JP3607064B2 - レンジフード用幕板 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所に設けた油煙を室外に排出するレンジフードの天面と室内の天井面の隙間を塞ぐレンジフード用幕板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のレンジフード用幕板は図7および図8に示すものが一般的であった。
【0003】
以下、その構成について図7および図8を参照しながら説明する。
図に示すように、システムキッチン101を施工する際、ウオールキャビネット102を家屋の壁面に取り付けたのちにレンジフード103を取り付ける。レンジフード103の取り付けは、隣接するウオールキャビネット102の下端部に揃えて施工したり、レンジフードの下方に設置されるフロアキュビネット104よりの高さに合わせるようにして施工する。また、レンジフード103の天面の排気アダプター(図示せず)と室外と連通する排気ダクトを接続するための作業上、前記排気アダプター等を設置するスペースと作業スペースが必要である。
【0004】
上記構成において、レンジフード103の天面と天井面の間に発生した隙間106bを塞ぐために別途レンジフード用幕板105を用意し、前記隙間106bを塞ぎ、レンジフード本体103にネジと金具によって共締めし、施工されていた。
【0005】
そして、上記のようにレンジフード103を施工した場合、家屋の床面から天井面までの距離の違い、あるいは隣接するウオールキャビネット102の下端部との揃えの関係、さらにフロアキャビネット104よりの法規による離隔距離106a等の関係で、レンジフード103の天面と天井面の隙間106bはまちまちとなり、これらの異なる隙間の寸法に合わせてレンジフード用幕板105を用意していた。
【0006】
また、レンジフード103の幅方向においても、サイズがまちまちで有るため、幅方向の隙間寸法に合わせたレンジフード用幕板105を用意していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のレンジフード用幕板105では、レンジフード103の天面と天井面の隙間106bはまちまちで、隙間寸法に合わせて、レンジフード用幕板105を用意する必要が有るため、施工現場においては、レンジフード103を施工したあと、再度レンジフード用幕板105を取り付けにいったり、また、施工現場にレンジフード用幕板105を保管する場所がないため、散乱した施工現場では、落下し変形させたり、傷をつけたりするなど不良の原因になったり、レンジフード用幕板105を発注して納入されるまでの間、工事がストップしたりするため、工期が長期になったり、生産部門においては小ロット多品種生産になるため、コストアップになったり、在庫品として置いておく場所が必要となるなどの課題があった。
【0008】
このように、施工現場においては、高さ、幅調整が簡単に対応可能なレンジフード用幕板が要求されている。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、施工現場において、幕板を平板より容易に加工することができ、保管場所および在庫経費の削減や品質改善を実現することのできるレンジフード用幕板を提供することを第1の目的とする。
【0010】
また、第2の目的は、レンジフ−ドの天面と天井面との隙間に容易に合わせることのできるレンジフード用幕板を提供することにある。
【0011】
また、第3の目的は、機種に幅の異なる複数のレンジフードに容易に使用できるレンジフード用幕板を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のレンジフード用幕板おいては、壁面に取り付けられたレンジフードの天面と室内の天井面の間に形成される隙間を閉鎖する平板状の幕板正面板と、この幕板正面板の少なくとも下方および左右側方に突出し形成される下方突出片および側方突出片とを備え、前記幕板正面板に対し、下方突出片および側方突出片を枠状に折り曲げ容易な連結部を介して連結する構成としたものである。
【0013】
この本発明によれば、施工現場においてレンジフードの天面と天井面との隙間を閉鎖する幕板を平板より容易に加工することができ、保管場所の確保、在庫経費の削減や品質改善を実現することのできるレンジフード用幕板を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、フロアキャビネット、ウォールキャビネット、レンジフードよりなるシステムキッチンを設置する際、前記ウォールキャビネットの下端部に揃えて施工したり、前記レンジフードの下方に設置される前記フロアキャビネットよりの高さに合わせるように施工する前記レンジフードの天面と室内の天井面の間に形成される隙間を閉鎖するために折り曲げまたは切断により高さを前記隙間に合わせて前記レンジフードに取り付けるレンジフード用幕板であって、金属製平板状の幕板正面板と、この幕板正面板の少なくとも下方および左右側方に突出して形成され、枠状に折りまげ容易な連結部分とスリット部分を連続的に設けた連結部を介して連結される下方突出片および側方突出片と、前記幕板正面板と前記側方突出片の上下方向の複数段に折り曲げあるいは切断の容易な連結部分とスリット部分を連続的に設け形成される上下調節部とを備え、前記側方突出片の側方端部に上下方向に前記連結部を介して連結される補強片を設ける構成としたものであり、施工現場において、幕板正面板に対し、下方突出片および側方突出片を連結部により枠状に折り曲げ加工することによりレンジフード用幕板を形成することができるので、平板状態で保管や運搬が可能となり、保管や運搬が容易となり経費の節減が図れるという作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実態の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、壁面1に取り付けられたレンジフード2の天面3と室内の天井面4の間に形成される隙間Aを閉鎖する形状の幕板正面板5の上下に上方突出片6と下方突出片7を設け、左右側方に側方突出片8を設け、側方突出片8にはさらに補強片9を設け金属製の平板10を形成する。
【0016】
そして、平板10の上方突出片6と下方突出片7および、補強片9を設けた側方突出片8と幕板正面板5は連結部分とスリット部分を連続的に設けた折り曲げ容易な連結部11により連結し、補強片9も側方突出片8に連結部11を介して連結し、側方突出片8の下方には折り曲げ時に下方突出片7と重合する連結片12を連結部11を介して設け、連結片12と下方突出片7には、重合時にリベット13が挿通するリベット孔14を設け、下方突出片7にはレンジフード2の天面3にねじやナットよりなる取付手段15により取り付けるためのねじの係合溝16を設けた構成とする。
【0017】
上記構成において、レンジフード2の施工現場において壁面1に取り付けたレンジフード2の天面3と天井面4の間の隙間Aを閉鎖するときには、平板10の上方突出片6と下方突出片7および側方突出片8を各連結部11において幕板正面板5対し枠状となるように折り曲げ、補強片9も内側に折り曲げ、さらに側方突出片8に設けた連結片12と下方突出片7を重合し、リベット13で結合する。
【0018】
そして、枠状に形成された幕板17をレンジフード2の天面3と天井面4との隙間Aを閉鎖するように、レンジフード2の天面3上に係合溝16を利用し取付手段15により取り付ける。
【0019】
このように本発明の実施の形態1のレンジフード用幕板によれば、レンジフード2を取り付ける現場までは幕板17を平板10の状態で保管することができ、保管が容易となり保管場所を節減することができるとともに、運搬等も平板10の状態で運搬することができ、取り扱い容易となり、損傷も少なくなって品質向上を図ることができる。
【0020】
(実施の形態2)
図4および図5に示すように、補強片9を含む側方突出片8Aおよび幕板正面板5Aの上下方向の複数段に折り曲げまたは切断が容易となるように連結部分とスリット部分を連続的に設けた上下調節部18を形成した構成とする。
【0021】
上記構成において、フロアキャビネット19、ウオールキャビネット20、レンジフード2等よりなるシステムキッチン21を設置した場合においては、フロアキャビネット19の高さを使用者の使用勝手を良くするため、例えばフロアキャビネット19の高さを高くしたときには、フロアキャビネット19とレンジフード2間を設定された離隔距離Bを維持するようにレンジフード2を設置した場合には、レンジフード2の天面3と天井面(図示せず)との間の隙間Aがせまくなり、一定の高さの幕板では使用できなくなる。このような場合には隙間Aの寸法にほぼ合致する高さに設けた上下調節部18により幕板17Aを折り曲げるかまたは切断することにより、幕板17Aの高さを隙間Aに合わせることができ、レンジフード2に取り付けて隙間Aを閉鎖することができる。
【0022】
このように本発明の実施の形態2のレンジフード用幕板によれば、レンジフード2の天面3と天井面との間の隙間Aの寸法が変わった場合においても、幕板17Aに設けた上下調節部18により容易に幕板17Aの高さ寸法を調節することができるので、その都度高さ寸法の異なる幕板を個別に用意する必要もなくなり、納期、工期の短縮が大幅に図れることとなる。
【0023】
(実施の形態3)
図6に示すように、機種によりレンジフード(図示せず)の横幅寸法が90cm、75cm、60cmと異なった複数の幅に形成されているレンジフードに対応できるように、幕板正面板5Bと上方突出片6Aおよび下方突出片7Aの左右方向の幅を90cmに形成し、その間に60cmの幅に対応する区切部22と75cm幅に対応する区切部23を連結部分とスリット部分を連続して形成し折り曲げあるいは切断容易に形成する。
【0024】
そして、下方突出片7Aには60cmあるいは75cmの幅のレンジフードに取り付けるための係合溝16Aと16Bを設け、区切部22あるいは区切部23で折り曲げ、下方突出片7A部分の区切部22あるいは23は切断し、下方突出片7Aを枠状に折り曲げたときに隣接する下方突出片7Aが重合する部分にレベット(図示せず)により結合できるリベット孔14Aを設ける。
【0025】
上記構成において、75cm幅のレンジフード対応する幕板を形成するときには、上方突出片6A、幕板正面板5B、下方突出片7Aを一体的に折り曲げ、上方突出片6Aと下方突出片7Aの区切部23は切断し、上方突出片6Aと下方突出片7Aを枠状に折り曲げ、リベット孔14Aを利用して重合する下方突出片7Aを結合し、75cm幅の幕板を形成する。
【0026】
また、60cm幅のレンジフードに対応する幕板を形成するときには、区切部22で折り曲げ、上記75cm幅の幕板を形成したときと同様の作業により60cm幅の幕板を形成することができる。
【0027】
このように本発明の実施の形態3のレンジフード用幕板によれば、1枚の幕板でレンジフードの幅の異なる3機種に対応することができるので、機種毎に幕板を作る必要がなく、また、施工現場においてもどの機種のレンジフードにも対応することができ、1種類の平板状の幕板を用意すればよいので幕板の保管管理も容易となるとともに同一形状の平板状の幕板を生産すれば良いので生産性も向上しコストも安くなることとなる。
【0028】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば平板状の幕板を施工現場において立体的な幕板に加工することができるので、平板状で保管ができ保管場所および在庫経費の削減や品質改善を実現することができるレンジフード用幕板を提供することができる。
【0029】
また、幕板の高さ調節を可能にしたので、レンジフードの天面と天井面との隙間に容易に合わせることができる。
【0030】
また、機種により幅の異なる種々のレンジフードに対応できるように平板状の幕板を形成したので、生産性が高く、コストの安いレンジフー用幕板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図2】同レンジフード用幕板の平板を立体的に加工する状態を示す斜視図
【図3】同レンジフード用幕板を取り付けた状態を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態2のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図5】同レンジフード用幕板を使用したシステムキッチンの施工状態を示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態3のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図7】従来のレンジフード用幕板の斜視図
【図8】同レンジフード用幕板を使用したシステムキッチンの施工状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 壁面
2 レンジフード
3 天面
4 天井面
5 幕板正面板
5A 幕板正面板
5B 幕板正面板
7 下方突出片
7A 下方突出片
8 側方突出片
8A 側方突出片
10 平板
11 連結部
18 上下調節部
22 区切部
23 区切部
【発明の属する技術分野】
本発明は、台所に設けた油煙を室外に排出するレンジフードの天面と室内の天井面の隙間を塞ぐレンジフード用幕板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のレンジフード用幕板は図7および図8に示すものが一般的であった。
【0003】
以下、その構成について図7および図8を参照しながら説明する。
図に示すように、システムキッチン101を施工する際、ウオールキャビネット102を家屋の壁面に取り付けたのちにレンジフード103を取り付ける。レンジフード103の取り付けは、隣接するウオールキャビネット102の下端部に揃えて施工したり、レンジフードの下方に設置されるフロアキュビネット104よりの高さに合わせるようにして施工する。また、レンジフード103の天面の排気アダプター(図示せず)と室外と連通する排気ダクトを接続するための作業上、前記排気アダプター等を設置するスペースと作業スペースが必要である。
【0004】
上記構成において、レンジフード103の天面と天井面の間に発生した隙間106bを塞ぐために別途レンジフード用幕板105を用意し、前記隙間106bを塞ぎ、レンジフード本体103にネジと金具によって共締めし、施工されていた。
【0005】
そして、上記のようにレンジフード103を施工した場合、家屋の床面から天井面までの距離の違い、あるいは隣接するウオールキャビネット102の下端部との揃えの関係、さらにフロアキャビネット104よりの法規による離隔距離106a等の関係で、レンジフード103の天面と天井面の隙間106bはまちまちとなり、これらの異なる隙間の寸法に合わせてレンジフード用幕板105を用意していた。
【0006】
また、レンジフード103の幅方向においても、サイズがまちまちで有るため、幅方向の隙間寸法に合わせたレンジフード用幕板105を用意していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のレンジフード用幕板105では、レンジフード103の天面と天井面の隙間106bはまちまちで、隙間寸法に合わせて、レンジフード用幕板105を用意する必要が有るため、施工現場においては、レンジフード103を施工したあと、再度レンジフード用幕板105を取り付けにいったり、また、施工現場にレンジフード用幕板105を保管する場所がないため、散乱した施工現場では、落下し変形させたり、傷をつけたりするなど不良の原因になったり、レンジフード用幕板105を発注して納入されるまでの間、工事がストップしたりするため、工期が長期になったり、生産部門においては小ロット多品種生産になるため、コストアップになったり、在庫品として置いておく場所が必要となるなどの課題があった。
【0008】
このように、施工現場においては、高さ、幅調整が簡単に対応可能なレンジフード用幕板が要求されている。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、施工現場において、幕板を平板より容易に加工することができ、保管場所および在庫経費の削減や品質改善を実現することのできるレンジフード用幕板を提供することを第1の目的とする。
【0010】
また、第2の目的は、レンジフ−ドの天面と天井面との隙間に容易に合わせることのできるレンジフード用幕板を提供することにある。
【0011】
また、第3の目的は、機種に幅の異なる複数のレンジフードに容易に使用できるレンジフード用幕板を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のレンジフード用幕板おいては、壁面に取り付けられたレンジフードの天面と室内の天井面の間に形成される隙間を閉鎖する平板状の幕板正面板と、この幕板正面板の少なくとも下方および左右側方に突出し形成される下方突出片および側方突出片とを備え、前記幕板正面板に対し、下方突出片および側方突出片を枠状に折り曲げ容易な連結部を介して連結する構成としたものである。
【0013】
この本発明によれば、施工現場においてレンジフードの天面と天井面との隙間を閉鎖する幕板を平板より容易に加工することができ、保管場所の確保、在庫経費の削減や品質改善を実現することのできるレンジフード用幕板を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、フロアキャビネット、ウォールキャビネット、レンジフードよりなるシステムキッチンを設置する際、前記ウォールキャビネットの下端部に揃えて施工したり、前記レンジフードの下方に設置される前記フロアキャビネットよりの高さに合わせるように施工する前記レンジフードの天面と室内の天井面の間に形成される隙間を閉鎖するために折り曲げまたは切断により高さを前記隙間に合わせて前記レンジフードに取り付けるレンジフード用幕板であって、金属製平板状の幕板正面板と、この幕板正面板の少なくとも下方および左右側方に突出して形成され、枠状に折りまげ容易な連結部分とスリット部分を連続的に設けた連結部を介して連結される下方突出片および側方突出片と、前記幕板正面板と前記側方突出片の上下方向の複数段に折り曲げあるいは切断の容易な連結部分とスリット部分を連続的に設け形成される上下調節部とを備え、前記側方突出片の側方端部に上下方向に前記連結部を介して連結される補強片を設ける構成としたものであり、施工現場において、幕板正面板に対し、下方突出片および側方突出片を連結部により枠状に折り曲げ加工することによりレンジフード用幕板を形成することができるので、平板状態で保管や運搬が可能となり、保管や運搬が容易となり経費の節減が図れるという作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実態の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、壁面1に取り付けられたレンジフード2の天面3と室内の天井面4の間に形成される隙間Aを閉鎖する形状の幕板正面板5の上下に上方突出片6と下方突出片7を設け、左右側方に側方突出片8を設け、側方突出片8にはさらに補強片9を設け金属製の平板10を形成する。
【0016】
そして、平板10の上方突出片6と下方突出片7および、補強片9を設けた側方突出片8と幕板正面板5は連結部分とスリット部分を連続的に設けた折り曲げ容易な連結部11により連結し、補強片9も側方突出片8に連結部11を介して連結し、側方突出片8の下方には折り曲げ時に下方突出片7と重合する連結片12を連結部11を介して設け、連結片12と下方突出片7には、重合時にリベット13が挿通するリベット孔14を設け、下方突出片7にはレンジフード2の天面3にねじやナットよりなる取付手段15により取り付けるためのねじの係合溝16を設けた構成とする。
【0017】
上記構成において、レンジフード2の施工現場において壁面1に取り付けたレンジフード2の天面3と天井面4の間の隙間Aを閉鎖するときには、平板10の上方突出片6と下方突出片7および側方突出片8を各連結部11において幕板正面板5対し枠状となるように折り曲げ、補強片9も内側に折り曲げ、さらに側方突出片8に設けた連結片12と下方突出片7を重合し、リベット13で結合する。
【0018】
そして、枠状に形成された幕板17をレンジフード2の天面3と天井面4との隙間Aを閉鎖するように、レンジフード2の天面3上に係合溝16を利用し取付手段15により取り付ける。
【0019】
このように本発明の実施の形態1のレンジフード用幕板によれば、レンジフード2を取り付ける現場までは幕板17を平板10の状態で保管することができ、保管が容易となり保管場所を節減することができるとともに、運搬等も平板10の状態で運搬することができ、取り扱い容易となり、損傷も少なくなって品質向上を図ることができる。
【0020】
(実施の形態2)
図4および図5に示すように、補強片9を含む側方突出片8Aおよび幕板正面板5Aの上下方向の複数段に折り曲げまたは切断が容易となるように連結部分とスリット部分を連続的に設けた上下調節部18を形成した構成とする。
【0021】
上記構成において、フロアキャビネット19、ウオールキャビネット20、レンジフード2等よりなるシステムキッチン21を設置した場合においては、フロアキャビネット19の高さを使用者の使用勝手を良くするため、例えばフロアキャビネット19の高さを高くしたときには、フロアキャビネット19とレンジフード2間を設定された離隔距離Bを維持するようにレンジフード2を設置した場合には、レンジフード2の天面3と天井面(図示せず)との間の隙間Aがせまくなり、一定の高さの幕板では使用できなくなる。このような場合には隙間Aの寸法にほぼ合致する高さに設けた上下調節部18により幕板17Aを折り曲げるかまたは切断することにより、幕板17Aの高さを隙間Aに合わせることができ、レンジフード2に取り付けて隙間Aを閉鎖することができる。
【0022】
このように本発明の実施の形態2のレンジフード用幕板によれば、レンジフード2の天面3と天井面との間の隙間Aの寸法が変わった場合においても、幕板17Aに設けた上下調節部18により容易に幕板17Aの高さ寸法を調節することができるので、その都度高さ寸法の異なる幕板を個別に用意する必要もなくなり、納期、工期の短縮が大幅に図れることとなる。
【0023】
(実施の形態3)
図6に示すように、機種によりレンジフード(図示せず)の横幅寸法が90cm、75cm、60cmと異なった複数の幅に形成されているレンジフードに対応できるように、幕板正面板5Bと上方突出片6Aおよび下方突出片7Aの左右方向の幅を90cmに形成し、その間に60cmの幅に対応する区切部22と75cm幅に対応する区切部23を連結部分とスリット部分を連続して形成し折り曲げあるいは切断容易に形成する。
【0024】
そして、下方突出片7Aには60cmあるいは75cmの幅のレンジフードに取り付けるための係合溝16Aと16Bを設け、区切部22あるいは区切部23で折り曲げ、下方突出片7A部分の区切部22あるいは23は切断し、下方突出片7Aを枠状に折り曲げたときに隣接する下方突出片7Aが重合する部分にレベット(図示せず)により結合できるリベット孔14Aを設ける。
【0025】
上記構成において、75cm幅のレンジフード対応する幕板を形成するときには、上方突出片6A、幕板正面板5B、下方突出片7Aを一体的に折り曲げ、上方突出片6Aと下方突出片7Aの区切部23は切断し、上方突出片6Aと下方突出片7Aを枠状に折り曲げ、リベット孔14Aを利用して重合する下方突出片7Aを結合し、75cm幅の幕板を形成する。
【0026】
また、60cm幅のレンジフードに対応する幕板を形成するときには、区切部22で折り曲げ、上記75cm幅の幕板を形成したときと同様の作業により60cm幅の幕板を形成することができる。
【0027】
このように本発明の実施の形態3のレンジフード用幕板によれば、1枚の幕板でレンジフードの幅の異なる3機種に対応することができるので、機種毎に幕板を作る必要がなく、また、施工現場においてもどの機種のレンジフードにも対応することができ、1種類の平板状の幕板を用意すればよいので幕板の保管管理も容易となるとともに同一形状の平板状の幕板を生産すれば良いので生産性も向上しコストも安くなることとなる。
【0028】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば平板状の幕板を施工現場において立体的な幕板に加工することができるので、平板状で保管ができ保管場所および在庫経費の削減や品質改善を実現することができるレンジフード用幕板を提供することができる。
【0029】
また、幕板の高さ調節を可能にしたので、レンジフードの天面と天井面との隙間に容易に合わせることができる。
【0030】
また、機種により幅の異なる種々のレンジフードに対応できるように平板状の幕板を形成したので、生産性が高く、コストの安いレンジフー用幕板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図2】同レンジフード用幕板の平板を立体的に加工する状態を示す斜視図
【図3】同レンジフード用幕板を取り付けた状態を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態2のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図5】同レンジフード用幕板を使用したシステムキッチンの施工状態を示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態3のレンジフード用幕板の平板時の状態を示す正面図
【図7】従来のレンジフード用幕板の斜視図
【図8】同レンジフード用幕板を使用したシステムキッチンの施工状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 壁面
2 レンジフード
3 天面
4 天井面
5 幕板正面板
5A 幕板正面板
5B 幕板正面板
7 下方突出片
7A 下方突出片
8 側方突出片
8A 側方突出片
10 平板
11 連結部
18 上下調節部
22 区切部
23 区切部
Claims (3)
- フロアキャビネット、ウォールキャビネット、レンジフードよりなるシステムキッチンを設置する際、前記ウォールキャビネットの下端部に揃えて施工したり、前記レンジフードの下方に設置される前記フロアキャビネットよりの高さに合わせるように施工する前記レンジフードの天面と室内の天井面の間に形成される隙間を閉鎖するために折り曲げまたは切断により高さを前記隙間に合わせて前記レンジフードに取り付けるレンジフード用幕板であって、金属製平板状の幕板正面板と、この幕板正面板の少なくとも下方および左右側方に突出して形成され、枠状に折りまげ容易な連結部分とスリット部分を連続的に設けた連結部を介して連結される下方突出片および側方突出片と、前記幕板正面板と前記側方突出片の上下方向の複数段に折り曲げあるいは切断の容易な連結部分とスリット部分を連続的に設け形成される上下調節部とを備え、前記側方突出片の側方端部に上下方向に前記連結部を介して連結される補強片を設ける構成としたレンジフード用幕板。
- 下方突出片にはレンジフードの天面に取り付けるためのねじの係合溝を設けた請求項1記載のレンジフード用幕板。
- 幕板正面板および下方突出片の左右方向に複数のレンジフードの幅に対応できる折り曲げあるいは切断の容易な区切部を設けた請求項1、または2記載のレンジフード用幕板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33841597A JP3607064B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | レンジフード用幕板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33841597A JP3607064B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | レンジフード用幕板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173614A JPH11173614A (ja) | 1999-07-02 |
| JP3607064B2 true JP3607064B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=18317950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33841597A Expired - Fee Related JP3607064B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | レンジフード用幕板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3607064B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5693434B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2015-04-01 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP33841597A patent/JP3607064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11173614A (ja) | 1999-07-02 |
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