JP3613828B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般家庭の台所で発生する生ごみ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の厨芥処理機の給排気構造としては、厨芥収納容器に吸気部が無く、厨芥収納容器内で厨芥が加熱され発生した蒸気が内圧により後方の脱臭装置を介して厨芥処理機の外部へ排出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
厨芥処理機に吸気部が無く、空気の流れが無い状態で厨芥が加熱されるため、悪臭が発生するという問題があった。
【0004】
本発明は上記課題を解決するもので、空気を供給する等して悪臭のしない厨芥処理機の給排気構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は第一の手段として、厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連結した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、前記厨芥収納容器と連結した空気注入部とを有し、前記加熱手段はヒータと撹拌ファンより構成されるとともに、前記空気注入部の入り口を前記凝縮部冷却用のファンの正圧側に対向して設けた構成とするものである。
【0006】
第二の手段として、第一の手段に加えて、脱臭装置の排気出口を凝縮部冷却用のファンの負圧側に対向して設けた構成とするものである。
【0007】
第三の手段として、厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連絡した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、消臭のためのオゾン発生装置とを有し、前記加熱手段はヒータと撹拌ファンより構成されるとともに、前記オゾン発生装置の吸気入り口を前記凝縮部冷却用のファンの正圧側に対向して設けると共に排気出口を前記厨芥収納容器と連結して設けた構成とするものである。
【0008】
第四の手段として、第一〜第三のいずれか一つの手段に加え、厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路を有し、前記制御回路により、脱臭装置が一定温度以上に加熱されるまでファンを駆動させない状態となるように構成するものである。
【0009】
第五の手段として、厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥しその一部に両翼形状の攪拌ファンとヒーターとを有する加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連結した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、消臭のためのオゾン発生装置とを有し、前記オゾン発生装置の一端を前記攪拌ファンの負圧側と対向する位置に設けると共に、もう一端を開放とした構成にするものである。
【0010】
第六の手段として、第三または第五の手段に加えて、厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路と、オゾン発生装置を駆動するスイッチを有し、前記スイッチをONさせたときに、前記オゾン発生装置を駆動すると共に、凝縮部冷却用のファンまたは両翼形状の攪拌ファンも駆動状態となるように構成するものである。
【0011】
【作用】
次に前記各手段における作用について説明する。第一の手段において、厨芥収納容器内の厨芥は加熱手段により加熱乾燥される。厨芥からは臭気成分を含んだ水蒸気が発生し、凝縮部でファンにより冷却され凝縮し、水蒸気から水分がほぼ取り除かれ、一部凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気が、脱臭装置へ導かれ浄化されて厨芥処理機の外部に排出される。この際凝縮部冷却用ファンが駆動すると、ファンの正圧側と対向する位置に入り口を設けられた空気注入部にはファンから空気が送り込まれ、空気注入部と連結した厨芥収納容器内へと空気が流れ込む。このため厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されて発生する臭気成分が効率よく後方の脱臭装置まで運ばれ、厨芥収納容器内に残り難くなるため、乾燥終了後に悪臭がしにくくなるものである。
【0012】
本発明の第二の手段によれば、前記第一の手段の作用に加えて、凝縮部冷却用のファンが駆動した際に、ファンの負圧側に対向してその排気出口を設けられた脱臭装置の内部は排気出口側へと吸引され、脱臭装置と連結した凝縮部内の乾燥空気も脱臭装置の排気出口に向かって吸引され、厨芥収納容器内で前記第一の手段の作用に比べてさらに大きな空気の流れができ、厨芥が加熱乾燥されて発生する臭気成分がさらに多量に脱臭装置まで運ばれ、より悪臭がしにくくなるものである。
【0013】
本発明の第三の手段によれば、前記第一の手段による作用と同様に、厨芥収納容器内の厨芥が加熱手段により加熱乾燥される。そして厨芥からは臭気成分を含んだ水蒸気が発生し、凝縮部でファンにより冷却され凝縮し、水蒸気から水分がほぼ取り除かれ、一部凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気が、脱臭装置へ導かれ浄化されて厨芥処理機の外部に排出される。この際凝縮部冷却用ファンが駆動すると、ファンの正圧側と対向する位置にその吸気入り口を設けられ、その排気出口を厨芥収納容器内に連結されたオゾン発生装置内には厨芥収納容器に向かって空気の流れが発生する。この空気の流れに乗ってオゾン発生装置で発生したオゾンが厨芥収納容器内へと流れ込み、厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されるときに発生する臭気成分と反応して悪臭を消臭するものである。
【0014】
本発明の第四の手段によれば、前記第一〜第三のそれぞれの手段による作用に加えて、脱臭装置が一定温度以上に加熱されるまでは凝縮部冷却用のファンが駆動されないため、脱臭装置が一定の温度に加熱される前にファンが駆動して厨芥収納容器内に空気の流れが発生し、加熱乾燥された厨芥より発生する臭気成分を含んだ水蒸気が、機能がまだ十分でない脱臭装置を通過してそのまま厨芥処理機の外部に排出されることを防止するものである。
【0015】
本発明の第五の手段によれば、前記第三の手段による作用と同様に、厨芥収納容器内の厨芥が加熱手段により加熱乾燥される。そして厨芥からは臭気成分を含んだ水蒸気が発生し、凝縮部でファンにより冷却され凝縮し、水蒸気から水分がほぼ取り除かれ、一部凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気が、脱臭装置へ導かれ浄化されて厨芥処理機の外部に排出される。この際加熱手段の一部である両翼形状の攪拌ファンが駆動すると、攪拌ファンの負圧側と対向する位置にその一端を設けられたオゾン発生装置の開放されたもう一端より厨芥収納容器内へと空気が流れ込む。この空気の流れに乗ってオゾン発生装置で発生したオゾンが厨芥収納容器内へと流れ込み、厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されるときに発生する臭気成分と反応して悪臭を消臭するものである。
【0016】
本発明の第六の手段によれば、前記第三または第五の手段による作用に加えて、オゾン発生装置を駆動するスイッチだけをONしたときにも、オゾン発生装置と共に、凝縮部冷却用のファンまたは両翼形状の攪拌ファンも駆動され、前記第三または第五の手段による作用と同様に、凝縮部冷却用のファンの正圧側と対向する位置にその吸気入り口を設けられその排気出口を厨芥収納容器内に連結されたオゾン発生装置内に、またはその排気出口を両翼形状の攪拌ファンの負圧側と対向する位置に設けられ吸気入り口を開放にされたオゾン発生装置内に、厨芥収納容器に向かって空気の流れが発生する。この空気の流れに乗ってオゾン発生装置で発生したオゾンが厨芥収納容器内へと流れ込み、厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されるときに発生する臭気成分と反応して悪臭を消臭するものである。
【0017】
【実施例】
以下本発明の第一の手段の実施例について、図1を参照しながら説明する。
【0018】
図1において、1は厨芥収納容器で、この厨芥収納容器1内には厨芥を粉砕、攪拌する手段として固定刃2、回転刃3が設けられている。固定刃2は厨芥収納容器1の内壁に設けられ、回転刃3は厨芥収納容器1の底面から突きだした回転軸4に固定されている。この回転軸4は駆動モータ5、減速装置6を介した駆動軸7と係合されている。厨芥収納容器1の上方には厨芥の加熱手段としてのヒータ8と攪拌ファン9が設けられており、通常厨芥処理機の運転開始と同時に駆動するように設定されている。10は攪拌ファン9を駆動するファンモータである。厨芥収納容器1の外周側には外容器11を有し、外容器11と厨芥収納容器1との間で水蒸気を凝縮させる凝縮部12を構成し、外容器11は凝縮部冷却用のファン13によって冷却されるようにしている。14は空気注入部であり、その一端である入り口15を凝縮部冷却用のファン13の正圧側に対向して設けると共に、他端を厨芥収納容器1と連絡している。
【0019】
凝縮部12の下部には凝縮水流出パイプ16及び排気パイプ17が設けられている。そして凝縮水流出パイプ16の先端には凝縮水を受ける凝縮水容器18が設置されている。さらに排気パイプ17の下流には触媒等から構成される脱臭装置19が設けられ、その出口は開放されている。20は厨芥処理機本体、21は蓋である。蓋21はヒンジ22で支持され、厨芥処理機本体20の上に開閉自在であって、閉成時はパッキン23を挟み込み、ラッチ24で蓋21と厨芥処理機本体20が固定されて密閉状態になる構成である。25はラッチ24の開錠ボタンである。
【0020】
以上のように構成された厨芥処理機について、その動作を説明する。厨芥収納容器1に投入された厨芥は、加熱手段としてのヒータ8と攪拌ファン9によりその表面上部を加熱される。熱を得た厨芥からは水分が蒸発し、この蒸気はさらに熱を得て加熱蒸気となる。回転刃3の駆動と固定刃4とによる粉砕、攪拌が行われると水分を減少した厨芥の表面上部が、まだ多量の水分を含んだ内部と混ざって吸水し、以降順次表面上部と内部とが混ざりあい、加熱手段による加熱に加えて前記加熱蒸気とで厨芥の乾燥が進行する。この際凝縮部冷却用のファン13が駆動しファン13の正圧側にその入り口15を配した空気注入部14内に厨芥収納容器1に向かって空気の流れが発生する。厨芥から発生した臭気成分を含んだ水蒸気は、空気注入部14からの空気の流れによって、出口を開放させた脱臭装置19側へ向かい、まず凝縮部12へ流入し、外容器11に接触し冷却されて凝縮し、凝縮部12に接続した凝縮水流出パイプ16により排出され凝縮水容器18に溜まる。ここで凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気は排気パイプ17から脱臭装置19へ導かれ臭気成分は浄化され、厨芥処理機本体20の外部へ排出される。
【0021】
次に第二の手段の実施例について説明する。図2において、脱臭装置19の排気出口26は凝縮部冷却用のファン13の負圧側に対向して設けられており、ファン13が駆動すると厨芥収納容器1内から脱臭装置19の排気出口26に向かって空気が流れるようになっている。
【0022】
その他の構成及び動作については前記第一の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。
【0023】
次に第三の手段の実施例について説明する。図3において、27はオゾンを発生するオゾン発生装置である。第一の手段の実施例における空気注入部14と入れ替わったものであり、空気注入部14と同様に、その一端である吸気入り口28は凝縮部12冷却用のファン13の正圧側に対向して設けられると共に、もう一端である排気出口29は厨芥収納容器1に連結されている。凝縮部冷却用のファン13が駆動すると、ファンの正圧側と対向する位置にその吸気入り口28を設けられ、その排気出口29を厨芥収納容器1内に連結されたオゾン発生装置27内には厨芥収納容器1に向かって空気の流れが発生する。この空気の流れに乗ってオゾン発生装置27で発生したオゾンが厨芥収納容器1内へと流れ込むようになっている。
【0024】
その他の構成及び動作については前記第一の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。
【0025】
次に第四の手段の実施例について説明する。図4〜図6において、30は厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路であり、入力手段31、制御手段32、出力手段33より構成される。入力手段31は触媒等からなる脱臭装置19より入力信号を受け、脱臭装置19の触媒温度が触媒が正常に機能する一定温度以上になった場合のみ、出力手段33より凝縮部12冷却用のファン13に向けて出力信号が送られ、ファン13が駆動するようになっている。
【0026】
図4は図1の厨芥処理機に適用した例、図5は図2の厨芥処理機に適用した例、図6は図3の厨芥処理機に適用した例を各々示している。
【0027】
その他の構成及び動作については前記第一〜第三のそれぞれの手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。
【0028】
次に第五の手段の実施例について説明する。図7において加熱手段を構成する攪拌ファン9aは両翼形状となっている。オゾン発生装置27はその一端である排気出口29を両翼形状の攪拌ファン9aの負圧側と対向する位置に設けられると共に、もう一端である吸気入り口28は開放している。そして第三の実施例で説明したような凝縮部冷却用のファン13の駆動では無く、攪拌ファン9aの駆動により排気出口29の中が厨芥収納容器1内に引っ張られ、オゾン発生装置27内には開放された吸気入り口28から厨芥収納容器1に向かって空気の流れが発生する。この空気の流れに乗ってオゾン発生装置27で発生したオゾンが厨芥収納容器1内へと流れ込むようになっている。
【0029】
その他の構成及び動作については前記第三の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。
【0030】
また今回は具体例を省略したが、上記構成の中で脱臭装置19の排気出口を凝縮部冷却用のファンの負圧側と対向する位置に設ければ、上記よりもさらに空気の流量が増すものである。
【0031】
次に第六の手段の実施例について説明する。図8〜図10において、34は厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路である。35はオゾン発生装置27を駆動するスイッチであり、スイッチ35をONしたときは凝縮部冷却用のファン13または両翼形状の攪拌ファン9aも駆動するように制御回路34で制御されている。なお、図8が凝縮部冷却用のファン13を駆動する場合、図9が両翼形状の攪拌ファン9aを駆動する場合である。
【0032】
その他の構成及び動作については前記第三または第五の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて説明を省略する。
【0033】
さらに、図10には、ファン13およびオゾン発生装置27の両方をスイッチ35をONさせることにより駆動するようにした構成を示している。
【0034】
【発明の効果】
本発明の第一の手段によれば、厨芥収納容器内での厨芥の加熱乾燥の過程において凝縮部冷却用のファンの駆動により、ポンプ等を使うことなく安価に、空気注入部から厨芥収納容器内へと空気を送り込むことができ、厨芥が加熱乾燥されるときに発生する臭気成分を多量に脱臭装置まで送り込むことができ、悪臭がしにくくなるものである。
【0035】
本発明の第二の手段によれば、前記第一の手段の作用に加えて、凝縮部冷却用のファンの駆動により、厨芥収納容器内は脱臭装置側からも吸引されるため、さらに多量の空気が厨芥収納容器内を流れ、一段と臭気成分の移動が可能となり、より悪臭がしにくくなるものである。
【0036】
本発明の第三の手段によれば、厨芥収納容器内での厨芥の加熱乾燥の過程において凝縮部冷却用のファンの駆動により、ポンプ等を使うことなく安価に、オゾン発生装置から厨芥収納容器内へとオゾンを送り込むことができ、厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されるときに発生する臭気成分と反応して悪臭を消臭することが可能となるものである。
【0037】
本発明の第四の手段によれば、前記第一〜第三のそれぞれの手段による作用に加えて、脱臭装置の機能が十分でない状態で厨芥が加熱乾燥されて、厨芥より発生した臭気成分を含んだ水蒸気が脱臭装置を素通りして、臭気がそのまま厨芥処理機の外部に排出されると言ったことがなくなるものである。
【0038】
本発明の第五の手段によれば、厨芥収納容器内での厨芥の加熱乾燥の過程において加熱手段を構成する両翼形状の攪拌ファンの駆動により、ポンプ等を使うことなく安価に、オゾン発生装置から厨芥収納容器内へとオゾンを送り込むことができ、厨芥収納容器内の厨芥が加熱乾燥されるとき発生する臭気成分と反応して悪臭を消臭することが可能となるものである。また具体例は省略したが、脱臭装置の排気出口が凝縮部冷却用のファンの負圧側に対向して設けられておれば、空気の流量が多くなりさらに大きな消臭効果が得られるものである。
【0039】
本発明の第六の手段によれば、前記第三または第五の手段による作用に加えて、厨芥の乾燥が終了し、時間が経過した後に蓋を開ける際、オゾン発生装置を駆動するスイッチだけをONしたときにも制御回路により凝縮部冷却用のファンまたは両翼形状の攪拌ファンが駆動され、ポンプ等を使うことなく安価に、オゾン発生装置から厨芥収納容器内へとオゾンを送り込むことができ、厨芥収納容器内に残っている臭気成分と反応して悪臭を消臭することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段による厨芥処理機の実施例を示す断面図
【図2】本発明の第二の手段による厨芥処理機の実施例を示す断面図
【図3】本発明の第三の手段による厨芥処理機の実施例を示す断面図
【図4】本発明の第四の手段による厨芥処理機の第一の実施例を示す断面図
【図5】本発明の第四の手段による厨芥処理機の第二の実施例を示す断面図
【図6】本発明の第四の手段による厨芥処理機の第三の実施例を示す断面図
【図7】本発明の第五の手段による厨芥処理機の実施例を示す断面図
【図8】本発明の第六の手段による厨芥処理機の実施例を示す断面図
【図9】本発明の第六の手段による厨芥処理機の他の実施例を示す断面図
【図10】本発明の第六の手段による厨芥処理機の回路図
【符号の説明】
1 厨芥収納容器
9 攪拌ファン
9a 両翼形状の攪拌ファン
12 凝縮部
13 凝縮部冷却用ファン
14 空気注入部
19 脱臭装置
26 排気出口
27 オゾン発生装置
28 吸気入り口
29 排気出口
30 制御回路
34 制御回路
35 スイッチ

Claims (6)

  1. 厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連結した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、前記厨芥収納容器と連結した空気注入部とを有し、前記加熱手段はヒータと撹拌ファンより構成されるとともに、前記空気注入部の入り口を前記凝縮部冷却用のファンの正圧側に対向して設けたことを特徴とする厨芥処理機。
  2. 脱臭装置の排気出口を凝縮部冷却用のファンの負圧側に対向して設けたことを特徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥させる加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連絡した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、消臭のためのオゾン発生装置とを有し、前記加熱手段はヒータと撹拌ファンより構成されるとともに、前記オゾン発生装置の吸気入り口を前記凝縮部冷却用のファンの正圧側に対向して設けると共に排気出口を前記厨芥収納容器と連結したことを特徴とする厨芥処理機。
  4. 厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路を有し、前記制御回路により、脱臭装置が一定温度以上に加熱されるまで凝縮部冷却用のファンを駆動させないことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の厨芥処理機。
  5. 厨芥収納容器と、前記厨芥収納容器の上方に設けられ前記厨芥収納容器内の厨芥を加熱乾燥しその一部に両翼形状の攪拌ファンとヒーターとを有する加熱手段と、厨芥から発生する水蒸気を凝縮させる凝縮部と、前記凝縮部と連結した脱臭装置と、前記凝縮部冷却用のファンと、消臭のためのオゾン発生装置とを有し、前記オゾン発生装置の一端を前記攪拌ファンの負圧側と対向する位置に設けると共に、もう一端を開放したことを特徴とする厨芥処理機。
  6. 厨芥処理機の一連のシーケンスを駆動制御する制御回路と、オゾン発生装置を駆動するスイッチを有し、前記スイッチをONさせたときに、前記オゾン発生装置を駆動すると共に、凝縮部冷却用のファンまたは両翼形状の攪拌ファンを駆動させることを特徴とする請求項3または5記載の厨芥処理機。
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