JPH10172711A - 電線姿勢矯正装置 - Google Patents

電線姿勢矯正装置

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JPH10172711A
JPH10172711A JP8335963A JP33596396A JPH10172711A JP H10172711 A JPH10172711 A JP H10172711A JP 8335963 A JP8335963 A JP 8335963A JP 33596396 A JP33596396 A JP 33596396A JP H10172711 A JPH10172711 A JP H10172711A
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claw
shank
wire
electric wire
posture
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JP8335963A
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Susumu Matsuzawa
進 松沢
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Priority to CN97108575A priority patent/CN1060594C/zh
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/052Crimping apparatus or processes with wire-feeding mechanism
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Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用性が高く、低廉なコストで被覆電線の姿勢
矯正を行うこと。 【解決手段】姿勢矯正用の爪50を圧着動作に連動させ
る連動手段60を設ける。連動手段は、シャンク3に沿
って延びる本体部62、本体部62の一端部に形成され
て上記シャンクに固定される固定部61、および本体部
62の他端部に形成され、上記爪50が本体部62に沿
って開放姿勢と矯正姿勢との間で変位できるように、爪
50の自由端近傍部分に係合する係合部63を一体に含
むリンクワイヤー60である。 【効果】爪50を可及的に金型1、2に近づけた状態で
被覆電線Wの矯正動作を行わせることが可能になる。し
かも、リンクワイヤーの係合部は、爪の自由端近傍部分
に係合していることから、爪の回動ストロークを大きく
設定することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線姿勢矯正装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被覆電線を調尺して裁断し、裁
断された被覆電線の両端に加工を連続的に施す電線加工
装置には、裁断され、さらに皮剥ぎ加工が施された被覆
電線の端部に端子金具を圧着する端子圧着装置が採用さ
れている。この端子圧着装置は、連鎖している端子帯か
ら端子金具を単体に裁断してこれをかしめる一対の金型
をユニット化したものであり、上記電線加工装置に設け
られている電線送給ユニットによって送給されてきた被
覆電線の端部を位置決めし、これに端子金具を圧着でき
るように構成されている。
【0003】ところで、電線加工装置の電線送給ユニッ
トは、自由状態にある被覆電線の端部を振り動かして上
記一対の金型の間に被覆電線の端部を送給するものであ
るから、これら一対の金型に対する被覆電線の位置決め
が困難であり、しばしば端子圧着不良が生じていた。そ
こで本件出願人は、電線送給ユニットが送給した被覆電
線の端部を一対の金型の間に確実に位置決めすることの
できる電線姿勢矯正装置を先に提案している(特開平8
−167466号公報参照)。
【0004】図4は、従来の端子圧着装置Aに採用され
ている電線姿勢矯正装置の正面略図である。同図に示す
ように、一般的なの端子圧着装置Aは、固定側の金型1
と、この金型1と協働して図示しない端子金具を被覆電
線Wの皮剥ぎ端部W1に圧着する可動側の金型2と、可
動側の金型2を一体的に担持するシャンク3と、固定側
の金型1と一体的に設けられ、上記シャンク3を相対変
位可能にガイドすることにより、可動側の金型2を固定
側の金型1に位置決めするシャンクホルダ4とを備えて
いる。固定側の金型1の前方には、被覆電線Wの皮剥ぎ
端部W1近傍部分を受けるワイヤーガイド5が取り付け
られており、被覆電線Wは、図示しない電線送給ユニッ
トによって矢印Bで示すように被覆電線Wを振り動かす
ことにより、被覆電線Wを上記ワイヤーガイド5の上に
載置し、皮剥ぎ端部W1を固定側の金型1と可動側の金
型2との間に送給するように構成されている。
【0005】そして、従来の電線姿勢矯正装置において
は、被覆電線Wの姿勢を矯正するための爪6を支持軸7
によって回動可能にシャンクホルダ4に設ける一方、シ
ャンク1にラックギヤ8を設け、このラックギヤ8に噛
合するピニオンギヤ9を支持軸7に固定することによ
り、シャンク3の昇降動作に爪6を連動させて、送給さ
れた被覆電線Wの姿勢を爪6で矯正するようにしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電線
姿勢矯正装置では、シャンク3と爪6とを連動させるた
めにラックギヤ8とピニオンギヤ9とを用いていたの
で、ラックギヤ8を配置するためのスペースを端子圧着
装置のシャンク3に確保する必要があった。このため、
端子圧着装置の機種によっては、ラックギヤ8の取り付
けのために、シャンク3やシャンクホルダ4に大幅な加
工を施す必要があるという不具合があった。或いは、シ
ャンクホルダ4にシャンク3を覆うカバープレートが取
り付けられている機種の場合、カバープレートが邪魔に
なってラックギヤ8を全く取り付けることができなかっ
た。このため、爪6をシャンク3の昇降動作と連動させ
るに当たり、端子圧着装置の機種の制約が大きくなり、
汎用性が乏しくなるという不具合があった。
【0007】しかも、ラックギヤ8およびピニオンギヤ
9を配置した場合、ラックギヤ8をシャンク3の前面に
取り付けられたセットプレート3Aの側部または正面に
固定することになるから、爪6がラックギヤ8の軸方向
の寸法L分だけ金型1から離れてしまう結果、爪6によ
る電線の押し込み位置を所望の位置に設定することが困
難であった。すなわち、被覆電線Wの姿勢を精緻に矯正
するためには、爪6を上記固定側の金型1とワイヤーガ
イド5との間に入り込ませて、被覆電線Wの位置決めを
図ることが好ましいが、ラックギヤ8やピニオンギヤ9
の軸方向の寸法Lだけ爪6が前方に配置されることにな
るので、爪6を金型1とワイヤーガイド5との間に入り
込ませることが困難だったのである。
【0008】そのため、爪6を金型1とワイヤーガイド
5との間に変位させることができるように、爪6に対
し、支持軸7の軸方向に起伏する折り曲げ加工を施す必
要があった。この結果、爪6の加工費が高くなるばかり
でなく、起伏が設けられた分だけ周囲の部材と干渉しや
すくなるという不具合もあった。また、ラックギヤ8と
ピニオンギヤ9とを用いて爪6を回動させているので、
配置できるラックギヤ8のストロークや歯数の制約によ
り、爪6が充分に被覆電線Wの供給経路を開くことがで
きなかった。そのため、端子圧着装置に被覆電線Wを送
給する送給装置にも制約が生じることになり、一層汎用
性が乏しくなるという不具合があった。
【0009】加えて、高価なラックギヤ8やピニオンギ
ヤ9を採用しているので、製造コストもかかっていた。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、汎用
性が高く、低廉なコストで被覆電線の姿勢矯正を行うこ
とのできる電線姿勢矯正装置を提供することを課題とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、固定側の金型、この金型と協働して端子
金具を被覆電線の皮剥ぎ端部に圧着する可動側の金型、
可動側の金型を一体的に担持するシャンク、および固定
側の金型と一体的に設けられ、上記シャンクを相対変位
可能にガイドすることにより、可動側の金型を固定側の
金型に位置決めするシャンクホルダを備えている端子圧
着装置に付設される電線姿勢矯正装置であって、上記シ
ャンクホルダに取り付けられる支持軸と、支持軸回りに
回動自在に取り付けられられることにより、被覆電線の
皮剥ぎ端部の両金型間に対する挿抜を許容する開放姿勢
と両金型間に送給された被覆電線の皮剥ぎ端部を位置決
め可能に姿勢を矯正する矯正姿勢とに回動変位可能な爪
と、両金型の開放時に爪を開放姿勢に変位させ、両金型
が端子を圧着する過程において矯正姿勢に変位するよ
う、爪を圧着動作に連動させる連動手段とを有し、上記
連動手段は、上記シャンクに沿って延びる本体部、本体
部の一端部に形成されて上記シャンクに固定される固定
部、および本体部の他端部に形成され、上記爪が本体部
に沿って開放姿勢と矯正姿勢との間で変位できるよう
に、爪の自由端近傍部分に係合する係合部を一体に含む
リンクワイヤーを有していることを特徴とする電線姿勢
矯正装置である。
【0011】この特定事項を含む発明では、連動手段が
有しているリンクワイヤーによって、爪が開放姿勢と矯
正姿勢とに変位することにより、送給された被覆電線の
皮剥ぎ端部を確実に正規の姿勢に矯正することができ
る。ここで、リンクワイヤーは、シャンクに沿って配置
されている本体部を有しているとともに、この本体部に
沿って爪が開放姿勢と矯正姿勢とに変位するように、係
合部が爪と係合しているので、爪を可及的に金型に近づ
けた状態で被覆電線の矯正動作を行わせることが可能に
なる。しかも、リンクワイヤーの係合部は、爪の自由端
近傍部分に係合していることから、爪の回動ストローク
を大きく設定することが可能になる。
【0012】また、好ましい態様において、上記爪は、
シャンクの移動方向を軸にして対称に配置されて対をな
しているとともに、各爪は、矯正姿勢において被覆電線
を挟み込むことにより当該被覆電線の皮剥ぎ端部の姿勢
を矯正するものである。この特定事項を含む発明では、
被覆電線の姿勢を矯正する矯正姿勢において、一対の爪
が互いに被覆電線を挟み込むので、各爪は端子圧着装置
に既設されている部材に依存することなく被覆電線の位
置決めを図ることが可能になる。
【0013】また、好ましい別の態様は、上記爪を常時
矯正姿勢に付勢する付勢部材をさらに設けている電線姿
勢矯正装置である。この特定事項を含む発明では、リン
クワイヤーは、端子金具の圧着時に爪が矯正姿勢に変位
するのを許容するだけで所期の動作を行わせることが可
能になる。また、爪が常時矯正姿勢に付勢されているこ
とから、金型の開放時において、リンクワイヤーは、こ
の付勢力に抗して爪を開放姿勢に維持することになるか
ら、リンクワイヤーの係合部から爪が外れにくくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1お
よび図2は本発明の実施の一形態における電線姿勢矯正
装置10の概略構成を示す正面略図である。なお、以下
の説明では、図4の従来の構成と対応する部材に同一の
符号を付し、説明を省略する。
【0015】図1および図2を参照して、図示の例にお
ける端子圧着装置Aのシャンクホルダ4は、平面視略コ
の字形の溝4A内にシャンク3を収容しており、その前
面には一対のカバープレート41が六角穴付きボルト4
2、43によって固定されている。各カバープレート4
1は、いずれも上下に長く延びる矩形に形成されてお
り、ボルト42、43は、カバープレート41の上下に
間隔を隔てて配設され、シャンクホルダ4の図示しない
ねじ穴に螺合している。
【0016】カバープレート41の下側に配設された各
ボルト42は、図示の具体例において電線姿勢矯正装置
10の支持軸を兼ねるものであり、それぞれ該電線姿勢
矯正装置10の爪50の基端部51を回転可能に支持し
ている。電線姿勢矯正装置10は、上記一対の爪50
と、各爪50をシャンク3に連結するリンクワイヤー6
0と、各爪50毎に設けられ、対応する爪50を所定の
方向に付勢する付勢部材70とを備えている。
【0017】上記一対の爪50は、互いにシャンク3の
中心線LNを軸にして対称形に配置されており、比較的
硬質の樹脂で形成された薄肉の部材である。各爪50の
自由端部52は、それぞれ端部が下向きの略L字形に屈
曲する鉤形状に形成されており、基端部51がボルト4
2に支持されている状態で互いに中心線LNのところで
交差し、重なり合っている。従って図示の実施の形態で
は、各自由端52が上向きになる方向へボルト42回り
に回動することにより、各自由端52は、互いに離反し
て固定側の金型1と可動側の金型2との間を開放する開
放姿勢に変位するとともに、上記と逆方向へ回動するこ
とにより、ワイヤーガイド5の上に載置された被覆電線
Wの皮剥ぎ端部近傍部分を下側に押えながら挟持し、被
覆電線Wの姿勢を矯正する矯正姿勢(図2参照)とに変
位できるようになっている。
【0018】上記リンクワイヤー60は、シャンク3の
前面に配置されたセットプレート31をシャンク3に固
定しているボルト32に共締めされているリング部61
と、リング部61から下方に垂下して、上記中心線LN
上に沿う本体部62と、本体部62の下端に形成され、
各爪50の自由端52近傍部分を掛け止める略U字形の
鉤部63とを一体に有する鋼材である。そして、各爪5
0は、それぞれリンクワイヤー60の鉤部63に上記中
心線LN上で掛け止められることにより、下方への変
位、すなわち規制姿勢への変位が規制された状態で開放
姿勢に維持されている。ここで、図示の例では、リンク
ワイヤー60の本体部62がシャンク3に沿って垂下し
ているとともに、各爪50が開放姿勢と矯正姿勢との間
で変位する際に、この本体部62に沿って変位すること
ができるように、鉤部63に各爪50が掛け止められて
いるので、各爪50は、可及的に金型に近い位置で変位
することができる結果、図2に示すように、固定側の金
型1とワイヤーガイド5との間に爪50を入り込ませ、
被覆電線Wの姿勢を矯正することが可能になる。
【0019】図示の例において、上記付勢部材70は、
引っ張りコイルばねで具体化されている。この付勢部材
70の一端部71は、カバープレート41の上側を固定
しているボルト43に固定されているとともに、他端部
72は下方に延びて爪50の基端部51に固定されてい
る。そして、これにより、付勢部材70は、常時、爪5
0を矯正姿勢に付勢することになるから、爪50の自由
端近傍部分は、付勢部材70の付勢力によって、弾性的
にリンクワイヤー60の鉤部63に押圧された状態にな
っている。
【0020】以上の構成では、図1に示すように、シャ
ンク3が上昇して、両金型1、2間が開放されている場
合には、電線姿勢矯正装置10の各爪50の自由端近傍
部分がリンクワイヤー60の鉤部63によってつり上げ
られることにより、各爪50は、完全に両金型1、2間
を開放している。この状態で、圧着工程が始まり、シャ
ンク3が降下すると、シャンク3に取り付けられている
リンクワイヤー60が一体的に降下することに伴い、各
爪60は、その基端部51がボルト42回りに回動しな
がら自由端52が付勢部材70の付勢力によって降下す
るので、端子金具Tが圧着される直前に各自由端52が
互いに中心線LN上で被覆電線Wの皮剥ぎ端部近傍部分
を挟持し、被覆電線Wの姿勢を矯正する(図2参照)。
ここで、リンクワイヤー60は、シャンク3に沿って配
置されている本体部62を有しているとともに、この本
体部62に沿って爪50が開放姿勢と矯正姿勢とに変位
するように、係合部としての鉤部63が爪50と係合し
ているので、爪50を可及的に金型1、2に近づけた状
態で被覆電線Wの矯正動作を行わせることが可能にな
る。しかも、リンクワイヤー60の上記鉤部63は、爪
50の自由端近傍部分に係合していることから、爪50
の回動ストロークを大きく設定することが可能になる。
【0021】このように、上述した図示の実施の形態に
よれば、連動手段としてのリンクワイヤー60がシャン
ク3の変位に爪50を連動させるに当たり、爪50を可
及的に金型1、2に近づけた状態で被覆電線Wの矯正動
作を行わせることが可能になるので、爪50に複雑な曲
げ加工を施すことなく所望の位置で被覆電線Wの姿勢を
矯正することができる。しかも、爪50の回動ストロー
クを大きく設定することが可能になるので、端子圧着装
置Aに被覆電線Wを送給する際の電線送給経路を広く設
定することができる結果、採用可能な電線送給ユニット
の範囲が広くなるという利点もある。加えて、爪50を
構成の単純なリンクワイヤー60でシャンク3に連結し
ているので、いずれの機種の端子圧着装置Aに対しても
容易に実施が可能になり、実用性が高くなる。しかも、
部品点数が少なく、加工費も安くなるという利点があ
る。
【0022】また、上記爪50が対をなして被覆電線W
を挟み込むものであるので、各爪50は、端子圧着装置
Aに既設されている部材に依存することなく被覆電線W
の位置決めを図ることが可能になる結果、被覆電線Wの
位置決めが一層精緻になるという利点がある。さらに、
上記爪50を常時矯正姿勢に付勢する付勢部材70を設
けているので、リンクワイヤー60の鉤部63から爪5
0が外れにくくなる結果、連結構造が安定し、信頼性が
高くなるという利点がある。
【0023】従って、上述した実施の形態によれば、汎
用性が高く、低廉なコストで被覆電線の姿勢矯正を行う
ことができるという顕著な効果を奏する。上述した実施
の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎ
ず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。図3
は本発明の別の実施の形態の要部を拡大して示す分解斜
視図である。同図に示すように、例えば付勢部材70と
して、捩じりコイルばねを採用することも可能である。
その場合には、付勢部材70の両端部74、75を嵌入
させる嵌入孔45、55を、それぞれカバープレート4
1と爪基端部51とに形成することにより、容易に実施
が可能である。
【0024】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の変更が可能であることは云うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連動手段がシャンクの変位に爪を連動させるに当たり、
爪を可及的に金型に近づけた状態で被覆電線の矯正動作
を行わせることが可能になるので、爪に複雑な曲げ加工
を施すことなく正規の位置で被覆電線の姿勢を矯正する
ことができる。しかも、爪の回動ストロークを大きく設
定することが可能になるので、端子圧着装置に被覆電線
を送給する際の電線送給経路を広く設定することができ
る結果、採用可能な電線送給ユニットの範囲が広くなる
という利点もある。加えて、爪を構成の単純なリンクワ
イヤーでシャンクに連結しているので、いずれの機種の
端子圧着装置に対しても容易に実施が可能になり、実用
性が高くなる。しかも、部品点数が少なく、加工費も安
くなるという利点がある。
【0026】また、上記爪が対をなして被覆電線を挟み
込むものである場合、各爪は、端子圧着装置に既設され
ている部材に依存することなく被覆電線の位置決めを図
ることが可能になるので、被覆電線の位置決めが一層精
緻になるという利点がある。さらに、上記爪を常時矯正
姿勢に付勢する付勢部材を設けている場合には、さらに
設けている場合には、リンクワイヤーの係合部から爪が
外れにくくなるので、連結構造が安定し、信頼性が高く
なるという利点がある。
【0027】従って、本発明によれば、汎用性が高く、
低廉なコストで被覆電線の姿勢矯正を行うことができる
という顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態において、爪が開放姿勢
にある電線姿勢矯正装置の概略構成を示す正面略図であ
る。
【図2】本発明の実施の一形態において、爪が矯正姿勢
にある電線姿勢矯正装置の概略構成を示す正面略図であ
る。
【図3】本発明の別の実施の形態の要部を拡大して示す
分解斜視図である。
【図4】従来の端子圧着装置に採用されている電線姿勢
矯正装置の正面略図である。
【符号の説明】
A 端子圧着装置 1 固定側の金型 2 可動側の金型 3 シャンク 4 シャンクホルダ 10 電線姿勢矯正装置 42 六角穴付ボルト(支持軸) 50 爪 60 ワイヤーガイド 70 付勢部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側の金型、この金型と協働して端子金
    具を被覆電線の皮剥ぎ端部に圧着する可動側の金型、可
    動側の金型を一体的に担持するシャンク、および固定側
    の金型と一体的に設けられ、上記シャンクを相対変位可
    能にガイドすることにより、可動側の金型を固定側の金
    型に位置決めするシャンクホルダを備えている端子圧着
    装置に付設される電線姿勢矯正装置であって、 上記シャンクホルダに取り付けられる支持軸と、 支持軸回りに回動自在に取り付けられられることによ
    り、被覆電線の皮剥ぎ端部の両金型間に対する挿抜を許
    容する開放姿勢と両金型間に送給された被覆電線の皮剥
    ぎ端部を位置決め可能に姿勢を矯正する矯正姿勢とに回
    動変位可能な爪と、 両金型の開放時に爪を開放姿勢に変位させ、両金型が端
    子を圧着する過程において矯正姿勢に変位するよう、爪
    を圧着動作に連動させる連動手段とを有し、 上記連動手段は、上記シャンクに沿って延びる本体部、
    本体部の一端部に形成されて上記シャンクに固定される
    固定部、および本体部の他端部に形成され、上記爪が本
    体部に沿って開放姿勢と矯正姿勢との間で変位できるよ
    うに、爪の自由端近傍部分に係合する係合部を一体に含
    むリンクワイヤーを有していることを特徴とする電線姿
    勢矯正装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電線姿勢矯正装置におい
    て、 上記爪は、シャンクの移動方向を軸にして対称に配置さ
    れて対をなしているとともに、各爪は、矯正姿勢におい
    て被覆電線を挟み込むことにより当該被覆電線の皮剥ぎ
    端部の姿勢を矯正するものである電線姿勢矯正装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の電線姿勢矯正装置
    において、 上記爪を常時矯正姿勢に付勢する付勢部材をさらに設け
    ている電線姿勢矯正装置。
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