JP3622229B2 - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミング(具体的にはBTDC186゜およびBTDC6゜)で先導燃料噴射および従動燃料噴射を実行するリーディング噴射手段およびトレーリング噴射手段を備えたようなエンジンの燃料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のエンジンの燃料制御装置としては、例えば実開昭61−76143号公報に記載の装置がある。すなわち1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミングで先導燃料噴射および従動燃料噴射を実行するリーディング噴射手段およびトレーリング噴射手段を備えたレシプロエンジンの燃料制御装置である。
【0003】
このようなレシプロエンジンの燃料分割噴射制御装置において、リーディング噴射とトレーリング噴射との間に減速信号が入力された場合、減速による燃料の減量もしくは燃料カットが要請されるにもかかわらず、減速信号入力前に既にリーディング噴射が実行されているので、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができない問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、1サイクル中に2つの噴射タイミング(リーディング噴射タイミングとトレーディング噴射タイミング)で燃料噴射を実行するものにおいて、スロットル開度の増加に対して吸入空気量の増加が飽和する飽和運転領域(燃料増量の必要性がない領域)を検出し、飽和している時(燃料増量の必要性がない領域)には飽和していない時に比較して、リーディング噴射割合がトレーディング噴射割合に対して小さくなるように構成することで、加速性の悪化を招くことなく、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができるエンジンの燃料制御装置の提供を目的とする。
【0005】
この発明の一実施態様は、上述のリーディング噴射量およびトレーリング噴射量を噴射タイミング毎に演算することで、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間に減速信号が入力された場合においても、この減速に充分対応した修正を行なうことができるエンジンの燃料制御装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明によるエンジンの燃料制御装置は、1サイクル中において予め設定された第1の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行するリーディング噴射手段および第1の燃料噴射タイミングよりも遅れ側に設定された第2の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行するトレーリング噴射手段を備えたエンジンの燃料制御装置であって、スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、該検出されたエンジン回転数が、予めスロットル開度に応じてそれぞれ設定されるエンジン回転数の設定値以上である時に、スロットル開度の増加に対して吸入空気量の増加が飽和する飽和運転領域にあると検出する飽和運転領域検出手段とを備え、上記飽和運転領域検出手段により飽和運転領域にない時には上記リーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、リーディング噴射割合がトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更すべく構成したものである。
【0007】
この発明の一実施態様は、クランク角を検出するクランク角検出手段と、上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がリーディング噴射タイミングと一致する毎にリーディング噴射量を演算するリーディング噴射演算手段と、上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がトレーリング噴射タイミングと一致する毎にトレーリング噴射量を演算するトレーリング噴射量演算手段とを備えたものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、図10に概略図で示すように、リーディング噴射手段P1は1サイクル中において予め設定された第1の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行し、トレーリング噴射手段P2は上述の第1の燃料噴射タイミングよりも遅れ側に設定された第2の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行し、スロットル開度検出手段P3はスロットル開度を検出し、エンジン回転数検出手段はエンジン回転数を検出し、飽和運転領域検出手段P5は検出されたエンジン回転数が予めスロットル開度に応じてそれぞれ設定されるエンジン回転数の設定値以上である時に、スロットル開度の増加に対して吸入空気量の増加が飽和する飽和運転領域にあると検出するが、この飽和運転領域検出手段P5により飽和運転領域にない時には、リーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、リーディング噴射割合がトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比が変更されるものである。
【0009】
このようにスロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する飽和運転領域(燃料増量の必要性がない領域)を検出し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、リーディング噴射手段によるリーディング噴射割合がトレーリング噴射手段によるトレーディング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更する。このため、加速性の悪化を招くことなく、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができる効果がある。
【0010】
この発明の一実施態様によれば、クランク角検出手段はクランク角を検出し、リーディング噴射量演算手段は上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がリーディング噴射タイミング(例えばBTDC186度)と一致する毎にリーディング噴射量を演算し、トレーリング噴射量演算手段は上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がトレーリング噴射タイミング(例えばBTDC6度)と一致する毎にトレーリング噴射量を演算する。
【0011】
このように上述のリーディング噴射量およびトレーリング噴射量を噴射タイミング毎にそれぞれ演算するので、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間に減速信号が入力した場合においても、この減速に充分対応した修正を行なうことができる効果がある。
【0012】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はエンジンの燃料制御装置を示し、図1において、吸入空気を浄化するエアクリーナの後位には吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段としてのエアフロセンサ1を接続して、このエアフロセンサ1で吸入空気量Qを検出すべく構成している。
【0013】
上述のエアフロセンサ1の後位にはスロットルボディ2を接続し、このスロットルボディ2内のスロットルチャンバ3には、吸入空気量Qを制御するスロットル弁4を配設している。
そして、このスロットル弁4下流の吸気通路には、所定容積を有する拡大室としてのサージタンク5を接続し、このサージタンク5下流に吸気ポート6と連通する吸気マニホルド7を接続すると共に、この吸気マニホルド7にはインジェクタ8を配設している。
【0014】
一方、レシプロエンジン9の燃焼室10と適宜連通する上述の吸気ポート6および排気ポート11には、動弁機構(図示せず)により開閉操作される吸気弁12と排気弁13とをそれぞれ取付け、またシリンダヘッド14にはスパークギャップを上述の燃焼室10に臨ませた点火プラグ15を取付けている。
【0015】
上述の排気ポート11にエキゾーストマニホルド16を接続し、このエキゾーストマニホルド16と連通する排気通路17に空燃比センサ18を配設すると共に、この排気通路17の後位には有害ガスを無害化する触媒コンバータ19いわゆるキャタリストを接続している。
【0016】
また、上述のスロットル弁4をバイパスするバイパス通路20を設け、このバイパス通路20にはISC(アイドルスピードコントロール)機構としてのISCバルブ21を介設する一方、上述のスロットルボディ2にはスロットル開度TVOを検出するためのスロットルセンサ22を、ウオータジャケット23にはエンジン冷却水の水温twを検出する水温センサ24をそれぞれ取付けている。
【0017】
図2はエンジンの燃料制御装置の制御回路を示し、CPU30は、エアフロセンサ1からの吸入空気量Q、スロットルセンサ22からのスロットル開度TVO、水温センサ24からのエンジン冷却水の水温tw、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段としてのディストリビュータ31からのエンジン回転数Ne、クランク角を検出するクランク角検出手段としてのクランク角センサ32からのクランク角CAなどの必要な各種信号入力に基づいて、ROM33に格納されたプログラムに従って、インジェクタ8を駆動制御し、またRAM34は図3に示す第1マップM1などの必要なマップやデータを記憶する。
【0018】
ここで、上述の第1マップM1(図3参照)は横軸にエンジン回転数Neをとり、縦軸に吸入空気量Qをとると共に、各スロット開度(1/8TVO、2/8TVO、3/8TVO)毎にエンジン回転数Neの増加に対して吸入空気量Qがサチレート(飽和)する設定値a(1/8TVO)、a(2/8TVO)、a(3/8TVO)をそれぞれ設定したマップである。なお上述の各設定値aに相当するエンジン回転数Neの一例は次の通りである。
【0019】
a(1/8TVO)…1500rpm
a(2/8TVO)…2000rpm
a(3/8TVO)…2300rpm
また上述のCPU30は、1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミング(具体的にはBTDC186度、BTDC6度)のうち先のタイミング(BTDC186度)で先導燃料噴射を実行するリーディング噴射手段(図4に示すフローチャートの第13ステップS13参照)と、
1サイクル中において設定された2つの燃料噴射タイミング(具体的にはBTDC186度、BTDC6度)のうち後のタイミング(BTDC6度)で従動燃料噴射を実行するトレーリング噴射手段(図5に示すフローチャートの第7ステップS27参照)と、
スロットルセンサ22およびエアフロセンサ1の出力に基づいてスロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する飽和運転領であると検出する飽和運転領域検出手段(図4に示すフローチャートの第6ステップS6参照)と、
上記飽和運転領域検出手段により吸入空気量Qの飽和が検出された時、上述のリーディング噴射手段によるリーディング噴射を制限するリーディング噴射制限手段(図4に示すフローチャートの第9ステップS9参照)と、
クランク角センサ32で検出された現行のクランク角CAがリーディング噴射タイミング(BTDC186度)と一致する毎にリーディング噴射量を演算するリーディング噴射量演算手段(図4に示すフローチャートの第11ステップS11参照)と、
クランク角センサ32で検出された現行のクランク角CAがトレーリング噴射タイミング(BTDC6度)と一致する毎にトレーリング噴射量を演算するトレーリング噴射量演算手段(図5に示すフローチャートの第6ステップS26参照)とを兼ねる。
【0020】
またこの実施例では、上述のリーディング噴射制限手段(図4の第9ステップS9参照)は、飽和運転領域検出手段(図4の第6ステップS6参照)により吸入空気量Qの飽和が検出された時、リーディング噴射手段(図4の第13ステップS13参照)によるリーディング噴射を禁止するリーディング噴射禁止手段に設定している。
【0021】
さらに上述の飽和運転領域検出手段(図4の第6ステップS6参照)は、スロット開度(1/8TVO、2/8TVO、3/8TVO)をパラメータにしてエンジン回転数Neの増加に対して吸入空気量Qの増加がサチレート(飽和)する吸入空気量飽和運転領域を検出すると共に、エンジン回転数検出手段としてのディストリビュータ31で検出されたエンジン回転数Neがスロットル開度(1/8TVO、2/8TVO、3/8TVO)に応じてそれぞれ設定された設定値a(1/8TVO)=1500rpm 、a(2/8TVO)=2000rpm 、a(3/8TVO)=2300rpm 以上になったか否かを判定する判定手段を兼ねる。
【0022】
このように構成したエンジンの燃料制御装置(実施例開示)の作用を、図4および図5に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。ここで図4のフローチャートはBTDC186度毎にその処理が実行され、図5のフローチャートはBTDC6度毎にその処理が実行される。
【0023】
図4に示すフローチャートの第1ステップS1で、CPU30はディストリビュータ31からのエンジン回転数Ne、エアフロセンサ1からの吸入空気量Q、スロットルセンサ22からのスロットル開度TVOなどの必要な各種信号入力の読込みを実行する。
【0024】
次に第2ステップS2で、CPU30はTp=(Q/Ne)×K(但し、Kは定数)の演算式により燃料の基本噴射量Tpを演算する。
次に第3ステップS3で、CPU30はインマニウエット補正量を演算し、次の第4ステップS4で、CPU30は燃料の最終噴射量Tを演算する。
【0025】
次に第5ステップS5で、CPU30は現行のスロットル開度TVOに対応するエンジン回転数Neの設定値aを図3の第1マップM1から読込む。
【0026】
次に第6ステップS6で、CPU30は現行のエンジン回転数Neと、吸入空気量Qがサチレートするエンジン回転数の設定値aとの大小関係を比較し、Ne>aのYES判定時には次の第7ステップS7に移行する一方、Ne<aのNO判定時には別の第10ステップS10に移行する。
【0027】
上述の第7ステップS7で、CPU30はインマニウエット量τm が所定値bより大か否かを判定し、τm >bのYES判定時には次の第8ステップS8に移行し、τm <bのNO判定時には別の第10ステップS10に移行する。
【0028】
上述の第8ステップS8で、CPU30はNe>a、τm >bに対応してリーディングパルスを零に設定し、次の第9ステップS9で、CPU30はリーディング禁止フラグをF=1(このF=1の時、リーディング噴射が禁止される)にする。このため次の第13ステップS13で、CPU30は本来、BTDC186度においてリーディング噴射を実行するが、上述のフラグがF=1であるため、実質的にリーディング噴射量は零となる。
【0029】
一方、上述の第10ステップS10で、CPU30はNe<a、τm <bに対応して最終噴射量Tを全量とする際のリーディング噴射割合とトレーリング噴射割合とを演算または図6の第2マップM2から読込み処理する。
ここで図6の第2マップM2は横軸にエンジン回転数Neをとり、縦軸に基本分割比をとって、リーディング噴射とトレーリング噴射との割合を設定したマップである。
【0030】
次に第11ステップS11で、CPU30は上述の最終噴射量Tおよび分割比の両者からリーディングパルス幅を演算し、次の第12ステップS12で、CPU30はリーディング禁止フラグをF=0に設定する。
次に第13ステップS13で、CPU30はリーディング噴射タイミングにおいて上述のリーディングパルス幅にてインジェクタ8を駆動して、リーディング噴射を実行する。
【0031】
ところで、図5に示すフローチャートの第1ステップS21で、CPU30はディストリビュータ31からのエンジン回転数Ne、エアフロセンサ1からの吸入空気量Q、スロットルセンサ22からのスロットル開度TVOなどの必要な各種信号入力の読込みを実行する。
【0032】
次に第2ステップS22で、CPU30はTp=(Q/Ne)×K(但し、Kは定数)の演算式により燃料の基本噴射量Tpを求める。
次に第3ステップS23で、CPU30はインマニウエット補正量を演算し、次の第4ステップS24で、CPU30は燃料の最終噴射量Tを演算する。
【0033】
次に第5ステップS25で、CPU30はRAM34の所定エリアに記憶されたリーディング禁止フラグがF=1か否かを判定し、F=1のYES判定時には第7ステップS7にスキップする一方、F=0のNO判定時には次の第6ステップS6に移行する。
上述の第6ステップS26でCPU30は次の[数1]によりトレーリングパルス幅を演算する。
【0034】
【数1】
【0035】
次に第7ステップS27で、CPU30はトレーリング噴射タイミングBTDC6度)にてインジェクタ8を駆動して、トレーリング噴射を実行するが、F=1の時には図4のフローチャートにおいてリーディング噴射が禁止されているので上述の第4ステップS24で演算された最終噴射量Tに相当するトレーリング噴射が実行され、F=0の時には図4のフローチャートにおいて分割比に基づいたリーディング噴射が既に実行されているので上述の[数1]に示すように最終噴射量Tから前回のリーディングパルス分を減算した値に相当してトレーリング噴射が実行される。
次に第8ステップS28で、CPU30は次に[数2]で示す式によりインマニウエット量τm を更新して一連の処理を終了する。
【0036】
【数2】
【0037】
このように、リーディング噴射手段(図4の第13ステップS13参照)およびトレーリング噴射手段(図5の第7ステップS27参照)は1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミングで先導燃料噴射および従動燃料噴射を実行し、スロットルセンサ22はスロットル開度TVOを検出し、またエアフロセンサ1は吸入空気量Qを検出するが、飽和運転領域検出手段(図4の第6ステップS6参照)によりスロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する吸入空気量飽和運転領域であることが検出された時、上述のリーディング噴射制限手段(図4の第9ステップS9参照)は上記リーディング噴射手段S13によるリーディング噴射を制限する。
【0038】
つまりスロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する吸入空気量飽和運転領域(燃料増量の必要性がない領域)において1サイクル中の先に噴射されるリーディング噴射を制限するので、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間に減速信号が入力しても、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができ、かつ上述の吸入空気量飽和運転領域でのみリーディング噴射の制限を実行するので、加速性の悪化を招くことがない効果がある。
【0039】
また、上述の飽和運転領域検出手段(図4の第6ステップS6参照)により吸入空気量Qの飽和が検出された時、上述のリーディング噴射禁止手段(図4の第9ステップS9参照)はリーディング噴射手段(図4の第13ステップS13参照)によるリーディング噴射を禁止する。このため、加速性の悪化を招くことなく、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができる効果がある。
【0040】
さらに、クランク角センサ32はクランク角CAを検出し、リーディング噴射量演算手段(図4の第11ステップS11参照)は上記クランク角センサ32で検出されたクランク角CAがリーディング噴射タイミング(例えばBTDC186度)と一致する毎にリーディング噴射量を演算し、トレーリング噴射量演算手段(図5の第6ステップS26参照)は上記クランク角センサ32で検出されたクランク角CAがトレーリング噴射タイミング(例えばBTDC6度)と一致する毎にトレーリング噴射量を演算する。
【0041】
このように上述のリーディング噴射量およびトレーリング噴射量を噴射タイミング毎にそれぞれ演算するので、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間に減速信号が入力した場合においても、この減速に充分対応した修正を行なうことができる効果がある。
【0042】
さらにまた、上述の飽和運転領域検出手段(図4の第6ステップS6参照)は、スロットル開度TVOをパラメータとしてエンジン回転数Neの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する吸入空気量飽和運転領域を検出する。すなわちエンジン回転数Neの増加に対する吸入空気量Qの増加が飽和する領域はスロットル開度(具体的には8/8を全開とする時の1/8スロットル開度、2/8スロットル開度、3/8スロットル開度…)に応じてそれぞれ異なるが、上記の如く構成することで、飽和領域を高精度に検出することができて、適切なリーディング噴射の制限を実行することができる効果がある。
【0043】
加えて、リーディング噴射手段(図4の第13ステップS13参照)は1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミングのうち先のタイミングで先導燃料噴射を実行し、トレーリング噴射手段(図5の第7ステップS27参照)は1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミングのうち後のタイミングで従動燃料噴射を実行し、ディストリビュータ31はエンジン回転数Neを検出し、スロットルセンサ22はスロットル開度TVOを検出するが、上述のディストリビュータ31で検出されたエンジン回転数Neがスロットル開度TVOに応じて設定された設定値a以上になったことが上述の判定手段(図4の第6ステップS6参照)で判定された時、上述のリーディング噴射制限手段(図4の第9ステップS9参照)は上記リーディング噴射手段S13によるリーディング噴射を制限する。
【0044】
このようにエンジン回転数Neがスロットル開度TVOに応じてそれぞれ設定される設定値a以上になった時、リーディング噴射を制限するので、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間において減速信号が入力しても、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができ、かつ上記リーディング噴射の制限は上記設定値a以上の時のみ実行されるので、加速性の悪化を招くことがなく、しかも上記設定値aはスロットル開度TVOに応じて設定されるので、燃料増量の必要性がない領域を高精度に検出することができる効果がある。
【0045】
図7、図8はエンジンの燃料制御装置の実施例を示し、先の実施例においては飽和運転領域検出手段により吸入空気量Qの飽和が検出された時、リーディング噴射を禁止すべく構成したが、この実施例においては飽和運転領域検出手段により飽和運転領域であることを検出し、飽和運転領域にない時にはリーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、リーディング噴射割合が トレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更すべく構成したものである。なお、この実施例においても図1、図2の回路装置および図3、図6の各マップM1,M2を用いるが、この実施例の場合には、上述のCPU30は、1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミング(具体的にはBTDC186度、BTDC6度)のうち先のタイミング(BTDC186度)で先導燃料噴射を実行するリーディング噴射手段(図7に示すフローチャートの第12ステップS42参照)と、
1サイクル中において設定された2つの燃料噴射タイミング(具体的にはBTDC186度、BTDC6度)のうち後のタイミング(BTDC6度)で従動燃料噴射を実行するトレーリング噴射手段(図8に示すフローチャートの第6ステップS56参照)と、
ディストリビュータ31(エンジン回転数検出手段)により検出されたエンジン回転数Neが予めスロットル開度TVOに応じてそれぞれ設定されるエンジン回転数の設定値a(図3参照)以上である時に、スロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する飽和運転領域にあると検出する飽和運転領域検出手段(図7に示すフローチャートの第7ステップS37参照)と、
上記飽和運転領域検出手段により吸入空気量Qの飽和が検出された時、上述のリーディング噴射手段によるリーディング噴射を制限するリーディング噴射制限手段(図7に示すフローチャートの第9ステップS39参照)と、
クランク角センサ32で検出された現行のクランク角CAがリーディング噴射タイミング(BTDC186度)と一致する毎にリーディング噴射量を演算するリーディング噴射量演算手段(図7に示すフローチャートの第11ステップS41参照)と、
クランク角センサ32で検出された現行のクランク角CAがトレーリング噴射タイミング(BTDC6度)と一致する毎にトレーリング噴射量を演算するトレーリング噴射量演算手段(図8に示すフローチャートの第5ステップS55参照)とを兼ねる。
【0046】
特に、この実施例では、飽和運転領域検出手段(図7の第7ステップS37参照)により飽和運転領域にあることを検出し、飽和運転領域にない時にはリーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、上述のリーディング噴射手段(図7の第12ステップS42参照)によるリーディング噴射割合が上述のトレーリング噴射手段(図8の第6ステップS56参照)によるトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更すべく構成している。
【0047】
さらに上述の飽和運転領域検出手段(図7の第7ステップS37参照)は、スロット開度(1/8TVO、2/8TVO、3/8TVO)をパラメータにしてエンジン回転数Neの増加に対して吸入空気量Qの増加がサチレート(飽和)する飽和運転領域を検出すると共に、エンジン回転数検出手段としてのディストリビュータ31で検出されたエンジン回転数Neがスロットル開度(1/8TVO、2/8TVO、3/8TVO)に応じてそれぞれ設定された設定値a(1/8TVO)=1500rpm 、a(2/8TVO)=2000rpm 、a(3/8TVO)=2300rpm 以上になったか否かを判定する判定手段を兼ねる。
【0048】
このように構成したエンジンの燃料制御装置の作用を図7、図8に示すフローチャートを参照して、以下に詳述する。ここで、図7のフローチャートはBTDC186度毎にその処理が実行され、図8のフローチャートはBTDC6度毎にその処理が実行される。
【0049】
図7に示すフローチャートの第1ステップS31で、CPU30はディストリビュータ31からのエンジン回転数Ne、エアフロセンサ1からの吸入空気量Q、スロットルセンサ22からのスロットル開度TVOなどの必要な各種信号入力の読込みを実行する。
【0050】
次に第2ステップS32で、CPU30はTp=(Q/Ne)×K(但し、Kは定数)の演算式により燃料の基本噴射量Tpを演算する。
次に第3ステップS33で、CPU30はインマニウエット補正量を演算し、次の第4ステップS34で、CPU30は燃料の最終噴射量Tを求める。
【0051】
次に第5ステップS35で、CPU30は最終噴射量Tを全量とした際のリーディング噴射とトレーリング噴射との分割比を演算または図6のマップM2からの読込み処理を実行する。
【0052】
次に第6ステップS36で、CPU30は現行のスロットル開度TVOに対応するエンジン回転数Neの設定値aを図3の第1マップM1から読込む。
【0053】
次に第7ステップS37(飽和運転領域検出手段)で、CPU30は現行のエンジン回転数Neと、吸入空気量Qがサチレートするエンジン回転数の設定値aとの大小関係を比較し、Ne>aのYES判定時には次の第8ステップS38に移行する一方、Ne<aのNO判定時には別の第10ステップS40に移行する。
【0054】
上述の第8ステップS38で、CPU30はインマニウエット量τm が所定値bより大か否かを判定し、τm >bのYES判定時には次の第9ステップS39に移行し、τm <bのNO判定時には別の第10ステップS40に移行する。
【0055】
上述の第9ステップS39(リーディング噴射制限手段および分割比変更手段)で、CPU30はリーディング噴射割合がトレーリング噴射割合に対して小さくなるように分割比補正係数を変更する一方、上述の第10ステップS40では、CPU30は先の第5ステップS35の基本分割比を維持すべく分割比補正係数を1.0に設定する。
【0056】
次に、第11ステップS41(リーディング噴射量演算手段)で、CPU30は上記分割比補正係数を反映させたリーディングパルス幅を演算し、次の第12ステップS42で(リーディング噴射手段)、CPU30はリーディング噴射タイミングにおいて上述のリーディングパルス幅にてインジェクタ8を駆動して、リーディング噴射を実行する。
【0057】
ところで、図8に示すフローチャートの第1ステップS51で、CPU30はディストリビュータ31からのエンジン回転数Ne、エアフロセンサ1からの吸入空気量Q、スロットルセンサ22からのスロットル開度TVOなどの必要な各種信号入力の読込みを実行する。
【0058】
次に第2ステップS52で、CPU30はTp=(Q/Ne)×K(但し、Kは定数)の演算式により燃料の基本噴射量Tpを演算する。
次に第3ステップS53で、CPU30はインマニウエット補正量を演算し、次の第4ステップS54で、CPU30は燃料の最終噴射量Tを演算する。
【0059】
次に第5ステップS55(トレーリング噴射量演算手段)で、CPU30は次の[数1]で示すトレーリングパルス幅を演算する。
【0060】
【数1】
【0061】
次に第6ステップS56(トレーリング噴射手段)で、CPU30はトレーリング噴射タイミングにおいて上述のトレーリングパルス幅にてインジェクタ8を駆動して、トレーリング噴射を実行する。
【0062】
次に第7ステップS57で、CPU30は次に[数2]で示す演算式によりインマニウエット量τm を更新して一連の処理を終了する。
【0063】
【数2】
【0064】
以上要するに、リーディング噴射手段(図7の第12ステップS42参照)およびトレーリング噴射手段(図8の第6ステップS56参照)は1サイクル中において予め設定された2つの燃料噴射タイミングで先導燃料噴射および従動燃料噴射を実行し、スロットルセンサ22はスロットル開度TVOを検出し、ディストリビュータ31(エンジン回転数検出手段)はエンジン回転数Neを検出し、飽和運転領域検出手段(図7の第7ステップS37参照)はディストリビュータ31により検出されたエンジン回転数Neが予めスロットル開度TVOに応じてそれぞれ設定されるエンジン回転数の設定値a(図3参照)以上である時に、スロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する飽和運転領域にあると検出するが、この飽和運転領域検出手段(ステップS37参照)により飽和運転領域にない時には、リーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、リーディング噴射割合がトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比が変更されるものである(ステップS39参照)。
【0065】
このようにスロットル開度TVOの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する飽和運転領域(燃料増量の必要性がない領域)を検出し、飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、図9でタイムチャートで示すようにリーディング噴射手段(S42参照)によるリーディング噴射割合がトレーリング噴射手段(ステップS56参照)によるトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更する。このため、加速性の悪化を招くことなく、減速に伴なう空燃比のオーバリッチを抑制することができる効果がある。つまり、上述の両噴射の分割比変更は飽和運転領域にある時、換言すれば上記設定値a以上の時のみに実行されるので、加速性の悪化を招くことはない。
【0066】
さらに、クランク角センサ32はクランク角CAを検出し、リーディング噴射量演算手段(図7の第11ステップS41参照)は上記クランク角センサ32で検出されたクランク角CAがリーディング噴射タイミング(例えばBTDC186度)と一致する毎にリーディング噴射量を演算し、トレーリング噴射量演算手段(図8の第5ステップS55参照)は上記クランク角センサ32で検出されたクランク角CAがトレーリング噴射タイミング(例えばBTDC6度)と一致する毎にトレーリング噴射量を演算する。
【0067】
このように上述のリーディング噴射量およびトレーリング噴射量を噴射タイミング毎にそれぞれ演算するので、リーディング噴射とトレーリング噴射との両タイミング間に減速信号が入力した場合においても、この減速に充分対応した修正を行なうことができる効果がある。
【0068】
なお、実施例で示したように、上述の飽和運転領域検出手段(図7の第7ステップS37参照)は、スロットル開度TVOをパラメータとしてエンジン回転数Neの増加に対して吸入空気量Qの増加が飽和する吸入空気量飽和運転領域を検出する。すなわちエンジン回転数Neの増加に対する吸入空気量Qの増加が飽和する領域はスロットル開度(具体的には8/8を全開とする時の1/8スロットル開度、2/8スロットル開度、3/8スロットル開度…)に応じてそれぞれ異なるが、上記の如く構成すると、飽和領域を高精度に検出することができて、適切なリーディング噴射の制限を実行することができる効果がある。
【0069】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のリーディング噴射手段は、CPU30制御によるステップS42(図7参照)に対応し、
以下同様に、
トレーリング噴射手段は、ステップS56(図8参照)に対応し、
スロットル開度検出手段は、スロットルセンサ22に対応し、
飽和運転領域検出手段は、ステップS37(図7参照)に対応し、
分割比変更手段は、第9ステップS39(図7参照)に対応し、
クランク角検出手段は、クランク角センサ32に対応し、
リーディング噴射量演算手段は、ステップS41(図7参照)に対応し、
トレーリング噴射量演算手段は、ステップS55(図8参照)に対応し、
エンジン回転数検出手段は、ディストリビュータ31に対応し、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの燃料制御装置を示す系統図。
【図2】制御回路ブロック図。
【図3】RAMに記憶させた第1マップの説明図。
【図4】リーディング噴射処理を示すフローチャート。
【図5】トレーリング噴射処理を示すフローチャート。
【図6】RAMに記憶させた第2マップの説明図。
【図7】本発明のエンジンの燃料制御装置におけるリーディング噴射処理を示すフローチャート。
【図8】本発明のエンジンの燃料制御装置におけるトレーリング噴射処理を示すフローチャート。
【図9】非飽和領域と飽和領域とにおけるリーディング噴射およびトレーリング噴射の分割割合の一例を示すタイムチャート。
【図10】エンジンの燃料制御装置の概略図
【符号の説明】
1…エアフロセンサ
22…スロットルセンサ
31…ディストリビュータ
32…クランク角センサ
S37…飽和運転領域検出手段
S41…リーディング噴射量演算手段
S42…リーディング噴射手段
S55…トレーリング噴射量演算手段
S56…トレーリング噴射手段
S39…分割比変更手段
Claims (2)
- 1サイクル中において予め設定された第1の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行するリーディング噴射手段および第1の燃料噴射タイミングよりも遅れ側に設定された第2の燃料噴射タイミングで燃料噴射を実行するトレーリング噴射手段を備えた
エンジンの燃料制御装置であって、
スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
該検出されたエンジン回転数が、予めスロットル開度に応じてそれぞれ設定されるエンジン回転数の設定値以上である時に、スロットル開度の増加に対して吸入空気量の増加が飽和する飽和運転領域にあると検出する飽和運転領域検出手段とを備え、
上記飽和運転領域検出手段により飽和運転領域にない時には上記リーディング噴射およびトレーリング噴射を実行し、
飽和運転領域にある時には飽和運転領域にない時に比較して、
リーディング噴射割合がトレーリング噴射割合に対して小さくなるように両噴射の分割比を変更すべく構成した
エンジンの燃料制御装置。 - クランク角を検出するクランク角検出手段と、
上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がリーディング噴射タイミングと一致する毎にリーディング噴射量を演算するリーディング噴射演算手段と、
上記クランク角検出手段で検出されたクランク角がトレーリング噴射タイミングと一致する毎にトレーリング噴射量を演算するトレーリング噴射量演算手段とを備えた
請求項1記載の
エンジンの燃料制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12810994A JP3622229B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12810994A JP3622229B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310579A JPH07310579A (ja) | 1995-11-28 |
JP3622229B2 true JP3622229B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=14976614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12810994A Expired - Fee Related JP3622229B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エンジンの燃料制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3622229B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP12810994A patent/JP3622229B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07310579A (ja) | 1995-11-28 |
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