JP3618572B2 - D−システインの測定法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、D−システインの測定法およびD−システインの測定用試薬に関する。
【0002】
【従来の技術】
生体内に存在するアミノ酸は、そのほとんどがL−アミノ酸であると考えられていたが、近年、ほ乳類を含めた高等動物に高濃度のD−アミノ酸が相次いで見いだされており、その由来や役割に関心が寄せられている。このため、D−アミノ酸を簡便、短時間かつ高感度に測定する方法を確立することは、バイオテクノロジー、臨床検査、医学等の分野において非常に重要である。
D−システインは、D−アミノ酸の一種である。従来、試料中のD−システインの測定法としては、高速液体クロマトグラフィーを利用する方法などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、簡便かつ高感度なD−システインの測定法およびD−システインの測定用試薬を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明者は、D−システインとD−ルシフェリン前駆体との反応により生成したD−ルシフェリンを、ルシフェラーゼと反応させることにより、D−システイン量を測定できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明はD−システインの測定法に関する。また、本発明はD−システインの測定用試薬に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
1.試料中のD−システインの測定法について
本発明における試料中のD−システインの測定法は、以下の2工程を含むことを特徴とする。
【0006】
(1)第1工程
第1工程では、D−システインをD−ルシフェリン前駆体と反応させて、D−ルシフェリンまたはD−ルシフェリン誘導体を生成させる。
「D−ルシフェリン前駆体」とは、D−システインと反応することによりD−ルシフェリンまたはD−ルシフェリン誘導体を生成させることができる化合物を意味する。D−ルシフェリン前駆体としては、例えば2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールが使用できる。D−システインと2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールの反応は以下の通り。
【0007】
【化1】
【0008】
本発明でいう「D−ルシフェリン誘導体」とは、D−ルシフェリンの本質的な構造を有する化合物であり、例えば、D−ルシフェリンの塩、エステルあるいは配糖体等が挙げられる。配糖体としては、例えば、ルシフェリン−β−D−ガラクトシド、ルシフェリン−β−D−グルコシド等が挙げられる。ルシフェリン−β−D−ガラクトシドは、糖加水分解酵素、例えばβ−ガラクトシダーゼを作用させることにより、D−ルシフェリンを生成する。D−ルシフェリン誘導体がルシフェリン−β−D−ガラクトシドである場合、本発明のD−ルシフェリン前駆体としては、2−シアノ−6−O−β−D−ガラクトシルベンゾチアゾールが使用できる。
【0009】
試料としては、特に限定されず、D−システインを含むと思われるもの、例えば、飲食物、医薬、化粧品、海水、河川水、工業用水、下水、土壌、生物学的材料(尿、糞便、血液、喀痰、膿汁、皮膚・臓器・毛髪等の生体組織、生体からの各種抽出物)、微生物の培養物等が挙げられる。また、上記の試料を適当な溶媒(例えば、蒸留水、生理的食塩水、リン酸緩衝液、トリス緩衝液、酢酸ナトリウム緩衝液等)に懸濁した溶液を試料としてもよい。試料が固形分を含む場合には、該検体液を適当な溶媒(例えば、蒸留水、生理的食塩水、リン酸緩衝液、トリス緩衝液、酢酸緩衝液等等)に懸濁するか、ミキサ−などでホモジナイズすれば溶液状のものと同様に扱うことができる。
【0010】
第1工程を実施する場合、任意の方法が採用し得るが、試料とD−ルシフェリン前駆体を含む溶液とを接触させる方法が簡便である。D−ルシフェリン前駆体を含む溶液は、D−ルシフェリンの他に、反応促進や試薬の保存性向上のために通常使用される成分、例えば、緩衝剤、キレート剤、塩類、界面活性剤等を含んでいてもよい。該溶液としては、後述するD−システインの測定用試薬が使用できる。
試料と、D−ルシフェリン前駆体を含む溶液との接触条件(混合比、接触温度、接触時間、pH条件等)は、試料またはD−ルシフェリン前駆体の種類、試料の形態等に応じて適宜設定すればよい。
【0011】
(2)第2工程
第2工程では、生成したD−ルシフェリンまたはその誘導体の量を測定することにより、D−システイン量を測定する。D−ルシフェリン量を測定する方法としては、例えば、D−ルシフェリンと生物発光試薬を反応させて生じた発光量を測定する方法が挙げられる。
生物発光とは、発光基質であるルシフェリンと、酵素であるルシフェラーゼとが関与する発光反応である。昆虫(ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒカリコメツキムシ等)の系では、ATPおよびマグネシウムイオンの存在下、D−ルシフェリンと、昆虫ルシフェラーゼとの反応により光が生じる。
昆虫の系を用いる場合、第2工程では、昆虫ルシフェラーゼ、ATPおよびマグネシウムイオンを含む生物発光試薬と、第1工程で生成したD−ルシフェリンまたはD−ルシフェリン誘導体を溶液状態で接触させればよい。この時に生じる発光量を測定することにより、D−ルシフェリン量を求めることができる。発光量は、ルミノメーター、例えばルミテスター C−100、K−100、K−200、K−210(いずれもキッコーマン社製)、ルミネッセンスリーダーBLR−201(アロカ社製)、Lumat LB9501(ベルトールド社製)により測定することができる。
発光量から、D−システイン量を算出するには、予め検量線を作成しておくことが望ましい。検量線は、市販のD−システインを定量し、水もしくは緩衝液に溶解後適宜希釈したD−システイン溶液に、D−ルシフェリン前駆体、例えば2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールを加え、生成したD−ルシフェリンを生物発光試薬と反応させ、その発光量を測定することにより作成することが出来る。
【0012】
以上により、試料中のD−システイン量の測定が可能となる。なお、本発明の方法は、遊離の形で存在するD−システインの測定法のみならず、D−システイン誘導体の測定法としても有用である。ここでいう「D−システイン誘導体」とは、D−ルシフェリン前駆体と反応することによりD−ルシフェリンまたはD−ルシフェリン誘導体を生成させることができる化合物を意味する。本発明でいう「D−システイン」の概念には、D−システイン誘導体も含まれる。
【0013】
例えば、D−ルシフェリン前駆体が2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールである場合、D−システインのカルボキシル基は、第2工程が実施可能であればどのように修飾されていてもよい。この場合、D−システイン誘導体とは、例えば、N末端にD−システイン残基を有するポリペプチド鎖である。そのようなポリペプチド鎖は、2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールと反応することにより、D−ルシフェリン誘導体(D−ルシフェリンのカルボキシル基の部分が、ペプチド結合を介してポリペプチド鎖と結合している化合物)を生成することができる。該D−ルシフェリン誘導体を測定するときは、プロテアーゼ等で処理してD−ルシフェリンを遊離させ、これを測定すればよい。
D−システイン誘導体の測定も可能であることから、本発明は、生体を構成する高分子(例えばタンパク質)中のD−システイン量、生体組織(例えば、臓器、皮膚、毛髪)中のD−システイン量の測定法として、特に有用である。
【0014】
3.D−システインの測定用試薬について
本発明のD−システインの測定用試薬は、D−ルシフェリン前駆体を含むことを特徴とする。D−ルシフェリン前駆体としては、2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール、2−シアノ−6−O−β−D−ガラクトシルベンゾチアゾールなどが挙げられる。該測定用試薬は、D−ルシフェリン前駆体の他に、反応促進や試薬の保存性向上のために通常使用される成分、例えば、緩衝剤、キレート剤、塩類、界面活性剤等を含んでいてもよい。試薬の形態は溶液状態、凍結状態、乾燥状態のいずれであってもよいが、溶液状態でD−システインと反応可能な形態であることが好ましい。
【0015】
また、本発明の測定用試薬は、D−ルシフェリン前駆体および生物発光試薬からなるものであってもよい。この場合、D−ルシフェリン前駆体および生物発光試薬とは、分けて保存されていてもよく、また混合状態であってもよい。
本発明の測定用試薬を用いることにより、上記したD−システインの測定法を好適に実施することができる。
D−システインの測定用試薬が2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール溶液であり、かつ生成したD−ルシフェリンを測定する方法が、ホタルルシフェラーゼ、ATPおよびマグネシウムイオンを含む生物発光試薬を用いる方法である場合、本発明の測定法は、以下のように実施することができる。
まず、第1工程として、D−システインを含むと思われる試料に、D−システインの測定用試薬を添加する。D−システインと2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールと反応し、D−ルシフェリンが生成する。次いで、第2工程として、試料に生物発光試薬を添加し、生じた発光量をルミノメーターにより測定する。予め作成した検量線により、発光量から試料中のD−システイン量を算出する。
【0016】
【実施例】
以下実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例では、試料として濃度既知のD−システイン溶液、D−システイン量の測定用試薬として2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール溶液を使用した。また、生成したD−ルシフェリンの測定法として、ホタルルシフェラーゼ、ATPおよびマグネシウムイオンを含む生物発光試薬を用いる方法を採用した。
【0017】
[2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールの合成]
2−シアノ−6−メトキシベンゾチアゾール(シグマ社製)0.48 gと塩化ピリジニウム(和光純薬工業社製)1.0 gを混合したものを、窒素ガスを封入した金属製チューブ内に入れ、密閉した。このチューブを200 ℃で45分間加熱した。その後、炭酸水素ナトリウム(和光純薬工業社製)の飽和水溶液を加え、PHを7に合わせ、析出した沈澱を濾紙で分離した。得られた沈澱は水で洗った後、減圧乾固させた。このようにして得られた粉末を、1 mlのジクロロメタンに溶解後、シリカゲルカラムに添加し、ジクロロメタンでクロマトを行った。2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールの画分は分取した後、エバポレータで濃縮乾固させた。これにより、約0.4gの2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールを取得した。
【0018】
[試薬の調製]D−システイン量を測定するため、以下の試薬を調製した。
(1)D−システイン量の測定用試薬(2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール溶液)
2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール1 mgを1 mlのエタノールに溶解させた。
(2)0.2 M炭酸カリウム溶液
(3)活性測定用緩衝液
50 mM HEPES 緩衝液(pH 7.8)
0.3 M MgSO4
(4)ルシフェラーゼ、ATP溶液
50 mM HEPES 緩衝液(pH 7.8)
40 mM ATP
10 mg/ml ゲンジボタルルシフェラーゼ
(5)試料(D−システイン溶液)
D−システイン(和光純薬社製)を純水に溶解させ、各種濃度(50μM、100μM、1mM、10mM)のD−システイン溶液を調製した。
【0019】
[D−システイン量の測定]
10マイクロリットルの2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾール溶液に、80μlの0.2 M炭酸カリウム溶液と10μlのD−システイン溶液を加え、30℃で10分間反応させた。本反応液10μlに活性測定用緩衝液90μlを加え、さらにルシフェラーゼ、ATP緩衝液100μlを添加し、ルミネッセンスリーダー(アロカ社製)で発光量を20秒間測定した。なお、反応液は必要に応じ活性測定用緩衝液で希釈したうえで、同様の測定を行った。結果を図1に示した。図1の横軸は試料中のD−システイン濃度を、縦軸はルミネッセンスリーダーで測定された発光量を示す。
図1より、D−システイン濃度と発光量とは直線性を有することが明らかである。本発明の測定法および測定用試薬により、精度良くD−システイン量を求めることができることが確認された。
【0020】
【発明の効果】
本発明により、簡便かつ高感度なD−システインの測定法およびD−システインの測定用試薬が提供された。本発明は、試料中に遊離の形で存在するD−システインのみならず、D−システイン誘導体の測定法、例えば生体由来のタンパク質中のD−システイン残基の測定法として利用可能である。
【0021】
本発明はバイオテクノロジー、臨床検査、医学等の分野において非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における、試料中のD−システイン濃度と発光量との関係を示す図
Claims (6)
- 以下の工程を含むことを特徴とする、試料中のD−システインの測定法。
(1)D−システインをD−ルシフェリン前駆体と反応させて、D−ルシフェリンまたはD−ルシフェリン誘導体を生成させる第1工程。
(2)生成したD−ルシフェリンまたはその誘導体の量を測定することにより、D−システイン量を測定する第2工程。 - D−ルシフェリン前駆体が、2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールまたは2−シアノ−6−O−β−D−ガラクトシルベンゾチアゾールである、請求項1記載のD−システインの測定法。
- 生成したD−ルシフェリンまたはその誘導体の量を測定する方法が、D−ルシフェリンまたはその誘導体と、生物発光試薬とを反応させて生じた発光量を測定する方法である、請求項1または2記載のD−システインの測定法。
- 以下の工程を含むことを特徴とするD−システインの測定法。
(1)D−システインを2−シアノ−6−ヒドロキシベンゾチアゾールと反応させて、D−ルシフェリンを生成させる第1工程。
(2)生成したD−ルシフェリンを、ルシフェラーゼ、ATPおよびマグネシウムイオンと反応させて生じた発光量を測定することにより、D−システイン量を算出する第2工程。 - D−ルシフェリン前駆体を含むことを特徴とする、D−システインの測定用試薬。
- D−ルシフェリン前駆体および生物発光試薬からなるD−システインの測定用試薬。
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