JP2009272929A - 映像符号化装置および映像符号化方法 - Google Patents

映像符号化装置および映像符号化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】解像度変換を伴うトランスコードやダビングでも、フレームレートを落とすことなく、映像データの高速な変換やダビングが可能である映像符号化装置を提供する。
【解決手段】トランスコーダ100は、HD画像を符号化して記録する際、局所復号画像の解像度変換を行ったSD画像についても同時に符号化を行う。このとき、SD解像度符号データのうち、符号化効率の高いデータ(Bピクチャの符号データ)のみを1次記録メディア109に記録しておく。変換ダビング時、このBピクチャの符号データと、再エンコードを行ったピクチャ(I/Pピクチャ)の符号データとを統合し、統合されたビットストリームを2次記録メディア112に記録する。このように、最小サイズの1次記録の増加のみで、高速な変換ダビングが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像の再符号化を行う映像符号化装置および映像符号化方法に関する。
近年、動画像の記録方式として、標準解像度(以降、SD解像度)からハイビジョン解像度(以降、HD解像度)へ方式の移行が急速に進んでいる。
一方、動画像符号化の規格としては、ISO/IECの国際標準規格である、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4が広く使用されている。
また近年、より高い符号化効率を持つ規格として、ITU−T H.264(あるいはMPEG−4 AVCと呼称される)が勧告されている。
これらの規格群の中でHD解像度へ対応可能な規格として、MPEG−2やH.264規格の搭載製品が進んでいる。搭載製品のカテゴリとしては、磁気ディスクやBlu−ray(登録商標)ディスクを用いた放送受信用レコーダ機器、AVCHD規格を用いたビデオカムコーダなどが実用化されている。
一方、依然として、多くのコンシューマはSD解像度の映像の再生しかできない環境にあることが多い。従って、1次記録としてはHD解像度で行ったとしても、第三者へはSD解像度に変換してから配布した方が再生互換性という点では確実である。
このような用途において、HD解像度記録が可能な装置では、記録の後にSD解像度に解像度およびフォーマット変換を行う機能を搭載していることが多い。この解像度や符号量あるいは適用フォーマットの変換機能は一般的にトランスコーダと総称される。
図13は従来のトランスコーダの構成を示すブロック図である。トランスコーダは、HD映像入力装置901、表示装置902、HDエンコーダ903、HDデコーダ904、解像度変換装置905、SDエンコーダ906、1次記録メディア907および2次記録メディア908を有する。
HD映像入力装置901はHD解像度で撮影可能なビデオカメラ装置である。HDエンコーダ903はHD解像度のビデオ入力に対して符号化を行う。1次記録メディア907はHDサイズで符号化された符号データを蓄積する。記録メディア自体は、磁気ディスク、光ディスク、メモリカードなどと多様化している。ここまでの動作を1次録画機能とする。
HDエンコーダ903の一例として、H.264方式の符号化装置の構成は以下のとおりである(図2参照)。H.264規格の記録方式も、従来のMPEG−2規格の記録方式などと同じく、動き補償機能と変換符号化を用いた画像圧縮方式である。
H.264方式の符号化装置において、動きベクトル検出部(201)は、符号化を行うフレームと参照フレームとを用い、マクロブロック単位に動き検出を行い、動きベクトルを算出する。フレームメモリ(205)には、符号化を行うフレームと参照フレームが記録されている。
フレーム差分器(202)は、算出された動きベクトルを用いて、マクロブロック単位で、符号化を行うフレームと参照フレームの差分値を求める。整数変換部(203)は、空間冗長性を省くべく差分画像を周波数空間に変換する。量子化部(204)は量子化処理を行う。量子化後の係数データや各種マクロブロック付加情報は、二値化部(210)で二値化される。二値データは最終的にエントロピー符号化部(211)により符号化され、ビットストリームとして出力される。
一方、逆量子化部(208)および逆整数変換部(209)によって再構成された差分画像は、フレーム加算器(207)により参照画像と加算される。その後、デブロッキングフィルタ(206)を通過した画像は、次フレーム以降の符号化のために再びフレームメモリ(205)に記録される。この画像は、一般的にローカルデコード画像(あるいは局所復号画像)と呼ばれる。これらの各部の組み合わせでHDエンコーダは構成され、HD解像度での1次記録機能として使用される。
つぎに、H.264方式の符号化装置からのHDビットストリームを入力ソースとした場合のトランスコーダの動作を説明する。HDデコーダ904は、1次記録メディア907から符号データを読み出し、HDサイズのビデオ画像を復号する。表示装置902は復号されたHD画像を適宜表示する。
解像度変換装置905は、復号されたHD画像をSD解像度に変換する、つまり縮小処理を行う。SDエンコーダ906は、解像度変換後の画像をSD解像度において符号化を行う。2次記録メディア908はSDサイズで符号化された符号データを蓄積する。第2の記録(蓄積)メディア908には、第三者への配布に適した任意のリムーバブルメディアが使用される。例えば、安価な記録型DVDディスクなどがこれにあたる。
HD用とSD用では、符号化方式(フォーマット)を変更することも多く、例えばオリジナルのHDサイズのビデオ画像は符号化効率の高いH.264方式を用いて記録され、変換後、より再生互換性の高いMPEG−2を使用して記録される。このように、用途に応じて符号化方式が使い分けられる。
本従来例では、HDデコーダ904は符号化された全ての映像フレームを復号するので、その変換速度は、記録時のフレームレートと同一であり、例えばNTSC圏では、60フィールド/秒(=30フレーム/秒)になる。従って、SDエンコーダ906においても、同一のフレームレートで符号化を行うことになる。このように、1次記録メディア907から2次記録メディア908へのダビング(HD解像度からSD解像度への変換を含む)には、記録済みデータの記録時間分が必要である。これは等速(1倍速)ダビングとも呼ばれる機能である。
また、特許文献1には、MPEG−2で記録された符号データを元に、適宜Bピクチャのスキップに拠るフレーム間引きおよび解像度変換を行いながら、MPEG−4フォーマットへ高速にダビングする手法が開示されている。
また、特許文献2には、解像度の異なる複数の画像を符号化する際、複数の解像度での動きベクトル検出を共通に使用化して簡便な方法で行う手段が開示されている。
特開2006−279262号公報 特開2002−344972号公報
しかしながら、上記従来の映像符号化装置では、以下に掲げる問題があった。すなわち、図13のトランスコーダの構成においては、フレームごとに、HD解像度の符号データの復号、解像度変換、SD解像度符号化という工程を経ることが必要である。従って、1次記録メディアから2次記録メディアへの変換ダビング動作を、特許文献1で提示されているようなフレーム間引きを行う方法以外では、HD再生速度以上で行うことは実現できなかった。このため、ダビングの速度も原理的に再生速度の1倍(またはそれ以下)となり、短時間でダビングディスクを作成することができず、使い勝手に問題があった。
そこで、本発明は、解像度変換を伴うトランスコードやダビングでも、フレームレートを落とすことなく、映像データの高速な変換やダビングが可能である映像符号化装置および映像符号化方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の映像符号化装置は、映像の再符号化を行う映像符号化装置において、映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化手段と、前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する復号手段と、前記復号手段によって復号された映像データの解像度を変換する解像度変換手段と、前記解像度変換手段によって変換された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化手段と、前記第1の符号化手段によって生成された第1の符号データと、前記第2の符号化手段によって生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの前記第2の符号データを記録媒体に蓄積する蓄積手段とを備え、前記第1の符号化手段および前記第2の符号化手段によるそれぞれの符号化を並行して行うことを特徴とする。
本発明の映像符号化装置は、映像の再符号化を行う映像符号化装置において、映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手段の符号化動作と同時に、前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する第1の復号手段と、前記第1の符号化手段の符号化動作と同時に、前記第1の復号手段によって復号された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化手段と、前記第1の符号化手段によって生成された第1の符号データと、前記第2の符号化手段によって生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの第2の符号データを第1の記録媒体に蓄積する第1の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段によって前記第1の記録媒体に蓄積された第1の符号データのうち、前記第2の符号データの蓄積が除外されたフレームの前記第1の符号データを復号して映像データを生成する第2の復号手段と、前記第2の復号手段によって復号された映像データが前記第2の符号化手段によって符号化され生成された第2の符号データと、前記第1の蓄積手段によって前記第1の記録媒体に蓄積された第2の符号データとを統合する統合手段と、前記統合された第2の符号データを第2の記録媒体に蓄積する第2の蓄積手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の映像符号化方法は、映像の再符号化を行う映像符号化方法において、映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化ステップと、前記第1の符号化ステップの符号化動作と同時に、前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する第1の復号ステップと、前記第1の符号化ステップの符号化動作と同時に、前記第1の復号ステップで復号された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化ステップと、前記第1の符号化ステップで生成された第1の符号データと、前記第2の符号化ステップで生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの第2の符号データを第1の記録媒体に蓄積する第1の蓄積ステップと、前記第1の記録媒体に蓄積された第1の符号データのうち、前記第2の符号データの蓄積が除外されたフレームの前記第1の符号データを復号して映像データを生成する第2の復号ステップと、前記第2の復号ステップで復号された映像データが符号化され生成された第2の符号データと、前記第1の蓄積ステップで前記第1の記録媒体に蓄積された第2の符号データとを統合する統合ステップと、前記統合された第2の符号データを第2の記録媒体に蓄積する第2の蓄積ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、映像データの符号化を行って第1の符号データを記録媒体に蓄積する際、復号された映像データについても同時に符号化を行い、指定されたフレームの第2の符号データのみを記録媒体に蓄積しておく。これにより、解像度変換を伴うトランスコードやダビング時などに、フレームレートを落とすことなく、映像データの高速な変換やダビングが可能となる。
本発明の映像符号化装置および映像符号化方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の映像符号化装置は、H.264規格のHD解像度符号データをMPEG−2規格のSD解像度符号データに変換するトランスコーダに適用される。
図1は実施の形態におけるトランスコーダの構成を示すブロック図である。トランスコーダ100は、HD解像度映像入力部102、HDエンコーダ104、セレクタ105、解像度変換部106、ピクチャタイプ設定部107、SDエンコーダ108および1次記録メディア109を有する。また、トランスコーダ100は、記録データ選別部110、符号データマージ(I,P,Bピクチャマージ)モジュール111および2次記録メディア112を有する。また、トランスコーダ100は、HD再生部101、HDデコーダ103およびストリームパーサ113を有する。
HD解像度映像入力部102は、ビデオカメラ装置などの画像入力装置であり、映像データを出力する。HDエンコーダ104(第1の符号化手段)は、従来と同様の構成を有し、例えばH.264規格に準じた符号化処理を行う。図2はHDエンコーダ104の一例としてH.264方式の符号化装置の構成を示す図である。H.264規格の記録方式も、従来のMPEG−2規格の記録方式などと同じく、動き補償機能と変換符号化を用いた画像圧縮方式である。
H.264方式の符号化装置において、動きベクトル検出部201は、符号化を行うフレームと参照フレームとを用い、マクロブロック単位に動き検出を行い、動きベクトルを算出する。フレームメモリ205には、符号化を行うフレームと参照フレームが記録されている。
フレーム差分器202は、算出された動きベクトルを用いて、マクロブロック単位で、符号化を行うフレームと参照フレームの差分値を求める。整数変換部203は、空間冗長性を省くべく差分画像を周波数空間に変換する。量子化部204は量子化処理を行う。量子化後の係数データや各種マクロブロック付加情報は、二値化部210で二値化される。二値データは最終的にエントロピー符号化部211により符号化され、ビットストリームとして出力される。
一方、逆量子化部208および逆整数変換部209によって再構成された差分画像は、フレーム加算器207により参照画像と加算される。その後、デブロッキングフィルタ206を通過した画像は、次フレーム以降の符号化のために再びフレームメモリ205に記録される。この画像は、一般的にローカルデコード画像(あるいは局所復号画像)と呼ばれる。これらの各部の組み合わせでHDエンコーダは構成され、HD解像度での1次記録機能として使用される。
また、1次記録メディア109はHD解像度の符号データを蓄積する。ここまでの動作は、従来と同様、HD記録のための1次録画機能である。
一方、HDエンコーダ104から、図2で説明したように、局所復号画像が出力される。この動作は第1の復号手段に相当する。セレクタ105は、2種類の画像入力として復号画像データあるいは局所復号画像データを切り替える。具体的に、1次記録時では局所復号画像が選択される。解像度変換部106は、入力画像であるHD解像度画像をSD解像度画像に変換する。
ピクチャタイプ設定部107は、符号化方式に応じてあらかじめ指定されたピクチャタイプを指定する。MPEG−2の場合、ピクチャタイプとして、Iピクチャ(フレーム内符号化ピクチャ)、Pピクチャ(フレーム間の前方(単一方向)予測符号化ピクチャ)、Bピクチャ(フレーム間の双方向予測符号化ピクチャ)の3つのピクチャタイプがある。これらのフレーム群でGOP(Group Of Pictures)が構成される。
図3はGOPの一般的な構造を示す図である。本実施形態では、3フレームごとにPピクチャフレーム(単一方向予測符号化ピクチャ)が設定され、その間にBピクチャが2フレームずつ挿入されている。また、Iピクチャフレーム(フレーム内符号化ピクチャ)、15フレーム程度ごとに使用され、計15フレーム(NTSC規格では0.5秒間に相当)で1つのGOPを形成している。このような構成はMPEG−2エンコーダにおいて非常に一般的である。この場合、ピクチャごとの符号量は、各ピクチャタイプの符号化効率を考慮し、数式(1)に示すように設定される。
Iピクチャ符号量 > Pピクチャ符号量 > Bピクチャ符号量 ……(1)
図3に示すように、実際の出力符号量についても、通常、数式(1)が成立する。ここでの着目点は、Bピクチャの発生符号量の小ささにある。符号量の比率は画像の種類によって異なるが、おおむねBピクチャの符号量の設定は実験的にIピクチャの1/5以下である。この符号量の設定は、ビットレートから換算してGOP単位あるいはさらに長時間単位で符号量出力値を監視(モニタ)しつつ、フレームごとに決定される。このため、既符号化済みフレームの出力符号量をフィードバックして行う必要がある。
SDエンコーダ108(第2の符号化手段)は、このようにしてGOP構造が設定されたSD画像を符号化する符号化動作を行う。HDエンコーダ104とSDエンコーダ108の符号化動作は並行して行われる。記録データ選別部110は、本実施形態では、I/Pピクチャと、Bピクチャとの記録データを選別し、その後、第1記録メディア109にBピクチャの符号データのみを記録する蓄積動作を行う。第1記録メディア109にBピクチャの符号データおよびHD解像度の符号データを蓄積する動作は第1の蓄積手段に相当する。
一方、I/Pピクチャの符号データ自体は記録されずに破棄される。その代わりに、符号化の際に使用された符号量制御情報(目標符号量値など)が記録される。このように、HD画像の符号データおよびSD画像の符号データを関連付ける管理情報として、SDエンコーダ108によって符号化された後に蓄積が除外されたフレームにおける符号量制御のためのSDエンコーダ108への設定情報が記録される。あるいは過去に符号化が行われたフレームの出力符号量情報が記録される。あるいは、HD画像の符号データおよびSD画像の符号データが同一内容の映像であることを関連付ける情報、つまりこれらの符号データが撮影内容自体は同じ内容のビデオ映像であることを関連付ける情報が記録される。ここまでの動作(1次記録動作)を第1ステップと称することにする。
つぎに、第1ステップ以降の、ダビング時の動作(第2ステップと称する)について説明する。第2ステップでは、1次記録メディア109に記録済みのHD画像符号データが読み出され、ストリームパーサ113によって、第1ステップにおいて記録されたSD解像度のBピクチャ以外の位相に位置するHD画像の符号データのみが抽出される。
HDデコーダ103(第2の復号手段)は、抽出されたHD画像の符号データを限定されたフレームのみ復号する。復号されたHD画像は解像度変換機能においてSD画像に縮小される。その後、縮小されたSD画像のフレームはSDエンコーダ108に供給され、SDエンコーダ108はI/Pピクチャに対して符号化を行う。このとき、SDエンコーダ108は、第1ステップで使用した符号化パラメータ情報(符号量制御情報)を同時に読み出し、第1ステップと完全に同一の符号データが生成されるように制御を行う。これは、I/Pピクチャはそれぞれ動き補償のための参照フレームとして使用されるため、第1ステップで生成された局所復号画像と画素値まで完全に一致する画像を生成することが必須であるからである。
一方、第2ステップにおいてSD符号化されたI/Pピクチャの符号データは、符号データマージモジュール111に送られる。この符号データマージモジュール111では、1次記録メディア109から別途読み出された、第1ステップにおいて符号化されたBピクチャの符号データと、第2ステップにおいて符号化されたI/Pピクチャの符号データとがマージ(統合)される。そして、全てのフレームの符号データが整ったビットストリームとして、SD画像符号データが形成される。その結果である、SD画像符号データは2次記録メディア112(第2の記録媒体)に記録される。この記録動作は第2の蓄積手段に相当する。2次記録メディア112として、例えば追記型DVDディスク(DVD±Rなど)を用いた場合、可搬性のある映像コピー(変換ダビング)が完了することになる。
このように、1次記録メディア109には、1次記録時、HD画像の全てのフレームの符号データ、およびSD画像のBピクチャの符号データが同時に記録されなければならない。このとき、双方の符号データは、同一の1次記録メディア109内に記録されるものとする。1次記録メディア109(第1の記録媒体)がハードディスクドライブである場合、メディア内部をあらかじめ2つのディスククォータ(Disk Quota)に分割しておくことが望ましい。図4は2つのディスククォータに分割されたハードディスクドライブを示す図である。ハードディスクドライブ(ハードディスク装置)400は、HD画像の符号データが記憶されるHD記憶エリア401(第1の領域)、およびSD画像の符号データが記憶されるSD記録エリア402(第2の領域)に分割される。このような領域を設定することによって、もし変換されたSD画像のBピクチャの符号データサイズが第2の領域に定められた上限値より大きいような場合、Bピクチャの記録を停止する。これにより、1次記録としてより重視すべきHD画像の記録時間が変動してしまうことを回避することができる。
図5はダビング処理の時間経過を表した図である。同図(A)は等速ダビングの場合を示し、同図(B)は3倍速ダビングの場合を示す。図中、I、P、Bはそれぞれピクチャタイプを示し、添え字の0,1,2…はピクチャタイプごとの表示順であるフレーム番号を示す。例として、P5は表示順で6フレーム目のPピクチャを表す。本実施形態では、図5(B)に示すように、HDデコードは、I2,P5、P8…と、IピクチャおよびPピクチャに対してのみ行われる。
トランスコーダ100は、I2フレームのHDデコード、解像度変換およびSDエンコードを行い、SD符号データが作成された後、第1記録メディア109からB0,B1フレームの符号データを読み出し、I2フレームの符号データとマージ(統合)する。同様に、トランスコーダ100は、P5フレームのHDデコード、解像度変換およびSDエンコードを行い、SD符号データが作成された後、第1記録メディア109からB3,B4フレームの符号データを読み出し、P5フレームの符号データとマージ(統合)する。
このような動作を行うことにより、Bピクチャについては符号データをマージ(統合)するのみであるので、Bピクチャのエンコード処理時間を実質ゼロとすることができる。従って、トランスコーダの動作は3フレームに対して1フレームの割合になり、ビデオ映像再生時の3倍速でSD画像符号データを作成することが可能である(図5(B)参照)。
引き続き、トランスコーダ100は、P8フレームについてSDエンコードの後、P8フレームの符号データとB6、B7フレームの符号データをマージ(統合)する。この後、ディスククォータフルによりそれ以降のBピクチャの符号データが記録されなかった場合、トランスコーダ100は、次のような動作を行う。図6は高速ダビングの途中でディスククォータフルに至った場合のダビング処理の時間経過を表した図である。すなわち、トランスコーダ100は、P11以降のフレームに対し、全て実時間でトランスコードを行う。これにより、P11以降のフレーム部分は1倍速動作となり、高速変換と1倍速変換を組み合わせて使用することが可能になる(図6参照)。
図7はHD画像のGOP構造とSD画像のGOP構造の関係を示す図である。ここで、SD画像への変換を高速ダビングで行う際、Bピクチャに相当するB0、B1、B3、B4、B6、B7フレームは既にエンコードされているものとする。
例えば、SD画像のP5フレームを変換する場合、同じ位相に位置するHD画像のP5フレームをデコードする必要がある。このように、HD画像とSD画像では、符号化のフレーム予測タイプを同一にしておくことが肝要である。
もしこのようにしておかないと、同図のケースでは、例えばI2フレームを変換しようとすると、同位相に対応するHD画像のB4フレームをデコードしなければならない。B4フレームをデコードするためには、予測関係からI2およびP5フレームをデコードすることが必要であり、高速ダビング機能が成立しなくなるためである。
図8はトランスコーダにおける高速ダビング時の動作手順を示すフローチャートである。トランスコーダ100は、ピクチャタイプ判定過程を行い、オリジナルHD画像の符号データから、処理すべきフレームのピクチャタイプ(I/P/B)を判定する(ステップS1)。
トランスコーダ100は、処理すべきフレームがBピクチャタイプである場合、1次記録メディア109の中に、既に記録されたBピクチャの符号データの有無を判定する過程を行う(ステップS2)。
Bピクチャの符号データが存在した場合、トランスコーダ100は、そのピクチャデータを1次記録メディア109から読み出す(ステップS3)。一方、Bピクチャの符号データが存在しなかった場合、トランスコーダ100は、解像度変換部106により解像度変換を行い(ステップS4)、SDエンコーダ108によりSD画像の符号化を行う(ステップS5)。
そして、トランスコーダ100は、1次記録メディア109から読み出された符号データ、あるいは新たに符号化された符号データをマージ(統合)する(ステップS6)。この後、トランスコーダ100は、映像データのファイルの終了に達したか否かを判別し(ステップS7)、ファイルの終了に達していない場合、ステップS1の処理に戻り、ファイルの終了まで繰り返し同様の処理を行う。
一方、ステップS1で処理すべきフレームがBピクチャタイプでない場合、すなわち、IピクチャタイプあるいはPピクチャタイプのフレームに対し、トランスコーダ100は、ステップS4で解像度変換部106により解像度変換を行う。さらに、トランスコーダ100は、ステップS5でSDエンコーダ108によりSD画像の符号化を行い、ステップS6で新たに符号化された符号データをマージ(統合)する。
ここで、HDエンコーダをH.264方式とし、SDエンコーダをMPEG−2方式とし、図3に示すように一般的なGOP構造とした場合、ハードディスクにおけるBピクチャの記録領域について考察する。HDストリームのビットレートを12Mbps、SDストリームのビットレートを4Mbpsとした場合、SD画像のBピクチャデータのみのビットレートは実質1.5Mbps程度であると想定される。従って、Bピクチャの記録領域は、最終的にHDストリームの10%程度のサイズをディスククォータに設定しておくことで、十分である。これにより、1次記録の記録時間(=1次記録メディアの総容量)に与える影響を非常に小さくすることができる。従って、本実施形態のトランスコーダは容易に実現可能であると考えられる。
このように、本実施形態のトランスコーダ100は、HD画像を符号化して記録する際、局所復号画像の解像度変換を行ったSD画像についても同時に符号化を行う。このとき、SD画像符号データのうち、符号化効率の高いデータ(Bピクチャの符号データ)のみを1次記録メディアに記録しておく。変換ダビング時、このBピクチャの符号データと、再エンコードを行うピクチャ(I/Pピクチャ)の符号データとを統合し、統合されたビットストリームを2次記録メディア112に記録する。このように、最小サイズの1次記録の増加のみで、高速な変換ダビングが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、1次記録メディア109には、1次記録であるHD解像度符号データおよび解像度変換後のSD解像度符号データがともに記録されている。しかし、使用者によっては、1次記録された映像が不要であり、変換ダビング(2次記録後)に削除するケースがある。このような場合、HD解像度符号データが削除された後、変換後のSD解像度符号データのみを継続して保存しておいても無意味であるので、トランスコーダは自動的に同時に削除する機能を有することが望ましい。このように、不要なSD解像度符号データが自動的に削除されるので、1次記録メディアの記録容量の減少を抑えることができる。
図9はトランスコーダに備わる削除機能を利用する際のユーザインタフェースを示す図である。使用者が削除機能を利用する際のユーザインタフェースとして、削除画面601には削除メニューが表示される。削除メニューには、使用者によって指示された削除対象のHD解像度符号データ602、および同時に自動的に削除対象となるSD解像度符号データ603が表示されている(図中、×表示)。トランスコーダは、使用者からの削除指示に従い、変換ダビング後にHD解像度符号データ602およびSD解像度符号データ603を共に削除する。
また、上記実施形態では、1次記録メディア中に、HD画像の符号データと、変換されたSD画像の符号データの一部が共存することになる。ここで、ユーザインタフェースとしては、SD画像の符号データ(一部のファイル)の存在を独立して提示する必要は必ずしもない。しかし、記録済みのHD映像について、高速ダビングが可能であるか否か、すなわちSD画像の部分ビットストリームデータが別途記録済みであるか否かの識別情報を、ユーザに提示することは大切である。図10はユーザインタフェースとして表示されるムービー一覧画面を示す図である。このムービー一覧画面701では、高速ダビング可能なムービーであることを示す「高」のマーク702がHD画像の符号データファイルに付加されている。
また、ユーザインタフェースとして、HD解像度での1次記録時、後工程で高速ダビング作業を行う予定のある撮影データであるか否かをユーザに選択させる機能を設けてもよい。図11は撮影メニュー画面を示す図である。この撮影メニュー画面801では、高速ダビングのオフ・オフが設定可能である。つまり、SD画像のビットストリームの一部(Bピクチャの符号データ)の記録をオン・オフさせることが可能である。このとき、記録をオフに設定したとしても、通常の1倍速ダビングが可能であることは言うまでもない。
また、トランスコーダの初期設定メニューとして、後工程で高速ダビングを行うか否かをユーザに選択させることも可能である。図12は初期設定メニュー画面を示す図である。この初期メニュー画面851では、初期設定において高速ダビングのオン・オフが設定可能である。このように、ユーザが高速変換ダビングを行うか否かを選択することができ、操作性を向上させることができる。また、記録メディアのフォーマット時、クォータ分割の有無をあらかじめ選択させることも可能である。
また、上記実施形態では、HDエンコーダとSDエンコーダとの間に、解像度変換部を導入することによって、解像度の異なる映像データへの変換を行っていた。しかし、必ずしも、解像度変換は必須ではなく、同じ解像度間において符号化方式の変換を行う際にも、本発明が有効であることは言うまでもない。
また、本発明は、全ての機能の実装をハードウェアあるいはソフトウェアに限定するものではなく、どのような手法でも本発明を構成することは可能である。ソフトウェアによって機能を実装する場合は以下のとおりである。
本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
実施の形態におけるトランスコーダの構成を示すブロック図である。 HDエンコーダ104の一例としてH.264方式の符号化装置の構成を示す図である。 GOPの一般的な構造を示す図である。 2つのディスククォータに分割されたハードディスクドライブを示す図である。 ダビング処理の時間経過を表した図である。 高速ダビングの途中でディスククォータフルに至った場合のダビング処理の時間経過を表した図である。 HD画像のGOP構造とSD画像のGOP構造の関係を示す図である。 トランスコーダにおける高速ダビング時の動作手順を示すフローチャートである。 トランスコーダに備わる削除機能を利用する際のユーザインタフェースを示す図である。 ユーザインタフェースとして表示されるムービー一覧画面を示す図である。 撮影メニュー画面を示す図である。 初期設定メニュー画面を示す図である。 従来のトランスコーダの構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 トランスコーダ
102 HD解像度映像入力部
103 HDデコーダ
104 HDエンコーダ
106 解像度変換部
108 SDエンコーダ
109 1次記録メディア
111 符号データマージ(I,P,Bピクチャマージ)モジュール

Claims (15)

  1. 映像の符号化を行う映像符号化装置において、
    映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化手段と、
    前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する復号手段と、
    前記復号手段によって復号された映像データの解像度を変換する解像度変換手段と、
    前記解像度変換手段によって変換された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段によって生成された第1の符号データと、前記第2の符号化手段によって生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの前記第2の符号データを記録媒体に蓄積する蓄積手段とを備え、
    前記第1の符号化手段および前記第2の符号化手段によるそれぞれの符号化を並行して行うことを特徴とする映像符号化装置。
  2. 前記第2の符号化手段に用いられる符号化方式は、動き補償機能を有し、
    前記あらかじめ指定されたフレームは双方向予測符号化ピクチャであることを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  3. 前記蓄積手段は、前記第2の符号化手段によって符号化された後に蓄積が除外されたフレームにおける符号量制御情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  4. 前記第1の符号化手段および前記第2の符号化手段によって符号化される同位相のフレームは、同一のピクチャタイプであることを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  5. 前記第2の符号化手段による符号化動作および前記蓄積手段による前記第2の符号データの蓄積動作を行うか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  6. 前記第1の符号データが前記記録媒体から削除される場合、前記第2の符号データを自動的に削除することを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  7. 前記蓄積手段は、前記記録媒体を第1の領域および第2の領域に分割するとともに、前記第2の符号データが蓄積される前記第2の領域の上限値をあらかじめ設定しておくことを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  8. 前記第2の符号データが前記第2の領域の上限値を超えた場合、前記第2の符号化手段による符号化動作および前記蓄積手段による前記第2の符号データの蓄積動作を停止させることを特徴とする請求項7記載の映像符号化装置。
  9. 前記蓄積手段によって前記記録媒体に蓄積された前記第1の符号データを復号する第2の復号手段を備え、
    前記第2の符号化手段は、前記第2の復号手段と同時に動作し、前記第2の復号手段によって復号された映像データの符号化を行い、前記蓄積が除外されたフレームの前記第2の符号データを生成することを特徴とする請求項1記載の映像符号化装置。
  10. 前記第2の復号手段によって復号された映像データの解像度を変換する解像度変換手段を備え、
    前記第2の符号化手段は、前記第2の復号手段および前記解像度変換手段と同時に動作し、前記解像度変換後の前記映像データの符号化を行うことを特徴とする請求項9記載の映像符号化装置。
  11. 前記蓄積が除外されたフレームは、フレーム内符号化ピクチャあるいは単一方向予測符号化ピクチャであることを特徴とする請求項9記載の映像符号化装置。
  12. 前記第2の符号化手段によって符号化された第2の符号データと、前記蓄積手段によって前記記録媒体に蓄積された第2の符号データとを統合する統合手段と、
    前記統合された第2の符号データを第2の記録媒体に蓄積する第2の蓄積手段とを備えたことを特徴とする請求項9記載の映像符号化装置。
  13. 前記蓄積手段は、前記蓄積が除外されたフレームにおける符号量制御情報を前記記録媒体に記録し、
    前記第2の符号化手段は、前記蓄積手段によって前記記録媒体に記録された符号量制御情報を読み出し、前記蓄積が除外されたフレームの前記第2の符号データと等しい第2の符号データを生成することを特徴とする請求項12記載の映像符号化装置。
  14. 映像の再符号化を行う映像符号化装置において、
    映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段の符号化動作と同時に、前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する第1の復号手段と、
    前記第1の符号化手段の符号化動作と同時に、前記第1の復号手段によって復号された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段によって生成された第1の符号データと、前記第2の符号化手段によって生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの第2の符号データを第1の記録媒体に蓄積する第1の蓄積手段と、
    前記第1の蓄積手段によって前記第1の記録媒体に蓄積された第1の符号データのうち、前記第2の符号データの蓄積が除外されたフレームの前記第1の符号データを復号して映像データを生成する第2の復号手段と、
    前記第2の復号手段によって復号された映像データが前記第2の符号化手段によって符号化され生成された第2の符号データと、前記第1の蓄積手段によって前記第1の記録媒体に蓄積された第2の符号データとを統合する統合手段と、
    前記統合された第2の符号データを第2の記録媒体に蓄積する第2の蓄積手段とを備えたことを特徴とする映像符号化装置。
  15. 映像の再符号化を行う映像符号化方法において、
    映像データの符号化を行って第1の符号データを生成する第1の符号化ステップと、
    前記第1の符号化ステップの符号化動作と同時に、前記生成された第1の符号データを復号して映像データを生成する第1の復号ステップと、
    前記第1の符号化ステップの符号化動作と同時に、前記第1の復号ステップで復号された映像データの符号化を行って第2の符号データを生成する第2の符号化ステップと、
    前記第1の符号化ステップで生成された第1の符号データと、前記第2の符号化ステップで生成された第2の符号データのうちあらかじめ指定されたフレームの第2の符号データを第1の記録媒体に蓄積する第1の蓄積ステップと、
    前記第1の記録媒体に蓄積された第1の符号データのうち、前記第2の符号データの蓄積が除外されたフレームの前記第1の符号データを復号して映像データを生成する第2の復号ステップと、
    前記第2の復号ステップで復号された映像データが符号化され生成された第2の符号データと、前記第1の蓄積ステップで前記第1の記録媒体に蓄積された第2の符号データとを統合する統合ステップと、
    前記統合された第2の符号データを第2の記録媒体に蓄積する第2の蓄積ステップとを有することを特徴とする映像符号化方法。
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