JPH08174960A - ラベルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ラベルに価格等の印字データをラベ
ルプリンタ本体で印字するラベルプリンタにおいて、印
字データ設定情報をタッチスクリーン装置より入力する
際に、タッチスクリーン装置に表示される操作画面の階
層構造を任意の階層レベルより表示して上記印字データ
設定情報を入力し得るように構成することにより、重複
する印字データの入力操作を省略し、ラベルの発行操作
を極めて簡単且つ迅速に行うことを目的とする。 【構成】本発明は、ラベルの印字データを所望内容に設
定するための印字データ設定情報と上記印字データをラ
ベルの所望位置に所望形態で印字するための印字データ
編集情報とを、ラベルプリンタ本体に設けられたタッチ
スクリーン装置に順次階層構造的に表示される操作画面
にて入力し得るようにしたラベルプリンタにおいて、上
記印字データ設定情報を上記タッチスクリーン装置より
入力する際に、タッチスクリーン装置に表示される操作
画面の階層構造を任意の階層レベルより表示して上記印
字データ設定情報を入力し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ラベルプリンタの改良
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のラベルに価格等の印字デ
ータをバーコードで印字するためのラベルプリンタ１と
しては、図６７に示されるものが知られている。すなわ
ち、ラベルプリンタ本体２に保持されたロール状ラベル
連続体３をサーマルヘッド４とプラテンローラ５との間
に移送させてラベル６に価格、バーコード等の印字デー
タを印字させる構成のものである。

【０００３】そして、かかる上記従来構成のものでは、
印字すべき印字データをラベルプリンタ１に入力する手
段として、ラベルプリンタ本体２にキーボード７が設け
られており、このキーボード７より印字すべき印字デー
タを入力し、その入力結果をラベルプリンタ本体２に設
けられた液晶ディスプレイ８による表示手段により確認
することにより行われていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかして、上記従来構
成のラベルプリンタ１における印字データ入力手段によ
れば、価格、商品コード等の印字データを入力する際
に、印字データを所望内容に設定するための印字データ
設定情報と、ラベルの印字領域における印字データの印
字位置、大きさ、回転方向、バーコードか通常文字（ヒ
ューマンリーダブル文字）かの区別等の印字データ編集
情報とを一体的に組み合わせたメディアパラメータとし
てキーボード７より入力していた。

【０００５】しかしながら、上記従来構成のラベルプリ
ンタ１によれば、メディアパラメータを入力するための
操作画面が、常に一定の順序で表示されるように構成さ
れており、メディアパラメータの設定操作は、メディア
パラメータ数が多いことやその設定手続が複雑であるた
め、ラベルプリンタ１における印字データの入力操作性
が悪いという欠点があった。

【０００６】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、 ラベルの印字データを所望内容に設定するための
印字データ設定情報と上記印字データをラベルに所望形
態で印字するための印字データ編集情報とを、順次階層
構造的にタッチスクリーン装置に表示される操作画面に
て入力し得るようにしたラベルプリンタにおいて、上記
印字データ設定情報を上記タッチスクリーン装置より入
力する際に、タッチスクリーン装置に表示される操作画
面の階層構造を、任意の階層レベルより表示して入力し
得るように構成したラベルプリンタを提供することを目
的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ラベルの印字データを所望内容に設定す
るための印字データ設定情報と上記印字データをラベル
に所望形態で印字するための印字データ編集情報とを、
順次階層構造的にタッチスクリーン装置に表示される操
作画面にて入力し得るようにしたラベルプリンタにおい
て、上記印字データ設定情報を上記タッチスクリーン装
置より入力する際に、タッチスクリーン装置に表示され
る操作画面の階層構造を、任意の階層レベルより表示し
て印字データ設定情報を入力し得るように構成した。

【０００８】

【作用】印字データ設定情報をタッチスクリーン装置よ
り入力する際に、タッチスクリーン装置に表示される操
作画面の階層構造を、任意の階層レベルより表示して印
字データ設定情報を入力する。

【０００９】

【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。

【００１０】図１は、本発明の一実施例のラベルプリン
タ１０の外観斜視図を示すもので、このラベルプリンタ
１０は、ラベルプリンタ本体１１とこのラベルプリンタ
本体１１にインターフェースケーブル１２を介して接続
されるタッチスクリーン装置１３とから構成されてい
る。

【００１１】図２は、ラベルプリンタ本体１１の蓋体１
４を開放した状態を示すもので、ラベルプリンタ本体１
１の内部には、サーマルヘッド１５とこのサーマルヘッ
ド１５と協働して印字を行うプラテンローラ１６が設け
られている。

【００１２】１７は、ラベルプリンタ本体１１の後方部
に回転自在に取り付けられたロール状ラベル連続体で、
帯状台紙１８上に感熱性のラベル１９を連続的に仮着し
てなり、このラベル連続体１７は、サーマルヘッド１５
とプラテンローラ１６との間を移送される間に、サーマ
ルヘッド１５より供給される熱によってラベル１９に所
望の印字がなされるように構成されている。

【００１３】また、上記タッチスクリーン装置１３は、
図３に示されるように、操作画面を表示するための液晶
表示部２０と、液晶表示部２０の表面に密着して設けら
れた透明なタッチパネル２１とを有しており、このタッ
チパネル２１は、オペレータがタッチパネル２１上の任
意の点を指で接触するとその接触した位置をＸ，Ｙ座標
として後述するＣＰＵ２２が検出するように構成されて
いる。

【００１４】次に、図４は、ラベルプリンタ１０の電気
回路のブロック図である。中央処理装置（以下ＣＰＵ２
２と称す）には、バス２３を介してリードオンリメモリ
（以下ＲＯＭ２４と称す）と、スタテイックラムよりな
る第１のメモリとしてのランダムアクセスメモリ（以下
ＳＲＡＭ２５と称す）と、ダイナミックラムよりなる第
２のメモリとしてのランダムアクセスメモリ（以下ＤＲ
ＡＭ２６と称す）と、ビデオラム（以下ＶＲＡＭ２７と
称す）と、プリンタ部２８とが接続されている。ＶＲＡ
Ｍ２７には、タッチスクリーン制御部２９が接続されて
おり、タッチスクリーン制御部２９はインターフェース
ケーブル１２を介してタッチスクリーン装置１３に接続
されている。

【００１５】プリンタ部２８は、上記バス２３に接続さ
れたヘッド制御回路３０と、ヘッド制御回路３０に接続
されたサーマルヘッド１５と、上記バス２３に接続され
たステッピングモータ駆動回路３１と、このステッピン
グモータ駆動回路３１に接続されたステッピングモータ
３２と、このステッピングモータ３２に接続されたプラ
テンローラ１６とから構成されている。

【００１６】上記ＲＯＭ２４には、オペレーテイングシ
ステムとしてのＭＳ−ＤＯＳ（登録商標）やプリンタ部
２８、タッチスクリーン装置１３、ＳＲＡＭ２５、ＤＲ
ＡＭ２６等のラベルプリンタ１０全体の制御を行うため
のプログラム、更にはタッチスクリーン装置１３の液晶
表示部２０に階層構造的に表示される各種操作画面デー
タが格納されている。

【００１７】ＳＲＡＭ２５は、印字データ、印字データ
パラメータ、印字データ編集パラメータ等の各種データ
を保存するためのメモリである。

【００１８】ＤＲＡＭ２６は、主として作業用ワークエ
リア２６ｂとしてのメモリであり、サーマルヘッド１５
に供給されるラベル１９の印字データ等が、ＣＰＵ２２
の制御によりドットイメージの形式で展開されるように
なっている。

【００１９】即ち、ＤＲＡＭ２６は、図５に示すごと
く、作業用ワークエリア２６ａとＭＳ-ＤＯＳ作業ワー
ク領域２６ｂとを有しており、作業用ワークエリア２６
ａは、プログラム領域３３と作業用メモリ領域３４とか
ら構成されている。プログラム領域３３は所定のプログ
ラムが読み込まれて作業用メモリ領域３４に格納された
データをデータ処理するようになっていると共に、後述
するジャンプテーブル３５がコードの形式で格納される
様になっている。詳述すると、上記作業用メモリ領域３
４は、印字データバッファ領域３６とイメージ編集パラ
メータ作成領域３７とイメージ編集領域３８とから構成
されている。印字データバッファ領域３６は、ＳＲＡＭ
２５に格納された後述する各データ初期値パラメータ設
定領域３９に設定された印字データ初期値パラメータを
印字データとして変換して格納するためのものである。
イメージ編集パラメータ作成領域３７では、印字データ
バッファ領域３６の印字データとＳＲＡＭ２５に格納さ
れた印字データ編集パラメータが読み込まれ、印字デー
タが印字データ編集パラメータで指定された条件に従っ
て展開されてイメージ編集パラメータが作成されるよう
になっている。また、イメージ編集領域３８は、上記イ
メージ編集パラメータ作成領域３７において作成された
イメージ編集パラメータが読み込まれ、このイメージ編
集パラメータに従って印字イメージデータが描画される
ように構成されている。なお、上記印字イメージデータ
は、ラベル１９に印字される価格、商品コード等の具体
的印字データをイメージとして展開したものと同一であ
る。

【００２０】また、ＭＳ-ＤＯＳ作業ワーク領域２６ｂ
は、ＲＯＭ２４に格納されているＭＳ-ＤＯＳのプログ
ラムが読み込まれて、後述するデータ・フィールドパラ
メータ４０が作成される様に構成されている。

【００２１】また、ＲＯＭ２４に格納された各種操作画
面データは、ＣＰＵ２２の制御によりＶＲＡＭ２７に各
操作画面のイメージデータとして展開され、このイメー
ジデータはタッチスクリーン制御部２９を介してタッチ
スクリーン装置１３の液晶表示部２０に順次操作画面と
して表示されるようになっている。

【００２２】上記ＳＲＡＭ２５に格納された印字データ
は、ＣＰＵ２２の制御によりＤＲＡＭ２６に展開される
とともに、ヘッド制御回路３０を介してサーマルヘッド
１５に供給されるようになっている。

【００２３】更に、ＣＰＵ２２は、上記印字データのサ
ーマルヘッド１５に対する供給と共に、ＲＯＭ２４に格
納されたプログラムに従ってステッピングモータ駆動回
路３１を駆動してステピングモータ３２を駆動させ、こ
れによってプラテンローラ１６が回転されて、プラテン
ローラ１６とサーマルヘッド１５の間を移送されるラベ
ル１９に上記印字データが印字される様になっている。

【００２４】次に図６は、本発明の要部をなすデータ・
フィールドパラメータファイル４０のレイアウトを示す
ものである。データ・フィールドパラメータファイル４
０は、印字データ設定情報としての印字データパラメー
タを設定するための印字データパラメータ領域４１と、
ラベル発行後再度タッチスクリーン装置１３より印字デ
ータを入力する際に表示される操作画面の階層レベルを
特定する移動先番号Ｎを設定するための移動先番号設定
領域４２と、印字データ編集情報としての印字フィール
ドパラメータを設定するための印字フィールドパラメー
タ領域４３の概念を示すものである。

【００２５】このデータ・フィールドパラメータファイ
ル４０は、ＭＳ−ＤＯＳにおけるファイルとしてファイ
ル名ＦＭ××. ＤＡＴ（但し××有効値は０１―９９）
でＳＲＡＭ２５に格納されており、図６において示され
るフォーマット番号ＦＭ０１のデータ・フィールドパラ
メータファイル４０は、ファイル名ＦＭ０１. ＤＡＴの
データ・フィールドパラメータファイル４０を特定する
ものである。

【００２６】従って、フォーマット番号ＦＭ０１によ
り、ある印字データパラメータとこの印字データパラメ
ータに対応する印字フィールドパラメータと移動先番号
Ｎとからなるデータ・フィールドパラメータファイル４
０（ＦＭ０１. ＤＡＴ）を、他の印字データパラメータ
とこの印字データパラメータに対応する印字フィールド
パラメータと移動先番号Ｎとからなるデータ・フィール
ドパラメータファイル４０（ＦＭ０２. ＤＡＴ―ＦＭ９
９. ＤＡＴ）と識別し得るようになっている。

【００２７】なお、本実施例では、フォーマット番号Ｆ
Ｍ０１―９９を付されたデータ・フィールドパラメータ
ファイル４０（ＦＭ０１. ＤＡＴ―ＦＭ９９. ＤＡＴ）
が形成されるものであるが、図６では、フォーマット番
号ＦＭ０１のものが示されており、フォーマット番号Ｆ
Ｍ０２ー９９の各データ・フィールドパラメータファイ
ル４０の構成は、フォーマット番号ＦＭ０１の構成と同
一であるためその説明は省略する。

【００２８】次に、上記印字データパラメータ領域４１
は、データ番号０１から３０で特定されるサブデータパ
ラメータ領域４４に分割されている。各サブデータパラ
メータ領域４４は、夫々同一構成とされており、印字デ
ータの性質等を特定するためのパラメータが設定される
所定バイトのデータパラメータ設定領域４５と、印字デ
ータの内容を示す見出しを特定するためのタイトル名パ
ラメータが設定される所定バイトのタイトル名パラメー
タ設定領域４６と、ラベル１９に印字される印字データ
の初期値（デフォルト値）を設定するための印字データ
初期値パラメータが設定される所定バイトのデータ初期
値パラメータ設定領域３９とにより構成されている。

【００２９】図７は、印字データパラメータ領域４１に
おけるデータ番号０１のサブデータパラメータ領域４４
の詳細を示すものである。

【００３０】上述の如く、各サブデータパラメータ領域
４４は、データパラメータ設定領域４５と、タイトル名
パラメータ設定領域４６と、データ初期値パラメータ設
定領域３９とから構成されるが、データパラメータ設定
領域４５は、更に属性欄４７、桁数欄４８、タイプ欄４
９、加工条件欄５０、状態欄５１の各欄より構成されて
いる。

【００３１】属性欄４７は、ラベル１９の印字発行をす
るときに、タッチスクリーン装置１３より印字データを
新たに入力して変更するか、それとも直前に入力した印
字データをそのまま固定して使用するかのいずれかのモ
ードを決めるパラメータの設定を行うためのものであ
り、この属性欄４７に所定の数値を設定することにより
両モードの何れか一方を選択しうるようになっている。

【００３２】同様に、桁数欄４８は、データ初期値パラ
メータ設定領域３９に設定される印字データ初期値パラ
メータの最大桁数を決めるパラメータを設定するための
ものである。

【００３３】タイプ欄４９は、データ初期値パラメータ
設定領域３９に設定される印字データ初期値パラメータ
が、数字、ＡＮＫ、記号、漢字のいずれであるかを決め
るパラメータを設定するためのものである。

【００３４】加工条件欄５０は、印字データ初期値パラ
メータがバーコードであった場合に、タッチスクリーン
装置１３からのチェックデジットの入力値が正であるか
否かを自動的に判断するモードか否か、及び自動的に判
断する場合にはバーコードの種別、例えばＪＡＮ８桁、
ＪＡＮ１３桁を決めるパラメータを設定するためのもの
である。

【００３５】状態欄５１は、あるラベル１９を発行した
場合に、そのラベル１９の印字データを次のラベル１９
の印字データとして残しておくか、それともその印字デ
ータをクリアしてあるラベル１９の発行直前の印字ラベ
ル１９の印字データを次に印字されるラベル１９の印字
データとするかを決めるパラメータを設定するためのも
のである。

【００３６】次に、タイトル名パラメータ設定領域４６
は、印字すべきデータの内容を示す見出しを特定するた
めのパラメータが設定されるもので、例えば製造年月
日、商品名、製造者、商品コード等の見出しであり、オ
ペレータがタッチスクリーン装置１３より印字データを
入力する際に表示されて、印字すべきデータとして何を
入力すべきであるかを簡単に理解し入力操作を容易にす
るためのものである。

【００３７】また、データ初期値パラメータ設定領域３
９には、１９９４年１０月１０日等の製造年月日、チョ
コレート等の商品名、ＡＢＣ商店等の販売者などラベル
１９に印字される印字データの初期値（デフォルト値）
パラメータが設定されるものであり、この設定内容は、
上記桁数欄４８で設定した最大桁数の範囲内で任意の内
容が設定されるものである。

【００３８】なお、図８は、印字データパラメータ領域
４１の最終データ番号ｎ（ｎ＝１―３０）におけるサブ
データパラメータ領域４４を示すものであり、このサブ
データパラメータ領域４４の下方には移動先番号設定領
域４２が形成されている。移動先番号設定領域４２には
サブデータパラメータ領域４４の任意のデータ番号０１
―３０が移動先番号Ｎとして設定されるものであり、こ
の移動先番号Ｎの設定により、後述するラベル発行操作
の際に、タッチスクリーン装置１３におけるデータ初期
値表示画面が上記データ番号０１―３０で特定される印
字データ初期値の入力操作画面より表示が開始され、次
いで、順次所定の順序で階層構造的に各操作画面が表示
されて印字データの入力操作が可能となる様に構成され
ている。

【００３９】図９は、図１０に示されるラベル１９の印
字データを印字データパラメータ領域４１に設定する場
合の概念を示すものである。図１０に示されるラベル１
９は、数字、文字、バーコード等の印字データの印字さ
れる領域（以下印字フィールドと称す）として、印字フ
ィールド０１、印字フィールド０２、印字フィールド０
３の各印字フィールドを有しており、印字フィールド０
１には印字データとしてチョコレートが、印字フィール
ド０２にはバーコード５２が、印字フィールド０３には
解説文字が印字されている。上記チョコレートは、商品
名を表すものであり、解説文字は、フラグメーカーコー
ド「４９１２３４５」と商品コード「６７８９０」とチ
ェックデジット「４」とから構成されている。

【００４０】図９においては、データ番号０１で特定さ
れるサブデータパラメータ領域４４のデータ初期値パラ
メータ設定領域３９に設定される印字データ初期値パラ
メータは「チョコレート」であり、タイトル名パラメー
タとして「商品名」、データ属性として「入力」モー
ド、印字データの桁数として「６桁」、データタイプと
して「漢字」が、夫々パラメータとして設定されてい
る。

【００４１】また、図１０に示されるラベル１９の印字
フィールド０２に印字されるバーコード５２のバーコー
ドデータは、フラグメーカーコードと商品コードとチェ
ックデジットとから構成されるものであるが、このバー
コードデータは、図９においてデータ番号０２、０３で
特定されるサブデータパラメータ領域４４に分かれて設
定されている。即ち、データ番号０２のサブデータパラ
メータ領域４４のデータ初期値パラメータ設定領域３９
にはバーコードデータにおけるフラグメーカコード「４
９１２３４５」がパラメータとして設定されており、タ
イトル名として「フラグメーカー」がタイトル名パラメ
ータ設定領域４６に、データ属性として「固定」が属性
欄４７に、データ桁数として「７桁」が桁数欄４８に、
データタイプとして「数字」がタイプ欄４９に、夫々パ
ラメータとして設定されている。

【００４２】図９のデータ番号０３のサブデータパラメ
ータ領域４４のデータ初期値パラメータ設定領域３９に
は、図１０に示すラベル１９のバーコードデータにおけ
る商品コード「６７８９０」がパラメータとして設定さ
れており、タイトル名として「商品コード」がタイトル
名パラメータ設定領域４６に、データ属性として「入
力」が属性欄４７に、データ桁数として「５桁」が桁数
欄４８に、データタイプとして「数字」がタイプ欄４９
に設定されている。

【００４３】なお、図１０のラベル１９には、バーコー
ド５２下部の印字フィールド０３に印字データとして解
説文字「４９１２３４５６７８９０４」が印字されてい
るが、この印字データ「４９１２３４５６７８９０４」
は、後述する印字フィールドのコピー機能を使用して印
字フィールド０２の印字データを印字フィールド０３に
コピーして印字フィールド０３の印字データとして設定
する様に設定されており、解説文字「４９１２３４５６
７８９０４」自体の印字データを指定するパラメータと
しては、図９に示すサブデータパラメータ領域４４に設
定されていない。

【００４４】なお、移動先番号設定領域４２には、移動
先番号Ｎとして「３」が設定されている。従って、ラベ
ル発行後、更にラベル発行操作をする際におけるデータ
初期値入力画面は、サブデータパラメータ領域４４にお
けるデータ番号０３で特定される印字データ、即ち商品
コードとしての「６７８９０」の入力操作画面より展開
される様に設定されている。

【００４５】次に図６に戻って、データ・フィールドパ
ラメータファイル４０のレイアウトにおける、印字デー
タ編集情報としての印字フィールドパラメータ領域４３
について説明する。

【００４６】この印字フィールドパラメータ領域４３
は、一枚のラベル１９に印字される上記印字データを如
何なる形態でラベル１９に印字するかについて特定する
印字データ編集情報を、パラメータの形式で設定するた
めのものである。

【００４７】印字フィールドパラメータ領域４３は、３
０個のサブ印字フィールドパラメータ領域５３に分割形
成されており、各サブ印字フィールドパラメータ領域５
３には、夫々フィールド番号０１―３０が付されてい
る。 このフィールド番号０１―３０は、商品名、価
格、製造者、バーコード等の印字データがラベル１９に
印字される際の、１枚のラベル１９における個々の印字
データの印字される領域を特定する各印字フィールド０
１―３０に、夫々対応するものである。

【００４８】従って、印字フィールド番号０１で特定さ
れるサブ印字フィールドパラメータ領域５３には、ラベ
ル１９の印字フィールド０１における印字形態に関する
印字フィールドパラメータが格納されている。

【００４９】このサブ印字フィールドパラメータ領域５
３の詳細は、図１１及び図１２に示されており、図１１
は、ラベル１９の１フィールドに印字される印字データ
が文字データである場合、即ち文字フィールドにおける
サブ印字フィールドパラメータ領域５３を示し、図１２
は、ラベル１９の１フィールドに印字される印字データ
がバーコードである場合、即ちバーコードフィールドに
おけるサブ印字フィールドパラメータ領域５３を示すも
のである。

【００５０】まず、図１１に示される文字フィールドに
おけるサブ印字フィールドパラメータ領域５３について
説明する。この文字フィールド用サブ印字フィールドパ
ラメータ領域５３は、印字データ種欄５４、縦位置欄５
５と横位置欄５６からなる印字位置欄５７、桁数欄５
８、ピッチ欄５９、縦倍率欄６０と横倍率欄６１からな
る倍率欄６２、方向欄６３、機能欄６４と連番欄６５と
開始桁欄６６と連桁欄６７と加減値欄６８と最小範囲欄
６９と最大範囲欄７０とからなる連番機能設定欄７１、
加工欄７２と加工条件欄７３とからなる加工条件設定欄
７４、印字データ指定欄７５より構成されている。

【００５１】印字データ指定欄７５は、データ仕様欄７
６とブロック１、ブロック２、ブロック３、ブロック４
とから構成されており、各ブロック１、２、３、４は、
それぞれデータ番号欄７７、開始位置欄７８、桁数欄７
９より構成されている。

【００５２】上記、印字データ種欄５４は、サブ印字フ
ィールドパラメータ領域５３を文字フィールドにするか
バーコードフィールドにするかを設定するものであり、
更に、文字フィールドに設定した場合に、印字される文
字種がＳ文字、Ｍ文字、ＯＢ文字（ＯＣＲーＢフォン
ト）、ＷＬ文字、Ｕ文字、漢字１６、漢字２４のいずれ
であるかを設定するためのものである。

【００５３】印字位置欄５７は、図１３に示されるよう
に、ラベル１９における印字開始位置を原点位置からの
Ｘ，Ｙ座標として設定するためのものである。桁数欄５
８は、印字データの最大のデータ桁数を設定するための
ものである。ピッチ欄５９は、印字する文字間の間隔を
設定するためのものである。倍率欄６２は、印字する文
字の縦倍率及び横倍率を夫々設定するためのものであ
る。方向欄６３は、印字文字の印字方向を設定するもの
で、正方向、９０度回転、１８０度回転、２７０度回転
のモードを設定しうるようになっている。

【００５４】連番機能設定欄７１は、その機能欄６４に
よって連続番号を印字するか否かを設定し得る様になっ
ており、連続番号を印字する場合は、連番欄６５で加算
連番、減算連番のいずれかを設定すると共に、連番を行
うデータの開始位置を開始桁数欄６６にて、連番をおこ
なうデータの桁数を連桁欄６７にて、連番をおこなうデ
ータの加算値または減算値を加減値欄６８にて、連番を
おこなうデータの最小範囲を最小範囲欄６９にて、連番
をおこなうデータの最大範囲を最大範囲欄７０にて、夫
々設定し得る様になっている。

【００５５】加工条件設定欄７４は、その加工欄７２に
よって記号補填をするか否かを設定すると共に加工条件
欄７３にて￥, 補填、￥補填、バー補填のいずれかを設
定しうる様になっている。

【００５６】印字データ指定欄７５は、印字フィールド
番号０１―３０で指定される印字フィールド０１―３０
にて印字される印字データを特定するためのものであ
る。

【００５７】データ仕様欄７６は、印字データとしてサ
ブデータパラメータ領域４４のデータ番号０１―３０で
特定される印字データをセットするか、印字データを既
にセットしたサブ印字フィールドパラメータ領域５３に
おいて特定される印字データをコピーするかのいずれか
のモードを設定するようになっている。

【００５８】データ仕様欄７６を、サブデータパラメー
タ領域４４のデータ番号０１―３０で特定される印字デ
ータをセットするモードに設定した場合、ブロック１を
指定すると、ブロック１におけるデータ番号欄７７に印
字データの格納されているデータ番号を、開始位置欄７
８に印字データの開始桁を、桁数欄７９に印字データの
印字桁数を夫々設定することにより、当該印字フィール
ドに印字される印字データを特定し得る様になってい
る。

【００５９】また、データ仕様欄７６を、印字データを
既にセットしたサブ印字フィールドパラメータ領域５３
において特定される印字データをコピーするモードに設
定した場合、ブロック１を指定すると、ブロック１にお
けるデータ番号欄７７に印字データの格納されているフ
ィールド番号を、開始位置欄７８に印字データの開始桁
を、桁数欄７９に印字データの印字桁数を夫々設定する
ことにより当該印字フィールドに印字される印字データ
を特定し得る様になっている。

【００６０】なお、ブロック２、３におけるデータ番号
欄、開始位置欄、桁数欄の機能は、ブロック１のそれと
同一であるためその説明は省略する。

【００６１】つぎに、図１２に基づいてバーコードフィ
ールドにおけるサブ印字フィールドパラメータ領域５３
について説明する。このバーコードフィールドにおける
サブ印字フィールドパラメータ領域５３の構成は、上記
文字フィールドにおけるサブ印字フィールドパラメータ
領域５３と略同一構成であるため相違する部分について
のみ説明し、その他の構成については同一名称の欄を図
示しその説明を省略する。

【００６２】即ち、印字データ種欄５４は、サブ印字フ
ィールドパラメータ領域５３を文字フィールドにするか
バーコードフィールドにするかを設定するものであり、
更に、バーコードフィールドに設定した場合に、印字さ
れる文字種がＪＡＮ８桁、ＪＡＮ１３桁、ＵＰＣ−Ｅ、
ＮＷ−７、短縮ＮＷ７、ＣＯＤＥ３９、ＩＴＦ、ＣＯＤ
Ｅ１２８のいずれであるかを設定するためのものであ
る。

【００６３】バーコード天地欄８０は、バーコードの天
地方向の長さを設定するためのものである。バー比率欄
８１は、バーコードにおける太バー、細バーの比率を設
定するためのものである。倍率欄８２は、バーコード倍
率を何倍にするかを設定するためのものである。

【００６４】加工条件設定欄８３は、その加工欄８４に
よってチェックデジットの自動計算をするか否かを設定
すると共に加工条件欄８５にてＪＡＮ８桁、ＪＡＮ１３
桁、プライスＣ/Ｄ、モジュラス４３のいずれかを設定
し得る様になっている。

【００６５】次に、図１４は、図１０に示されるラベル
１９の印字フィールド０１、０２、０３、における印字
フィールドパラメータ設定領域４３の概念を示すもので
ある。

【００６６】まず、図１０のラベル１９の印字フィール
ド０１に印字される印字データは、「チョコレート」で
あり、図１４に示すサブ印字フィールドパラメータ領域
５３の印字データ指定欄７５におけるデータ仕様欄７６
は、印字データをサブデータパラメータ領域４４のデー
タ番号０１で特定される印字データをセットするデータ
モードが設定されている。

【００６７】次にブロック１として、図９に示すサブデ
ータパラメータ領域４４のデータ番号０１で特定される
印字データ「チョコレート」が、開始位置０１より桁数
６桁でサブ印字フィールドパラメータ領域５３の印字デ
ータとして特定されている。

【００６８】なお、ブロック２、３、４は無設定であ
り、従ってブロック１以外の印字データは指定されてい
ない。

【００６９】また、フィールド番号０１で指定される印
字フィールド０１に印字される印字データは、印字種と
して漢字２４が、印字位置として縦位置０２７２、横位
置２２４が、データ桁数として６桁が、ピッチとして２
が、倍率として縦倍率１、横倍率１が、方向として０度
が、夫々フィールドパラメータとして、印字データ種欄
５４、印字位置欄５７、データ桁数欄５８、ピッチ欄５
９、倍率欄６２、方向欄６３に設定されている。

【００７０】次に、図１０に示される印字フィールド０
２に印字される印字データは、ＪＡＮ１３桁のバーコー
ド５２であり、図１４に示すフィールド番号０２のサブ
印字フィールドパラメータ領域５３における印字データ
指定欄７５のデータ仕様欄７６は、印字データセットモ
ードが設定されている。

【００７１】また、印字データ指定欄７５におけるブロ
ック１としてサブデータパラメータ領域４４のデータ番
号０２で特定される印字データ（フラグメーカコード
「４９１２３４５」）が開始位置０１より桁数７桁でフ
ィールド番号０２のサブ印字フィールドパラメータ領域
５３の印字データとして特定されている。また、ブロッ
ク１に続くブロック２としてサブデータパラメータ領域
４４のデータ番号０３で特定される印字データ（商品コ
ード「６７８９０」）が開始位置０１より桁数５桁でフ
ィールド番号０２のサブ印字フィールド領域５３の印字
データとして特定されている。ブロック３、４には印字
データの指定はない。従って、フィールド１の印字デー
タは、ブロック１、２で特定されるもの「４９１２３４
５６７８９０」となる。また、このフィールド番号０２
で指定される印字データは、印字種としてＪＡＮ１３桁
が、印字位置として縦位置０３３６、横位置２２８が、
データ桁数として１３桁が、倍率として２が、方向とし
て０度が、バー比率として１が、バー天地として０７２
が、加工設定としてＪＡＮ１３, チェックデッジト自動
生成が、夫々フィールドパラメータとして、印字データ
種欄５４、印字位置欄５７、データ桁数欄５８、倍率欄
６２、方向欄６３、バー比率欄８１、バー天地欄８０、
加工条件設定欄８３に設定されている。

【００７２】次に、図１０に示されるラベル１９の印字
フィールド０３に印字される印字データは、解説文字
「４９１２３４５６７８９０４」であり、この印字デー
タ「４９１２３４５６７８９０４」は、印字フィールド
０２における印字データ（バーコード５２）と同一コー
ドからなる。

【００７３】従って、図１４に示される印字データ指定
欄７５におけるデータ仕様欄７６は、印字フィールドコ
ピーモードが設定されると共に、ブロック１としてフィ
ールド番号０２が、開始位置０１よりデータ桁数１３桁
で指定されており、この結果印字フィールド０３におけ
る印字データは、印字フィールド０２における印字デー
タ「４９１２３４５６７８９０４」と同一のコードとな
る。 また、フィールド番号０３の印字データは、印字
種としてＭ文字が、印字位置として縦位置０４２４、横
位置２３２が、データ桁数として１３桁が、ピッチとし
て１が、倍率として縦倍率１、横倍率１が、方向として
０度が、夫々フィールドパラメータとして、印字データ
種欄５４、印字位置欄５７、データ桁数欄５８、ピッチ
欄５９、倍率欄６２、方向欄６３に設定されている。

【００７４】なお、図１５は、ＤＲＡＭ２６の印字デー
タバッファ領域３６における印字データ初期値の格納状
態の概念を示すものである。

【００７５】印字データバッファ領域３６は、データ番
号０１―３０と、このデータ番号０１―３０によって特
定される印字データ初期値を格納するように構成されて
いる。即ち、印字データバッファ領域３６では、ＳＲＡ
Ｍ２５に格納されている印字データパラメータ領域４１
における各サブデータパラメータ領域４４のデータ初期
値パラメータ設定領域３９に設定されている印字データ
初期値パラメータが、夫々その属性欄４７、桁数欄４
８、タイプ欄４９、加工条件欄５０、状態欄５１に設定
されている各パラメータに従って展開されて各印字デー
タ初期値が作成され、この印字データ初期値が対応する
データ番号０１―３０と共に格納されるようになってい
る。

【００７６】なお、上記ＳＲＡＭ２５のサブデータパラ
メータ領域４４における印字データ初期値パラメータが
ＤＲＡＭ２６の印字データバッファ領域３６に印字デー
タ初期値として展開される際に、データ・フィールドパ
ラメータファイル４０の移動先番号設定領域４２に設定
されている移動先番号Ｎも印字データバッファ領域３６
に格納される様になっている。

【００７７】また、図１６は、図９に示される印字デー
タパラメータ領域４１における各データ初期値パラメー
タを、ＤＲＡＭ２６の印字データバッファ領域３６に展
開して印字データ初期値として格納した状態を示す概念
図である。

【００７８】印字データバッファ領域３６には、データ
番号０１に対応する印字データ初期値として「チョコレ
ート」が、データ番号０２に対応する印字データ初期値
としてフラグメーカコード「４９１２３４５」が、デー
タ番号０３に対応する印字データ初期値として商品コー
ド「６７８９０」が、夫々印字データパラメータ領域４
１に設定されている各データパラメータに従って展開さ
れて格納されている。なお、移動先番号Ｎとしては、
「３」が格納されている。

【００７９】また、図１７は、図１０に示すラベル１９
を発行した後に、印字データ初期値の変更操作を行い、
図１８に示すラベル１９Ａを発行する場合における、Ｄ
ＲＡＭ２６の印字データバッファ領域３６における変更
印字データ初期値、即ち変更後の印字データの格納状態
を示すものである。即ち、図１８に示すラベル１９Ａを
発行するため印字データバッファ領域３６におけるデー
タ番号０３の印字データである商品コードがその印字デ
ータ初期値「６７８９０」より「６７６７０」に変更さ
れて、新たな印字データ「６７６７０」として格納され
ている。

【００８０】また、図１９は、本発明の要部を成すジャ
ンプテーブル３５が、ＤＲＡＭ２６のプログラム領域３
３に格納されている状態を示す概念図である。このジャ
ンプテーブル３５は、ＳＲＡＭ２５のデータ・フィール
ドパラメータファイル４０における印字データパラメー
タ領域４１の各パラメータがＤＲＡＭ２６の印字データ
バッファ領域３６にＣＰＵ２２により読み込まれた際、
データ・フィールドパラメータファイル４０におけるフ
ォーマット番号ＦＭと共に各操作画面に対応する処理ア
ドレスＬＣＤ０１―ＬＣＤ３２がＤＲＡＭ２６のプログ
ラム領域３３に格納される様になっており、各処理アド
レスＬＣＤ０１―ＬＣＤ３２によって指定されるＲＯＭ
２４の所定番地には、所定の操作画面を所定順序でタッ
チスクリーン装置１３に表示して展開するための所定の
プログラムが格納されている。

【００８１】従って、印字データ初期値に従ったラベル
１９を発行後、ＣＰＵ２２は、ＤＲＡＭ２６の印字デー
タバッファ領域３６における移動先番号Ｎを読み出し、
次いでこの移動先番号Ｎによって指定されるデータ番号
０１―３０に対応する処理アドレスＬＣＤ０２―ＬＣＤ
３１を読み出し、この処理アドレスＬＣＤ０２―ＬＣＤ
３１によって特定されるＲＯＭ２４のプログラムが実行
され、この結果、タッチスクリーン装置１３には、移動
先番号Ｎによって特定される印字データバッファ領域３
６のデータ番号０１―３０にて指定される印字データの
入力操作画面が表示され、次いで所定の操作画面が順次
展開される様になっている。

【００８２】なお、図２０は、図９に示す印字データパ
ラメータ領域４１の各パラメータが、ＤＲＡＭ２６の印
字データバッファ領域３６に読み込まれた際に作成され
るＤＲＡＭ２６のプログラム領域３３におけるジャンプ
テーブル３５の状態と、ジャンプテーブル３５の各処理
アドレスＬＣＤ０１―ＬＣＤ０５によって特定されるＲ
ＯＭ２４のプログラムが実行された場合にタッチスクリ
ーン装置１３に表示される入力操作画面との対応関係を
示す概念図である。

【００８３】次に、上記構成のラベルプリンタ１０のラ
ベル発行動作について説明する。

【００８４】まず、そのラベル発行動作の概略について
図２１に示されるフローチャートに基づいて説明する。

【００８５】ステップ１にて、ＦＥＥＤキー（図示せ
ず）を押しながら電源スイッチ（図示せず）を投入する
と、ステップ２にてタッチスクリーン装置１３に、ユー
テイリテイモード画面が表示される。このユーテイリテ
イモード画面より所定の表示エリアを順次タッチする
と、ステップ３にてデータパラメータ設定画面に移行す
る。このデータパラメータ設定画面より、データ番号、
タイトル名、データ属性、データ桁数、データタイプ、
データ等の所定のデータパラメータを設定する。

【００８６】次いで、ステップ４にてラベル発行後の操
作画面の移動先番号を入力する。

【００８７】更に、ステップ５にてフィールドパラメー
タ設定画面に移行して、フィールド番号、印字位置、デ
ータ桁数、ピッチ、倍率、方向、バー比率、バー天地、
加工設定、機能設定、データ仕様等の所定の印字フィー
ルドパラメータを設定する。

【００８８】ステップ６にて電源を切ると共に再度投入
すると、ステップ７にてタッチスクリーン装置１３にプ
リントモード画面が表示される。

【００８９】このプリントモード画面より、所定の表示
エリアをタッチし、マニュアル発行モードを選択し、ス
テップ８でフォーマット番号、入力データ、発行枚数を
順次入力すると、ステップ９で、所定の印字形態を有す
る所定枚数のラベル１９が発行される。

【００９０】次いで、ステップ１０でジャンプした所定
の操作画面が表示されるから、この操作画面より入力デ
ータ、発行枚数を順次入力すると、この入力結果に基づ
くラベル１９がステップ１１で発行される。

【００９１】次に、上記構成のラベルプリンタ１０にお
いて、図１０に示されるラベル１９を発行する場合のラ
ベル発行動作の詳細について、図２２乃至図６５を参照
して説明する。

【００９２】まず、印字データ設定情報としての印字デ
ータパラメータと、印字データ編集情報としての印字フ
ィールドパラメータを設定する操作について図２２乃至
図５７を参照して説明する。

【００９３】印字データパラメータを設定するには、Ｆ
ＥＥＤボタンを押しながら、電源を投入すると、ＣＰＵ
２２は、ＲＯＭ２４に格納されたプログラムに基づきＲ
ＯＭ２４に格納されているユーティリティモード操作画
面データをＶＲＡＭ２７に展開し、タッチスクリーン制
御部２９は、タッチスクリーン装置１３の液晶表示部２
０に、画面１で示されるユーティリティモード画面を表
示する（図２２参照）。

【００９４】オペレータが、タッチパネル２１の印字パ
ラメータ設定エリアをタッチすると、ＣＰＵ２２は、そ
のタッチした位置を検出し、あらかじめＲＯＭ２４に記
憶されているプログラムに従って、次の操作画面データ
をＲＯＭ２４より読み出してＶＲＡＭ２７に展開して、
タッチスクリーン装置１３には画面２で示される印字パ
ラメータ設定画面が表示される（図２３参照）。

【００９５】次いで、オペレータが、印字パラメータ設
定画面２の「パラメータ設定」エリアをタッチすると、
ＣＰＵ２２は、上記と同様に、次の操作画面データをＲ
ＯＭ２４より読み出して、タッチスクリーン装置１３に
画面３で示されるパラメータ設定画面を表示する（図２
４参照）。

【００９６】このパラメータ設定画面３において、「デ
ータパラメータ設定」エリアをタッチすると、ＣＰＵ２
２は、次の操作画面データをＲＯＭ２４より読み出し
て、タッチスクリーン装置１３に画面４で示されるフォ
ーマット番号入力画面を表示する（図２５参照）。

【００９７】フォーマット番号入力画面４にてフォーマ
ット番号０１を入力し、「決定」エリアをタッチする
と、ＣＰＵ２２は、画面５で示されるデータ番号入力画
面をタッチスクリーン装置１３に表示する（図２６参
照）。データ番号入力画面５にてデータ番号０１を入力
し、「決定」エリアをタッチすると、ＣＰＵ２２は、画
面６で示されるタイトル名入力画面を表示する（図２７
参照）。

【００９８】タイトル名入力画面６の所定のタッチエリ
ア「コード指定」、「選択指定」、「単語」をタッチ
し、タイトル名として商品名を入力した後、「決定」エ
リアをタッチすると、ＣＰＵ２２は、画面７で示される
データ属性入力画面を表示する（図２８参照）。

【００９９】データ属性入力画面７において「入力」エ
リアを選択して「決定」エリアをタッチすると、ＣＰＵ
２２は、画面８で示されるデータ桁数入力画面を表示す
る（図２９参照）。このデータ桁数入力画面８より、デ
ータ桁数０６を入力し、「決定」エリアをタッチする
と、ＣＰＵ２２は、画面９で示されるデータタイプ入力
画面を表示する（図３０参照）。

【０１００】このデータタイプ入力画面９より「漢字」
エリアを選択した後、「決定」エリアをタッチすると、
画面１０で示される印字データ初期値入力画面が表示さ
れる（図３１参照）。

【０１０１】この印字データ初期値入力画面１０より
「選択指定」エリアを選択し、選択指定印字データ入力
画面１１にて印字データ初期値「チョコレート」を入力
した後（図３２参照）、「決定」エリアをタッチする
と、画面は再び印字データ初期値入力画面１０に戻る。
印字データ初期値入力画面１０にて「決定」エリアをタ
ッチすると、画面１２の発行後データクリア選択画面に
移行する（図３３参照）。発行後データクリア選択画面
１２で「いいえ」エリアの選択を行ない「決定」エリア
をタッチすると、図９におけるデータ番号０１で特定さ
れるサブデータパラメータ領域４４の印字データパラメ
ータの設定操作が終了する。ここで、発行後データクリ
ア選択画面１２の「決定」エリアをタッチすると、画面
１３のデータパラメータの最終フィールド確認画面が表
示されるため（図３４参照）、「いいえ」エリアをタッ
チすると、再び画面５で示されるデータ番号入力画面に
復帰する（図２６参照）。従って、上記と同様の操作に
より図９に示されるデータ番号０２、０３のサブデータ
パラメータ領域４４の印字データパラメータの設定操作
を行う。

【０１０２】なお、データ番号０２、０３のサブデータ
パラメータ領域４４の印字データパラメータの設定操作
については、上記データ番号０１のサブデータパラメー
タ領域４４の印字データパラメータの設定操作より容易
に理解し得るため、その操作説明については省略する。

【０１０３】しかして、データ番号０３のサブデータパ
ラメータ領域４４の印字データパラメータの設定操作が
終了し、画面１３のデータパラメータの最終フィールド
確認画面において、「はい」エリアをタッチすると、移
動先番号設定画面１４が表示される（図３５参照）。こ
の移動先番号設定画面１４において移動先番号「３」を
入力し、「決定」エリアをタッチすると、フォーマット
番号入力画面４に復帰する（図２５参照）。このフォー
マット番号入力画面４より、上記と同様にして所定数の
フォーマット番号０２―９９についての印字データパラ
メータを設定する。なお、図１０のラベル１９について
は説明の便宜上、フォーマット番号０１に関する印字デ
ータパラメータのみを作成するものとする。

【０１０４】総てのフォーマット番号０１―９９につい
ての印字データパラメータの設定が終了し、フォーマッ
ト番号入力画面４より「前画面」エリアをタッチするこ
とにより、画面３のパラメータ設定画面に復帰する（図
２４参照）。

【０１０５】このパラメータ設定画面３において「フィ
ールドパラメータ設定」エリアをタッチすることによ
り、フィールドパラメータ設定画面１５に移行して、印
字フィールドパラメータ設定操作に入る（図３６参
照）。

【０１０６】フィールドパラメータ設定画面１５にてフ
ォーマット番号０１を入力した後、「決定」エリアをタ
ッチすると、フィールド番号設定画面１６が表示される
（図３７参照）。フィールド番号設定画面１６にてフィ
ールド番号０１を入力した後、「決定」エリアをタッチ
すると、フィールドパラメータ設定初期画面１７に移行
する（図３８参照）。

【０１０７】フィールドパラメータ設定初期画面１７に
て「印字種：印字なし」エリアをタッチすると、文字フ
ィールド設定画面１８が表示される（図３９参照）。こ
の文字フィールド設定画面１８にて「文字」エリア、
「決定」エリアを順次タッチすると、文字種選択画面１
９に移行する（図４０参照）。

【０１０８】文字種選択画面１９にて「漢字２４」エリ
アを選択した後、「決定」エリアをタッチすると、文字
フィールド設定画面１８に移行する（図３９参照）。こ
の文字フィールド設定画面１８より「印字位置」エリア
をタッチし、印字位置入力画面２０に移行して縦位置０
２７２、横位置２２４を入力する（図４１参照）。

【０１０９】同様に、文字フィールド設定画面１８より
「桁数」エリアをタッチして印字データ桁数入力画面２
１にて印字データ桁数０６を入力する（図４２参照）。
さらに、文字フィールド設定画面１８より「ピッチ」エ
リアをタッチしてピッチ入力画面２２にて文字間ピッチ
２を入力する（図４３参照）。

【０１１０】また、文字フィールド設定画面１８より
「倍率」エリアをタッチして文字倍率入力画面２３にて
縦倍率１、横倍率１を入力する（図４４参照）。

【０１１１】次いで、文字フィールド設定画面１８より
「正方向」エリアをタッチして印字方向入力画面２４に
て正方向を入力する（図４５参照）。

【０１１２】また、文字フィールド設定画面１８より
「データ仕様」エリアをタッチすると、データ仕様選択
画面２５に移行し（図４６参照）、データ仕様選択画面
２５にて「データ」エリア、「決定」エリアを順次タッ
チすると、データブロック設定画面２６が表示される
（図４７参照）。データブロック設定画面２６にてブロ
ック１を選択すると、データ初期値設定画面２７に移行
する（図４８参照）。

【０１１３】データ初期値設定画面２７にてデータ番号
０１、開始桁０１、桁数０６を入力し、「決定」エリア
をタッチすると、印字データ初期値パラメータとして
「チョコレート」が指定されたことになり、データブロ
ック設定画面２６に復帰する（図４７参照）。

【０１１４】データブロック設定画面２６にて「終了」
エリアをタッチすると、データ仕様選択画面２５が表示
されるから（図４６参照）、「決定」エリアをタッチす
るとフィールド番号設定画面１６が復帰する（図３７参
照）。

【０１１５】フィールド番号設定画面１６にてフィール
ド番号０２を入力した後、決定エリアをタッチすると、
文字フィールド設定画面１８に移行する（図３９参
照）。文字フィールド設定画面１８にて「印字種：文
字」エリアをタッチすると、印字データ種選択画面２８
が表示され（図４９参照）、「バーコード」エリアをタ
ッチするとバーコード種選択画面２９に移行する（図５
０参照）。

【０１１６】バーコード種選択画面２９において「ＪＡ
Ｎ１３桁」を選択すると、バーコードフィールド設定画
面３０に移行する（図５１参照）。バーコードフィール
ド設定画面３０において、「印字位置」エリアをタッチ
して印字位置入力画面２０を表示させて縦位置０３３
６、横位置２２８を入力する（図４１参照）。

【０１１７】同様に、バーコードフィールド設定画面３
０において「桁数」エリアをタッチして印字データ桁数
入力画面２１を表示させて１３桁を入力し（図４２参
照）、バーコードフィールド設定画面３０において「バ
ー倍率」エリアをタッチしてバーコード倍率画面３１を
表示させて「２」を入力し（図５２参照）、バーコード
フィールド設定画面３０において「比率」エリアをタッ
チしてバーコード比率画面３２を表示させて「１」を入
力し（図５３参照）、バーコードフィールド設定画面３
０において「正方向」エリアをタッチし印字方向入力画
面２４を表示させて「正方向」を選択し（図４５参
照）、バーコードフィールド設定画面３０において「バ
ー天地」エリアをタッチしてバーコード天地画面３３を
表示させて０７２を入力する（図５４参照）。

【０１１８】更に、バーコードフィールド設定画面３０
において「加工設定」エリアをタッチして、加工条件設
定画面３４を表示させて、「Ｃ／Ｄ計算」エリアを選択
し（図５５参照）、次いでチェックデジット選択画面３
５にて「ＪＡＮ１３生成」エリアをタッチすると、バー
コードフィールド設定画面３０に復帰する（図５６、５
１参照）。

【０１１９】バーコードフィールド設定画面３０にて
「データ仕様」エリアをタッチするとデータ仕様選択画
面２５に移行する（図４６参照）。データ仕様選択画面
２５にて「データ」エリアをタッチするとデータブロッ
ク設定画面２６が表示され（図４７参照）、このデータ
ブロック設定画面２６にて「ブロック１」エリアを決定
すると、データ初期値設定画面２７に移行し（図４８参
照）、データ初期値設定画面２７にてデータ番号０２、
開始行０１、データ桁数０７を入力し、「決定」エリア
をタッチすると、データブロック設定画面２６に復帰す
る（図４７参照）。

【０１２０】データブロック設定画面２６にて「ブロッ
ク２」エリアを選択すると、再度データ初期値設定画面
２７が表示され（図４８参照）、このデータ初期値設定
画面２７にてデータ番号０３、データ桁数０５、開始行
０１を入力し、「決定」エリアをタッチすると、データ
ブロック設定画面２６に復帰する（図４７参照）。デー
タブロック設定画面２６にて「終了」エリアをタッチす
ると、バーコードフィールド設定画面３０に移行する
（図５１参照）。バーコードフィールド設定画面３０に
て「決定」エリアをタッチすると、フィールド番号設定
画面１６に復帰する（図３７参照）。

【０１２１】フィールド番号設定画面１６にてフィール
ド番号０３を入力した後、「決定」エリアをタッチする
と、バーコードフィールド設定画面３０に移行する（図
５１参照）。バーコードフィールド設定画面３０にて
「印字種：バー」エリアをタッチすると、印字データ種
選択画面２８が表示され（図４９参照）、「文字」エリ
アをタッチすると文字種選択画面１９に移行する（図４
０参照）。文字種選択画面１９において「Ｍ文字」を選
択すると、文字フィールド設定画面１８に移行する（図
３９参照）。

【０１２２】この文字フィールド設定画面１８より、上
記フィールド番号０１におけるフィールドパラメータの
入力操作と同様にして、「印字位置」エリアをタッチし
て印字位置入力画面２０を表示させて縦位置０４２４、
横位置２３２を設定し（図４１参照）、さらに、文字フ
ィールド設定画面１８より、「桁数」エリアをタッチし
て印字データ桁数入力画面２１にて印字データ桁数１３
を入力し（図４２参照）、文字フィールド設定画面１８
より、「ピッチ」エリアをタッチしてピッチ入力画面２
２にて文字間ピッチ１を入力し（図４３参照）、文字フ
ィールド設定画面１８より、「倍率」エリアをタッチし
て文字倍率入力画面２３にて縦倍率１、横倍率１を入力
し（図４４参照）、次いで、文字フィールド設定画面１
８より「正方向」エリアをタッチして印字方向入力画面
２４にて「正方向」を入力する（図４７参照）。

【０１２３】また、文字フィールド設定画面１８より
「データ仕様」エリアを選択すると、データ仕様選択画
面２５に移行し、データ仕様選択画面２５にて「コピ
ー」エリア、「決定」エリアを順次タッチすると、コピ
ーブロック設定画面３６が表示される（図５７参照）。
コピーブロック設定画面３６にてブロック１を選択する
と、データ初期値設定画面２７に移行する（図４８参
照）。

【０１２４】データ初期値設定画面２７にてフィールド
番号０２、開始桁０１、桁数１３を入力し、「決定」エ
リアをタッチすると、印字データとしてフィールド番号
０２で指定される印字データ「４９１２３４５６７８９
０」が特定されたことになり、コピーブロック設定画面
３６に復帰する（図５７参照）。コピーブロック設定画
面３６にて「終了」エリアをタッチすると、文字フィー
ルド設定画面１８が表示されるから「フォーマット番
号」エリアをタッチするとフィールド番号設定画面１６
が復帰する（図３７参照）。

【０１２５】なお、上記文字フィールド設定画面１８に
おける「フォーマット番号」の選択により、上述の印字
データパラメータと移動先番号Ｎと印字フィールドパラ
メータは、フォーマット番号ＦＭ０１のデータ・フィー
ルドパラメータファイル４０としてファイル名ＦＭ０
１. ＤＡＴでＳＲＡＭ２５の所定番地に格納される。

【０１２６】同時に上記印字データパラメータ及び移動
先番号Ｎは、図１６に示される如く、ＤＲＡＭ２６の印
字データバッファ領域３６に格納される。

【０１２７】次に、上記設定の印字パラメータに基づく
ラベルプリンタ１０の図１０のラベル１９のラベル発行
操作について図５８乃至図６５を参照して説明する。

【０１２８】ラベルプリンタ本体１１の電源を投入する
と、ＣＰＵ２２の制御によりタッチスクリーン装置１３
にプリントモード選択画面３７が表示される（図５８参
照）。プリントモード選択画面３７にて「プリント」エ
リアを選択すると、プリント選択画面３８が表示され
（図５９参照）、「マニュアル入力発行」エリアをタッ
チすると、マニュアル入力発行画面３９に移行する（図
６０参照）。

【０１２９】マニュアル入力画面３９よりフォーマット
番号０１を決定すると、ＣＰＵ２２は、フォーマット番
号０１のデータ・フィールドパラメータファイル４０に
おけるデータ番号０１のデータパラメータのデータ属性
が入力であるか固定であるかを判断し、図９に示すごと
く「入力」に設定されているため、次にデータタイプを
判断する。

【０１３０】ＣＰＵ２２は、データタイプが「漢字」で
あることを認識するとＲＯＭ２４に格納されている所定
の操作画面データをタッチスクリーン装置１３に入力
し、データ初期値表示画面４０が表示される（図６１参
照）。

【０１３１】データ初期値表示画面４０では、タイトル
名として「商品名」、印字データ初期値として「チョコ
レート」が表示される。

【０１３２】なお、印字データ初期値としての「チョコ
レート」を変更する場合には、データ初期値表示画面４
０より「選択指定」エリアをタッチして選択指定画面４
１に移行して所定の入力操作を行う（図６２参照）。ま
た、上記印字データ初期値「チョコレート」を、例えば
「ミルクチョコ」に変更した場合には、ＤＲＡＭ２６の
印字データバッファ領域３６におけるデータ番号０１の
印字データ初期値「チョコレート」が「ミルクチョコ」
に変更され、この「ミルクチョコ」が印字データとされ
る。

【０１３３】データ初期値表示画面４０において印字デ
ータ初期値「チョコレート」の変更を要しない場合に
は、「決定」エリアをタッチすると、ＣＰＵ２２は、フ
ォーマット番号０１のデータ・フィールドパラメータフ
ァイル４０におけるデータ番号０２のデータパラメータ
のデータ属性が「入力」であるか「固定」であるかを判
断し、図９に示すごとく「固定」に設定されているた
め、ＣＰＵ２２は、フォーマット番号０１のデータ・フ
ィールドパラメータファイル４０におけるデータ番号０
３のデータパラメータのデータ属性が「入力」であるか
「固定」であるかを判断し、図９に示すごとく、「入
力」に設定されているため、次にデータタイプを判断す
る。

【０１３４】ＣＰＵ２２は、データタイプが「数字」で
あることを認識するとＲＯＭ２４に格納されている所定
の操作画面データをタッチスクリーン装置１３に出力
し、データ初期値表示画面４２が表示される（図６３参
照）。データ初期値表示画面４２では、タイトル名とし
て「商品コード」、データ初期値として「６７８９０」
が表示される。

【０１３５】なお、印字データ初期値として「６７８９
０」を変更する場合には、データ初期値表示画面４２よ
り所定の数値をタッチして入力する。また、変更された
印字データ初期値は、ＤＲＡＭ２６のデータ番号０３の
印字データバッファ領域３６に格納されて印字データと
される。データ初期値表示画面４２において印字データ
初期値「６７８９０」の変更を要しない場合には、「決
定」エリアをタッチすると、ＣＰＵ２２は、上記データ
番号０３が最終番号であるか判断し、図９のデータパラ
メータにおいては最終番号であるため、次の操作画面で
あるマニュアル入力発行画面４３を表示する（図６４参
照）。マニュアル入力発行画面４３においてラベル１９
の発行枚数１を入力し、「決定」エリアをタッチする
と、ＣＰＵ２２は印字発行確認画面４４を表示する（図
６５参照）。

【０１３６】印字発行確認画面４４において「決定」エ
リアをタッチすると、ＣＰＵ２２はＳＲＡＭ２５に格納
されているフォーマット番号０１のデータ・フィールド
パラメータファイル４０における印字フィールドパラメ
ータ領域４３に設定されている各フィールドパラメータ
で特定される態様で、ＤＲＡＭ２６の印字データバッフ
ァ領域３６に格納されている各データ番号０１―０３の
印字データをＤＲＡＭ２６のイメージ編集パラメータ作
成領域３７に展開してイメージ編集パラメータを作成
し、次いでＣＰＵ２２は、このイメージ編集パラメータ
をＤＲＡＭ２６のイメージ編集領域３８に展開して印字
イメージデータを描画する。更に、ＣＰＵ２２は、この
印字イメージデータをプリンタ部２８のサーマルヘッド
１５に供給すると共に、ステッピングモータ３２を駆動
してプラテンローラ１６を回転させ、この結果、図１０
に示されるラベル１９が１枚印字される。

【０１３７】次に、上記図１０に示されるラベル１９の
ラベル発行直後、図１８に示すラベル１９Ａを発行する
操作について説明する。なお、ラベル１９Ａの発行操作
は、本発明の要部をなす操作画面のジャンプ機能を使用
して行われる。

【０１３８】即ち、ＣＰＵ２２は、図１０のラベル１９
の発行後、ＤＲＡＭ２６の印字データバッファ領域３６
における移動先番号Ｎを読み出しに行く。今、印字デー
タバッファ領域３６における移動先番号Ｎの値は、図１
６に示す如く「３」であるため、ＣＰＵ２２は、ＤＲＡ
Ｍ２６のプログラム領域３３に展開されたジャンプテー
ブル３５において、データ番号０３に対応する処理アド
レスＬＣＤ０４を読み出す（図２０参照）。この処理ア
ドレスＬＣＤ０４の読み出しに伴い、ＲＯＭ２４におけ
る処理アドレスＬＣＤ０４に格納されているプログラム
が実行されて、図６３に示すデータ初期値表示画面４２
がタッチスクリーン装置１３に表示される。このデータ
初期値表示画面４２には、図１０に示すラベル１９の印
字データ初期値である商品コード「６７８９０」が表示
されているから、図６６に示す如くラベル１９Ａの商品
コード「６７６７０」を入力し、「決定」キーをタッチ
すると、図１７に示す如く、印字データバッファ領域３
６のデータ番号０３の印字データ初期値が「６７６７
０」に変更される。

【０１３９】なお、印字データバッファ領域３６のデー
タ番号０１、０２における印字データは、図１０のラベ
ル１９を印字した際におけるデータ番号０１、０２の印
字データバッファ領域３６の印字データ初期値が保持さ
れて、「チョコレート」、「４９１２３４５」となって
いる。また同時に、上記データ初期値表示画面４２にお
ける「決定」キーのタッチにより、ＣＰＵ２２は、上記
データ番号０３が最終番号であるか判断し、図１７の印
字データバッファ領域３６においては最終番号であるた
め、次の操作画面であるマニュアル入力発行画面４３を
表示する（図６４参照）。マニュアル入力発行画面４３
においてラベル１９Ａの発行枚数１を入力し、「決定」
エリアをタッチすると、ＣＰＵ２２は印字発行確認画面
４４を表示する（図６５参照）。

【０１４０】印字発行確認画面４４において「決定」エ
リアをタッチすると、ＣＰＵ２２はＳＲＡＭ２５に格納
されているフォーマット番号０１のデータ・フィールド
パラメータファイル４０における印字フィールドパラメ
ータ領域４３に設定されている各フィールドパラメータ
で特定される態様で、ＤＲＡＭ２６の印字データバッフ
ァ領域３６に格納されている各データ番号０１―０３の
印字データをＤＲＡＭ２６のイメージ編集パラメータ作
成領域３７に展開してイメージ編集パラメータを作成
し、次いでＣＰＵ２２は、このイメージ編集パラメータ
をＤＲＡＭ２６のイメージ編集領域３８に展開して印字
イメージデータを描画する。更に、ＣＰＵ２２は、この
印字イメージデータをプリンタ部２８のサーマルヘッド
１５に供給すると共に、ステッピングモータ３２を駆動
してプラテンローラ１６を回転させ、この結果、図１８
に示されるラベル１９Ａが１枚印字される。

【０１４１】しかして、上記構成のラベルプリンタ１０
によれば、タッチスクリーン装置１３より印字データパ
ラメータを入力する際に、移動先番号Ｎを入力しておく
だけで、ラベル発行後更に同種類の印字データのラベル
を発行するような場合に、操作画面が、最初の操作画面
より順次所定の順序で表示されることなく、上記移動先
番号Ｎによって指定される印字データの操作画面にジャ
ンプして表示され、この操作画面より印字データの入力
操作をすることができるから、印字データの重複入力操
作をする必要がなくなり、この結果印字データの入力操
作性が極めて向上する。更に、所望の印字データの操作
画面にジャンプさせる操作も、移動先番号Ｎをタッチス
クリーン装置１３より入力するだけでよく、極めて簡単
且つ容易である。

【０１４２】なお、上記実施例においては、ラベルプリ
ンタ本体１１とタッチスクリーン装置１３とを別体に設
けて、ラベルプリンタ本体１１とタッチスクリーン装置
１３とをインターフェースケーブル１２で接続したが、
本願発明はこれに限られることなく、タッチスクリーン
装置１３をラベルプリンタ本体１１に一体的に設けても
よい。

【０１４３】更に、上記実施例では、ラベル発行後の移
動先番号Ｎとして「３」を設定し、商品コードの入力操
作画面にジャンプして表示させるように構成したが、本
発明はこれに限られることなく、移動先番号Ｎとしては
何でもよく、印字データパラメータ領域４１におけるデ
ータ番号として「０３」以上の値を設定し、この値を移
動先番号Ｎとして指定すれば、この移動先番号Ｎで特定
される所定の入力操作画面にジャンプして表示させるこ
とができる。また、上記実施例では、印字データパラメ
ータ領域４１のデータ番号０３のデータ初期値パラメー
タ設定領域３９において、印字データ初期値パラメータ
として商品コード「６７８９０」を設定したが、本発明
はこれに限られることなく、印字データ初期値パラメー
タとしては何でもよく、例えば商品価格を設定し、ラベ
ル発行後にこの商品価格の入力操作画面にジャンプして
表示するように構成してもよく、さらに、その他の構成
についても本願発明の要旨を変更しない範囲で種々変更
可能である。

【０１４４】

【発明の効果】上述の如く本願発明によれば、上記ラベ
ルの印字データを所望内容に設定するための印字データ
設定情報と上記印字データをラベルの所望位置に所望形
態で印字するための印字データ編集情報とを、上記ラベ
ルプリンタ本体に設けられたタッチスクリーン装置に順
次階層構造的に表示される操作画面にて入力し得るよう
にしたラベルプリンタにおいて、上記印字データ設定情
報を上記タッチスクリーン装置より入力する際に、タッ
チスクリーン装置に表示される操作画面の階層構造を任
意の階層レベルより表示して上記印字データ設定情報を
入力し得るように構成したから、ラベル発行後更に印字
データの重複するラベルを印字発行するような場合に
は、操作画面を最初の操作画面より順次表示させること
なく、任意の階層レベルの操作画面より表示して印字デ
ータを入力することができ、従って重複する印字データ
の入力操作については省略することができるため、ラベ
ルの発行操作を極めて簡単且つ迅速に行うことができる
等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明のラベルプリンタの外観斜視図
である。

【図２】図２は、本発明のラベルプリンタの蓋体を解放
した状態の要部の斜視図である。

【図３】図３は、本発明のタッチスクリーン装置の縦断
面である。

【図４】図４は、本発明の電気回路のブロック図であ
る。

【図５】図５は、本発明のＤＲＡＭの概念図である。

【図６】図６は、本発明のデータ・フィールドパラメー
タファイルのレイアウトの概念図である。

【図７】図７は、本発明のサブデータパラメータ領域の
概念図である。

【図８】図８は、本発明の最終データ番号を有するサブ
データパラメータ領域の概念図である。

【図９】図９は、本発明の図１０のラベルの印字データ
パラメータ領域を示す概念図である。

【図１０】図１０は、本発明の印字データ初期値に基づ
いて印字されたラベルの正面図である。

【図１１】図１１は、本発明のサブ印字フィールドパラ
メータ領域が文字フィールドである場合の概念図であ
る。

【図１２】図１２は、本発明のサブ印字フィールドパラ
メータ領域がバーコードフィールドである場合の概念図
である。

【図１３】図１３は、本発明のラベルの印字位置のイメ
ージを示す正面図である。

【図１４】図１４は、本発明の図１０のラベルの印字フ
ィールドパラメータ領域を示す概念図である。

【図１５】図１５は、本発明の印字データバッファ領域
の概念図である。

【図１６】図１６は、本発明の図１０のラベルを印字す
る際の印字データバッファ領域の概念図である。

【図１７】図１７は、本発明の図１８のラベルを印字す
る際の印字データバッファ領域の概念図である。

【図１８】図１８は、本発明のジャンプ機能に基づいて
印字されたラベルの正面図である。

【図１９】図１９は、本発明のジャンプテーブルを示す
概念図である。

【図２０】図２０は、本発明の図１８のラベルを印字す
る場合のジャンプテーブルを示す概念図である。

【図２１】図２１は、本発明のラベルプリンタのラベル
発行動作の概略を示すフローチャートである。

【図２２】図２２は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるユーティリティーモード画面を示す図である。

【図２３】図２３は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字パラメータ設定画面を示す図である。

【図２４】図２４は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるパラメータ設定画面を示す図である。

【図２５】図２５は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるフォーマット番号入力画面を示す図である。

【図２６】図２６は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ番号入力画面を示す図である。

【図２７】図２７は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるタイトル名入力画面を示す図である。

【図２８】図２８は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ属性入力画面を示す図である。

【図２９】図２９は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ桁数入力画面を示す図である。

【図３０】図３０は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータタイプ入力画面を示す図である。

【図３１】図３１は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字データ初期値入力画面を示す図である。

【図３２】図３２は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける選択指定印字データ入力画面を示す図である。

【図３３】図３３は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける発行後データクリア選択画面を示す図である。

【図３４】図３４は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける最終フィールド確認画面を示す図である。

【図３５】図３５は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける移動先番号設定画面を示す図である。

【図３６】図３６は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるフィールドパラメータ設定画面を示す図である。

【図３７】図３７は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるフィールド番号設定画面を示す図である。

【図３８】図３８は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるフィールドパラメータ設定初期画面を示す図であ
る。

【図３９】図３９は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける文字フィールド設定画面を示す図である。

【図４０】図４０は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける文字種選択画面を示す図である。

【図４１】図４１は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字位置入力画面を示す図である。

【図４２】図４２は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字データ桁数入力画面を示す図である。

【図４３】図４３は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるピッチ入力画面を示す図である。

【図４４】図４４は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける文字倍率入力画面を示す図である。

【図４５】図４５は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字方向入力画面を示す図である。

【図４６】図４６は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ仕様選択画面を示す図である。

【図４７】図４７は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータブロック設定画面を示す図である。

【図４８】図４８は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ初期値設定画面を示す図である。

【図４９】図４９は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字データ種選択画面を示す図である。

【図５０】図５０は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるバーコード種選択画面を示す図である。

【図５１】図５１は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるバーコードフィールド設定画面を示す図である。

【図５２】図５２は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるバーコード倍率画面を示す図である。

【図５３】図５３は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるバーコード比率画面を示す図である。

【図５４】図５４は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるバーコード天地画面を示す図である。

【図５５】図５５は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける加工条件設定画面を示す図である。

【図５６】図５６は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるチェックデジット画面を示す図である。

【図５７】図５７は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるコピーブロック設定画面を示す図である。

【図５８】図５８は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるプリントモード選択画面を示す図である。

【図５９】図５９は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるプリント選択画面を示す図である。

【図６０】図６０は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるマニュアル入力画面を示す図である。

【図６１】図６１は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ初期値表示画面を示す図である。

【図６２】図６２は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける選択指定画面を示す図である。

【図６３】図６３は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるデータ初期値表示画面を示す図である。

【図６４】図６４は、本発明のタッチスクリーン装置に
おけるマニュアル入力発行画面を示す図である。

【図６５】図６５は、本発明のタッチスクリーン装置に
おける印字発行確認画面を示す図である。

【図６６】図６６は、本発明の印字データ初期値を変更
後のデータ初期値表示画面を示すものである。

【図６７】図６７は、従来例におけるラベルプリンタの
一部を切欠した外観斜視図である。

【符号の説明】

１１・・・ラベルプリンタ本体 １３・・・タッチスクリーン装置 ２０・・・液晶表示部 ２１・・・タッチパネル ３３・・・プログラム領域 ３４・・・作業用メモリ領域 ３５・・・ジャンプテーブル ３６・・・印字データバッファ領域 ３９・・・データ初期値パラメータ設定領域 ４１・・・印字データパラメータ領域 ４２・・・移動先番号設定領域 ４３・・・印字フィールドパラメータ領域

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｖ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ラベルに価格等の印字データをラベルプ
   リンタ本体で印字すると共に、上記ラベルの印字データ
   を所望内容に設定するための印字データ設定情報と上記
   印字データをラベルに所望形態で印字するための印字デ
   ータ編集情報とを、上記ラベルプリンタ本体に設けられ
   たタッチスクリーン装置に順次階層構造的に表示される
   操作画面にて入力し得るようにしたラベルプリンタにお
   いて、 上記印字データ設定情報を上記タッチスクリーン装置よ
   り入力する際に、タッチスクリーン装置に表示される操
   作画面の階層構造を任意の階層レベルより表示して上記
   印字データ設定情報を入力し得るように構成したことを
   特徴とするラベルプリンタ。