JP4487196B2 - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、記録装置及びその制御方法に関し、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮符号化された圧縮映像データを復号化して、記録再生する記録再生装置に適用して好適なものである。
従来、映像データを効率的に圧縮する方法のひとつにMPEG方式がある。MPEG方式は、複数のフレームから構成されるGOP(Group Of Picture)を単位としており、フレーム相関を利用して、映像データの各フレーム画像を順次圧縮符号化するものである。
このようなMPEG方式のGOPを利用したシステムとして、例えば複数の映像データが圧縮された圧縮映像データをそれぞれ所定のGOP単位ごとに時分割に多重化することによって、入力及び復号器の共用を図ると共に、送信側における画像サイズの縮小、フレーム間引き、送信レート及び処理速度の高速化により、圧縮率を上げることなく複数の圧縮映像データに基づく映像を再生して1つの画面に表示する圧縮復号データ表示システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−155123号公報
ところで、例えばテレビジョンなどにおける高解像度方式であるHD(High Definition)方式に準拠した記録再生装置においては、入力される映像データを、高解像度の映像を表示させるための圧縮本線映像データD1に圧縮符号化すると共に、上述の高解像度の映像における早送り時の高速検索再生用である低解像度の映像を表示させるための圧縮プロキシ映像データD2に圧縮符号化するようになされており、これら圧縮本線映像データD1及び圧縮プロキシ映像データD2を一の光ディスクに記録すると共に、当該光ディスクから読み出して再生するようになされている。この場合、圧縮プロキシ映像データD2については、低解像度であるため、圧縮本線映像データD1に比して低情報量となっている。
しかしながらこのようなHD方式に準拠した記録再生装置では、図6のように圧縮本線映像データD1のGOP単位を15フレームとし、圧縮プロキシ映像データD2のGOP単位を10フレームとするようになされており、圧縮本線映像データD1のGOP単位と圧縮プロキシ映像データD2のGOP単位が異なっているため、再生時には、それぞれのGOPのフレームのうち、同一のフレーム画像でなるフレームを復号化するときに、当該フレームが何番目のGOPの何フレーム目であるのかを、圧縮本線映像データD1と圧縮プロキシ映像データD2とで別々に計算しなければならない。
また、圧縮本線映像データD1のGOP(n)を当該GOP単位で置き換えるような編集時には、圧縮本線映像データD1のGOP(n)に対応する圧縮プロキシ映像データD2のGOP(n)を単純に置き換えることができないため、プロキシ映像データD2のGOP(n)を超えて編集する必要があり、この結果、再生処理や編集処理が煩雑となり、処理効率が低下するという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、再生時や編集時における処理効率を向上させ得る記録装置及びその制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、入力される映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第1の符号化処理単位で圧縮符号化することにより通常再生用の第1の符号化データを生成する第1の符号化手段と、映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第2の符号化処理単位で、かつ第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化することにより高速再生用の第2の符号化データを生成する第2の符号化手段と、第1の符号化データと第2の符号化データ所定の時間間隔で交互に一の記録媒体に記録する記録手段と、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像について第1の符号化処理単位により決定される位置と第2の符号化処理単位により決定される位置とが同一となるよう、第1の符号化手段及び第2の符号化手段を、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位を同数のフレームとすると共に、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位の開始フレームを揃え、かつ第1の符号化データにおける第1の符号化処理単位の開始フレームと第2の符号化データにおける第2の符号化処理単位の開始フレームとを同一のフレーム画像とするように制御する制御手段とを設けるようにした。
従って、再生時には、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像を復号化するときに、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができると共に、第1の符号化データを第1の符号化処理単位で置き換えるような編集時には、第2の符号化データについても、対応する第2の符号化処理単位で置き換えることができるため、簡易な処理で第1の符号化データ及び第2の符号化データを編集することができる。
また、入力される映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第1の符号化処理単位で圧縮符号化することにより通常再生用の第1の符号化データを生成する第1の符号化手段と、映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第2の符号化処理単位で、かつ第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化することにより高速再生用の第2の符号化データを生成する第2の符号化手段とを有する記録装置の制御方法において、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像について第1の符号化処理単位により決定される位置と第2の符号化処理単位により決定される位置とが同一となるよう、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位を同数のフレームとすると共に、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位の開始フレームを揃え、かつ第1の符号化データにおける第1の符号化処理単位の開始フレームと第2の符号化データにおける第2の符号化処理単位の開始フレームとを同一のフレーム画像とするように圧縮符号化する第1のステップと、第1の符号化データと第2の符号化データ所定の時間間隔で交互に一の記録媒体に記録する第2のステップとを設けるようにした。
従って、再生時には、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像を復号化するときに、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができると共に、第1の符号化データを第1の符号化処理単位で置き換えるような編集時には、第2の符号化データについても、対応する第2の符号化処理単位で置き換えることができるため、簡易な処理で第1の符号化データ及び第2の符号化データを編集することができる。
本発明によれば、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像について第1の符号化処理単位により決定される位置と第2の符号化処理単位により決定される位置とが同一となるよう、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位を同数のフレームとすると共に、第1の符号化処理単位及び第2の符号化処理単位の開始フレームを揃え、かつ第1の符号化データにおける第1の符号化処理単位の開始フレームと第2の符号化データにおける第2の符号化処理単位の開始フレームとを同一のフレーム画像とするように圧縮符号化し、第1の符号化データ及び第2の符号化データを一の記録媒体に記録することにより、再生時には、第1の符号化データ及び第2の符号化データにおける同一のフレーム画像を復号化するときに、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができると共に、第1の符号化データを第1の符号化処理単位で置き換えるような編集時には、第2の符号化データについても、対応する第2の符号化処理単位で置き換えることができるため、簡易な処理で第1の符号化データ及び第2の符号化データを編集することができ、かくして再生時や編集時における処理効率を向上させ得る記録装置及びその制御方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記録再生装置の構成
図1において、1は全体として本実施の形態による記録再生装置を示し、撮像部2は、被写体の光学像を電気信号に変換することにより得られるアナログ映像信号をディジタル変換し、この結果得られる高解像度の映像データD10を入力映像処理部3に送出する。
入力映像処理部は、撮像部2から供給される映像データD10、又は外部から例えばHD−SDI(High Definition - Serial Digital Interface)等の映像入力部4を介して供給される映像データD10を、輝度データ及び色差データに分離し、これらを分離映像データD11として本線映像圧縮伸張器5及びプロキシ映像圧縮伸張器6にそれぞれ送出する。
ここで、記録再生装置1の所定位置には、再生ボタンや記録ボタン、停止ボタン等を有する操作部7が設けられており、これら各種操作ボタンの操作に応じた操作データD12を制御部8に送出する。
制御部8は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むマイクロコンピュータ構成でなり、ROMに予め格納された制御プログラムに基づいて、操作部7から与えられる操作データD12に応じて本線映像圧縮伸張器5、プロキシ映像圧縮伸張器6、メモリ9及び光ディスク記録再生部10をそれぞれ制御する。
この場合、制御部8は、例えば操作部7の記録ボタンの操作に応じた操作データD12が供給されると、記録モードに遷移して、本線映像圧縮伸張器5によって、供給される分離映像データD11に対して、例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)のMPEGロングGOP(MPEG Long GOP)方式における圧縮符号化規格に基づいて圧縮符号化処理を施し、この結果得られる圧縮本線映像データD13をメモリ9に送出させる。
また制御部8は、プロキシ映像圧縮伸張器6によって、供給される分離映像データD11に対して、例えばMPEG4(Moving Picture Experts Group Phase 4)のMPEGロングGOP方式における圧縮符号化規格に基づいて圧縮符号化処理を施し、この結果得られる圧縮プロキシ映像データD14をメモリ9に送出させる。この場合、圧縮プロキシ映像データD14については、MPEG4のMPEGロングGOP方式で圧縮符号化されているため、圧縮本線映像データD13に比して低情報量となっている。
そして制御部8は、供給される圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を、メモリ9を用いることにより、所定のGOP単位ごとに一定の時間間隔で交互に並び換え、この結果得られる記録データD15を光ディスク記録再生部10に送出させる。
この結果、光ディスク11には、高解像度の映像を表示させるための圧縮本線映像データD13と、高解像度の映像における早送り時の高速検索再生用である低解像度の映像を表示させるための圧縮プロキシ映像データD14とが所定のGOP単位ごとに一定の時間間隔で交互に並び換えられた記録データD15が記録されるようになされている。
このとき制御部8は、例えば24Pプログレッシブフォーマット(24P_Progressive Format)で記録する場合、図2に示すように、圧縮本線映像データD13の4GOP分(48フレーム)と、圧縮プロキシ映像データD14の4GOP分(48フレーム)とを2秒間隔で交互に並び換えるようになされており、これにより、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を樹木の年輪のように記録することができるようになされている。
一方、制御部8は、図1のように例えば操作部7の再生ボタンのうち、通常再生ボタンの操作に応じた操作データD12が供給されると、通常再生モードに遷移して、光ディスク記録再生部10によって、当該光ディスク記録再生部10に装填される光ディスク11から記録データD15を読み出して、メモリ9に送出させる。
また制御部8は、光ディスク11から読み出される記録データD15を、メモリ9を用いることにより、上述の圧縮本線映像データD13に並び換え、当該圧縮本線映像データD13を本線映像圧縮伸張器5に送出させる。
そして制御部8は、本線映像圧縮伸張器5によって、供給される圧縮本線映像データD13を、例えばMPEG2のMPEGロングGOP方式における圧縮符号化処理に対応した復号化処理を施し、この結果得られる分離本線映像データD16を再生画像処理部12に送出させる。
これによりこの記録再生装置1では、分離本線映像データD16を再生画像処理部12を介して高解像度の本線映像データD17に変換し、当該本線映像データD17を映像出力部13を介して外部に出力することができるようになされている。
他方、制御部8は、例えば操作部7の再生ボタンのうち、高速検索再生ボタンの操作に応じた操作データD12が供給されると、高速検索再生モードに遷移して、光ディスク記録再生部10によって、当該光ディスク記録再生部10に装填される光ディスク11から記録データD15を読み出して、メモリ9に送出させる。
また制御部8は、光ディスク11から読み出される記録データD15を、メモリ9を用いることにより、上述の圧縮プロキシ映像データD14に並び換え、当該圧縮プロキシ映像データD14をプロキシ映像圧縮伸張器6に送出させる。
そして制御部8は、プロキシ映像圧縮伸張器6によって、供給される圧縮プロキシ映像データD14を、例えばMPEG4のMPEGロングGOP方式における圧縮符号化処理に対応した復号化処理を施し、この結果得られる分離プロキシ映像データD18を再生画像処理部12に送出させる。
これによりこの記録再生装置1では、高速検索再生時には、分離プロキシ映像データD18を再生画像処理部12を介して低解像度のプロキシ映像データD19に変換し、当該プロキシ映像データD19を映像出力部13を介して外部に出力することができるようになされている。
このとき制御部8は、通常再生時には、圧縮プロキシ映像データD14を飛び越して圧縮本線映像データD13を再生することができると共に、高速検索再生時には、圧縮本線映像データD13を飛び越して圧縮プロキシ映像データD14を再生することができるようになされている。
これによりこの記録再生装置1においては、図2のように圧縮本線映像データD13及び圧縮本線映像データD13に対応する圧縮プロキシ映像データD14を光ディスク11上の近傍にまとめて配置されているため、再生時に、通常再生と高速検索再生とを一段と滑らかに切り換えることができるようになされている。
かかる構成に加えて制御部8は、本線映像圧縮伸張器5によって生成される圧縮本線映像データD13とプロキシ映像圧縮伸張器6によって生成される圧縮プロキシ映像データD14とを同一のGOP単位にすると共に、各GOPの開始フレームの位置を揃え、かつ当該開始フレームを映像データD10における同一のフレーム画像とするように圧縮符号化するようになされている。
実際上、制御部8は、図3に示すように、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14のGOP単位をそれぞれ12フレームにすると共に、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14におけるGOP(n)の開始フレームであるフレーム1の位置を揃え、かつ当該フレーム1を映像データD10における同一のフレーム画像とするようになされている。
これによりこの記録再生装置1においては、再生時には、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14における同一のフレーム画像を復号化するときに、それぞれのフレーム画像が圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14における何番目のGOPの何フレーム目になるのかを圧縮本線映像データD13と圧縮プロキシ映像データD14とで別々に計算することなく、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができるようになされている。
また、この記録再生装置1においては、図4に示すように、圧縮本線映像データD13のGOP(n)を当該GOP単位でGOP(m)に置き換えるような編集時には、プロキシ映像データD14についても、対応するGOP(n)を単純にGOP(m)に置き換えることができるため、簡易な処理で圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を編集することができるようになされている。
ここで上述のような制御部8による記録処理は、ROM(図示せず)内に格納されている制御プログラムに基づき、図5に示す記録処理手順RTに従って実行する。
すなわち制御部8は、ユーザが操作部7を操作することにより記録モードに遷移されると、記録処理手順RTをステップSP0において開始し、続くステップSP1において、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を同一のGOP単位にすると共に、各GOPの開始フレームの位置を揃え、かつ当該開始フレームを映像データD10における同一のフレーム画像とするように圧縮符号化する。
続いて制御部8は、この後ステップSP2に進んで、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を、所定のGOP単位ごとに一定の時間間隔で交互に並び換える。
続いて制御部8は、この後ステップSP3に進んで、光ディスク記録再生部10に装填される光ディスク11に記録データD15を記録する。
続いて制御部8は、ステップSP4に進んで、操作部7からの操作データD12に基づいて、ユーザが記録処理を停止すべき操作(以下、これを停止操作と呼ぶ)を行ったか否かを判断し、否定結果を得るとステップSP1に戻り、この後ステップSP1〜ステップSP3について同様の処理を繰り返す。そして制御部8は、やがてユーザが停止操作を行うことによりステップSP4において肯定結果を得ると、ステップSP5に進んでこの記録処理手順RTを終了する。
(2)動作及び効果
以上の構成において、この記録再生装置1では、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を同一のGOP単位にすると共に、各GOPの開始フレームの位置を揃え、かつ当該開始フレームを映像データD10における同一のフレーム画像とするように圧縮符号化して、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を一の光ディスク11に記録する。
従って、再生時には、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14における同一のフレーム画像を復号化するときに、それぞれのフレーム画像が圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14における何番目のGOPの何フレーム目になるのかを圧縮本線映像データD13と圧縮プロキシ映像データD14とで別々に計算することなく、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができる。
また、圧縮本線映像データD13のGOP(n)を当該GOP単位でGOP(m)に置き換えるような編集時には、プロキシ映像データD14についても、対応するGOP(n)を単純にGOP(m)に置き換えることができるため、簡易な処理で圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を編集することができる。
以上の構成によれば、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を同一のGOP単位にすると共に、各GOPの開始フレームの位置を揃え、かつ当該開始フレームを映像データD10における同一のフレーム画像とするように圧縮符号化して、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を一の光ディスク11に記録するようにしたことにより、再生時には、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14における同一のフレーム画像を復号化するときに、1つのフレームの位置情報だけで、同一のフレーム画像を復号化することができると共に、圧縮本線映像データD13のGOP(n)を当該GOP単位でGOP(m)に置き換えるような編集時には、プロキシ映像データD14についても、対応するGOP(n)を単純にGOP(m)に置き換えることができるため、簡易な処理で圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14を編集することができ、かくして再生時や編集時における処理効率を向上させることができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本線映像圧縮伸張器5においてMPEG2のMPEGロングGOP方式によって圧縮符号化し、プロキシ映像圧縮伸張器6においてMPEG4のMPEGロングGOP方式によって圧縮符号化した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば本線映像圧縮伸張器5においてMPEG2のMPEGロングGOP方式以外のMPEG2やこの他種々の圧縮符号化方式によって圧縮符号化し、プロキシ映像圧縮伸張器6においてMPEG4のMPEGロングGOP方式以外のMPEG4やこの他種々の圧縮符号化方式によって圧縮符号化するようにしても良い。
この場合、本線映像圧縮伸張器5において例えばMPEG4や国際電気通信連合ITU(International Telecommunication Union)によって標準化されたH.264によって圧縮符号化し、プロキシ映像圧縮伸張器6において例えばMPEG1(Moving Picture Experts Group Phase 1)によって圧縮符号化するようにしても良く、この他種々のGOP以外のこの他種々の符号化処理単位に適用することができ、要は、入力される映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第1の符号化処理単位で圧縮符号化する第1の符号化手段と、映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第2の符号化処理単位で、かつ上記第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化する第2の符号化手段とを有する記録装置に適用することができる。
また上述の実施の形態においては、圧縮本線映像データD13及び圧縮プロキシ映像データD14のGOP単位をそれぞれ12フレームにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、圧縮本線映像データD13と圧縮プロキシ映像データD14とを同一のGOP単位にすれば良く、要は、上記第1の符号化処理単位及び上記第2の符号化処理単位を同数のフレームにすれば良い。
また上述の実施の形態においては、本線映像圧縮伸張器5、プロキシ映像圧縮伸張器6及び制御部8を別体に設け、制御部8において本線映像圧縮伸張器5及びプロキシ映像圧縮伸張器6を制御した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらを含んだ符号化手段であっても良く、また第1の符号化手段及び第2の符号化手段にそれぞれ制御手段を設けるようにしても良く、この他種々の形態に広く適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク記録再生部10に装填される光ディスク11に記録データD15を記録した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気ディスク等の種々の記録媒体に記録するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、撮像部2、入力映像処理部3、本線映像圧縮伸張器5、プロキシ映像圧縮伸張器6、操作部7、制御部8、メモリ9及び光ディスク記録再生部10を記録再生装置1として適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、撮像装置、入力映像処理装置、本線映像圧縮伸張器、プロキシ映像圧縮伸張器、操作装置、制御装置、メモリ装置及び光ディスク記録再生装置等のそれぞれ独立の装置を統合した記録再生システムであっても良く、例えば外部から有線または無線で接続されるようにしても良く、この他種々の接続形態で接続するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、第1の符号化手段としての本線映像圧縮伸張器5と、第2の符号化手段でなるプロキシ映像圧縮伸張器6と、記録手段としての光ディスク記録再生部10と、制御手段としての制御部8とによって記録装置としての記録再生装置1を構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる符号化手段と、記録手段と、制御手段とによって記録装置を構成するようにしても良い。
本発明は、MPEG2及びMPEG4で圧縮符号化する記録再生装置のほか、この他種々の第1の圧縮符号化方式及び当該第1の圧縮符号化方式よりも低情報量に圧縮符号化する第2の圧縮符号化方式で圧縮符号化する記録装置に適用することができる。
本実施の形態による記録再生装置の構成を示す略線図である。 光ディスク上のデータ配置の説明に供する概念図である。 本実施の形態による圧縮本線映像データ及び圧縮プロキシ映像データのGOP単位の説明に供する概念図である。 GOP単位の置き換えによる編集の説明に供する概念図である。 記録処理手順を示すフローチャートである。 従来における本線映像データ及びプロキシ映像データのGOP単位の説明に供する概念図である。
符号の説明
1……記録再生装置、2……撮像部、5……本線映像圧縮伸張器、6……プロキシ映像圧縮伸張器、7……操作部、8……制御部、9……メモリ、10……光ディスク記録再生部、11……光ディスク、RT……記録処理手順。

Claims (3)

  1. 入力される映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第1の符号化処理単位で圧縮符号化することにより通常再生用の第1の符号化データを生成する第1の符号化手段と、
    上記映像データの各上記フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第2の符号化処理単位で、かつ上記第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化することにより高速再生用の第2の符号化データを生成する第2の符号化手段と、
    記第1の符号化データ記第2の符号化データ所定の時間間隔で交互に一の記録媒体に記録する記録手段と、
    上記第1の符号化データ及び上記第2の符号化データにおける同一のフレーム画像について上記第1の符号化処理単位により決定される位置と上記第2の符号化処理単位により決定される位置とが同一となるよう、上記第1の符号化手段及び上記第2の符号化手段を、上記第1の符号化処理単位及び上記第2の符号化処理単位を同数のフレームとすると共に、上記第1の符号化処理単位及び上記第2の符号化処理単位の開始フレームを揃え、かつ上記第1の符号化データにおける上記第1の符号化処理単位の開始フレームと上記第2の符号化データにおける上記第2の符号化処理単位の開始フレームとを同一の上記フレーム画像とするように制御する制御手段と
    を具えることを特徴とする記録装置。
  2. 上記第2の符号化手段は、
    上記第1の符号化手段が用いる圧縮符号化方式よりも圧縮率の高い圧縮符号化方式を用いて上記第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 入力される映像データの各フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第1の符号化処理単位で圧縮符号化することにより通常再生用の第1の符号化データを生成する第1の符号化手段と、上記映像データの各上記フレーム画像を、時間的に連続する複数のフレームからなる第2の符号化処理単位で、かつ上記第1の符号化手段よりも低情報量に圧縮符号化することにより高速再生用の第2の符号化データを生成する第2の符号化手段とを有する記録装置の制御方法において、
    上記第1の符号化データ及び上記第2の符号化データにおける同一のフレーム画像について上記第1の符号化処理単位により決定される位置と上記第2の符号化処理単位により決定される位置とが同一となるよう、上記第1の符号化手段及び上記第2の符号化手段を、上記第1の符号化処理単位及び上記第2の符号化処理単位を同数のフレームとすると共に、上記第1の符号化処理単位及び上記第2の符号化処理単位の開始フレームを揃え、かつ上記第1の符号化データにおける上記第1の符号化処理単位の開始フレームと上記第2の符号化データにおける上記第2の符号化処理単位の開始フレームとを同一の上記フレーム画像とするように圧縮符号化する第1のステップと、
    記第1の符号化データ記第2の符号化データ所定の時間間隔で交互に一の記録媒体に記録する第2のステップと
    を具えることを特徴とする記録装置の制御方法。
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