JP3616368B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷蔵庫の送風機取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の送風機を有する冷蔵庫の断面図である。図8に示すように、1は冷蔵庫本体であって内箱2と外箱3と発泡断熱材4によって断熱箱体を構成し、扉5と仕切り部6により貯蔵室7を形成している。8は冷却器であり、冷却器8上方には送風機9が配置されている。
【0003】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0004】
送風機9は断熱材4を発泡後、内箱2に固定用部材10と共にビスにて固定されるか、風路構成部品11に取付けられ、冷却器の上方に配置され、配線の結束を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、貯蔵室内容積の有効利用の点から、冷却器収納部のスペースは減少傾向にあり、上記従来の構成では、送風機の冷却器収納部への収納や配線の結線作業が困難となる。
【0006】
本発明は送風機の取付けを仕切部材内に行ない、発泡前にこの仕切部材を内箱に取付けて、断熱箱体と一緒に発泡し、固定される。また送風機やその他電気制御装置の配線の結束を仕切部材に備えた収納スペースで行ない、冷却器収納スペースの無効空間を減少させ、貯蔵室の容量を拡大し、使い勝手を向上させると共に作業性の良い、送風機を組込んだ仕切部材を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、仕切部材で上下に区画された上部貯蔵室および下部貯蔵室と、前記下部貯蔵室内に設けた冷却器と、前記冷却器の上部近傍に設けた送風機とよりなり、前記送風機は外周が矩形状をした軸流ファンで、前記仕切部材内の断熱部材に傾斜して支持され、前記送風機の上端は前記仕切部材の天板より上方に、下端は前記仕切部材の底板より下方に張り出して配置されたものであり、送風機と冷却器で冷却器室を構成することなく、送風機の分だけ冷却器室の占有スペースを小さくすることができ、その分貯蔵室の内容積を大きくすることができる。また、送風機周辺の構造簡素化、および送風効率、冷却効率を高めることができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、送風機は仕切部材内の奥面で立ち上がる断熱材に圧入支持されたものであり、送風機取付け作業を冷蔵庫奥面でなく、仕切部材の組み立て時に容易に行なうことができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材は内部の断熱部とそれを覆う樹脂部で形成され、前記断熱材は送風機の位置決め孔部を形成し、前記樹脂部は位置決め固定された送風機を支持する固定爪を構成したものであり、送風機を確実に固定することができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材の奥面を上方に立上げ、立上り部に下部貯蔵室への風量を制御する風量調節装置を収納したものであり、仕切部材に送風機を含めた風量調節機能を集約して簡便に精度よく組み立てることができる。
【0019】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、仕切部材の奥部を上方に立上げ、立上り部に上部貯蔵室に照射される照明装置を収納したものであり、上部貯蔵室の電気部品を集約でき、配線結線作業を一箇所でできる。
【0021】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、上部貯蔵室内奥部に冷気ダクトと前記冷気ダクトを覆う化粧カバーを備え、前記化粧カバーで送風機の前面を同時に覆ったものであり、通常使用時に送風機に手が触れることがなく、送風機への異物侵入を防止し、意匠面でもカバーできる。
【0022】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材奥面に取付けられている送風機は、その状態で、仕切部材上部から着脱可能であるものであり、仕切部材を取り外さなくても送風機のサービス交換などの着脱作業を簡単に行うことができる。
【0023】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材に送風機を取付けた後、庫内壁を形成する内箱の所定位置にとりつけ、断熱材を充填発泡したものであり、送風機の組み付けを冷蔵庫本体の下部貯蔵室内の狭い空間で行わず、仕切部材に予め組み込むことができ作業性が著しく向上する。
【0024】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、冷却器と除霜関連部品を樹脂製の保持部材に一体に組み込んで冷却ユニットを構成し、前記冷却ユニットを内箱の上部貯蔵室背面に開口された開口部に裏面より嵌め込んだ後、断熱材を発泡充填したものであり、送風機は仕切部材に予め組み込め、冷却器と除霜関連部品は予め一体化して、内箱背面の解放された空間から容易に本体に組み付けることができるため、下部貯蔵室内奥面の狭い空間での冷却機能部品の取り付け作業がなくなる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の断面図である。図2は、同実施の形態の冷蔵庫の要部斜視図である。図3は、同実施の形態の冷蔵庫の要部断面図である。
【0028】
図1において、30は冷蔵庫本体であって、樹脂製の内箱31と鋼鈑製の外箱32の間に発泡断熱材33を充填し、断熱箱体34を形成している。35は仕切部材であり、断熱箱体34を上下に仕切っている。
【0029】
36は冷蔵室であり、37は冷凍室である。冷蔵室36の前面開口部にはヒンジ式の冷蔵室扉38を形成し、冷凍室37の前面開口部には引出し式の冷凍室扉39を形成している。また、冷蔵庫本体40は冷凍室37後方に形成された冷却器室であり、冷凍室37と冷却器室40は冷却器室カバー41で仕切られている。42は冷却器であり、その下方に除霜装置43を形成している。
【0030】
図2、図3より44は送風機であり本実施の形態の場合、直流式のボックス型の軸流ファンを使用している。仕切部材35の立ち上がり部35aで送風機44がやや前方上向きに傾斜し、送風機44の下端部が冷凍室37へ導かれる冷凍室吐出通路45にかかりながら、仕切部材35内の断熱部46に圧入支持される。
【0031】
このため、送風機44はその主要部を仕切部材35の領域内に収容した構成となる。
【0032】
47は仕切部材35に一体成形された配線収納部であり、送風機44の配線や除霜装置43などの電気制御装置の配線を収納している。48は冷蔵室36内を循環した冷気が冷却器室40に戻る戻り口である。
【0033】
49は仕切部材35の外郭を形成する樹脂部であり、49aは所定位置に位置決め固定された送風機44を支持する固定爪である。49bは送風機44を支持する支持部である。50は冷蔵室36の背面に形成された化粧カバーであり、送風機44から吐出される冷気を上方に導く冷蔵室吐出通路51を内箱31との間に形成している。また52は冷蔵庫本体30の下部後方に配置した機械室であり、機械室52内には圧縮機53を備えている。
【0034】
また冷蔵庫30の高さHは1000≦H≦1200mmであり、冷凍室扉39の上面までの高さH1は500≦H1≦600mm、冷蔵庫30の幅Dは460≦D≦500mmである。そして冷凍室37後方には冷却器42、除霜装置43を配置し、軸流ファン44の中心軸は仕切部材35内に配置されている。
【0035】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0036】
内箱31を上下に仕切る仕切部材35は後方に備えた立ち上がり部35aに設けた挿入部に送風機44を圧入し、支持する。この時送風機44は軸流ファンであり、その外周部には緩衝材を巻いて挿入部間の隙を詰めている。そして、圧入支持された送風機44は固定爪49aで外れないよう固定される。固定爪49aを解除すれば、仕切部材35から独立して送風機44を上方に取除くことができ送風機44の故障時などサービス性に優れている。
【0037】
また圧入時の、送風機44の挿入不足に対して送風機44の支持される傾きと同一傾斜面を立ち上がり部35aで形成しているので開口部の一辺を位置決めとしている。また、上端の固定爪49aは、運搬時の送風機41のずれを防止している。
【0038】
そして断熱箱体34の組み立て工程では、送風機44を取付けた状態で仕切部材35を内箱31の所定位置に仮固定し、外箱32と内箱31間に発泡断熱材33を充填し、仕切部材35の側部に当たる内箱31の部分から断熱材を漏らすことで仕切部材35は所定位置に固定される。また送風機44の配線は冷却器室40内で収納されず、仕切部材35の上面に備えた配線収納部47内に収納される。
【0039】
このように仕切部材35内に送風機44を取付けることで、冷蔵庫の機種に係わらず常に取付け作業姿勢は変わらないので、ロスを低減し作業品質を高めることができる。また成形メーカーから仕切部材35を納入する際に、送風機44を組み込んだ状態で納入すれば、さらに工数を低減することができる。
【0040】
そして各組み立て工程を経て、図1に示すような冷蔵庫30が完成する。冷却器42で冷却されて生じた冷気は、送風機44の強制通風作用によって冷蔵室36と冷凍室37に風量が分配される。吐出された冷気は冷蔵室36、冷凍室37を冷却した後、下部後方に備えられた冷気吸入口(図示しない)から冷却器42に戻る。
【0041】
送風機44は仕切部材35の樹脂部49を形成する底板49cより下方、天板49dより上方に張り出して配置し、立ち上がり部35aに沿って上向きに傾斜し、外周が矩形状をした送風機44の上部と両側部は断熱部46で支持し、下部は支持部49bで支持されている。
【0042】
このように送風機44には小型で風量の安定した軸流ファンを採用しているので、仕切部材35内に収納して一体に組立てることができる。また冷蔵庫高さが1000≦H≦1200、幅Dが460≦D≦500mmのような小型冷蔵庫で、ボトムフリーザータイプの場合、冷凍室高さH1は500≦H1≦600mmであり、このようなタイプにおいては、冷凍室37後方に送風機44、冷却器42、除霜装置43を収納することは作業的に困難であり、また収納できる構成にすれば、すべての機能部品をさらに小型化する必要があり、それでは冷却性能を確保することができなくなる。
【0043】
そのため、送風機44を仕切部材35内に収納して、冷却器42で生成した冷気が送風機44を介して冷蔵室吐出通路51に連通する風路抵抗が小さくなるように送風機44を前方上向きに配置しているので、冷蔵室36への風量を得ることができ冷却性能を確保できる。
【0044】
なお、送風機44を水平に配置すれば、仕切部材35が収納支持される立ち上がり部35a形状を水平形状にすることができ、冷蔵室36の内容積を増加することができる。また、冷却器42から送風機44を介して冷蔵室吐出通路51までの風路が一直線に連通することになり、風路抵抗が低減し冷却効率を高めることができる。
【0045】
また、送風機44は仕切部材35の奥面に取付ける構成としたため、冷却器42の上方に位置し、特別な風路を作成する必要は無い。
【0046】
なお、本実施の形態においては送風機44の主要部を仕切部材35内に収容する構成をとることによって、仕切部材35の正面からの投影面積内に送風機44の主要部を配置する関係となり、上下の貯蔵室、冷蔵室36,冷凍室37内の領域に殆ど送風機44が突出しないかまたは最小限に留めることができ、貯蔵部分の侵食を抑えることができるが、仕切部材35を奥面の一部を残して短く形成し、残った奥面の一部を別部材として送風機44の収容に当ててもよい。
【0047】
この場合、仕切部材35内に送風機44を収容せず、仕切部材内35内に予め送風機44を組み付けておくことにはならないが、例えば上記奥面の別部材に送風機だけでなく、下部に冷却器42なども併せて一体化しておいて組み込むと異なる形態で組み立ての簡素化と送風機44のデッドスペース活用ができる。
【0048】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による冷蔵庫の仕切部材の斜視図である。図5は同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図である。
【0049】
仕切部材54の後方で送風機44の上部には冷蔵室ダクト55を備えている。冷蔵室ダクト55には冷蔵室36への風量を調節する風量調節装置56と、冷蔵室36内を照射する照明装置57と、冷蔵室36へ冷気が吐出される吐出口58も形成されている。59は電気配線を収納する配線収納部であり、仕切部材54と一体成形されている。また60は冷蔵室36内を区画する棚である。
【0050】
以上のように構成された仕切部材54について以下その動作を説明する。
【0051】
冷却器42で生成した冷気を送風機44で冷蔵室36や冷凍室37へ強制通風している。そして冷凍室37への冷気通路は実施の形態1と同様であるが、冷蔵室36への冷気通路は図4のように冷蔵室ダクト55内を冷気が通り、吐出口58から冷蔵室36内に冷気が吐出される。
【0052】
また冷蔵室ダクト55は、冷蔵室36内を区画する棚60の下段に位置する高さに構成され、棚60の上段、中段の背面には冷蔵室ダクト55は形成されず、冷蔵室36の内容積をアップすることができる。また冷蔵室36に設置される照明装置57、配線収納部59や風量調節装置56などを仕切部材54と冷蔵室ダクト55に集約することにより、冷蔵室36の壁面に付属部品を備えないのでさらに内容積を確保することができる。
【0053】
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3による冷蔵庫の縦断面図である。図7は同実施の形態の冷蔵庫の内箱背面からの組み立て斜視図である。
【0054】
図6,図7において、61は断熱箱体であり、内箱62,外箱63と内箱62,外箱63間に充填発泡された断熱材64で形成されている。65は送風機44の主要部を内部に収容した仕切部材である。66は樹脂製の保持板67に一体に冷却器68,除霜ヒーター69などの除霜関連部品を予め取り付けた冷却ユニットであり、70は内箱62の下部背面に開口された開口部である。
【0055】
以上のような構成において、冷却ユニット66を内箱背面の開口部70に嵌め込んで冷却器68と除霜ヒーター69を冷凍室37内の背面に設置固定する。そして、保持板67は開口部70の周縁の内箱とラップシールされる。次に、送風機44を収容した仕切部材65が内箱62の室内側から挿入されて所定位置に固定される。
【0056】
その後、内箱62と外箱63の間の空間に断熱材64が注入発泡されて断熱箱体61が完成される。なお、冷却ユニット66と仕切部材65の組み立て順序は逆にしても構わない。
【0057】
このように、冷却ユニット66と仕切部材65が断熱材64の発泡前に別途予め組み立てておけるため、冷却器68や除霜ヒーター69及び送風機44の冷却機能関連部品の本体への組み付け作業が簡素化でき、さらに精度よく管理できるため、断熱箱体全体の組み立て品質を著しく高めることができ、作業工数の低減による製造コストの低減も併せて図ることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の発明は、仕切部材で上下に区画された上部貯蔵室および下部貯蔵室と、前記下部貯蔵室内に設けた冷却器と、前記冷却器の上部近傍に設けた送風機とよりなり、前記送風機は外周が矩形状をした軸流ファンで、前記仕切部材内の断熱部材に傾斜して支持され、前記送風機の上端は前記仕切部材の天板より上方に、下端は前記仕切部材の底板より下方に張り出して配置されたので、送風機の分だけ冷却器室の占有スペースを小さくすることができ、その分貯蔵室の内容積を拡大することができる。また、送風機周辺の構造簡素化、および送風効率、冷却効率を高めることができる。
【0066】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、送風機は仕切部材内の奥面で立ち上がる断熱材に圧入支持されたので、送風機取付け作業を、仕切部材の組み立て時に容易に行なうことができる。
【0068】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材は内部の断熱部とそれを覆う樹脂部で形成され、前記断熱材は送風機の位置決め孔部を形成し、前記樹脂部は位置決め固定された送風機を支持する固定爪を構成したので、送風機を確実に固定することができる。
【0069】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材の奥面を上方に立上げ、立上り部に下部貯蔵室への風量を制御する風量調節装置を収納したので、仕切部材に送風機を含めた風量調節機能を集約して簡便に精度よく組み立てることができる。
【0070】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、仕切部材の奥部を上方に立上げ、立上り部に上部貯蔵室に照射される照明装置を収納したので、上部貯蔵室の電気部品を集約でき、配線結線作業を簡素化できる。
【0072】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、上部貯蔵室内奥部に冷気ダクトと前記冷気ダクトを覆う化粧カバーを備え、前記化粧カバーで送風機の前面を同時に覆ったので、通常使用時に送風機に手が触れることがなく、送風機への異物侵入を防止できる。また、意匠面でもカバーできる。
【0073】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材奥面に取付けられている送風機は、その状態で、仕切部材上部から着脱可能であるので、仕切部材を取り外さなくても送風機のサービス交換などの着脱作業を簡単に行うことができる。
【0074】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、仕切部材に送風機を取付けた後、庫内壁を形成する内箱の所定位置にとりつけ、断熱材を充填発泡したので、送風機の組み付けを冷蔵庫本体の下部貯蔵室内の狭い空間で行うことがなくなり、作業性が著しく向上して作業工数を低減でき、かつ組み立て品質も向上できる。
【0075】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、冷却器と除霜関連部品を樹脂製の保持部材に一体に組み込んで冷却ユニットを構成し、この冷却ユニットを内箱の上部貯蔵室背面に開口された開口部に裏面より嵌め込んだ後、断熱材を発泡充填したので、送風機は仕切部材に予め組み込め、冷却器と除霜関連部品は予め一体化して、内箱背面の解放された空間から容易に本体に組み付けることができるため、下部貯蔵室内奥面の狭い空間での冷却機能部品の取り付け作業がなくなり、冷蔵庫箱体の組み立て作業性が著しく向上することにより、組み立て工数を低減でき、かつ組み立て品質も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の断面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の要部斜視図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の要部断面図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施の形態2の要部斜視図
【図5】同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図
【図6】本発明による冷蔵庫の実施の形態3の冷蔵庫の縦断面図
【図7】同実施の形態の冷蔵庫の要部斜視図
【図8】従来の冷蔵庫の断面図
【符号の説明】
30 冷蔵庫本体
31,62 内箱
32,63 外箱
33,64 断熱材
35,54,65 仕切部材
35a 立ち上がり部
36 冷蔵室(上部貯蔵室)
37 冷凍室(下部貯蔵室)
42,68 冷却器
44 送風機
47 配線収納部
50 化粧カバー
61 断熱箱体
66 冷却ユニット
67 保持板
69 除霜ヒーター
70 開口部

Claims (9)

  1. 仕切部材で上下に区画された上部貯蔵室および下部貯蔵室と、前記下部貯蔵室内に設けた冷却器と、前記冷却器の上部近傍に設けた送風機とよりなり、前記送風機は外周が矩形状をした軸流ファンで、前記仕切部材内の断熱部材に傾斜して支持され、前記送風機の上端は前記仕切部材の天板より上方に、下端は前記仕切部材の底板より下方に張り出して配置されたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 送風機は仕切部材内の奥面で立ち上がる断熱材に圧入支持されたことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 仕切部材は内部の断熱部とそれを覆う樹脂部で形成され、前記断熱材は送風機の位置決め孔部を形成し、前記樹脂部は位置決め固定された送風機を支持する固定爪を構成したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  4. 仕切部材の奥面を上方に立上げ、立上り部に下部貯蔵室への風量を制御する風量調節装置を収納したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 仕切部材の奥部を上方に立上げ、立上り部に上部貯蔵室に照射される照明装置を収納したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  6. 上部貯蔵室内奥部に冷気ダクトと前記冷気ダクトを覆う化粧カバーを備え、前記化粧カバーで送風機の前面を同時に覆ったことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  7. 仕切部材奥面に取付けられている送風機は、その状態で、前記送風機を前記仕切部材上部から着脱可能であることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  8. 仕切部材に送風機を取付けた後、庫内壁を形成する内箱の所定位置にとりつけ、断熱材を充填発泡したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  9. 冷却器と除霜関連部品を樹脂製の保持部材に一体に組み込んで冷却ユニットを構成し、前記冷却ユニットを内箱の上部貯蔵室背面に開口された開口部に裏面より嵌め込んだ後、断熱材を発泡充填したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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