JP3615862B2 - 流体噴出装置の制御装置 - Google Patents

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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、洗剤やシヤンプー等の発泡性液体等の液体を噴出する装置に関し、特に、液体の噴出制御に際して、液体の噴出タイミングを検出するのに超音波を利用した流体噴出装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の流体噴出装置の一つとして、洗剤やシヤンプー等の発泡性液体、即ち、泡を噴出させる装置が知られており、例えば、手動で泡の噴出手段を作動して、泡を噴出させるものや、超音波を用いて手等の物体の接近を検知し、自動的に泡の噴出手段を作動して、泡を噴出させるもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、超音波を用いて手等の物体の接近を検知するものでは、超音波センサを用いている。
【0004】
この場合、超音波発振器、この超音波発振器により発振された超音波を送出する送信センサ、この送信センサから送出された超音波が手等の物体から反射した反射超音波を受信する受信センサ等から構成されているが、前記反射超音波のレベル変化を検出するために、風によるカーテンの揺れや、微小な金属音、設置台の微細振動等も検知してしまい、誤動作を生起し易いという欠点がある。
【0005】
又、超音波を連続的に送・受信しているので、待機電流も大きく(例えば数mA)消費してしまう等の問題点もあった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、液体の噴出制御に際して、液体の噴出タイミングを検出するのに超音波を利用した流体噴出装置において、音速に対する物体までの距離で超音波を検出するようにすることにより誤動作を極力防止し、又、連続波でなく間欠的な超音波を用いることにより消費電流を減少させるようにすること等を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の発明は、
液体を噴出するノズルと、該ノズルを押圧して液体噴出動作を行わせる押圧手段と、該押圧手段を動作させる電動モータと、電動モータの駆動制御回路と、を含んで構成される流体噴出装置において、
前記電動モータの駆動制御回路を、
電源と、
超音波発振器と、
第1の時定数回路部から付与された第1の時定数に基づいて前記超音波発振器により発振された超音波を間欠的に送出する送信センサと、
前記送信センサから送出された超音波が物体から反射した反射超音波を受信する受信センサと、
前記受信センサに受信された超音波を増幅する受信アンプと、
前記送信センサから超音波が送出し終わった時点で動作し、前記受信アンプに第2の時定数回路部から付与された第2の時定数の時間幅電源を供給する受信アンプ制御回路部と、
前記受信アンプへの電源供給後に第3の時定数回路部から付与された第3の時定数の時間幅受信センサからの信号供給を遮断する第1のスイッチ手段と、
第4の時定数回路部から付与された第4の時定数に基づいて前記受信センサからの信号を間欠波形から見かけ上連続波形に変換する波形変換手段と、
受信アンプの電源供給停止後、該受信アンプが動作している間に前記第2の時定数の時間幅をもって遅れてきた反射波又は外来波を遮断する誤動作防止回路部と、
前記誤動作防止回路部の時定数により動作し、前記波形変換手段により連続波形に変換された信号を、第5の時定数回路部から付与された第5の時定数により指定された波分の信号が連続して入力されると次段の処理に転送し、指定された波分の信号が連続して入力されないとリセットされる第2のスイッチ手段と、
前記電動モータに一時的に電源供給するべくON動作される第3のスイッチ手段と、
前記電動モータの停止基準位置ではOFFし、該電動モータの回転位置ではONし、ON時に電動モータに電源を供給する位置検出用の第4のスイッチ手段と、
前記信号を受けてから第6の時定数回路部から付与された第6の時定数の時間幅発振器を停止させると共に、第7の時定数回路部から付与された第7の時定数の時間幅前記第3のスイッチ手段をON動作する再トリガ禁止手段と、
前記第4のスイッチ手段のOFF動作により前記電動モータを規定位置に停止させるブレーキ手段を作動するべくONされるブレーキ用の第5のスイッチ手段と、
を含んで構成した。
【0008】
かかる請求項1記載の発明において、超音波発振器から送信センサを介して超音波が送出される。そして、人の手等の対象となる物体が装置の所定領域に挿入されると、送出された超音波はこの物体により反射され、受信センサで受信され、受信された信号は受信アンプにより増幅される。
【0009】
この受信アンプは、送信センサから超音波が送出し終わった時点で第2の時定数の時間幅電源が供給され、その間は受信超音波による信号を増幅する。
【0010】
受信センサは、第4の時定数に基づく第1のスイッチ手段の作用により、例えば、近距離にある対象外の物体からの反射に起因する近距離検出動作を禁止される。
【0011】
前記増幅された受信信号は第4の時定数に基づく波形変換手段の作用により、間欠波形から見かけ上連続波形に変換される。
【0012】
受信アンプの電源供給が停止された後、受信アンプが動作している間に第2の時定数の時間幅の遅れで受信された対象外の反射波又は外来波は誤動作防止手段により遮断される。又、連続波形に変換された信号は、第2のスイッチ手段により第5の時定数で指定された波分だけ連続して入力したときは次段の処理に転送され、例えば一波でも抜けると遮断される。
【0013】
又、再トリガ禁止手段により、前記受信信号を受けると超音波の送出が第6の時定数の時間幅で停止され、装置からの不要な超音波の送出が禁止される。更に、前記受信信号に基づき、第3のスイッチ手段が第7の時定数の時間幅をもって一時的にONにされ、電動モータが一時的に回転される。
【0014】
電動モータが一時的に回転されると、第4のスイッチ手段がONして電動モータが駆動される。電動モータが駆動されると、押圧手段が動作されて、ノズルにより液体が噴出される。
そして、第4のスイッチ手段がOFFすると、第5のスイッチ手段の動作によりブレーキ手段が作動して、電動モータが規定位置に停止される。
【0015】
請求項2記載の発明は、
前記第2の時定数を、1.15msとした。
【0016】
請求項3記載の発明は、
前記第3の時定数を、144μsとするようにした。
【0017】
請求項4記載の発明は、
前記第5の時定数を、受信間欠超音波が10波の場合は190msとし、5波の場合は96msとした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る流体噴出装置の制御装置の一実施形態を図に基づいて説明する。
この実施形態においては、流体噴出装置として、家庭等に用いられるフォームソープディスペンサを例にとって説明する。
【0019】
このフォームソープディスペンサは、液体としてのフォームソープを噴出するノズルと、該ノズルを押圧してフォームソープ噴出動作を行わせる押圧手段と、該押圧手段を動作させる電動モータと、電動モータの駆動制御回路と、を含んで構成される。
【0020】
先ず、図3によりフォームソープディスペンサにおけるノズル部分の構成を説明する。
図3において、31はアクセサリー用のキャップ、32はノズル、33は空気と液体の混合流体を発泡性にするネット、34はネットを保持するネットホルダ、35はネット33と同様の作用をするネット、36は、空気と液体を混合する混合室であり、前記ネット33、35とネットホルダー34とから構成される。
【0021】
37はノズル32の押圧、解放により液体通路を開閉するボール弁、38は空気槽を形成保持するロックキャップ、39はパッキン、40は、ノズル32の押圧、解放により空気槽内の空気を液通路に放出し、外部からの空気を空気槽に蓄積する、空気槽開閉用ボール弁である。
【0022】
41は空気槽、液槽を保持するベースキャップ、42は空気用ピストン、43はピストンロッド、44は液用ピストン、45はシリンダー、46はスプリング、47は封止用のシーリングプラグ、48はボール弁、49はデイップチューブである。
【0023】
以上説明したノズル部分と後述する回路部分は、図4に示したように、回路部分の電動モータ13が減速機51とクラッチ52を介してノズル部分に結合され、電動モータ13の回転と共にクラッチ52が1回転するとノズル部分が押圧され、発泡するように構成されている。
【0024】
次に、図1に基づいて電動モータの駆動制御回路の構成を説明する。
この駆動制御回路は、6V電源18と、超音波発振器6と、第1の時定数回路部25から付与された第1の時定数T1に基づいて前記超音波発振器6により発振された超音波を間欠的に送出する送信センサ1と、この送信センサ1から送出された超音波が物体から反射した反射超音波を受信する受信センサ2と、この受信センサ2に受信された超音波を増幅する受信アンプ3と、この受信アンプ3により増幅された電気信号を検波する検波回路部4と、前記送信センサ1から超音波が送出し終わった時点で動作し、前記受信アンプ3に第2の時定数回路部26から付与された第2の時定数T2の時間幅電源を供給する受信アンプ制御回路部8と、前記受信アンプ3への電源供給後に第3の時定数回路部22から付与された第3の時定数T3の時間幅受信センサ2からの信号供給を遮断する第1のスイッチ手段16と、第4の時定数回路部23から付与された第4の時定数T4に基づいて前記受信センサ2からの信号を間欠波形から見かけ上連続波形に変換する波形変換手段としての再トリガモノステーブル9と、受信アンプ3の電源供給停止後、該受信アンプ3が動作している間に前記第2の時定数T2の時間幅で遅れてきた反射波又は外来波を遮断する誤動作防止回路部10と、この誤動作防止回路部10の時定数により動作し、前記再トリガモノステーブル9により連続波形に変換された信号を、第5の時定数回路部24から付与された第5の時定数T5により指定された波分の信号が連続して入力されると次段の処理に転送し、指定された波分の信号が連続して入力されないとリセットされる第2のスイッチ手段17と、電動モータ13を一時的に駆動する第3のスイッチ手段としての半導体スイッチ14と、電動モータ13の停止基準位置ではOFFし、該電動モータ13の回転位置ではONし、ON時に電動モータ13に電源を供給する位置検出用の第4のスイッチ手段としての位置検出スイッチ12と、受信信号を受けてから第6の時定数回路部27から付与された第6の時定数T6の時間幅超音波発振器6を停止させると共に、第7の時定数回路部28から付与された第7の時定数T7の時間幅前記半導体スイッチ14をON動作する再トリガ禁止手段としての再トリガ禁止モノステーブル11と、位置検出スイッチ12のOFF動作により電動モータ13を規定位置に停止させるブレーキ用の第5のスイッチ手段としてのブレーキスイッチ15と、を含んで構成される。
【0025】
かかる構成を詳述すると、送信センサ1は、超音波発振器6により発振される40kHz間欠式超音波(時定数T1 0.2mS送出、20mS待機)を送出する。
【0026】
前記受信アンプ制御回路部8は、受信アンプ3に電源を供給する電源スイッチ5を、送信センサ1からの超音波の送出の完了した時点で、時定数T2の時間幅動作させるように制御する。尚、この時定数T2を用いて後述するようにセンサの検知距離を決定する。
【0027】
又、前記再トリガモノステーブル9は、検波回路部4で検波された信号に対し時定数T2によりパルス状間欠波形をほぼ連続波形にする。
【0028】
尚、図において、19は6V電源18からの供給電圧を3V定電圧にして電源を供給する3V定電圧回路部、20は電動モータ13に電源を4V定電圧で供給する4V定電圧回路部である。
【0029】
ここで、上記時定数T1〜T7の目的とその設定について説明する。
時定数T1は、図示していないが、発振器制御回路17により制御され、40kHz発振器6からの発振超音波を間欠式に発振させるべく、発振の送出時間幅を決定するためのものである。
【0030】
時定数T2は、図2に示したように、手等の物体が受信センサ2の前に差し出されてから次の検出動作までの時間幅である。
【0031】
時定数T3は、図2に示したように、第1のスイッチ手段16の作動に係わるもので、受信センサ2が、近距離にある対象外の物体からの反射に起因して近距離動作を行うことを禁止するためのものである。
【0032】
時定数T4は、図示していないが、再トリガモノステーブル9により、受信した信号を間欠波形(パルス)から見かけ上連続波形に変換するための時定数である。
【0033】
時定数T5は、図2に示したように、第2のスイッチ手段17により、連続波に変換された信号をこの時定数T5で指定された波分だけ連続して受けると、これを次段の処理に転送し、一波でも信号が抜けるとリセットされるものである。又、時定数T2の時間幅をもって遅れて来た反射波、外来波に対して、この時定数T5でリセットされる。
【0034】
時定数T6は、図2に示したように、装置からの不要な超音波の送出を禁止するため、再トリガ禁止モノステーブル11により、信号の受信の後この超音波の送出を停止するまでの時間幅である。
【0035】
時定数T7は、図示していないが、電動モータ13を駆動するため、この時定数T7で位置検出スイッチ12を一時的にONするため、このON時間幅を決定するためのものである。
【0036】
次に、かかる電動モータの駆動制御回路の動作について説明する。
手が送信センサ1の手前に挿入されると、送信センサ1から送出された40kHz間欠式超音波が物体で反射され、受信センサ2で受信される。受信センサ2で受信された超音波は受信アンプ3により増幅され、検波回路部4で検波される。
【0037】
ここで、受信アンプ制御回路部8により、送信センサ1から超音波が送出し終わった時点で、受信アンプ電源スイッチ5が時定数T4の時間幅動作し、受信アンプ3に3V定電圧回路部19から電源が供給される。
この場合、センサの検知距離を決定する時定数T4は次のように設定される。
【0038】
送信直後より時定数T4の時間幅のみ受信アンプ3の電源が供給されることから、20°Cにおける空気中の音速を347.3m/Sとし、最大検出距離(L)を片道20cm、往復40cmとすると、時定数T4=1.15msとなる。
従って、受信アンプ電源の投入時間は1.15msとなる。
【0039】
このように、超音波の送出後時定数T4の時間幅で受信アンプ3の電源が投入されるが、センサに近接する対象外の障害からのセンサの近距離動作を禁止するため、時定数T3の時間幅で第1のスイッチ16をOFFにする(トリガ禁止時間)。
【0040】
時定数T3の設定は、障害までの往復距離を5cmに設定し、20°Cの音速を347.3m/sとすると、時定数T3=144μsとなる。従って、受信アンプ電源の供給後144μsの時間幅のトリガ禁止時間が設けられたことになる。
【0041】
検波回路部4から第1のスイッチ手段16を通ってきた検波信号は、再トリガモノステーブル回路部9により時定数T4で、間欠パルス波形を見かけ上連続波形になるようにする。
【0042】
又、受信アンプ3への電源の供給が停止後、受信アンプ3が動作している間に時定数T4の時間幅をもって遅れて来た反射波又は外来波があると、誤動作防止回路部10の時定数T4により第2のスイッチ手段17が動作され、リセットされて受信信号を遮断する。
【0043】
連続波に変換された信号は、時定数T5により指定された波分の信号が連続に入ると次段の処理に行き、一波でも信号が抜けるとその信号はリセットされる。時定数T5は、応答時間調整でもあり、誤動作防止のため長く時定数を取ると誤り動作は減るが、応答が悪くなる。
【0044】
時定数T5の設定は、外来波等の誤り動作を考慮して、
Figure 0003615862
とする。
【0045】
次に、信号は再トリガ禁止モノステーブル回路部11に入る。これにより、再トリガ禁止モノステーブル回路部11はこの信号を受けると、時定数T6により発振器制御回路部17を介して超音波発振器6を停止させ、超音波の送出を停止させる。この場合、時定数T6は手を差し出してから次の検知までの時間幅で約5秒間センサ動作は停止される。
【0046】
又、再トリガ禁止モノステーブル回路11は、時定数T7の時間幅だけ半導体スイッチ14を一時ONさせ、電動モータ13を一時的に駆動させる。
【0047】
電動モータ13が一時的に駆動されると、位置検出スイッチ12がONして電動モータ13が駆動される。
この電動モータ13の回転により図示しない円盤とクランクを介して図2に示したノズル部分にトルクが伝達され、発泡が実施される。
【0048】
即ち、図5はノズル32の下降状態を示し、伝達されたトルクによりノズル32が押圧されると、ピストンロッド43が下降し、これに伴って、液用ピストン44と空気用ピストン42とが下降する。液用ピストン44の下降により液槽内の液が加圧され、液は液体通路に至る。この際、ボール弁48は閉じられ、ボール弁37は開かれる。一方、空気用ピストン42の下降により空気槽内の空気が加圧され、空気は空気通路に至る。この際、ボール弁40は閉じられている。
そして、液と空気とは混合室36にて混合されて発泡し、ネット35,33を通過してきめ細かい泡がノズル32の先端部から吐出される。
【0049】
図6は、逆に、ノズル32が上昇するときの状態を示し、上記の伝達トルクが解除されると、ノズル32は上昇し、今度はピストンロッド43が上昇し、これに伴って、液用ピストン44と空気用ピストン42とが上昇する。液用ピストン44の上昇により液槽内が減圧され、ボール弁48が開かれると共に、ボール弁37が閉じられ、デイップチューブ49から液が液槽内に流入して次回の泡の吐出に必要な液が液槽内に貯留される。又、空気用ピストン42の上昇により空気槽内が減圧され、ボール弁40が開かれて、空気が空気槽内に流入し、次回の泡の吐出に必要な空気が空気槽内に貯留される。
【0050】
電動モータ13が規定停止位置まで回転すると、位置検出スイッチ12がOFFされて解放され、これによりブレーキスイッチ15が作動され、図示しないブレーキ手段が作動して、ブレーキがかけられ、電動モータ13は規定位置に停止される。
【0051】
尚、センサ回路消費電流を下げ、センサ応答速度を早くするために、間欠動作による超音波センサの反射波確認周期を現状より長くし、検知距離内の反射波が確認出来た時点から、この周期を連続して反射波が確認出来る間現状より短くするようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、超音波の検出を、物体までの超音波の往復時間により実施し、又連続波でなく間欠的な超音波を用い、更に反射波一波では動作せず、間欠反射波を所定回数連続して受信したときに動作するように構成することにより、誤動作を極力防止できると共に、消費電流を減少させることができる。
【0053】
請求項2記載の発明によると、センサの検知距離を適切に設定できる。
【0054】
請求項3記載の発明によると、トリガ禁止時間を適切に設定できる。
【0055】
請求項4記載の発明によると、誤動作を適切に防止しつつ、応答性を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体噴出装置の制御装置の一実施形態の電動モータの駆動制御回路図
【図2】同上の実施形態における時定数の間の関係を示す説明図
【図3】同上の流体噴出装置としてのフォームソープデイスペンサーのノズル部分の構成を示す断面図
【図4】電動モータの駆動制御回路とノズル部分の接続関係を示す説明図
【図5】装置動作時の図3に示したノズル部分の状態(下降状態)を示す断面図
【図6】装置動作時の図3に示したノズル部分の状態(上昇中)を示す断面図
【符号の説明】
1 送信センサ
2 受信センサ
3 受信アンプ
5 電源スイッチ
6 超音波発振器
7 発振器制御回路部
8 受信アンプ制御回路部
9 再トリガモノステーブル(波形変換手段)
10 誤動作防止回路部
11 再トリガ禁止モノステーブル(再トリガ禁止手段)
12 位置検出スイッチ(第3のスイッチ手段)
13 電動モータ
14 半導体スイッチ(第4のスイッチ手段)
15 ブレーキスイッチ(第5のスイッチ手段)
16 第1のスイッチ手段
17 第2のスイッチ手段
18 電源
21 第3の時定数回路部
22 第4の時定数回路部
23 第5の時定数回路部
24 第1の時定数回路部
25 第2の時定数回路部
26 第6の時定数回路部
27 第7の時定数回路部

Claims (4)

  1. 液体を噴出するノズルと、該ノズルを押圧して液体噴出動作を行わせる押圧手段と、該押圧手段を動作させる電動モータと、電動モータの駆動制御回路と、を含んで構成される流体噴出装置において、
    前記電動モータの駆動制御回路を、
    電源と、
    超音波発振器と、
    第1の時定数回路部から付与された第1の時定数に基づいて前記超音波発振器により発振された超音波を間欠的に送出する送信センサと、
    前記送信センサから送出された超音波が物体から反射した反射超音波を受信する受信センサと、
    前記受信センサに受信された超音波を増幅する受信アンプと、
    前記送信センサから超音波が送出し終わった時点で動作し、前記受信アンプに第2の時定数回路部から付与された第2の時定数の時間幅電源を供給する受信アンプ制御回路部と、
    前記受信アンプへの電源供給後に第3の時定数回路部から付与された第3の時定数の時間幅受信センサからの信号供給を遮断する第1のスイッチ手段と、
    第4の時定数回路部から付与された第4の時定数に基づいて前記受信センサからの信号を間欠波形から見かけ上連続波形に変換する波形変換手段と、
    受信アンプの電源供給停止後、該受信アンプが動作している間に前記第2の時定数の時間幅をもって遅れてきた反射波又は外来波を遮断する誤動作防止回路部と、
    前記誤動作防止回路部の時定数により動作し、前記波形変換手段により連続波形に変換された信号を、第5の時定数回路部から付与された第5の時定数により指定された波分の信号が連続して入力されると次段の処理に転送し、指定された波分の信号が連続して入力されないとリセットされる第2のスイッチ手段と、
    前記電動モータに一時的に電源供給するべくON動作される第3のスイッチ手段と、
    前記電動モータの停止基準位置ではOFFし、該電動モータの回転位置ではONし、ON時に電動モータに電源を供給する位置検出用の第4のスイッチ手段と、
    前記信号を受けてから第6の時定数回路部から付与された第6の時定数の時間幅発振器を停止させると共に、第7の時定数回路部から付与された第7の時定数の時間幅前記第3のスイッチ手段をON動作する再トリガ禁止手段と、
    前記第4のスイッチ手段のOFF動作により前記電動モータを規定位置に停止させるブレーキ手段を作動するべくONされるブレーキ用の第5のスイッチ手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする流体噴出装置の制御装置。
  2. 前記第2の時定数は、1.15msであることを特徴とする請求項1記載の流体噴出装置の制御装置。
  3. 前記第3の時定数は、144μsであることを特徴とする請求項1又は2記載の流体噴出装置の制御装置。
  4. 前記第5の時定数は、受信間欠超音波が10波の場合は190msであり、5波の場合は96msであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の流体噴出装置の制御装置。
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