JP3603985B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、印字方向や書体等のプリンタの設定状態を変更することができるプリンタ及びプリンタの機能設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタは、各種の印刷機能、例えば、印字方向、書体、文字コード表、給紙位置等の機能を有している。各種印刷機能の設定状態は、ホストコンピュータ上のプリンタドライバやプリンタユーティリティから制御コードを送信することにより、適宜変更することができる。しかし、場合によっては、ホストコンピュータ上のソフトウエアによらずに、プリンタ本体側の諸機能を直接変更しなければならないことがある。
【0003】
図8の説明図には、従来技術によるプリンタ本体側での設定変更の方法が示されている。一つの方法としては、図8(a)に示すように、複数のランプの点灯状態によって階層化された設定項目を選択するものがある。図8(a1)に示すように、手動スイッチSWaを操作する毎に、ランプ1〜ランプ3の点灯状態が順次変化していく。図中の白丸はランプが点灯している状態を示し、黒丸はランプが消灯している状態を示す。ユーザーは、各ランプの点灯状態が希望する設定項目に対応した状態になるまで手動スイッチSWaを操作する。そして、所望の設定項目を選択した場合は、図8(a2)に示すように、ランプ4,5が所定の点灯状態となるまで、他の手動スイッチSWbを操作することにより、設定項目の具体的な内容を変更する。例えば、書体を変更したい場合は、ユーザーは、手動スイッチSWaを所定回数だけ操作して「書体」の項目を選択し、次に、手動スイッチSWbを所定回数だけ操作して「自動」、「明朝体」、「ゴシック体」のいずれかを選択するようになっている。
【0004】
他の変更方法としては、図8(b)に示すように、小型の液晶表示器に階層化されたメニューを表示させて選択するものが知られている。図8(b1)に示すように、ユーザーは、SWを所定回数だけ操作することにより所望の設定項目を選択し、次に、図8(b1)に示すように、選択した設定項目の中から具体的な内容を選択するようになっている。
【0005】
さらに、別の変更方法としては、プリンタに機能選択用のディップスイッチを設け、該ディップスイッチを操作することによりプリンタの設定状態を変更可能とするものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図8と共に上述した従来技術による機能設定方法では、プリンタの設定状態を変更するために、手動スイッチを所定回数だけ操作して階層化されたメニューを辿る必要があるため、所望の印刷機能を設定するまでに手間がかかり、使い勝手が低いという問題がある。特に、メニューの最後の方に配置されている設定項目、メニューの最下層に配置されている設定項目を変更するためには、手動スイッチを何回も操作しなければならないため、より一層、使い勝手が低下する。また、設定項目のスキャン方向(選択方向)が一方の方向にのみ変化していくプリンタの場合は、操作ミスによって所望の設定項目から1つでも行き過ぎると、再び何回も手動スイッチを操作しなければならず、不便である。そして、プリンタの設定項目が増加すればするほど、設定変更のための操作手順は煩雑なものとなり、より一層の不快感をユーザーに与えることになる。
【0007】
プリンタの各種印刷機能を順序立ててそれぞれ変更していく場合は、従来技術による方法で十分かも知れない。しかし、実際には、全ての印刷機能を変更する機会は極めて少なく、通常は、1,2の少数の機能のみを設定変更する場合の方が多い。従って、従来技術では、少数の設定変更を行う場合でも、階層化されたメニューを慎重に辿る必要があり、操作手順が煩雑で使い勝手が低い。
【0008】
一方、ディップスイッチを設ける場合は、各スイッチの最終状態で所望の印刷機能を設定することができる。しかし、この場合は、ディップスイッチの操作状態の組合せによって機能を選択するため、スイッチ数に比べて選択できる項目の数が少なく、製造コストも増大する。
【0009】
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、プリンタの印刷機能を簡易かつ直接的に設定できるようにしたプリンタ及びプリンタの機能設定方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明では、手動スイッチの操作パターンによって所望の印刷機能を指定できるようにしている。
【0011】
即ち、本発明では、複数の手動スイッチを有するプリンタにおいて、複数の項目ブロックに含まれる各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとをそれぞれ対応付けて管理する管理手段と、前記各手動スイッチの操作パターンを検出するパターン検出手段と、前記パターン検出手段により検出される操作パターンに基づいて前記管理手段を参照し、該操作パターンに対応する印刷機能を設定する設定変更手段と、前記管理手段により管理される前記各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの対応関係の一覧表を印刷させる一覧表印刷手段と、を備え、前記管理手段は、前記設定変更手段による設定に応じて、設定変更に係る項目ブロックと同一の項目ブロックに属する各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの対応関係を、先頭に位置するように移動させることを特徴としている。
【0012】
ここで「印刷機能」としては、例えば、印字方向(自動、双方向、単方向)、書体(自動、明朝体、ゴシック体)、文字コード表(カタカナコード表、拡張グラフィックコード表、マルチリンガル)、インターフェース(自動、パラレル、シリアル)、縮小モード(100%、80%、50%)等を挙げることができる。「手動スイッチ」としては、例えば、給紙/排紙スイッチ、メンテナンススイッチ、印刷可スイッチ、紙送りスイッチ等を例示的に列挙することができる。即ち、印刷機能の設定のために特別な手動スイッチを用意する必要はなく、通常の手動スイッチを設定変更のために利用することができる。
【0013】
設定変更時にユーザーが手動スイッチを操作すると、パターン検出手段は、この操作パターンを検出する。そして、設定変更手段は、管理手段を参照することにより操作パターンに対応する印刷機能を検出し、設定を変更する。これによりユーザーは、階層化されたメニューを辿ることなく、直接的に所望の印刷機能を選択して設定変更を行うことができる。
【0014】
請求項2に係る発明のように、前記パターン検出手段は、前記各手動スイッチの操作順序を所定回数だけ検出することにより、前記操作パターンを検出するのが好ましい。
【0015】
即ち、設定変更のモード下で、パターン検出手段は、手動スイッチの操作回数が所定回数に達するまで、操作された手動スイッチの番号を記憶し、手動スイッチの操作順序を操作パターンとして検出する。具体的には、第1の手動スイッチSW1が2回続けて操作された後に第2の手動スイッチSW2が操作された場合は、SW1→SW1→SW2という操作パターンが検出される。即ち、複数の手動スイッチの中から所定数の手動スイッチの操作を取り出して一列に並べることにより(順列)操作パターンを検出する。
【0016】
請求項3に係る発明のように、前記管理手段は、前記設定変更手段による設定に応じて、前記各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの配列を変更させることもできる。
【0017】
印刷機能の設定を変更した場合、その設定を初期状態に戻すことがある。そこで、例えば、書体が変更された場合、管理手段は、書体に係る各機能及び操作パターン(自動、明朝体、ゴシック体)が先頭に配置されるようにデータの並べ替えを行う。これにより、変更された機能を再度変更する場合に、操作パターンに応じた印刷機能を速やかに検索することができる。
【0018】
請求項4に係る発明のように、前記管理手段により管理される前記各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの対応関係の一覧表を印刷させる一覧表印刷手段を更に設けることもできる。
【0019】
一覧表印刷手段は、各印刷機能と該各印刷機能を指定するための操作パターンとを表示する一覧表を印刷させる。ユーザーは、この一覧表を印刷させることにより、取扱説明書等を参照することなく設定変更を行うことができる。
【0020】
請求項5に係る発明のように、前記設定変更手段による最新の設定状態を印刷させる設定状態印刷手段を更に設けることもできる。
【0021】
即ち、プリンタの現在の設定状態を印刷させることにより、ユーザーは、プリンタの設定状態を確認してから所望の設定変更を行うことができ、また、設定変更が予定通りに完了したか否かを確認することができる。なお、最新の設定状態を前記一覧表の表示項目に含めることもできる。即ち、前記一覧表に、印刷機能の名称、対応する操作パターン及び現在の設定状態を表示させることにより、一種類の印刷物で所定の情報をユーザーに提供することができる。
【0022】
請求項6に係る発明では、前記手動スイッチの操作パターンを確認するための確認手段を更に設けることもできる。
【0023】
ここで、「確認手段」としては、例えば、液晶表示器や音声合成装置等を挙げることができる。即ち、ユーザーが手動スイッチを操作する度に、操作された手動スイッチの番号を表示器に表示させたり、音声出力させたりすることにより、ユーザーは操作パターンを確認しながら設定変更を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0029】
1.第1の実施の形態
図1〜図4に基づいて、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態によるプリンタのブロック図である。なお、以下の説明では、「手動スイッチ」を「スイッチ」と略記し、図中では「スイッチ」を「SW」と表示することがある。
【0030】
プリンタ1は、それぞれ後述する如く、印刷制御部2、プリントエンジン3、操作パネル4、操作パターン検出部6及び設定変更部7等を備えている。
【0031】
印刷制御部2は、ホストコンピュータからインターフェース(以下「I/F」と略記)11を介して入力された印刷データに基づいてプリントエンジン3の作動を制御するものである。入力バッファ12に記憶された印刷データは、解釈部13によって解釈されて印刷用イメージデータに変換される。この印刷用イメージデータは、出力バッファ14を介してプリントエンジン3に供給される。プリントエンジン3は、例えば、レーザ式プリントエンジンやインクジェット式プリントエンジン等として構成されるもので、用紙の所定の位置で印刷を行うことにより、印刷データに応じた印刷を行うようになっている。
【0032】
操作パネル4は、プリンタ1の表面に露出して設けられており、複数のスイッチSW1〜SWnを備えている。図2は、操作パネル4及びスイッチの一例を示し、図2に示す通り、操作パネル4上には、印刷可スイッチSW1、改行/改頁スイッチSW2、給紙/排紙スイッチSW3、微小送りスイッチSW4及びSW5、シフトスイッチSW6、電源スイッチSW7等の各種スイッチを設けることができる。なお、シフトスイッチSW6を操作することにより、SW1をリセットスイッチに、SW2を黒インクメンテナンススイッチに、SW3をカラーインクメンテナンススイッチに切り換えることができる。また、操作パネル4には、各種状態を示すためのランプL1〜L5も設けられている。
【0033】
図1に戻る。操作パネル4の各スイッチSW1〜SWnの操作状態は、スイッチ状態検出部5(図中では「スイッチ」を「SW」と表示する場合がある)によってそれぞれ検出される。スイッチ状態検出部5は、各スイッチSW1〜SWnの操作状態を印刷制御部2に通知すると共に、所定のスイッチSW1〜SW3の操作状態を操作パターン検出部6に通知する。ここで、所定のスイッチSW1〜SW3とは、後述する設定モードで使用されるスイッチである。設定モードで使用可能なスイッチの操作状態のみを通知することにより、操作パターン検出部6の処理負荷を低減等できる点で有利である。但し、これに限らず、全てのスイッチSW1〜SWnの操作状態を操作パターン検出部6に入力する構成としてもよい。
【0034】
「操作パターン検出手段」としての操作パターン検出部6は、スイッチ状態検出部5からの信号に基づいて、操作パターンを検出するものである。即ち、操作パターン検出部6は、所定回数だけスイッチSW1〜SW3の操作順序を記憶して、これを操作パターンとして検出する。
【0035】
「設定変更手段」としての設定変更部7は、操作パターン検出部6から入力された操作パターンを検索キーとして管理部8に記憶された設定一覧表8Aを検索することにより、操作パターンに対応する印刷機能を検出して設定変更を行うものである。
【0036】
図3に示すように、「一覧表」としての設定一覧表8Aには、項目ブロック名、操作パターン、印刷機能及び現在の設定状態がそれぞれ対応付けられて記憶されている。項目ブロックには、「印字方向」や「書体」等のような印刷機能の大項目(設定項目)が示されている。操作パターンには、各スイッチSW1〜SW3の操作順序のパターンが示されている。図中では、スイッチSW1の操作を(1)、スイッチSW2の操作を(2)、スイッチSW3の操作を(3)として示している。従って、(1)−(1)−(1)は、スイッチSW1が3回続けて操作されることを示す。印刷機能には、各項目ブロックの具体的な内容(設定値)が示されている。例えば、「印字方向」のブロックには、自動、双方向及び単方向の3種類の設定値が属している。また、現在設定されている印刷機能には設定マーク(図中、二重丸で示す)が付与されている。この設定一覧表8Aは、設定変更部7により検索される管理テーブルとして機能すると共に、プリントエンジン3により印刷されてユーザーに提供される。
【0037】
次に、図4に基づいて本実施の形態の作用を説明する。図4は、設定変更処理を示すフローチャートである。
【0038】
まず、ステップ(以下「S」と略記)1では、設定モードであるか否かを判定する。例えば、所定のスイッチを押しながら電源スイッチをオン操作することにより、設定モードに移行することができる。
【0039】
設定モードに移行すると、図3に示す設定一覧表8Aを印刷するか否かを判定する(S2)。例えば、設定モードに移行してから所定時間内に所定のスイッチを操作することにより、設定一覧表8Aの印刷を指示することができる。また、例えば、給紙トレイや手差しトレイに用紙がセットされている場合には、設定一覧表8Aを印刷する等のように、初期値として、設定一覧表8Aの印刷を行うように構成することもできる。設定一覧表8Aの印刷が積極的にまたは消極的に指示された場合は、設定一覧表8Aがプリントエンジン3により印刷されて排紙される。
【0040】
次に、スイッチSW1〜SW3の操作パターンを検出するために操作回数nを初期化し(S4)、スイッチSW1〜SW3が操作されたか否かを監視する(S5)。スイッチSW1〜SW3のいずれかが操作された場合は、操作されたスイッチの番号を記憶し(S6)、操作回数nを1だけ増加させる(S7)。そして、S8により操作回数nが所定回数に達したと判定されるまで(n=3)、S5〜S7の処理が繰り返される。
【0041】
操作回数nが所定回数に達すると、操作パターンが検出される。例えば、最初にスイッチSW3が操作され、次に、スイッチSW1が操作され、最後にスイッチSW2が操作された場合は、(3)−(1)−(2)という操作パターンが検出される。そこで、検出された操作パターンを検索キーとして管理部8の設定一覧表8Aを検索し(S9)、操作パターンに対応する印刷機能を新たに設定する(S10)。例えば、(1)−(2)−(3)という操作パターンが検出された場合、この操作パターンは、図3の設定一覧表8Aによれば「書体をゴシック体に設定」する印刷機能を示すため、書体の設定値をゴシック体に変更する。この設定変更は、管理部8の設定一覧表8Aに反映されて、現在の設定状態が更新される。
【0042】
次に、設定モードを終了するか否かを判定する(S11)。例えば、所定のスイッチ操作を設定モードの終了コマンドとして用いることもできるし、あるいは、所定時間以上スイッチ入力が無い場合は設定モードを終了するように構成することもできる。設定モードを終了しない場合はS4に戻り、新たに入力される操作パターンを検出して設定変更を行う。
【0043】
設定モードを終了する場合には、設定一覧表8Aを印刷するか否かを判定し(S12)、設定一覧表8Aの印刷が指示された場合は、管理部8に記憶された最新の設定一覧表8Aを印刷させる(S13)。例えば、所定のスイッチ操作を設定一覧表の印刷コマンドとして用いることもできるし、または、設定変更を行った場合は常に設定一覧表8Aを印刷するようにしてもよい。
【0044】
このように構成される本実施の形態によれば以下の効果を奏する。
【0045】
第1に、手動スイッチの操作パターンによって各種印刷機能を直接的に指定することができるため、階層化されたメニューを辿って設定を変更する従来技術に比較して、ユーザーは所望の設定変更を簡易かつ迅速に行うことができ、使い勝手が向上する。
【0046】
第2に、各種印刷機能を設定項目毎に階層化していないため、操作パターンの空きがある限り、新規な印刷機能を柔軟に追加することができる。
【0047】
第3に、手動スイッチの操作順序を考慮して操作パターンを検出するため、操作パターン数を順列数とすることができ、少ない操作回数で多くの印刷機能を指定することができる。
【0048】
第4に、設定モードに移行したときには、ユーザーの希望により設定一覧表8Aの印刷を行うことができるため、ユーザーは、取扱説明書等を調べることなくその場で設定変更を行うことができる。
【0049】
第5に、設定一覧表8Aは現在の設定状態も表示するため、設定モード終了後に設定一覧表8Aを印刷させることにより、ユーザーは、希望通りに設定変更が行われたか否かを容易に確認することができる。従って、設定ミスによる無駄な印刷物の発生を防止することができる。
【0050】
2.第2の実施の形態
次に、図5及び図6に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、以下の各実施の形態では、上述した実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。本実施の形態の特徴は、設定変更に応じて設定一覧表8Aの配列順を変化させる点にある。
【0051】
図5は、本実施の形態に係る設定変更処理のフローチャートを示し、本処理では、設定モードが終了すると(S11:YES)、設定変更に応じて設定一覧表8Aの項目を並べ替えるようになっている(S21)。例えば、図6に示すように、書体をゴシック体に変更等した場合は、設定変更に係る項目ブロックと同一の項目ブロックに属する印刷機能を設定一覧表8Aの先頭に移動させる。例えば、図6(a)に示す初期状態から書体を変更すると、図6(b)に示すように、「書体」の項目ブロックに属する全ての項目(「自動」、「明朝体」、「ゴシック体」)が設定一覧表8Aの先頭に移動する。
【0052】
このように構成される本実施の形態でも、上述した第1の実施の形態と同様の処理を行うことができる。これに加えて、本実施の形態では、設定変更に応じて設定一覧表8Aの項目配列を変化させるため、検索時間を短縮できると共に、使い勝手が一層向上する。即ち、印刷条件はユーザー毎に相違し、また、一部の設定項目だけが頻繁に変更される場合が多い。従って、変更された設定項目を設定一覧表8Aの先頭に移動させることにより、ユーザーは、よく利用する設定項目の操作パターンを速やかに発見することができる。また、利用頻度の高い設定項目が設定一覧表8Aの先頭に配置されるため、設定変更部7による検索時間を短縮することができる。
【0053】
3.第3の実施の形態
次に、図7に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態の特徴は、手動スイッチの操作パターンをユーザーが確認するための手段を備えた点にある。
【0054】
図7は、本実施の形態によるプリンタの構成図である。本プリンタ21は、印刷制御部2、プリントエンジン3、操作パネル4、操作パターン検出部6、設定変更部7、管理部8等に加えて、音声合成部22と音声メモリ23とスピーカ24とからなる「確認手段」を備えている。
【0055】
音声合成部22は、操作パターン検出部6が検出した操作パターンに基づいて、音声メモリ23を検索し、操作パターンに対応する音声メッセージをスピーカ24から出力させるようになっている。例えば、ユーザーが所定の操作パターンを入力することによって書体をゴシック体に変更した場合には、「書体をゴシック体に変更」等の音声メッセージが出力される。なお、これに限らず、例えば、「(1)−(2)−(3)」のように、操作された手動スイッチの番号を順番に読み上げるようにしてもよい。
【0056】
このように構成される本実施の形態でも上述した第1、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。これに加えて、本実施の形態では、ユーザーが入力した操作パターンを音声メッセージによって確認することができるため、誤入力を防止してより一層使い勝手を向上させることができる。
【0057】
なお、当業者であれば、前記各実施の形態に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更等が可能である。例えば、図1中に示す記録媒体MMに所定のプログラムを記録させておき、このプログラムをホストコンピュータにロードすることにより、本発明を実現することもできる。記録媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、メモリ等の種々の媒体を採用することができる。
【0058】
また、図2の操作パネル及び図3の設定一覧表8Aはそれぞれ例示であって、本発明はこれに限定されない。例えば、2個の手動スイッチまたは4個以上の手動スイッチによる操作パターンで設定変更を行うこともできる。また、例えば、テンキーのような図4に明示されたスイッチ以外のスイッチを利用することもできる。さらに、操作パネルの各手動スイッチの表面に「1」、「2」、「3」等の番号を予め印刷することにより、操作パターンの誤入力を防止することも可能である。
【0059】
また、音声メッセージに代えて、あるいは音声メッセージと共に、視覚的メッセージを表示器に表示させることもできる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るプリンタ及びプリンタの機能設定方法によれば、手動スイッチの操作パターンによって各種印刷機能を直接的に指定して設定変更できるため、ユーザーは所望の設定変更を速やかに行うことができ、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプリンタのブロック図である。
【図2】操作パネルの一例を示す平面図である。
【図3】設定一覧表の一例を示す説明図である。
【図4】設定変更処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る設定変更処理のフローチャートである。
【図6】設定一覧表の項目配列が変更される様子を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るプリンタのブロック図である。
【図8】従来技術による設定変更の方法を示す説明図であって、図8(a)はランプ表示の組合せ状態で設定変更を行う場合、図8(b)は液晶表示器に表示されたメニューに従って設定変更を行う場合をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 印刷制御部
3 プリントエンジン
4 操作パネル
5 スイッチ状態検出部
6 操作パターン検出部
7 設定変更部
8 管理部
8A 設定一覧表
21 プリンタ
22 音声合成部
23 音声メモリ
24 スピーカ

Claims (4)

  1. 複数の手動スイッチを有するプリンタにおいて、
    複数の項目ブロックに含まれる各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとをそれぞれ対応付けて管理する管理手段と、
    前記各手動スイッチの操作パターンを検出するパターン検出手段と、
    前記パターン検出手段により検出される操作パターンに基づいて前記管理手段を参照し、該操作パターンに対応する印刷機能を設定する設定変更手段と、
    前記管理手段により管理される前記各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの対応関係の一覧表を印刷させる一覧表印刷手段と、
    を備え
    前記管理手段は、前記設定変更手段による設定に応じて、設定変更に係る項目ブロックと同一の項目ブロックに属する各印刷機能と前記各手動スイッチの操作パターンとの対応関係を、先頭に位置するように移動させることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記パターン検出手段は、前記各手動スイッチの操作順序を所定回数だけ検出することにより、前記操作パターンを検出する請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記設定変更手段による最新の設定状態を印刷させる設定状態印刷手段を更に設けた請求項に記載のプリンタ。
  4. 前記手動スイッチの操作パターンを確認するための確認手段を更に設けた請求項1に記載のプリンタ。
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