JP3616490B2 - 車両運転モード表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車など車両をモード運転試験する際に用いる車両運転モード表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車のモード運転試験は、一般に、次のようにして行われている。すなわち、図3に示すように、シャシダイナモメータ1のローラ2に例えば後輪3を保持させた自動車4の運転席に座ったテストドライバー(図外)が、リモートコントロールスイッチ5を操作してスタート信号を、試験装置全体を制御する機能を備えた例えばコンピュータなどのデータ処理装置6に送る。これによって、データ処理装置6は、自動車4の外方前方の適宜位置に設けられた車両運転モード表示装置(ドライバーズエイドともいう)7にスタート信号を送るとともに、データ採取を開始する。そして、テストドライバーは、車両運転モード表示装置7の表示画面7A上に表示される走行速度パターン8が示す速度に合うように自動車4の運転を行い、そのときに採取されるデータに基づいて分析を行うのである。
【0003】
そして、図3において、9は現在の車速を表すポインタ、11はデータ処理装置6からの指令にしたがってシャシダイナモメータ1を制御するダイナモコントローラ、12は自動車4のエンジンから排出される排ガスを分析する排ガス分析装置で、その出力はデータ処理装置6に入力される。
【0004】
また、自動車4における速度、エンジン回転数、走行距離、エンジンブースト圧(マニホールド負圧)などの自動車に関するデータや、試験時における大気圧、周囲温度、湿度などの試験条件に関するデータなど所謂汎用データについては、それぞれ自動車4に設けられた各種のセンサ(図示してない)や、圧力計、温度計、湿度計などの計測器によって測定され、それらの汎用データは、インタフェース13を介してデータ処理装置6に入力されるが、従来においては、車両運転モード表示装置7に表示させるのではなく、これの近傍に別体で設けられる複数の表示部14a〜14d(図示例では4つしか示してない)を有するデータ表示装置14に適宜表示するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の車両運転モード表示装置7の表示では、テストドライバーはテスト走行の全工程のうち現在どの地点を走行しているのかを認識することができず、車両の 運転速度が表示画面7A上に表示される走行速度パターン8で示す速度に合うようにテスト走行運転を続けねばならないので、テストドライバーは試験走行運転を今後どれぐらい続ける必要があるのかが気になって、精神的に疲れることがあった。とりわけ、単調な試験走行運転を一定回数繰り返す場合には、走行している地点をテストドライバーに確実に認識させることが困難であった。
【0006】
この発明は、上述の事柄を考慮に入れてなされたものであって、その目的とするところは、車両運転モード表示装置の表示内容を合理的かつ使い勝手よく表示することにより、現在の走行位置を認識しやすくしてテストドライバーの疲労を最小限に抑えることができる車両運転モード表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、車両の運転速度を合わせるようにするためのモード運転の走行速度パターンを表示するようにした表示画面を有する車両運転モード表示装置において、前記表示画面に、テスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示す全走行速度データとテスト走行の全工程のうちの現在の走行位置を前記走行速度パターンと並列的に同時に表示する全走行速度データ表示部を設けたことを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、コンピュータなどのデータ処理装置に記憶されたテスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示す全走行速度データおよびテスト走行の全工程のうちの現在の走行位置を、ソフトウェア的にモード運転の走行速度パターンと同一画面内に並列的に同時に表示させるので、テスト走行の全工程と現在の走行位置を合理的かつ見やすく、ハードウェアコストを抑えて表示することができる。したがって、テストドライバーはテスト走行の全工程のうちどの地点を走行しているのかを明確に理解でき、精神的な疲れをさほど感じることなくテスト走行運転を続行することができる。
【0009】
前記全走行速度データ表示部内の、既に走行し終えた走行速度データ部分を表示する表示部の色を、未走行の走行速度データ部分を表示する表示部の色と異ならせることにより、前記現在の走行位置を表示するように構成する場合には、テストドライバーは全走行速度データ表示部に目を移すまでもなく、現在走行しているおおよその位置を認知できるので、より使い勝手がよい。なお、表示する色の設定は各ユーザが任意に設定するものである。
【0010】
さらに、モード運転の走行速度パターンを表示する表示部と全走行速度データ表示部の大きさ及び配置関係を任意に設定変更可能に構成する場合には、ユーザであるテストドライバーごとに最適の見やすい画面に任意に設定変更して用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1および図2は、この発明の一つの実施の形態を示すもので、まず、図2において、15はこの発明の車両運転モード表示装置である。この車両運転モード表示装置15が従来の車両運転モード表示装置7と大きく異なる点は、その表示画面16に、走行速度パターン8のほかに全走行速度データD0
をグラフィカルに表示できるようにした点である。
【0012】
前記車両運転モード表示装置15は、データ処理装置としてのコンピュータ6からの信号によって制御されるもので、この車両運転モード表示装置15の表示画面16は、図1に示すように、走行速度パターン8を表示するためのエリア(表示部)17と、全走行速度データD0 を表示するためのエリア(表示部)18とを有している。これらのエリア17,18は固定的なものではなく、ウィンドウのドラッグ操作およびドロップ操作によって、それらの配置関係や大きさ(面積)をユーザが適宜設定することができるものであり、コンピュータ6内のRAMなどの記憶部に書替え可能に記憶される。そして、その記憶された内容はコンピュータ6におけるプログラムにより適宜設定される。
【0013】
前記全走行速度データD0 はテスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示すものであり、このグラフは色によって分けられている。例えば未走行の速度データの部分aは薄い緑に着色されており、その背景bは青である。また、既に走行済となった走行データの部分cは濃い緑に着色されており、その背景dは灰色である。この配色は明確に見分けられるものであれば任意に選択できるが、色分けによって表示することにより、テストドライバーは色が変化している部分a,cの境目が現在の走行位置Pであることを瞬時に理解でき、テスト走行の全工程のうちどの程度を終了したかを感覚的に知覚できる。
【0014】
なお、前記全走行速度データD0 の表示方法はこの実施の形態で例示したように、塗りつぶされた領域によって速度を表示するようにすることにより、速度の変化をさらに明確に示しているが、この発明はこれに限られるものではない。すなわち、全走行速度データD0 を折れ線によって表現してもよい。また、既に走行済となった部分と、未走行の部分との区別は背景b,dの色または全走行速度データa,cの色だけを変化させてもよい。
【0015】
さらに、この実施の形態においては、前記エリア17の表示内容として、走行速度パターン8のほかに、Total Time(総時間)、Phase Time(フェーズ時間)などの時間データD1 を重ねて表示するエリア19を設けている。このエリア19は本例ではエリア17の右下に重ねて表示しているが、この位置に走行速度パターンが重なった場合には、エリア19が右上に重なるように自動的に切り替えられるように構成されている。なお、このエリア19をエリア17の外側に設けてもよい。
【0016】
また、本例では図示を省略するが、様々な汎用データDの項目について表示できるように、例えば、Temp(室温)、RH(湿度)、Boost(ブースト圧)、Ref.Pres(参照圧)、Engine Rev(エンジン回転数)などの入力データをそれぞれディジタル的に表示する表示部や、Rest time(残り時間)、Total Error Time(パターンから外れて走行した時間の総計)、Distance(走行距離)などの計算によるテストデータをそれぞれディジタル的に表示する表示部や、ブースト圧およびエンジン回転数などの汎用データDをそれぞれアナログ的に表示する表示部を表示画面16内に形成してもよい。
【0017】
そして、上述した例ではウィンドウの名称やメッセージなどの全てが英語で記載されていたが、本発明はこれに限られるものではない。つまり、表示するメッセージの文字列を別途のファイルに保存することにより、ファイルを切り替えるだけで各種の国語のメッセージを表示させることができる。この場合、ユーザが英語,日本語,ドイツ語,フランス語など何れの言語を話す場合であっても、之に対応した表示を行うことにより、表示画面16をより見やすくできる。
【0018】
前記車両運転モード表示装置15の表示画面16は、LCD(液晶ディスプレイ)が用いられるが、これに限られるものではなく、CRTディスプレイであっても、また、ELD(エレクトロルミネッセンスを用いたディスプレイ)であってもよい。
【0019】
上記車両運転モード表示装置15においては、走行速度パターン8を表示するための画面16に、テスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示す全走行速度データ0テスト走行の全工程のうちの現在の走行位置を前記走行速度パターン8と並列的に同時に表示しているので、テストドライバーは試験走行運転を今後どれぐらい続ける必要があるのかなどと考えることがなく、精神的に楽に試験走行運転を行うことが出来る。さらに、テストドライバーに必要な各種の汎用データDをディジタル的またはアナログ的に表示した場合には、車両運転モード表示装置15のほかに、アナログ/ディジタルメータを設ける必要がなく、必要な汎用データを合理的かつ見やすく表示することができる。
【0020】
そして、前記表示画面16における走行速度パターン8や汎用データDの表示項目や表示形態については、コンピュータ6におけるプログラムにしたがって任意に設定できるので、ユーザの使用に最適の状態で表示項目や表示形態を設定することができ、従来に比べて使い勝手が大幅に向上するとともに、必要な項目のみを無駄なく表示でき、表示のためのハードウェアコストを低減することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、同一画面内に走行速度パターンとテスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示す全走行速度データテスト走行の全工程のうちの現在の走行位置とを並列的に同時に表示することができるので、合理的かつ見やすく表示することができるとともに、表示のために特別なハードウェアを必要としないのでコストを低減することができる。そして、テストドライバーにとって最も必要なテスト走行の全工程中の現在走行位置を見やすくなり、それを認識することでテスト走行運転時の精神的な疲れを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両運転モード表示装置の表示画面における表示状態を示す図である。
【図2】前記車両運転モード表示装置を用いた車両のモード運転試験装置の構成の一例を概略的に示す図である。
【図3】従来の車両のモード運転試験装置の構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
6…データ処理装置、8…走行速度パターン、15…表示装置、16…表示画面、18…全走行速度データ表示部、D…汎用データ、D0 …全走行速度データ、a…走行速度データ部分、c…走行速度データ部分

Claims (3)

  1. 車両の運転速度を合わせるようにするためのモード運転の走行速度パターンを表示するようにした表示画面を有する車両運転モード表示装置において、前記表示画面に、テスト走行の全工程の速度変化をグラフにして示す全走行速度データとテスト走行の全工程のうちの現在の走行位置を前記走行速度パターンと並列的に同時に表示する全走行速度データ表示部を設けたことを特徴とする車両運転モード表示装置。
  2. 全走行速度データ表示部内の、既に走行し終えた走行速度データ部分を表示する表示部の色を、未走行の走行速度データ部分を表示する表示部の色と異ならせることにより、前記現在の走行位置を表示するように構成されている請求項1に記載の車両運転モード表示装置。
  3. モード運転の走行速度パターンを表示する表示部と全走行速度データ表示部の大きさ及び配置関係は任意に設定変更可能に構成されている請求項1または2に記載の車両運転モード表示装置。
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