JP4573166B2 - 情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法、及び情報再生方法 - Google Patents
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Description
MPEGは1988年、ISO/IEC JTC1/SC2(国際標準化機構/国際電気標準化会合同技術委員会1/専門部会2、現在のSC29)に設立された動画像符号化標準を検討する組織の名称(Moving Pictures Expert Group)の略称である。MPEG1(MPEGフェーズ1)は1.5Mbps程度の蓄積メディアを対象とした標準で、静止画符号化を目的としたJPEGと、ISDNのテレビ会議やテレビ電話の低転送レート用の動画像圧縮を目的としたH.261(CCITT SGXV、現在のITU-T SG15で標準化)の基本的な技術を受け継ぎ、蓄積メディア用に新しい技術を導入したものである。これらは1993年8月、ISO/IEC 11172 として成立している。
"DVD Specifications for Rewritable/Re-recordable Discs、 Part3 VIDEO RECORDING、 Version 1.0"で示されるように、DVD-VRでは、DVD-RW/RAM上のファイルとして複数のファイルを記録する。図10にその構成を示す。 ルートディレクトリ下にDVD_RTAVディレクトリがあり、その下にオリジナルPGC、ユーザー定義PGCなど、全ての記録再生管理データを収録するためのVR_MANGER.IFOファイルを収録する。また、ビデオデータはVR_MOVIE.VROファイル中に、静止画データはVR_STILL.VROファイル中に、静止画に付随する追加オーディオデータはVR_AUDIO.VROファイル中に記録される。 このように、実際の再生データと、記録再生管理データは分離して記録されるので、再生データを変更することなく、ユーザー定義PGCによって任意の再生手順を構築することが出来る。なお、VR_STILL.VRO中の各静止画は、MPEG Video規格に準拠したMPEGイントラ画像として記録される。
M_CIは、セル一般情報M_C_GIと0個以上のセルエントリーポイント情報M_C_EPIから成る。M_C_GI内には、セルのタイプC_TY、セルエントリーポイント数C_EPI、等が定義される。M_C_EPI内には、エントリーポイントのタイプEP_TY(AとB、AはPRM_TXTIなし、BはPRM_TXTIあり)、エントリーポイントの再生時刻EP_PTM、及びエントリーポイントに関するプライマリテキスト情報(PRM_TXTI)が定義される。
ここで、エントリーポイントとはセル内の任意の時刻を指定し、プログラムやセルの任意の中間地点へのアクセスを可能にする構造である。図11および図12中に、セル内に指定されるエントリーポイントの例(EPと示される矢印)を示す。
(1)撮像レンズから入射された光線を分離する光路分離手段と、
前記光路分離手段で分離された一方の光を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力する第1の受光手段と、
前記光路分離手段で分離された他方の光を受光し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する第2の受光手段と、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録手段と、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。
(2)第1の解像度のピクチャーで構成される動画像と、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像と、前記静止画像と前記静止画像が記録媒体に記録されたときと同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報とが記録されているとともに、前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一のピクチャーが前記一の静止画像を用いることでズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報が記録された記録媒体から、
前記動画像を再生するとともに、前記動画像を再生中に、外部から一時停止指示を受けた場合、前記動画像のピクチャーのうち前記一時停止指示を受けた時点の前記動画像の再生位置の直近に位置する、前記リンク情報によって静止画像が対応付けられたピクチャーで再生を停止し、この停止した位置のピクチャーに対応する前記静止画像を前記リンク情報に基づいて再生する再生手段と、
前記ズーム可能情報に基づいて、前記停止した位置のピクチャーに対してズームインが可能か、ズームアウトが可能かを判断し、ズームイン、ズームアウトの少なくともどちらかが可能と判断した場合は、前記相対位置情報に基づいて、ズーム可能範囲を示す情報をユーザーインターフェース画面として表示する表示手段と、
前記ユーザーインターフェース画面に基づいて、外部からズームイン又はズームアウト指示が入力された場合、前記ズーム情報に基づいて、前記再生された前記静止画像を拡大または縮小するズーム手段と、
を有することを特徴とする情報再生装置。
(3)撮像レンズから入射された光線を分離する光路分離ステップと、
前記光路分離ステップで分離された一方の光を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力する第1の受光ステップと、
前記光路分離ステップで分離された他方の光を受光し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する第2の受光ステップと、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録ステップと、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一のピクチャーが前記一の静止画像を用いることでズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。
(4)第1の解像度のピクチャーで構成される動画像と、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像と、前記静止画像と前記静止画像が記録媒体に記録されたときと同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報とが記録されているとともに、前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一のピクチャーが前記一の静止画像を用いることでズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報が記録された記録媒体から、
前記動画像を再生するとともに、前記動画像を再生中に、外部から一時停止指示を受けた場合、前記動画像のピクチャーのうち前記一時停止指示を受けた時点の前記動画像の再生位置の直近に位置する、前記リンク情報によって静止画像が対応付けられたピクチャーで再生を停止し、この停止した位置のピクチャーに対応する前記静止画像を前記リンク情報に基づいて再生する再生ステップと、
前記ズーム可能情報に基づいて、前記停止した位置のピクチャーに対してズームインが可能か、ズームアウトが可能かを判断し、ズームイン、ズームアウトの少なくともどちらかが可能と判断した場合は、前記相対位置情報に基づいて、ズーム可能範囲を示す情報をユーザーインターフェース画面として表示する表示ステップと、
前記ユーザーインターフェース画面に基づいて、外部からズームイン又はズームアウト指示が入力された場合、前記ズーム情報に基づいて、前記再生された前記静止画像を拡大または縮小するズームステップと、
を含むことを特徴とする情報再生方法。
(5)撮像レンズから入射された光線を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力すると同時に、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する受光手段と、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録手段と、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一のピクチャーが前記一の静止画像を用いることでズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。
(6)撮像レンズから入射された光線を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力すると同時に、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する受光ステップと、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録ステップと、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一のピクチャーが前記一の静止画像を用いることでズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。
図1は本発明の実施例の好適なオーディオビデオ記録器のブロック図である。本実施例では動画をムービーで撮影中に、ユーザーからのタイミング情報により、動画録画を中断することなく、デジカメ静止画データを記録するものである。
まず記録媒体201からCPU204からの制御信号により記録媒体読み出し器202によって、オーディオビデオデータと、管理データが読み込まれる。管理データは管理データメモリー206に記録される。オーディオビデオデータはディスクフォーマットデコーダー器205に入力される。ディスクフォーマットデコーダー器205では、後述するディスクフォーマットをフォーマットデコード化して多重化分離器207に入力される。多重化分離器207では、各要素のデータが多重化されている状態から、各要素データへと分離し、音声データは音声復号器210、静止画データは静止画復号器211、動画データは動画復号器212へ入力される。静止画と動画は復号されるとフレームバッファ213にバッファされる。一方、ユーザーインターフェース(U/I)203によって動画再生中に、ピクチャー毎に規則されている静止画の記録されている時刻にて一時停止をして、その静止画のズームイン(拡大)やズームアウト(縮小)を行うトリガー信号が入力されると、その信号はCPU204に伝送される。CPU204ではそのトリガー信号を受けて、再生制御器209へ制御信号を伝送する。再生制御器209では記録媒体読み出し器に読み出しを一時停止する信号を伝送すると同時に、再生して動画の符号化データのピクチャー毎に記録されているユーザーデータを観測し、そこに図2に示した識別コード0x22220204のあとS_PRNという静止画のプログラムナンバーを検出し、ズームインするために一時停止する場合には、そのプログラムナンバーに対応するS_PR_IFOのなかのS_ATRのZoom_infoの2ビットの信号が01(ズームイン可能)か11(ズームインもズームアウトも可能)の信号であるピクチャーのところで一時停止する。この信号は動画のピクチャーを時間方向に並べた場合、対応した静止画が記録されているのが仮に1秒に1枚、即ち30フレームに1枚であれば、最大30枚観測すれば1枚は見つかるはずで、その場合には最大1秒程度一時停止が遅れる。普通の一時停止は動画上のどこのフレームでも一時停止可能である。一時停止したら、再生制御器は記録媒体読み出し器に、その動画の対応する静止画データ(S_PRNのプログラムナンバーのついている静止画データ)をアクセスして、ディスクフォーマットデコーダー器205と多重化分離器207を経由して、静止画復号器211にて静止画を復号し、フレームバッファに、動画の一時停止しているデータと交換して、静止画データをバッファリングする。同時に画像拡大縮小器に拡大するトリガー信号を送信する。拡大は図4の(1)のように、動画撮影中にシャッターボタンを押して静止画を記録した画像が真ん中の画像だとすると、その動画一時停止した画像にどこの部分を拡大したいかを示すウインドウを、CPUを経由して画像拡大縮小器208にGUIにてユーザーとインターフェースをとって決定し、そのウインドウに設定された画像を図4の(1)のように拡大する。この場合(a)の画像は通常のNTSC画像とすると、720x480画素の解像度の画像であり、(b)はCCDの能力によるが1600x1200画素の解像度をもつ。従ってズームした場合でも(b)のように顔だけアップしても、動画の表示解像度を基準に考えれば、静止画の解像度は劣化しない。1600x1200の画素のうち720x480を切り出すような画角であれば解像度は劣化しない。それ以上小さいウインドウを720x480まで拡大するということになれば、従来の技術にあるフィルターによるオーバーサンプル(フィルター処理で補間する)をおこなって表示することも可能で、これと組み合わせることで、連続的な拡大機能を持たせることができる。縮小は図4の(2)のように、動画撮影中にシャッターボタンを押して静止画を記録した画像が真ん中の画像だとすると、その動画一時停止した画像から外側にズームアウトする。この場合ブロック図5の特殊レンズ505を広角レンズとして、静止画用のCCDには広角の画像が入るようにし、動画CCDにはその中央の画像を有効画像として動画用の画角(720x480)にして記録することが望ましい。この場合(c)の画像は通常のNTSC画像とすると、720x480画素の解像度の画像であり、(d)はCCDの能力によるが1600x1200画素の解像度をもつ。従ってズームアウトした場合、(d)のように動画像の画角(c)には写っていなかった、被写体の周囲の風景がズームアウトすることで(d)のように蘇ることになる。また、ズームアウトも完全に全てズームアウトするだけでなく、途中のズームアウト率で表示することも可能で、これと組み合わせることで、連続的な縮小(ズームアウト)機能を持たせることができる。静止画の水平方向の画素数と垂直方向の画素数は、静止画像全体を720x480画素とするときに画素数比率を計算して、その割合で減少させる帯域を求めローパスフィルターを設定する。あるいはオーバーサンプルして増やす画素の比率を求め、補間フィルターを設定する。このへんの技術は既存の、画像を拡大縮小する技術で実現できる。Horizontal_position、Vertical_position(静止画面から見た動画像の水平位置及び垂直位置で、図4の(3)のようにズームアウトした静止画面からみた動画像画面の左上を基準としてどれだけシフトした位置にあるかを画素数で示したもの)は、例えばズームアウトする場合の、もとの画像はどのポジションにあるのかをユーザーにGUIで示すことができるので有効である。また、動画から静止画のバッファの切り替えにより、ユーザーに表示させる画像が大きく変化しないようすることもできる。即ち。(c)の画像と、(d)この位置の画像をオーバーサンプルして、(c)に似た画像を静止画から作成し、フレームバッファを動画から静止画へ切り替えておくことで、その後のズームアウトの処理を静止画ベースで連続的に行えるメリットがある。
本発明の実施形態に関わるディレクトリ、ファイル構造の例を図16に示す。ディレクトリ名やファイル名は本発明の実施形態を説明する目的で使われており、これ以外の名称を否定するものではない。ルートディレクトリ(図示しない)の下にJVC_HDVD_SYSTEMディレクトリがあり、その下に、本発明に関わる全ての管理データ及びオーディオ、ビデオ、静止画データが保存される。
A_PR_SETは、オーディオのプログラムをオーディオオブジェクトとして記録する為のディレクトリであり、その中にオーディオの各プログラムがA_PRn.dat (ここで、nは1から開始されるプログラム番号)として記録される。プログラムにはオーディオオブジェクトが、MPEG-2システム規格のプログラムストリームまたは、トランスポートストリームとして記録される。
CNTNT_IFOは、ビデオプログラム情報テーブルV_PR_IFOT(Video Program Information Table)、オーディオプログラム情報テーブルA_PR_IFOT(Audio Program Information Table)、静止画プログラム情報テーブルS_PR_IFOT(Still picture Program Information Table)、及びユーザー定義管理データに相当するプレイリスト情報テーブルPL_IFOT(Play List Information Table)から成る。V_PR_IFOT、A_PR_IFOT及びS_PR_IFOTの3つが(従来例の)オリジナル管理データに相当する。
A_PR_IFOTは、各オーディオプログラムのオーディオプログラム情報A_PR_IFO_j(jは1からmまでの整数)を含む。S_PR_IFOTは、各静止画プログラムの静止画プログラム情報S_PR_IFO_k(kは1からqまでの整数)を含む。PL_IFOTは、各プレイリストの情報PL_IFO_p(pは1からrまでの整数)を含む。なお、以下では上述のi、 j、 k、 pをそれぞれPR_IFO番号と呼ぶことにする。
また、記録媒体にデータを記録しなくても、通信、放送などあらゆる伝送媒体を経由してデータを送信することが可能で、その場合には、記録装置は伝送装置として使用することもできる。また再生装置は受信装置として使用することも可能である。
102 光路分離機
103 オーディオ入力器
104 受光素子(動画用)
105 受光素子(静止画用)
106 A/D変換器
107 A/D変換器
108 A/D変換器
109 U/I
110 CPU
111 静止画撮像タイミング信号発生器
112 管理データメモリ
113 音声符号化器
114 動画符号化器
115 動画局部複合器
116 静止画ズーム情報発生器
117 多重化器
118 記録媒体書き込み器
119 ディスクフォーマット器
120 記録媒体
Claims (6)
- 撮像レンズから入射された光線を分離する光路分離手段と、
前記光路分離手段で分離された一方の光を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力する第1の受光手段と、
前記光路分離手段で分離された他方の光を受光し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する第2の受光手段と、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録手段と、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - 第1の解像度のピクチャーで構成される動画像と、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像と、前記静止画像と前記静止画像が記録媒体に記録されたときと同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報とが記録されているとともに、前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報が記録された記録媒体から、
前記動画像を再生するとともに、前記動画像を再生中に、外部から一時停止指示を受けた場合、前記動画像のピクチャーのうち前記一時停止指示を受けた時点の前記動画像の再生位置の直近に位置する、前記リンク情報によって静止画像が対応付けられたピクチャーで再生を停止し、この停止した位置のピクチャーに対応する前記静止画像を前記リンク情報に基づいて再生する再生手段と、
前記ズーム可能情報に基づいて、前記停止した位置のピクチャーに対してズームインが可能か、ズームアウトが可能かを判断し、ズームイン、ズームアウトの少なくともどちらかが可能と判断した場合は、前記相対位置情報に基づいて、ズーム可能範囲を示す情報をユーザーインターフェース画面として表示する表示手段と、
前記ユーザーインターフェース画面に基づいて、外部からズームイン又はズームアウト指示が入力された場合、前記ズーム情報に基づいて、前記再生された前記静止画像を拡大または縮小するズーム手段と、
を有することを特徴とする情報再生装置。 - 撮像レンズから入射された光線を分離する光路分離ステップと、
前記光路分離ステップで分離された一方の光を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力する第1の受光ステップと、
前記光路分離ステップで分離された他方の光を受光し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する第2の受光ステップと、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録ステップと、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。 - 第1の解像度のピクチャーで構成される動画像と、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像と、前記静止画像と前記静止画像が記録媒体に記録されたときと同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報とが記録されているとともに、前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報が記録された記録媒体から、
前記動画像を再生するとともに、前記動画像を再生中に、外部から一時停止指示を受けた場合、前記動画像のピクチャーのうち前記一時停止指示を受けた時点の前記動画像の再生位置の直近に位置する、前記リンク情報によって静止画像が対応付けられたピクチャーで再生を停止し、この停止した位置のピクチャーに対応する前記静止画像を前記リンク情報に基づいて再生する再生ステップと、
前記ズーム可能情報に基づいて、前記停止した位置のピクチャーに対してズームインが可能か、ズームアウトが可能かを判断し、ズームイン、ズームアウトの少なくともどちらかが可能と判断した場合は、前記相対位置情報に基づいて、ズーム可能範囲を示す情報をユーザーインターフェース画面として表示する表示ステップと、
前記ユーザーインターフェース画面に基づいて、外部からズームイン又はズームアウト指示が入力された場合、前記ズーム情報に基づいて、前記再生された前記静止画像を拡大または縮小するズームステップと、
を含むことを特徴とする情報再生方法。 - 撮像レンズから入射された光線を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力すると同時に、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する受光手段と、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録手段と、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録手段と、
を有することを特徴とする情報記録装置。 - 撮像レンズから入射された光線を受光し、第1の解像度のピクチャーで構成される動画像を出力すると同時に、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度の静止画像を出力する受光ステップと、
前記動画像を記録媒体に記録するとともに、前記動画像を記録中に静止画記録指示を受けた場合、前記動画像に加えて前記静止画像も記録媒体に記録する信号記録ステップと、
前記静止画像と、前記静止画像と同時期に記録された前記動画像の前記ピクチャーとを対応付けたリンク情報を記録媒体に記録するとともに、
前記ピクチャーのうちの一のピクチャーの領域が、この一のピクチャーと前記リンク情報によって対応付けられた一の静止画像の領域内のどの領域に相対的に位置する関係となっているかを示す相対位置情報と、前記一の静止画像が前記一のピクチャーの画角からみてズームイン可能か、ズームアウト可能かを示すズーム可能情報とを含むズーム情報を記録媒体に記録する情報記録ステップと、
を含むことを特徴とする情報記録方法。
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