JP3618723B2 - X線異物検出装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの各品種の被検査物を搬送手段で搬送しながらこれらにX線を照射し、そのX線の透過量から被検査物中の異物を検出するX線異物検出装置に係り、特に装置外にX線が漏洩するのを防止するために被検査物の搬送経路にそって配置されたX線漏洩防止用の遮蔽カーテンを、使用時の安全性を担保しながら着脱可能な構造としたX線異物検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば生肉、魚、加工食品、医薬などの各品種の被検査物中(表面も含む)の異物(金属,骨,ガラス,石,合成樹脂材等)を検出するためにX線異物検出装置が用いられている。図4に模式的に示すように、この種のX線異物検出装置の上側にはX線発生部100が設けられている。このX線発生部100は装置本体の下側に向けてX線101を面状に照射する。
【0003】
次に、装置の下側には被検査物の搬送部102が設けられている。この搬送部102は、複数のローラ103と、これらのローラ間に掛け回された搬送ベルト104を有している。装置本体に取り付けられたモータ等の駆動手段によりいずれかのローラ103が駆動され、これによって搬送ベルト104が循環して移動し、上側の搬送ベルト104に載った被検査物105が移動する。X線101の面は搬送ベルト104の略中央に照射され、この搬送ベルト104による被検査物105の移動方向と照射されるX線101の面は互いに交差(直交)している。
【0004】
次に、被検査物105を搬送する上側の搬送ベルト104の下面に接して、X線検出部106が設けられている。X線検出部106は、搬送ベルト104の幅方向に平行であって、照射されたX線の面に沿うスリットを有している。このスリットに沿ってX線検出部106の内部には多数のX線検知素子が配置されている。
【0005】
上記X線異物検出装置では、X線発生部100,X線検出部106および搬送部102は、X線の漏洩を防ぐように全体として防護構造の筐体111で覆われている。この防護構造の筐体において、搬送手段の搬送方向の両端には、被検査物を通過させる入口及び出口が開放して設けられている。また、筐体の入口と出口の間には、搬送方向に沿って開口が設けられ、開口には開閉可能な遮蔽構造の扉112が設けられている。
【0006】
筐体の内部において、搬送ベルトの上方には、搬送方向に沿って複数枚の遮蔽カーテンが所定の間隔で固定して取り付けられていた。遮蔽カーテンは、X線の遮蔽効果を有する材料で構成されたシート状の部材であり、その面が被検査物の搬送方向と直行するように配置されており、筐体の入口及び出口からX線が漏洩しないように構成されている。
【0007】
以上の構成において、X線発生部100からX線を照射し、被検査物105を搬送部102で搬送すれば、被検査物105はX線101の面を通過する。即ち、X線101は被検査物105と搬送ベルト104を透過し、スリットを介してX線検出部106に入射して検出される。X線検出部106が得た信号は、図示しない制御手段で処理され、被検査物105中に含まれる異物の有無が検出され、表示部等で所定の表示が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
食品等の検査に供するX線異物検出装置では、被検査物に直接接触する遮蔽カーテンの清掃頻度は高かった。しかし、前記従来のX線異物検出装置では、複数枚の遮蔽カーテンが個々に筐体内にねじ等で固定して取り付けられており、容易に取り外し可能な構造ではなかった。従って、清掃時には扉を開放した状態で筐体内に取り付けた状態のまま、即ち遮蔽カーテンを取り外すことなく筐体内の狭い空間内で清掃作業を行なっていた。
【0009】
容易に着脱しうる構造ではないが、個々の遮蔽カーテンを清掃の度に個々を固定しているねじを取り外すことにより取り外して筐体外に運び出し、外で洗浄等を行なってから再度筐体内に取り付けることも考えられる。しかし、このような方法は個々の遮蔽カーテンの着脱作業が大変煩雑であり、さらに従来のX線異物検出装置においてかかる方法を採用すると、安全管理の面から次のような問題が懸念されるところとなる。
【0010】
即ち、遮蔽カーテンを取り外して清掃している間に、不注意等でX線異物検出装置を作動させてしまうと、遮蔽カーテンがないために完全に開放された状態にある筐体の出入口からX線が大量に漏洩してしまうという危険がある。
【0011】
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、X線漏洩防止用の遮蔽カーテンが取り付けられていない場合の安全性を担保しながら、当該遮蔽カーテンを着脱可能として洗浄等の作業を効率化したX線異物検出装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載されたX線異物検出装置1は、X線発生手段9と、X線検出手段10と、前記X線発生手段9及び前記X線検出手段10を内部に収納して漏洩X線を遮蔽する筐体2と、被検査物を前記筐体2の一端の入口3から他端の出口4まで搬送する搬送手段6と、前記筐体2の内部で前記搬送手段6の上方に設けられ、前記入口3及び前記出口4からX線が漏洩するのを防止する複数枚の遮蔽カーテン11が取り付けられ、前記筐体2の内部で前記搬送手段6の上方に着脱可能に設けられているカーテンユニット12と、前記カーテンユニット11が正規の位置に取り付けられたときにのみ操作されて前記X線発生手段9を作動可能とするスイッチ16とを有するX線異物検出装置1において、
前記筐体2に設けられ、前記カーテンユニット12の着脱を行なうことができる開口部5と、前記開口部5に開閉可能に取り付けられた扉20と、前記扉20が前記開口部5を閉止した時に操作されて前記X線発生手段9を作動可能とする前記スイッチとしてのインターロックスイッチ16と、前記カーテンユニット11が正規の位置に取り付けられた時にのみ前記インターロックスイッチ16をのぞかせ、前記扉20の閉止によって前記インターロックスイッチ16が操作されるように設けられたスイッチシャッター17とを有することを特徴としている。
【0014】
請求項に記載されたX線異物検出装置1は、請求項記載のX線異物検出装置において、前記スイッチシャッター17は、前記インターロックスイッチを操作されないように隠すシャッター板25と、前記インターロックスイッチ16を隠す方向に前記シャッター板25を付勢する付勢手段28とを備え、前記カーテンユニット11が正規の位置に取り付けられた場合に、前記カーテンユニット11が前記シャッター板25を前記付勢手段28に抗して移動させることにより前記インターロックスイッチ16が現れて操作可能になるように構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の実施の形態であるX線異物検出装置1の外観を示す斜視図であり、図2及び図3はその部分拡大斜視図である。
【0016】
図1に示すように、X線異物検出装置1は、全体として箱形の筐体2を有しており、脚部2aで設置面上に支持される。この筐体2は、内部から有害な量のX線が外部に漏洩しないように、放射線防護材料を用いて形成されている。筐体2の左右両面は貫通しており、被検査物の入口3及び出口4となっている。また、筐体2の前面は、扉20によって開閉される開口5となっている。
【0017】
図1に示すように、筐体2の内部には、前記入口3と出口4を貫通するように、前記X線発生手段9の下方に搬送手段6が設けられている。搬送手段6は、複数本のローラ7と、これを駆動する図示しないモータと、ローラ7に掛け回された無端状の搬送ベルト8からなる。搬送手段6の両端は、筐体2の入口3と出口4から外に突出している。
【0018】
図1に示すように、筐体2の内部には、前記搬送手段6の上方に、下方に向けてX線を照射するX線発生手段9が設けられている。X線発生手段9が照射するX線の態様は、前記搬送手段6の搬送方向に対して直交する面状であって、その面は下向きに広がる略三角形状である。
【0019】
図1に示すように、搬送手段6の上側の搬送ベルト8の下面に接してX線検出手段10が設けられている。このX線検出手段10は、X線発生手段9からの面状のX線に対応して搬送手段6の搬送方向と直交する方向に沿って形成されたスリットと、該スリットの下方に列設された複数の検出素子を有している。
【0020】
図1に示すように、前記筐体2の内部には、筐体2の入口3と出口4を遮蔽するために複数枚の遮蔽カーテン11が取り付けられている。本例では複数枚の遮蔽カーテン11が一体になった一のカーテンユニット12が取り付けられている。即ち、板状の共通の基体13の下面には、複数枚の遮蔽カーテン11が所定の姿勢で所定の間隔をおいて連結され垂下されている。基体13の上面には、断面L字形でフランジを内向きに突きあわせた一対のガイド14が所定間隔をおいて取り付けられている。ガイド14の長手方向は、搬送手段6の搬送方向と直交しており、従って遮蔽カーテン11の面には略平行である。一方、筐体2内において、搬送手段6の上方の所定位置には、筐体2又は筐体2を構成するフレームの下面に、カーテンユニット12の基体13のガイド14に対応するレール15が固定されている。レール15は、断面L字形でフランジを外向きにして所定間隔をおいて取り付けられている。扉20を開いて開口部5を開放し、カーテンユニット12のガイド14を筐体2側のレール15に係合させ、カーテンユニット12を筐体2内に押し込む。カーテンユニット12はスライドして筐体2内に挿入され、所定の位置に位置決めされる。なお、カーテンユニット12の基体13の中央には貫通孔が形成されており、X線発生装置から照射されるX線を通過できるようにしてある。
【0021】
さて、本例のようにカーテンユニット12を装置に対して着脱可能な構造とした場合、カーテンユニット12を取り外したままの状態で扉20を閉めるとカーテンユニット12の有無が筐体2外からは分かりにくく、誤ってX線発生手段9を作動させてしまうことが考えられる。このような場合には、遮蔽カーテン11がない筐体2の入口3と出口4は外界に対して開放されているので、X線が漏洩してしまう。そこで、本例においては、筐体2の扉20が正規の状態で閉止された場合にのみX線発生手段9の作動を許容する安全スイッチとしてインターロックスイッチ16を設けた。そして、着脱自在としたカーテンユニット12が取り付けられないままに扉20が閉められてX線発生手段9が作動することのないように、カーテンユニット12が正規の取り付け位置に取り付けられた場合にのみ扉20が閉止可能となり、インターロックスイッチ16が閉止した扉20によって操作されてX線発生手段9が作動可能な状態となるように構成した。以下、かかる機能を達成するために設けたインターロックスイッチ16及びスイッチシャッター17等について説明する。
【0022】
図1に示すように、筐体2の開口部5の上縁の両端には、2つのインターロックスイッチ16が設けられている。2つのインターロックスイッチ16は、搬送手段6の搬送方向について前記一対のレール15の外側に配置される。これらのインターロックスイッチ16は、図示しない制御部乃至X線発生手段9の駆動回路等に接続されており、当該スイッチが操作されてONとされた時にのみX線発生手段9が作動可能となるように構成されている。一方、筐体2の開口部5を開閉する扉20の上縁の両端には、2つの前記インターロックスイッチ16に対応して2つの操作片21が筐体2側に向けて取り付けられている。従って、扉20を開放して操作片21がインターロックスイッチ16から離れれば当該スイッチはOFFとなってX線発生手段9は作動できなくなり、扉20を閉じて操作片21がインターロックスイッチ16を操作した場合には当該スイッチはONとなってX線発生手段9は作動可能となる。
【0023】
前記カーテンユニット12が筐体2内の所定位置に取り付けられていない場合には、前記インターロックスイッチ16が機械的に操作できないようにする手段として、図1及び図2に示すようにスイッチシャッター17が設けられている。インターロックスイッチ16の前面にはインターロックスイッチ16を隠すシャッター板25が設けられている。シャッター板25は、左右方向(搬送手段6の搬送方向と平行な方向)に往復してスライド可能である。搬送手段6の搬送方向について前記一対のレール15の外側には、それぞれ固定板26が設けられている。そしてシャッター板25の操作部27と前記固定板26の間には付勢手段としての圧縮コイルばね28(ばね28)が設けられており、シャッター板25は外力が加えられていない場合にはインターロックスイッチ16を覆い隠す位置にある。
【0024】
図1及び図3に示すように、カーテンユニット12の基体13の上面には、前記一対のガイド14の外側に、シャッター板25の操作部27を操作するための操作具30が、ガイド14と略平行にそれぞれ固定されている。操作具30は断面略L字形の部材であり、そのフランジがシャッター板25の操作部27に接触する位置関係にあり、該フランジの幅はカーテンユニット12の挿入方向の先方側が小さく、手前側が大きくなっている。即ち、操作具30のフランジは、シャッター板25の操作部27に接触する縁部が前記挿入方向に対して平行でなく斜めに形成されている。
【0025】
以上の構成における作用を説明する。
遮蔽カーテン11を洗浄する場合には、機器の作動を停止し、扉20を開放し、カーテンユニット12を手前に引き出して取り外せばよい。カーテンユニット12は、機器本体側のレール15に対してガイド14でスライド自在に係合しているので、小さな力で引張るだけで手前に移動させ、レール15から外して筐体2から取り出すことができる。
【0026】
カーテンユニット12が装置に取り付けられていた状態では、カーテンユニット12の操作具30がばね28の付勢力に抗してシャッター板25の操作部27を押し、シャッター板25をスライドさせてインターロックスイッチ16を露出させており、この露出したインターロックスイッチ16を閉止された扉20の操作片21が操作してONにしており、X線発生手段9が作動可能状態となっていた。
【0027】
ここで、扉20を開くとインターロックスイッチ16がOFFになり、カーテンユニット12を取り外すとばね28の付勢力によりシャッター板25がスライドしてインターロックスイッチ16を覆い隠す。従って、このカーテンユニット12が取り外された状態では、扉20を閉めても扉20の操作片21は隠されたインターロックスイッチ16に触れることができず、インターロックスイッチ16を操作してONにすることができない。つまり、カーテンユニット12が取り外された状態では、扉20を閉めて操作パネルの操作スイッチ等を押してもX線は照射できない。
【0028】
筐体2の外でカーテンユニット12を洗浄し、再び装置に取り付ける。カーテンユニット12を装着することで、カーテンユニット12の操作具30がばね28の付勢力に抗してシャッター板25の操作部27を押し、シャッター板25をスライドさせてインターロックスイッチ16を露出させる。この状態で扉20を閉めれば、扉20の操作片21がインターロックスイッチ16を操作してONにするので、操作パネルの操作スイッチ等を押せばX線を照射することができる。
【0029】
このように、本例のX線異物検出装置1によれば、複数枚の遮蔽カーテン11が一体となって装置本体に対し着脱可能の構造とされたので、遮蔽カーテン11の清掃が筐体2外で行なえるようになり作業が楽になった。また、カーテンユニット12を取り外すと、X線を照射するための制御回路に設けられたインターロックスイッチ16がシャッター板25に覆い隠されて操作できなくなるので、カーテンユニット12を取り付けない状態のままで扉20を閉めて誤ってX線を照射してしまうという不都合が生じるおそれがなくなり、安全性が向上した。
【0030】
本例では、より高度な安全性を担保するために、安全スイッチとしてのインターロックスイッチ16を2つ設け、両スイッチが操作されたときのみにX線の照射が可能となるようにしたが、必要とされる安全性の要求に応じてスイッチは一つだけでもよいし、3つ以上設けても良い。
【0031】
本例では、カーテンユニット12が正規の位置に取り付けられたときにのみインターロックスイッチ16が扉20の操作片21に操作されてX線発生可能となるように、カーテンユニット12とインターロックスイッチ16の間にスイッチシャッター17を設けたが、扉20の開閉とインターロックスイッチ16の連動関係は本発明にとって必須とはいえない。例えば、扉20の開閉機構に設けたインターロック機構とは別に、カーテンユニット12が取り付けられない場合には常にX線照射不可能となるように構成しても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によるX線異物検出装置によれば、複数枚の遮蔽カーテンを一体にした着脱可能なカーテンユニットを有し、これが正規の位置に取り付けられたときにのみスイッチが操作されてX線発生手段が作動可能となるので、複数枚の遮蔽カーテンの清掃、着脱作業を極めて簡単かつ能率的に行なうことができ、さらに遮蔽カーテンを外している間に誤操作でX線を照射してしまうという不都合を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線異物検出装置の一例の外観を示す模式的な斜視図。
【図2】同X線異物検出装置のインターロックスイッチ及びスイッチシャッター付近の拡大斜視図。
【図3】同X線異物検出装置のカーテンユニットの基体上面の拡大斜視図。
【図4】従来のX線異物検出装置の模式的な正面図。
【符号の説明】
1…X線異物検出装置、2…筐体、3…入口、4…出口、5…開口、6…搬送手段、9…X線発生手段、10…X線検出手段、11…遮光カーテン、12…カーテンユニット、13…基体、16…安全スイッチとしてのインターロックスイッチ、17…スイッチシャッター、20…扉、25…シャッター板、28…付勢手段としての圧縮コイルばね(ばね)。

Claims (2)

  1. X線発生手段(9)と、
    X線検出手段(10)と、
    前記X線発生手段及び前記X線検出手段を内部に収納して漏洩X線を遮蔽する筐体(2)と、
    被検査物を前記筐体の一端の入口(3)から他端の出口(4)まで搬送する搬送手段(6)と、
    前記筐体の内部で前記搬送手段の上方に設けられ、前記入口及び前記出口からX線が漏洩するのを防止する複数枚の遮蔽カーテン(11)が取り付けられ、前記筐体の内部で前記搬送手段の上方に着脱可能に設けられているカーテンユニット(12)と、
    前記カーテンユニットが正規の位置に取り付けられたときにのみ操作されて前記X線発生手段を作動可能とするスイッチ(16)と、
    を有するX線異物検出装置(1)において、
    前記筐体(2)に設けられ、前記カーテンユニット(12)の着脱を行なうことができる開口部(5)と、
    前記開口部に開閉可能に取り付けられた扉(20)と、
    前記扉が前記開口部を閉止した時に操作されて前記X線発生手段(9)を作動可能とする前記スイッチとしてのインターロックスイッチ(16)と、
    前記カーテンユニットが正規の位置に取り付けられた時にのみ前記インターロックスイッチをのぞかせ、前記扉の閉止によって前記インターロックスイッチが操作されるように設けられたスイッチシャッター(17)と、
    を有することを特徴とするX線異物検出装置(1)。
  2. 前記スイッチシャッター(17)は、
    前記インターロックスイッチを操作されないように隠すシャッター板(25)と、前記インターロックスイッチを隠す方向に前記シャッター板を付勢する付勢手段(28)とを備え、
    前記カーテンユニットが正規の位置に取り付けられた場合に、前記カーテンユニットが前記シャッター板を前記付勢手段に抗して移動させることにより前記インターロックスイッチが現れて操作可能になるように構成されている請求項記載のX線異物検出装置。
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