JP3611898B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、座標のアフィン変換などをハードウェアで行う画像処理装置に関する。
近年コンピュータに接続する、スキャナおよびプリンタなど入出力デバイスの入出力解像度の高密度化に伴い、画像処理に対する対象画像のデータ量が増大してきた。この動向に対し、ソフトウェアにて画像処理を行うには、処理データ量が大きくなり過ぎたために、画像処理をサポートするハードウェアが必要となってきている。
【0002】
このハードウェアによりアフィン変換の高速化を図ること、アフィン変換時における領域判定において回路規模を削減すること、回路の汎用化により統一的に画像処理を行うことなどが要望されている。
【0003】
【従来の技術】
従来の画像処理装置においては、座標に関するアフィン変換は、アフィン変換行列を使用して、デスティネーション(出力座標系)からソース(入力座標系)へのアドレス変換を行い、入力座標系の画素を2次元座標からメモリ格納アドレスである1次元座標へ変換し、画素を読みだしていた。
【0004】
このようにアフィン変換行列を演算することは、ソフトウェアではさして負荷にはならないが、ハードウェアにて実現する場合には、累積積和演算回路が必要となり、回路規模の増加につながる。
また、ソフトウェアにて実現した場合でも、通常アフィン変換行列は、3×3の正方行列を使用するために、複数の積和演算が画素毎に発生するために速度的にも問題がある。
【0005】
また、アフィン変換を行った場合、ソース画像領域に対して、無効な仮想的2次元座標が生成される。この仮想的な2次元座標に関して、ソース・データを読みだすことは、通常メモリにマップされない空間をアクセスすることになり、システム・ダウンの障害となる可能性があり、システムの信頼性の低下を招く。また、仮想的な2次元座標空間のソース・データがデスティネーションへの出力に対して影響のないデータの場合はよいが、そうでない場合には、ソースの有効領域の判定を仮想2次元座標に関して行い、ソース・データのアクセスを実行しないように制御する必要がある。
【0006】
この課題に関して従来では、ソースの有効領域を矩形で表現し、アフィン変換部より算出された仮想2次元座標に対して、有効な矩形領域であるか否かを判定することになるが、その方法には以下の2通りの手法が取られている。
(1)矩形領域のX0/Y0/X1/Y1の判定を順次行い、全部の条件を満たした場合にアクセスを行う。
(2)矩形領域のX0/Y0/X1/Y1の判定を一括して行い、全部の条件が満たされた場合にのみアクセスを行う。
【0007】
図16に示すように、矩形は、ソースの有効領域を示し、(X0,Y0), (X1,Y1)は境界座標を示す。X0≦x≦X1でY1≦y≦Y0のとき、 (x,y)は領域内にあると判定する。
前述の先の手法では、ハードウェア化した場合に、回路規模は最小で済むが、判定部の速度が低下し、全体としてシステムの処理速度が低下する。
【0008】
また後の手法では、処理は高速であるが、ハード規模が増大するという問題が生じる。
OR間引きのようにアフィン変換自体は、縮小のパラメータであるが、ソースに対するアクセスは、単純に間引くのではなく、累積のOR処理を行う場合、OR間引きの専用の回路ならば関係ないが、通常のアフィン変換の処理回路と共通化する場合には、従来では、独立した回路構成となり、回路規模が増大する傾向があった。
【0009】
ソース画像とデスティネーション画像のいずれかが多値であった場合、デスティネーション画像に対してソース画像を演算(論理演算など)して配置する場合には、単純な二値画像処理とは、演算処理形態を独立させて、実現することが多かったために、実現回路規模が増大する結果となっていた。
以上の演算自体は二値画像処理的な処理であっても、入力画像などが多値の場合で、入力多値画像を単純に二値化できる画像のみの場合ばかりではなく、網点化処理などの場合にも同様な問題となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の画像処理装置にあっては、アフィン変換においては、OR間引きなどと通常の単純アフィン変換との統一がとられていないため、回路規模が増大し、また高速化を図ることができなかった。また、アフィン変換時における領域判定においては、比較の回数が多く、回路規模が増大するという問題があった。さらに、ソース画像とデスティネーション画像のいずれかが多値であった場合、デスティネーション画像に対してソース画像を演算して配置するとき個別の回路を開発していたため、回路規模が増大するという問題があった。
【0011】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、アフィン変換回路の回路規模の削減、アフィン変換の高速化を図り、アフィン変換時の領域判定においても回路規模の削減を図り、さらに、画素演算における統一的な画像処理を行うことで回路規模の削減を図ることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。
本発明は、座標のアフィン変換を行う画像処理装置を対象とし、スキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように設定される第1の記憶手段11と、基準点の2次元座標の小数部が格納される第2の記憶手段12と、小数部および刻みの累積加減算を行いキャリー信号を出力する累積加減算手段13と、刻みのプラス方向またはマイナス方向に累積加減算手段13が出力したキャリー信号の累積加減算を行う整数部累積加減算手段14と、累積加減算手段13が出力するキャリー信号により選択され2次元座標の基準点からのX軸方向にはキャリアップはなくY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にマイナスのキャリアップがありY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にプラスのキャリアップがありY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にプラスのキャリアップがありY軸方向にキャリアップがない場合、のそれぞれの場合の変位バイト数がそれぞれ格納される4つの変位バイト数記憶手段19と、刻みのプラス方向またはマイナス方向に前記4つの変位バイト数記憶手段からの出力の累積加減算を行う1次元アドレス累積加減算手段20と、を備えている。
【0014】
また、本発明は、ソース画像の有効領域の判定を2次元座標について行う画像処理装置を対象とし、2次元座標と境界座標とを比較する比較手段24と、2次元座標のスキャン方向またはカラム方向によって境界座標の一方を選択し、比較手段24による比較結果によって境界座標の他方に変える状態制御手段23と、を備えている。
【0015】
また、本発明は、ソース画像が多値、疑似多値または二値であり、デスティネーション画像が多値、または二値であるとき、画像処理して二値デスティネーション画像または多値デスティネーション画像として出力する画像処理装置であって、多値ソース画像または疑似多値ソース画像を二値に変換する多値二値変換手段39と、多値二値変換手段39の出力または二値ソース画像の一方を選択する第1のマルチプレクサ40と、多値デスティネーション画像を二値に変換する多値二値変換手段36と、多値二値変換手段36の出力または二値デスティネーション画像の一方を選択する第2のマルチプレクサ37と、第1のマルチプレクサ40の出力または第2のマルチプレクサ37の出力に基づいて二値画素の演算を行う二値画素演算手段38と、二値画素演算手段38の出力に基づいて二値を多値に変換する二値多値変換手段46を備えている。
【0016】
さらに、本発明においては、多値ソース画像または疑似多値ソース画像を網点テーブル42を用いて網点化を行う網点化手段41を第1のマルチプレクサの前段に設けている。
【0017】
【作用】
このような構成を備えた本発明の画像処理装置によれば、スキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように第1の記憶手段11に設定するとともに、基準点の2次元座標の小数部を第2の記憶手段12に格納し、小数部および刻みの累積加減算を行いキャリー信号を出力するので、OR間引きなどと通常の単純アフィン変換との統一を図ることができ、回路規模の削減およびアフィン変換の高速化を図ることができる。
【0018】
また、刻みのプラス方向またはマイナス方向に累積加減算手段13が出力したキャリー信号の累積加減算を行うので、2次元座標の管理を確実に行うことができる。
また、2次元座標の基準点からの8連結方向の変位バイト数を複数の記憶手段19にそれぞれ格納し、累積加減算手段13が出力するキャリー信号により複数の記憶手段19の1つを選択し、刻みのプラス方向またはマイナス方向に複数の記憶手段19からの出力の累積加減算を行うので、高速で1次元アドレスを求めることができる。
【0019】
また、2次元座標と境界座標とを比較し、2次元座標のスキャン方向またはカラム方向によって境界座標の一方を選択し、比較手段24による比較結果によって境界座標の他方に変えるので、アフィン変換時の領域判定において、回路規模を削減することができる。
また、ソース画像が多値、疑似多値または二値であり、デスティネーション画像が多値、または二値であるとき、画像処理して二値デスティネーション画像または多値デスティネーション画像として出力する際、多値ソース画像または疑似多値ソース画像を二値に変換し、その出力または二値ソース画像の一方を選択し、また、多値デスティネーション画像を二値に変換し、その出力または二値デスティネーション画像の一方を選択し、選択された一方の出力または選択された他方の出力に基づいて二値画素の演算を行い、二値画素演算された出力に基づいて二値を多値に変換するので、回路が汎用化され、統一的に画像処理を行うことができる。その結果、個別に回路を開発するのに比べて回路規模を削減することができる。
【0020】
さらに、多値ソース画像または疑似多値ソース画像を網点テーブル42を用いて網点化を行うので、さらに、回路を汎用化することができ、統一的に画像処理を行うことが可能となる。
【0021】
【実施例】
図2は本発明の一実施例を示す全体構成図である。
図2において、1は入力段のメモリであり、メモリ1は複数個で構成され、メモリ1内には二値ソース画像、多値ソース画像、疑似多値ソース画像が格納される。2は出力段のメモリであり、メモリ2は複数個で構成され、メモリ2内には二値デスティネーション画像、多値デスティネーション画像が格納される。3は表示部であり、表示部3には出力段のメモリ2内に格納された二値デスティネーション画像および多値デスティネーション画像が表示される。
【0022】
4はデータ演算部であり、データ演算部4は、多値ソース画像または疑似多値ソース画像を二値画像に変換し、また、多値デスティネーション画像を二値画像に変換し、二値画素を演算して、二値デスティネーション画像または多値デスティネーション画像として出力する。このデータ演算部4は、回路が汎用化され、統一的に画像処理を行うことができ、個別に回路を開発する場合に比較して回路規模を削減することができるようになっている。
【0023】
5はアフィン変換部であり、アフィン変換部5はスキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように設定することで、拡大、縮小、回転、OR間引きなどの各種演算処理を単一のハードウェアで精度よく実現することができ、さらに直接的にかつ高速で1次元アドレスを求めることができる。
6は領域判定部であり、領域判定部6は、アフィン変換時の領域判定を行う際に、回路規模の削減を図ることができる。7はCPUであり、CPU7は各部の制御を行う。
【0024】
次に、図3は前記アフィン変換部5の構成例を示す図である。
図3において、11は第1の記憶手段としての第1のレジスタであり、第1のレジスタ11内にはオペレータによりソフトウェアでスキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように設定される。このレジスタ11はX方向およびY方向に1個ずつ、合計2個設けられる。第1のレジスタ11は累積加減算手段としてのアキュムレータ13に対して刻みを出力する。
【0025】
12は第2の記憶手段としての第2のレジスタであり、第2のレジスタ12内にはオペレータによりソフトウェアで基準点の2次座標の小数部が設定される。このレジスタ12にもX方向およびY方向に1個ずつ、合計2個設けられる。第2のレジスタ12はアキュムレータ13に対して小数部を出力する。
アキュムレータ13は、第2のレジスタ12からの小数部と第1のレジスタ11からの刻みを受信して、累積加減算を行い、キャリアップを示すキャリー信号を整数部累積加減算手段としての整数部アキュムレータ14に出力する。整数部アキュムレータ14、第1のレジスタ11の刻みのプラス方向またはマイナス方向にアキュムレータ13からのキャリー信号の累積加減算を行う。整数部アキュムレータ14は2次元座標を管理するために必要であり、座標の管理を行わない場合には特に必要としない。
【0026】
ここで、アフィン変換の拡大処理は、図4に示される。
図4(A)は入力するソース画像を示し、図4(B)は出力されるデスティネーション画像を示す。図4(A)の矢印aはスキャン方向へのアクセスを示す。図4(A)の「1/j」が図4(B)の「1」に拡大処理されることを示す。したがって、jは|j|>1になる。1/jは1以下であるから、1/nは1以下、1/mは1以下になる。すなわち、|m|,|n|は1以上の値となる。
【0027】
1/n,1/mが前述した刻みであり、刻みは実数で1を超えないように第1のレジスタ11に設定される。刻みは、方向をもち、図4(A)に示すように、アクセスが矢印aで示す方向のときはプラス方向になる。
アフィン変換の縮小処理は、図5に示される。
図5(A)は入力するソース画像を示し、図5(B)は出力されるデスティネーション画像を示す。図5(A)の矢印aはスキャン方向へのアクセスを示す。図5(A)の距離「1」が図5(B)の1/kに縮小処理されることを示す。kは1<|k|である。刻みは1/o,1/pで示され、|p|,|o|は1以上の値である。
【0028】
したがって、各画素へのステップは、1以下の刻みをアキュムレータ13で累積加減算することで、2次元座標上に実現することができる。なお、図4では拡大処理を、図5では縮小処理を示したが、回転の場合も同様に処理される。
図6は第2のレジスタ12に設定される小数部の説明図である。
図6において、2次元座標(x,y)から次の2次元座標(X,Y)へのステップにおいて、α,βは刻みをそれぞれ示し、α=1/n,β=1/mである。(x,y)が例えば(11.1,2.0)で示され、(X,Y)が(11.5,2.3)で示されるとすると、刻みはαが0.4、βが0.3であり、X方向の小数部は0.1、Y方向の小数部は、0.0でそれぞれ示される。
【0029】
また、刻みの方向は、α=0.4,β=0.3であるから、X方向,Y方向ともにプラス方向となっている。刻みであるα=0.4,β=0.3が累積加算されて、1を超えると、キャリー信号が整数部アキュムレータ14に出力され、整数部アキュムレータ14は整数の累積加減算を行う。
再び図3において、15〜18は第3〜第6のレジスタを示し、第3〜第6のレジスタ15〜18は複数の記憶手段19を構成している。第3のレジスタ15には、2次元座標の基準点からの8連結方向の1つを示す変位バイト数、例えば+Lが格納される。第4のレジスタ16には、2次元座標の基準点から8連結方向の1つを示す変位バイト数、例えば+L−1が格納される。第5のレジスタ17には2次元座標の基準点からの8連結方向の1つを示す変位バイト数、例えば+L+1が格納される。第6のレジスタ16には2次元座標の基準点からの8連結の1つを示す変位バイト数、例えば+1が格納される。これらの第3〜第6のレジスタ15〜18はアキュムレータ13からのキャリー信号によって選択され、その変位バイト数を1次元アドレス累積加減算である1次元アドレスアキュムレータ20に出力する。1次元アドレスアキュムレータ20は、第1のレジスタ11からの刻みのプラス方向、またはマイナス方向に第3〜第6のレジスタ15〜18からの出力を累積加減算し、2次元座標から1次元アドレスへの変換を行う。
【0030】
ここで、ソース画像に対して回転を含めたアフィン変換を実施した場合、従来では以下の演算により1次元アドレスを求めていた。
ADDR=Y×L+(X/B)+OFFSET
ADDR:1次元アドレス
Y :アフィン変換後の縦座標
X :アフィン変換後の横座標
L :ソース画像のバイト数
B :8ビット/画素ビット数
このような乗算、除算を行わないように、本実施例においては、ソース画像の次の画素は、連続する画素であることがわかっているので、刻みの累積加減算を行う。アキュムレータ13から整数部アキュムレータ14へのキャリー信号により、図7に示すような処理を行う。
【0031】
図7において、OAは2次元座標の基準点であり、+L,+L+1,+1,−L+1,−L,−L−1,−1,+L−1は基準点OAからの8連結方向の変位バイト数をそれぞれ示す。
+LはX方向にキャリアップはなく、Y方向にプラスのキャリアップがあることを示し、+L−1はX方向にマイナスのキャリアップがあり、Y方向にプラスのキャリアップがあることを示し、+L+1はX方向にプラスのキャリアップがあり、Y方向にプラスのキャリアップがあることを示し、+1はX方向にプラスのキャリアップがあり、Y方向にはキャリアップがないことを示す。+Lは符号を反対にすると−Lを示すことができ、+L−1は符号を反対にすると−L+1を示すことができ、+L+1は符号を反対にすると−L−1を示すことができ、+1は符号を反対にすると−1を示すことができる。したがって、+L,+L−1,+L+1,+1で8連結方向を示すことができ、第3〜第6のレジスタ15〜18の4個で8連結方向を示すことができる。
【0032】
例えば、+L+1のときは、第5のレジスタ17が選択され、プラス方向に1次元アドレスアキュムレータ20が第5のレジスタ17の出力を累積加算することになる。こうして、乗算、除算を行うことなく、加減算で1次元アドレスを求めることができる。
次に、図3の動作を説明する。
【0033】
第1のレジスタ11は、実数で1を超えないように設定された刻みをアキュムレータ13に出力し、また、第2のレジスタ12は小数部をアキュムレータ13に出力する。アキュムレータ13は小数部と刻みの累積加減算を行い、キャリー信号を整数部アキュムレータ14に送出する。整数部アキュムレータ14は第1のレジスタ11からの刻みのプラス方向またはマイナス方向にキャリー信号を累積加減算を行う。こうして、各画素へのステップは、1以下の刻みを累積加減算することで2次元座標上に実現することができる。
【0034】
次に、アキュムレータ13が出力するキャリー信号により、第3〜第6のレジスタ15〜18が選択され、選択された第3〜第6のレジスタ15〜18は基準点OAからの8連結方向に変位バイト数(+L,+L+1,+1,−L+1,−L,−L−1,−1,+L−1)を1次元アドレスアキュムレータ20に出力する。1次元アドレスアキュムレータ20は、刻みのプラス方向またはマイナス方向に変位バイト数を累積加減算する、こうして、累積加減算により、1次元アドレスが求められる。
【0035】
このようなアフィン変換を行うと、自動的にOR間引きのためのアドレス生成が行われる。すなわち、アフィン変換にて離散的に指示される画素の間をスキャンするアクセスと異なり、連結の画素をアクセスするため、OR間引きのようなアクセスに適している。
したがって、OR間引きなどと通常の単純アフィン変換との統一が図られ、回路規模の削減およびアフィン変換の高速化を図ることができる。
【0036】
次に、図8は領域判定部6の構成例を示す図である。
図8において、21はメモリを示し、メモリ21内には2次元座標xが格納される。2次元座標xは、前記整数部アキュムレータ14により求められる。
22はレジスタであり、レジスタ22には境界座標X0またはX1が設定される。23は状態制御手段としての状態制御部であり、状態制御部23は、刻みがプラス方向のときはレジスタ22にX0をセットし、刻みがマイナス方向のときはレジスタ22にX1をセットする。また、状態制御部23は、比較手段としてのコンパレータ24の比較結果により、レジスタ23にセットする境界座標を変えるとともに、領域判定結果を出力する。
【0037】
コンパレータ24は、2次元座標xと境界座標X0,X1との比較を行う。マルチプレクサ25は、状態制御部25により制御、コンパレータ24の出力を切り換える。
なお、図8において、X方向についての領域判定の構成を示したが、Y方向についても同様に構成される。
【0038】
次に、図9は領域判定の説明図である。
図9において、矢印aのアクセスの場合は、刻みがプラス方向であることを示し、矢印bのアクセスの場合には刻みがマイナス方向であることを示す。
矢印aのアクセスの場合、xとX0をコンパレータ24で比較する。x<X0のときは領域外と判定し、x≧X0のときは領域内と判定する。領域内と判定されたときは、xとX1との比較に切り換える。x≦X1のときは領域内であると判定し、x>X1のときは領域外であると判定する。一方、yとY0を比較し、y>Y0のときは、後は全て領域外であると判定する。すなわち、比較対象はX0,Y0であり、X0に関しては条件が一致した後にX1との比較に切り換える。Y0に関してもY0の条件に外れたら、後は全て領域外と判定する。
【0039】
矢印bのアクセスの場合、xとX1をコンパレータ24で比較する。x>X1のときは領域外と判定し、x≦X1のときは領域内と判定する。領域内と判定したときは、xとX0との比較に切り換える。x<X0のときは領域外であると判定し、x≧X0のときは領域内であると判定する。一方、yとY1を比較し、y<Y1のときは、後は全て領域外であると判定する。すなわち、比較対象はX1,Y1であり、X1の条件が満たされた後は、X0の比較に切り換える。Y1についてもY1の条件に外れたら、後は全て領域外と判定する。
【0040】
矢印aのアクセスの場合、従来においては、
X0≦x≦X1
Y1≦y≦Y0
の比較が必要であったが、本実施例においては、
X0≦x
y≦Y0
の比較で良い。
【0041】
したがって、コンパレータの数を半分にすることができる。すなわち、アフィン変換時の領域判定を行う場合に、回路規模を削減することができる。
次に、図10はデータ演算部4の構成例を示す図である。
図10において、疑似多値ソース画像31、多値ソース画像32、および二値ソース画像33は入力段の前記複数のメモリ1にそれぞれ格納される。また、二値デスティネーション画像34および多値デスティネーション画像35は、出力段の前記複数のメモリ2にそれぞれ格納される。
【0042】
二値画像は、1画素に対して1ビットで構成され、多値画像は、1画素に対して複数ビットで構成される。また、疑似多値画像は、濃淡以外の付加情報ビットをもつもので、例えばある領域のマスクビットをもつ。
多値デスティネーション画像35は、多値二値変換手段としての多値二値変換部36によりテーブル演算により二値デスティネーション画像に変換され、第2のマルチプレクサ37に出力される。第2のマルチプレクサ37は二値デスティネーション画像34と二値に変換された二値デスティネーション画像を選択して二値画素演算手段としての二値画素演算部38に出力する。
【0043】
多値ソース画像32または疑似多値ソース画像31は、多値二値変換手段としての多値二値変換部39によりテーブル演算で二値ソース画像に変換されて、第1のマルチプレクサ40に出力される。
41は網点化手段としての網点化部であり、網点化部41は網点テーブル42を参照して多値ソース画像32または疑似多値ソース画像31を網点化し二値ソース画像として第1のマルチプレクサ40に出力する。網点テーブル42は、例えば図7に示すように、9画素で単一10階調を示すもので、黒を1として黒の数字により0〜9の10階調を示す。網点化部41は、図12に示すように、例えば「9」で示す階調のときは9と網点テーブル42の数字とを比較し、9と等しいか9より小さいときは黒とする。また、「8」や「5」の場合も同様に処理される。こうして、12画素(4×3)の多値画像を(12×9)の二値画像に変換する。
【0044】
網点化部42で網点化された二値画像は、第1のマルチプレクサ40に出力される。第1のマルチプレクサ40は、二値ソース画像33、多値二値変換部39で変換された二値ソース画像、網点化部41で網点化された二値ソース画像のうちの1つを選択して二値画素演算手段としての二値画素演算部38に出力する。
43はマスク生成部であり、マスク生成部43はマスクパターン44を用いて多値ソース画像32または疑似多値ソース画像31のマスクを生成し、二値画素演算部38に出力する。
【0045】
二値画素演算部38は、マスク生成部43の出力、第1のマルチプレクサ40の出力、または第2のマルチプレクサ37の出力に基づいて二値画素の演算を行う。二値画素演算部38で演算された二値画像は二値デスティネーション画像45として出力段のメモリ2に格納され、また、二値多値変換手段としての二値多値変換部46によりテーブル演算で多値画像に変換された多値デスティネーション画像47として出力段のメモリ2に格納される。
【0046】
次に、図13はソース画像とデスティネーション画像を合成した一例を示す図である。
図13において、Aは二値ソース画像を示し、二値ソース画像Aは第1のマルチプレクサ40を経て二値画素演算部38に出力される。Bは二値デスティネーション画像を示し、二値デスティネーション画像Bは第2のマルチプレクサ37を経て二値画素演算部38に出力される。二値画素演算部38は二値画素の演算を行い、Cに示すように二値デスティネーション画像として出力する。
【0047】
また、図14はBが多値デスティネーション画像の場合であり、ABCは例えばカラーで表示されている。この多値デスティネーション画像Bは多値二値変換部35で二値画像変換されて、第2のマルチプレクサ37を経て二値画素演算部38に出力される。
Aは二値ソース画像である。二値ソース画像Aは、第1のマルチプレクサ40を経て二値画素演算部38に出力される。二値画素演算部38は第1のマルチプレクサ40の出力と第2のマルチプレクサ37の出力に基づいて二値画素の演算を行う。二値画素演算部38の出力は二値多値変換部46で多値画像に変換され、Cに示すように多値画像デスティネーション画像として出力される。また、Aを多値ソース画像または疑似多値ソース画像としても同様に処理される。さらに、多値ソース画像Aまたは疑似多値ソース画像Aを網点化した場合も同様である。
【0048】
次に、マスクの例を図15に示す。
図15において、aはマスクパターンの例を示し、このマスクパターンaとbに示す疑似多値ソース画像とにより、cに示すようなマスクがマスク生成部43で生成される。疑似多値ソース画像bは多値二値変換部39によりdに示すような二値画像に変換される。この二値画像dとマスクcにより、二値画素演算部38によりeに示すような二値画像が生成される。この二値画像eは二値多値変換部46でfに示すような多値画像に変換されて出力される。
【0049】
このように、二値画素演算部38では二値画素を処理対象とし、入力段および出力段にて多値二値変換部36,39、網点化部41および多値二値変換部46を付加することで、回路が汎用化され、統一的な画像処理を行うことができる。その結果、個別に多値画像専用の回路を開発するのに比べ、回路規模を削減することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、スキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように設定して、累積加減算を行ってアフィン変換を行うため、OR間引きなどと通常の単純アフィン変換との統一をとることができ、回路情報の削減およびアフィン変換の高速化を図ることができる。
【0051】
また、アフィン変換時における領域判定では、比較手段を半分にすることができるので、回路規模を削減することができる。
さらに、二値画素演算手段を二値画素を処理対象とし、入力段および出力段にて多値二値変換手段、網点化手段および多値二値変換手段を付加したため、回路が汎用化され、統一的に画像処理を行うことができる。その結果、個別に回路を開発するのに比べて回路規模を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す全体構成図
【図3】アフィン変換部の構成例を示す図
【図4】アフィン変換の拡大処理の説明図
【図5】アフィン変換の縮小処理の説明図
【図6】小数部の説明図
【図7】1次元アドレスへの変換の説明図
【図8】領域判定部の構成例を示す図
【図9】領域判定の説明図
【図10】データ演算部の構成例を示す図
【図11】網点テーブルを示す図
【図12】網点化の説明図
【図13】ソース画像とデスティネーション画像を合成した一例を示す図
【図14】ソース画像とデスティネーション画像を合成した他の例を示す図
【図15】マスクの例を示す図
【図16】従来の領域判定の説明図
【符号の説明】
1,2:メモリ
3:表示部
4:データ演算部
5:アフィン変換部
6:領域判定部
7:CPU
11:第1のレジスタ(第1の記憶手段)
12:第2のレジスタ(第2の記憶手段)
13:アキュムレータ(累積加減算手段)
14:整数部アキュムレータ(整数部累積加減算手段)
15〜18:第3〜第6のレジスタ
19:複数の記憶手段
20:1次元アドレスアキュムレータ(1次元アドレス累積加減算手段)
21:メモリ
22:レジスタ
23:状態判定部
24:コンパレータ(比較手段)
25:マルチプレクサ
31:疑似多値ソース画像
32:多値ソース画像
33:二値ソース画像
34:二値デスティネーション画像
35:多値デスティネーション画像
36:多値二値変換部(多値二値変換手段)
37:第2のマルチプレクサ
38:二値画素演算部(二値画素演算手段)
39:多値二値変換部(多値二値変換手段)
40:第1のマルチプレクサ
41:網点化部(網点化手段)
42:網点テーブル
43:マスク生成部
44:マスクパターン
45:二値デスティネーション画像
46:二値多値変換部(二値多値変換手段)
47:多値デスティネーション画像

Claims (4)

  1. 画像処理装置において、
    スキャン方向およびカラム方向の刻みが実数で1を超えないように設定される第1の記憶手段と、
    基準点の2次元座標の小数部が格納される第2の記憶手段と、
    前記小数部および前記刻みの累積加減算を行いキャリー信号を出力する累積加減算手段と、
    前記刻みのプラス方向またはマイナス方向に前記累積加減算手段が出力したキャリー信号の累積加減算を行う整数部累積加減算手段と、
    前記累積加減算手段が出力する前記キャリー信号により選択され2次元座標の基準点からのX軸方向にはキャリアップはなくY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にマイナスのキャリアップがありY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にプラスのキャリアップがありY軸方向にプラスのキャリアップがある場合、X軸方向にプラスのキャリアップがありY軸方向にキャリアップがない場合、それぞれの場合の変位バイト数がそれぞれ格納される4つの変位バイト数記憶手段と、
    前記刻みのラス方向またはマイナス方向に前記4つ変位バイト数記憶手段からの出力の累積加減算を行う1次元アドレス累積加減算手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 2次元座標のx座標値と、ソース画像上の有効領域x軸方向における二つの境界座標値のいずれか一方とを比較する第一の比較手段と、
    前記2次元座標のy座標値と、前記ソース画像上の有効領域y軸方向における二つの境界座標値のいずれか一方とを比較する第二の比較手段と、
    前記第一の比手段の比較結果に応じて前記2次元座標のx座票値と比較される境界座標値を他方の値に変更するとともに、前記第二の比較手段の比較結果に応じて前記2次元座標のy座標と比較される境界座標値を他方の値に変更する状態制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 多値ソース画像または擬似多値ソース画像を二値に変換する多値二値変換手段と、
    該多値二値変換手段の出力または二値ソース画像の一方を選択する第1のマルチプレクサと、
    多値デスティネーション画像を二値に変する多値二値変換手段と、
    該多値二値変換手段の出力または二値デスティネーション画像の一方を選択する第2のマルチプレクサと、
    前記第1のマルチプレクサの出力または前記第2のマルチプレクサの出力に基づいて二値画素の演算を行う二値画素演算手段と、
    該二値画素演算手段の力に基づいて二直を多値に変換する二値多値変換手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記多値ソース画像または前記擬似多値ソース画像を網点テーブルを用いて網点化を行う網点化手段を前記第1のマルチプレクサの前段に設けたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
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