JP3616337B2 - しゃり玉載置装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、しゃり玉載置装置に関するものである。すなわち、回転寿司において効率よく寿司を提供することができるように、寿司の提供に使用する搬送皿上に、直接、しゃり玉を2個ずつ載置してネタ載せ作業者に引き渡すことができるようにしているしゃり玉載置装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送用の小皿である搬送皿上に2カンのにぎり寿司を載せ、同搬送皿を店内を巡回する巡回コンベア上に載置することによって、同巡回コンベアに沿って寿司を回転させるようにし、客に好きな搬送皿を自由に取らせることにより寿司を提供することができるようにした回転寿司という形態の寿司屋が存在する。
【0003】
このような寿司屋では、1つの搬送皿上に、通常、2カンしか寿司を載せていないため、1つの搬送皿の寿司を食べきるまでの時間が短く、従って、客は短時間のうちに多くの皿を取って寿司を食することとなり、巡回コンベア上の搬送皿の減少が激しく、搬送皿の減少に対応させながら所用の寿司を載せた搬送皿を絶えず補給する必要があった。
【0004】
そのため、寿司職人がいちいち寿司を握っていたのでは間に合わないため、最近では、しゃり玉を自動的に成形するしゃり玉成形装置が用いられており、あらかじめ、同しゃり玉成形装置によってしゃり玉を自動的に成形し、所用の一次蓄積トレイなどに収容しておくようにしている。
【0005】
そして、しゃり玉が必要となったときに一次蓄積トレイからしゃり玉を取出してわさび付けを行い、適宜の寿司ネタを載置して搬送皿に並べ、その搬送皿を巡回コンベア上に載置して供給を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように、しゃり玉成形装置で成形されたしゃり玉を、一旦、一次蓄積トレイなどに収容しておき、必要となった時点で同一次蓄積トレイからしゃり玉を取り出すとともに、寿司ネタを載せ、搬送皿に載置する作業を一人の作業者が全て行うと、作業時間の短縮が困難であり、生産効率をさらに向上させることが困難であった。
【0007】
一方、しゃり玉の一次蓄積トレイから搬送皿への載せ変え作業と、搬送皿上のしゃり玉へのネタ載せ作業を別々の作業者が分担して行った場合、ネタ載せ作業の方が作業時間を要するため、しゃり玉を一次蓄積トレイから搬送皿に載せ変える載せ変え作業を、ネタ載せ作業者の処理速度に合わせて作業を行わなければ、ネタ載せ前の搬送皿が調理場を占領することによって、かえって作業スペースが狭まることによって作業効率が低下するという問題があった。特に、この場合、載せ変え作業者の作業能力は、ネタ載せ作業者の処理速度に抑制されるため、この点でも作業効率を低下させることとなっていた。
【0008】
そこで、本願発明者は、自動的にしゃり玉を搬送皿に載置するしゃり玉載置装置を提供することによって作業効率を高めるべく開発を行い、本願発明をなすに至ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明のしゃり玉載置装置は、蓄積された搬送皿を1枚ずつ取出して送給し、送給された搬送皿にしゃり玉形状に成形されたしゃり玉を載置するようにしたしゃり玉載置装置において、しゃり玉載置された搬送皿を、同搬送皿上のしゃり玉に寿司ネタを被着させるネタ載せ作業者のところまで送給するコンベアを有し、同コンベアの所用位置に配設したストッパによって搬送皿の移動を停止して、当該コンベア上に搬送皿を蓄積するようにした搬送皿送給兼蓄積部を具備しているものである。
【0010】
特に、前記コンベアは、搬送皿下端と当接して搬送皿を送給する搬送体を具備しており、同搬送体は、その表面の摩擦係数を小さくし、前記ストッパによって搬送皿の移動が停止された場合、搬送体表面に対して搬送皿下端を滑らせるようにしていることにも特徴を有するものである。
【0011】
さらに、以下の点にも特徴を有するものである。すなわち、
▲1▼搬送皿は、同搬送皿を上下方向に積重させて支持した複数の支持枠を設けた搬送皿供給部から1枚ずつ取出して送給するようにしていること。
▲2▼支持枠ごとに種類の異なる搬送皿を積重し、支持枠を切り替えることによって所用の種類の搬送皿を取出するようにしていること。
▲3▼支持枠下端には搬送皿を送通させる送通開口を設けるとともに、同送通開口の周面に進退自在な係止爪を配設し、同係止爪によって上下方向に積重した搬送皿の最下層の搬送皿を係止するようにしていること。
▲4▼支持枠の送通開口の下方位置には搬送皿を移送する移送用コンベアを設けるとともに、同送通開口の下方に送通開口の略中央部に挿入して搬送皿を下方より支持する搬送皿移送アームを設け、同搬送皿移送アームを送通開口に挿入して搬送皿を支持し、その状態で支持枠の係止爪を後退させて搬送皿1枚分の高さだけ搬送皿移送アームを降下させた後、係止爪を前進させて下から2枚目の搬送皿を係止爪によって係止することにより搬送皿を1枚だけ取出し、搬送皿移送アームをさらに降下させることによって取出された搬送皿を移送用コンベア上に載置するようにしていること。
▲5▼移送用コンベアの上面には所定間隔で位置決め用突起体を突設し、同位置決め用突起体で搬送皿供給部より供給された搬送皿を係止するようにしていること。
▲6▼移送用コンベアの伸延方向の中途部に、しゃり玉を把持して移送するしゃり玉移送アームを具備するしゃり玉載置部を設けており、同しゃり玉移送アームによって一度に2個ずつのしゃり玉を搬送皿上に載置するようにしていること。
▲7▼しゃり玉移送アームによって搬送皿上に載置される2個のしゃり玉は、互いに離隔されて載置されること。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のしゃり玉載置装置は、しゃり玉に寿司ネタを載置する作業者に、しゃり玉を載置した搬送皿を供給することによって、搬送皿上のしゃり玉に直接寿司ネタを載せるだけで巡回コンベアに寿司の供給を行うことができるようにしているものである。
【0013】
すなわち、しゃり玉の載置される搬送皿を蓄積した搬送皿供給部から搬送皿を1枚ずつ取出し、取出された搬送皿にしゃり玉を2個ずつ並べて載置し、しゃり玉の載置された搬送皿をネタ載せの作業者のところまで搬送するとともに、同搬送皿を蓄積してしゃり玉の載置された搬送皿をいつでも供給することができるようにしているものである。
【0014】
各部の構成の実施形態については、以下において、図面に基づいて実施例を示しながら説明する。
【0015】
【実施例】
図1は、本発明のしゃり玉載置装置Aの平面図、図2は同正面図、図3は同左側面図、図4は背面側からの斜視図である。
【0016】
同しゃり玉載置装置Aは、搬送皿1を1枚ずつ逐次供給する搬送皿供給部10と、同搬送皿供給部10より供給された搬送皿1を所定間隔で移送する移送用コンベア20と、同移送用コンベア20によって移送されている搬送皿1にしゃり玉を2個ずつ並べて載置するしゃり玉載置部30と、同しゃり玉載置部30においてしゃり玉の載置された搬送皿1をネタ載せの作業者Sのところまで搬送するとともに、同搬送皿1を蓄積してしゃり玉の載置された搬送皿1をすぐに供給することができるようにしている搬送皿送給兼蓄積部40とによって構成している。
【0017】
なお、本実施例では、しゃり玉載置部30はしゃり玉成形装置3の一部となっており、同しゃり玉成形装置3はしゃり供給部3aに送給されたしゃりを2本の帯状しゃりに分離・成形し、同帯状しゃりからそれぞれ1個分のしゃり玉となる量ごとにしゃりを分離して、分離されたしゃりを搬送用のターンテーブル3bに設けた成形孔内に送給し、成形孔内のしゃりを押圧成形部3cにおいて上部成形型と、下部成形型とにより押圧することによって一度に2個ずつのしゃり玉を成形することができるようにしている。
【0018】
押圧成形部3cにおいて成形されたしゃり玉は、ターンテーブル3bを回転させることによってしゃり玉載置部30に設けたしゃり玉搬送アーム31による摘出位置まで搬送され、同摘出位置においてしゃり玉搬送アーム31により一度に2個ずつ把持されて、後述するように搬送皿1にまで搬送されるようにしている。
【0019】
しゃり玉搬送アーム31は回動腕32の先端に配設しており、同回動腕32の回同操作によってしゃり玉搬送アーム31をターンテーブル3b上方と、移送用コンベア20上を移送される搬送皿1の上方とに位置させることができるようにしている。
【0020】
また、図2において、符号3dはわさび送給部であって、同わさび送給部3dに一端を接続したわさび供給チューブ3eの他端を上述した上部成形型に接続し、同上部成形型によるしゃり玉の成形時に、わさび供給チューブ3eの中途部に設けたチューブポンプ3fを作動させて、わさび供給チューブ3e先端より所要量のわさびを吐出させることにより、しゃり玉の成形と同時にわさび付けすることができるようにしている。
【0021】
なお、本実施例のしゃり玉載置装置Aは、厨房内に引き込まれた巡回コンベアBと略平行に配設するようにしており、後述するようにネタ載せの行われたしゃり玉を載置している搬送皿を、逐次、循環コンベアBに載置することにより、速やかに循環コンベアBへの寿司の供給を行うことができるようにしている。
【0022】
以下において、搬送皿供給部10、移送用コンベア20、しゃり玉載置部30、搬送皿送給兼蓄積部40の順でそれぞれの構成を詳細に説明する。
【0023】
搬送皿供給部10は、図1及び図4に示すように、搬送皿供給部制御部11と、同搬送皿供給部制御部11の制御によって回転自在とした送給搬送皿保持部12と、同じく搬送皿供給部制御部11の制御によって回転する係止爪開閉カム13と、同じく搬送皿供給部制御部11の制御によって昇降する搬送皿移送アーム14とによって構成している。
【0024】
搬送皿供給部制御部11には適宜の駆動モータ(図示せず)及びギア(図示せず)等を配設し、それらを連動させることにより送給搬送皿保持部12、係止爪開閉カム13、搬送皿移送アーム14を後述するように作動させるようにしている。
【0025】
送給搬送皿保持部12は、底部に送通開口12aを穿設し、同送通開口12aの回りに略等間隔で4本の搬送皿支持棒12bを立設した支持枠12cによって構成している。得に、本実施例では、1枚の回転円板12dに4つの送通開口12aを設けるとともに、それぞれの送通開口12aの回りに4本の搬送皿支持棒12bを立設して4つの支持枠12cを一体的に形成して送給搬送皿保持部12としている。さらに、回転円板12dを搬送皿供給部制御部11の制御によって回転自在に配設して、送給搬送皿保持部12を回転させることができるようにしている。なお、図1および図2では、便宜上、搬送皿支持棒12bは省略している。
【0026】
送通開口12aは搬送皿1を送通させることができる大きさの円形状としており、同送通開口12aの周面には、図5に示すように、内側に向けて係止爪15,15を対向状態に突設している。同係止爪15,15によって送通開口12aの上方方向に積重した搬送皿1のうち、最下層の搬送皿1の側縁を係止して搬送皿支持棒12bに沿って搬送皿1を積重状態で支持するようにしている。
【0027】
係止爪15,15は、図5に示すように、それぞれ略く字状に屈曲させた連結アーム16の一端に配設している。同連結アーム16は、屈曲の内角側を送通開口12a側に向け、同連結アーム16の屈曲部16aを枢軸16bによって回転円板12dに枢着しており、さらに、連結アーム16の他端16cを枢軸16dによって進退板17に枢着し、同進退板17を回転円板12dの半径方向に進退させることにより、係止爪15,15を送通開口12aの半径方向に進退させることができるようにしている。係止爪15の後退時には、同係止爪15は送通開口12aの周面より内側にほとんど突出しないようにして、搬送皿1が同送通開口12aを送通することができるようにしている。
【0028】
進退板17は、回転円板12dの半径方向に自在に進退することができるように回転円板12dに摺設しており、通常は、付勢バネ(図示せず)の付勢によって回転円板12dの半径方向の外向きに付勢されるようにしている。そして、図5に示すように、同進退板17に設けた当接端子17a部分に係止爪開閉カム13が当接することによって、進退板17が回転円板12dの半径方向内側に前進して係止爪15を後退させるようにしている。係止爪開閉カム13が当接端子17aに当接していない場合には、進退板17は付勢バネの付勢によって回転円板12dの半径方向の外向きに後退し、係止爪15が前進して、送通開口12a内に突出するようにしている。
【0029】
回転円板12dに設けた4つの送通開口12aのうちの少なくとも1つの鉛直下方部分には、図1に示すように、移送用コンベア20が位置するようにしており、送通開口12aの上方に積重させた搬送皿1を送通開口12aの下方に送給することによって、搬送皿1を移送用コンベア20に送給することができるようにしている。
【0030】
同移送用コンベア20は、左側ベルト20aと右側ベルト20bの2本のベルトを互いに平行に配設して構成しており、同左側ベルト20aと右側ベルト20bとの間であって、送通開口12aの略中央の鉛直下方位置に搬送皿供給部制御部11の制御によって昇降する搬送皿移送アーム14を配設している。
【0031】
搬送皿移送アーム14の上端には、略矩形状とした搬送皿支持板14aを左右側ベルト20a,20bと略平行に配設しており、搬送皿移送アーム14を上昇させることによって搬送皿支持板14aを支持枠12c内に保持された搬送皿1のうちの最下層に位置する搬送皿1の底面に当接させ、搬送皿移送アーム14によって支持枠12c内に保持された搬送皿1を支持することができるようにしている。なお、搬送皿支持板14aの上面には、図6に示すように、搬送皿1底面に設けられた円形状の高台部分に嵌入させる嵌入用凸部14bを設けておき、同嵌入用凸部14bを搬送皿1の高台内側に嵌入させることによって、搬送皿移送アーム14により確実に搬送皿1を支持することができるようにしている。
【0032】
本実施例では、上述したように回転円板12dを搬送皿供給部制御部11の制御によって回転させることがようにしており、回転円板12dを回転させることによって所用の支持枠12cを移送用コンベア20上方に位置させ、後述するように、同支持枠12c内に保持された搬送皿1から1枚の搬送皿を取出して、移送用コンベア20に送給することができるようにしている。
【0033】
ただし、搬送皿供給部制御部11は、本実施例のように、1枚の回転円板12dに4つの支持枠12cを一体的に配設して、同回転円板12dを回転させる形態に限定するものではなく、たとえば、各支持枠12cを一方向に並べた一列状態に構成し、適宜スライドさせることにより、所用の支持枠12cを移送用コンベア20上方に位置させるようにしてもよいし、それ以外の形態であってもよく、適宜の形態としてよい。
【0034】
このように、複数の支持枠12cを適宜切り替えながら搬送皿1を供給することができるようにしていることによって、複数種類のデザインの異なる搬送皿1を用いて寿司の値段の区別を行っている場合に、所用のデザインの搬送皿1を保持した支持枠12cを移送用コンベア20上方に位置させるように移動させ、同搬送皿1を供給することができるようにすることにより、所用の種類の搬送皿1にしゃり玉を載置してネタ載せの作業者Sに搬送皿1を送給することができ、作業効率を向上させることができる。
【0035】
上述した搬送皿供給部10では、次のように作動して、移送用コンベア20に1枚ずつ搬送皿1を送給するようにしている。
【0036】
まず、搬送皿供給部制御部11を適宜回転させて、移送用コンベア20に送給する搬送皿1を保持した支持枠12cを移送用コンベア20の鉛直上方に位置させ、搬送皿移送アーム14を上昇させる。そして、搬送皿移送アーム14の上端に設けた搬送皿支持板14aを支持枠12cに保持された最下層の搬送皿1の底面に当接させ、その状態で、さらに搬送皿移送アーム14を少し上昇させることにより同搬送皿移送アーム14で支持枠12c内の全搬送皿1を支持して、係止爪15,15によって係止されていた搬送皿1を係止爪15,15より浮上させ、係止爪15,15に搬送皿1の荷重がかからないようにする。
【0037】
係止爪15,15から搬送皿1を離隔された状態において、係止爪開閉カム13を進退板17の当接端子17aに当接させることにより、上述したように係止爪15,15を後退させるようにしている。係止爪15,15には搬送皿1による荷重が作用していないことによって、容易に後退させることができる。
【0038】
係止爪15,15を後退させることにより、送通開口12aに搬送皿1を送通させることができ、搬送皿移送アーム14を1枚の搬送皿1の高さ寸法分だけ降下させることにより1枚の搬送皿1のみを送通開口12aに送通させ、その状態で、一旦降下を停止するとともに、係止爪開閉カム13の回転にともなって同係止爪開閉カム13を進退板17の当接端子17に対して非当接状態とすることにより、係止爪15,15を前進させ、送通開口12a内に突出させるようにする。
【0039】
この状態で搬送皿移送アーム14をさらに降下させることによって、搬送皿移送アーム14に直接支持された搬送皿1によって支持された搬送皿1,すなわち、下から2枚目の搬送皿1の側縁を係止爪15,15に当接させて係止し、2枚目よりも上方の搬送皿1を支持枠12cで保持するようにする一方、搬送皿移送アーム14によって直接支持されている搬送皿1は、搬送皿移送アーム14とともに降下させるようにしている。
【0040】
搬送皿移送アーム14は、同搬送皿移送アーム14の上部に設けた搬送皿支持板14aが左右側ベルト20a,20bの上面よりも降下するようにしており、搬送皿支持板14aが左右側ベルト20a,20bの上面よりも降下することによって、搬送皿1を左右側ベルト20a,20b上に載置することができるようにしている。すなわち、搬送皿支持板14aは搬送皿1の略中央部部分のみを支えるようにしており、同搬送皿支持板14aを挟むように左右側ベルト20a,20bを設けているので、搬送皿支持板14aを左右側ベルト20a,20bの上側面よりも降下させることによって、搬送皿1底面の高台下端を左右側ベルト20a,20bに当接させることができ、同左右側ベルト20a,20bに搬送皿1を受け渡すことができるようにしている。
【0041】
左右側ベルト20a,20bには、図6に示すように、それぞれ所定間隔で位置決め用突起体21を凸設しており、同位置決め用突起体21で搬送皿1を係止しながら搬送することにより、移送用コンベア20を搬送される搬送皿1を所定の間隔とすることができるようにしている。また、左側ベルト20a及び右側ベルト20bは、それぞれタイミングベルトとしており、左右でズレを生起することがないようにしている。なお、移送用コンベア20は、後述するしゃり玉の搬送皿1への載置作業の関係上、間欠的に作動するようにしている。
【0042】
また、図1に示すように、移送用コンベア20には搬送皿検知センサ22を配設しており、同搬送皿検知センサ22によって移送用コンベア20に搬送皿1が送給されていることを検知して、はじめて、しゃり玉成形装置3を作動させてしゃり玉を成形するとともに、しゃり玉載置部30を作動させて同しゃり玉載置部30のしゃり玉搬送アーム31によって、成形されたしゃり玉を搬送皿1に載置するようにしている。
【0043】
しゃり玉搬送アーム31には、図1に示すように、中間把持爪31aと、同中間把持爪31aの左右側にそれぞれ配設するとともに中間把持爪31a側に進退するようにした左右側把持爪31b,31cを設けており、中間支持爪31aと左側把持爪31bとの間、及び、中間支持爪31aと右側把持爪31cとの間にそれぞれしゃり玉を把持することができるようにして、一度に2個ずつしゃり玉を搬送することができるようにしている。
【0044】
特に、中間把持爪31aは所用の厚みを有するようにしており、搬送皿1に載置されるしゃり玉に中間把持爪31aの厚み寸法と略一致する隙間を設けて載置を行い、2個のしゃり玉が互いに離隔されるようにしている。搬送皿1上の2個のしゃり玉を互いに隔離しおくことにより、同しゃり玉に寿司のネタを載せるネタ載せ作業において、隣のしゃり玉が邪魔になることなくネタ載せを行うことができるので、作業効率を向上させることができる。
【0045】
なお、本実施例では、しゃり玉載置装置Aに具備されたしゃり玉成形装置3で成形されたしゃり玉を、しゃり玉載置部30のしゃり玉搬送アーム31によって直接搬送皿1に載置させるようにしているが、他の実施例として、あらかじめ成形されて所用の収容トレイに収容されたしゃり玉を、しゃり玉搬送アーム31で把持して搬送皿に載置するようにしてもよい。その場合、しゃり玉を1個ずつ互いに離隔させながら搬送皿1上に載置するようにしてもよい。
【0046】
しゃり玉の載置された搬送皿1は移送用コンベア20によってさらに移送され、同移送用コンベア20の後端部分に連結された搬送皿送給兼蓄積部40の送給兼蓄積コンベア41に移送されるようにしている。
【0047】
本実施例では、送給兼蓄積コンベア41はローラーコンベアとしており、送給兼蓄積コンベア41の伸延方向に沿って平行に設けた2本の搬送体支持枠42,42間に、所定の間隔でテフロン製のローラーとした搬送体43を複数設けて構成している。
【0048】
特に、搬送体43であるローラーは、搬送体支持枠42,42に回転自在に軸架しており、かつ、送給兼蓄積コンベア41自体を前方下方に向けて傾斜させて前低後高に設置しておくことにより、同送給兼蓄積コンベア41に送給された搬送皿を1、同搬送皿1自体の重さを利用して自動的に前方に移動させるようにしている。従って、各搬送体43自体を駆動させるための駆動源を設けることなく、搬送皿1を前方方向に搬送することができる。
【0049】
送給兼蓄積コンベア41には、前方に移動する搬送皿1を受け止めて、さらなる移動を停止させるストッパー44を設けている。本実施例では、円形の搬送皿1の径寸法より狭い幅とした2本の係止棒44a,44aからなるストッパー44を用いており、同ストッパー44を送給兼蓄積コンベア41の所用の位置に配設することによって、同送給兼蓄積コンベア41上を移送されてきた搬送皿1を係止して、移動を停止させることができるようにしている。
【0050】
ストッパー44によって移動を停止させられた搬送皿1より後続の搬送皿1は、移動の停止された搬送皿1に受け止められることによって逐次移動を停止し、送給兼蓄積コンベア41上に蓄積されるようにしている。
【0051】
図1に示すように、送給兼蓄積コンベア41の後端部分には、送給停止センサ45を配設しており、同送給停止センサ45が移動しない搬送皿1を検知すると、しゃり玉載置装置Aの作動を停止させ、しゃり玉の載置された搬送皿1のさらなる送給を停止させるようにしている。送給停止センサ45のセンシング領域内で停止していた搬送皿1が再度移動を開始すると、送給停止センサ45はそれを検知してしゃり玉載置装置Aを再度作動させ、しゃり玉の載置された搬送皿1を搬送皿送給兼蓄積部40に送給するようにしている。
【0052】
ストッパー44は、送給兼蓄積コンベア41の所用の位置に配設することができるようにしており、ストッパー44の配設位置によって、送給兼蓄積コンベア41上に蓄積される搬送皿1の蓄積量を調整することができるようにしている。
【0053】
本実施例では、搬送体43自体をテフロン製としていることによって搬送体43の表面の摩擦係数を小さくしており、同搬送体43の表面で搬送体43と当接する搬送皿1の高台下端を滑りやすくして、搬送体43を空転させやすくしている。従って、送給兼蓄積コンベア41上を搬送されている搬送皿1が、ストッパー44や移動を停止された搬送皿1によって停止された場合に、停止させられた搬送皿1の下方の搬送体43は空転し、搬送皿1に余分な送給の力を作用させることを抑制することができるようにしている。
【0054】
搬送体43が空転することにより、搬送皿1に作用する同搬送皿1をさらに前方方向に推し進めようとする余分な力を消滅させることができるので、搬送皿1同士が押し合うような状況の生起を防止して、搬送皿1が送給兼蓄積コンベア41から押し出されることを防止することができるようにしている。
【0055】
送給兼蓄積コンベア41上に蓄積された搬送皿1から必要なだけ搬送皿1を取出すると、送給兼蓄積コンベア41上の搬送皿間にその分の隙間が生じ、その隙間より後方に存在する搬送皿1を停止させる力が同搬送皿1には作用しなくなることによって、搬送皿1が自重によって送給兼蓄積コンベア41に沿って前進し、ストッパー44や停止している搬送皿1に再度当接することにより停止するようにしている。従って、搬送皿送給兼蓄積部40に、常にしゃり玉の載置された搬送皿1を簡単に補給することができる。
【0056】
なお、送給兼蓄積コンベア41は、本実施例のように前低後高として、特別な駆動源を配設することなく搬送皿1を移送することができるようにする形態に限定するものではなく、図7(a)に示すように、各ローラー状の搬送体43の一端にそれぞれ従動ギア46を配設しておき、各従動ギア46を連動連結するようにチェーン47を巻回して、適宜の駆動モータ48によって搬送体43を回転させるようにしてもよい。この場合も、搬送体43表面の摩擦係数は小さくなるように搬送体43の材料を選択、あるいは、所用の表面処理を行うようにしている。
【0057】
このように、搬送体43を回転させることによって、送給兼蓄積コンベア41を前低後高とすることなく、送給兼蓄積コンベア4 1上の搬送皿1を前方に送給することができ、送給兼蓄積コンベア41を必要なだけ長くすることができる。そして、送給兼蓄積コンベア41上を送給される搬送皿1が、ストッパー44あるいは停止した搬送皿1に当接すると、搬送体43表面の摩擦係数が小さいことによって搬送皿1の下方の搬送体43が簡単に空転し、搬送皿1に余分な推進力を作用させることを防止して、停止状態の搬送皿1同士が押し合うことを抑制するようにしている。
【0058】
ローラー状とした各搬送体43は、チェーンによって駆動される形態に限定するものではなく、適宜の駆動方法を用いるようにしてもよい。
【0059】
また、搬送体43はローラーを用いた形態に限定するものではなく、図7(b)に示すように、ベルトコンベアを用いた形態としてもよい。この場合、ベルト49表面にテフロンコーティング層などを配設して摩擦係数を小さくするようにし、上述したのと同様の効果を生起するようにしてもよい。特に、表面に凹凸を形成して、搬送皿1底部の高台部分の接触面積を小さくすることによって、摩擦抵抗を小さくし、搬送皿1をより滑りやすくするようにしてもよい。本実施例では、ベルト49は、駆動プーリ50と従動プーリ51とに巻回し、駆動モータ52により駆動プーリ50を回転駆動させるようにしている。
【0060】
しゃり玉にネタ載せを行う作業者Sは、図8に示すように、上述したように構成したしゃり玉載置装置Aによって供給され、搬送皿送給兼蓄積部40に蓄積されたしゃり玉の載置された搬送皿1から必要な数の搬送皿1を取出して、搬送皿送給兼蓄積部40の送給兼蓄積コンベア41の上方に同送給兼蓄積コンベア41と略平行に設けた作業台53に載置し、あらかじめ所用の大きさに切りそろえられた寿司ネタをしゃり玉上に載せて寿司を完成させるようにしている。
【0061】
そして、完成した寿司の載置された搬送皿1を、作業者Sの前方の循環コンベアBに載置することによって、お客に寿司を提供することができるようにしている。
【0062】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、しゃり玉を自動的に搬送皿上に載置するしゃり玉載置装置とすることにより作業効率を向上させることができ、特に、しゃり玉載置された搬送皿を、同搬送皿上のしゃり玉に寿司ネタを被着させるネタ載せ作業者のところまで送給するコンベアを有し、同コンベアの所用位置に配設したストッパによって搬送皿の移動を停止して、当該コンベア上に搬送皿を蓄積するようにした搬送皿送給兼蓄積部を具備していることによって、このコンベア上に蓄積されしゃり玉が載置された搬送皿をネタ載せ作業者にすぐに供給することができると共に、常にしゃり玉が載置された搬送皿を簡単に補給することができる。また、搬送経路をそのまま蓄積部することができるので、しゃり玉載置装置をコンパクトとすることができ、調理場の有効活用を行うことができる。
【0063】
請求項2記載の本発明によれば、前記コンベアは、搬送皿下端と当接して搬送皿を送給する搬送体を具備しており、同搬送体は、その表面の摩擦係数を小さくし、前記ストッパによって搬送皿の移動が停止された場合、搬送体表面に対して搬送皿下端を滑らせるようにしていることによって、搬送皿送給兼蓄積部での搬送皿の送給作用のうち、必要以上の送給作用を搬送体を空転させることによって逃がすことができるので、搬送皿同士に押し合いの作用が生起されることを防止することができる。従って、搬送皿送給兼蓄積部において搬送皿同士が強く押し合うことを防止することができるので、搬送皿が搬送皿送給兼蓄積部から押し出されて落下することを防止することができる。
【0064】
請求項3記載の本発明によれば、搬送皿は、同搬送皿を上下方向に積重させて支持した複数の支持枠を設けた搬送皿供給部から1枚ずつ取出して送給するようにしていることによって、多量の搬送皿をコンパクトな形態として保持することができ、しゃり玉載置装置自体をコンパクトとすることができる。
【0065】
請求項4記載の本発明によれば、支持枠ごとに種類の異なる搬送皿を積重し、支持枠を移動させることによって所用の種類の搬送皿を取出して、移送用コンベアに送給することができるようにしていることによって、複数の異なる出居の搬送皿を使用する場合に必要な種類の搬送皿を選択することができ、効率よく所用の種類の搬送皿にしゃり玉の載置された搬送皿を供給することができる。
【0066】
請求項5記載の本発明によれば、支持枠の下端には搬送皿を送通させる送通開口を設けるとともに、同送通開口の周面に進退自在な係止爪を配設し、同係止爪によって上下方向に積重した搬送皿の最下層の搬送皿を係止するようにしていることによって、係止爪の進退によって搬送皿を取出することができるので、搬送皿の取出機構をコンパクトとすることができ、しゃり玉載置装置をコンパクトとすることができる。
【0067】
請求項6記載の本発明によれば、支持枠の送通開口の下方位置には搬送皿を移送する移送用コンベアを設けるとともに、同送通開口の下方に送通開口の略中央部に挿入して搬送皿を下方より支持する搬送皿移送アームを設け、同搬送皿移送アームを送通開口に挿入して搬送皿を支持し、その状態で支持枠の係止爪を後退させて搬送皿1枚分の高さだけ搬送皿移送アームを降下させた後、係止爪を前進させて下から2枚目の搬送皿を係止爪によって係止することにより搬送皿を1枚だけ取出し、搬送皿移送アームをさらに降下させることによって取出された搬送皿を移送用コンベア上に載置するようにしていることにより、搬送皿を1枚だけ確実に取出することができ、取出された搬送皿をそのまま移送用コンベアに受け渡すことができるので、搬送皿の取出機構をコンパクトとすることができ、しゃり玉載置装置をコンパクトとすることができる。
【0068】
請求項7記載の本発明によれば、移送用コンベアの上面には所定間隔で位置決め用突起体を突設し、同位置決め用突起体で搬送皿供給部より供給された搬送皿を係止するようにしていることによって、移送用コンベアによって移送される搬送皿の移送間隔を一定とすることができるので、搬送皿を一定の間隔で移送することができ、しゃり玉載置部で載置されるしゃり玉を常に搬送皿の略中央に載置することができる。
【0069】
請求項8記載の本発明によれば、移送用コンベアの伸延方向の中途部に、しゃり玉を把持して移送するしゃり玉移送アームを具備するしゃり玉載置部を設けており、同しゃり玉移送アームによって一度に2個ずつのしゃり玉を搬送皿上に載置するようにしていることにより、しゃり玉移送アームによる一度のしゃり玉の移送によって搬送皿へのしゃり玉の移送を終了させることができるので、作業効率を向上させることができる。
【0070】
請求項9記載の本発明によれば、しゃり玉移送アームによって搬送皿上に載置される2個のしゃり玉は、互いに離隔されて載置されることによって、搬送皿に載置されたしゃり玉にネタ載せを行う際に隣のしゃり玉が邪魔になることがなく、迅速にネタ載せ作業を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るしゃり玉載置装置の平面図である。
【図2】本発明に係るしゃり玉載置装置の正面図である。
【図3】本発明に係るしゃり玉載置装置の左側面図である。
【図4】本発明に係るしゃり玉載置装置の背面からの斜視図である。
【図5】送給搬送皿保持部の説明図である。
【図6】搬送皿供給部の説明図である。
【図7】他の実施例の搬送皿送給兼蓄積部の説明図である。
【図8】本発明に係るしゃり玉載置装置の使用状態を示した説明図である。
【符号の説明】
A しゃり玉載置装置
1 搬送皿
3 しゃり玉成形装置
10 搬送皿供給部
11 搬送皿供給部制御部
12 送給搬送皿保持部
12a 送通開口
12b 搬送皿支持棒
12c 支持枠
12d 回転円板
13 係止爪開閉カム
14 搬送皿移送アーム
15 係止爪
20 移送用コンベア
21 位置決め用突起体
30 しゃり玉載置部
31 しゃり玉搬送アーム
31a 中間把持爪
31b 左側把持爪
31c 右側把持爪
32 回動腕
40 搬送皿送給兼蓄積部
41 送給兼蓄積コンベア
42 搬送体支持枠
43 搬送体
44 ストッパー

Claims (9)

  1. 蓄積された搬送皿を1枚ずつ取出して送給し、送給された搬送皿にしゃり玉形状に成形されたしゃり玉を載置するようにしたしゃり玉載置装置において、
    しゃり玉載置された搬送皿を、同搬送皿上のしゃり玉に寿司ネタを被着させるネタ載せ作業者のところまで送給するコンベアを有し、同コンベアの所用位置に配設したストッパによって搬送皿の移動を停止して、当該コンベア上に搬送皿を蓄積するようにした搬送皿送給兼蓄積部を具備していることを特徴とするしゃり玉載置装置。
  2. 前記コンベアは、搬送皿の下端と当接して搬送皿を送給する搬送体を具備しており、同搬送体は、その表面の摩擦係数を小さくし、前記ストッパによって搬送皿の移動が停止された場合、搬送体の表面に対して搬送皿の下端を滑らせるようにしていることを特徴とする請求項1記載のしゃり玉載置装置。
  3. 搬送皿(1)は、同搬送皿(1)を上下方向に積重させて支持した複数の支持枠(12c)を設けた搬送皿供給部(10)から1枚ずつ取出して送給するようにしていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のしゃり玉載置装置。
  4. 支持枠(12c)ごとに種類の異なる搬送皿を積重し、支持枠(12c)を切り替えることによって所用の種類の搬送皿(1)を取出するようにしていることを特徴とする請求項3記載のしゃり玉載置装置。
  5. 支持枠(12c)の下端には搬送皿(1)を送通させる送通開口(12a)を設けるとともに、同送通開口(12a)の周面に進退自在な係止爪(15 )を配設し、同係止爪(15)によって上下方向に積重した搬送皿(1)の最下層の搬送皿(1)を係止するようにしていることを特徴とする請求項3または請求項4記載のしゃり玉載置装置。
  6. 支持枠(12c)の送通開口(12a)の下方位置には搬送皿(1)を移送する移送用コンベア(20)を設けるとともに、同送通開口(12a)の下方に送通開口(12a)の略中央部に挿入して搬送皿(1)を下方より支持する搬送皿移送アーム(14)を設け、同搬送皿移送アーム(14)を送通開口(12a)に挿入して搬送皿(1)を支持し、その状態で支持枠(12c)の係止爪(15)を後退させて搬送皿(1)1枚分の高さだけ搬送皿移送アーム(14)を降下させた後、係止爪(15)を前進させて下から2枚目の搬送皿(1)を係止爪(15)によって係止することにより搬送皿(1)を1枚だけ取出し、搬送皿移送アーム(14)をさらに降下させることによって取出された搬送皿(1)を移送用コンベア(20)上に載置するようにしていることを特徴とする請求項5記載のしゃり玉載置装置。
  7. 移送用コンベア(20)の上面には所定間隔で位置決め用突起体(21)を突設し、同位置決め用突起体(21)で搬送皿供給部(10)より供給された搬送皿(1)を係止するようにしていることを特徴とする請求項6記載のしゃり玉載置装置。
  8. 移送用コンベア(20)の伸延方向の中途部に、しゃり玉を把持して移送するしゃり玉移送アーム(31)を具備するしゃり玉載置部(30)を設けており、同しゃり玉移送アーム(31)によって一度に2個ずつのしゃり玉を搬送皿(1)上に載置するようにしていることを特徴とする請求項6または請求項7記載のしゃり玉載置装置。
  9. しゃり玉移送アーム(31)によって搬送皿(1)上に載置される2個のしゃり玉は、互いに離隔されて載置されることを特徴とする請求項8記載のしゃり玉載置装置。
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