JP3612623B2 - 折戸用蝶番 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は戸の開閉に要するスペースを極力少なくできる折戸用蝶番の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
折戸によって開閉する扉の移動軌跡に要するスペースを極力少なくする技術が実用化されている。例えば、特開平11−236787号公報記載のものは、子扉と親扉の召合わせ部を軟質ゴム材料で円弧状に形成し、子扉と親扉の上及び下端部に噛合う合成樹脂製の歯車材料を含む上部及び下部連結材に配設している。又子扉と親扉の間に僅かの隙間を開け対向面にゴム製パッキンを固着し、上及び下端部と中間部に2種類の蝶番を設けた二軸蝶番を用いたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記歯車材料を含む上部及び下部連結材を用いたものは、子扉と親扉の間に隙間は殆ど生じないので誤って指を詰める危険性があり、召合わせ部が軟質ゴム材料で円弧状に形成されてはいるものの指詰め対策としては不十分である。又扉端面を円弧状に加工する必要があり、手間がかる。
一方、二軸蝶番を用いたものは子扉と親扉の間に隙間が確保できるので、誤って指を詰める危険性は少なく抜取ることが容易にできるが、そのために子扉と親扉の間の隙間によって外観が悪く、閉戸のとき光がもれるおそれがあった。
本発明は、簡易な構造で子扉と親扉の間に隙間を確保して指詰め対策が計れる上に、閉戸の過程で子扉と親扉の間の隙間を自動的に塞ぐことができて外観が良く光がもれるおそれが全くなく、指がはさまれても容易に抜取ることのできる折戸用蝶番を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、
請求項1の発明にあっては、イ)本体部材2、2′は断面形状対称形の一対のアーム部3と歯車部4とよりなり、該アーム部3は板状の基部31の一方に折戸の扉厚みTに合わせた断面溝形扉取付部32が設けられ、該基部31の他方後端部に断面溝形シール材取付部33が設けられ、該基部31の前端末に連結部34が連設され、歯車部4は該連結部34の端末前方向に連設された基部41と、該基部41の前端に中心角θの周面に形成された部分歯車の歯44と、該歯44と同芯の軸受け45と、該歯車部4の上下に間隔をおいて複数個の切欠部46が形成され、ロ)ベース片51と該ベース片51より突設された柔軟な先細りテーパー状突出片52により形成された軟質材製のシール材5と、ハ)断面形状が左右対称形の略台形状で内部に略台形状の空隙を有する基部61と、該基部61の長辺側中央部の切れ目先端部に円弧状の軸部62が左右対称に配設されている支承材6と、ニ)前記切欠部46に嵌着可能な高さと、前記基部61の略台形状空隙と前記軸部62に嵌着可能な外形及び貫通孔72をもった複数個の中間支持材7とを備え、ホ)前記本体部材2、2′、シール材5及び支承材6の上下長さは前記扉高さLに合わせ、前記シール材取付部33に前記ベース片51を固着し、前記本体部材2、2′双方の前記歯44を互いに噛合わせて前記支承材6の略台形状の空隙に長手方向に上側より通し前記軸部62に前記軸受け45が嵌合して回動可能とし、前記切欠部46後側より前記中間部材7を圧入し少なくとも上下端を固着具により支承材6に固着し、双方の基部31が平行におかれたとき突出片52先端部が僅かに食違って重合い前記歯車部4及び支承材6は該基部31の向合う隙間外におかれている折戸用蝶番により解決した。
請求項2の発明にあっては、アーム部3のシール材取付部33が断面リップ付溝形とされ、ベース片51と突出片52との断面形状が略T字形に形成されている請求項1に記載の折戸用蝶番とするのが好ましい。
請求項3の発明にあっては、歯車部4の歯44は中心角θが略90度の周面に形成されている請求項1又は2に記載の折戸用蝶番とするのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき以下詳細に説明する。
図1は、本発明の折戸用蝶番の一例の外側から視た折戸閉鎖状態斜視図で、(a)扉取付け時、(b)扉取外し時を示す。
図2は、図1の折戸用蝶番の折戸開放状態斜視図で、(a)上部、(b)一部拡大図である。
図3は、図1の折戸用蝶番の歯車部の(a)A・A′断面図、(b)裏面図である。
図4は、図1の折戸用蝶番の(a)収納ケースの裏面図、(b)(a)のB矢視図、(c)シール部の裏面図、(d)(c)のC矢視図である。
図5は、図1の折戸用蝶番の中間支持材回りを示す、(a)平面図、(b)概略裏面図である。
図6は、図1の折戸用蝶番の中間支持材を示す、(a)裏面図、(b)平面図、(c)側面図である。
図7は、図1の折戸用蝶番を用いた折戸の(a)閉鎖状態平面図、(b)(a)の正面図、(c)(a)閉鎖から開放状態への移動軌跡を示す平面図、(d)開放状態の正面図、(e)(c)のE部拡大図である。
各構成要素の位置関係の説明は折戸としての使用状態で行い、子扉と親扉の連結部の折曲がり部分の軌跡が移動する側を外側又は後側とし、その反対側を内側又は前側とし、内側から外側にみて上下、左右として説明する。
【0006】
本発明の折戸用蝶番1は、アーム部3及び歯車部4よりなる本体部材2と、シール材5と、支承材6と、中間支持材7とを有している。
本体部材2は、全体が通常例えばアルミ、真鍮又は鉄等の引抜き材製で、図3(a)(b)に示す通りで、図3(a)に示す内側よりみて左側用本体部材2と、詳細図示省略する断面形状が図3(a)と対称形の右側用本体部材2′との組で用いられる。本例では、左側用本体部材2を折戸Zの左右幅の広い親扉X側に、右側用本体部材2′を左右幅の狭い子扉Y側に固着した例で示すが、施工現場に合わせて左右を入替え可能である。
アーム部3は、図3(a)に示す上下を通して同一断面形状にとられ、平坦な板状の基部31の一方(本例では図3の上側すなわち前側より視て左側)全体に跨がって親扉Xの前後厚みに合わせた幅Tの溝形の扉取付部32が設けられ、基部31の他方(本例では右側)後端部に断面リップ付溝形のシール材取付部33が設けられ、基部31の前端末には扉取付部32の張出し片と反対側に基部31の他方面とでL字形に形成された連結部34が連設されている。ここで、シール材取付部33は幅U、厚さVの略方形の断面形状にとられている。
歯車部4は、連結部34の右端末に垂直方向に連設された基部41と、基部41の前端に中心角θを略90度の大径の齒先円弧面42と小径の齒元円弧面43に沿って周面の一部に形成された部分歯車の歯44と、齒先円弧面42と同芯の円弧面の軸受け45とで形成されている。齒先円弧面42は半径r1、齒元円弧面43は半径r2、軸受け45は直径Dにとられている。ここで、部分歯車の歯44は中心角θ略90度の周面の一部に形成するのが好ましいが、後述する折戸Zに組立てたてたとき閉鎖状態から開放状態へ移動可能な範囲で中心角θを選択すればよい。
本体部材2は、図3(b)に示す通り上下全長Lにとられこれは折戸Zの親扉X及び子扉Yの上下高さLに合わせ、通常30cm程度上下に間隔をおいて歯車部4に一部に切欠部46が形成され、水平方向A・A′線にそった断面図が図3(a)で示されている。切欠部46の上下間隔はHにとられ、後述する上下高さhの中間支持材7が嵌着可能とされている。
【0007】
シール材5は、ゴム又は軟質プラスチック等の軟質材製で、図4(c)(d)に示す通りで、断面形状が長手方向に一定で、幅u、厚さvの細幅板状のベース片51とベース片51の中央部より突設された柔軟な突出片52とよりなり、ベース片51と突出片52とで略T字形に形成されている。ここで、僅かに幅u<U、厚さv<Vの関係にとられ、ベース片51がシール材取付部33の端面より長手方向に圧入可能とされている。突出片52のベース片51の突出面よりの高さwは後述する折戸閉鎖状態において図1に示す通り、左側用本体部材2と対称形の右側用本体部材2′とが向合って左側用本体部材2及び右側用本体部材2′に挿着された双方の突出片52先端部が僅かに好ましくは2〜3mm幅程度食違って重なり合い、アーム部3の基部31とL字形に形成された連結部34とで形成された空隙が外側より隠される基部31間の間隔Wが得られるように選定される。シール材5の上下全長Lにとられている。一例としてwは9mm、Wは17mm、Lは2mに選定される。ここで、突出片52は先細りテーパー状とするのが指が挟まれたとき当たりが弱く抜けやすいので好ましい。シール材取付部33は断面リップ付溝形に形成されているが、ベース片51を接着又はビス等の固着具によって固着する場合には断面リップ付でない単に溝形とすることもできる。又シール材取付部33の溝形断面を突出片52の厚みより大きい円や楕円の弧状、その他の曲線状又は多角形等の異形とし、ベース片51をこれらの異形の形状に合わせ突出片52を突設させてシール材取付部33端面より圧入可能としてもよいが、製作上及び使い勝手からは前記リップ付溝形とするのが好ましい。
支承材6は、通常例えばアルミ、真鍮又は鉄等の引抜き材製で、図4(a)(b)に示す通りで図4(b)では上が前側、下が後側であって、長手方向に一定の断面形状で表面が左右対称形の略台形状で内部に該表面と平行する左右傾斜面63、63と平坦な前面64とで形成された略台形状の空隙を有する基部61と、基部61の長辺側中央部におかれた切れ目先端部に円弧状の軸部62、62が左右対称に配設されている。軸部62の直径dは歯車部4の軸受け45の直径Dより僅かに小さくとられ、後述する折戸への組立て時において、軸部62を軸芯として歯車部4が回動可能とされる。ここで、支承材6の上下全長Lにとられている。
中間支持材7は、通常例えば硬質プラスチック又はアルミ、真鍮若しくは鉄等の金属製で、図6に示す通りで図6(b)(c)では上が前側、下が後側であって、略方形体の基部71の後面73は僅かな曲率の円弧状とされ、側面の左右対称形の傾斜面74、74と平坦な前面75とで略台形状に形成され、基部71の後寄り左右側面に近接位置に上下方向に軸部62の直径dに対しマイナス交差の直径d1の左右対称の貫通孔72、72が貫通され、貫通孔72、72は左右端部が幅狭の開口により傾斜面74、74に連通され、後述する折戸への組立て時において、傾斜面74、74、前面75及び貫通孔72、72の各部に支承材6の傾斜面63、63、前面64及び軸部62、62の各部がそれぞれ対応して嵌着される。又後面73の中央部から前面75に向かって水平方向に穿設されたねじ孔76の前後の表面側に座が設けられ、該ねじ孔76に螺合可能な固着具77が備えられている。
中間支持材7は、歯車部4の切欠部46に応じた数だけが用意する必要があるが、全部を必ずしもねじ孔76を穿設した構成とする必要はなく、上下端部に用いられる分だけにねじ孔76を穿設し残余はねじ孔76なしとしてもよい。
右側用本体部材2′は、左側用本体部材2と対称形であり、各構成要素は同一符号を用い詳細説明を省略する。
【0008】
次に、折戸用蝶番1の組立てについて説明する。
先ず、折戸用蝶番1は、左側用及び右側用本体部材2、2′双方のシール材取付部33にシール材5のベース片51を圧入し該ベース片51の中央部より突出片52を突出させ、シール材取付部33の上下端部をかしめるか、シール材5を接着するか、又はシール材5をビス等の固着具によるかしてシール材取付部33に固着する。次いで、左側用及び右側用本体部材2、2′双方の歯車部4を歯44を互いに噛合わせて支承材6の基部61の略台形状の空隙に長手方向に上側より通し、このとき直径dの軸部62に直径Dの軸受け45が嵌合するようにし、双方の歯44はそれぞれの軸部62と軸受け45の同軸の軸芯回りに回動可能とする。支承材6の上端に歯車部4の切欠部46に達したときに中間部材7を該切欠部46後側より圧入し、更に本体部材2、2′を下方に押下げ逐次切欠部46に前記と同様に中間部材7を後側より圧入し全長Lのシール材5、支承材6、親扉X及び子扉Y上下端が揃った所で、上下端側にある中間部材7のねじ孔76に外側より固着具77を螺合して内側にある支承材6に該固着具77先端を僅かに突出させて本体部材2、2′の上下位置を固定し重量によるずれを防ぐようにして、折戸用蝶番1の組立てが完了する。この固着具77による支承材6との固着は少なくとも上下端側にある2個の中間部材7だけでよいが、残余の中間部材7のいずれかにも固着具77を用いることとしてもよい。
【0009】
次に、折戸用蝶番1を用いた折戸Zの組立てについて説明する。折戸Zの組立ては、通常施工現場において、図2に示すように左側用本体部材2の略コ字形の扉取付部32に親扉Xの端面を例えば木ねじ、ボルト等の固着具8により上下に渡って適宜間隔をおいて固着し、同様に右側用本体部材2′の扉取付部32に子扉Yの端面を固着具8により固着する。図7において、図示は一部省略するが床面G、左縦枠P1、右縦枠P2、上枠及びレールQによって囲繞された空間に本例では内側より視て親扉Xを左側に及び子扉Yを右側にして配設し、子扉Yの右端部を右縦枠P2と蝶番によるか又は上枠と床面Gを支点とするピボットにより回動自在に支持し、上枠に装着されたレールQに案内されて移動可能な折戸Zの組立てが完了する。この折戸Z回りは各種構成のものが存在するが、特に限定はない。又施工現場に合わせて左側用本体部材2に子扉Yを、及び右側用本体部材2′に親扉Xを固着することもできる。
折戸Zの組立てが完了したとき、図1(a)に示す折戸閉鎖状態においては、親扉X及び子扉Yの表裏両面はぞれぞれ同一面上におかれ、アーム部3の板状の基部31双方は平行に間隔Wで向合っておかれ、双方の突出片52先端部は僅かに好ましくは2〜3mm幅程度食違って重なっておかれる。図2(a)に示す折戸の開放状態においては、親扉X及び子扉Yの両前面は向合っておかれる。この折戸閉鎖状態から開放状態の間に噛合っている歯車部4は略90度回動する。
【0010】
最後に、折戸Zの作動について説明する。
折戸Zの閉鎖状態にあっては、図1(a)、図7(a)(b)に示す通り、親扉Xを左側に及び子扉Yを右側にして配設され、親扉X及び子扉Yの表裏両面はそれぞれ同一面上に開いておかれ、アーム部3の板状の基部31双方は平行に間隔Wの空間をおいて向合っておかれ、双方の突出片52先端部は僅かに食違って重なっておかれる。基部31の向合う空間及び連結部34は突出片52の重なりによって外側からは視えず好ましい外観であり、閉戸のとき光がもれるおそれが全くない。
折戸Zを、図7(a)(b)の閉鎖状態から開放するために折曲げて移動すると途中二点鎖線で示す軌跡を経て、図7(c)(d)に実線で示す開放状態に達し、図2(a)及び図7(c)に示す通り、親扉X及び子扉Yの両前面は向合っておかれる。
逆に折戸Zを開放状態から閉鎖状態に移動する場合には、前記と逆に折曲げられた親扉X及び子扉Yは表裏両面はそれぞれ同一面上に開いておかれる。この開放状態から閉鎖状態に至る過程において、親扉X及び子扉Yの間には隙間が確保されて指詰め対策が計れる上に、仮に双方の突出片52先端部間に指が挟まれてもシール材5は弾力性のある軟質材製であり特に先細りテーパー状であり容易に抜取ることができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明の折戸用蝶番によれば、簡易な構造で子扉と親扉の間に隙間を確保可能で指詰め対策が計れる上に、閉戸の過程で子扉と親扉の間の隙間をシール材により自動的に塞ぐことができて外観が良く光がもれるおそれが全くない。又シール材の弾力性により突出片先端部間に指が挟まれても容易に抜取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折戸用蝶番の一例の外側から視た折戸閉鎖状態斜視図で、(a)扉取付け時、(b)扉取外し時を示す。
【図2】図1の折戸用蝶番の折戸開放状態斜視図で、(a)上部、(b)一部拡大図である。
【図3】図1の折戸用蝶番の歯車部の(a)A・A′断面図、(b)裏面図である。
【図4】図1の折戸用蝶番の(a)収納ケースの裏面図、(b)(a)のB矢視図、(c)シール部の裏面図、(d)(c)のC矢視図である。
【図5】図1の折戸用蝶番の中間支持材回りを示す、(a)平面図、(b)概略裏面図である。
【図6】図1の折戸用蝶番の中間支持材を示す、(a)裏面図、(b)平面図、(c)側面図である。
【図7】図1の折戸用蝶番を用いた折戸の、(a)閉鎖状態平面図、(b)(a)の正面図、(c)(a)閉鎖から開放状態への移動軌跡を示す平面図、(d)開放状態の正面図、(e)(c)のE部拡大図である。
【符号の説明】
1 折戸用蝶番
2、2′ 本体部材
3 アーム部
31、41、61、71 基部
32 扉取付部
33 シール材取付部
34 連結部
4 歯車部
42 齒先円弧面
43 齒元円弧面
44 齒
45 軸受け
46 切欠部
5 シール材
51 ベース片
52 突出片
6 支承材
62 軸部
63、74 傾斜面
64 前面
7 中間部材
72 貫通孔
76 ねじ孔
77、8 固着具
X 親扉
Y 子扉
Z 折戸
Claims (3)
- イ)本体部材2、2′は断面形状対称形の一対のアーム部3と歯車部4とよりなり、該アーム部3は板状の基部31の一方に折戸の扉厚みTに合わせた断面溝形扉取付部32が設けられ、該基部31の他方後端部に断面溝形シール材取付部33が設けられ、該基部31の前端末に連結部34が連設され、歯車部4は該連結部34の端末前方向に連設された基部41と、該基部41の前端に中心角θの周面に形成された部分歯車の歯44と、該歯44と同芯の軸受け45と、該歯車部4の上下に間隔をおいて複数個の切欠部46が形成され、ロ)ベース片51と該ベース片51より突設された柔軟な先細りテーパー状突出片52により形成された軟質材製のシール材5と、ハ)断面形状が左右対称形の略台形状で内部に略台形状の空隙を有する基部61と、該基部61の長辺側中央部の切れ目先端部に円弧状の軸部62が左右対称に配設されている支承材6と、ニ)前記切欠部46に嵌着可能な高さと、前記基部61の略台形状空隙と前記軸部62に嵌着可能な外形及び貫通孔72をもった複数個の中間支持材7とを備え、ホ)前記本体部材2、2′、シール材5及び支承材6の上下長さは前記扉高さLに合わせ、前記シール材取付部33に前記ベース片51を固着し、前記本体部材2、2′双方の前記歯44を互いに噛合わせて前記支承材6の略台形状の空隙に長手方向に上側より通し前記軸部62に前記軸受け45が嵌合して回動可能とし、前記切欠部46後側より前記中間部材7を圧入し少なくとも上下端を固着具により支承材6に固着し、双方の基部31が平行におかれたとき突出片52先端部が僅かに食違って重合い前記歯車部4及び支承材6は該基部31の向合う隙間外におかれていることを特徴とする折戸用蝶番。
- アーム部3のシール材取付部33が断面リップ付溝形とされ、ベース片51と突出片52との断面形状が略T字形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折戸用蝶番。
- 歯車部4の歯44は中心角θが略90度の周面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の折戸用蝶番。
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