JP3625990B2 - 軽金属溶湯計量装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽金属溶湯計量装置であって、単純な構造で、しかも高い精度で軽金属溶湯の給湯量を計量できる軽金属溶湯の計量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、軽金属溶湯を計量する装置には、金属溶解炉に給湯のためのポンプを一体的に取付け、金属溶湯の給湯量はポンプによる加圧時間の増減で決定するものが知られている。
【0003】
また、特開平8ー90200号公報に記載されているものも知られている。該公報に開示されているものは、同公報の図1のように、プリレベル保持とダイカストマシンからの給湯要求指令に基づく給湯が繰り返され、加圧式給湯炉17内の溶湯1の保持量が適正量以下になると溶湯補給要求が加圧式給湯炉17の制御盤から出されるか又は頃合を見計らって受湯ホッパー蓋25を開放し受湯管23、受湯ホッパー24を介して加圧式給湯炉17に溶湯1を補給し、ロードセル22が補給された溶湯1相当の重量と加圧式給湯炉17の保持量を加算した値が計測されて制御盤に伝送され、その値に基づいて給湯制御装置5によって演算設定されたプリレベル制御値にプリレベル制御が働き、所定の給湯が達成できるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記溶解炉とポンプとが一体化されている装置は大型であり、また、実際の給湯量の測定は、荷重センサーによって金属溶湯を含むポンプ重量の合計量を計量しているため、比重の小さい軽金属溶湯の如きものでは必然的に測定精度が悪いという欠点がある。例えば、ポンプ重量が100Kg、荷重センサーの精度が1/1000であるとき、給湯量500gを計量する場合、センサーの精度は100Kg×1/1000=100gが最大分解能で、センサーの精度100gが最小単位であるから±100gの誤差、即ち±20%の給湯誤差を生じ、正確な給湯量を計量できない。
【0005】
また、特開平8ー90200号公報に開示されているものは、ロードセル22によって給湯量を計測しているため、この場合の計測値は炉体重量プラス給湯量となり、軽金属溶湯の給湯量の計量では、前記ポンプ重量と金属溶湯との合計量を計量している前者よりもさらに誤差は大きくなる。もっとも、理論的には荷重センサーの精度を上げればよいが、荷重センサーの精度を上げると、荷重センサーが鋳造工場内の振動の影響を受け正確な計量は困難である。本発明は前述従来の装置の欠点を改善するため提案されたものであって、測定精度が高く、該精度を長時間持続でき、しかも装置が単純小型で、取付け、取外しが容易であり、メンテナンスが容易である軽金属計量装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、軽金属溶湯を計量する計量装置本体に、所定量の溶湯を貯溜できる加圧室と給湯口を有する上向きの傾斜パイプ部とを接続する通路が設けられており、該計量装置本体下側に、バランス用の揺動軸支点と、荷重センサーとが取付けられており、かつ、揺動軸支点両側の溶湯重量をバランスさせるバランスウェイトが取付けられてアンバランス時のバランス調整が可能とされている軽金属溶湯計量装置であって、給湯量を計測しながら給湯できる装置である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、加圧室内に、溶湯を吸引貯溜できる円筒体が装着されている軽金属溶湯計量装置であり、また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、加圧室の通路入口に開閉弁が取付けられている軽金属溶湯計量装置である。
【0008】
更に、請求項4の発明は、請求項1〜3の発明において、計量装置本体の加圧室、通路及び傾斜パイプ部の壁部に加熱ヒーターが内蔵されているという構成のものであり、また、請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、給湯口に給湯センサーが取付けられているという構成のものである。
【0009】
本発明で対象とする軽金属溶湯とは、アルミニウム、アルミニウム系合金、マグネシウム、マグネシウム系合金又はチタン、チタン系合金等の軽金属溶湯で、特に小型部品の鋳造に有利であり、また必要によっては、各種溶融塩の如きものを加熱下に計量して給湯することも可能である。また、本発明の計量装置の材質は各種セラミックスが用いられる。
【0010】
即ち、本発明は加熱室と給湯口を有する傾斜パイプ部とを接続する通路からなる構造であり、しかも、計量装置本体がセラミックス製であるため保温性がよく、通路を長くしても溶湯の温度降下が少なく、従って、給湯口を鋳型にごく近いところまで近ずけることができ、また、空気に接触する部分が少なく、時間も短いから溶湯の酸化を大幅に減少させることができる。また、ほんはつめいは、通路下側に支点を設けることによって、加圧室、通路、傾斜パイプ中の溶湯、特に加圧室と傾斜パイプ中の溶湯とのバランスをとり、給湯によってバランスのずれから給湯と同時に給湯量を計量することができる。
【0011】
【実施例】
図1は本発明の一実施例であるが、次に図面を参照して本発明を具体的に説明する。溶解炉F又は保持炉(以下溶解炉という)上部に計量装置本体1が設置されている。該計量装置本体1は加圧室2と該加圧室2に続く通路3と、該通路3に続く傾斜パイプ部4とから構成されている。傾斜パイプ4は、先端に給湯口5が設けられており、該給湯口5が通路3より若干上方に位置しており、また、加圧室2のほぼ中心部に溶解炉F内部と連通する溶湯吸い上げパイプ6が取付けられている。
【0012】
前記加圧室2は、横断面が円筒形状に形成され、上面に加圧パイプ7が取付けられており、また該加圧室2内部に、同心円状に形成され、かつ下側が開放されている円筒体8が装着載置されていると共に、その上面に吸引パイプ9が取付けられ、該円筒体8内部のほぼ中心に、計量装置本体1を貫通している溶湯吸い上げパイプ6が挿入されており、該円筒体8はその軸にそって上部方向へ摺動可能とされている。
【0013】
また、前記通路3の外側下部に、バランス用揺動軸支点S(以下単に支点という)が取付けられており、また、前記支点Sの近傍に歪ゲージ計又はロードセル等の荷重センサー10が取付けられている。前記支点Sは、図3のように加圧室2内の溶湯重量W1+通路3の支点S左側部分内の溶湯重量W3と、傾斜パイプ部4内の溶湯重量W2+通路3の支点S右側部分内の溶湯重量W4とがバランスする位置に取付けられている。
【0014】
更に、装置本体1の通路3外側上部にバランスウェイト11が取付けられている。該バランスウェイト11はバランスウェイト駆動用モーター12の駆動によって回転するシャフト13に装着され、シャフト13の回転によって左右に移動可能とされている。尚、図1中、符号14は出湯時の湯面を検知する給湯センサー、符号V1、V2はバルブ、15は加圧室2、通路3及び傾斜パイプ部4を加熱するため装置本体1壁部に内蔵された加熱ヒーター、Xは鋳型、Hは計量装置本体1の加圧室2下側で溶解炉Fに向かって設けられた集熱板である。
【0015】
また、図2は本発明の他の実施例であって(図2中、図1と同一符号は同一部材である)、通路3が加圧室2の底面に形成され、該通路3の通路入口16に、開閉弁17が取付けられている。該開閉弁17は、加圧室2上面を貫通するロッド18が取付けられており、該ロッド18を上下に移動させて、通路入口16を開閉でき、また、加圧室2の上面にパイプ19が取付けられ、バルブV1、V2の調整で加圧室2内部を吸引又は加圧できるように構成されている。
【0016】
図1の装置を用いて本発明の方法を説明すれば、図3のように、加圧室2内部に装着載置された円筒体8上面の吸引パイプ9で吸引して溶解炉F中の溶湯を、溶湯吸い上げパイプ6を介して円筒体8内部に吸い上げ、次いで前記吸い上げを終了した後、円筒体8を軸上部方向へ引き上げて該円筒体8内部の溶湯を下側から計量装置本体1の加圧室2内部、通路3内部及び傾斜パイプ部4内部に充填し、前記操作を繰り返して所定量とする。
【0017】
次いで、図4のように、加圧室2に取付けた加圧パイプ7から加圧空気を供給し、加圧して給湯口5から溶湯を鋳型Xに給湯する。また、溶湯を吸引するに際し、予め円筒体8内部に窒素等の不活性ガスを充填しても良い。不活性ガスの使用は、溶解炉Fから溶湯を吸い上げる際に、溶湯が酸化するのを極力防止できるのに有効である。
【0018】
また、図2に示す装置1は、円筒体8の装着に代えて、加圧室2の通路3の入口16に開閉弁17を取付けたもので、該開閉弁17を閉じると同時に、バルブV1を閉じ、バルブV2を開き、パイプ19を介して加圧室2内部を吸引して溶湯を加圧室2内部に供給し所定量に達した後、バルブV1、V2を開くと同時に開閉弁17を開いて通路3及び傾斜パイプ4に溶湯を供給する。次いで、バルブV2を閉じ、バルブV1を開き、パイプ19を介して加圧室2内部を加圧し、給湯口5から溶湯を鋳型Xへ給湯する。図2に示す装置は1本のパイプ19で吸引、加圧ができ、開閉弁17の操作で溶湯を通路3、傾斜パイプ4に供給できるため、構造がシンプルであるから給湯が簡単であり、給湯量の計量もより正確である。
【0019】
更に、計量装置本体1は、溶解炉Fに向かって設けられた集熱板Hが、溶解炉Fの輻射熱を受けて加温されているため、計量装置本体1が保温されており、該計量装置本体1内の溶湯温度の低下を可及的に防止できる。しかし、計量装置本体1内の溶湯温度が低下するおそれがある場合には、加熱ヒーター15によって該加圧室2、通路3及び傾斜パイプ部4を加熱して当該部分の溶湯温度降下を防止すればよい。
【0020】
次に、本発明のバランス状態及び軽量方法を図5〜図7によって説明する。図3における給湯前のバランス状態は、図5に示すように、支点Sから加圧室内部の溶湯W1の重心までの距離をl1、支点Sから傾斜パイプ部4内部の溶湯W2の重心までの距離をl2、支点Sから通路3左側内部の溶湯W3の重心までの距離をl3、支点Sから通路3右側内部の溶湯W4の重心までの距離をl4及び支点Sから荷重センサー10までの距離をlGとしたとき、
W1l1+W3l3=W2l2+W4l4である。このとき、荷重センサー10にかかる重量G=0である。
【0021】
加圧パイプ7から加圧空気が供給されて給湯が始まると、給湯センサー14が溶湯を検知する。この時、図6のように計量装置本体1の溶湯が減少する。このときの加圧室2内の溶湯重量をW1′、傾斜パイプ部4内部の溶湯重量をW2′、支点S左側の通路3内の溶湯重量をW3、支点S右側の通路3内の溶湯重量をW4とし、このとき荷重センサー10には重量変化によってG′の力がかかるため、バランス状態は
W1′l1+W3l3+G′lG=W2′l2+W4l4 (1)
である。
【0022】
次いで、図7のように給湯が完了し、加圧を維持しているときのバランス状態は、加圧室2内の溶湯重量をW1″、傾斜パイプ部4内部の溶湯重量はW2′であり、このとき荷重センサー10にかかる力をG″とすると、
W1″l1+W3l3+G″lG=W2′l2+W4l4 (2)
である。
【0023】
ところで、給湯量Wは図6及び図7から明らかなように、前記式(1)と式(2)の差、つまり式(1)ー式(2)であるから、
W1′l1+G′lG=W1″l1+G″lG これを整理すれば、
W1′ーW1″=(G″ーG′)lG/l1 (3)
である。即ち、(3)式から給湯量は、加圧室2の重量W1の変化として表すことができ、しかも、荷重センサー10にかかる変化、(G″ーG′)は荷重センサーの計測値の差であり、lG/l1は支点Sから荷重センサー10及び支点Sから加圧室2の重心迄の距離の比であるから、式(3)の右辺から給湯量を簡単に求めることができる。
【0024】
即ち、従来の装置は溶湯と給湯機又は計量器との全体の重量を計測しているのに対して、本発明は、給湯と同時に給湯量そのものを計量しており、荷重センサー10の精度が即給湯精度として表される。例えば給湯量 500g、荷重センサーの精度 1/1000とすると、500g×1/1000=0.5gの高い精度で計量することができる。従って、荷重センサーの精度を更に1/4000等の高めに設定すれば、より精度の高い計量も可能である。尚、給湯完了後は前記図3及び図4に示した操作を繰返して計量装置本体1内部に所定量の溶湯を供給し、引続き給湯を続行することができ、連続的に鋳造を続行することができる。
【0025】
本発明は、計量装置本体1がセラミックスであり、加圧室2、通路3及び傾斜パイプ部4が計量装置本体1の壁で大気と遮断され、かつ計量装置本体1が保温されているため、溶湯温度の低下は少なく、給湯温度が安定しており、また、空気に接触する部分が小さく、時間が短いため、溶湯の酸化ロスが少なく、通路3を長目にし、給湯口5を鋳型Xの鋳込み口にごく近いところまで近ずけることができると共に、溶解炉Fの温度を低めに設定することも可能である。尚、加圧室2、通路3及び傾斜パイプ部4の溶湯の温度低下が懸念されるときには加熱ヒーター15の加熱によって温度低下を防止することができる。
【0026】
図8は、コンピューターによる制御フローを示したもので、コンピューターPに予め目標の数値が設定されており、荷重センサー10(例えばロードセル)の値の信号が変換器Cを介してコンピューターPに入力されて重量を演算しており、また給湯センサー14の信号が入力されている。また、コンピューターPは、本発明の吸引バルブV1、加圧バルブV2を可動、停止させるための信号及びバランスウェイト駆動用モーター12を駆動、停止させるための信号並びに円筒体8を軸にそって上方又は下方へ移動させるための各種信号及び鋳型Xへの給湯開始、停止の信号を夫々出力している。従って、手動は勿論、図8のようにコンピューター制御によって自動的に各種操作を行い、給湯量を計量しつつ鋳造することが可能である。
【0027】
また、本発明は、給湯によって装置全体のバランスがずれた場合に、バランスウェイト11を移動させて計量装置本体1における溶湯充填時のバランス状態に戻して次の給湯を行うことができるが、バランス状態がずれた場合、バランスウェイト11を移動させず、溶湯を注ぎたして満杯時のバランス状態を復元し、その後給湯信号により給湯しても良い。
【0028】
更に、コンピューター制御では、荷重センサー10のデジタル値(前回の給湯量)が記憶されているので、次の給湯信号が入力される前に記憶デジタル値を加算すれば、次の給湯目標値とすることができ、該目標値の信号によって給湯が達成でき、連続鋳造も可能である。従って、本発明の使用に当り、適宜前記の操作を選択して給湯操作を行うことができる。
【0029】
更に、図5は、給湯開始時に溶湯の湯面を給湯センサー14で検知しているが、本発明は、予め荷重センサー10の重量から計量装置本体1の加圧前の湯面を求め、湯面と給湯口5の位置における溶湯重量を目標給湯量に加算しておけば、給湯量を制御することが可能であり、かかる場合には給湯センサー14は必ずしも必要ではない。
【0030】
【発明の効果】
以上の如く、本発明は軽金属溶湯を給湯すると同時に該給湯量を計量することができる計量装置であって、次の如き各種の優れた効果を奏することができる。
1)計量装置本体が保温されているため、溶湯温度の低下が小さく、また必要ならば加熱ヒーターで加熱できるから、溶湯温度の低下が少なく、鋳込み口のごく近いところまで給湯口を近づけることができ、更に、溶解炉Fの温度を低めに設定することが可能である。
2)溶湯が空気(酸素)に接触する部分がきわめて少なく、また空気に接触している時間が短いため、酸化ロスが小さい。
3)荷重センサーが実際の給湯量に近いものを使用できるため、荷重センサーの精度がそのまま給湯量の精度であり、理論的に給湯重量の1/1000〜1/4000の精度が可能である。
4)荷重センサーが歪ゲージ計又はロードセルを使用しているため、給湯口が固定でき、上下動に起因する誤差の生じるおそれはない。
5)計量装置本体内に供給する際の吸い上げパイプが溶解炉の湯面より100mm以上深い湯中から吸い上げているため、表面酸化及びその他の不純物の混入は皆無である。
6)給湯精度が長期間持続でき、また連続鋳造も可能である。
7)軽金属の小型製品の鋳造に有効であるが、その外、加熱する必要がない強酸又は強アルカリ溶液等の液状物、或は劇物、毒物等の液状物等の計量にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の断面図である。
【図3】図1の装置内部に溶湯を充填した状態の説明図である。
【図4】装置内部の溶湯を鋳型に給湯する状態の説明図である。
【図5】給湯前のバランス状態を示す模式的説明図である。
【図6】給湯直後の溶湯のバランス状態を示す模式的説明図である。
【図7】給湯終了時の溶湯のバランス状態を示す模式的説明図である。
【図8】コンピューターによる制御フローの一例である。
【符号の説明】
1:計量装置本体
2:加圧室
3:通路
4:傾斜パイプ部
5:給湯口
6:溶湯吸い上げパイプ
7:加圧パイプ
8:円筒体
9:吸引パイプ
10:荷重センサー
11:バランスウェイト
12:バランスウェイト駆動用モーター
13:シャフト
14:給湯センサー
15:加熱ヒーター
16:通路入口
17:開閉弁
18:ロッド
19:パイプ
C:変換器
F:溶解炉
P:コンピューター
S:支点
V1、V2:バルブ
X:鋳型
Claims (5)
- 軽金属溶湯を計量する計量装置本体に、所定量の溶湯を貯溜できる加圧室と給湯口を有する上向きの傾斜パイプ部とを接続する通路が設けられており、該計量装置本体下側に、バランス用の揺動軸支点と、荷重センサーとが取付けられており、かつ、揺動軸支点両側の溶湯重量をバランスさせるバランスウェイトが取付けられてアンバランス時のバランス調整が可能とされていることを特徴とする軽金属溶湯計量装置。
- 加圧室内に、溶湯を吸引貯溜できる円筒体が装着されていることを特徴とする請求項1記載の軽金属溶湯計量装置。
- 加圧室の通路入口に開閉弁が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の軽金属溶湯計量装置。
- 計量装置本体の加圧室、通路及び傾斜パイプ部の壁部に加熱ヒーターが内蔵されていることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の軽金属溶湯計量装置。
- 給湯口に給湯センサーが取付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4記載の軽金属溶湯計量装置。
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