JP3616537B2 - 印刷装置の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置上で動作するアプリケーション・ソフトウェアで作成された原稿データを印刷装置に伝送するための印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平11−16496号公報には、複写機やプリンタのような画像形成装置において、印刷枚数を節約するため、複数枚の原稿を一枚の用紙に集約して印刷する方式が提案されている。この方式では、原稿データが強制的に縮小されたり余白が削除されたりするので、原稿のフォーマットを保証できないという不便がある。
【0003】
特開平9−1870号公報および特開平10−248009号公報には、複数頁の原稿データを縮小することなく一枚の用紙に集約印刷するようになった印刷装置および制御装置が記載されている。この装置は、小さなサイズの原稿データを蓄積することにより、複数頁の原稿データを一枚の用紙に印刷するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術の問題点は、アプリケーション・ソフトウェアは印刷装置がサポートしている用紙サイズでしか原稿を作成することができないということである。このため、集約印刷を行うためには既存のアプリケーション・ソフトウェア又は印刷装置プログラムを改変しなければならない。
本発明の目的は、アプリケーション・ソフトウェアおよび印刷装置プログラムを変更することなく、複数頁の原稿を一枚の用紙に集約印刷することの可能な印刷制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報処理装置上で動作するアプリケーション・ソフトウェアで作成された原稿データを印刷装置に印刷させるための印刷制御装置を提供するもので、この制御装置は、印刷装置の印刷可能な用紙サイズおよび前記印刷可能用紙サイズよりも小さな用紙サイズを印刷装置の取扱可能用紙サイズとしてアプリケーション・ソフトウェアに提示する能力提示手段と、アプリケーション・ソフトウェアから送られた原稿データと前記能力提示手段が提示した取扱可能用紙サイズとを比較し、前記原稿データの用紙サイズが前記印刷可能用紙サイズよりも小さいときに複数頁の原稿データを1頁に集約するページ管理手段と、前記ページ管理手段の原稿データを印刷装置が印刷可能な印刷データに変換する描画手段、とを備えていることを特徴とするものである。
【0006】
好ましい実施態様においては、描画手段は、アプリケーション・ソフトウェアから送られた原稿データを印刷装置が印刷可能な印刷データに変換する際に、絶対座標データに移動量を強制的に付加することにより複数頁の原稿データを1頁に集約する。
【0007】
このように、本発明の印刷制御装置においては、能力提示手段は印刷装置の印刷可能な用紙サイズよりも小さな用紙サイズを印刷装置の取扱可能用紙サイズとしてアプリケーション・ソフトウェアに提示するので、アプリケーション・ソフトウェアは、必要に応じ、印刷装置の印刷可能な用紙サイズよりも小さな用紙サイズの原稿データを作成することができる。ページ管理手段は、こうしてアプリケーション・ソフトウェアが作成した印刷可能用紙サイズよりも小さな用紙サイズの複数頁の原稿データを1頁に集約し、印刷装置に送る。
従って、本発明によれば、アプリケーション・ソフトウェアおよび印刷装置を変更・改変することなく、複数頁の原稿を一枚の用紙に集約印刷することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の印刷制御装置を備えた情報処理装置を示す。図1を参照するに、情報処理装置10はパーソナルコンピュータ12からなり、このコンピュータ上でオペレーティングシステム(OS)14およびアプリケーション・ソフトウェア(以下、アプリケーションと略称)16が動作するようになっている。情報処理装置10は印刷装置18に接続されている。
情報処理装置10は、OS14を経由してアプリケーション16から受け取った原稿データを格納すると共に、印刷装置18へ送るための印刷データを格納するための、データ受渡用のメモリ20を有する。
【0009】
情報処理装置10は、更に、アプリケーション16から送られた印刷データを印刷装置18が扱うことの可能な印刷データ言語に変換する印刷制御装置22を有する。印刷制御装置22は、能力提示部24とページ管理部26と描画部28を有する。印刷制御装置22の能力提示部24、ページ管理部26、および描画部28はコンピュータ上で動作するプログラムにより実現される。
【0010】
印刷制御装置22の能力提示部24は、印刷装置18の印刷可能な用紙サイズおよびこの印刷可能用紙サイズよりも小さな用紙サイズを印刷装置18の取扱可能用紙サイズとしてアプリケーション16に提示する。
ページ管理部26は、アプリケーション16から送られた原稿データと能力提示部24が提示した取扱可能用紙サイズとを比較し、原稿データの用紙サイズが印刷可能用紙サイズよりも小さいときに複数頁の原稿データを1頁に集約する。描画部28は、ページ管理部26の原稿データを印刷装置18が印刷可能な印刷データに変換する。描画部28は、この変換の際に、絶対座標データに移動量を強制的に付加しながら複数ページを1ページに加工する。
【0011】
次に、図2のフローチャートを併せて参照しながら、この情報処理装置10およびその印刷制御装置22の動作の一態様を説明する。
先ず、アプリケーション16からOS14を経由して印刷装置18が印刷可能な用紙サイズの問い合わせが来ると、能力提示部24は、予め設定された印刷可能最小用紙サイズよりも小さな幾つかの用紙サイズも取扱可能であることをアプリケーション16に提示する(ステップS101)。
アプリケーション16ではユーザは能力提示部24から提示された取扱可能用紙サイズの中からサイズを選択して原稿を作成する。作成された原稿データ(図1に参照番号30で示す)はメモリ20を介して印刷制御装置22へ渡される。
【0012】
印刷制御装置22のページ管理部26は、アプリケーション16から送られた原稿の用紙サイズと印刷装置18が取扱可能な最小用紙サイズとを比較し(ステップS102)、印刷装置18が取扱可能な用紙サイズの原稿の場合には原稿の配置はそのまゝとすると共に、メモリ20に貯えるページ数も1ページ1枚で設定する(ステップS107)。
ユーザが選択した用紙サイズが印刷装置18が取扱うことができないような小さなサイズの場合(例えば、印刷装置が取扱可能な最小用紙サイズがA5であるのに対して、原稿サイズがA6の場合)には、最小用紙サイズに達するサイズになるように複数枚の原稿データを貯えるため、この1枚に貯えるページ数と各々のページの配置を設定する(ステップS103)。
1枚に貯えるべきページ数および各ページの配置は、印刷装置18が取扱い可能な最小用紙サイズと原稿サイズとの関係に基づいてページ管理部26が自動的に判断して設定する構成とするか、オペレータが指定した内容に応じてページ管理部26で設定する構成とする。また、1枚に貯えるページの内容は、同一ページを複数コピーして貯えたものを配置させるか、連続した異なるページを貯えたものを配置させるかにより、貯えたページが印刷装置18が取扱うことの可能な最小用紙サイズに達するようにする。印刷用紙32への配置の一例を図1に示す。
【0013】
描画部28は、ページ管理部26が設定した配置に従ってアプリケーションからメモリ20を介して送られた原稿データの座標を補正し、プリンタコマンドに変換するなどの描画処理をし(ステップS104)、メモリ20に貯える。
【0014】
ページ管理部26は、原稿が全ページ終了したならば(ステップS105)、メモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS106)。
原稿データがまだある場合には、貯えるページ数に達しているか否かをチェックする(ステップS108)。ページ数に達している場合にはメモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS109)。達していなければ次ページが別の位置に配置されるように描画処理(ステップS104)へ進む。
【0015】
以上により、印刷装置18が取扱うことの可能な最小用紙サイズよりも小さなサイズの原稿でも、アプリケーションおよび印刷装置のいづれにも手を加えることなく印刷することが可能となる。
【0016】
次に、図3のフローチャートおよび図1を参照しながら、情報処理装置10の他の動作態様を説明する。この例では、印刷装置18は例えば7インチ〜15インチ(17.8cm〜38.1cm)の用紙長の連続用紙をサポートするものとし、印刷装置のこの最小用紙長の1/2に相当する3.5インチ(8.9cm)からサポートするように集約印刷する動作を説明する。
先ず、能力提示部24は、アプリケーションに対して3.5インチ〜15インチの用紙長を印刷装置のサポート対象範囲として提示する(ステップS201)。そうすると、アプリケーションから3.5インチ〜15インチの用紙長で編集された原稿が渡されて来るので、この用紙長が印刷装置のサポートしている最小用紙長の7インチより小さいか否かをチェックする(ステップS202)。大きければ、原稿データ通りに描画処理を行い(ステップS203)、1ページの原稿データを処理すると改ページし(ステップS204)、全ページ終了するまでこれを繰り返す(ステップS205)。
【0017】
7インチよりも小さい場合は、サポート範囲が最小用紙長の1/2からであるので、7インチ未満の用紙長での配置は全て奇数ページなら用紙の上半分、偶数ページなら下半分に並べ、印刷装置18には2倍の用紙長にして送信する(ステップS206)。
描画座標原点がアプリケーションおよび印刷装置ともに左上角で同じであるならば、奇数ページに関しては(ステップS207)、原稿データ通りに描画処理を行えば、用紙の上半分に描画される(ステップS208)。但し、1ページの用紙に偶数ページとペアで印刷させるため、最終ページ(ステップS209)でなければ改ページせずに奇数ページの描画データをメモリに貯え、偶数ページの処理に進む。
最終ページであれば他の原稿と混在させないためにも偶数ページとペアでなくとも改ページし(ステップS210)、処理を終了する。
偶数ページであるならば(ステップS207)、奇数ページと重ならないように用紙の下半分に描画しなければならないので、原稿データのY座標に用紙長分加算して描画処理し(ステップS211)、メモリに貯えている奇数ページと同一ページにして改ページする(ステップS212)。もし最終ページでなければ(ステップS213)、偶数ページの処理に進み、最終ページならば処理を終了する。
【0018】
図3のフローチャートの処理による印刷結果を図4に示す。図4(a)は、アプリケーションから送られた4インチの原稿30のページ2枚分のデータと、用紙32への印刷結果を示す。図4(a)に示したように、8インチの印刷用紙1枚に対して4インチのページが2ページ上下に並べて印刷されている。1ページ目の原稿「A」は、奇数ページなので、アプリケーションから送られたデータをそのまま描画することで、用紙の上半分に描画してある。2ページ目の原稿「B」は、偶数ページなので、アプリケーションから送られたY座標を用紙長の4インチ分下にずらして処理することで用紙の下半分に描画してある。
図4(b)は、アプリケーションから送られた4インチの原稿30のデータが原稿ページ3枚分の場合の用紙32への印刷結果を示す。8インチの2枚の用紙32に対して4インチのページの原稿「A」〜「C」が3ページまとめて印刷されている。最後のページは奇数ページで終わっているので、用紙の下半分を空白にしたまま改ページしてある。
【0019】
次に、図5および図6を参照しながら、印刷可能範囲に満たない用紙のフォームデータを考慮した印刷態様を説明する。図6のフローチャートを参照するに、先ず、能力提示部24は印刷装置18の取扱可能最小用紙サイズよりも小さなサイズをアプリケーション16に提示し(ステップS301)、アプリケーションでは能力提示部24から提示された取扱可能用紙サイズの中から用紙を選択して原稿を作成する。
この原稿の全ページに特定の印刷データ(フォームデータ)を付加させたい場合は、原稿を作成する前にフォームデータ34(図5)を予め作成しておき、制御装置22に登録しておく。
アプリケーションが作成した原稿はメモリ20を介して制御装置22へ送られる。図5の記号34Aは、アプリケーションで作成した1ページ分のフォームデータ34の具体例を表し、参照番号30Aはアプリケーションで作成した最小用紙サイズよりも小さい原稿4ページ分の具体例を表す。
【0020】
ページ管理部26は、アプリケーション16から送られた原稿の用紙サイズと印刷装置18が取扱可能な最小用紙サイズとを比較し(ステップS302)、印刷装置18が取扱可能な用紙サイズの原稿の場合には原稿の配置はそのまゝとすると共に、メモリ20に貯えるページ数も1ページ1枚で設定する(ステップS311)。
印刷装置18が取扱うことができないような小さなサイズの原稿の場合には、最小用紙サイズに達するサイズになるように複数枚の原稿データを貯えるため、この1枚に貯えるページ数と各々のページの配置を設定する(ステップS303)。
【0021】
原稿にフォームデータを付加する場合には(ステップS304)、描画部28は、予め渡されていたフォームデータ34の座標をページ管理部26が設定した配置に従って補正し、プリンタコマンドに変換するなどの描画処理をし(ステップS305)、メモリ20に貯える。これを設定ページ分繰り返す(ステップS306)。つまり、1枚の用紙に、設定するページ分だけフォームデータが並んで配置されるようにフォームデータを再加工して、この複数ページ分のフォームデータを1ページ分のフォームデータとして、印刷装置18に送信する(ステップS307)。なお、印刷装置18は、フォームデータを1ページ分受信すれば、以後の全ページに対してフォームデータを付加するフォーム付加機能を有する。
【0022】
描画部28は、ページ管理部26が設定した配置に従ってアプリケーションからメモリ20を介して送られた原稿データの座標を補正し、プリンタコマンドに変換するなどの描画処理をし(ステップS308)、メモリ20に貯える。
ページ管理部26は、原稿が全ページ終了したならば(ステップS309)、メモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS310)。まだ原稿データがあるのならば、貯えるページ数に達しているか否かをチェックする(ステップS312)。
ページ数に達している場合にはメモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS313)。達していなければ次ページが別の位置に配置されるように描画処理(ステップS308)へ進む。
【0023】
図5は、ページ管理部26が2ページ分のデータを1枚にまとめて最小用紙サイズよりも大きい用紙サイズに集約する一例を示すもので、1ページしかないフォームデータ34Aをコピーして2ページにして上下に並べ、以後は4ページの原稿30Aを2ページずつ上下にまとめた2枚の原稿32Aとして印刷装置18に送信する。
その結果、印刷装置18は、原稿データにフォームデータ34Aが付加された2枚の印刷物36を出力する。
以上により、フォームデータが伴った場合でも、印刷装置が取扱い可能な最小ページ長より小さいサイズの用紙に印刷することが可能となる。
【0024】
次に、図7のフローチャートを参照しながら、印刷可能範囲に満たない用紙の両面印刷を考慮した印刷態様を説明する。
図2のフローチャートに基づいて前述した実施例と同様に、アプリケーション16からOS14を経由して印刷装置18が印刷可能な用紙サイズの問い合わせが来ると、能力提示部24は、予め設定された印刷可能最小用紙サイズよりも小さな幾つかの用紙サイズも取扱可能であることをアプリケーション16に提示する(ステップS401)。
アプリケーション16では能力提示部24から提示された取扱可能用紙サイズの中からサイズを選択して原稿を作成し、作成した原稿はメモリ20を介して印刷制御装置22へ送られる。
【0025】
ページ管理部26は、アプリケーション16から送られた原稿の用紙サイズと印刷装置18が取扱可能な最小用紙サイズとを比較し(ステップS402)、印刷装置18が取扱可能な用紙サイズの原稿の場合には原稿の配置はそのまゝとすると共に、メモリ20に貯えるページ数も1ページ1枚で設定する(ステップS407)。
原稿30が印刷装置18が取扱うことができないような小さなサイズの場合には、最小用紙サイズに達するサイズになるように複数枚の原稿データを貯えるため、この1枚に貯えるページ数と各々のページの配置を設定する(ステップS403)。
1枚に貯えるべきページ数および各ページの配置は、印刷装置18が取扱い可能な最小用紙サイズと原稿サイズとの関係に基づいてページ管理部26が自動的に両面分の配分を判断して設定する構成とするか、オペレータが表面と裏面を各々設定した内容に応じてページ管理部26で設定する構成とする。また、1枚に貯えるページの内容は、同一ページを複数コピーして貯えたものを配置させるか、連続した異なるページを貯えたものを配置させるかにより、貯えたページが印刷装置18が取扱うことの可能な最小用紙サイズに達するようにする。
【0026】
描画部28は、ページ管理部26が設定した配置に従ってアプリケーションからメモリ20を介して送られた原稿データの座標を補正し、プリンタコマンドに変換するなどの描画処理をし(ステップS404)、メモリ20に貯える。
ページ管理部26は、原稿が全ページ終了したならば(ステップS405)、メモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS406)。
【0027】
原稿データがまだある場合には、片面分に貯えるページ数に達しているか否かをチェックする(ステップS408)。
片面分に貯えるページ数に達していなければ、次ページが別の位置に配置されるように描画処理(ステップS404)へ進む。
片面分に貯えるページ数に達している場合には、両面モードの表面か否かをチェックする(ステップS409)。片面モードであるか、両面モードの裏面であれば、メモリ20に貯えていた描画処理済のデータをOS14を経由して印刷装置18へ送信し、改ページする(ステップS411)。
【0028】
両面の表面であれば、裏面へ移り(ステップS410)、次ページが裏面に配置されるように描画処理(ステップS404)を行う。
このようにして、片面につき2ページ分のデータをまとめることにより、両面印刷が伴った場合でも、印刷装置が取扱い可能な最小ページ長より小さいサイズの用紙に印刷することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、アプリケーション・ソフトウェアおよび印刷装置プログラムを改変することなく、複数頁の原稿を一枚の用紙に集約し、印刷装置の扱うことの可能な最小用紙サイズよりも小さなサイズの用紙に印刷を行うことができる。
その理由は、能力提示手段が印刷装置の印刷可能な用紙サイズよりも小さな用紙サイズを取扱可能用紙サイズとしてアプリケーションに提示するので、アプリケーションでは必要に応じて印刷可能用紙サイズよりも小さな用紙サイズの原稿データを作成することができると共に、ページ管理手段はアプリケーションから送られた原稿データの用紙サイズが印刷装置の印刷可能用紙サイズよりも小さいときに複数頁の原稿データを1頁に集約した上で印刷装置にデータを送るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御装置を備えた情報処理装置の機能ブロック図である。
【図2】図1に示した制御装置の動作の一態様を示すフローチャートである。
【図3】図1に示した制御装置の動作の他の態様を示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの動作による印刷結果を示す。
【図5】図1と同様のブロック図で、フォームデータを考慮した印刷態様を示す。
【図6】フォームデータを考慮した制御動作を示すフローチャートである。
【図7】両面印刷を考慮した制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10: 情報処理装置
14: OS
16: アプリケーション・ソフト
18: 印刷装置
22: 印刷制御装置
24: 能力提示手段
26: ページ管理手段
28: 描画手段
Claims (2)
- 情報処理装置上で動作するアプリケーション・ソフトウェアで作成された原稿データを印刷装置に伝送するための印刷制御装置において:
印刷装置の印刷可能な用紙サイズおよび前記印刷可能用紙サイズよりも小さな用紙サイズを印刷装置の取扱可能用紙サイズとしてアプリケーション・ソフトウェアに提示する能力提示手段と、
アプリケーション・ソフトウェアから送られた原稿データと前記能力提示手段が提示した取扱可能用紙サイズとを比較し、前記原稿データの用紙サイズが前記印刷可能用紙サイズよりも小さいときに複数頁の原稿データを1頁に集約するページ管理手段と、
前記ページ管理手段の原稿データを印刷装置が印刷可能な印刷データに変換する描画手段、
とを備えていることを特徴とする印刷制御装置。 - 前記描画手段は、アプリケーション・ソフトウェアから送られた原稿データを印刷装置が印刷可能な印刷データに変換する際に、絶対座標データに移動量を強制的に付加することにより複数頁の原稿データを1頁に集約することを特徴とする請求項1に基づく印刷制御装置。
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