JP3615266B2 - 耕耘機におけるロータリの尾輪収納装置 - Google Patents

耕耘機におけるロータリの尾輪収納装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、機体に走行車輪とロータリ耕耘部とを独立して設け、かつロータリ耕耘部の後部に尾輪と尾ソリとを作用姿勢と収納姿勢とに変更自在に配置した耕耘機におけるロータリの尾輪収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機体にロータリを一体に組込まれたような簡易型の耕耘機では特に路上走行用尾輪を備えない耕耘機は知られている。また特別装備として路上走行用尾輪を備える耕耘機でも、耕深調節用尾ソリを取外して該位置に路上走行用尾輪を装着するものは既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、既に知られているような、路上走行時に尾輪を備えない耕耘機では、路上走行中、常に耕耘刃が地面に接触しないように、運転者がハンドルを支持した状態で走行するため、運転者が疲労することが多かった。また、特別装備として尾輪を準備しても、尾ソリを取外して、尾輪と交換する時に、その都度、尾輪を別場所まで取りに行ったり、取外した尾ソリを別場所まで運搬しなければならず、不便なことが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、機体(8)に走行車輪(3)とロータリ耕耘部とを独立して設け、かつ前記ロータリ耕耘部の後部に走行用尾輪(16a)耕深調節用尾ソリ(15a)作用姿勢と収納姿勢とに変更自在に配置した耕耘機(1)において、
長手方向の一端に前記尾輪(16a)が支持され他端に位置決め用の切欠部が形成された尾輪支持部材(16)と、
長手方向の一端に前記尾ソリ(15a)が支持され他端に位置決め用の切欠部(15b)が形成された尾ソリ支持部材(15)と、
前記ロータリ耕耘部を覆うロータリカバー(18)上部後方に固定され、前記尾輪支持部材(16)と前記尾ソリ支持部材(15)のいずれか一方を前記作用姿勢に支持する案内部(19a)と、前記切欠部との間で係合離脱可能な係合ピン(23)の案内孔(22)と、前記尾輪支持部材(16)と前記尾ソリ支持部材(15)のいずれか他方を前記収納姿勢に支持し得る収納部(17b)と、が形成された支持装置(17)と、
前記係合ピン(23)を前記切欠部に係合する方向に常時付勢して、前記作用姿勢に支持された前記尾輪支持部材(16)又は前記尾ソリ支持部材(15)を保持する付勢スプリング(24)と、を備え、
路上走行時には前記尾ソリ支持部材(15)を前記収納姿勢に支持して前記尾輪支持部材(16)を前記作用姿勢に支持し、耕耘作業時には前記尾輪支持部材(16)を前記収納姿勢に支持して前記尾ソリ支持部材(15)を前記作用姿勢に支持してなるように構成して、上述の課題を解決した。
【0005】
【作用】
上記構造に基づき、路上走行時には尾ソリ(15)を前記収納(17b)に固定して尾輪(16)を前記支持装置(17)に支持して走行用尾輪となし、耕耘作業時には尾輪(16)を前記収納(17b)に固定して尾ソリ(15)を前記支持装置(17)に支持して耕深調節用尾ソリとなる。
【0006】
この際、不使用となる尾輪(16)または尾ソリ(15)は、ロータリカバー(18)の上部後方に設けらた収納部(17b)に固定されているので、常に耕耘機(1)と共にあり、作業切換時に、その都度、別場所まで取りに行ったり、置きに行ったりする必要がなく、尾輪(16)または尾ソリ(15)の交換が容易である。
【0008】
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するものであるが、何等本発明の構成を限定するものではない。
【0009】
【実施例】
以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する。
【0010】
耕耘機1は、エンジン2の動力を一方では、走行車輪3に伝達し、他方では後方のロータリ4の耕耘軸5を駆動し、耕耘軸5に複数本装着された耕耘爪6を回転させて主として管理作業等の軽作業を行なう耕耘機である。
【0011】
耕耘機1は、図1(a).(b)に示すように、機体8に走行車輪3とロータリ4のロータリ耕耘部とが独立して設けられ、機体8の後部には、走行速度を変更する変速操作レバー9ならびに主クラッチレバー10、サイドクラッチレバー11を備えたハンドル12が、斜め後方に向け伸張して配設されている。
【0012】
ハンドル12は、図1(a)に示すように、機体8との接続部は一本のパイプ8aで固定されているが、中間部で左右に分かれ、回動軸8bの回りに数段に回動可能に固定され、作業者の姿勢に合わせ、後端部の高さを調節可能になっている。
【0013】
前記ハンドル12は、後方向かって広がるループ状の一本のパイプで構成され、後端部12aの直前に、アーチ型の可倒式の主クラッチレバー10が配設され、後端部12aの方向に主クラッチレバー10を倒して握ると、主クラッチが入るようになっている。
【0014】
上記構造により、本形式の耕耘機1は,図1(b)に示すように、ハンドル12の下方、ロータリ4の上方、ならびに作業者の足元に、十分の空間を有している。
【0015】
本形式のロータリ4は、主として畑の管理作業を目的としているので、水田用の耕耘機と異なり、耕耘爪6の耕耘反力により、耕耘機1が前方に飛び出さないように、耕耘爪6の直後に、先端に抵抗板14aを有する抵抗棒14を上下調節可能に装着し、一方抵抗棒14の先端の抵抗板14aが土中に食い込むのを防止すると共に、耕深を安定させるために、抵抗棒14の直後に、長手方向の一端に尾ソリ15aが支持され、他端に位置決め用の切欠部15bが形成された尾ソリ支持部材15を装着し、この尾ソリ支持部材15を上下調節して耕耘作業を行なう。
【0016】
一方、耕耘作業の前後に路上を走行する場合は、前記抵抗棒14及び耕耘爪6を直接道路に接地させることは出来ないので、作業者はハンドル12を高く保持してロータリ4を宙に浮かせて移動していたが、本発明のように、前記尾ソリ15aの代りに後方に図1(b),(c)に示すように、長手方向の一端に尾輪16aが支持され、他端に位置決め用の切欠部(図2(b)参照)が形成された尾輪支持部材16を装着し(作用姿勢)、路上走行時には機体8の走行車輪3と尾輪16aを接地させて走行すると、運転が容易となる。
【0017】
前記尾ソリ15a及び尾輪16の支持部材15,16は同一断面形状に形成されているので、不使用時には、図1(c)及び図2(b)に示すように、尾ソリ15a又は尾輪16は、ロータリ4の上部カバー18の後部に設けられた、図3(a),(b)に示すような形状のブラケット17後部の孔17b(収納部)に水平方向に挿入され(収納姿勢)、後部の固定ノブ17aによって固定されているため、常に耕耘機1と共にあり、作業切換時に、その都度、別場所まで取りに行ったり、置きに行ったりする必要がなく、尾ソリ15a又は尾輪16の交換が容易である。
【0020】
また、支持ブラケット17の中間部には、中央部に前記尾ソリ15が上下調節可能に案内部19aを設けると共に、その後方に図(b)に示すように、側面視で逆L字形の孔22を開け、該孔22にピン(係合ピン)23を貫通させて(図2(b)参照)、尾ソリ15の背面に刻まれた切欠き15bに係合させて尾ソリ15を適当な高さを保持している。
【0021】
前記ピン23は、常にスプリング24(図2(a)(b)参照)によって孔22の水平部で尾ソリ支持部材15の切欠き15bに密着する方向に付勢され、尾ソリ15の高さを調整する場合は、スプリング24の付勢力に抗してピン23を後方に移動し、孔22の垂直部に保持してピン23と切欠き15bとの係合を断ち、尾ソリ15を所要の位置に移動した後、ピン23を孔22の水平部に移動させると、スプリング24の付勢力によって所要位置の別の切欠き15bに係合される。
【0023】
このようにして、尾輪16をロータリ4の上部カバー18の上部に収納したまま耕耘作業ができるので、耕耘作業終了後、路上走行をする場合も、別場所に尾輪16を取りに行くことなく、上述とは逆の操作をして容易に尾輪16aを装着状態とすることができる。
【0025】
なお、前記主クラッチレバー10を、単純なアーチ型に形成していると、両手でハンドル後端部12aを握って走行中、右手で主クラッチレバー10を倒し、ハンドル後端部12aと共に握った時、左手を詰める虞があるので、図(a)に示すように、アーチ型の左半分の回動半径を小さくしてオフセットさせてなるように形成すると、右手で主クラッチレバー10を倒した時、図(b)のように左手を防護することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、機体に走行車輪とロータリ耕耘部とを独立して設け、かつ前記ロータリ耕耘部の後部に走行用尾輪耕深調節用尾ソリ作用姿勢と収納姿勢とに変更自在に配置した耕耘機において、
長手方向の一端に前記尾輪が支持され他端に位置決め用の切欠部が形成された尾輪支持部材と、
長手方向の一端に前記尾ソリが支持され他端に位置決め用の切欠部が形成された尾ソリ支持部材と、
前記ロータリ耕耘部を覆うロータリカバー上部後方に固定され、前記尾輪支持部材と前記尾ソリ支持部材のいずれか一方を前記作用姿勢に支持する案内部と、前記切欠部との間で係合離脱可能な係合ピンの案内孔と、前記尾輪支持部材と前記尾ソリ支持部材のいずれか他方を前記収納姿勢に支持し得る収納と、が形成された支持装置と、
前記係合ピンを前記切欠部に係合する方向に常時付勢して、前記作用姿勢に支持された前記尾輪支持部材又は前記尾ソリ支持部材を保持する付勢スプリングと、を備え、
路上走行時には前記尾ソリ支持部材を前記収納姿勢に支持して前記尾輪支持部材を前記作用姿勢に支持し、耕耘作業時には前記尾輪支持部材を前記収納姿勢に支持して前記尾ソリ支持部材を前記作用姿勢に支持してなるように構成したので、尾輪をロータリの上部カバーの上部に装着したまま耕耘作業ができるようになり、耕耘作業終了後、路上走行をする場合も、別場所に尾輪を取りに行くこともなく、容易に尾輪装着状態とすることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】路上走行時の(a)耕耘機の平面図である。(b)耕耘機の側面図である。
(c)ロータリの後面図である。
【図2】耕耘作業時の(a)ロータリの側面図である。(b)ロータリの後面図である。
【図3】(a)支持ブラケットの平面図である。(b)支持ブラケットの側面図である。
【図4】(a)主クラッチレバーの斜視図である。(b)主クラッチレバーを倒した時の斜視図である。
【符号の説明】
1 耕耘機
4 ロータリ
10 主クラッチレバー
12 ハンドル
14 抵抗棒
15 尾ソリ
16 尾輪
17 ブラケット

Claims (1)

  1. 機体に走行車輪とロータリ耕耘部とを独立して設け、かつ前記ロータリ耕耘部の後部に走行用尾輪耕深調節用尾ソリ作用姿勢と収納姿勢とに変更自在に配置した耕耘機において、
    長手方向の一端に前記尾輪が支持され他端に位置決め用の切欠部が形成された尾輪支持部材と、
    長手方向の一端に前記尾ソリが支持され他端に位置決め用の切欠部が形成された尾ソリ支持部材と、
    前記ロータリ耕耘部を覆うロータリカバー上部後方に固定され、前記尾輪支持部材と前記尾ソリ支持部材のいずれか一方を前記作用姿勢に支持する案内部と、前記切欠部との間で係合離脱可能な係合ピンの案内孔と、前記尾輪支持部材と前記尾ソリ支持部材のいずれか他方を前記収納姿勢に支持し得る収納と、が形成された支持装置と、
    前記係合ピンを前記切欠部に係合する方向に常時付勢して、前記作用姿勢に支持された前記尾輪支持部材又は前記尾ソリ支持部材を保持する付勢スプリングと、を備え、
    路上走行時には前記尾ソリ支持部材を前記収納姿勢に支持して前記尾輪支持部材を前記作用姿勢に支持し、耕耘作業時には前記尾輪支持部材を前記収納姿勢に支持して前記尾ソリ支持部材を前記作用姿勢に支持してなる、
    ことを特徴とする耕耘機におけるロータリの尾輪収納装置。
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