JP2004187161A - 動画データ処理装置および動画データ処理方法 - Google Patents
動画データ処理装置および動画データ処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】圧縮動画データの編集の自由度を向上させる。
【解決手段】動画データ記録装置20は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成するデコード部21と、生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成するフレーム内圧縮符号化部23とを備える。生成されたフレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより圧縮動画データが編集される。
【選択図】 図1
【解決手段】動画データ記録装置20は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成するデコード部21と、生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成するフレーム内圧縮符号化部23とを備える。生成されたフレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより圧縮動画データが編集される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮符号化された動画データ(以下、圧縮動画データという)を処理する装置および方法に関し、特に、圧縮動画データを編集するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮影などによって得られた動画データは、有線や無線などの通信により伝送され、または記録メディアに記録されて、再生に供される。動画データを通信により伝送することで、遠く離れた場所で動画データを再生することができる。また、動画データを記録メディアに記録することで、任意の時間に任意の場所で動画データを再生することができる。
【0003】
動画データの通信では、通信インフラの帯域に依存して伝送できるデータ量が制限される。また、動画データを記録メディアに記録する場合にも、記録メディアの記録容量に依存して記録できるデータ量が制限される。そこで、通常は、動画データを通信により伝送したり、記録メディアに記録したりする際には、動画データを圧縮符号化することによりデータ量を削減する。
【0004】
従来より、動画データのデータ量を削減するための種々の圧縮方法が提案されている。特に、フレーム間圧縮符号化を用いる圧縮方法は、圧縮効率がよいことから、データ量を削減するための圧縮方法として有効であることが知られている。フレーム間圧縮符号化を用いる圧縮方法では、フレーム内圧縮符号化されたフレーム(以下、フレーム内符号化フレームという)の他に、予測符号化によってフレーム間圧縮符号化されたフレーム(以下、フレーム間符号化フレームという)が生成される。この種の圧縮方法としては、MPEG2規格に基づく圧縮方法が代表的である。
【0005】
図6は、MPEG2規格に基づく圧縮方法によって圧縮された動画データを示す図である。圧縮動画データは、フレーム内符号化フレームであるIピクチャと、フレーム間符号化フレームであるPピクチャおよびBピクチャとからなる。Iピクチャは、他のフレームの情報を使用せずに、フレーム内で圧縮符号化されたフレームである。Pピクチャは、過去のIピクチャまたはPピクチャを参照ピクチャとして、時間軸上での前方予測符号化により符号化されたフレームである。Bピクチャは、過去と将来のIピクチャまたはPピクチャを参照ピクチャとして、時間軸上での前方および後方の双方向予測符号化により符号化されたフレームである。
【0006】
MPEG2規格に基づく圧縮方法では、図6に示すように1つのIピクチャ(図中「I」と示す)と複数のPピクチャ(図中「P」と示す)およびBピクチャ(図中「B」と示す)を含む所定数のフレームによって、GOP(Group Of Pictures)が形成される。
【0007】
圧縮動画データは、デコーダにより復号化されて、映像としてモニタに表示される。Iピクチャは、前述のように、他のフレームの情報を使用せずにフレーム内で圧縮符号化されたフレームである。したがって、Iピクチャは、他のフレームとは独立して復号化することができる。一方、Pピクチャは、前方予測符号化により圧縮符号化されたフレームであるので、復号化するためには過去のIピクチャの情報が必要である。また、Bピクチャは、双方向予測符号化によって圧縮符号化したフレームであるので、復号化するためには過去と将来のIピクチャまたはPピクチャの情報が必要である。
【0008】
ところで、このような圧縮動画データは、デコーダからの要求に応じて様々に編集されることがある。圧縮動画データの編集は、たとえば、編集対象の圧縮動画データから特定の範囲のフレーム群を切出して抽出する切出編集である。また別の編集は、所定の間隔でフレームを間引きして抽出する編集処理である。この編集は、抽出されたフレーム群を元のフレーム群と同じフレームレートで再生すると、モニタには間引きの間隔に応じて変速された映像が表示されることになるので、ここでは可変速再生編集と呼ぶ。
【0009】
この出願に関連する先行技術文献としては、次のものがある。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−165181号公報(第8−9頁、第1図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対して、切出編集や可変速再生編集をすると以下のような問題が生じる。
【0012】
すなわち、仮に切出編集において任意の範囲のフレーム群を切り出すと、切り出す範囲の最初のフレーム(以下、切出開始フレームという)が、GOP中のいずれかの位置にあるフレーム間符号化フレームとなり得る。この場合には、切出開始フレーム付近のフレームが参照すべき過去のフレームが存在しない可能性がある。切り出す範囲の最後のフレーム(以下、切出終了フレームという)についても同様であり、切出終了フレームがフレーム間符号化フレームになり、切出終了フレーム付近のフレームが参照すべき将来のフレームが存在しなくなることがあり得る。その結果、これらのフレームを復号化することができなくなり、切出編集された動画データの再生もできなくなり得る。
【0013】
また、可変速再生編集において、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対して、任意の間隔で間引きすると、GOP中のフレーム間符号化フレームが抽出され得る。この場合には、抽出されたフレーム間符号化フレームが参照すべきフレームが存在せず、復号化することができなくなり、可変速再生編集された動画データの再生もできなくなる。
【0014】
このように、切出しや間引きといった編集をフレーム単位でしたのでは、編集された動画データを復号できないことから、従来はGOP単位でしか編集ができず、編集で作成できる映像が制約されていた。
【0015】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、圧縮動画データのフレーム単位での編集を可能にする技術を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の動画データ処理装置は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成する復号化手段と、前記復号化手段により生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成する再符号化手段とを含む。
【0017】
この構成により、動画データ処理装置に入力されたフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データがフレーム内符号化フレームからなる圧縮動画データに変換されるので、フレーム単位で任意のフレームを抽出したとしても、復号可能な動画データを生成できる。
【0018】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記フレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより前記圧縮動画データを編集する編集手段を含む。
【0019】
この構成により、フレーム単位で任意のフレームを抽出して、デコーダにて復号可能なデータを生成できる。
【0020】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記編集手段は、切出開始フレームから切出終了フレームまでを切り出すことにより切出編集を行なう。
【0021】
この構成により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対してフレーム単位で任意の範囲を切出編集できる。
【0022】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記編集手段は、前記フレーム内符号化フレーム群を間引きすることにより可変速再生編集を行なう。
【0023】
この構成により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対してフレーム単位の任意の間隔で可変速再生編集できる。
【0024】
また、本発明の動画データ処理装置は、入力されたフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを編集対象とするか否かを選択し、編集対象のデータに前記復号化手段および前記再符号化手段の処理を施す編集対象選択制御手段を含む。
【0025】
この構成により、編集対象として選択されないデータを、伝送されてきたデータ形式のまま記録しておくことができ、記録手段の容量を有効に活用できる。さらに、編集されない圧縮動画データをそのままデコーダに出力して、モニタに表示できる。
【0026】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データは、所定数のフレームからなるピクチャグループが連続するデータであり、そして、前記切出開始フレームを含む開始ピクチャグループおよび前記切出終了フレームを含む終了ピクチャグループを、前記復号化手段に復号化させて前記再符号化手段にフレーム内圧縮符号化させる制御手段が設けられており、かつ、前記編集手段は、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データのうちの前記開始ピクチャグループと前記終了ピクチャグループの間の中間ピクチャグループと、前記再符号化手段によりフレーム内圧縮符号化された開始ピクチャグループ内の開始フレーム以降のフレームと、前記再符号化手段により再符号化された終了ピクチャグループ内の終了フレーム以前のフレームとを用いて切出編集を行なう。
【0027】
この構成により、中間ピクチャグループは復号化および再符号化されないので、圧縮動画データの処理の負担を軽減できる。また、中間ピクチャグループは、フレーム間符号化フレームを含む圧縮データのままであるので、切り出された編集データのデータ量を小さくすることができ、記録手段の容量を有効に活用できる。
【0028】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記フレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを記録する再符号化データ記録手段を含む。
【0029】
この構成により、再符号化手段によって生成されたフレーム内符号化フレーム群を再符号化データ記録手段から読み出していつでも編集できる。また、圧縮動画データを編集しないときには、フレーム内符号化フレーム群をそのまま復号することにより、編集されていないオリジナルの映像を表示できる。
【0030】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記編集手段によって切り出された圧縮動画データを記録する編集データ記録手段を含む。
【0031】
この構成により、編集手段によって切り出された編集データを編集データ記録手段から読み出していつでも復号化して映像を表示できる。
【0032】
本発明は、上述したような装置の態様に限定されない。本発明の別の態様は、動画データを処理する方法、動画データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを格納した記録媒体である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0034】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の動画データ処理装置が組み込まれた動画データ記録装置20を示しており、動画データ記録装置20は、エンコーダ10、ネットワークNW、デコーダ30およびモニタ40とともに動画処理システム100を構成している。
【0035】
エンコーダ10は、被写体を撮影するなどして得られた映像信号の入力を受けて、入力された映像信号を圧縮符号化して圧縮動画データを生成する。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて映像信号を圧縮符号化し、フレーム内符号化フレーム(Iピクチャ)の他にフレーム間符号化フレーム(PピクチャおよびBピクチャ)を含む圧縮動画データを生成する。ネットワークNWは、エンコーダ10にて生成された圧縮動画データを伝送する通信網であり、ネットワークNWはケーブルで構成されてもよい。
【0036】
動画データ記録装置20は、ネットワークNWを経由してエンコーダ10から取得した圧縮動画データを記録する。動画データ記録装置20は、編集機能を持っている。本実施の形態では、動画データ記録装置20の編集機能は、後述する再符号化処理により実現される。デコーダ30は、動画データ記録装置20にて記録された圧縮動画データを復号化して、モニタ40に出力映像を表示させる。
【0037】
なお、エンコーダ10の圧縮符号化によって生成された圧縮動画データは、可搬型の記録媒体に記録され、そして、この記録媒体を読取ることにより動画データ記録装置20が圧縮動画データを取得してもよい。
【0038】
次に、動画データ記録装置20の構成を説明する。図1に示されるように、動画データ記録装置20は、デコード部21、一時記憶部22、フレーム内圧縮符号化部23、圧縮変換制御部24、記録部25および記録制御部26を備えている。
【0039】
デコード部21は、ネットワークNWから入手されたMPEGデータを復号化する。デコード部21は、本発明の復号化手段を構成する。デコード部21での処理により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データが復号化され、フレームごとの映像信号が生成される。一時記憶部22は、デコード部21で生成された映像信号を一時的に記憶する。一時記憶部22は、デコード部21で生成された映像信号を1フレーム以上記憶できるだけの容量をもっている。
【0040】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記録部22から1フレーム分の映像信号を読み出して再度圧縮符号化する。このフレーム内圧縮符号化部23は、本発明の再符号化手段を構成する。フレーム内圧縮符号化部23は、MPEG2規格のIピクチャを生成するのと同様の処理によって、読み出した映像信号をフレーム内圧縮符号化する。したがって、フレーム内圧縮符号化部23での映像信号の圧縮符号化は、他のフレームを参照せずに、それ自身のフレームの情報のみを用いて行われる。圧縮変換部24は、フレーム内圧縮符号化部23での圧縮符号化処理の圧縮率を制御する。
【0041】
記録部25は、フレーム内圧縮符号化部23で圧縮符号化されたフレームを記録する。したがって、記録部25には、元のフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応するがフレーム内フレーム群で構成される圧縮動画データが記録される。記録部25は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの大容量記憶装置である。記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群から所望のフレームを抽出することにより圧縮動画データを編集する。記録制御部26による編集には、切出編集と可変速再生編集とがある。
【0042】
切出編集では、記録制御部26は、フレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定し、切出開始フレームより時間軸上で過去のフレームおよび切出終了フレームより時間軸上で将来のフレームは、不要なフレームとして記録部25から削除する。可変速再生編集では、記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群からデコーダ30により指示された一定の間隔でフレームを間引きして抽出し、デコーダ30に出力する。
【0043】
次に、上述の動画処理システム100の動作を説明する。
【0044】
まず、被写体を撮影するなどして得られた映像信号がエンコーダ10に入力される。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて、入力された映像信号を圧縮符号化する。MPEG2の圧縮動画データは、既に説明したように、フレーム間予測を用いて生成されており、フレーム間符号化フレームを含んでいる。生成された圧縮動画データは、エンコーダ10から送信されて、ネットワークNWを経由して動画データ記録装置20に入力される。
【0045】
動画データ記録装置20に入力された圧縮動画データは、デコード部21でMPEG2規格に基づいて復号化される。これにより、フレームごとに映像信号が生成される。生成されたフレームごとの映像信号は、一時記憶部22に記憶される。
【0046】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記憶部22に1フレーム分の映像信号が記憶されると、その映像信号をMPEG2規格に基づくフレーム内圧縮符号化により再度符号化する。このとき、フレーム内圧縮符号化部23は、圧縮変換制御部24により指示された圧縮率で映像信号を符号化する。フレーム内圧縮符号化部23の再符号化により生成されたフレーム間符号化フレーム群の動画データは、記録部25に記録される。このとき、記録部25は、本発明の再符号化データ記録手段として機能する。
【0047】
記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群は、記録制御部26によって編集される。前述のように、本実施の形態では、記録制御部26による編集には、フレーム群から特定の範囲のフレーム群を抽出する切出編集と、フレーム群を所定の間隔で間引きして抽出する可変速再生編集とがある。
【0048】
図2は、切出編集処理を説明する図である。切出編集では、記録制御部26によって、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームと切出終了フレームが指定される。典型的には、図示されないキーボード等のユーザインターフェース装置を利用してユーザにより動画中の切出開始点と切出終了点が指定され、この操作がデコーダ30を経由して動画データ記録装置20に受け付けられ、これにより切出開始フレーム(In点)および切出終了フレーム(Out点)が決定される。記録制御部26は、時間軸上で切出開始フレームより過去のフレームのデータを削除し、また、時間軸上で切出終了フレームより将来のフレームを削除することで、切出開始フレームから切出終了フレームまでのフレーム群を抽出する。切出編集時には、記録制御部26は、本発明の切出編集を行なう編集手段として機能している。
【0049】
こうして切り出されたフレーム群によって編集データが形成される。編集データは記録部25に記録される。このとき、記録部25は、本発明の編集データ記録手段として機能する。編集データは、前述のようにデコーダ30に送られて、復号され、モニタ40に表示される。
【0050】
図3は、可変速再生編集処理を説明する図である。記録制御部26は、デコーダ30から指示を受けると、記録部25に記録されたフレーム群に対して可変速再生編集を行なう。可変速再生編集では、記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム群から一定の間隔でフレームを間引して抽出し、デコーダ30に出力する。間引きの間隔は、典型的には、ユーザがインターフェース装置を操作して入力した再生速度に応じて決定される。図3の例では、再生速度が3倍に設定されており、記録制御部26は、2フレームおきにフレームを抽出する。
【0051】
抽出された編集データは、デコーダ30に送られる。そして、MPEG2規格に従う復号化が行われ、映像がモニタ40に表示される。可変速再生編集時には、記録制御部26は、本発明の可変速再生編集を行なう編集手段として機能している。
【0052】
なお、切出編集と可変速再生編集の両方が行われてもよい。この場合、典型的には、記録制御部26の制御の下、切出編集データに対して間引抽出処理が施される。
【0053】
以上説明したように、本実施の形態の動画データ記録装置20によれば、編集対象である記録部25内のフレーム群は、すべてフレーム内符号化フレーム、即ち他のフレームとは独立してそれ自身のみで復号化できるフレームに変換されている。これによって、記録制御部26は、従来のようにGOPにとらわれることなく、デコーダにて復号可能な圧縮動画データをフレーム単位で抽出することができる。したがって、この動画データ記録装置20によれば、切出範囲の要求に正確に対応するフレーム位置での切出編集が可能となる。また、任意の間隔でのフレームの間引きが可能となることから、GOPの制約を受けずに、任意の速度での可変速再生が可能となる。
【0054】
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態の動画データ処理装置が組み込まれた動画データ記録装置50を示しており、動画データ記録装置50は、エンコーダ10、ネットワークNW、デコーダ30およびモニタ40とともに動画処理システム200を構成している。図4において、図1に示す第1の実施の形態の動画処理システム100の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0055】
動画データ記録装置50は、デコード部21、一時記憶部22、フレーム内圧縮符号化部23、圧縮変換制御部24、変換記録制御部27および記録部28を備えている。第2の実施の形態の動画データ記録装置50では、記録部28が、エンコーダ10からネットワークNWを介して伝送されてきた圧縮動画データを記録する。変換記録制御部27は、切出編集や可変速再生編集の他に、記録部28が取得した復号化前の圧縮動画データを編集対象とするか否かを選択する制御を行なう。変換記録制御部27は、この選択制御を行なうときは、本発明の編集対象選択制御手段として機能し、第1の実施の形態と同様にして切出編集や可変速再生編集を行なうときは、本発明の編集手段としても機能する。変換記録制御部27によって編集対象として選択された圧縮動画データは、デコード部21に出力され、デコード部21およびフレーム内圧縮符号化部23の処理によってフレーム内符号化フレーム群に変換される。
【0056】
次に、上述の動画処理システム200の動作を説明する。
【0057】
まず、被写体を撮影するなどして得られた映像信号がエンコーダ10に入力される。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて、入力された映像信号を圧縮符号化し、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを生成する。生成された圧縮動画データは、エンコーダ10から送信されて、ネットワークNWを経由して動画データ記録装置50に入力される。
【0058】
動画データ記録装置50に入力された圧縮動画データは、記録部28にそのまま記録される。圧縮動画データを編集しないときには、記録部28に記録された圧縮動画データがそのままデコーダ30に出力される。圧縮動画データを編集するときには、記録部28に記録されている圧縮動画データは、変換記録制御部27からの指示に従ってデコード部21に出力される。このとき、デコード部21に出力された圧縮動画データを記録部28から削除してもよいし、そのまま残しておいてもよい。入力された圧縮動画データを編集するか否かの選択は、典型的には、図示しないユーザインターフェースを利用してユーザが指定する。この指定操作が変換記録制御部27に受け入れられる。変換記録制御部27は、この指示に従って、圧縮動画データを選択するか否かを選択する。
【0059】
圧縮動画データが記録部28からデコード部21に出力されると、デコード部21は、この圧縮動画データをMPEG2規格に基づいて復号化する。これによって、フレームごとの映像信号が生成される。生成された映像信号は、フレームごとに一時記憶部22に記憶される。
【0060】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記憶部22に1フレーム分の映像信号が記憶されると、MPEG2規格に基づくフレーム内圧縮符号化により再度符号化する。このとき、フレーム内圧縮符号化部23は、圧縮変換制御部24により指示された圧縮率で映像信号を符号化する。フレーム内圧縮符号化部23の再符号化により生成されたフレーム内符号化フレーム群の動画データは、記録部28に記録される。
【0061】
変換記録制御部27は、切出編集をするときには、フレーム内圧縮符号化部23により再符号化されて記録部28に記録されているフレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定する。切出開始フレーム(In点)および切出終了フレーム(Out点)は第1の実施の形態と同様にしてユーザからの入力に基づいて決定される。変換記録制御部27は、切出開始フレームより時間軸上で過去のフレームのデータを削除し、また、切出終了フレームより時間軸上で将来のフレームを削除することで、切出開始フレームから切出終了フレームまでのフレーム群を抽出する。このようにして抽出されたフレーム群によって編集データが生成される。生成された編集データは記録部28に記録される。編集データは、デコーダ30に送られて、復号され、モニタ40に表示される。
【0062】
変換記録制御部27は、可変速再生編集をするときは、記録部28に記録されたフレーム内符号化フレーム群からデコーダ30により指示された一定の間隔でフレームを間引して抽出し、デコーダ30に出力する。間引きの間隔は、第1の実施の形態と同様に、ユーザが入力した再生速度の指定に従って決定される。
【0063】
抽出された編集データに対して、デコーダ30にてMPEG2規格に基づく復号化が行われ、映像がモニタ40に表示される。
【0064】
本実施の形態の動画データ記録装置50によって、第1の実施の形態の動画データ記録装置20と同様の効果が得られる。さらに、動画データ記録装置50によれば、圧縮動画データを編集しないときには、記録部28に記録された圧縮動画データをそのままデコーダ30に出力することができる。すなわち、編集が必要な場合にのみ、圧縮動画データの復号化および再符号化をするように制御することが可能になる。
【0065】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態の動画データ記録装置の構成は、図4に示される第2の実施の形態と同様である。ただし、第3の実施の形態では、再符号化関連の処理が異なっている。すなわち、前述の第2の実施の形態では、フレーム間符号化フレームへの変換を行なう際には、復号前の圧縮動画データ全体をデコード部21に出力し、復号化および再符号化を行なった。これに対して、第3の実施の形態では、以下のように、変換記録制御部27が、切出編集時に切出開始フレームおよび切出終了フレームを含むGOPだけを復号化および再符号化する再符号化対象ピクチャグループ選択制御を行なう。本実施形態では、変換記録制御部27は、本発明の制御手段を構成している。
【0066】
図5は、本実施の形態の切出編集処理を説明する図である。図5に示すように、変換記録制御部27は、切出開始フレームを含む開始GOPと切出終了フレームを含む終了GOPのみを選択的にデコード部21に出力させる。この制御処理により、開始GOPと終了GOPの間の中間GOPは、デコード部21に出力されず記録部28にそのまま残り、記録される。
【0067】
上記の動作が行われるので、デコード部21は、図5に示されるように、開始GOPと終了GOPの全フレームをそれぞれ復号化してフレームごとに映像信号を生成する。映像信号は一時記憶部22に記憶される。フレーム内圧縮符号化部23は、各フレームの映像信号をフレーム内圧縮符号化する。これにより、開始GOPおよび終了GOPの中のすべてのフレームがフレーム内符号化フレームになる。このようにして再符号化されたフレームからなる開始GOPと終了GOPは、再び記録部28に記録される。
【0068】
変換記録制御部27は、再符号化されたフレームからなる開始GOPおよび終了GOPの中からそれぞれ切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定する。そして、指定された切出開始フレームより過去のフレームおよび指定された切出終了フレームより将来のフレームを記録部28から削除する。
【0069】
これにより、再符号化された開始GOPの中の切出開始フレーム以降のフレームと、デコード部21に出力されることなく記録部28にそのまま記録されている中間GOPと、再符号化された終了GOPの中の切出終了フレーム以前のフレームとを結合することによって切出編集による編集データが生成される。
【0070】
このように、切出範囲の両端のフレームを含むGOPだけをフレーム内符号化フレームに変換することで、再符号化の対象のGOPが必要最小限に抑えられている。そして、中間GOPはフレーム間圧縮動画データのままにしておかれる。このような処理により、切出範囲の全体をフレーム内符号化フレームにする場合と比較して、編集データのデータ量を軽減することができる。したがって、編集に伴う動画データ記録装置の処理負担を軽減することができ、また、記録部28の容量を有効に使うことが可能になる。
【0071】
(変形例)
動画データ記録装置に入力されるフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データは、MPEG2規格に基づく圧縮動画データ以外のものでもよく、例えば、MPEG1規格やMPEG4規格に基づいて符号化されたデータであってもよい。なお、圧縮動画データがMPEG1規格やMPEG4規格により圧縮符号化されている場合には、動画データ記録装置のデコード部10もそれらの規格に対応した復号化処理をすることは勿論である。
【0072】
また、フレーム内圧縮符号化部23の処理も、上述のMPEG2のIピクチャ生成処理には限定されず、例えば、MotionJPEGのフレーム内圧縮符号化が行われてもよい。
【0073】
さらに、フレーム内圧縮符号化部23は、動画データ記録装置に入力される圧縮動画データを生成した圧縮技術とは異なる圧縮技術により映像信号を圧縮符号化してもよい。フレーム内圧縮符号化部23は、例えば、MPEG2データが復号化された後、MotionJPEG規格に基づいてフレーム内圧縮符号化される。
【0074】
また、動画データ記録装置がデコーダ30やモニタ40と一体に構成されてもよい。さらに、動画データ記録装置がデコーダ30と別体で構成される場合には、編集データがネットワークを介して動画データ記録装置からデコーダ30に送信されてもよい。
【0075】
上記の動画データ記録装置は、汎用コンピュータが所定のコンピュータプログラムを実行することによって実現されてもよい。この場合に、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録されてコンピュータに読み取られ、または、ネットワークを介してコンピュータに送られてよい。もちろん、動画データ記録装置は、専用の装置でもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データがフレーム内符号化フレームからなる圧縮動画データに変換するので、圧縮動画データをフレーム単位で編集可能な形態に変換でき、これにより、圧縮動画データに対する編集の自由度を向上させることができるというすぐれた効果を有する動画データ記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の動画処理システムの構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態の切出編集処理を説明する図
【図3】第2の実施の形態の可変速再生編集処理を説明する図
【図4】第2の実施の形態の動画処理システムの構成を示すブロック図
【図5】第3の実施の形態の切出編集処理を説明する図
【図6】従来の圧縮方法によって圧縮符号化された動画データを示す図
【符号の説明】
20、50 動画データ記録装置
21 デコード部
23 フレーム内圧縮符号化部
25、28 記録部
26 記録制御部
27 変換記録制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮符号化された動画データ(以下、圧縮動画データという)を処理する装置および方法に関し、特に、圧縮動画データを編集するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮影などによって得られた動画データは、有線や無線などの通信により伝送され、または記録メディアに記録されて、再生に供される。動画データを通信により伝送することで、遠く離れた場所で動画データを再生することができる。また、動画データを記録メディアに記録することで、任意の時間に任意の場所で動画データを再生することができる。
【0003】
動画データの通信では、通信インフラの帯域に依存して伝送できるデータ量が制限される。また、動画データを記録メディアに記録する場合にも、記録メディアの記録容量に依存して記録できるデータ量が制限される。そこで、通常は、動画データを通信により伝送したり、記録メディアに記録したりする際には、動画データを圧縮符号化することによりデータ量を削減する。
【0004】
従来より、動画データのデータ量を削減するための種々の圧縮方法が提案されている。特に、フレーム間圧縮符号化を用いる圧縮方法は、圧縮効率がよいことから、データ量を削減するための圧縮方法として有効であることが知られている。フレーム間圧縮符号化を用いる圧縮方法では、フレーム内圧縮符号化されたフレーム(以下、フレーム内符号化フレームという)の他に、予測符号化によってフレーム間圧縮符号化されたフレーム(以下、フレーム間符号化フレームという)が生成される。この種の圧縮方法としては、MPEG2規格に基づく圧縮方法が代表的である。
【0005】
図6は、MPEG2規格に基づく圧縮方法によって圧縮された動画データを示す図である。圧縮動画データは、フレーム内符号化フレームであるIピクチャと、フレーム間符号化フレームであるPピクチャおよびBピクチャとからなる。Iピクチャは、他のフレームの情報を使用せずに、フレーム内で圧縮符号化されたフレームである。Pピクチャは、過去のIピクチャまたはPピクチャを参照ピクチャとして、時間軸上での前方予測符号化により符号化されたフレームである。Bピクチャは、過去と将来のIピクチャまたはPピクチャを参照ピクチャとして、時間軸上での前方および後方の双方向予測符号化により符号化されたフレームである。
【0006】
MPEG2規格に基づく圧縮方法では、図6に示すように1つのIピクチャ(図中「I」と示す)と複数のPピクチャ(図中「P」と示す)およびBピクチャ(図中「B」と示す)を含む所定数のフレームによって、GOP(Group Of Pictures)が形成される。
【0007】
圧縮動画データは、デコーダにより復号化されて、映像としてモニタに表示される。Iピクチャは、前述のように、他のフレームの情報を使用せずにフレーム内で圧縮符号化されたフレームである。したがって、Iピクチャは、他のフレームとは独立して復号化することができる。一方、Pピクチャは、前方予測符号化により圧縮符号化されたフレームであるので、復号化するためには過去のIピクチャの情報が必要である。また、Bピクチャは、双方向予測符号化によって圧縮符号化したフレームであるので、復号化するためには過去と将来のIピクチャまたはPピクチャの情報が必要である。
【0008】
ところで、このような圧縮動画データは、デコーダからの要求に応じて様々に編集されることがある。圧縮動画データの編集は、たとえば、編集対象の圧縮動画データから特定の範囲のフレーム群を切出して抽出する切出編集である。また別の編集は、所定の間隔でフレームを間引きして抽出する編集処理である。この編集は、抽出されたフレーム群を元のフレーム群と同じフレームレートで再生すると、モニタには間引きの間隔に応じて変速された映像が表示されることになるので、ここでは可変速再生編集と呼ぶ。
【0009】
この出願に関連する先行技術文献としては、次のものがある。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−165181号公報(第8−9頁、第1図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対して、切出編集や可変速再生編集をすると以下のような問題が生じる。
【0012】
すなわち、仮に切出編集において任意の範囲のフレーム群を切り出すと、切り出す範囲の最初のフレーム(以下、切出開始フレームという)が、GOP中のいずれかの位置にあるフレーム間符号化フレームとなり得る。この場合には、切出開始フレーム付近のフレームが参照すべき過去のフレームが存在しない可能性がある。切り出す範囲の最後のフレーム(以下、切出終了フレームという)についても同様であり、切出終了フレームがフレーム間符号化フレームになり、切出終了フレーム付近のフレームが参照すべき将来のフレームが存在しなくなることがあり得る。その結果、これらのフレームを復号化することができなくなり、切出編集された動画データの再生もできなくなり得る。
【0013】
また、可変速再生編集において、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対して、任意の間隔で間引きすると、GOP中のフレーム間符号化フレームが抽出され得る。この場合には、抽出されたフレーム間符号化フレームが参照すべきフレームが存在せず、復号化することができなくなり、可変速再生編集された動画データの再生もできなくなる。
【0014】
このように、切出しや間引きといった編集をフレーム単位でしたのでは、編集された動画データを復号できないことから、従来はGOP単位でしか編集ができず、編集で作成できる映像が制約されていた。
【0015】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、圧縮動画データのフレーム単位での編集を可能にする技術を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の動画データ処理装置は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成する復号化手段と、前記復号化手段により生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成する再符号化手段とを含む。
【0017】
この構成により、動画データ処理装置に入力されたフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データがフレーム内符号化フレームからなる圧縮動画データに変換されるので、フレーム単位で任意のフレームを抽出したとしても、復号可能な動画データを生成できる。
【0018】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記フレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより前記圧縮動画データを編集する編集手段を含む。
【0019】
この構成により、フレーム単位で任意のフレームを抽出して、デコーダにて復号可能なデータを生成できる。
【0020】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記編集手段は、切出開始フレームから切出終了フレームまでを切り出すことにより切出編集を行なう。
【0021】
この構成により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対してフレーム単位で任意の範囲を切出編集できる。
【0022】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記編集手段は、前記フレーム内符号化フレーム群を間引きすることにより可変速再生編集を行なう。
【0023】
この構成により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対してフレーム単位の任意の間隔で可変速再生編集できる。
【0024】
また、本発明の動画データ処理装置は、入力されたフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを編集対象とするか否かを選択し、編集対象のデータに前記復号化手段および前記再符号化手段の処理を施す編集対象選択制御手段を含む。
【0025】
この構成により、編集対象として選択されないデータを、伝送されてきたデータ形式のまま記録しておくことができ、記録手段の容量を有効に活用できる。さらに、編集されない圧縮動画データをそのままデコーダに出力して、モニタに表示できる。
【0026】
また、本発明の動画データ処理装置において、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データは、所定数のフレームからなるピクチャグループが連続するデータであり、そして、前記切出開始フレームを含む開始ピクチャグループおよび前記切出終了フレームを含む終了ピクチャグループを、前記復号化手段に復号化させて前記再符号化手段にフレーム内圧縮符号化させる制御手段が設けられており、かつ、前記編集手段は、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データのうちの前記開始ピクチャグループと前記終了ピクチャグループの間の中間ピクチャグループと、前記再符号化手段によりフレーム内圧縮符号化された開始ピクチャグループ内の開始フレーム以降のフレームと、前記再符号化手段により再符号化された終了ピクチャグループ内の終了フレーム以前のフレームとを用いて切出編集を行なう。
【0027】
この構成により、中間ピクチャグループは復号化および再符号化されないので、圧縮動画データの処理の負担を軽減できる。また、中間ピクチャグループは、フレーム間符号化フレームを含む圧縮データのままであるので、切り出された編集データのデータ量を小さくすることができ、記録手段の容量を有効に活用できる。
【0028】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記フレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを記録する再符号化データ記録手段を含む。
【0029】
この構成により、再符号化手段によって生成されたフレーム内符号化フレーム群を再符号化データ記録手段から読み出していつでも編集できる。また、圧縮動画データを編集しないときには、フレーム内符号化フレーム群をそのまま復号することにより、編集されていないオリジナルの映像を表示できる。
【0030】
また、本発明の動画データ処理装置は、前記編集手段によって切り出された圧縮動画データを記録する編集データ記録手段を含む。
【0031】
この構成により、編集手段によって切り出された編集データを編集データ記録手段から読み出していつでも復号化して映像を表示できる。
【0032】
本発明は、上述したような装置の態様に限定されない。本発明の別の態様は、動画データを処理する方法、動画データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを格納した記録媒体である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0034】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の動画データ処理装置が組み込まれた動画データ記録装置20を示しており、動画データ記録装置20は、エンコーダ10、ネットワークNW、デコーダ30およびモニタ40とともに動画処理システム100を構成している。
【0035】
エンコーダ10は、被写体を撮影するなどして得られた映像信号の入力を受けて、入力された映像信号を圧縮符号化して圧縮動画データを生成する。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて映像信号を圧縮符号化し、フレーム内符号化フレーム(Iピクチャ)の他にフレーム間符号化フレーム(PピクチャおよびBピクチャ)を含む圧縮動画データを生成する。ネットワークNWは、エンコーダ10にて生成された圧縮動画データを伝送する通信網であり、ネットワークNWはケーブルで構成されてもよい。
【0036】
動画データ記録装置20は、ネットワークNWを経由してエンコーダ10から取得した圧縮動画データを記録する。動画データ記録装置20は、編集機能を持っている。本実施の形態では、動画データ記録装置20の編集機能は、後述する再符号化処理により実現される。デコーダ30は、動画データ記録装置20にて記録された圧縮動画データを復号化して、モニタ40に出力映像を表示させる。
【0037】
なお、エンコーダ10の圧縮符号化によって生成された圧縮動画データは、可搬型の記録媒体に記録され、そして、この記録媒体を読取ることにより動画データ記録装置20が圧縮動画データを取得してもよい。
【0038】
次に、動画データ記録装置20の構成を説明する。図1に示されるように、動画データ記録装置20は、デコード部21、一時記憶部22、フレーム内圧縮符号化部23、圧縮変換制御部24、記録部25および記録制御部26を備えている。
【0039】
デコード部21は、ネットワークNWから入手されたMPEGデータを復号化する。デコード部21は、本発明の復号化手段を構成する。デコード部21での処理により、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データが復号化され、フレームごとの映像信号が生成される。一時記憶部22は、デコード部21で生成された映像信号を一時的に記憶する。一時記憶部22は、デコード部21で生成された映像信号を1フレーム以上記憶できるだけの容量をもっている。
【0040】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記録部22から1フレーム分の映像信号を読み出して再度圧縮符号化する。このフレーム内圧縮符号化部23は、本発明の再符号化手段を構成する。フレーム内圧縮符号化部23は、MPEG2規格のIピクチャを生成するのと同様の処理によって、読み出した映像信号をフレーム内圧縮符号化する。したがって、フレーム内圧縮符号化部23での映像信号の圧縮符号化は、他のフレームを参照せずに、それ自身のフレームの情報のみを用いて行われる。圧縮変換部24は、フレーム内圧縮符号化部23での圧縮符号化処理の圧縮率を制御する。
【0041】
記録部25は、フレーム内圧縮符号化部23で圧縮符号化されたフレームを記録する。したがって、記録部25には、元のフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応するがフレーム内フレーム群で構成される圧縮動画データが記録される。記録部25は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの大容量記憶装置である。記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群から所望のフレームを抽出することにより圧縮動画データを編集する。記録制御部26による編集には、切出編集と可変速再生編集とがある。
【0042】
切出編集では、記録制御部26は、フレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定し、切出開始フレームより時間軸上で過去のフレームおよび切出終了フレームより時間軸上で将来のフレームは、不要なフレームとして記録部25から削除する。可変速再生編集では、記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群からデコーダ30により指示された一定の間隔でフレームを間引きして抽出し、デコーダ30に出力する。
【0043】
次に、上述の動画処理システム100の動作を説明する。
【0044】
まず、被写体を撮影するなどして得られた映像信号がエンコーダ10に入力される。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて、入力された映像信号を圧縮符号化する。MPEG2の圧縮動画データは、既に説明したように、フレーム間予測を用いて生成されており、フレーム間符号化フレームを含んでいる。生成された圧縮動画データは、エンコーダ10から送信されて、ネットワークNWを経由して動画データ記録装置20に入力される。
【0045】
動画データ記録装置20に入力された圧縮動画データは、デコード部21でMPEG2規格に基づいて復号化される。これにより、フレームごとに映像信号が生成される。生成されたフレームごとの映像信号は、一時記憶部22に記憶される。
【0046】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記憶部22に1フレーム分の映像信号が記憶されると、その映像信号をMPEG2規格に基づくフレーム内圧縮符号化により再度符号化する。このとき、フレーム内圧縮符号化部23は、圧縮変換制御部24により指示された圧縮率で映像信号を符号化する。フレーム内圧縮符号化部23の再符号化により生成されたフレーム間符号化フレーム群の動画データは、記録部25に記録される。このとき、記録部25は、本発明の再符号化データ記録手段として機能する。
【0047】
記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群は、記録制御部26によって編集される。前述のように、本実施の形態では、記録制御部26による編集には、フレーム群から特定の範囲のフレーム群を抽出する切出編集と、フレーム群を所定の間隔で間引きして抽出する可変速再生編集とがある。
【0048】
図2は、切出編集処理を説明する図である。切出編集では、記録制御部26によって、記録部25に記録されたフレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームと切出終了フレームが指定される。典型的には、図示されないキーボード等のユーザインターフェース装置を利用してユーザにより動画中の切出開始点と切出終了点が指定され、この操作がデコーダ30を経由して動画データ記録装置20に受け付けられ、これにより切出開始フレーム(In点)および切出終了フレーム(Out点)が決定される。記録制御部26は、時間軸上で切出開始フレームより過去のフレームのデータを削除し、また、時間軸上で切出終了フレームより将来のフレームを削除することで、切出開始フレームから切出終了フレームまでのフレーム群を抽出する。切出編集時には、記録制御部26は、本発明の切出編集を行なう編集手段として機能している。
【0049】
こうして切り出されたフレーム群によって編集データが形成される。編集データは記録部25に記録される。このとき、記録部25は、本発明の編集データ記録手段として機能する。編集データは、前述のようにデコーダ30に送られて、復号され、モニタ40に表示される。
【0050】
図3は、可変速再生編集処理を説明する図である。記録制御部26は、デコーダ30から指示を受けると、記録部25に記録されたフレーム群に対して可変速再生編集を行なう。可変速再生編集では、記録制御部26は、記録部25に記録されたフレーム群から一定の間隔でフレームを間引して抽出し、デコーダ30に出力する。間引きの間隔は、典型的には、ユーザがインターフェース装置を操作して入力した再生速度に応じて決定される。図3の例では、再生速度が3倍に設定されており、記録制御部26は、2フレームおきにフレームを抽出する。
【0051】
抽出された編集データは、デコーダ30に送られる。そして、MPEG2規格に従う復号化が行われ、映像がモニタ40に表示される。可変速再生編集時には、記録制御部26は、本発明の可変速再生編集を行なう編集手段として機能している。
【0052】
なお、切出編集と可変速再生編集の両方が行われてもよい。この場合、典型的には、記録制御部26の制御の下、切出編集データに対して間引抽出処理が施される。
【0053】
以上説明したように、本実施の形態の動画データ記録装置20によれば、編集対象である記録部25内のフレーム群は、すべてフレーム内符号化フレーム、即ち他のフレームとは独立してそれ自身のみで復号化できるフレームに変換されている。これによって、記録制御部26は、従来のようにGOPにとらわれることなく、デコーダにて復号可能な圧縮動画データをフレーム単位で抽出することができる。したがって、この動画データ記録装置20によれば、切出範囲の要求に正確に対応するフレーム位置での切出編集が可能となる。また、任意の間隔でのフレームの間引きが可能となることから、GOPの制約を受けずに、任意の速度での可変速再生が可能となる。
【0054】
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態の動画データ処理装置が組み込まれた動画データ記録装置50を示しており、動画データ記録装置50は、エンコーダ10、ネットワークNW、デコーダ30およびモニタ40とともに動画処理システム200を構成している。図4において、図1に示す第1の実施の形態の動画処理システム100の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0055】
動画データ記録装置50は、デコード部21、一時記憶部22、フレーム内圧縮符号化部23、圧縮変換制御部24、変換記録制御部27および記録部28を備えている。第2の実施の形態の動画データ記録装置50では、記録部28が、エンコーダ10からネットワークNWを介して伝送されてきた圧縮動画データを記録する。変換記録制御部27は、切出編集や可変速再生編集の他に、記録部28が取得した復号化前の圧縮動画データを編集対象とするか否かを選択する制御を行なう。変換記録制御部27は、この選択制御を行なうときは、本発明の編集対象選択制御手段として機能し、第1の実施の形態と同様にして切出編集や可変速再生編集を行なうときは、本発明の編集手段としても機能する。変換記録制御部27によって編集対象として選択された圧縮動画データは、デコード部21に出力され、デコード部21およびフレーム内圧縮符号化部23の処理によってフレーム内符号化フレーム群に変換される。
【0056】
次に、上述の動画処理システム200の動作を説明する。
【0057】
まず、被写体を撮影するなどして得られた映像信号がエンコーダ10に入力される。エンコーダ10は、MPEG2規格に基づいて、入力された映像信号を圧縮符号化し、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを生成する。生成された圧縮動画データは、エンコーダ10から送信されて、ネットワークNWを経由して動画データ記録装置50に入力される。
【0058】
動画データ記録装置50に入力された圧縮動画データは、記録部28にそのまま記録される。圧縮動画データを編集しないときには、記録部28に記録された圧縮動画データがそのままデコーダ30に出力される。圧縮動画データを編集するときには、記録部28に記録されている圧縮動画データは、変換記録制御部27からの指示に従ってデコード部21に出力される。このとき、デコード部21に出力された圧縮動画データを記録部28から削除してもよいし、そのまま残しておいてもよい。入力された圧縮動画データを編集するか否かの選択は、典型的には、図示しないユーザインターフェースを利用してユーザが指定する。この指定操作が変換記録制御部27に受け入れられる。変換記録制御部27は、この指示に従って、圧縮動画データを選択するか否かを選択する。
【0059】
圧縮動画データが記録部28からデコード部21に出力されると、デコード部21は、この圧縮動画データをMPEG2規格に基づいて復号化する。これによって、フレームごとの映像信号が生成される。生成された映像信号は、フレームごとに一時記憶部22に記憶される。
【0060】
フレーム内圧縮符号化部23は、一時記憶部22に1フレーム分の映像信号が記憶されると、MPEG2規格に基づくフレーム内圧縮符号化により再度符号化する。このとき、フレーム内圧縮符号化部23は、圧縮変換制御部24により指示された圧縮率で映像信号を符号化する。フレーム内圧縮符号化部23の再符号化により生成されたフレーム内符号化フレーム群の動画データは、記録部28に記録される。
【0061】
変換記録制御部27は、切出編集をするときには、フレーム内圧縮符号化部23により再符号化されて記録部28に記録されているフレーム内符号化フレーム群に対して切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定する。切出開始フレーム(In点)および切出終了フレーム(Out点)は第1の実施の形態と同様にしてユーザからの入力に基づいて決定される。変換記録制御部27は、切出開始フレームより時間軸上で過去のフレームのデータを削除し、また、切出終了フレームより時間軸上で将来のフレームを削除することで、切出開始フレームから切出終了フレームまでのフレーム群を抽出する。このようにして抽出されたフレーム群によって編集データが生成される。生成された編集データは記録部28に記録される。編集データは、デコーダ30に送られて、復号され、モニタ40に表示される。
【0062】
変換記録制御部27は、可変速再生編集をするときは、記録部28に記録されたフレーム内符号化フレーム群からデコーダ30により指示された一定の間隔でフレームを間引して抽出し、デコーダ30に出力する。間引きの間隔は、第1の実施の形態と同様に、ユーザが入力した再生速度の指定に従って決定される。
【0063】
抽出された編集データに対して、デコーダ30にてMPEG2規格に基づく復号化が行われ、映像がモニタ40に表示される。
【0064】
本実施の形態の動画データ記録装置50によって、第1の実施の形態の動画データ記録装置20と同様の効果が得られる。さらに、動画データ記録装置50によれば、圧縮動画データを編集しないときには、記録部28に記録された圧縮動画データをそのままデコーダ30に出力することができる。すなわち、編集が必要な場合にのみ、圧縮動画データの復号化および再符号化をするように制御することが可能になる。
【0065】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態の動画データ記録装置の構成は、図4に示される第2の実施の形態と同様である。ただし、第3の実施の形態では、再符号化関連の処理が異なっている。すなわち、前述の第2の実施の形態では、フレーム間符号化フレームへの変換を行なう際には、復号前の圧縮動画データ全体をデコード部21に出力し、復号化および再符号化を行なった。これに対して、第3の実施の形態では、以下のように、変換記録制御部27が、切出編集時に切出開始フレームおよび切出終了フレームを含むGOPだけを復号化および再符号化する再符号化対象ピクチャグループ選択制御を行なう。本実施形態では、変換記録制御部27は、本発明の制御手段を構成している。
【0066】
図5は、本実施の形態の切出編集処理を説明する図である。図5に示すように、変換記録制御部27は、切出開始フレームを含む開始GOPと切出終了フレームを含む終了GOPのみを選択的にデコード部21に出力させる。この制御処理により、開始GOPと終了GOPの間の中間GOPは、デコード部21に出力されず記録部28にそのまま残り、記録される。
【0067】
上記の動作が行われるので、デコード部21は、図5に示されるように、開始GOPと終了GOPの全フレームをそれぞれ復号化してフレームごとに映像信号を生成する。映像信号は一時記憶部22に記憶される。フレーム内圧縮符号化部23は、各フレームの映像信号をフレーム内圧縮符号化する。これにより、開始GOPおよび終了GOPの中のすべてのフレームがフレーム内符号化フレームになる。このようにして再符号化されたフレームからなる開始GOPと終了GOPは、再び記録部28に記録される。
【0068】
変換記録制御部27は、再符号化されたフレームからなる開始GOPおよび終了GOPの中からそれぞれ切出開始フレームおよび切出終了フレームを指定する。そして、指定された切出開始フレームより過去のフレームおよび指定された切出終了フレームより将来のフレームを記録部28から削除する。
【0069】
これにより、再符号化された開始GOPの中の切出開始フレーム以降のフレームと、デコード部21に出力されることなく記録部28にそのまま記録されている中間GOPと、再符号化された終了GOPの中の切出終了フレーム以前のフレームとを結合することによって切出編集による編集データが生成される。
【0070】
このように、切出範囲の両端のフレームを含むGOPだけをフレーム内符号化フレームに変換することで、再符号化の対象のGOPが必要最小限に抑えられている。そして、中間GOPはフレーム間圧縮動画データのままにしておかれる。このような処理により、切出範囲の全体をフレーム内符号化フレームにする場合と比較して、編集データのデータ量を軽減することができる。したがって、編集に伴う動画データ記録装置の処理負担を軽減することができ、また、記録部28の容量を有効に使うことが可能になる。
【0071】
(変形例)
動画データ記録装置に入力されるフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データは、MPEG2規格に基づく圧縮動画データ以外のものでもよく、例えば、MPEG1規格やMPEG4規格に基づいて符号化されたデータであってもよい。なお、圧縮動画データがMPEG1規格やMPEG4規格により圧縮符号化されている場合には、動画データ記録装置のデコード部10もそれらの規格に対応した復号化処理をすることは勿論である。
【0072】
また、フレーム内圧縮符号化部23の処理も、上述のMPEG2のIピクチャ生成処理には限定されず、例えば、MotionJPEGのフレーム内圧縮符号化が行われてもよい。
【0073】
さらに、フレーム内圧縮符号化部23は、動画データ記録装置に入力される圧縮動画データを生成した圧縮技術とは異なる圧縮技術により映像信号を圧縮符号化してもよい。フレーム内圧縮符号化部23は、例えば、MPEG2データが復号化された後、MotionJPEG規格に基づいてフレーム内圧縮符号化される。
【0074】
また、動画データ記録装置がデコーダ30やモニタ40と一体に構成されてもよい。さらに、動画データ記録装置がデコーダ30と別体で構成される場合には、編集データがネットワークを介して動画データ記録装置からデコーダ30に送信されてもよい。
【0075】
上記の動画データ記録装置は、汎用コンピュータが所定のコンピュータプログラムを実行することによって実現されてもよい。この場合に、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録されてコンピュータに読み取られ、または、ネットワークを介してコンピュータに送られてよい。もちろん、動画データ記録装置は、専用の装置でもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データがフレーム内符号化フレームからなる圧縮動画データに変換するので、圧縮動画データをフレーム単位で編集可能な形態に変換でき、これにより、圧縮動画データに対する編集の自由度を向上させることができるというすぐれた効果を有する動画データ記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の動画処理システムの構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態の切出編集処理を説明する図
【図3】第2の実施の形態の可変速再生編集処理を説明する図
【図4】第2の実施の形態の動画処理システムの構成を示すブロック図
【図5】第3の実施の形態の切出編集処理を説明する図
【図6】従来の圧縮方法によって圧縮符号化された動画データを示す図
【符号の説明】
20、50 動画データ記録装置
21 デコード部
23 フレーム内圧縮符号化部
25、28 記録部
26 記録制御部
27 変換記録制御部
Claims (13)
- フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成する復号化手段と、
前記復号化手段により生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成する再符号化手段と、
を含むことを特徴とする動画データ処理装置。 - 前記フレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより前記圧縮動画データを編集する編集手段を含むことを特徴とする請求項1記載の動画データ処理装置。
- 前記編集手段は、切出開始フレームから切出終了フレームまでを切り出すことにより切出編集を行なうことを特徴とする請求項2記載の動画データ処理装置。
- 前記編集手段は、前記フレーム内符号化フレーム群を間引きすることにより可変速再生編集を行なうことを特徴とする請求項2記載の動画データ処理装置。
- 入力されたフレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを編集対象とするか否かを選択し、編集対象のデータに前記復号化手段および前記再符号化手段の処理を施す編集対象選択制御手段を含む請求項1〜4のいずれか記載の動画データ処理装置。
- 前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データは、所定数のフレームからなるピクチャグループが連続するデータであり、
前記切出開始フレームを含む開始ピクチャグループおよび前記切出終了フレームを含む終了ピクチャグループを、前記復号化手段に復号化させて前記再符号化手段にフレーム内圧縮符号化させる制御手段を含み、
前記編集手段は、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データのうちの前記開始ピクチャグループと前記終了ピクチャグループの間の中間ピクチャグループと、前記再符号化手段によりフレーム内圧縮符号化された開始ピクチャグループ内の開始フレーム以降のフレームと、前記再符号化手段により再符号化された終了ピクチャグループ内の終了フレーム以前のフレームとを用いて切出編集を行なうことを特徴とする請求項3記載の動画データ処理装置。 - 前記フレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを記録する再符号化データ記録手段を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の動画データ処理装置。
- 前記編集手段によって切り出された圧縮動画データを記録する編集データ記録手段を含むことを特徴とする請求項3または6記載の動画データ処理装置。
- フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データを復号化してフレームごとの映像信号を生成する復号化ステップと、
前記復号化ステップにより生成されたフレームごとの映像信号をそれぞれフレーム内圧縮符号化して、前記フレーム間符号化フレームを含む圧縮動画データに対応しフレーム内符号化フレーム群からなる圧縮動画データを生成する再符号化ステップと、
前記フレーム内符号化フレーム群を記録する再符号化データ記録ステップと、前記再符号化データ記録ステップにて記録されたフレーム内符号化フレーム群から任意のフレームを抽出することにより圧縮動画データを編集する編集ステップと、
を含むことを特徴とする動画データ処理方法。 - 前記編集ステップは、切出開始フレームから切出終了フレームまでを切り出す切出編集を行なうことを特徴とする請求項9記載の動画データ処理方法。
- 前記編集ステップは、前記フレーム内符号化フレーム群を間引きする可変速再生編集を行なうことを特徴とする請求項9記載の動画データ処理方法。
- 請求項9〜11のいずれか記載の動画データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項12記載のプログラムを格納したコンピュータにて読取可能な記録媒体。
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