JP3606278B2 - 電池の端子接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線基板に搭載した電池単体の電極端子を電圧検出線に接続する電池の端子接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の排ガスによる大気汚染が世界的な問題となっている中で、電気を動力源とする電気自動車やエンジンとモータを組み合わせて走行するハイブリッドカーが注目を集めており、これらに搭載する高エネルギ密度、高出力密度となる高出力型電池の開発が産業上重要な位置を占めている。
【0003】
このような高出力型電池としては例えばリチウムイオン電池があり、平板状の正極板と負極板とをセパレータを介在させつつ積層した発電要素の両面を一対のラミネートフィルムで挟み、その周縁部を熱溶着により接合することで、発電要素とともに電解液を密封する積層型電池が知られている。
【0004】
上記したラミネートフィルムを外装とした電池単体は、複数並列に配置した電池集合体(以下、組電池ともいう)を金属板上に固定して電池パックを構成したものが、例えば特開2002−100337号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数の電池単体によって構成した電池集合体は、電池間の容量がばらつくために個々の電池単体の電圧を検出して、各電池単体相互間の電圧バランス(容量)を調整する必要があり、この場合、本来の充放電を行う配線以外に電圧検出用の配線を必要とする。
【0006】
このように、電圧検出用の配線を必要とする場合は、配線箇所が増加するために電池集合体の製造工程が複雑化し、これにより製品のコストアップを招くものとなる。
【0007】
そこで、本発明は、電圧検出線と電池単体との接続の簡素化を図り、組立工程での作業性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電池集合体は、ラミネートフィルムで外装した電池単体を配線基板の面内に搭載し、この電池単体の正極および負極の電極端子に電圧検出線を接続する電池の端子接続構造であって、前記配線基板に前記電圧検出線を設けるとともに、この配線基板の面内に、前記電圧検出線と前記電池単体の電極端子との双方に電気的に接続される導電性のベースプレートを設け、前記電極端子が接続される前記ベースプレート表面の電極端子接続部に、前記電極端子を位置決めする凹部を、前記配線基板と反対側の前記ベースプレート表面に開口するよう設け、前記ベースプレートに形成した凹部に、前記電池単体の正極および負極の電極端子をそれぞれ嵌合して、前記電池単体の正極および負極の電極端子と前記電圧検出線とを電気的に接続することを特徴としている。
【0009】
【発明の効果】
本発明によれば、配線基板の面内にベースプレートを設け、この配線基板に電池単体を搭載する際にその電極端子をベースプレートに接続することにより、電極端子と電圧検出線との接続を行うようにしたので、電池単体を搭載する際に電圧検出線との接続の簡素化を図ることができ、組立工程での作業性を向上することができる。
また、ベースプレートの表面に、配線基板と反対側のベースプレート表面に開口するよう凹部を設けて、電池単体の正極および負極の電極端子を位置決めするようにしたので、電池単体を配線基板に搭載する際に簡単かつ正確に位置決めすることができ、組立工程での作業性をさらに向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づき説明する。
【0011】
図1〜図10は本発明に係わる電池の端子接続構造の一実施形態を示し、図1は電池単体の斜視図、図2は図1中A−A線に沿った拡大断面図、図3は図1中B部の拡大断面図、図4はベースプレートを設けた配線基板の平面図、図5はベースプレートの拡大斜視図、図6は電池単体を搭載した配線基板の平面図、図7は図6中C−C線に沿った要部拡大断面図、図8は図6中D−D線に沿った要部拡大断面図、図9は組電池の分解斜視図、図10は組電池の外観斜視図である。
【0012】
本実施形態の電池の端子接続構造は、図1に示す電池単体10を、図4に示す配線基板としてのフレキシブルプリント配線基板20に搭載する際に、電池単体10と電圧検出線30a〜30eとを接続する構造に適用する。
【0013】
電池単体10は、図2に示すように発電要素としての積層電極11を、一対のラミネートフィルム12,13の中央部間に配置し、これら一対のラミネートフィルム12,13によって積層電極11の両面(図2中、上下方向)を挟むようにして覆ってある。
【0014】
前記積層電極11は、図2に示すように複数枚の正極板11Aおよび負極板11Bを、それぞれセパレータ11Cを介在しつつ順次積層して構成してある。各正極板11Aは正極リード11Dを介して電極端子としての正極タブ14と接続するとともに、各負極板11Bは負極リード11Eを介して電極端子としての負極タブ15と接続し、これら正極タブ14および負極タブ15を前記ラミネートフィルム12,13の接合部分16から外方に引き出してある。
【0015】
積層構造として形成した前記積層電極11は、所定肉厚を持った扁平な矩形状を成しており、図2に示すように一方のラミネートフィルム12に形成した凹部18に電解液とともに収納する。そして、この凹部18の開口部を覆うように平坦に形成した他方のラミネートフィルム13を配置して、これら両方のラミネートフィルム12,13の周縁部同士を減圧条件下で熱溶着して密封し、これらラミネートフィルム12,13によって外装ケース17を構成してある。
【0016】
前記ラミネートフィルム12,13は、図3に示すように外側から内側(接合部分16)に向かって樹脂層となるナイロン層α、接着剤層β、金属層となるアルミ箔層γ、樹脂層となるPE(ポリエチレン)またはPP(ポリプロピレン)層δで構成してある。このようにして構成される電池単体10としては、例えばリチウムイオン二次電池がある。
【0017】
ところで、本実施形態では図6に示すように、配線基板としてのフレキシブルプリント配線基板20に複数(本実施形態では4個)の第1〜第4電池単体10a〜10dを搭載して電池集合体1を構成している。
【0018】
このように複数の電池単体10a〜10dを搭載して電池集合体1を構成する場合、個々の電池単体10a〜10d間の電圧バランス(容量)を調整するために、本実施形態では各電池単体10a〜10dの電圧を検出して全体的な電圧を制御している。この際、各電池単体10a〜10dの電圧を取り出すために第1〜第5電圧検出線30a〜30eを設ける。
【0019】
ここで、本実施形態では図4に示すように、前記第1〜第5電圧検出線30a〜30eを前記フレキシブルプリント配線基板20に設けるとともに、このフレキシブルプリント配線基板20の面内に、前記各電圧検出線30a〜30eと前記各電池単体10a〜10dの正,負極タブ14,15との双方に電気的に接続する導電性の第1〜第5ベースプレート40a〜40eを設けてある。
【0020】
第1,第5ベースプレート40a,40eは、1つの電池単体10を接続する短尺タイプとし、一方、第2,第3,第4ベースプレート40b,40c,40dは、2つの電池単体10を並設して接続する長尺タイプとなっている。
【0021】
そして、第1,第3,第5ベースプレート40a,40c,40eを、フレキシブルプリント配線基板20の一側部分20aに、これらの順に適宜間隔を設けて配置する一方、第2,第4ベースプレート40b,40dを、フレキシブルプリント配線基板20の他側部分20bに、これらの順に適宜間隔を設けて配置する。
【0022】
第1〜第5ベースプレート40a〜40eには、それぞれ対応する前記第1〜第5電圧検出線30a〜30eの一端部を接続するとともに、これら第1〜第5電圧検出線30a〜30eの他端部は、フレキシブルプリント配線基板20の一側部分20aから外方に延設した集合部20cに集合して取り出してある。そして、前記集合部20cの先端部に電圧検出線30a〜30eのコネクタ31が設けられる。
【0023】
前記各ベースプレート40a〜40eは、図5に示すように電極端子接続部となる表面40Fに、電池単体10の正,負極タブ14,15の位置決め部となる凹部41を設ける。なお、図5のベースプレートは、長尺の第2〜第4ベースプレート40b〜40dに例を示した関係上、凹部41を2箇所設けてあるが、もちろん、短尺の第1,第5ベースプレート40a,40eでは凹部41は1箇所となる。
【0024】
そして、図6に示すように第1〜第4電池単体10a〜10dをフレキシブルプリント配線基板20に搭載するにあたって、第1ベースプレート40aの凹部41に第1電池単体10aの正極タブ14を嵌合して接続するとともに、第2ベースプレート40bの一方の凹部41に第1電池単体10aの負極タブ15を、他方の凹部41に第2電池単体10bの正極タブ14を嵌合して接続する。
【0025】
このようにして、第3ベースプレート40c、第4ベースプレート40d、第5ベースプレート40eの各凹部41に、第2電池単体10bの負極タブ15、第3電池単体10cの正,負極タブ14,15、第4電池単体10dの正,負極タブ14,15を順次嵌合して接続し、第1〜第4電池単体10a〜10dを、第1〜第5ベースプレート40a〜40eを介して直列接続する。
【0026】
また、前記第1〜第5ベースプレート40a〜40eにそれぞれ対応して第1〜第5バスバー42a〜42eを設け、図7,図8に示すように、各バスバー42a〜42eと前記ベースプレート40a〜40eとの間に前記正,負極タブ14,15を挟み固定する。
【0027】
すなわち、本実施形態では図5に示すように、前記第1〜第5ベースプレート40a〜40eの両端部に透孔40Hを形成するとともに、この透孔40Hに整合する透孔42H(図8参照)を前記第1〜第5バスバー42a〜42eの両端部に形成する。そして、図8に示すように、これら透孔40H,42Hに挿通した取付ボルト43をフレキシブルプリント配線基板20に貫通して、その下端部からナット43aを締結する。
【0028】
これによって、前記正,負極タブ14,15は、ベースプレート40a〜40eとバスバー42a〜42eとの間に強く挟み固定され、また、これと同時にベースプレート40a〜40eおよびバスバー42a〜42eはフレキシブルプリント配線基板20に結合される。
【0029】
このとき、図8に示すように前記電圧検出線30a〜30eは、フレキシブルプリント配線基板20の内部に埋設状態で配線されており、各ベースプレート40a〜40eに対応した電圧検出線30a〜30eが、ベースプレート40a〜40eの両端部に設けた取付ボルト43の一方に接触する。そして、その取付ボルト43を介して電圧検出線30a〜30eは、それぞれ対応するベースプレート40a〜40eおよびバスバー42a〜42eと短絡することになる。
【0030】
このようにして、1枚のフレキシブルプリント配線基板20の片面に複数の電池単体10a〜10dを搭載して電池集合体1を構成するが、さらに、図9,図10に示すように、この電池集合体1を複数積層して電池積層体2を構成することができる。
【0031】
このとき、電池積層体2は、上下方向に積層した電池集合体1同士を互いに電気的に接続する必要がある。この上下方向への接続は、図6,図9に示すように、第1バスバー42aおよび第5バスバー42eをそれぞれフレキシブルプリント配線基板20の外方に突出させて延設し、それら延設部分42a′,42e′の一方を下方に隣接する電池集合体1と短絡するとともに、他方を上方に隣接する電池集合体1と短絡させる。これにより、上下に積層した複数の電池集合体1相互を直列に接続する。
【0032】
したがって、本実施形態の電池積層体2では、各電池集合体1で複数の電池単体10a〜10dを直列接続したものを、積層した上下に隣接する電池集合体1で直列接続したことにより、電池積層体2全体で高電圧の取り出しが可能となっている。
【0033】
また、図10に示すように前記電池積層体2には、各電池集合体1の電圧検出線30a〜30eで取り出した各電池単体10の電圧を入力して制御する電池制御基板3を設けてある。この電池制御基板3を各フレキシブルプリント配線基板20と重ね合わされる方向、つまり、本実施形態では電池積層体2の頂面、言い換えれば最上段の電気集合体1の上面に配置する。
【0034】
そして、各フレキシブルプリント配線基板20から突出した集合部20cを図10中で上方に折り曲げて、その先端部に設けたコネクタ31を前記電池制御基板3に接続する。なお、前記電池制御基板3に実装されるICなどの電子部品は省略してある。
【0035】
このとき、前記集合部20cの延設長さは、電池制御基板3を電池積層体2の頂面に配置した関係上、上層に配置されるフレキシブルプリント配線基板20程短くして、集合部20cが無駄に弛むのを防止してある。
【0036】
以上の構成により本実施形態の電池の端子接続構造にあっては、複数の電池単体10a〜10dをフレキシブルプリント配線基板20に搭載するにあたって、このフレキシブルプリント配線基板20の面内に、電圧検出線30a〜30eと電池単体10a〜10dの正,負極タブ14,15との双方に電気的に接続される導電性のベースプレート40a〜40eを設けるようにしたので、電池単体10a〜10dを搭載する際に、それぞれの正,負極タブ14,15をベースプレート40a〜40eに接続することにより、電池単体10a〜10dと電圧検出線30a〜30eとの接続が完了する。これにより、これら電池単体10a〜10dと電圧検出線30a〜30eとの接続の簡素化が図られ、ひいては、組立工程での作業性を向上することができる。
【0037】
また、本実施形態では前記作用・効果に加えて、前記ベースプレート40a〜40eの表面40Fに凹部41を設けて、各電池単体10a〜10dの正,負極タブ14,15を位置決めするようにしたので、フレキシブルプリント配線基板20に搭載する際に電池単体10a〜10dを簡単かつ正確に位置決めすることができ、組立工程での作業性をさらに向上することができる。
【0038】
さらに、1つのフレキシブルプリント配線基板20に複数の電池単体10a〜10dを搭載し、それぞれの電池単体10a〜10dを直列接続して電池集合体1を構成したので、各フレキシブルプリント配線基板20で大電圧を取り出すことができる。そして、この電池集合体1を複数積層することで、組電池となる電池積層体2を容易に構成することができる。
【0039】
ところで、本実施形態では複数の電池単体10a〜10dを直列接続した場合を開示したが、これら電池単体10a〜10dは並列接続してもよく、また、直列接続と並列接続とを混在させることもでき、並列接続によって電池容量を高めることができる。
【0040】
また、前記電池単体10a〜10dはフレキシブルプリント配線基板20の片面に搭載したが、これに限ることなくフレキシブルプリント配線基板20の両面に搭載してもよく、このように両面搭載することにより電池集合体1の容積効率を高めることができる。
【0041】
また、前記ベースプレート40a〜40eに対応してバスバー42a〜42eを設けて、このバスバー42a〜42eとベースプレート40a〜40eとの間に電池単体10a〜10dの正,負極タブ14,15を挟み固定したので、正,負極タブ14,15の接続を簡単かつ確実に行えるとともに、正,負極タブ14,15の支持剛性を高めることができる。
【0042】
さらに、電池単体10a〜10dを搭載したフレキシブルプリント配線基板20はフレキシブル素材であり、このフレキシブルプリント配線基板20から集合部20cを延設し、この集合部20cに電圧検出線30a〜30eを集合して、その集合部20cの先端部に電圧検出線30a〜30eのコネクタ31を設けたので、電圧検出線30a〜30eの取り出し部分を集合部20cで保護した状態で湾曲や折曲げが可能となって、コネクタ31を目的の接続部位(本実施形態では電池制御基板3)に容易に案内することができ、配線の作業性が向上する。
【0043】
さらにまた、前記コネクタ31は、前記フレキシブルプリント配線基板20に重ね合わせ方向に配置した電池制御基板3に接続する構造となっているので、電池制御基板3をフレキシブルプリント配線基板20と一体化させることができ、フレキシブルプリント配線基板20を複数積層して電池積層体2を構成した場合にも、全体のコンパクト化を図ることができる。
【0044】
ところで、本発明の電池の端子接続構造は前記実施形態に例を取って説明したが、これに限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。例えば、電池単体10a〜10dとしてはリチウムイオン二次電池に限ることなく、同様の構成となる他の電池を用いた場合にあっても本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電池単体の斜視図である。
【図2】図1中A−A線に沿った拡大断面図である。
【図3】図1中B部の拡大断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すベースプレートを設けた配線基板の平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すベースプレートの拡大斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す電池単体を搭載した配線基板の平面図である。
【図7】図6中C−C線に沿った要部拡大断面図である。
【図8】図6中D−D線に沿った要部拡大断面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す組電池の分解斜視図である。
【図10】本発明の一実施形態を示す組電池の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 電池集合体
2 電池積層体
3 電池制御基板
10,10a〜10d 電池単体
14 正極タブ(電極端子)
15 負極タブ(電極端子)
20 フレキシブルプリント配線基板(配線基板)
20c フレキシブルプリント配線基板の集合部
30a〜30e 電圧検出線
31 コネクタ
40a〜40e ベースプレート
40F ベースプレートの表面(電極端子接続部)
41 電極端子を位置決めする凹部
42a〜42e バスバー
Claims (5)
- ラミネートフィルムで外装した電池単体を配線基板の面内に搭載し、この電池単体の正極および負極の電極端子に電圧検出線を接続する電池の端子接続構造であって、
前記配線基板に前記電圧検出線を設けるとともに、この配線基板の面内に、前記電圧検出線と前記電池単体の電極端子との双方に電気的に接続される導電性のベースプレートを設け、
前記電極端子が接続される前記ベースプレート表面の電極端子接続部に、前記電極端子を位置決めする凹部を、前記配線基板と反対側の前記ベースプレート表面に開口するよう設け、
前記ベースプレートに設けた凹部に、前記電池単体の正極および負極の電極端子をそれぞれ嵌合させて、前記電池単体の正極および負極の電極端子と前記電圧検出線とを電気的に接続することを特徴とする電池の端子接続構造。 - 前記配線基板に搭載する電池単体を複数設け、この複数の電池単体それぞれを直列および/または並列に接続するように、各電池単体を配線基板の片面または両面に搭載したことを特徴とする請求項1に記載の電池の端子接続構造。
- 前記ベースプレートに対応するバスバーを設け、このバスバーとベースプレートとの間に前記電極端子を挟み固定したことを特徴とする請求項1または2に記載の電池の端子接続構造。
- 前記配線基板をフレキシブル素材で形成し、この配線基板から前記電圧検出線の取り出し部を集合する集合部を延設し、この集合部の先端部に電圧検出線のコネクタを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電池の端子接続構造。
- 前記コネクタは、前記配線基板に重ね合わせ方向に配置した電池制御基板に接続したことを特徴とする請求項4に記載の電池の端子接続構造。
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