JP3615519B2 - データの記録及び再生方法及び装置、データ再生方法及び装置 - Google Patents

データの記録及び再生方法及び装置、データ再生方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばモーションJPEG等のフレームデータを記録媒体に記録及び再生するデータ記録及び再生方法及び装置、その記録媒体からデータを再生するデータ再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
静止画像の規格は様々なものがあり、その中でも特に広く使われている規格として、いわゆるJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)規格がある。なお、当該JPEGは、ITU−TS(国際電気通信連合:旧CCITT)とISO(国際標準化機構)で定めたカラー静止画像の圧縮、伸張処理のための規格である。
【0003】
一方、動画像表示のための規格は、例えばいわゆるMPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group)規格やモーションJPEG(Motion JPEG)などが存在する。
【0004】
ここで、上記モーションJPEGは、上記JPEGの技術を動画に応用した規格である。モーションJPEGでは動画の各コマがJPEGデータとして用意される。データ再生装置は、それら各コマのJPEGデータを高速に伸張処理して連続的に表示することで動画表示を実現する。
【0005】
すなわち、データ再生装置は、図6に示すように、動画を構成する各コマ(例えば図中「0x00」,「0x01」,「0x02」,「0x03」,「0x04」,・・・の番号で示す各フレーム)の静止画像が順番に記録されている記録媒体から、それら各コマの静止画像をストリーミングデータとして順番に再生することで動画表示を実現する。なお、図6は1倍速再生(通常再生)の例を示している。
【0006】
また、当該モーションJPEGは、上記MPEGなどのように動画のコマとコマの間の差分情報だけを保存する規格とは異なり、1コマ1コマが静止画像のデータとして存在するため、任意の個所での編集や逆再生、倍速再生等が容易であることが特徴となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記モーションJPEG形式のフレームデータが記録されている光ディスク等の記録媒体の再生を行う場合において、例えば2倍速、4倍速等の再生(以下、高速再生と呼ぶことにする)を実現するためには、以下の第1の再生処理方法や第2の再生処理方法のような特別な再生処理が必要となる。なお、以下の説明は、上記記録媒体として光ディスクを挙げ、また、高速再生の一例として2倍速再生を挙げている。
【0008】
すなわち、上記第1の再生処理方法は、例えば、図6に示した「0x00」〜「0x07」の順番で光ディスクに記録されている各フレームデータを、その順番で順次読み取ってメモリ等にバッファリングし、当該バッファリングしたフレームデータの中から例えば偶数フレーム(「0x00」,「0x02」,「0x04」,「0x06」,・・・)のデータのみを読み出して伸張するような再生処理方法である。
【0009】
また、上記第2の再生処理方法は、例えば図7に示すように「0x00」〜「0x07」の順番で各フレームデータが記録されている光ディスクからそれらデータを読み取る際に、奇数フレーム(「0x01」,「0x03」,「0x05」,「0x07」,・・・)のデータを読み飛ばし(スキップして)、偶数フレーム(「0x00」,「0x02」,「0x04」,「0x06」,・・・)のデータのみを読み取り、当該読み取った偶数フレームのデータを伸張するような再生処理方法である。
【0010】
しかしながら、上記第1の再生処理方法の場合、光ディスク再生装置は、ディスク読み取り能力を超えるような高速再生を実現することは不可能である。すなわち、一般に、光ディスク再生装置は、ディスク読み取り能力(読み取り速度)に限界があるため、例えCPUの演算速度が前記伸張処理等を行うのに充分であったとしても、当該読み取り能力を越えるような高速再生を実現することまではできない。
【0011】
また、上記第2の再生処理手法の場合、光ディスク再生装置は、光ディスクからデータを読み取る際に頻繁にスキップ動作とデータ読み取り動作の切り換えを行わなければならない。このような動作は、余計な時間がかかり、高速再生にとってはオーバーヘッドとなる。またこの場合、光ディスク再生装置の読み取りヘッド部(光学ピックアップ)には過大な負荷がかかることになる。特に、高速再生の速度が速くなればなるほど、光ディスク再生装置は、スキップ動作とデータ読み取り動作の切り換えを高速に行わなければならなくなり、好ましくない。
【0012】
そこで、本発明は、再生装置の読み取り能力以上の高速再生を実現可能とし、また、高速再生時の動作の無駄を無くし、再生装置のデータ読み取りヘッド部にかかる負荷を少なくすることを可能にするためのデータの記録及び再生方法及び装置、データ再生方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、2のn乗個のフレームデータを通常再生順にそれぞれnビットにより表し、上記各nビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替え、上記ビットの入れ替えがなされた後のnビットにより上記各フレームデータの記録順番を定義し、その定義した記録順番で各フレームデータを記録媒体に記録する。その記録媒体を再生する際に、所望の再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを上記フレームデータの並べ替え単位の先頭から順番記録媒体から読み取り、当該読み取ったフレームデータをバッファリングし、そのバッファリングしたフレームデータを上記所望の再生速度に応じた所定の順番で読み出す。
【0014】
すなわち本発明は、記録媒体上でのフレームデータの配置順を、その記録媒体の高速再生を行う際にフレームデータを全て読み取る必要がなく且つ、再生スキップ動作を頻繁に行わなくても必要なデータのみを再生できるように工夫している。
【0015】
これにより、データ再生装置は、データ読み取りヘッド部の読み取り能力以上の高速再生を実現でき、また、高速再生動作の無駄を無くしてデータ読み取りヘッド部にかかる負荷を少なくできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[データの記録順及び再生順]
データ記録装置は、「0x00」から「0x07」までの番号で示す8個(2の3乗個)のフレームデータを、図1に示すように「0x00」,「0x04」,「0x02」,「0x06」,「0x01」,「0x05」,「0x03」,「0x07」の順番で光ディスクへ記録する。
【0017】
すなわち、図2中の(A)に示す「0x00」,「0x01」,「0x02」,「0x03」,「0x04」,「0x05」,「0x06」,「0x07」の8個分の各フレームデータが、例えば”000”,”001”,”010”,”011”,”100”,”101”,”110”,”111”のそれぞれ3ビットで表されているとした場合、データ記録装置は、それら各3ビットのうちの中央のビット(この例では第2ビット)よりも上位側のビットと下位側のビットを入れ替え、その入れ替え後の各3ビット”000”,”100”,”010”,”110”,”001”,”101”,”011”,”111”により表される各フレームデータを、光ディスク上に順番に並べて記録する。
【0018】
この図1及び図2に示した順番で各フレームデータが記録された光ディスクを例えば4倍速で再生する場合、データ再生装置は、上記光ディスク上に順番に記録されている8個のフレームデータのうち先頭から1/4個のフレームデータ(2個のフレームデータ)のみを読み取ってメモリ等にバッファリングする。すなわち、データ再生装置は、図2中の(B)に示す「0x00」と「0x04」の2つのフレームデータを光ディスクから読み取ってメモリ等にバッファリングする。そして、データ再生装置は、そのメモリから「0x00」,「0x04」の順にフレームデータを読み出す。これにより、データ再生装置は、4倍速再生に必要なフレームデータを得ることができる。
【0019】
また、例えば2倍速再生を行う場合、データ再生装置は、光ディスク上に順番に記録されている8個のフレームデータうちの先頭から1/2個のフレームデータ(4個のフレームデータ)のみを読み取ってメモリ等にバッファリングする。すなわち、データ再生装置は、図2中の(B)に示す「0x00」,「0x04」,「0x02」,「0x06」のフレームデータを順番に読み取ってメモリ等にバッファリングする。そして、データ再生装置は、そのメモリから「0x00」,「0x02」,「0x04」,「0x06」の順にフレームデータを読み出す。これにより、データ再生装置は、2倍速再生に必要なフレームデータを得ることができる。
【0020】
なお、例えば1倍速再生を行う場合、データ再生装置は、光ディスク上に順番に記録されている図2中の(B)に示す「0x00」〜「0x07」の8個のフレームデータを読み取ってメモリ等にバッファリングした後、そのメモリから「0x00」,「0x01」,「0x02」,「0x03」,「0x04」,「0x05」,「0x06」,「0x07」の順番にフレームデータを読み出すようにすれば良い。また、例えば8倍速再生を行う場合、データ再生装置は、光ディスク上に順番に記録されている図2中の(B)に示す先頭の「0x00」のフレームデータのみを読み取ってメモリ等にバッファリングした後、そのメモリから「0x00」のフレームデータを読み出すようにすれば良い。
【0021】
このように、上記図1や図2では、8個(2の3乗個)のフレームを、上記フレームの並べ替えの単位としている例を挙げている。
【0022】
また、例えば32個(2の5乗個)のフレームを、上記フレームの並べ替えの単位とした場合、それら32個のフレームの記録順番は、図3に示すようになる。
【0023】
すなわち、32個のフレームを上記並べ替えの単位とした場合、図3中の(A)に示すように、「0x00」〜「0x31」の32個のフレームデータは、それぞれ5ビット”00000”〜”11111”で表すことができる。データ記録装置は、図3中の(B)に示すように、それら5ビットのうちの中央のビット(この例では第3ビット)よりも上位側のビットと下位側のビットを入れ替え、その入れ替え後の各5ビット”00000”,”10000”,”01000”,…,”10111”,”01111”,”11111”により表される各フレームデータ「0x00」,「0x16」,「0x08」,…,「0x23」,「0x15」,「0x31」を光ディスク上に順番に並べて記録する。
【0024】
このように32個(2の5乗個)のフレームを上記並べ替えの単位とした場合、データ再生装置は、1倍速から2の5乗倍速(32倍速)までの高速再生が可能となる。すなわち例えば16倍速再生を行う場合、データ再生装置は、光ディスク上に順番に記録されている32個のフレームデータうちの先頭から1/16個のフレーム(すなわち2個のフレーム)である「0x00」,「0x16」のフレームデータを順番に読み取ってメモリ等にバッファリングする。そして、データ再生装置は、そのメモリから「0x00」,「0x16」の順にフレームデータを読み出す。これにより、データ再生装置は、16倍速再生に必要なフレームデータを得ることができる。
【0025】
また、例えば8倍速再生を行う場合、データ再生装置は、光ディスク上に順番に記録されている32個のフレームデータうちの先頭から1/8個のフレーム(すなわち4個のフレーム)である「0x00」,「0x16」,「0x08」,「0x24」のフレームデータを順番に読み取ってメモリ等にバッファリングする。そして、データ再生装置は、そのメモリから「0x00」,「0x08」,「0x16」,「0x24」の順にフレームデータを読み出す。これにより、データ再生装置は、8倍速再生に必要なフレームデータを得ることができる。
【0026】
以下、説明は省略するが、上述同様なやり方により、データ再生装置は、4倍速再生、2倍速再生、1倍速再生や32倍速再生が可能となる。
【0027】
以上説明したように、データ記録装置は、2のn乗個のフレームデータをそれぞれ表すnビットの中央よりも上位側のビットと下位側のビットをそれぞれ入れ替え、それら入れ替え後のnビットにより表されるフレームデータを順番に並べて光ディスクに記録するようにしている。そして、データ再生装置は、この光ディスクの高速再生を行う際に、その再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを順番に読み取ってメモリにバッファリングし、当該メモリにバッファリングされているフレームデータを、上記再生速度に応じた所定の順番で読み出す。
【0028】
すなわち、光ディスクには、上記ビットの入れ替え後の各nビットにより表されるフレームデータが順番に並べられて記録されているため、データ再生装置は、高速再生時に、その再生速度の逆数に応じた数のフレームデータだけを順番に読み取れば良い。つまり光ディスクの読み取り速度は高速再生速度の逆数に相当する速度で良い。このため、データ再生装置は、実際のディスク読み取り能力以上の高速再生を実現できる。また、光ディスク上には、高速再生時に必要となるフレームデータが連続的に配列して記録されているため、データ再生装置は、高速再生時のスキップ回数を少なくでき、動作の無駄が無く、したがって読み取りヘッド部にかかる負荷も少なくなっている。
【0029】
なお、ディスク読み取り速度に余裕がある場合、データ再生装置は、上記再生速度の逆数以上のフレームデータを読み込むようにしても良い。また逆に、読み取り速度に余裕がないときであっても、その読み取り能力に応じたフレームデータを光ディスクから読み込んでおけば、データ再生装置は、多少のコマ落ちはあるものの、ある程度の品質の高速再生画像を得ることができる。
【0030】
[記録装置の構成]
図4は、上述したようなフレームデータの並べ替え処理を行うと共に、その並べ替え後の各フレームデータを光ディスクへ記録するデータ記録装置10の概略構成を示す。
【0031】
この図4において、データ入力部11は、通常の再生順序の各フレームデータを取り込む。ここで、上記通常の再生順序とは、例えば前記図6に示したような再生順序である。また、上記データ入力部11に入力する各フレームデータは、例えばモーションJPEGの各コマのフレームデータである。なお、上記モーションJPEGの各フレームデータは、例えばデータベース化されて予め用意されたものの中から、必要に応じて読み出したものであっても良い。
【0032】
制御部16は、上記データ入力部11に入力した上記通常の再生順序のフレームデータを、メモリ12に蓄積させる。当該メモリ12は、少なくとも、前記フレームの並べ替えの単位分の複数のフレームデータを記憶可能なものである。すなわち、前記フレームの並べ替えの単位が図1や図2の例のように8フレームである場合、当該メモリ12は、少なくともフレームデータ8個分の記憶容量を備えたものとする。同様に、前記フレームの並べ替えの単位が図3の例のように32フレームである場合、当該メモリ12は、少なくともフレームデータ32個分の記憶容量を備えたものとする。
【0033】
そして、制御部16は、このメモリ12のアドレス制御を行うことにより、当該メモリ12から、前記並べ替え後の順番となるように各フレームデータを読み出させる。つまり、前記フレームの並べ替えの単位が8個である場合、制御部16は、当該メモリ12から前記図1や図2で説明したような並べ替え後の順番となるように各フレームデータを読み出させる。同様に、前記フレームの並べ替えの単位が32個である場合、制御部16は、当該メモリ12から前記図3で説明したような並べ替え後の順番となるように各フレームデータを読み出させる。
【0034】
上記メモリ12から読み出された各フレームデータは、信号処理部13へ入力する。当該信号処理部13は、上記フレームデータ毎に誤り訂正符号を生成して付加することによる符号化を行い、その符号化後のフレームデータを変調部14へ送る。
【0035】
変調部14は、上記符号化後の各フレームデータに基づいて所定のキャリア信号を変調した信号(以下フレーム信号と表記する)を生成し、そのフレーム信号を記録部15へ送る。
【0036】
記録部15は、記録用光ヘッドを備え、上記フレーム信号に基づいて記録用光ヘッドを駆動することにより、上記フレームデータを光ディスクへ記録する。なお、当該光ディスクは、複数の光ディスクを複製する際のマスタディスクであっても良い。
【0037】
また、上記制御部16は、フレーム配列情報を生成する。フレーム配列情報は、上記各フレームデータが記録されている光ディスクから、所望の再生速度に応じた各フレームデータを読み取る際に必要となる情報である。そして、制御部16は、そのフレーム配列情報を、上記メモリ12を介して信号処理部13へ送る。なお、制御部16は、フレーム配列情報を、上記メモリ12を介さずに直接、信号処理部13へ送っても良い。
【0038】
信号処理部13は、上記フレーム配列情報に誤り訂正符号を生成して付加して符号化し、変調部14へ送る。変調部14は、上記符号化されたフレーム配列情報に基づいて所定のキャリア信号を変調した信号(以下、単に配列信号と表記する)を生成し、その配列信号を記録部15へ送る。そして、記録部15は、上記配列信号に基づいて記録用光ヘッドを駆動することにより、上記フレーム配列情報を上記光ディスクの所定の記録領域へ記録する。なお、当該フレーム配列情報は、例えばTOC(Table Of Contents)データとして光ディスクのTOC記録領域に記録しても良い。
【0039】
データ記録装置は、上述の構成により、前記フレームデータが記録された光ディスクを生成する。
【0040】
[再生装置の構成]
次に、図5には、上記光ディスクを再生するデータ再生装置20の概略構成を示す。
【0041】
この図5において、読み取り部21は、少なくとも光ディスクから信号を再生可能な光ヘッドを備える。当該読み取り部21は、光ディスクから読み取った信号を復調部22へ送る。
【0042】
復調部22は、上記光ディスクから読み取られた信号に復調処理を行って矩形波信号を取り出す。当該復調部22から出力された矩形波信号は、信号処理部23へ送られる。
【0043】
当該信号処理部23は、上記矩形波信号を2値化し、その2値化により得られたデータに付加されている誤り訂正符号を用いて誤り訂正処理を行うことでデータを復号する。
【0044】
ここで、上記光ディスクからフレームデータの読み取りを開始する前に、データ再生装置は、上記光ディスクの所定の記録領域に記録されているフレーム配列情報を読み取る。すなわち、制御部26は、上記読み取り部21を制御することで、上記光ディスクの所定の記録領域から信号を読み取らせる。この信号は、復調部22を介して信号処理部23に送られる。信号処理部23は、その復調部22の出力矩形波信号を2値化し、さらに誤り訂正処理を行ってフレーム配列情報を復号し、制御部26へ送る。
【0045】
制御部26は、上記フレーム配列情報に基づいて、当該光ディスク上に記録されている各フレームデータの記録位置(すなわちフレームデータのアドレス)や、各フレームデータがどのような順番で記録されているのかなどの内容を認識する。このように、当該制御部26は、上記フレーム配列情報により、前記フレームデータが例えば図1や図2中の(B)、図3中の(B)で説明したような順番で並べ替えられていることを知る。
【0046】
次に、例えば当該データ再生装置20の操作者によって指示入力部27から所望の再生速度の指示入力がなされると、制御部26は、その再生速度に応じたフレームデータを上記光ディスクから読み取るように上記読み取り部21の動作を制御する。すなわち、制御部26は、上記指示入力がなされた再生速度に応じて、前記図2中の(B)や図3中の(B)を用いて説明したように、再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを光ディスクから読み出すように上記読み取り部21を制御する。
【0047】
そして、上記読み取り部21により光ディスクから読み取られた信号は、上記復調部22を介して信号処理部23に送られる。信号処理部23は、その復号部22の出力矩形波信号を2値化し、さらに誤り訂正処理を行ってフレームデータを復号する。このフレームデータは、バッファ24へ入力する。当該バッファ24は、少なくとも上記指示入力が可能な再生速度の逆数に応じた数のフレームデータ分の記憶容量を有するものである。
【0048】
次に、制御部26は、このバッファ24から、前記図2中の(B)や図3中の(B)で説明した再生速度に応じた所定の順番で、フレームデータを読み出させる。
【0049】
バッファ24から読み出されたフレームデータは、データ出力部25へ入力する。データ出力部25は、外部接続されているモニタ装置の信号規格(例えばNTSCのような標準テレビジョン方式)に合わせるように、そのフレームデータを信号変換して出力する。
【0050】
上述したように、データ再生装置は、上記並べ替え後のフレームデータが記録された光ディスクを用いて、上記指示入力された再生速度に応じた高速再生を行うことができる。
【0051】
なお、上述した実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0052】
例えば、本発明の記録媒体は、ハードディスク等の磁気ディスクや、磁気テープ等であっても良い。また、記録媒体に記録されるフレームデータは、モーションJPEGのフレームデータに限らず、各フレームデータがそれぞれ完結したデータとなされていれば何れの規格のデータであっても良い。
【0053】
さらに、本発明は、フレームデータを伝送する場合にも適用可能である。この場合、送信装置が、前述したように並べ替えたフレームデータを受信装置から要求された再生速度に応じて送信するようにすれば、受信装置は、全てのフレームデータを受信しなくても高速再生が可能となる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、2のn乗個のフレームデータを通常再生順にそれぞれnビットにより表し、上記各nビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替え、上記ビットの入れ替えがなされた後のnビットにより各フレームデータの記録順番を定義している。そして、その記録順番でフレームデータが記録された記録媒体の高速再生を行う際には、その再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを順番に読み取り、その読み取ったフレームデータをバッファリングして再生速度に応じた所定の順番で読み出すことによって、再生装置の読み取り能力以上の高速再生が可能となり、また、高速再生動作の無駄が無く、再生装置のデータ読み取りヘッド部にかかる負荷をも少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム並べ替えの単位が8フレームである場合に、光ディスクに記録されるフレームデータ配列の一例を示す図である。
【図2】フレーム並べ替えの単位が8フレームである場合に、再生速度に応じて光ディスクから読み取るフレームの説明に用いる図である。
【図3】フレーム並べ替えの単位が32フレームである場合に、再生速度に応じて光ディスクから読み取るフレームの説明に用いる図である。
【図4】フレームデータの並べ替え処理とその並べ替え後のフレームデータを光ディスクへ記録するデータ記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】並べ替え後のフレームデータが記録された光ディスクを再生するデータ再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】従来の第1の再生処理方法により動画表示を行う場合の各コマの再生順番の説明に用いる図である。
【図7】従来の第2の再生処理方法により動画表示を行う場合の各コマの再生順番の説明に用いる図である。
【符号の説明】
10…データ記録装置、11…データ入力部、12…メモリ、13…信号処理部、14…変調部、15…記録部、16,26…制御部、20…データ再生装置、21…読み取り部、22…復調部、23…信号処理部、24…バッファ、25…データ出力部、27…指示入力部

Claims (8)

  1. 2のn乗個の各フレームデータを通常再生順にそれぞれnビットにより表し、
    上記各nビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替え、
    上記ビットの入れ替えがなされた後の各nビットにより、上記各フレームデータの記録順番を定義し、
    上記定義した記録順番で各フレームデータを記録媒体に記録し、
    上記記録媒体から、所望の再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを上記フレームデータの並べ替え単位の先頭から順番に読み取り、
    上記読み取ったフレームデータをバッファリングし、
    上記バッファリングしたフレームデータを上記所望の再生速度に応じた所定の順番で読み出す
    ことを特徴とするデータ記録及び再生方法。
  2. 請求項1記載のデータ記録及び再生方法であって、
    上記2のn乗個の各フレームデータは、通常再生時の時間順に再生されるべきモーションJPEGデータであることを特徴とするデータ記録及び再生方法。
  3. 2のn乗個の各フレームデータを通常再生順にそれぞれ表すnビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替えることによって上記各フレームデータを並べ替えるフレーム並べ替え部と、
    当該並べ替えがなされた後の各フレームデータを順番に記録媒体へ記録する記録部と、
    上記記録媒体から、所望の再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを上記フレームデータの並べ替え単位の先頭から順番に読み取る読み取り部と、
    上記読み取ったフレームデータをバッファリングするメモリ部と、
    上記メモリ部にバッファリングしたフレームデータを上記所望の再生速度に応じた所定の順番で読み出すメモリ読み出し部とを有する
    ことを特徴とするデータ記録及び再生装置。
  4. 請求項3記載のデータ記録及び再生装置であって、
    上記2のn乗個の各フレームデータは、通常再生時の時間順に再生されるべきモーションJPEGデータである
    ことを特徴とするデータ記録及び再生装置。
  5. 2のn乗個の各フレームデータを通常再生順にそれぞれnビットにより表し、上記各nビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替え、上記ビットの入れ替えがなされた後の各nビットにより、上記各フレームデータの記録順番を定義し、上記定義した記録順番で各フレームデータを記録した記録媒体からフレームデータを読み取り再生するデータ再生方法であって、
    上記記録媒体から、所望の再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを上記フレームデータの並べ替え単位の先頭から順番に読み取り、
    上記読み取ったフレームデータをバッファリングし、
    上記バッファリングしたフレームデータを上記所望の再生速度に応じた所定の順番で読み出す
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  6. 請求項5記載のデータ再生方法であって、
    上記2のn乗個の各フレームデータは、通常再生時の時間順に再生されるべきモーションJPEGデータである
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  7. 2のn乗個の各フレームデータを通常再生順にそれぞれnビットにより表し、上記各nビットの上位側ビットと下位側ビットを入れ替え、上記ビットの入れ替えがなされた後の各nビットにより、上記各フレームデータの記録順番を定義し、上記定義した記録順番で各フレームデータを記録した記録媒体からフレームデータを読み取り再生するデータ再生装置であって、
    上記記録媒体から、所望の再生速度の逆数に応じた数のフレームデータを上記フレームデータの並べ替え単位の先頭から順番に読み取る読み取り部と、
    上記読み取ったフレームデータをバッファリングするメモリ部と、
    上記メモリ部にバッファリングしたフレームデータを上記所望の再生速度に応じた所定の順番で読み出すメモリ読み出し部とを有する
    ことを特徴とするデータ再生装置。
  8. 請求項7記載のデータ再生装置であって、
    上記2のn乗個の各フレームデータは、通常再生時の時間順に再生されるべきモーションJPEGデータである
    ことを特徴とするデータ再生装置。
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