JP3039254B2 - 連続鋳造設備における湯面位置制御装置 - Google Patents

連続鋳造設備における湯面位置制御装置

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JP3039254B2 JP6030382A JP3038294A JP3039254B2 JP 3039254 B2 JP3039254 B2 JP 3039254B2 JP 6030382 A JP6030382 A JP 6030382A JP 3038294 A JP3038294 A JP 3038294A JP 3039254 B2 JP3039254 B2 JP 3039254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造設備における
湯面位置を一定にするための自動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銅や銅合金などの連続鋳造設備
において、良質な鋳塊を得るためには、モールド内の溶
湯の湯面、あるいはこのモールドに溶湯を供給するため
のタンディッシュ内の溶湯の湯面を極力変動させずに鋳
造を行うことが望ましい。以下に、この技術の従来例に
ついて3つの例を挙げて説明する。
【0003】(1)図2に示すように、この連続鋳造設
備では、ドラム炉39より樋38を介してタンディッシ
ュ30内へ溶湯31が供給され、このタンディッシュ3
0よりノズル34を介してモールド32内へ溶湯33が
供給される。タンディッシュ30の近傍の雰囲気は、非
常に高温になり、また、溶湯の飛沫が存在する。なお、
ドラム炉39の前段には図示しない溶解炉がある。そし
て、一端に浮子40を有しかつ目盛り36が刻まれた丸
棒35を用い、この浮子40をタンディッシュ30内の
溶湯31に浮かべる。鋳造者は、丸棒35の目盛り36
と、タンディッシュ30の上方に掛け渡された指示棒3
7とを見ることにより、目盛り36の上下移動によって
溶湯31の湯面位置の変位量を読取っていた。そして、
鋳造者は、湯面位置の変位量に応じて、モータや駆動機
構からなる、ドラム炉39の傾転機構(不図示)を介し
て、ドラム炉39の傾転量を調節し、タンディッシュ3
0内の溶湯31の湯面位置が一定になるように、すなわ
ち変動しないように、ドラム炉39からの溶湯の出湯量
を調整する。
【0004】(2)図3に示すように、モールド40内
における溶湯41の湯面位置を自動制御するためには、
タンディッシュ43よりモールド40内へ溶湯44を注
入するノズル45と、このノズル45に連通するフロー
ト溶湯流出口47を有しかつモールド40内の溶湯41
上に浮いているフロート46の組み合わせを用いたもの
がある。すなわち、モールド40内の溶湯41の湯面4
2の位置調整は、溶湯41の湯面42が上昇してきたと
きは、湯面42の上昇につれてフロート46が上昇し、
ノズル45の溶湯出口を閉塞することにより、モールド
40内への溶湯の流入を抑制するものであり、一方、溶
湯41の湯面42が下降したときには、湯面41の下降
につれてフロート46も下降し、ノズル45の溶湯流出
抵抗を減じることによりモールド40へ溶湯44を注入
するものである(特開平1−202352号公報参
照)。なお、符号48aはモールド40に冷却水を供給
するための冷却水流入口、符号48bは前記冷却水を排
出するための冷却水流出口、符号49はモールド40に
より形成された鋳塊である。
【0005】(3)図4に示すように、タンディッシュ
50は上部チャンバ51と下部チャンバ52とからな
り、上部チャンバ51に注入された溶融金属(金属レベ
ルA−A参照)は、フィルタ53を通過し、下部チャン
バ52に至る。下部チャンバ52の金属レベルB−Bを
検知する手段については、金属レベルB−B上に浮くフ
ロート55はレバー54の一端に固定され、このレバー
54は変換装置56にレベル変化を示し、この変換装置
56で検出データが信号に変換される。この信号は、電
源58からの電力で伝送線57によりレコーダ59に送
られ、レコーダ59に記録される。これにより、上部チ
ャンバ51への溶融金属の流入停止、フィルタ53の欠
陥または割れを通過する溶融金属の自由流出などに起因
する溶融金属の急激な変化は即座に記録される。そし
て、鋳造者はこの記録結果に基づいて、ドラム炉(不図
示)の傾転機構(不図示)を介して、ドラム炉の傾転量
を調節し、タンディッシュ50内の金属レベルB−Bが
一定になるように、ドラム炉からの溶湯の出湯量を調整
する(特表昭61−500320号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した(1)のもの
は、溶湯の湯面位置の変位量を目視で読取り、ドラム炉
の傾転量調整も手動で行うものなので、傾転量の調節が
不正確になりすなわち調整すべき傾転量に誤差が生じて
湯面位置が不安定化し、しかも、調整作業が煩わしいと
いう問題点がある。また、タンディッシュの近傍の雰囲
気は高温でかつ溶湯の飛沫を含んでいるので、鋳造者が
危険にさらされる。(2)のものは、湯面位置の調整は
自動的に行われるが、モールド内の湯面上にフロートを
浮かべるものなので、モールド内においてフロートから
流出した溶湯の流れにより、モールド内溶湯温度が場所
的に不均一になり、溶湯凝固時に発生する熱応力のバラ
ンスがくずれ、結果的に、鋳造した鋳塊断面および鋳塊
表面に割れが発生し、鋳塊の品質が著しく劣るという問
題点がある。(3)のものは、湯面の変位量を自動的に
検出するものの、(1)のものと同様に、ドラム炉の傾
転量調整を手動で行うものなので、調整すべき傾転量に
誤差が発生して湯面位置が不安定化し、しかも、調整作
業が煩わしいという問題点がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、溶湯の湯面位置の変位量の
検出、およびドラム炉傾転量の調整を自動化することに
より、安全で、調整すべき傾転量の誤差を小さくして、
湯面位置を安定化させ、しかも、良質の鋳塊を形成でき
る、連続鋳造設備における湯面位置制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の湯面位置制御装置は、ドラム炉傾転機構によ
り出湯量が調節されるドラム炉を備え、該ドラム炉より
タンディッシュ内へ溶湯が供給され、このタンディッシ
ュより、鋳塊を形成するためのモールド内へ溶湯が供給
される連続鋳造設備において、前記タンディッシュ内の
溶湯上に浮く浮子と、おもりと、一端に前記浮子が、他
端に前記おもりがそれぞれ取付けられたワイヤと、前記
ワイヤを掛け渡すためのワイヤ案内手段と、前記おもり
の直下に設けられた、該おもりとの距離を検出するため
の距離センサと、該距離センサから検出信号を入力し、
この検出信号を前記タンディッシュ内の溶湯の湯面位置
の変位量に変換するための測定装置と、予め、前記変位
量とこの変位量に対する適正なドラム炉傾転調整量との
対応が設定され、前記測定装置から前記変位量を入力
し、該変位量に見合った所定の前記ドラム炉傾転調整量
だけ前記ドラム炉が駆動されるように、前記ドラム炉傾
転機構を自動的に制御するシーケンサーと、から構成さ
れていることを特徴とするものである。また、前記距離
センサが床あるいは地面に埋設されているものや、前記
ワイヤ案内手段の一部として、2つの滑車を用いること
ができる。さらに、前記測定装置と前記シーケンサーと
の間に、前記測定装置から入力した変位量を基準点にリ
セットしかつ該基準点に対する変位量を表示するための
デジタル表示器が設けられている。そして、前記距離セ
ンサが超音波センサである。
【0009】
【作用】上記のとおりに構成された請求項1に記載の発
明では、万が一、タンディッシュ内の溶湯の湯面位置が
変動すると、この変動が浮子に伝わって浮子も変動し、
ワイヤを介して結果的におもりも変動し、このおもりと
該おもりの直下にある距離センサとの距離が変る。この
距離は距離センサにより検出され、この検出値は測定装
置に入力され、ここで、前記タンディッシュ内の溶湯の
湯面位置の変位量に変換される。そして、シーケンサー
は、前記測定装置から前記変位量を入力し、この変位量
に見合った所定のドラム炉傾転調整量だけ前記ドラム炉
が駆動されるように、前記ドラム炉傾転機構を自動的に
制御する。すなわち、シーケンサーは、溶湯の湯面位置
が規定位置よりも高くなった場合には、ドラム炉の傾転
量を調節してその出湯量を減少させ、一方、湯面位置が
規定位置よりも低くなった場合には、ドラム炉の出湯量
を増加させ、そして、湯面位置の変位量が大きいほど、
ドラム炉の傾転調整量も大きくなるように設定されてい
る。これにより、ドラム炉からの出湯量は、タンディッ
シュ内の溶湯の湯面位置の変動を抑えるように調整され
る。浮子の変位検出を、おもりの変位検出を介して間接
的に行っている理由は、高温なタンディッシュの近傍で
は温度影響により検出不能になるからである。請求項2
に記載の発明では、距離センサが、タンディッシュによ
る高温雰囲気中にさらされない。請求項3に記載の発明
では、滑車によりワイヤの移動がスムースに行われる。
請求項4に記載の発明では、ある変位量を基準点として
セットし、この基準点からの変位量を知ることができる
ため、タンディッシュの交換に起因する基準湯面位置の
変化に対応できる。請求項5に記載の発明のように、距
離センサとして、レーザあるいは超音波を利用したセン
サを用いることができるが、安全な超音波センサを使用
することが好ましい。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1に示すように、本実施例の、銅ある
いは銅合金の連続鋳造設備は、ドラム炉傾転機構22に
より出湯量が調節されるドラム炉6を備え、このドラム
炉6より樋5を介してタンディッシュ1内へ溶湯23が
供給され、さらに、このタンディッシュ1より、ノズル
2を介して、鋳塊を形成するためのモールド3内へ溶湯
24が供給されるものである。タンディッシュ1の近傍
の雰囲気は、非常に高温になり、また、溶湯の飛沫が存
在し、危険である。なお、ドラム炉6の前段には溶解炉
(不図示)が設けられている。本実施例は、以下に記述
する構成により、モールド3内の溶湯4の湯面位置24
の安定化を、タンディッシュ1内の溶湯23の湯面位置
を安定化させることにより行うものである。
【0011】タンディッシュ1内の溶湯23上には、後
述するワイヤ11に吊下げられた浮子8が浮いている。
ワイヤ11は2つの滑車9,10に掛け渡されて案内さ
れ、その他端側には円盤状のおもり板12が取付けられ
ている。浮子8は耐火物の固まりから成り、おもり板1
2の重さは、その重さによって浮子8が引き上げられな
い重さになっている。なお、ワイヤ11は常時張ってい
る。また、滑車9,10は、滑車ブラケット17の端に
それぞれ回転自在に取付けられ、この滑車ブラケット1
7は支持棒16を介して磁石片15に連結されている。
磁石片15は、タンディッシュ1の側面に突設された鉄
製のブラケット14に磁力により固定されている。上述
した2つの滑車9,10、滑車ブラケット17および支
持棒16等により、ワイヤ案内手段26が構成されてい
る。おもり板12の直下には、おもり板12との距離を
検出するための距離センサとしての超音波センサ13が
設けられており、この超音波センサ13は、タンディッ
シュ1による高温雰囲気により熱影響を受けないよう
に、床あるいは地面25に埋設されている。距離センサ
13としてレーザを利用したセンサを用いてもよいが、
この場合、レーザが上向きに出射するため、多少危険で
ある。また、浮子8の変位量検出を、おもり板12の変
位を検出することにより間接的に行っている理由は、高
温なタンディッシュ1の近傍では温度影響により検出不
能になるからである。
【0012】測定装置18は、超音波センサ13から検
出信号を入力し、この検出定信号をタンディッシュ1内
の溶湯23の湯面位置の変位量に変換し、該変位量を表
示する。デジタル表示器20は、測定装置18からの入
力信号を零点(基準点)にセットし、すなわちリセット
するためのリセットボタン19を備え、基準点からの変
位量を±0.01mm単位で表示する。シーケンサー2
1には、予め、タンディッシュ1内の溶湯23の湯面位
置の変位量とこの変位量に対する適正なドラム炉傾転調
整量との対応が設定され、デジタル表示器20を介して
測定装置18から変位量を入力し、内部演算により、溶
湯23の湯面位置の変位量に見合った所定の前記ドラム
炉傾転調整量だけ前記ドラム炉6が駆動されるように、
ドラム炉傾転機構22を自動的に制御するものである。
タンディッシュ1内の溶湯23の湯面位置の変位量とこ
の変位量に対する適正なドラム炉傾転調整量との対応
は、予め、正規の連続鋳造に先立って、実験的に求めた
ものである。超音波センサ13,測定装置18およびデ
ジタル表示器20として、それぞれキーエンス株式会社
製の製品番号UD−310,UD−300およびRV−
3を用いた。
【0013】次に、本実施例の湯面位置制御装置の動作
について説明する。図1に示したように、万が一、タン
ディッシュ1内の溶湯23の湯面が変動すると、この変
動が浮子8に伝わって浮子8も変動し、ワイヤ11を介
して結果的におもり板12も変動し、おもり板12と超
音波センサ13との距離が変る。もちろん、浮子8が上
昇すると、おもり板12は浮子8の移動量(変位量)だ
け下降することになる。前記距離は超音波センサ13に
より検出され、この検出値は測定装置18に入力され、
ここでタンディッシュ1内の溶湯23の湯面位置の変位
量に変換され、表示される。もちろん、この変位量はプ
ラスの場合もあればマイナスの場合もある。そして、こ
の変位量は、デジタル表示器20を介してシーケンサー
21に入力され、シーケンサー21は、入力した変位量
に見合った所定のドラム炉傾転調整量だけ、ドラム炉傾
転機構22を介してドラム炉6を自動的に制御する。す
なわち、シーケンサー21は、溶湯23の湯面位置が規
定位置よりも高くなった場合には、ドラム炉6の出湯量
を減少させ、一方、湯面位置が規定位置よりも低くなっ
た場合には、ドラム炉6の出湯量を増加させ、そして、
湯面位置の変位量が大きいほど、ドラム炉6の傾転調整
量も大きくなるように設定されている。これにより、ド
ラム炉6からの出湯量を、タンディッシュ1内の溶湯2
3の湯面の変動を抑えるように調整される。
【0014】上述したとおり、本実施例では、タンディ
ッシュ1内の湯面23の変位量の検出およびドラム炉傾
転量の調整を自動的に行うものなので、安全であり、傾
転量を正確に調整できすなわち傾転量の誤差を小さくし
て、湯面レベルを安定化させることができる。しかも、
モールド3内の溶湯4上に浮子を浮かべないので、モー
ルド3内の溶湯4凝固時に熱応力のバランスがくずれ
ず、良質な鋳塊を形成できる。また、鋳造者は、デジタ
ル表示器20のリセットボタン19を押すことにより、
タンディッシュ1内の溶湯23の湯面の任意の位置が零
点(基準点)にセットされ、その基準点よりの変位が表
示されて、鋳造者はこれを一目で知ることができる。こ
のことは、タンディッシュ1の交換に際して基準湯面位
置が変る場合に有効である。さらに、タンディッシュ1
をサイズの異なるものへの交換に際して、磁石片15を
ブラケット14から取外して、2つの滑車9,10およ
び滑車支持ブラケット17等からなるワイヤ案内手段2
6を交換できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。請
求項1に記載の発明は、タンディッシュ内の湯面位置の
変位量の検出およびドラム炉の傾転量調整を自動化する
ことにより、安全であり、ドラム炉傾転量を正確に調整
できて、湯面位置を安定化させることができ、しかも、
モールド内の溶湯上に浮子を浮かべないので、良質な鋳
塊を形成できる。また、浮子の変位検出を、タンディッ
シュより離れたおもりの変位検出を介して間接的に行う
ことにより、変位検出に温度影響が及ぼされず、変位の
検出精度も向上する。請求項2に記載の発明は、距離セ
ンサがタンディッシュによる高温雰囲気中にさらされ
ず、検出精度がさらに向上する。請求項3に記載の発明
は、ワイヤの移動がスムースに行われので、浮子の変位
検出をおもり板の変位検出を介して行っても、変位検出
精度が悪化しない。請求項4に記載の発明は、上記効果
の他、湯面位置を任意の位置で基準点に定め、この基準
点からの変動を知ることができるため、タンディッシュ
の交換に起因する基準湯面位置の変化に対応できる。請
求項5に記載の発明は、人体に害を与えない超音波セン
サを用いることにより、さらに安全となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続鋳造設備における湯面位置制御装
置の一実施例の概略構成図である。
【図2】従来の連続鋳造設備の要部を示す図である。
【図3】他の従来の連続鋳造設備の要部を示す図であ
る。
【図4】さらに他の従来の連続鋳造設備の要部を示す図
である。
【符号の説明】
1 タンディッシュ 2 ノズル 3 モールド 4 溶湯 5 樋 6 ドラム炉 7 樋 8 浮子 9,10 滑車 11 ワイヤ 12 おもり板 13 超音波センサ(超音波変位計) 14 ブラケット 15 磁石片 16 支持棒 17 滑車ブラケット 18 測定装置 19 リセットボタン 20 デジタル表示器 21 シーケンサー 22 ドラム炉傾転機構 23 溶湯 24 湯面位置 25 床あるいは地面 26 ワイヤ案内手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−189053(JP,A) 特開 昭64−95849(JP,A) 特開 昭51−132116(JP,A) 特開 昭58−125352(JP,A) 特開 昭49−123128(JP,A) 実開 昭64−33340(JP,U) 実開 昭63−71951(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/18 B22D 11/16 104 B22D 39/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム炉傾転機構により出湯量が調節さ
    れるドラム炉を備え、該ドラム炉よりタンディッシュ内
    へ溶湯が供給され、このタンディッシュより、鋳塊を形
    成するためのモールド内へ溶湯が供給される連続鋳造設
    備において、 前記タンディッシュ内の溶湯上に浮く浮子と、 おもりと、 一端に前記浮子が、他端に前記おもりがそれぞれ取付け
    られたワイヤと、 前記ワイヤを掛け渡して案内するためのワイヤ案内手段
    と、 前記おもりの直下に設けられた、該おもりとの距離を検
    出するための距離センサと、 該距離センサから検出信号を入力し、この検出信号を前
    記タンディッシュ内の溶湯の湯面位置の変位量に変換す
    るための測定装置と、 予め、前記変位量とこの変位量に対する適正なドラム炉
    傾転調整量との対応が設定され、前記測定装置から前記
    変位量を入力し、該変位量に見合った所定の前記ドラム
    炉傾転調整量だけ前記ドラム炉が駆動されるように、前
    記ドラム炉傾転機構を自動的に制御するシーケンサー
    と、から構成されていることを特徴とする、連続鋳造設
    備における湯面位置制御装置。
  2. 【請求項2】 前記距離センサが床あるいは地面に埋設
    されている請求項1に記載の、連続鋳造設備における湯
    面位置制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤ案内手段の一部として、2つ
    の滑車が用いられている請求項1または2に記載の、連
    続鋳造設備における湯面位置制御装置。
  4. 【請求項4】 前記測定装置と前記シーケンサーとの間
    に、前記測定装置から入力した変位量を基準点にリセッ
    トしかつ該基準点に対する変位量を表示するためのデジ
    タル表示器が設けられている請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の、連続鋳造設備における湯面位置制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記距離センサが超音波センサである請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の、連続鋳造設備に
    おける湯面位置制御装置。
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