JP3619224B2 - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートを一枚ずつ分離給送するシート給送装置及びこれを用いた画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
図5は従来の画像形成装置におけるシート給送装置の動作を説明する図である。図5(a) に示すように、奥行の狭い給送板13によりシートSを給送する構成にあっては、シート束の最下シートは積載トレイ1a上で、ある領域をもって接触している。図5(a)のホームポジションから図5(b) に示すように給送する際に、給送板13の積載面13aがシート束の先端部を力Qによって持ち上げると、その分力qによって微少ながら矢印R方向にシート束を後退させる。その後、図5(c)に示すように給送動作を終えて再び給送板13がホームポジションに戻る際、最下シートSと積載面との抵抗によってシート束の後部が保持されるため、図5(a) の状態に比べてシート束が後退した状態に移動する(移動量tl)。シート給送装置は、かかる動作により、シートの給送を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像形成装置におけるシート給送装置は、上述の給送動作を操り返すと、やがて給送時にシート先端がピックアップローラ14に届かない位置(移動量Σtn: nは給送回数)までシート束が後退してしまい、給送不良を発生するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、シート束の後退および給送不良を防ぐことができるシート給送装置及びこれを用いた画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、セットしたシート束を一枚ずつ分離給送するシート給送装置において、シートを載置するシート載置部材と、前記シートに給送力を付与する給送回転体と、前記シート載置部材の下流側に配置され、前記給送回転体の回転動作に連動して昇降し、上昇したときに前記シート載置部材に載置されているシートの先端側を前記給送回転体に押圧する押圧部材と、前記給送回転体の回転により送り出されたシートの重送を防ぐための分離パッドと、を有し、前記給送回転体、シート、前記押圧部材の摩擦係数の関係が、
μRP>μPP
μPP>μPS
μRP・・・給送回転体とシートとの間の摩擦係数
μPP・・・シートとシートとの間の摩擦係数
μPS・・・シートと押圧部材との間の摩擦係数
を満足することを特徴とするシート給送装置。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係るシート給送装置及びこれを用いた画像処理装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
〔第一実施形態〕
図1乃至図4及び図6、図7を参照して第一実施形態に係るシート給送装置及びこれを用いた画像処理装置について説明する。尚、図1はシート給送装置の模式説明図であり、図2はシート給送装置の要部の斜視説明図、図3は給送回転体に対する押圧部材を動作させた状態説明図であり、図4はシート給送装置を用いた画像処理手段である画像形成装置の全体模式説明図であり、図6はシート載置面に突起を設けた実施形態の説明図であり、図7はシート載置面に低摩擦シートを貼着した実施形態の説明図である。
【0012】
ここでは、まずシート給送装置を用いた画像形成装置の全体構成について説明し、次にシート給送装置の構成について説明する。
【0013】
{画像形成装置}
図4は画像処理手段として電子写真方式による画像形成手段を用いたレーザービームプリンタAを示すものであり、前カバー1を開くことにより、シートSを積載可能とすることができる。このシート載置部材である積載トレイ1aを有する前カバー1に複数枚のシートSをセットしてスタートキーを押すと、後述するシート給送装置Bによって最上層の1枚のみが分離給送され、そのシートが搬送ローラ対2及びガイドパス3によって画像処理手段としての画像形成手段4に搬送される。
【0014】
前記画像形成手段4は感光体ドラム5の周囲に図示しない帯電手段や現像手段、クリーニング手段が配置されており、帯電手段によって感光体ドラム5の表面を一様に帯電した後、レーザースキャナ6によって選択露光して潜像を形成し、その潜像を現像手段でトナー現像して可視像化する。そして、転写ローラ7に転写バイアス電圧を印加して前記トナー像をシートSに転写して画像を形成し、転写後に感光体ドラム5に残留したトナーをクリーニング手段によって除去するものである。
【0015】
一方、トナー像が転写されたシートSは定着手段である定着ローラ対8を通過する際に熱及び圧力が印加されてトナー像が定着され、排出ローラ対9,10及びガイドパス11によってフェイスダウン状態で排出部12へ排出される。
【0016】
{シート給送装置}
次に前カバー1にセットしたシート束を1枚ずつ分離給送するシート給送装置Bの構成について図1乃至図3を参照して説明する。
【0017】
シートSは図1に示すように、シート束を前カバー1にセットしたときに、そのシート先端が乗る位置に押圧部材である給送板13が設けられており、この給送板13の上方には給送回転体であるピックアップローラ14が設けられている。また、このピックアップローラ14に対しては分離パッド15が分離バネ16によって押圧されており、シートSの重送を防ぐようになっている。
【0018】
図2に前記給送板13とピックアップローラ14との構成を示す。給送板13は積載面13aと管部13b、ストッパー13c、更には最下シートの重送を防ぐための分離シート材13dを有する。尚、13eは管部13bの貫通孔である。前記積載面13aはピックアップローラ14の下方に位置し、奥行き方向の幅は前述した従来例の中板54よりも狭く構成されている。また、給送板13の孔13eには画像形成装置本体に固定された支持軸17が挿入されており、この軸17によって画像形成時には給送板13が上下にピストン運動を行うときガイドされるようになっている。尚、前記管部13bの外周には圧縮バネで構成した給送バネ18が取り付けられている。
【0019】
また、図2に示すように、ピックアップローラ14のローラ軸19の端部にカム20が取り付けられており、ピックアップローラ14が図2の矢印a方向へ回転すると、画像形成装置本体に取り付けられた回動軸21を中心にして回動可能なレバー部材22の一端(第1端部)が前記カム20によって押し下げられ、他端(第2端部)が押し上げられるようになっている。このレバー部材22の端部には給送板13の管部13bは自由に通すが給送バネ18は通さない大きさの孔22aが穿孔されている。また、孔22aが穿孔された側と同一端部には分離バネ16は通さないが、該分離バネ16を支持する軸部23は通す溝22bが設けられている。前記軸部23は画像形成装置本体に固定されており、該軸部23によって分離バネ16及び溝22bがガイドされる。
【0020】
上記構成のシート給送装置にあっては、図3(a) に示すように、レバー部材22の端部と給送板13の積載面13aとの間には給送バネ18が存在しており、レバー部材22の端部と分離パッド15との間には分離バネ16が存在している。このため、図3(b)に示すように、レバー部材22の端部が矢印b方向へ給送バネ18及び分離バネ16を直接押し上げると、給送バネ18の上端部が積載面13a及びシートSの先端を押し上げ、分離バネ16の上端部は分離パッド15をピックアップローラ14に対して重送を防止すべく更に強い力で押圧するようになる。そして、シート束の最上シートがピックアップローラ14の表面に突き当たると、給送バネ18が圧縮し始める。これにより、シートSの最上層は回転するピックアップローラ14によって搬送力を受ける。そして、シートSがピックアップされる際に重送された場合には、図1及び図2に示すように、分離パッド15によって分離される。
【0021】
更にピックアップローラ14が回転すると、これと一体的に回転するカム20がレバー部材22の第1端部の押し下げを解除するために、給送バネ18の圧縮エネルギーが解放される。このバネ力を受けてレバー部材22の第2端部は急激に下げられ、給送板13の積載面13aを下げて積載されたシート束とピックアップローラ14とのニップを解放し、図3(a)の状態に戻って1枚のシート給送工程を終える。
【0022】
前述のように、前記給送板13の引き下げは、レバー部材22の端部の底面が給送板13のストッパー13cを押し下げることによって行われる。そして、図3(a)に示すように、ピックアップローラ14がホームポジションにあるときは、レバー部材22の給送板側の端部が給送板13のストッパー13cによって規制されているために、給送バネ18は圧縮予圧をもって介在しており、高さ方向のスペースが小さくなり、装置を小型化することが可能となる。
【0023】
また、レバー部材22によって給送バネ18及び分離バネ16をカム20の動きに連動して1部材で同時に加圧するために、シートSのピックアップ時の給送圧と分離圧を適切な状態にするタイミングを簡単に合わせることができる。同様に、前記両バネ16,18の圧を解放するタイミングも簡単に合わせることができる。
【0024】
次に、シート給送時にシートSの後退によって給送不良となることがないようにした構成について、図6及び図7を参照して説明する。
【0025】
従来の技術で図5を用いて説明したとおり、従来のシート給送装置では、図5(a) に示すように、奥行の狭い給送板13によりシートSを給送する構成にあっては、シート束の最下シートは積載トレイ1a上で、ある領域をもって接触している。図5(a)のホームポジションから図5(b) に示すように給送する際に、給送板13がシート束の先端部を力Qによって持ち上げると、その分力qによって微少ながら矢印R方向にシート束を後退させる。その後、図5(c)に示すように給送動作を終えて再び給送板13がホームポジションに戻る際、最下シートSと積載面との抵抗によってシート束の後部が保持されるため、図5(a) の状態に比べてシート束が後退した状態に移動する(移動量tl)。
【0026】
そして、給送動作を操り返すと、やがて給送時にシート先端がピックアップローラ14に届かない位置(移動量Σtn: nは給送回数)までシート束が後退してしまい、給送不良を発生する可能性がある。
【0027】
そこで、本発明のシート給送装置では、図6(a) に示すように積載トレイ1a及び前カバー1にそれぞれ突起部34a,34bを設け、シート束と積載面との接触面積を減らすように構成する。図6(b)はシート積載部の上視図である。本実施形態では突起部34a,34bを3個設け、3点でシート束を支持するように構成し、シート束と積載トレイ1aとの接触抵抗を減らすようにしている。
【0028】
これにより、給送板13を小さくすることが可能となり、シート束の後退および給送不良を防ぐことができる。
【0029】
ここで、前記接触抵抗を極力減らすため、シート積載部の摩擦抵抗が1.0 以下になるようにするのが望ましい。前記突起部34a,34bはそれぞれ積載トレイ1a及び前カバー1に対して別体の低摩擦部材(例えばPOM等)で構成しても良い。これにより、積載トレイ1a及び前カバー1全体を低摩擦部材にする必要がなくなるため、部品精度やコストの面で有利となる場合がある。もちろん、シート積載面にシートを支持する突起部34a,34bを設けなくてもシート積載面自体の材料が低摩擦材料で構成し、或いはシート積載面に低摩擦シート等を貼り付けることによりシートSとの接触抵抗を減らすように構成しても同様の効果が得られる。
【0030】
また、図7に示すように、給送板13の積載面13aに低摩擦シート35を貼着するようにしても、シートSの給送安定性を高めることができる。これを具体的に説明すると、図5で説明したようにピックアップローラ14の給送によってシートSに後退が生じると、積載したシートSが少ないときに、図7(a)に示す状態となる場合がある。即ち、一番下のシート(以下「最下シート」という)S1 の直ぐ上のシート(以下「直上シート」という)S2 はピックアップローラ14が給送できる位置に存在するが、最下シートS1は、この時点ではローラ14が給送できないところまで後退している。ここで、ピックアップローラ14の表面と直上シートS2 との摩擦係数をμRP、最下シートS1 と直上シートS2との摩擦係数をμPP、最下シートS1 と給送板13の積載面13aとの摩擦係数をμPSとする。一般的にピックアップローラ14が直上シートS2 を給送する際は、μRP>μPPであるが、μPP<μPSのときには、図7(b)に示すように、最下シートS1 がピックアップローラ14によって給送されるのに十分な位置まで前進をすることができない。その結果、最下シートS1 の先端部はピックアップローラ14に届かず、給送不良を生ずることになる。
【0031】
そこで、低摩擦シート35を、図7(a),(c) に示すように、給送板13の積載面13aに貼り、μPP>μPSとなるようにすると、直上シートS2 が搬送される際に最下シートS1も所定の位置まで前進し、給送不良を防ぐことができるようになる。
【0032】
尚、低摩擦シート35を使用しなくても、給送板13の積載面13a自体を低摩擦の材料で構成することにより、同様の効果を得ることが出来る。
【0033】
〔第二実施形態〕
次に第二実施形態としてシート給送時に積載したシート束が後退しないようにした実施形態について、図8を参照して説明する。尚、図8はシート積載面にシート束の後端が係止する段部を設けた実施形態の説明図である。また、この実施形態でもシート積載面以外のシート給送装置及び画像処理装置の構成は前述した第一実施形態と同一であり、前述した実施形態と同一機能を有する部材は同一符号を付す。
【0034】
この実施形態にあっては、図5で説明したシートSの後退を防ぐために、積載トレイ1aの積載面にシートの後端がシート給送方向後方へ移動するのを規制する規制部となる段部36を設けたものである。この段部36はシート束の後端部付近に連続して設けられており、シート束が後退しようとする際に、その後端部が引っかかるような鋸歯状に形成されている。これにより、給送板13のアップダウンによってシート束が後退しようとしても、段部36によって後退が規制されるためシートが給送位置から外れてしまうことがなく、給送不良を生ずることがなくなるものである。
【0035】
前記段部36は種々のシートサイズに対応するために、シート進行方向に連なって設けられ、且つシート引っかけ能力が十分発揮されるように積載トレイ面に対して垂直な壁36aとシート束を矢印W方向にセットする際にシート先端が引っかからないようにテーパー部36bによって構成されていることが望ましい。また、種々のシートサイズに対応することや、シート束の後端部が引っかけ部から外れても直ぐ後ろの引っかけ部にかかるようにすることを考慮すると、段部36のピッチは3mm以下に設定するのが望ましい。
【0036】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態ではシート給送装置Bを電子写真方式のレーザービームプリンタに用いた例を示したが、これは電子写真方式に限定する必要はなく、インクジェット記録方式や熱転写記録方式等の他の記録方式による画像形成装置に用いることも当然可能である。
【0037】
更には、画像処理手段としては前述したように画像形成手段のみならず、画像読取手段で構成することも可能である。即ち、シートSとして原稿をセットし、この原稿を一枚ずつ分離給送し、画像処理手段としての画像読取手段で原稿記載情報を読み取る画像読取装置に対しても前記シート給送装置Bは好適に用いることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、シートを載置するシート載置部材と、シートに給送力を付与する給送回転体と、シート載置部材の下流側に配置され、給送回転体の回転動作に連動して昇降し、上昇したときにシート載置部材に載置されているシートの先端側を給送回転体に押圧する押圧部材と、前記給送回転体の回転により送り出されたシートの重送を防ぐための分離パッドと、を設け、給送回転体、シート、押圧部材の摩擦係数の関係が、μRP>μPPμPP>μPS、μRP・・・給送回転体とシートとの間の摩擦係数、μPP・・・シートとシートとの間の摩擦係数、μPS・・・シートと押圧部材との間の摩擦係数、を満足するよう構成したことにより、シート載置部からシートが後退しないようにし、シートを確実に給送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート給送装置の模式説明図である。
【図2】シート給送装置の要部の斜視説明図である。
【図3】給送回転体に対する押圧部材を動作させた状態説明図である。
【図4】シート給送装置を用いた画像処理手段である画像形成装置の全体模式説明図である。
【図5】シート給送時にセットしたシート束が後退する状態説明図である。
【図6】シート載置面に突起を設けた実施形態の説明図である。
【図7】シート載置面に低摩擦シートを貼着した実施形態の説明図である。
【図8】シート積載面にシート束の後端が係止する段部を設けた実施形態の説明図である。明図である。
【符号の説明】
A …レーザービームプリンタ
B …シート給送装置
S …シート
S1 …最下シート
S2 …直上シート
1 …前カバー
1a …積載トレイ
2 …搬送ローラ対
3 …ガイドパス
4 …画像形成手段
5 …感光体ドラム
6 …レーザースキャナ
7 …転写ローラ
8 …定着ローラ対
9,10…排出ローラ対
11 …ガイドパス
12 …排出部
13 …給送板
13a …積載面
13b …管部
13c …ストッパー
13d …分離シート材
13e …貫通孔
14 …ピックアップローラ
15 …分離パッド
16 …分離バネ
17 …支持軸
18 …給送バネ
19 …ローラ軸
20 …カム
21 …回動軸
22 …レバー部材
22a …孔
22b …溝
22c …キー状取付部
23 …軸部
34a,34b…突起部
35 …低摩擦シート
36 …段部
36a …壁
36b …テーパー部

Claims (4)

  1. セットしたシート束を一枚ずつ分離給送するシート給送装置において、
    シートを載置するシート載置部材と、
    前記シートに給送力を付与する給送回転体と、
    前記シート載置部材の下流側に配置され、前記給送回転体の回転動作に連動して昇降し、上昇したときに前記シート載置部材に載置されているシートの先端側を前記給送回転体に押圧する押圧部材と、
    前記給送回転体の回転により送り出されたシートの重送を防ぐための分離パッドと、を有し、
    前記給送回転体、シート、前記押圧部材の摩擦係数の関係が、
    μRP>μPP
    μPP>μPS
    μRP・・・給送回転体とシートとの間の摩擦係数
    μPP・・・シートとシートとの間の摩擦係数
    μPS・・・シートと押圧部材との間の摩擦係数
    を満足することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記押圧部材の積載面に低摩擦シートを貼着することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. セットしたシート束を一枚ずつ分離給送するシート給送装置において、
    シートを載置するシート載置部材と、
    前記シートに給送力を付与する給送回転体と、
    前記給送回転体の回転動作に連動して可動し、前記シートを前記給送回転体に押圧する押圧手段と、
    前記給送回転体の回転により送り出されたシートの重送を防ぐための分離パッドと、を有し、
    前記シート載置部材に、載置したシートの後端に対応する位置でシート給送方向に沿って複数の段部を設け、シートがシート給送方向後方へ移動する際にシートの後端が前記段部に引っかかることによりシートの後方への移動を規制することを特徴とするシート給送装置。
  4. シートを給送するための請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに記載された画像を読み取り、又は前記給送されたシートに画像を形成する画像処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
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