撮影
した画像を表わす画像データをメモリカードに記憶する
際、それぞれの画像についてメモリへの記憶順序および
記憶済みを示す管理データをあわせて記憶する方式は、
本出願人による係属中の特許出願、特願昭62−120073
(特公平6−20283号公報)にて出願されている。この
画像データ記録装置は、画像ごとに選択的な消去が行な
え、画像の順序の入換えや並べ換えが行なえる。これ
は、画像の記録順序を表わす記録順序コードを画像デー
タの記録の際に付与することで実現されている。この方
式では、すでに記録されている特定の画像を消去して他
の画像を記録し、これらの画像を適切な順序で再生でき
るようにするには、それらの記録順序コードを書き換え
て再付与する。この再付与に多くの時間を要していた。
やはり本願と同じ出願人による係属中の特許出願、特
願平1−10997(特開平2−193236号公報)では、可変
の大きさのデータを効率的に記憶できるメモリ管理方式
が提案されている。これによれば、メモリカードの記憶
領域が複数のクラスタに分かれ、各クラスタごとに情報
の記憶を管理するメモリカードの記憶管理方式におい
て、複数のクラスタのうち、たとえば1コマの画像情報
が記憶されるものの関連をメモリアロケーションテーブ
ル(MAT)にて指示し、1コマの画像情報の初頭部分が
記憶されるクラスタをディレクトリにて指示するように
構成されている。この先行技術では、画像を個別に消去
すると、ディレクトリの消去した部分をつめて記録内容
をシフトすることで、記録の時間的順序に応じた再生の
要求に対応していた。
しかし、一般にディジタル電子スチルカメラなどの使
用者の要求は多様化の傾向にあり、たとえば、記録の時
系列に従った再生順のみならず、画像のコマ番号に応じ
た順序や使用者の希望に応じた順序で画像を再生できる
ことが要求される。
なお本明細書において、用語「メモリカード」とは、
半導体記憶素子がカード状の支持体に支持され他の装置
に着脱可能に接続される記憶媒体を称するのみならず、
たとえば半導体記憶素子がモールドパッケージイに封入
され他の装置に着脱可能に接続されるメモリカートリッ
ジなど、他の装置に着脱可能に接続される半導体記憶媒
体を称する。
目 的 本発明はこのような要求に鑑み、記憶したデータを所
望の順序で迅速に再生できるメモリカードの記憶管理方
法およびその記憶装置ならびに再生装置を提供すること
を目的とする。
発明の開示 本発明によれば、メモリカードの情報を記憶する領域
が所定の記憶容量を有する複数の記憶単位に分かれ、記
憶単位ごとに情報の記憶を管理するメモリカードの記憶
管理方式において、複数の記憶単位のうちひとまとまり
の関連する情報が記憶されるものを指示する第1の表示
をメモリカードの記憶領域に記憶し、複数の記憶単位の
うち第1の表示が指示するものに対して書込みを禁止す
るか否かの第2の表示を記憶領域に含み、メモリカード
に情報を書き込む際は、複数の記憶単位のうち第2の表
示が書込み禁止を表示していないものを索出して、その
記憶単位に情報を書き込む。
本発明によれば、このような記憶管理方式に適合する
メモリカードが提供され、これは、第1の表示を記憶す
る第1の記憶領域と、複数の記憶単位の少なくとも1つ
を含み、情報を記憶するための、第1の記憶領域とは別
の第2の記憶領域とを含み、第1の記憶領域はさらに、
複数の記憶単位のうち第1の表示が指示するものに対し
て書込みを禁止するか否かの第2の表示を含み、第2の
表示は、メモリカードに情報を書き込む際に参照され、
これによって、複数の記憶単位のうち第2の表示が書込
み禁止を表示していないものに該情報が書き込まれる。
本発明によればまた、このようなメモリカードに適し
たメモリカードの記憶装置が提供され、これは、複数の
記憶単位のうちひとまとまりの関連する情報について第
1の表示を第1の記憶領域に書き込む第1の書込み手段
と、複数の記憶単位のうち第2の表示が書込み禁止を表
示していないものを索出する索出手段と、メモリカード
に情報を書き込む際、複数の記憶単位のうち前記索出さ
れ第2の表示が書込み禁止を表示していないものに情報
を書き込む第2の書込み手段とを含み、第1の書込み手
段は、書込みを行なった記憶単位について第2の表示を
書込み禁止として第1の記憶領域に書き込む。
さらに本発明によれば、上述のメモリカードに適する
メモリカードの再生装置が提供され、メモリカードの第
1の記憶領域には、第1の表示、および前記メモリカー
ドに情報を書き込んだ時を表わす日時データが記憶さ
れ、再生装置は、第1の記憶領域より第1の表示および
日時データを読み出す第1の読出し手段と、複数の記憶
単位について、この読み出された第1の表示の表わす順
に、または読み出された日時データの表わす順に第1の
表示に従って、第2の記憶領域の情報を読み出す第2の
読出し手段とを含む。
本発明によればまた、再生装置は、ひとまとまりの情
報を再生すべき順番を示す第3の表示を入力する入力手
段と、入力された第3の表示を第1の記憶領域に書き込
む書込み手段とを含み、第1の読出し手段は、第1の記
憶領域より第3の表示を読み出し、第2の読出し手段
は、複数の記憶単位についてこの読み出された第1の表
示に従って第3の表示の表わす順に第2の記憶領域の情
報を読み出す。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるメモリカードの
記憶管理方式の実施例を詳細に説明する。
第1図に本実施例の記憶管理方法およびその装置なら
びに再生装置を概念的に示すように、この実施例では、
メモリカード10(第2図)の記憶領域12を所定の記憶容
量のクラスタ14に分割し、それらの管理データとしての
ディレクトリ(DIR)16(第2図)の他にメモリアロケ
ーションテーブル(MAT)18を導入している。記憶領域1
2の残りの領域は、本実施例では画像データを蓄積する
画像データ領域20として使用される。クラスタ14の容量
は、任意の大きさでよいが、たとえば、1枚の画像を標
準形式の映像信号で表わすのに必要なデータ、これを
「パケット」と称するが、この画像データの正の整数分
の1を蓄積する程度でよい。
本実施例では基本的には、1パケットの画像データ22
を任意のクラスタ14に格納する。MAT領域18には、1パ
ケットの画像データ22の蓄積されているクラスタ14の関
連を示すデータすなわちMATデータを蓄積する。MATデー
タはたとえば、1パケットの画像データ22の一部が蓄積
されているクラスタ14について、残りの画像データのう
ちのそれに直接つながるものの蓄積されているクラスタ
14の識別情報、たとえば番号を含む。残りの画像データ
がないときは、所定の符号、たとえば「全1」(2進
値)によってそのクラスタ14がそのパケット22の最終で
あることを表示する。ディレクトリ領域16には、画像単
位に、すなわちパケット22ごとにその画像データのうち
の先頭のものが蓄積されているクラスタ14を指し示す識
別情報、たとえばスタートクラスタ番号と使用クラスタ
数が蓄積される。これによって、1枚の画像の画像デー
タがどのクラスタ14に格納されているかが特定される。
たとえば、メモリカード10の記憶容量が64Mビットの
例では、クラスタ14の大きさを64Kビットとして1024個
のクラスタ14を設けることができる。各クラスタ14に
は、物理的配置の順に番号#0〜#1023を付与する。ク
ラスタ#0,#1および#2には管理データを格納する。
管理データは、本実施例では第4図に示すように、ヘッ
ダ400,ディレクトリ16およびMAT18を含み、これらはそ
れぞれのサブエリアに格納される。残りのクラスタ#3
〜#1023には、画像データが蓄積され、この画像データ
には個々の画像に固有のヘッダ402も含まれる。
1つのパケット22は、1つまたはそれ以上のクラスタ
14に格納される。したがってパケットとは、1枚の画像
を表わす画像データが格納される論理領域とも言える。
パケット22には、たとえば画像データの入力順などの実
用上の順番に番号が付与され、あるパケット22が消去さ
れた場合は、その番号は空きになり、次回以降、格納す
る画像データに新たに付与される。1パケットの画像デ
ータ22は1つまたは複数のクラスタ14に格納される。末
尾のクラスタ14には空き領域14a(第1図)が存在する
ことがある。メモリカード10に格納できるパケット22の
容量は、画像データを格納するクラスタの数、すなわち
[カード10のクラスタ14の数]−[管理データを格納す
るクラスタの数]に等しい。
ヘッダ15は、本実施例では16バイトを使用し、第5図
に例示するような管理データが格納される。これらの管
理データのうち、とくに、そのメモリカード10で記録済
みのクラスタ14の数を使用クラスタ数404で表わし、残
りの利用可能なクラスタ14の数を残留クラスタ数406で
表わす。
ディレクトリ領域16には、本実施例では第6図に示す
ように1パケット当り16バイトを使用し、1つのパケッ
ト22についてその先頭のクラスタ14の番号408と使用ク
ラスタ数410が記憶される。本実施例では、クラスタ数
が1024個であるので、スタートクラスタ番号に2バイト
を使用している。未使用のディレクトリのスタートクラ
スタ番号および使用クラスタ数を記憶する領域は「全
0」で表わされる。クラスタ#0は画像データを格納し
ないので矛盾は生じない。本実施例ではこのように、特
定のパケット22の使用するメモリ領域を先頭クラスタ番
号408と使用クラスタ数410で指示する。
第6図に示すように、ディレクトリ領域16にはまた、
属性28として一種のリード/ライトプロテクト表示が設
けられている。ディレクトリ16はパケット対応に設けら
れるので、この属性もパケット単位に管理される。この
例では、属性28は、第10図に示すように、本実施例では
1バイトのうちの、とくに下2ビット「XX」を使用して
いる。この2ビットは、「00」がそのパケット22の読み
書き可能、「01」が読出し禁止、「10」が書込み禁止、
そして「11」が読み書き禁止を示す。いずれにせよ、本
実施例では有意ビット「1」が禁止を指示している。な
お、書込みには消去も含まれる。このような属性表示
は、必ずしもディレクトリ領域16に設けなくてもよく、
たとえば後述のMAT領域18に設けてもよい。
ディレクトリ領域16はまた、1パケット当り6バイト
の日時領域412を有し、これには、パケット22をメモリ
カード10に記録した日時が書き込まれる。この日時情報
は本実施例では、西暦年の下2桁から秒までを含み、こ
れによって連写にも対応できる。
第6図に示すように、ディレクトリ領域16はまた、画
像番号を記憶する領域420を有し、これは、使用者が任
意にパケット22に割り当てることができる画像番号を書
き込む領域である。使用者は、この画像番号420を使用
して画像のコマが所望の順序で再生されるように編集す
ることができる。つまり画像番号420は、使用者が画像
を再生したい順序を規定する表示である。
ディレクトリ領域16にはさらに、それぞれ1バイトの
情報分類414,画像方式416および画質モード418も記録さ
れる。これらは、それぞれ第7図、第8図および第9図
に示すようなビット構成をとっている。たとえば情報分
類414は、記録する情報の種別、すなわち画像、音声お
よびデータの別を2ビットで表わしている。画像方式41
6は、上位2ビットをNTSCおよびPALの標準カラーテレビ
ジョン方式に、その下1ビットをカラー/白黒の別に、
下5ビットを画素数の表示に割り当てている。さらに画
質モード418は、上位4ビットを、たとえばディスクリ
ートコサイン変換、差分PCM,デルタPCMなどの圧縮方式
の表示に、下位4ビットを圧縮率の表示に割り当ててい
る。これらの情報を記憶したディレクトリ16の内容の例
を第13図に示す。同図では、クラスタについてのデータ
は省略されている。また、DIR番号はディレクトリ領域
上のアドレス配列順を意味する。
本実施例では、これら属性28、先頭クラスタ408,使用
クラスタ数410,日時412および画像番号420の記憶領域
は、ディレクトリごと、すなわちパケット22単位に設け
られている。しかし、必ずしもその必要はなく、情報の
種類ごとに全パケット2についてまとめて記憶するよう
に構成してもよい。
たとえば、属性28を全パケットについてまとめて記憶
し、先頭クラスタ408を全パケットについてまとめて記
憶し、同様に使用クラスタ数410,日時412および画像番
号420をそれぞれ全パケットについてまとめて記憶して
よい。また、たとえば属性28、ならびに先頭クラスタ40
8および使用クラスタ数410をまとめてパケットの順に記
憶するようにしてもよい。検索や書込みの効率の点で
は、パケット22ごとにこれらの情報を記憶するよりも、
それらを情報の種類ごとにまとめて記憶した方が有利で
ある。
MAT領域18には、第11図に示すように1クラスタ当り
2バイトを用い、これに続くべきクラスタ14を特定する
情報を格納する。MAT18の値は、本実施例では、そのク
ラスタ14に画像データが記憶されていない、たとえば未
使用状態または消去された状態では「全0」を、パケッ
ト22の末尾であるときは「全1」すなわち16進の「FFF
F」をとる。パケット22の記憶に供されるクラスタ14
は、本実施例では1021個である。あるパケット22につい
てこれに続く他のクラスタ14が存在する場合は、第12図
に示すように、その継続クラスタ14の記憶されている記
憶領域20の記憶位置アドレスに対応する値、本実施例で
はその上位10ビットを示す値をとる。
このような記憶管理方法をディジタル電子スチルカメ
ラに適用した実施例を第2図に示す。この実施例は、メ
モリカートリッジ10がコネクタ50によって着脱可能に接
続されるディジタル電子スチルカメラ52を有し、カメラ
52は、撮像レンズ54を通して撮像デバイス56によって被
写界を撮影し、これを表わす画像データをメモリカード
10に記憶させる静止画像撮影記憶装置である。撮像デバ
イス52の出力は、信号処理回路58によって色調整などの
信号処理が施され、アナログ・ディジタル(A/D)変換
回路60によって対応のディジタルデータに変換される。
このディジタルデータは、信号処理回路62によって色分
離され、圧縮符号化され、データセレクタ64を通してコ
ネクタ50へ出力される。
カメラ52は、たとえば露光指示、データ圧縮モード指
定およびライトプロテクト指定などの様々な指示を手操
作にて入力し、また、たとえば画像データの記録に必要
な空きクラスタが存在しない旨を表わす警報など、装置
の状態を使用者に表示する操作表示部66を有する。操作
表示部66へ入力された指示はシステム制御部68に送ら
れ、また装置の状態は同制御部68から操作表示部66に与
えられる。
システム制御部68は、カメラ52全体の動作を制御する
制御装置であり、メモリカード10への書込み制御も行な
う。システム制御部68の使用する記憶領域の一部には、
本実施例では空きクラスタ・DIRテーブル300が設けられ
る。空きクラスタ・DIRテーブル300は、カメラ52に接続
されたメモリカード10の個々のディレクトリ16の空塞状
態、およびメモリカード10の個々のクラスタ14の空塞状
態を表示するテーブルである。
システム制御部68にはまた、日時データを発生する時
計430が接続されている。これは、主としてディレクト
リ領域16の日時領域412に記録される撮影日時のデータ
をシステム制御部68に提供するカレンダ回路である。
システム制御部68には圧縮率設定回路70が接続され、
これは、システム制御部68の制御の下に操作表示部66で
指示されたデータ圧縮モードに応じた画像データの符号
化圧縮率を信号処理回路62に設定する回路である。圧縮
符号化方式は、たとえば2次元コサイン変換などの直交
変換またはサブサンプリング、および量子化などが有利
に適用される。
データセレクタ64は、信号処理回路62からの画像デー
タとシステム制御部68が関連する制御データとを選択的
にコネクタ50を通してメモリカード10に送出する選択回
路であり、これには、DIR・MAT情報書込み回路72および
空きクラスタ指定回路74が接続されている。DIR・MAT情
報書込み回路72は、メモリカード10のディレクトリ16お
よびMAT18に書き込むデータを生成する書込み回路であ
る。また空きクラスタを指定回路74は、メモリカード10
の画像データを蓄積するクラスタ14の空塞を管理する回
路であり、MAT18を索出して空きクラスタをシステム制
御部68にこれを指定する。
メモリカード10はアドレス指定回路76を有し、その記
憶位置を指定するアドレスがシステム制御部68からコネ
クタ50を通してこれに与えられる。メモリカード10は、
記憶領域16、18および20のアドレスバス78およびデータ
バス80を有し、前者はアドレス指定回路76に、また後者
はコネクタ50に接続されている。
カメラ52にカード10を装填すると、システム制御部68
はディレクトリ16とMAT18の論理的整合性をチェックす
る。これは、たとえ両者の管理データに矛盾があっても
カード10を効率的な使用を可能にするためである。カー
ド10のコネクタ50によるカメラ52への接続でシステム制
御部68は空きクラスタ・DIRテーブル300を作成する初期
設定モードを実行する。この初期設定モードでは、カー
ド10の全ディレクトリ16をサーチし、使用表示のされて
いるディレクトリについては、その指示するMAT18を追
跡してそれに属する全クラスタ14をリストアップし、空
きクラスタ・DIRテーブル300の対応する位置に使用中の
表示「1」を立てる。このサーチは、ディレクトリ領域
16の属性28について行なわれる。この例では、属性領域
28の下第2ビット(第10図)に「0」が立っているクラ
スタ14が書込みを許容される。
操作者は、操作表示部66によって画像データの圧縮モ
ードを設定する。システム制御部68は、圧縮後のデータ
量に基づいてカード10の画像データ領域20にこれを蓄積
するのに必要なクラスタ14の数を算出し、空きクラスタ
・DIRテーブル300によってMAT18をサーチする。システ
ム制御部68は、蓄積すべき画像データに必要なクラスタ
数以上の空きクラスタ数が存在すれば、空きクラスタ14
を指定して待機する。
操作表示部66の操作により撮影指示が入力されると、
システム制御部68は撮像デバイス56を駆動して被写界を
撮像させ、撮像デバイス56の出力は、信号処理回路58に
よって色調整などの処理が行なわれ、A/D変換回路60に
よって対応のディジタルデータに変換され、さらに信号
処理回路62によって圧縮率設定回路70で設定された圧縮
率でデータ圧縮され、データバッファ63に蓄積される。
これとともにシステム制御部68は、すでに指定されてい
るクラスタ14の番号に従って画像データ記憶領域20のア
ドレスを生成し、これらのデータおよびアドレスがコネ
クタ50を通してメモリカード10に入力される。
画像データの記憶に使用するクラスタ14は、属性28で
書込みを許容する表示の立っているものである。その順
番は任意であり、好ましくはディレクトリ16の順番でよ
い。したがって、一連のディレクトリ16の間の1つが消
去されたときも、これを埋めるように以降のディレクト
リをシフトさせることは行なわず、その消去されたディ
レクトリを使用する。
メモリカード10では、指定されたアドレスに従ってデ
ィレクトリ16にディレクトリデータを、MAT18にMATデー
タを、また画像データ領域20に画像データを書き込む。
ディレクトリデータおよびMATデータはシステム制御部6
8からDIR・MAT情報書込み回路72に供給され、同回路72
はこれをディレクトリ領域16に書き込む。このデータに
は、時計430から得られる日時データ、選択したクラス
タ14のうちの先頭クラスタ番号408,使用クラスタ数410,
情報分類414,画像方式416,および画質モード418(第6
図)などが含まれる。画質モード418に蓄積される画質
モードデータは、操作表示部66からシステム制御部68に
設定されたものである。また、こうして画像データを新
たに書き込んだクラスタ14に対応するディレクトリ16の
属性領域28には、システム制御部68は通常の場合、その
下第2ビットすなわちライトプロテクト表示(第10図)
を「1」にして書き込む。作成されたディレクトリ16
は、第13図に示すものと同じようになるが、画像番号領
域420には書き込まれない。同図では、使用表示を丸印
で、また未使用表示をXで示している。
これからわかるように、本実施例によれば、ディレク
トリ領域16に設けられた属性の領域28に書込みおよび読
出しのプロテクトに関する表示を含むことによって、た
とえば、一連のクラスタ14のうちの途中にあるものを消
去してこれに他のパケット22の画像データを書き込むこ
とができる。したがって、記録すべきクラスタ14につい
てディレクトリ16を再構成するなどの処理を必要とせ
ず、迅速に画像データの書込みを行なうことができる。
このように、異なるディレクトリ16のデータを速やかに
メモリカード10に書き込めるので、電子スチルカメラ52
として高速の連写への適切な対応が可能である。
こうして画像データの記憶されたメモリカード10は、
第3図に例示するような再生装置200にて再生すること
ができる。メモリカード10と接続されるコネクタ50には
データセレクタ202を通して信号処理回路204が接続さ
れ、信号処理回路204はデータ圧縮された画像データを
所定の伸長方式にて伸長し、復号する回路である。復号
された画像データは、ディジタル・アナログ(D/A)変
換回路206にて対応のアナログ信号に変換される。この
アナログ信号は、他の信号処理回路208にてRGB信号また
はNTSCなどの標準テレビジョン信号に変換され、その出
力210から映像モニタ装置212へ出力され、可視画像とし
て表示される。
信号処理回路204で伸長される伸長方式および伸長率
は、カメラ52でメモリカード10に記録を行なった際のデ
ータ圧縮方式および圧縮率と同じに設定される。この設
定は、システム制御部214の制御の下に圧縮率(画質モ
ード)設定回路216で行なわれる。システム制御部214は
本実施例では、ディレクトリ領域16のヘッダ400に記憶
された圧縮方式および圧縮率を含む画質モードデータ41
8(第9図)を読み出して設定回路216から信号処理回路
204に設定する。
システム制御部214は、操作表示部222に応動してディ
ジタル電子スチルプレーヤ200の全体の動作を制御する
制御装置であり、これには、図示のように画像番号書込
み回路218およびDIR・MAT情報読出し回路220が接続され
ている。画像番号書込み回路218は、メモリカード10の
ディレクトリ領域16に画像番号データ420を書き込む回
路である。この画像番号は、操作表示部222から操作者
が入力した所望の番号であり、画像を再生すべき順序を
規定している。またDIR・MAT情報読出し回路220は、装
置200に接続されたメモリカード10よりディレクトリ16
およびMAT18を読み出す回路である。
読み出されたこれらのデータから、システム制御部21
4は、データの整列を行ない、クラスタのテーブルを作
成する。これらのテーブルは、時系列テーブル450およ
び452として作成される。時系列テーブル450は、ディレ
クトリ領域16から読み出したディレクトリの番号を示す
データを撮影日時データ412の順に再配列したテーブル
であり、第13図に示す例について作成したテーブル450
を第14図に例示する。また画像番号テーブル452は、同
じくディレクトリ番号データを画像番号の順に再配列し
たテーブルであり、その例を第15図に示す。
操作表示部222は、本装置にて再生すべき画像のコマ
の指定、後述の再生順序についての指定、再生および消
去に関する指示、ならびに画像番号などの編集に必要な
データを入力し、またシステムの状態を操作者に表示す
る手操作表示装置である。
再生装置200の動作を説明する。メモリカード10をコ
ネクタ50により再生装置200に接続すると、システム制
御部214はこれに応動してDIR・MAT情報読出し回路220を
介してカード10のディレクトリ16およびMAT18を読み出
す。システム制御部214は、これらのデータより時系列
テーブル450および画像番号テーブル452を作成する。
通常の動作では、たとえば、操作表示部222を操作し
て再生すべきコマの番号を入力すると、これらのテーブ
ル450および452に従ってシステム制御部214は、再生す
べきコマの画像の記憶されているクラスタのアドレスを
生成し、画像データ領域20から画像データを読み出す。
この読出しは、ディレクトリ領域16の属性28に基づいて
行なわれる。この例では、属性領域28の最下位ビット
(第10図)に「0」が立っているクラスタ14が読出しを
許容される。読み出された画像データは、コネクタ50か
ら再生装置200に読み込まれ、信号処理回路204にて伸長
され、データバッファ205に蓄積される。この蓄積され
た画像データは、D/A変換回路206にて対応のアナログ信
号に変換される。このアナログ信号は信号処理回路208
にてテレビジョン信号のフォーマットに変換され、モニ
タ212で可視画像として再生される。
ところで本装置では、再生すべきコマの順番を画像番
号を操作表示部222より入力することで任意に設定する
ことができる。この画像番号を入力すると、システム制
御部214は、画像番号書込み回路218を介してメモリカー
ド10のディレクトリ領域16に画像番号を書き込む。した
がって、使用者が操作表示部222で入力した画像番号
は、メモリカード10のディレクトリ16にも保持される。
画像番号の書き込まれた状態のディレクトリ16を第13図
に例示する。
本装置において、複数コマの画像すなわちパケット22
が再生の対象になっている場合、システム制御部214
は、次のように動作する。操作表示部222よりそれらの
コマ画像について時系列の再生が指定されると、システ
ム制御部214は、記録装置、たとえばカメラ52でディレ
クトリ16に記録が行なわれた順序で再生を行なう。同じ
日時について複数のパケットが記録されている場合は、
ディレクトリ16の順に再生を行なう。これによって、連
写された画像を適切に再生することができる。この時系
列再生は、システム制御部214が作成した時系列テーブ
ル450を参照して行なわれる。また、画像番号順の再生
が指定されると、システム制御部214は、画像番号テー
ブル452を参照して、本装置で付与された、またはメモ
リカード10に記憶されている画像番号に従って再生を行
なう。これらの再生順序が指定されていないディフォル
ト状態では、ディレクトリ16をディレクトリ領域上のア
ドレス配列の順番で再生を行なう。
効 果 本発明によれば、異なるディレクトリのデータを速や
かにメモリカードに書き込めるので、電子スチルカメラ
として高速の連写に適切に対応することができる。また
電子スチルカメラに適用した場合、撮影コマの順番によ
る再生、撮影日時の順番での再生、および任意の順序を
指定しての再生の3通りの再生順序を設定することがで
きる。撮影コマ順での再生は、たとえば消去したコマに
別な画像を記録することができるので、使用者の直感に
適した再生が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるメモリカードの記憶管理方法の概
念を示す概念図、 第2図および第3図は、本発明をそれぞれディジタル電
子スチルカメラおよび再生装置に適用した例を示す機能
ブロック図、 第4図は、第2図および第3図に示す実施例におけるメ
モリカードの記憶領域の構成例を示す説明図、 第5図、第6図および第11図は、第4図に示す記憶領域
における、それぞれヘッダ、ディレクトリおよびMAT領
域の構成例を示す説明図、 第7図ないし第10図は、第6図に示すディレクトリ領域
における、それぞれ情報分類領域、画像方式領域、画質
モード領域および属性領域の構成例を示す説明図、 第12図は、第11図に示すMAT領域における個々のクラス
タ対応の領域の構成例を示す説明図、 第13図は同実施例における再生状態でのディレクトリの
記憶内容の例を示す説明図、 第14図および第15図は、同実施例の再生装置で作成され
る、それぞれ時系列テーブルおよび画像番号テーブルの
内容の例を示す説明図である。 主要部分の符号の説明 10……メモリカード 14……クラスタ 16……ディレクトリ 18……MAT 20……画像データ 22……パケット 66……操作表示部 68,214……システム制御部 72……ディレクトリ・MAT変更回路 74……空きクラスタ指定回路 218……画像番号書込み回路 220……DIR・MAT情報読出し回路 300……空きクラスタ・DIRテーブル 430……時計 450……時系列テーブル 452……画像番号テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−83894(JP,A) 特開 昭60−140466(JP,A) 特開 昭62−43985(JP,A) 特開 昭63−94776(JP,A) 特開 昭63−286077(JP,A) 特開 昭62−295149(JP,A) 「標準MS−DOSハンドブック」株 式会社アスキー、1984年7月10日発行 P.336〜347

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を記憶する半導体メモリを有し、
    該半導体メモリの記憶領域が所定の記憶容量を有する複
    数のクラスタに分割され、該クラスタに前記画像情報が
    記憶されるメモリカードであって、前記画像情報の記憶
    を管理する管理領域が前記複数のクラスタのうちのいず
    れかに設けられたメモリカードの記憶管理方法におい
    て、 前記クラスタは、前記複数のクラスタのうち、ひとまと
    まりの関連する画像情報が記憶されるクラスタを一つの
    パケットとして管理するための管理領域と、該管理領域
    のクラスタとは別に、前記複数のクラスタの少なくとも
    1つを用いて前記画像情報を記憶する情報記憶領域とを
    含み、 前記管理領域は、前記パケットを管理するディレクトリ
    を記憶するディレクトリ領域と前記パケットを構成する
    クラスタの継続を示すMAT情報を記憶するMAT領域とを含
    み、 前記ディレクトリは、前記画像情報を記憶する先頭のク
    ラスタを指示し、 前記画像情報を前記クラスタに記憶させる際、該画像情
    報を記憶するのに必要な空きのクラスタを索出し、該索
    出されたクラスタのアドレスに従って、前記パケットを
    管理するディレクトリを前記管理領域の空きの領域に該
    パケットに対応して記憶させ、前記画像情報が記憶され
    るパケットに対応するクラスタに対し書込みを禁止する
    か否かを指示する属性情報と該画像情報に関する時系列
    情報とを該パケットに対応するディレクトリに記憶し、
    該パケットに対応するクラスタのうち前記管理情報を除
    くクラスタに、前記MAT情報に従って前記画像情報を書
    き込み、 前記クラスタに書き込まれたパケットを消去する際、該
    消去するパケットに対応する属性情報を、書込み可能を
    指示するように該パケットに対応するディレクトリに記
    憶し、該属性情報を除くディレクトリの内容を消去して
    該パケットに対応する管理領域を空きの領域とし、 前記クラスタに記憶されたパケットの画像情報を読み出
    すときには、指定される再生指示に応じて、前記管理領
    域のディレクトリ順または前記記憶された時系列情報に
    応じた順に、前記クラスタに画像情報を読み出すことを
    特徴とするメモリカードの記憶管理方法。
  2. 【請求項2】画像情報を記憶する半導体メモリを有し、
    該半導体メモリの記憶領域が所定の記憶容量を有する複
    数のクラスタに分割され、該クラスタに前記画像情報が
    記憶されるメモリカードであって、前記画像情報の記憶
    を管理する管理領域が前記複数のクラスタのうちのいず
    れかに設けられたメモリカードの記憶管理方法におい
    て、 前記クラスタは、前記複数のクラスタのうち、ひとまと
    まりの関連する画像情報が記憶されるクラスタを一つの
    パケットとして管理するための管理領域と、該管理領域
    のクラスタとは別に、前記複数のクラスタの少なくとも
    1つを用いて前記画像情報を記憶する情報記憶領域とを
    含み、 前記管理領域は、前記パケットを管理するディレクトリ
    を記憶するディレクトリ領域と前記パケットを構成する
    クラスタの継続を示すMAT情報を記憶するMAT領域とを含
    み、 前記ディレクトリは、前記画像情報を記憶する先頭のク
    ラスタを指示し、 前記画像情報を前記クラスタに記憶させる際、該画像情
    報を記憶するのに必要の空きのクラスタを索出し、該索
    出されたクラスタのアドレスに従って、前記パケットを
    管理するディレクトリを前記管理領域の空きの領域に該
    パケットに対応して記憶させ、前記画像情報が記憶され
    るパケットに対応するクラスタに対し書込みを禁止する
    か否かを指示する属性情報とを該パケットに対応するデ
    ィレクトリに記憶し、該パケットに対応するクラスタの
    うち前記管理領域を除くクラスタに、前記MAT情報に従
    って前記画像情報を書き込み、 前記クラスタに書き込まれたパケットを消去する際、該
    消去するパケットに対応する属性情報を、書込み可能を
    指示するように該パケットに対応するディレクトリに記
    憶し、該属性情報を除くディレクトリの内容を消去して
    該パケットに対応する管理領域を空きの領域とし、 前記クラスタに記憶されたパケットの画像情報を読み出
    すために、前記パケットにそれぞれ対応するディレクト
    リ領域に、前記クラスタに記憶されたパケットの読み出
    し順を規定する番号情報をそれぞれ記憶し、 前記クラスタに記憶されたパケットの画像情報を読み出
    すときには、前記ディレクトリ領域に記憶された番号情
    報に従う順番で、前記クラスタの画像情報を読み出すこ
    とを特徴とするメモリカードの記憶管理方法。
  3. 【請求項3】画像情報を記憶する記憶領域が所定の記憶
    容量を有する複数のクラスタに分割され、該分割された
    クラスタごとに情報が記憶されるメモリカードに前記画
    像情報を記憶させるメモリカードの記憶装置において、 前記クラスタは、前記複数のクラスタのうち、ひとまと
    まりの関連する画像情報が記憶されるクラスタを一つの
    パケットとして管理するための管理領域と、該管理領域
    のクラスタとは別に、前記複数のクラスタの少なくとも
    1つを用いて前記画像情報を記憶する情報記憶領域とを
    含み、 前記管理領域は、前記パケットを管理するディレクトリ
    を記憶するディレクトリ領域と前記パケットを構成する
    クラスタの継続を示すMAT情報を記憶するMAT領域とを含
    み、 前記ディレクトリ領域は、前記複数のクラスタのうち前
    記ディレクトリに対応するパケットに対して書込みを禁
    止するか否かを指示する属性情報と前記情報記憶領域に
    画像情報を書き込んだ時に対応する時系列情報とを含
    み、前記画像情報を記憶する先頭のクラスタの表示を記
    憶し、 該装置は、 前記画像情報を1つのパケットとして前記クラスタに記
    憶させる際、前記情報記憶領域のクラスタのうち、該画
    像情報を記憶させるのに必要な空きのクラスタを、前記
    属性情報が書込み禁止を示していないディレクトリに基
    づいて索出する索出手段と、 前記複数のクラスタのうちひとまとまりの関連する画像
    情報についての前記属性情報と前記時系列情報とを前記
    ディレクトリ領域に書き込む第1の書込み手段と、 前記メモリカードの情報記憶領域に前記画像情報を書き
    込む際、前記複数のクラスタのうち前記索出されたクラ
    スタに該画像情報を前記継続に従って書き込む第2の書
    込み手段と、 前記管理領域および情報記憶領域に記憶されたパケット
    に対応する管理領域の内容を消去して空きの領域とする
    消去手段と、 前記パケットの画像情報を読み出すための再生指示に応
    じて、前記管理領域のディレクトリ順または前記記憶さ
    れた時系列情報に応じた順に、前記クラスタの画像情報
    を読み出す読出し手段とを含み、 第1の書込み手段は、前記書込みを行なったクラスタに
    ついて構成されるパケットに対応するディレクトリの属
    性情報が書込み禁止を示すように書き込み、また、前記
    消去手段にて消去したパケットに対応するディレクトリ
    の属性情報が書込み可能を示すように書き込むことを特
    徴とするメモリカードの記憶装置。
  4. 【請求項4】画像情報を記憶する半導体メモリを有し、
    該半導体メモリの記憶領域が所定の記憶容量を有する複
    数のクラスタに分割され、該分割されたクラスタごとに
    画像情報が記憶されるメモリカードから情報を読み出す
    メモリカードの再生装置において、 前記クラスタは、前記複数のクラスタのうち、ひとまと
    まりの関連する画像情報が記憶されるクラスタを一つの
    パケットとして管理する管理領域と、前記複数のクラス
    タのうち、該管理領域のクラスタとは別の、少なくとも
    1つを用いて前記画像情報を記憶する情報記憶領域とを
    含み、 前記管理領域は、前記パケットを管理するディレクトリ
    を記憶するディレクトリ領域と前記パケットを構成する
    クラスタの継続を示すMAT情報が記憶されるMAT領域とを
    含み、 前記ディレクトリ領域には、前記複数のクラスタのうち
    前記ディレクトリに対応するパケットに対して書込みを
    禁止するか否かを指示する属性情報と、前記クラスタに
    画像情報を書き込んだ時に対応する時系列情報とが記憶
    され、さらに前記画像情報を記憶する先頭のクラスタを
    示す情報が記憶され、 前記情報記憶領域は、前記複数のクラスタのうちの前記
    画像情報が記憶された少なくとも1つを含み、 該装置は、 前記ディレクトリ領域より前記ディレクトリおよび時系
    列情報を読み出す第1の読出し手段と、 前記複数のクラスタについて読み出されたディレクトリ
    の表わす順に前記情報記憶領域の画像情報を読み出す第
    2の読出し手段と、 前記複数のクラスタについて読み出された時系列情報の
    表わす順に、前記ディレクトリに従って前記情報記憶領
    域の画像情報を読み出す第3の読出し手段と、 前記第2または第3の読出し手段を選択して前記メモリ
    カードに記憶された画像情報の再生順序を指定する第1
    の入力手段とを含み、 前記第1の入力手段にて指定された第2または第3の読
    み出し手段は、それぞれ前記ディレクトリ順または前記
    時系列情報の表わす順に、前記画像情報を前記MAT情報
    に従って前記情報記憶領域から読み出すことを特徴とす
    るメモリカードの再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のメモリカードの再生装置
    において、該装置は、 前記ひとまとまりの画像情報を再生すべき順番を示す画
    像番号を入力する第2の入力手段と、 該入力された画像番号を前記画像情報のパケットに対応
    するディレクトリ領域に書き込む書込み手段と、 前記管理領域より前記画像番号を読み出す第4の読出し
    手段と、 前記複数のクラスタについて読み出された画像番号の表
    わす順に、前記ディレクトリに従って前記情報記憶領域
    の画像情報を読み出す第5の読出し手段とを含み、 前記第1の入力手段は、前記第2、第3もしくは第4の
    読出し手段を選択して前記メモリカードに記憶された画
    像情報の再生順序を指定し、 前記第1の入力手段にて指定された第2、第3もしくは
    第4の読み出し手段はそれぞれ前記ディレクトリ順、前
    記時系列情報の表わす順もしくは前記画像番号に応じた
    順に、前記画像情報を前記情報記憶領域から読み出すこ
    とを特徴とするメモリカードの再生装置。
JP01171070A 1989-07-04 1989-07-04 メモリカードの記憶管理方式 Expired - Lifetime JP3102565B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01171070A JP3102565B2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 メモリカードの記憶管理方式
JP2000035681A JP3530097B2 (ja) 1989-07-04 2000-02-08 ディジタルカメラおよび再生装置ならびにメモリカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01171070A JP3102565B2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 メモリカードの記憶管理方式

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000035681A Division JP3530097B2 (ja) 1989-07-04 2000-02-08 ディジタルカメラおよび再生装置ならびにメモリカード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0336641A JPH0336641A (ja) 1991-02-18
JP3102565B2 true JP3102565B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=15916476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01171070A Expired - Lifetime JP3102565B2 (ja) 1989-07-04 1989-07-04 メモリカードの記憶管理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3102565B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2836984B2 (ja) * 1991-02-26 1998-12-14 富士写真フイルム株式会社 キー・表示付きメモリカード
JP3244446B2 (ja) 1997-02-27 2002-01-07 三洋電機株式会社 ディジタルカメラ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140466A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Toshiba Corp 画像検索装置
JPS6243985A (ja) * 1985-08-21 1987-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 円板型磁気記録再生装置
JPS6383894A (ja) * 1986-09-29 1988-04-14 Toshiba Corp 携帯可能電子装置
JPS6394776A (ja) * 1986-10-08 1988-04-25 Omron Tateisi Electronics Co カード媒体式画像処理装置
JPH0620283B2 (ja) * 1987-05-19 1994-03-16 富士写真フイルム株式会社 画像デ−タ記録装置
JPS62295149A (ja) * 1987-05-30 1987-12-22 Toshiba Corp 電子装置の記録方式

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「標準MS−DOSハンドブック」株式会社アスキー、1984年7月10日発行 P.336〜347

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0336641A (ja) 1991-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1089562B1 (en) Imaging device and signal processing method
US5454096A (en) Storage management system for memory card using memory allocation table
US6763182B1 (en) Recording and reproducing apparatus and recording medium
JP2675429B2 (ja) メモリカードにおけるデータ管理方式
JPH03232029A (ja) メモリカードの記憶管理方式
KR20070040732A (ko) 데이터 관리 장치 및 기록 매체의 관리 방법
JP3512433B2 (ja) 画像情報記録装置
JP3884785B2 (ja) 記録再生装置、再生装置及び再生方法
JP3302035B2 (ja) カメラ
JPH02193236A (ja) メモリカードの記憶管理方式
JP3102565B2 (ja) メモリカードの記憶管理方式
JP3530097B2 (ja) ディジタルカメラおよび再生装置ならびにメモリカード
JP3530559B2 (ja) 画像情報取り扱い装置
JP3230534B2 (ja) 画像編集装置
JP2892806B2 (ja) 電子スチル・カメラ
JP3276099B2 (ja) 画像情報取り扱い装置
JP3530546B2 (ja) 記録再生装置
JP3628043B2 (ja) 画像データ再生装置および記録装置ならびに画像データ再生方法および画像データ記録方法
JP3532647B2 (ja) 画像情報取り扱い装置
JP3437213B2 (ja) 記録再生装置
JP3918299B2 (ja) 画像再生装置
JPH05197844A (ja) データ処理装置
JPH07271639A (ja) 画像情報取り扱い装置
JPH07271637A (ja) 画像情報取り扱い装置
JPH0879686A (ja) 電子スチルカメラの情報記録方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term