JP3619403B2 - S添加Fe−Ni合金の熱間加工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リードフレーム等に使用する微細打抜き加工用のS添加Fe−Ni系合金の製造技術に関するものであり、とくに熱間圧延時の耳割れ等の熱間加工性の劣化をもたらすことのない熱間加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年になって、Niを多量に含むFe−Ni系合金が、電子部品用材料として広く使用されるようになってきた。とくにNi30〜55wt%を含有するFe−Ni系合金は、ガラスやSiチップとの封着性が優れることから、ICや表示素子等のリードフレーム材料として、その需要は増加の一途をたどっている。そして、近時のエレクトロニクス分野の発展に伴い、電子機器の小型・軽量・高性能化がますます進み、それとともにリードフレーム材に対しても、微細化加工性への要求水準がますます高まっている。
一般に、これらリードフレーム材料は、薄板や細線に加工したのち、微細打抜き加工により所要の形状とされる。この際に、材料には、ばりやかえりが発生しないこと、打抜き時の異方性がないこと、抜きかすが生じないことおよび適正量の破断面が存在すること等の打抜き加工性が要求される。
【0003】
こうした打抜き加工性への要求に対して、従来から多くの打抜き性改善の試みがなされてきた。なかでも、合金元素としてのSの効果に着目した提案が多く、例えば、特開昭63−24010 号公報には、S含有量を40 ppm以上100ppm以下に調整することにより、打抜き性を改善する技術が開示されている。また、特開昭59−100215号公報においても、Sを0.005 〜0.020 wt%の範囲で含有させることにより打抜き性が改善できるとしている。これらのいずれの場合においても、S含有量の上限理由は熱間加工性の劣化にあるとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、Fe−Ni系合金の打抜き性の改善を図るには、Sの添加が有効な手段である。しかし、Sを添加すると、Sが粒界に偏析することに起因して、熱間加工性が劣化するという問題があった。このために、Sの添加量が制限されてより一層の打抜性の改善が阻害されたり、比較的少量のS含有量の場合であっても、熱間圧延時に割れが発生するという問題があった。そして、こうした熱間圧延時の割れが発生した場合には、後工程にて疵取りまたはスリットを行う必要が生じて、製品歩留まりを著しく低下させていた。
そこで、本発明の目的は、打抜き加工性の改善に有効なS量を十分確保すると共に、かかる組成の合金を熱間加工(熱間圧延)するに際して、割れを発生させることなく製造するためのS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法について提案するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者らは、Sを添加したFe−Ni系合金の熱間圧延における上記課題を解決すべく、熱間加工(熱間圧延)性に及ぼす加熱条件の影響について種々検討した。その結果、スラブの加熱方法を適正な温度で2段加熱することにより、S含有合金でも熱間加工性を大幅に改善でき、圧延時における割れの発生を防止できることを知見した。すなわち、本発明要旨構成は次のとおりである。
【0006】
(1) Ni:30〜55wt%、Mn:0.10〜1.00wt%、S:0.001〜0.030wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなるFe−Ni系合金の連続鋳造スラブを、加熱炉において850〜1150℃の温度に30分間以上加熱して、引き続き、1150超え〜1300℃の温度に1時間以内の範囲で2段加熱したのち、熱間加工することを特徴とするS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
(2) 加熱を無酸化炉を用いて行うことを特徴とする上記(1)に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
(3) 850〜1150℃の温度から1150超え〜1300℃の温度への昇温速度を3℃/min以上として昇温することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
(4) 合金スラブが、上記成分組成に加えて、Ca、Mgのうちの1種または2種を総量で0.0005〜0.05wt%含有することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
(5) 合金スラブが、上記成分組成に加えて、S含有量に応じて、下記式を満たすBを含有することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
記
0.001wt%≦S≦0.005wt%のとき、0≦B(wt%)≦0.005
0.005wt%<S≦0.030wt%のとき、(2/5)S(wt%)−0.002≦B(wt%)≦(2/5)S(wt%)+0.003
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の合金組成および熱間加工方法について、上記のように限定した理由を説明する。
Ni:30〜55wt%
Niの含有量が30wt%未満では、オーステナイトが不安定となり、マルテンサイトが形成されやすくなる。マルテンサイトが形成されると、電子部品としての熱膨張、磁気特性その他の物理的特性が損なわれるので、30wt%以上の添加が必要である。しかし、Ni含有量が55wt%を超えると低温域の熱膨張係数が大きくなり、Siチップとの熱膨張係数の差が大きくなりすぎるので望ましくない。したがって、Ni含有量は30〜55wt%、好ましくは40〜45wt%とする。
【0008】
Mn:0.10〜1.00wl%
Mnは、精錬に際して脱酸材として用いられるほか、粒界に偏析していた固溶SをMnSとして固着させることにより熱間加工性を改善させる元素である。これらの効果は、0.10wt%未満では得られず、1.00wt%を超えて含有させると熱膨張係数が大きくなり、Siチップとの熱膨張係数の差が大きくなりすぎて望ましくない。したがってMn含有量は0.10〜1.00wt%とする。
【0009】
S:0.001〜0.030wt%
Sは、打抜き性の向上に対して有効な元素であり、その効果は0.001wt%以上の添加で発現する。一方、0.030wt%を超えて添加すると、SがMnSとして固着されずに固溶Sとして粒界に偏析し、熱間加工性を低下させると共に、めっき性、はんだ付け性等の諸特性をも劣化させる。そこで、S含有量は0.001〜0.030wt%とする。このS含有量は、打抜き性と熱間加工性およびはんだ付け性の観点から、好ましくは0.001〜0.010wt%、より好ましくは0.001〜0.006wt%とするのがよい。
【0010】
Ca、Mgの1種または2種:総量で0.0005〜0.05wt%
CaおよびMgは、MnSと同様に、Sと化合物を形成し、固溶Sの粒界偏析を抑制して熱間加工性を向上させる効果があるが、その効果はMnに比べると小さい。このような効果は総量で0.0005wt%以上の添加で現れるものの、多すぎるとめっき性や酸洗性を著しく劣化させる。したがって、Ca、Mgの含有量は総量で0.0005〜0.05wt%とする。
【0011】
0≦B(wt%)≦0.005 …0.001 wt%≦S≦0.005 wt%のとき
2/5 S(wt%)−20≦B(wt%)≦2/5 S(wt%)+30 …0.005 wt%<S≦0.030 wt%のとき
Bは、Sの粒界偏析を抑制する作用を有しており、S含有量に応じて上記範囲の適正量を添加すると熱間加工性を一段と向上させる効果がある。ただし、上記範囲の上限を超えると多量の硬く脆いほう化物が生成し、かえって熱間加工性および材料の靱性を劣化させてしまう。したがって、Bの添加量はS含有量に応じて、
0.001 wt%≦S≦0.005 wt%のとき、0≦B(wt%)≦0.005
0.005 wt%<S≦0.030 wt%のとき、(2/5) S(wt%)−0.002 ≦B(wt%)≦ (2/5)S(wt%)+0.003
とする。
【0012】
次に、熱間加工方法について説明する。本発明では、上述した成分組成の合金スラブ(連続鋳造スラブ)を加熱炉において図1に示すように2段の加熱を行うところに特徴がある。具体的には、まず 850〜1150℃の温度に30分間以上加熱する1段目の加熱を行い、引き続いて、1150超え〜1300℃の温度に1時間以内の範囲で加熱する2段目の加熱を行う。
上記1段目の加熱によって、MnSが析出するので、固溶状態で粒界に偏析していたSがMnSとして固着され、熱間加工性が大幅に改善される。加熱温度が 850℃未満または1150℃超えの温度では、MnSの析出に時間がかかりすぎ生産性が著しく阻害される。このMnSの析出をより効果的に促進させるには加熱温度は1000〜1100℃の範囲とするのが好ましい。また、この温度域における加熱時間は、30分未満であればMnSの析出が不十分となりSが固着されないため、熱間加工性は改善されない。一方、この加熱時間が必要以上に長くなると、図2に示すように、Sの析出が飽和して熱間加工性の改善が飽和するほか、経済性および生産性を損ねるので、4時間以内に抑えるのが望ましい。なお、この加熱時間は1〜2時間の範囲にするのが一層好ましい。
【0013】
上記1段目の加熱に続き連続的に昇温して、1150超え〜1300℃の温度範囲に1時間以内加熱する2段目の加熱を行う。一般の熱間加工と同様に、この合金の熱間加工性も温度の低下とともに低下するため圧延温度はなるべく高い方が望ましく、2段目の加熱はこうした熱間加工性を確保する上で必要である。加熱温度が1150℃以下では圧延温度が低くなりすぎて割れを発生しやすくなり、一方1300℃を超えると析出していたMnSが再固溶し再び固溶Sとなるため熱間加工性が劣化する。また、加熱時間が1時間を超えると生産性を阻害するだけでなく、MnSが再固溶し図3に示すように熱間加工性が低下する場合がある。ただし、この加熱時間が15分未満ではスラブの内部と表層とで温度差が生じスラブが均一に加熱されにくいので、15分以上は保持することが望ましく、より好ましくは15分〜30分は保持するのがよい。
【0014】
なお、上述した2段の加熱を行うための加熱炉は粒界酸化等による熱間加工性劣化の防止および酸化による歩留り劣化の防止の上から無酸化炉とすることが望ましい。
また、1段目の加熱から2段目の加熱に移行する際の昇温速度は3℃/min 以上として昇温するのが望ましい。というのは、この間の昇温速度が3℃/min 未満になると、昇温中にMnSが再固溶し熱間加工性が劣化しやすくなるほか、生産性をも阻害するからである。なお、より好ましい昇温速度は5℃/min 以上である。
【0015】
【実施例】
表1に示す化学成分のFe−Ni系合金の連続鋳造スラブを、無酸化炉において表2に示す条件で加熱後、板厚5mmまで熱間圧延した。ここで、表1中のT1、t1及びT2、t2は、それぞれ図1における1段目の加熱温度と時間及び2段目の加熱温度と時間を表す。こうして熱間圧延した熱延板の表面を目視にて観察し、耳割れ、表面疵の発生程度から熱間加工性を評価した。得られた結果を表2にあわせて示す。表2から明らかなように、本発明による熱間圧延によって得られた熱延板には、耳割れや表面疵の発生がなく、極めて良好な熱間加工性が得られた。したがって、熱間圧延後の工程において疵取りまたはスリットを行う必要がなく、製品歩留まりのよい製品を製造することが可能となる。それに対し、比較例のNo.6およびNo.8では、1段目の加熱条件が適切でなくMnSが析出しないため耳割れが生じた。また、No.7および10では、2段目の加熱温度が低く結果的に圧延温度が下がり、同様に耳割れが生じ、No.9では、2段目の加熱時間が長すぎMnSが再固溶してしまうため、やはり耳割れが生じた。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、打抜き加工性に優れたS添加Fe−Ni系合金を、熱間加工時に割れを発生することなしに製造することができる。したがって、本発明はS添加Fe−Ni系合金の製品歩留まりの大幅な向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2段加熱とその後の圧延を示す模式図である。
【図2】1段目加熱の保持時間と熱間加工性との関係を示すグラフである。
【図3】2段目加熱の保持時間と熱間加工性との関係を示すグラフである。
Claims (5)
- Ni:30〜55wt%、Mn:0.10〜1.00wt%、S:0.001〜0.030wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなるFe−Ni系合金の連続鋳造スラブを、加熱炉において850〜1150℃の温度に30分間以上加熱して、引き続き、1150超え〜1300℃の温度に1時間以内の範囲で2段加熱したのち、熱間加工することを特徴とするS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
- 上記加熱を無酸化炉を用いて行うことを特徴とする請求項1に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
- 850 〜1150℃の温度から1150超え〜1300℃の温度への昇温速度を3℃/min 以上として昇温することを特徴とする請求項1又は2に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
- 合金スラブが、上記成分組成に加えて、Ca、Mgのうちの1種または2種を総量で0.0005〜0.05wt%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
- 合金スラブが、上記成分組成に加えて、S含有量に応じて、下記式を満たすBを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のS添加Fe−Ni合金の熱間加工方法。
記
0.001 wt%≦S≦0.005 wt%のとき、0≦B(wt%)≦0.005
0.005 wt%<S≦0.030 wt%のとき、(2/5)S(wt%)−0.002 ≦B(wt%)≦(2/5)S(wt%)+0.003
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