JP3626449B2 - 洗浄用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、初期の泡立ちが良好で、洗浄力に優れ、使用の際、発熱感または温熱感を持ち、突っ張り感や刺激性がなく、使用後のしっとり感に優れた洗浄用シートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
最近、シートに化粧料や洗浄料等を含浸させた1回で使いきるタイプのシート状化粧料の開発が盛んである。
例えば、水溶性樹脂を用いた角栓の汚れを取るシート状パック料が、数多く商品化されている。このような製品は、使用時に適量の水をつけて樹脂を溶かし、肌に貼付した状態で、一定時間乾燥させた後、剥がすことにより、角栓の汚れをシートに付着させ、目で直接確認できることからその効果がはっきりとしているため非常に人気がある。また、保湿化粧料を含浸させたシート状化粧料や、水溶性高分子を用いゲル化させた製品等が上市されている。
【0003】
一方、メイク落しシートのような洗浄用シートは、1回の使いきりという点で使い易く、携帯にも便利であり、水を用いずに手軽にメイクを落とすことができることから簡便さが使用者に受け入れられ愛用者が増加している。
【0004】
しかしながら、上記洗浄用シートは、通常の洗浄剤と比べて十分な洗浄力が得られなかったり、使用後に肌が乾燥する等の問題があった。また、冬場の顔や髪、体を洗浄する際に洗浄料を塗布する冷たく感じ不快感をえることが多く、使用時に水を使わずお湯を使用することといった問題があった。
【0005】
したがって本発明の目的は、初期の泡立ちが良好で、洗浄力に優れ、使用の際に発熱感または温熱感を得られ、また肌に対して突っ張り感や刺激性がなく、使用後の肌のしっとり感に優れた洗浄用シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、このような状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、(a)界面活性剤と、(b)無水ケイ酸、含水ケイ酸、石膏、焼き石膏、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ゼオライト、ハイドロタルサイト、合成珪酸アルミニウからなる群から選ばれる1種以上の無機系発熱物質と、(c)ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリコール、ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリセリルエーテル、1,3−ブチレングリコール、グリセリンからなる群から選ばれる1種以上の多価アルコールを含有する洗浄料を、(d)不織布、連続発泡体、紙、フイルム、または編織布の1種のシートに塗布又は含浸してなることを特徴とする、使用時に水またはお湯を加え泡立てて使用する洗浄用シートが、初期の泡立ちが良好で、洗浄力に優れ、使用の際に発熱感または温熱感が得られ、また肌に対して突っ張り感や刺激性がなく、使用後の肌のしっとり感に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。さらに本発明者等は、上記の洗浄用シートを乾燥させ、水分量を好ましくは8質量%以下にすることにより、簡便さが優れ、水があればどこででも十分な発熱及び温熱感を得ながら、使用できることより、これらの効果がより十分に得られることも見出した。
【0007】
すなわち、第1の本発明は、(a)界面活性剤と、(b)無水ケイ酸、含水ケイ酸、石膏、焼き石膏、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ゼオライト、ハイドロタルサイト、合成珪酸アルミニウからなる群から選ばれる1種以上の無機系発熱物質と、(c)ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリコール、ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリセリルエーテル、1,3−ブチレングリコール、グリセリンからなる群から選ばれる1種以上の多価アルコールを含有する洗浄料を、(d)不織布、連続発泡体、紙、フイルム、または編織布の1種以上のシートに塗布又は含浸してなることを特徴とする、使用時に水またはお湯を加え泡立てて使用する洗浄用シートにある。
【0008】
第2の本発明は、洗浄用シートの含有水分量が8質量%以下であることを特徴とする上記の洗浄用シートにある。
【0009】
第3の本発明は、使用時に加える水またはお湯の重量が、洗浄用シートの最終重量の2〜20倍であることを特徴とする上記の洗浄用シートの使用方法にある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成の詳細について説明する。
【0011】
本発明において使用される(a)成分の界面活性剤としては、界面活性作用のあるものならいずれのもので良い。
通常洗浄剤として一般的に用いられる界面活性剤であり、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤の1種、2種以上を用いることができる。より詳しくは脂肪酸石鹸、L−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩、スルホコハク酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、ラウリン酸アルカノールアミド、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性剤、カルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等の両性界面活性剤が挙げられる。また、サポニン、糖系界面活性剤等の天然系界面活性剤を用いることもできる。上記界面活性剤の中でも、泡立ち、洗浄性の点から脂肪酸石鹸及び/又は両性界面活性剤、特に乾燥で結晶化しない両性界面活性剤が好ましい。界面活性剤の乾燥後の最終の洗浄料中への含有量としては起泡性、洗浄性の点から15〜80質量%が好ましい。また、界面活性剤と下記(b)成分及び(c)成分を含む洗浄料のシートへの塗布量、含浸量としては、起泡性、洗浄性、発熱性、使用感の点から、最終製品化された状態での不織布などのシートの面積に対して、2〜50g/m2が好ましく、特に好ましくは7〜30g/m2である。
【0012】
本発明において洗浄料中に配合される(b)成分である、無水ケイ酸、含水ケイ酸、石膏、焼き石膏、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ゼオライト、ハイドロタルサイト、合成珪酸アルミニウムの無機系発熱性物質は粉末物質であり、水分によって固着したときに固着熱、または水和熱などの反応熱を発生する物質であり、また洗浄の際のスクラブ効果によって肌等の汚れが取れ易くなる。上記(b)成分は下記(c)成分の多価アルコールのべたつき感を改善するために配合するものでもある。これらの中でも、特に300℃以上の温度で焼成、乾燥した無水ケイ酸である市販のサイロピュア35K(富士シリシア化学製)、あるいはゼオライト(ゼオラム:東ソー製)、焼き石膏POP(三田尻化学製)が十分な発熱性を有するので特に好ましい。これら無機系発熱物質の乾燥後の最終の洗浄料中への含有量としては2〜30質量%が好ましい。
【0013】
本発明においては洗浄料中に配合される(c)成分である、ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリコール、ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリセリルエーテル、1,3−ブチレングリコール、グリセリンの多価アルコールは水と接することによって肌等に発熱感、温熱感が得られ、また上記(b)成分と併用することによって、発熱作用を調整するとともに、使用後の肌にしっとり感を付与する。これらは単独または2種以上を組み合わせて用いる。これらの中でも、発熱性と使用後のしっとり感の点からポリエチレングリコール、ポリオキシエチレングリセリルエーテル(E.O.=5〜50が好ましい)、1,3−ブチレングリコール、グリセリンが好ましく、さらにこれらを併用することが快適な温度で発熱を維持するために特に好ましい。 これらの多価アルコールの乾燥後の最終の洗浄料中への含有量としては10〜70質量%が好ましい。
【0014】
上記の(a)〜(c)成分含有する洗浄料を、不織布などに塗布又は含浸し、水分を好ましくは8質量%以下に乾燥するか、水分を8質量%以下にしてからそのまま塗布、噴霧などするか、またはアルコール溶液にて塗布、噴霧などし乾燥することが好ましい。また、必要によっては熱シール性のあるシート状の不織布を、あらかじめ洗浄料を付着させた不織布などと熱シールにて貼り合わせて得ることもできる。水分を8質量%以下にすることによって十分な発熱効果が得られる。特に無機系発熱物質の発熱作用を得るためには水分を好ましくは8質量%以下に乾燥することが必要である。
【0015】
また、温熱効果を更に高めるとともに、皮膚機能亢進作用を増強できるので、トウガラシチンキ、トウガラシエキス、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カプサイシン、イソバニリン誘導体、トコフェロール類、ニコチン酸類、バニリルアルコールアルキルエーテル等の温感剤を発熱剤とともに併用することが好ましい。その配合量としては、乾燥後の最終の洗浄料に対して0.001〜0.8質量%が好ましい。
【0016】
本発明において使用される(d)シート材質としては、綿、麻、羊毛等の天然繊維、レーヨン、アセテート等のセルロース系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等の合成繊維等の繊維からなる不織布、紙、フイルム、連続通気孔を有する発泡体シート、上記繊維の編織布等が挙げられ、これらの単体物あるいは複数以上の混合物でもよい。
また必要に応じて、例えば不織布、フイルム、発泡体、紙(和紙等)、編織布、コットンの単層及びこれらの積層物で透水性であって水不溶解性あるいは水解性を有するものであれば、公知のどのようなものでも用いることができる。そしてこれら単層または積層物はさらに植毛により繊維で覆ったり、凹凸のエンボス加工したもの等の二次加工により、表面特徴を変えたものやメッシュ状にしたものを使用することができる。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアクリル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリオレフィン等のフイルムや連続通気孔を有する発泡体シートも本発明では使用できる。これらの中でも不織布、編織布が特に好ましい。
【0017】
上記シートの質量としては、具体的には、20〜120g/m2のものが好ましく、水不溶性のものなら50〜100g/m2、水解性のものなら60〜80g/m2のものが使用感やコスト点から好ましい。さらにこれらシートは使用時の泡立ちを高める為に、十分に空隙、孔を有するものもので、その大きさは、好ましくは0.1〜9mm2、さらに好ましくは0.2〜5mm2である。上記シートの面積を加味しシートの厚みは0.2〜7mmのものが好ましく、特に使用時の柔軟性から特に0.3〜4mmの厚みのものが好ましい。
【0018】
本発明の洗浄用シートには、必要に応じ通常化粧料に使用されるその他の成分を適宜組み合わせて使用することが出来る。例えば、一般に賦形剤として使用されている、結晶セルロース、炭酸マグネシウム、第2リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸マグネシウム、メタリン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カルシウム、クエン酸、シスウンベル酸、コウジ酸、ヘキサメタリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、乳酸カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸亜鉛、ベンガラ、硫酸カルシウム、酸化チタン、ケイソウ土、カオリン、亜鉛華、防腐剤、色素、生薬、香料、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンC及びその誘導体、グリチルリチン及びその誘導体、γ−アミノ酪酸等の薬剤、植物エキス、増粘剤、保湿剤、酸化防止剤等化粧品原料基準、化粧品種別配合基準、食品添加物公定書、日本薬局方及び化粧品原料とし使用前例があるものなら必要に応じて適宜配合してよい。
【0019】
それらの中でも、動植物性の水溶性抽出エキスや油溶性抽出エキス、動植物由来油である、 特にベジタブルコラーゲン、ロイヤルゼリー、キャロットエキス、キリヤサポニン、アセロラ、桃の葉、アロエ、ムクロジエキス、マロニエエキス、シルクプロテイン、ミンク油、アーモンド油、レモンエキス;イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤;ビタミンA、B群、ビタミンEからF、葉酸等ビタミン誘導体、ビタミン様物質等の薬剤;ミネラル水 深層水、塩水湖水、海水及び乾燥物などを配合することが好ましい。
【0020】
本発明の洗浄用シートは、乾燥減量(105℃、3時間)である水分量を8質量%以下とするのが、使用時の発熱性、温熱感、使用時の清潔感、扱いやすさ、微生物汚染から防衛するためにも好ましい。そして、不織布などに塗布又は含浸し、必要に応じ乾燥したものは、密封容器に充填し、外気の水分による影響を防ぐのが好ましい。また、使用時に洗浄用シートに加える水及びお湯の質量としては、十分な発熱感と起泡性をえるためには製品の質量の2〜20倍量が好ましい。本発明の洗浄用シートは、顔、頭髪、手、唇、全身等の身体の洗浄に使用される。
【0021】
【実施例】
以下、実施例及び比較例に基づき本発明を更に詳細に説明する。
【0022】
実施例1 比較例1,2
下記表1に示す実施例1の洗浄料の原液を調製した。この液をレーヨン70%ポリエステル30%からなる60g/m2の不織布(デュポン社製)に含浸させ、90℃、10分間乾燥機にて乾燥し、90g/m2の実施例1の製品を得た。同様にして発熱物質を配合しない以外は実施例1と同様にして比較例1と比較例2の製品を調製した。これらを15cm×20cmになるように切り最終製品とした。そして、製品に25℃の水を10g含浸させ発熱量を測定し、また20歳代女性20名に洗顔してもらいアンケート評価を行った。アンケート評価は各アンケート項目について5点満点にて評価し、点数の平均で示した。点数が高いほど評価が優れている。発熱量とアンケートの結果を下記表2、3に示す。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
以上の表2、3の結果から明らかなように、実施例1は比較例1,2と比べ、全ての面で優れていることがわかった。また、使用後のひりひり感の刺激を感じた者は、比較例1では使用者は3名、比較例2では1名いたが、実施例1は0名であった。
【0027】
実施例2〜4 比較例3
下記表4の実施例2〜4、比較例3の洗浄料の原液を調製した。この液をポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン不織布(80g/m2:日本パイリーン製)に含浸させ、110℃で10分間乾燥機にて乾燥し100g/m2の実施例2〜4の製品を得た。同様にして発熱物質を配合しない以外は実施例2〜4と同様にして比較例3の製品を調製した。これらを16cm×16cmになるように切り最終製品とした。製品をパネラー10名の協力を得て、製品を用い洗顔し、使用4週間後の評価を各アンケート項目について5点満点にて評価し、点数の平均で示した。点数が高いほど評価が優れている。その結果を下記表5に示す。
【0028】
【0029】
【0030】
本発明の実施例2〜4の洗浄用シートは、表5(4週間後の効果)のごとく、比較例と比べ諸特性の全てにわたり優れていることが明らかである。また、使用後のひりひり感の刺激を感じた者は、比較例3では使用者は2名いたが、実施例2〜4では0名であった。
【0031】
実施例5 比較例4
下記表6の実施例5、比較例4の洗浄料の原液を調製した。この液をポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン不織布(80g/m2:日本バイリーン製)に含浸させ、80℃で10分間乾燥機にて乾燥し100g/m2の製品を得た。これと同様にして発熱物質を配合しないものを比較例とした。32cm×50cmになるように切り最終製品とした。社内パネラー10名の協力を得て、顔、髪、体の全身に使用し、使用後の評価をアンケート調査にて、各項目5点評価で評価した。アンケート項目は泡立ちの良さ、発熱感の良さ、洗浄性、使用後の突っ張り感のなさ、しっとり感、総合評価について5点満点にて評価し、点数の平均を示した。点数が高いほど評価が優れている。
【0032】
【0033】
【0034】
以上の結果から明らかのように、実施例5は比較例4と比べ、すべての面で、優れていることは明らかである。また髪、顔、全身を洗浄するのに優れた洗浄剤である。
【0035】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明により、初期の泡立ちが良好で、洗浄力に優れ、つっぱり感や刺激性がなく、水またはお湯の使用時に発熱感または温熱感を得、使用後のしっとり感に優れた洗浄用シートを提供することは明らかである。
Claims (2)
- (a)界面活性剤と、(b)無水ケイ酸、含水ケイ酸、石膏、焼き石膏、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ゼオライト、ハイドロタルサイト、合成珪酸アルミニウからなる群から選ばれる1種以上の無機系発熱物質と、(c)ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリコール、ポリオキシアルキレン(炭素数2及び/又は炭素数3のアルキレン)グリセリルエーテル、1,3−ブチレングリコール、グリセリンからなる群から選ばれる1種以上の多価アルコールを含有し、且つ乾燥後の最終の洗浄料中への含有量が、(a)成分15〜80質量%、(b)成分2〜30質量%、(c)成分10〜70質量%である洗浄料を、(d)不織布、連続発泡体、紙、フイルム、または編織布の1種以上のシートに塗布又は含浸し、更に当該シートの含有水分量が8質量%以下であることを特徴とする、使用時に水またはお湯を加え泡立てて使用する発熱性洗浄用シート。
- 使用時に加える水又はお湯の質量が、洗浄用シートの最終質量の2〜20倍であることを特徴とする請求項1記載の発熱性洗浄用シートの使用方法。
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