JP3613078B2 - 圧接端子への電線圧接方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイヤーハーネスの製造における圧接端子への電線圧接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧接端子への電線圧接方法の一例を、図5に基づいて説明する。この方法では、調尺送りローラ50により送り出された電線aの端部を電線チャック51で把持し、この電線チャック51を180°旋回させてコネクタCに装填された圧接端子Tの上方に位置づけ、カット刃52で電線aの先端を定位置でカットすると同時に、電線センタリング53で電線aの位置決めをし、電線aより大径の間隙54を有する圧接ガイド55を圧接端子Tまで下降させ、電線aを圧接刃56により押し下げ、間隙54を介して圧接端子Tに圧入する。この圧入により電線aの被覆が切断され、電線aの芯線が圧接端子Tに接触する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような方法では、圧接端子Tの内径以上の径をもつ電線aは圧接できず、また、それ以下の径の電線aでも、圧接端子Tの側壁と電線aとが衝突して、安定した圧接ができないことがあった。
【0004】
そこで、この発明は、端子内径以上の径をもつ電線の圧接を可能とし、端子側壁と電線との衝突による電線外傷及び端子変形を防止することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、電線チャックで把持した電線を圧接端子の上方まで搬送し、圧接端子に被せた圧接ガイドの間隙内で電線を圧接刃により押し下げて圧接端子に圧入する圧接端子への電線圧接方法において、前記圧接ガイドの間隙を、その下部内径が電線外径よりも小さくなる下窄まりのテーパ形状とし、この間隙を介して電線を圧接端子に圧入することとしたのである。
【0006】
このような形状の間隙内で電線を押し下げると、電線が端子側壁に衝突することなく、縦長に変形しつつ端子に押し込まれるので、端子内径以上の径をもつ電線でも端子に圧接することができ、電線の外傷や端子の変形も防止される。
【0007】
なお、前記圧接ガイドの上方に前記電線チャックと連動する電線ガイドを位置づけ、この電線ガイドの間隙を前記圧接ガイドの間隙と連続させ、前記電線ガイドの間隙から圧接ガイドの間隙へ電線を送り込むようにすると、電線先端の位置振れが電線ガイドで矯正され、電線が確実に圧接端子に圧入される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。ここで使用する電線圧接装置は、図1に示すように、パレット送り部1、電線供給部2、電線セット部3及び圧接ヘッド部4を備えている。
【0009】
パレット送り部1は、複数のコネクタCを並置したパレットPをガイドレール10に沿って移動させ、所定の位置に位置づけるものである。コネクタCには、前工程において圧接端子Tが装填されている。
【0010】
電線供給部2は、上下に並列した電線aのうち、所要のものを昇降体20の昇降に伴い対の挟持ローラ21のレベルに位置づけ、その電線aをローラ21の回転に伴い所要長送り出すものである。昇降体20の前方には、送り出した電線aの後端をカットするカット刃22が設けられている。
【0011】
電線セット部3は、同時に逆方向に旋回する2本の旋回アーム30、31の先端部にそれぞれ設けたA端チャック32及びB端チャック33で電線aの先端及び後端を把持し、これらのアーム30、31の旋回に伴い、電線aの各端を圧接ヘッド部4に搬送するものである。
【0012】
前記各チャック32、33はそれぞれチャック保持部34、35に備えられ、B端チャック33はアーム31が旋回しても常に同じ方向を向くようになっている。各チャック保持部34、35には電線ガイド36が上下動可能に設けられ、この電線ガイド36は、電線aの外径より大きい内径の間隙37により電線aをフリーな状態で案内する(図2参照)。
【0013】
圧接ヘッド部4は、モータ40によりねじ軸41を回転させ、このねじ軸41に螺合する昇降杆42の下降に伴い、A端チャック32又はB端チャック33を押し下げると共に、昇降杆42の下端に設けた圧接刃43を下降させるように構成されている。圧接刃43の後方には、電線aの先端を所定の位置でカットするカット刃44が設けられている。
【0014】
また、前記圧接ヘッド部4には、圧接ガイド45が昇降自在に設けられ、この圧接ガイド45には間隙46が形成されている。この間隙46は、下窄まりのテーパ形状とされ、その下部内径は電線aの外径よりも小さくなっている(図3参照)。
【0015】
この圧接ヘッド部4における電線aの圧接に際しては、図3及び図4に示すように、まず圧接ガイド45が圧接端子Tに覆い被さるように下降して、圧接端子Tを保持する。
【0016】
次に、圧接刃43の下降に同期して、電線aを挟んだチャック32又は33が電線ガイド36と共に下降し、電線aは水平状態を保ったまま下降していく。そして、圧接ガイド45に電線ガイド36が当接すると、この時点で電線ガイド36の下降は停止する。
【0017】
その後、チャック32又は33はさらに下降し、電線aは圧接刃43で押し下げられ、電線ガイド36の間隙37から圧接ガイド45の間隙46へ移り、間隙46内を縦長に変形しつつ下降して圧接端子Tに押し込まれる。
【0018】
このため、圧接端子Tの内径以上の径をもつ電線aでも圧接端子Tに圧接することができ、電線aが圧接端子Tの側壁に衝突することもない。
【0019】
また、圧接ガイド45により、電線aの圧入に伴って圧接端子Tが拡がる現象も抑制される。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、電線を圧接端子へ案内する圧接ガイドの間隙を、下部内径が電線外径よりも小さくなる下窄まりのテーパ形状とし、その間隙を介して電線を圧接端子に圧入することとしたので、電線が端子側壁に衝突することなく、縦長に変形しつつ端子に押し込まれることとなり、端子内径以上の径をもつ電線でも端子に圧接することができ、また、電線の外傷や端子の変形も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に使用する電線圧接装置の外観斜視図
【図2】同上の動作説明用概略斜視図
【図3】同上の圧接過程を示す概略縦断正面図
【図4】同上の圧接過程を示す概略縦断側面図
【図5】従来例の動作説明用概略斜視図
【符号の説明】
32、33 電線チャック
36 電線ガイド
45 圧接ガイド
37、46 間隙
a 電線
T 圧接端子

Claims (2)

  1. 電線チャックで把持した電線を圧接端子の上方まで搬送し、圧接端子に被せた圧接ガイドの間隙内で電線を圧接刃により押し下げて圧接端子に圧入する圧接端子への電線圧接方法において、前記圧接ガイドの間隙を、その下部内径が電線外径よりも小さくなる下窄まりのテーパ形状とし、この間隙を介して電線を断面形状が縦長になるように変形させつつ圧接端子に圧入することを特徴とする圧接端子への電線圧接方法。
  2. 前記圧接ガイドの上方に前記電線チャックと連動する電線ガイドを位置づけ、この電線ガイドの間隙を前記圧接ガイドの間隙と連続させ、前記電線ガイドの間隙から圧接ガイドの間隙へ電線を送り込むことを特徴とする請求項1に記載の圧接端子への電線圧接方法。
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