JP3619688B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室外機が複数台設置された降雪地域仕様の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
室外機が複数台設置された空気調和装置は、極めて大きな空調能力を必要とする場所に使用される。また、降雪地域に据え付けられる空気調和装置には、室外機への積雪によって室外ファンの送風能力が低下することを防止するために積雪防止手段を備えるものがある。
【0003】
図3に示す空気調和装置10は、積雪防止手段として1台の降雪センサ11を持ち、この降雪センサ11を複数の室外機12A、12B、12Cに、それぞれ専用配線13A、13B、13Cを介して接続したものである。各室外機12A〜Cは、降雪時に、降雪センサ11からの降雪情報を入力して室外ファンを回転させ、室外ファンへの積雪を防止する。なお、図3中の符号14は室内機を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、一台の降雪センサ11と室外機12A、12B、12Cとを複数本の専用配線13A、13B、13Cを用いてそれぞれ接続する場合には、これらの専用配線13A、13B、13Cにリレーなどの中継器を介在させる必要があるため、配線施工作業が非常に煩雑になって、施工コストが上昇してしまう。
【0005】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、降雪センサを室外機に接続する専用配線の本数を減少させて施工コストを低減できる空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、室外機と室内機とを通信線で接続した複数の系統を備え、専用配線を介して室外機に接続された降雪センサの降雪情報に基づいて室外機の室外ファンの運転を制御する空気調和装置において、前記各系統を同一の通信線で接続するとともに、いずれかの系統の1台の室外機に前記専用配線を介して、前記降雪センサを接続し、
前記降雪センサが接続されていると設定されている前記1台の室外機は、前記降雪センサが接続されていないと設定されている他の室外機に、前記降雪センサからの降雪情報を前記通信線を介して送信し、前記他の室外機が、前記降雪情報を受信して前記降雪情報に基づいて室外機の室外ファンの運転を制御することを特徴とする空気調和装置。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記すべての室外機は、降雪センサにて検出された降雪情報の使用の有無を設定するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0009】
複数台の室外機のうち一台に降雪センサが専用配線にて接続され、当該室外機から他の室外機へ、降雪センサからの降雪情報が通信線を介して送信可能に構成されたことから、降雪センサと複数台の室外機とを専用配線を用いて個別に接続する必要がない。このため、降雪センサを室外機に接続する専用配線の本数を減少でき施工コストを低減できる。そして、各室外機は、上記降雪情報に基づき室外ファンを回転させて、室外ファンへの積雪等を防止する。
【0010】
請求項2に記載の発明には、次の作用がある。
【0011】
室外機は、降雪センサにて検出された降雪情報の使用の有無を設定するよう構成されたことから、例えば、室外機への積雪を防止する防雪フードが設置された室外機の場合には降雪情報を無視するように設定されるので、当該室外機は、上記降雪情報を入力しても室外ファンを回転させることがなく、不必要なランニングコストの増大を招くことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
[A]第一の実施の形態
図1は、本発明に係る空気調和装置の第一の実施の形態における構成を示す系統図である。
【0013】
この図1に示す空気調和装置20は、室外機21A、室内機22A、室内機22B、室内機22C、室外機21B、室外機21C、室内機22D、室内機22E及び室内機22Fが同一の通信線23にて接続され、これらの室外機21A〜Cと室内機22A〜F間で通信線23により、各種の情報が送受信される。上記室外機21A、21B、21Cは、内蔵の圧縮機が電動機またはガスエンジンによって駆動されるものである。
【0014】
複数台の室外機21A〜Cのうち、一台の室外機21Aに一個の降雪センサ24が、一本の専用配線25を用いて接続されている。ここで、降雪センサ24を一個としたのは、降雪センサ24が高価な装置であり、空気調和装置20のコストを低減させるためである。
【0015】
室外機21Aの図示しない制御装置は、自己の室外機に降雪センサ24が接続されていることを認識し、室外機21Bおよび21Cの図示しない制御装置は、自己の室外機に降雪センサ24が接続されていないことを認識している。これらの認識は、室外機21A〜21Cの制御装置に設けられた設定スイッチ(例えばディップスイッチ)の設定により、または上記制御装置に内蔵の不揮発性メモリ(EEPROMなど)にあらかじめ記憶させることによってなされる。
【0016】
降雪センサ24にて降雪があった旨が検出され、この降雪情報が降雪センサ24から室外機21Aに入力される。この室外機21Aは、この降雪情報を、通信線23を介して室外機21Bおよび21Cへ送信し、これらの室外機21Bおよび21Cが、この降雪情報を受信する。
【0017】
室外機21Aは、降雪センサ24から入力された降雪情報に対応して、また、室外機21B及び室外機21Cは、室外機21Aから送信された降雪情報に対応して、図示しない室外ファンを回転させ、積雪による不具合、例えば室外ファンへの積雪や室外ファンの回転軸の凍結などを防止する。
【0018】
従って、上記実施の形態の空気調和装置20によれば、次の効果▲1▼を奏する。
【0019】
▲1▼複数台の室外機21A〜Cのうちの室外機21Aに降雪センサ24が専用配線25にて接続され、当該室外機21Aから他の室外機21Bおよび21Cへ、降雪センサ24からの降雪情報が通信線23を介して送信可能に構成されたことから、降雪センサ24と複数台の室外機21A、21B、21Cとをそれぞれ専用配線を用いて個別に接続する必要がない。このため、降雪センサ24を室外機21A〜Cに接続する専用配線25を一本に減少でき、従って、この専用配線25にリレーなどの中継器を介在させる必要がないので、専用配線25を施工するための施工コストを低減できる。
[B]第二の実施の形態
図2は、本発明に係る空気調和装置の第二の実施の形態における構成を示す系統図である。この第二の実施の形態において、前記第一の実施の形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0020】
この第二の実施の形態の空気調和装置30では、室外機21Cの天面に、室外ファン(不図示)への積雪を防止する防雪フード31が設置される。
【0021】
各室外機21A、21B、21Cの制御装置(不図示)では、降雪情報を無視するか使用するかの設定が、内蔵された設定スイッチ(例えばディップスイッチなど)の設定により、または内蔵の不揮発性メモリ(例えばEEPROM)への記憶により、実施される。例えば、自己の室外機に防雪フード31が設置されている場合や、自己の室外機が軒下等に設置されている場合には、これらの室外機21A、21B、21Cの制御装置は、降雪センサ24から入力された降雪情報または室外機21Aから送信された積雪情報を無視するよう設定されている。
【0022】
従って、室外機21Cの制御装置は、自己の室外機21Cに防雪フード31が設定されているため、上記設定スイッチの設定または不揮発性メモリの記憶によって、室外機21Aから送信される降雪情報を無視し、室外機21Cの室外ファンを回転させることがない。
【0023】
従って、この実施の形態の空気調和装置30によれば、前記実施の形態の効果▲1▼に加え、次の効果▲2▼を奏する。
【0024】
▲2▼室外機への積雪を防止する防雪フード31が設置された室外機21Cの場合には、降雪センサ24にて検出された降雪情報を無視するよう設定されることから、当該室外機21Cの制御装置は、上記降雪情報を入力しても室外ファンを回転させることがないので、室外ファンを回転させるための消費電力の上昇を抑制でき、不必要なランニングコストの増大を招くことがない。
【0025】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】
上記両実施の形態では、室内機22A〜Fが複数台のものを述べたが、一台の室内機が室外機21A、21Bおよび21Cに接続されたものでもよい。
【0027】
また、上記第二の実施の形態の空気調和装置30では、防雪フード31が室外機21Cに設置されるものを述べたが、この防雪フード31が、降雪センサ24が接続された室外機21Aに設置されるものでもよい。この場合には、室外機21Aの制御装置が、降雪センサ24から入力された降雪情報を無視するように設定されることになる。
【0028】
さらに、降雪センサ24を空気調和装置10または30に二個以上設置させた場合には、一の降雪センサ24が接続された室外機21A、21B、21Cの制御装置は、自己の室外機に接続された上記一の降雪センサ24からの降雪情報を取り込み、他の降雪センサ24から他の室外機を介して送信された降雪情報を無視するよう設定される。この場合も、防雪フード31が設置された室外機の制御装置は、降雪センサ24から入力され、または他の室外機から送信された降雪情報を無視するよう設定される。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和装置によれば、複数台の室外機のうち一台に降雪センサが専用配線にて接続され、当該室外機から他の室内機へ、降雪センサからの降雪情報が通信線を介して送信可能に構成されたことから、降雪センサを室外機に接続する専用配線の本数を減少させて、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の第一の実施の形態における構成を示す系統図である。
【図2】本発明に係る空気調和装置の第二の実施の形態における構成を示す系統図である。
【図3】従来の空気調和装置を示す系統図である。
【符号の説明】
20 空気調和装置
21A、21B、21C 室外機
22A、22B、22C、22D、22E、22F 室内機
24 降雪センサ
25 専用配線
30 空気調和装置
31 防雪フード

Claims (2)

  1. 室外機と室内機とを通信線で接続した複数の系統を備え、専用配線を介して室外機に接続された降雪センサの降雪情報に基づいて室外機の室外ファンの運転を制御する空気調和装置において、
    前記各系統を同一の通信線で接続するとともに、いずれかの系統の1台の室外機に前記専用配線を介して、前記降雪センサを接続し、
    前記降雪センサが接続されていると設定されている前記1台の室外機は、前記降雪センサが接続されていないと設定されている他の室外機に、前記降雪センサからの降雪情報を前記通信線を介して送信し、前記他の室外機が、前記降雪情報を受信して前記降雪情報に基づいて室外機の室外ファンの運転を制御することを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記すべての室外機は、降雪センサにて検出された降雪情報の使用の有無を設定するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
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