JP3604363B2 - 配管用キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管用キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、エアコンでは、配管内にゴミ等が侵入しないように、配管には連結を行う直前までキャップを装着している。
【0003】
そして、配管の連結構造として、例えば、特開昭52−12816号公報に開示されるものが公知である。この連結構造は、一方の配管の外周に環状のスプリングが収容されたケージを形成し、このケージ内に他方の配管が挿入されることにより、この配管の先端部分にスプリングが係止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記連結構造では、配管の連結が確実に行われたか否かを判断できるように、ケージにインジケータリングを設けることも考えられる。インジケータリングは、環状リングから複数本の弾性係止部を延設した構成である。インジケータリングは、弾性係止部の先端に形成した爪部がケージの内縁部に係止することにより取り付けられている。そして、配管同士を連結することにより、一方の配管の拡開部がスプリングに係止すると、このスプリングの移動によりインジケータリングが押され、前記爪部と前記ケージの内縁部との係止状態が解除されることにより、配管の連結状態を検出可能である。
【0005】
しかしながら、部品の組立誤差等により、インジケータリングの鍔部とケージの開口端との間に隙間ができ、配管にキャップを装着すると、このキャップにインジケータリングが押され、弾性係止部がスプリングに圧接した状態に維持され、塑性変形により配管連結前にケージから脱落し、連結状態の確認に使用できなくなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、インジケータリングを有する構成であっても、配管連結前の適切な装着状態を得ることができる配管用キャップを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、外周に環状のスプリングが収容されたケージを備えた第1配管の一端開口部を、第2配管に連結するまで閉鎖しておくための配管用キャップにおいて、
有底筒状で、開口縁に、前記第1配管の外周に設けたインジケータリングに当接する鍔部を有し、内面に、前記第1配管への取付時、該第1配管の開口端に当接して前記インジケータリングが所定位置よりも押し込まれることを防止する突起を形成したものである。
【0008】
この構成により、配管連結前に配管の一端開口部を閉鎖する際、内面に形成した突起が第1配管の開口端に当接するので、インジケータリングが必要以上に押し込まれることにより、その機能を十分に発揮できなくなることを防止することができる。
【0009】
前記突起は、底面中央部の成形時の押出ピン用の突部よりも突出すると共に、該突部の周囲に均等に配置される複数のリブで構成するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0011】
図1は、第1配管1と、この第1配管1に装着される配管用キャップ2とを示す。第1配管1の一端開口部には第2配管21(図4及び図5参照)が連結される。
【0012】
第1配管1は、図1に示すように、一端開口部の近傍に環状溝部3が並設され、それぞれOリング4が配置されることによりシール部5が構成されている。シール部5の近傍外周には、断面略U字形のケージ6が、その一方の内縁部6aを第1配管1に接合された状態で取り付けられている。ケージ6内には、環状のスプリング7が収容され、他方の内縁部6bと第1配管1の外周面との間には隙間dが形成されている。第1配管1の一端外面にはインジケータリング8が配設されている。インジケータリング8はリング部9から複数本の弾性係止部10を延設したもので、弾性係止部10の先端の爪部11が前記隙間dを介してケージ6の内縁部6bに係脱する。インジケータリング8は、第1配管1に第2配管21を連結した際、ケージ6から脱落する。これにより、配管1,21の連結が適切に行われたか否かを判定することが可能である。
【0013】
配管用キャップ2は、図1及び図2に示すように、ポリエチレン、ポリプロピレン等を射出成形により有底筒状としたものである。開口端には鍔部12が形成されている。内周面には、開口端から所定寸法の範囲で、装着する第1配管1の外径寸法よりも若干大きな逃がし部13が形成されている。この逃がし部13から底面側には、徐々に内径が小さくなる傾斜部14と、この傾斜部14に連続する圧入部15とが形成されている。傾斜部14は第1配管1を圧入部15にスムーズに導く役割を果たす。底面中央部には、射出成形後に金型キャビティから取り出すための押出ピン(図示せず)が当接する突部16が形成されている。突部16の周囲には4箇所等分にリブ17が形成されている。リブ17は、前記突部16よりも突出し、配管用キャップ2を第1配管1に装着した際、第1配管1の開口端に当接し、鍔部12を正確に位置決めできるように鍔部12の端面からの寸法が決められている。内周面の対称な位置2箇所には溝部18が形成されている。溝部18は第1配管1を圧入部15に圧入する際、配管用キャップ2自体を弾性変形可能とするために設けられている。外周面には所定ピッチで複数の環状突部19が形成され、底面部は環状突部19よりも突出した環状段部20となっている。これらは、第1配管1から配管用キャップ2の取り外しを容易に行うために設けたものである。
【0014】
なお、第2配管21は、開口端に環状に広げられた拡開部22を形成されている。
【0015】
前記構成の配管用キャップ2によれば、図3に示すように、配管連結前に第1配管1の一端開口部に装着して閉鎖しておくことができる。そして、リブ17が第1配管1の開口端に当接することにより、第1配管1の開口端から正確に鍔部12を位置決め可能である。このため、鍔部12がインジケータリング8のリング部9に当接しても、インジケータリング8を必要以上にケージ6内に押し込むことがない。したがって、インジケータリング8の弾性係止部10が変形した状態に維持されることがなく、図4に示すように、第1配管1から配管用キャップ2を取り外して第2配管21を連結することにより、第2配管21の拡開部22がスプリング7に係止すれば、図5に示すように、スプリング7が移動し、インジケータリング8の爪部11がケージ6の内縁部6bから脱落するので、配管の連結が適切になされたか否かを確実に判定することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、インジケータリングに当接する鍔部と、第1配管の開口端に当接して前記インジケータリングが所定位置よりも押し込まれることを防止する突起とを設けたので、配管連結前に配管内にゴミ等の侵入を防止しつつ、インジケータリングが所定の機能を発揮できなくなることを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る配管用キャップと第1配管を示す正面部分断面図である。
【図2】図1の配管用キャップの側面図である。
【図3】第1配管に配管用キャップを装着した状態を示す正面部分断面図である。
【図4】第1配管に第2配管を連結する前の状態を示す正面部分断面図である。
【図5】第1配管に第2配管を連結した状態を示す正面部分断面図である。
【符号の説明】
1…第1配管
2…配管用キャップ
3…環状溝部
6…ケージ
7…スプリング
8…インジケータリング
9…リング部
10…弾性係止部
11…爪部
12…鍔部
15…圧入部
16…突部
17…リブ(突起)
21…第2配管

Claims (2)

  1. 外周に環状のスプリングが収容されたケージを備えた第1配管の一端開口部を、第2配管に連結するまで閉鎖しておくための配管用キャップにおいて、
    有底筒状で、開口縁に、前記第1配管の外周に設けたインジケータリングに当接する鍔部を有し、内面に、前記第1配管への取付時、該第1配管の開口端に当接して前記インジケータリングが所定位置よりも押し込まれることを防止する突起を形成したことを特徴とする配管用キャップ。
  2. 前記突起は、底面中央部の成形時の押出ピン用の突部よりも突出すると共に、該突部の周囲に均等に配置される複数のリブで構成したことを特徴とする請求項1に記載の配管用キャップ。
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