JP3602977B2 - ネットワーク型標識システムおよび車載情報機器のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,路側から車両に対し,道路交通標識・標示情報,事故や工事等による規制情報,その他の道路情報を,ドライバーが認知しやすい形態で提供することにより,ドライバーの安全運転を支援するネットワーク型標識システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図16は,従来方式の標識に関する概念図である。従来の道路交通標識や道路交通標示は,例えば図16に示すように路上に固定設置されており,ドライバーはこれを視認することにより,安全運転のために必要な標識情報を入手していた。また,従来の技術では標識の示す情報は固定的であり,時間や曜日によって標識内容を変更する場合,あるいは車種によって標識内容が異なる場合,文字による指示標識が加えられていた。
【0003】
また,交通違反に関しては,警察官により現行犯のみの取り締まりが行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように,従来技術では道路交通標識は路上に固定設置されており,以下のような課題があった。
【0005】
〔課題1〕
悪天候の時や逆光の場合,道路交通標識の視認性が悪化したり,また,街路樹の張り出しによるシャドウイングによって,ドライバーが標識を見落としてしまうといった問題があった。
【0006】
〔課題2〕
ほとんどの標識は提供する情報が固定的であり,時々刻々と変化する道路状況,交通状況に対応したものではないという問題があった。
【0007】
〔課題3〕
文字による指示標識や,自車両に関係のない標識があった場合,目に入る情報量が増え,必要なものを読み取る時間が長くかかってしまうという問題があった。
【0008】
〔課題4〕
従来のシステムは,ドライバーが標識に対して誤って違反を犯しても,自動的にそれを検知することは不可能であり,それゆえドライバーに注意を与えることも不可能であった。
【0009】
〔課題5〕
現在の国内の道路交通標識は国内のドライバーのみを対象としており,他の国籍のドライバーは,運転を行う国の標識や,標識に記載される言語を予め学習しておく必要があり,国際化社会に対応したシステムではなかった。
【0010】
本発明は,以上のような従来技術の有する課題を解決するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は,本発明の概念を示す図である。本発明のネットワーク型標識システムは,上記のような問題を解決するものであって,交通情報を管理するセンタ装置10と路側に設置されるアンテナ21とを有線ネットワーク20で接続し,車両40に搭載する車載情報機器(以下,車載PCという)30に路側アンテナ21から無線ネットワーク22で接続し,センタ装置10から車両40に必要な情報を配信することで,ドライバーに必要な道路交通標識や道路交通標示,また交通事故や道路工事等による交通規制などの道路交通情報,その他天候や路面状況などの道路上の動的情報を通知することを主要な特徴とする。また,必要に応じて,センタ装置10に車載PC30からの情報を通知することを特徴とする。
【0012】
その上で,ドライバーに提供する情報を抽出するための情報フィルタリング手段,ドライバーの違反を検知し,警告を行うための違反判断手段,ドライバーに情報通知する際のメディアを決定するメディア選択手段を有することを特徴とする。情報フィルタリング手段としては,ドライバーに提供する情報のデータベースの中から,車両位置に応じて必要な情報を抽出する位置フィルタリング手段と,車種に応じて必要な情報を抽出する車種フィルタリング手段と,時間に応じて必要な情報を抽出する時間フィルタリング手段とを持つ。
【0013】
本発明は,標識などの情報を電子情報としてセンタ装置10にて一括管理し,それをネットワークを用いて車両40に配信・表示すること,配信情報を用いてドライバーの違反判別,警告を行う点で,従来方式と大きく異なる。
【0014】
本発明の作用は,以下のとおりである。センタ装置10側のデータベースに安全運転のために必要な道路交通標識・標示情報や事故,工事等による規制情報などが置かれており,これらの情報を車両40に配信し,車両40側で情報フィルタリングを行うことにより,車両40に必要な情報を抽出することが可能となる。また,車両情報(車種情報)をセンタ装置10に通知することにより,センタ装置10にて情報フィルタリングを行い,車両40に必要な情報を抽出することが可能となる。
【0015】
また,抽出された情報に対し,メディア選択手段にてどのメディアを用いて通知するかを決定し,ドライバーに適切な通知を行うことが可能となる。
【0016】
さらに,違反判断手段に対し,抽出された情報とリアルタイムなドライバーの操作量を与えることで,ドライバーの道路交通標識などについての違反を検出し,警告を与えることが可能となる。
【0017】
センタ装置10および車載PC30が,以上の処理機能を計算機によって実現するためのプログラムは,計算機が読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0019】
〔実施の形態1〕
図2に,本発明の実施の形態に係る論理システム構成の例を示す。センタの管轄範囲や道路交通標識や道路交通標示等の情報は,標識情報データベース(DB)100にあらかじめ格納され,事故や工事などによる規制情報は,動的情報データベース(DB)110に随時書き込まれる。これらの情報は,時間フィルタリング部50,車種フィルタリング部51,位置フィルタリング部52による情報フィルタリングを介して,ドライバー41に必要な情報のみに絞り込まれる。さらに,メディア選択部60にてアイコン等による画像イメージの表示,音声通知の,どのメディアを用いて通知を行うかが決定され,通知メディアデータベース(DB)120から対応するメディアをピックアップしてドライバー41に通知を行う。
【0020】
〔実施の形態2〕
図3は,本発明の他の実施の形態に係る論理システム構成の例を示す。本実施の形態では,実施の形態1に加えて,提供された道路交通標識や道路交通標示に対してドライバー41が交通違反を行った場合,ドライバー41に自動的に警告が与えられるように拡張されている。そのため,図3に示すように,道路交通標識・標示とドライバー41の操作情報(スピード,ハンドル変位量,加速度,ウィンカー等)とを比較することで違反を検出する違反判断部80を有し,違反の種類に応じて警告メディアデータベース(DB)130から警告メディアを抽出し,ドライバー41に対して警告を行う。
【0021】
〔データベースの構成例〕
図4に,標識情報データベースの構成例を示す。上記実施の形態1,2で用いられている標識情報データベース100は,図4に示すように,地図200上にID0001,ID0002,…と付されているような位置に設けられている標識・標示ごとに,識別子(ID)101と,標識・標示の種類を符号化したCODE102と,BS位置情報や道路の位置情報や経度・緯度などの標識・標示を提示すべき位置を示す適用範囲属性情報103と,標識が対象とする普通車・大型車などの数10種類程度の適用車種属性情報104と,標識が有効な時間帯を示す適用時間属性情報105と,通知メディアにデフォルトで何を(アイコン・音声)用いるかなどのメディア属性情報106とを含むレコード群からなる。
【0022】
図5に,動的情報データベースの構成例を示す。上記実施の形態1,2で用いられている動的情報データベース110は,交通事故や道路工事等による交通規制などの道路交通情報,または必要に応じて天候や路面状況などの道路情報の動的に変化する情報を管理し記憶するデータベースであり,図5に示すように,地図200上にID0001,ID0002,…と付されているような位置ごとに,そのイベント識別子(ID)111と,事故,工事,道路規制などの動的イベントの種類を符号化したCODE112と,BS位置情報や道路の位置情報や経度・緯度などの動的情報を提示すべき位置を示す適用範囲属性情報113と,動的イベントの規模を示すレベル属性情報114と,通知メディアにデフォルトで何を(アイコン・音声)用いるかなどのメディア属性情報115とを含むレコード群からなる。なお,動的情報データベース110への登録レコードは,事故や工事等が発生したときに追加され,消滅したときに削除されるので,本実施の形態では,標識情報データベース100のような適用時間属性情報は持たないが,必要に応じて設けてもかまわない。
【0023】
図6は,標識情報用の通知メディアデータベースの構成例を示す。通知メディアデータベース(標識情報用)120には,標識情報データベース100の各CODE102ごとに,表示用の画像ファイルとして格納されているアイコンデータ121と,音声通知用の音声ファイルとして格納されている音声データ122とが登録されている。
【0024】
図7は,動的情報用の通知メディアデータベースの構成例を示す。通知メディアデータベース(動的情報用)120には,通知メディアデータベース(標識情報用)120と同様に,動的情報データベース110の各CODE112ごとに,表示用の画像ファイルとして格納されているアイコンデータ123と,音声通知用の音声ファイルとして格納されている音声データ124とが登録されている。
【0025】
なお,図示省略するが,図3に示す警告メディアデータベース130にも,各違反のCODEごとに,通知メディアデータベース120と同様に,画像ファイルや音声ファイルとして警告内容を示す画像・音声のデータが格納されている。また,交通法規データベース140には,各標識・標示のCODEごとに,その標識・標示で守るべき交通法規のルール(制限速度,一方通行,右折・左折禁止,一時停止,ウィンカー点滅等)と,そのルールに違反したときに警告する情報の種類を符号化した違反のCODEとが格納されている。
【0026】
〔情報フィルタリング〕
図2および図3に示す時間フィルタリング部50は,標識情報データベース100中の標識情報における適用時間属性情報105を参照し,配信時の時刻が適用時間属性内にあるか否かを判別することによって,ドライバー41に提示する標識情報の選択を行う。また,車種フィルタリング部51は,通知しようとする車両の車種が標識情報データベース100中の標識情報における適用車種属性情報104に一致するか否かを判別することによって,ドライバー41に提示する標識情報の選択を行う。さらに,位置フィルタリング部52は,標識情報データベース100中の標識情報における適用範囲属性情報103および動的情報データベース110中の動的情報における適用範囲属性情報113をそれぞれ参照し,通知する車両の位置が適用範囲属性内にあるか否かを判別することによって,ドライバー41に提示する標識情報および動的情報の選択を行う。
【0027】
メディア選択部60は,標識情報データベース100中の標識情報におけるメディア属性情報106および動的情報データベース110中の動的情報におけるメディア属性情報115をそれぞれ参照することで,アイコン等によるイメージ表示または音声通知などの通知メディアを選択する。このメディア属性は,あらかじめドライバー41が,画像か音声の一方または両方というように指定しておくこともできる。
【0028】
〔実施の形態3〕
実施の形態2に加えて,通知メディアデータベース120と警告メディアデータベース130に対して,諸外国の対応する標識イメージや通知言語への変換データベースを追加することにより,通知部70にドライバー41の国籍情報を設定入力することで,ドライバー41の国籍・使用言語に応じたアイコン,音声をもって,通知,警告を行うようにすることもできる。
【0029】
【実施例】
次に,具体的な実施例について説明する。図8は,システムの全体構成の例を示す。地域制御局としてセンタ装置10が設けられ,センタ装置10には,サーバプログラムが動作するサーバ11と標識情報データベースや動的情報データベース等の各種データベース12が設けられる。基地局BSは,地域や道路の各要所に設けられる通信施設であり,センタ装置10と有線ネットワーク20によって接続される。基地局BSは,図1に示す単なる路側のアンテナ21のようなものでも,センタ装置10の処理機能の一部を分担して実行できる演算機能を持つ処理装置のようなものでもよい。各車両40は移動局に相当し,車載PC30,車内ディスプレイ31,通知メディアデータベースや警告データベース等の各種データベース33を持つ。車両40は,近くの基地局BSと無線ネットワーク22によって通信可能である。
【0030】
図9は,車両と基地局との通信形態の例を示す。図8に示す各車両40と基地局BSとの通信形態として,図9(A)に示す連続型のセルラー方式を用いた放送型通信と,図9(B)に示すようなスポット型(DSRC)による双方向型通信が考えられる。
【0031】
図10は,放送型通信を用いた本発明の実施例のシステム構成を示す。センタ装置10にある標識情報データベース100,動的情報データベース110に対し,センタ装置10のサーバ11にて,時間フィルタリング部50により時間フィルタリングした情報を基地局BSを介して車両40に無線ネットワーク22にて配信する。この際,基地局BSエリア内の全車両に同じ情報が配信される。情報は,車載アンテナ32で受信され,車載PC30に渡される。
【0032】
車両情報データベース150には,あらかじめこの車両40の車種情報が格納されており,車種フィルタリング部51は,車両情報データベース150中の車種情報をもって,受信した情報の車種フィルタリングを行う。位置検出部90は,GPS(Global Positioning System )などによる位置検出機能を持ち,位置フィルタリング部52は,位置検出部90から取得した車両位置により,適用範囲属性情報との照合による位置フィルタリングを行い,現在通知すべき情報のみを抽出する。
【0033】
さらに,メディア選択部60によってメディアの選択を行い,通知メディアデータベース120から対応するアイコン(画像)または音声のメディアデータを取得し,通知部70よりディスプレイやスピーカなどの出力装置93に出力し,ドライバーに通知すべき標識情報および動的情報を知らせる。
【0034】
また,違反判断部80は,ドライバー操作情報検出部91によりドライバーの車両操作情報(スピード,ハンドル変位量,加速度,ウィンカー,他)を監視し,また位置検出部90により車両位置情報を監視することによって,通知中の標識に違反がないかを交通法規データベース140中のルールと照合して判断し,違反がある場合,警告メディアデータベース130から対応するメディアを取得し,通知部70によってドライバーに警告を行う。
【0035】
この際,基地局BSと車両40間の無線通信形態は,片方向放送型通信であるため,通信アルゴリズムが簡易であるというメリット,およびセンタ側での処理が少なくてすむというメリットがある。
【0036】
図11は,図10に示すサーバ11の処理フローチャートである。ステップS10では,サーバプログラムは,標識情報データベース100にアクセスする。次のステップS11では,標識情報データベース中の各標識情報レコードから,適用時間属性情報105をピックアップする。そして,ステップS12において,適用時間属性情報105と現在時刻とを比較し,適用時間が現在時刻を含むかどうかを判定する。適用時間が現在時刻を含む場合,次のステップS13により,その標識情報レコードから適用時間属性情報105を除いたものを,配信情報として編集し,バッファに格納する。標識情報データベース100中の全レコードについて以上の処理が終了したかどうかを判定し(ステップS14),全レコードについての処理が終了するまでステップS11〜S13を繰り返す。
【0037】
次に,ステップS15において動的情報データベース110にアクセスする。動的情報データベース110から得た動的情報は,事故や工事等が発生したときに追加され,消滅したなら削除されるので,標識情報のような時間フィルタリングは行う必要がない。ステップS16では,動的情報データベース110から読み出した有効な動的情報を,配信用に編集し,バッファに格納する。ステップS17では,バッファに格納した標識情報と動的情報を,各基地局BSがカバーするエリアごとにまとめ,各基地局BSに対して有線ネットワーク20を介して送信する。次に,ステップS10へ戻り,同様に処理を繰り返す。
【0038】
なお,標識情報データベース100のレコードに対して,適用時間属性情報105の適用時間に対するインデックスを設け,上記ステップS11〜S13等の処理を簡易化することも,もちろん可能である。
【0039】
図12は,図10に示す車載PC30の処理フローチャートである。ステップS20では,基地局BSから送信された情報を車載アンテナ32により受信し,バッファに取り込む。次のステップS21では,車種フィルタリング部50によって,あらかじめ車両情報データベース150から読み込んでおいた車両40の車種情報と,受信した標識情報中の適用車種属性情報104とを比較し,適用車種属性が自車両40の車種に一致するものだけを選択し,他の受信した標識情報を廃棄する。
【0040】
次に,ステップS22では,自車両40の位置を位置検出部90によりGPS等を用いて検出し,受信した標識情報,動的情報中の適用範囲属性情報103,113と照合することにより,適用範囲属性が自車両40の位置を含むものだけを選択する。他の受信したバッファ中の情報は廃棄する。
【0041】
ステップS23では,メディア選択部60によって,受信した標識情報,動的情報中のメディア属性情報106,115を参照し,またはあらかじめドライバーが車載PC30上で設定したメディア属性を参照することにより,選択した標識情報,動的情報を出力する適用メディアを決定する。メディア属性は,例えばビット表現により“01”が画像(アイコン),“10”が音声,“11”が画像と音声の両方というように定められている。
【0042】
ステップS24では,通知メディアデータベース120にアクセスし,適用メディアが画像表示の場合には,画像ファイルの中から最終的に選択した標準情報,動的情報のCODE102,112に合致するファイルを選択し,その画像データを通知部70のバッファに読み出す。また,同様に適用メディアが音声の場合には,音声ファイルの中から最終的に選択した標準情報,動的情報のCODE102,112に合致するファイルを選択し,その音声データを通知部70のバッファに読み出す。
【0043】
ステップS25では,通知部70はバッファに読み出された画像表示または音声出力用のデータを,ディスプレイまたはスピーカなどの出力装置93に出力し,標識情報,動的情報をドライバーに通知する。
【0044】
ドライバー操作情報検出部91は,常時,ドライバーの操作情報(スピード,ハンドル変位量,加速度,ウィンカー,他)を監視し,バッファ上に記録している。次のステップS26では,このドライバーの操作情報を違反判断部80に渡す。また,位置検出部90も車両位置情報を違反判断部80に渡す。
【0045】
ステップS27では,違反判断部80は,受信した情報の中から直前に選択した標識情報中のCODE102をピックアップする。次のステップS28では,違反判断部80は,交通法規データベース140から,ピックアップした標識情報のCODE102に合致するルールを取り出し,ドライバー操作情報,車両位置情報をルールと照合し,違反かどうかを判断する(ステップS29)。
【0046】
違反でない場合,ステップS20へ戻り,同様に処理を繰り返す。違反と判断した場合,ステップS30へ進み,違反判断部80は,違反した交通法規のルールに対応した違反(警告)のCODEを通知部70に通知する。通知部70は,違反判断部80から通知されたCODEに対応する警告メディアを,警告メディアデータベース130中から読み出し,それをディスプレイまたはスピーカなどの出力装置93に出力し,ドライバーに警告を発する。その後,ステップS20へ戻り,同様に処理を繰り返す。
【0047】
図13は,双方向型通信を用いた本発明の実施例のシステム構成を示す。本実施例では,センタ装置10側に,時間フィルタリング部50,車種フィルタリング部51,位置フィルタリング部52を置く。車載PC30は,車両情報データベース150から車種情報を読み出し,また位置検出部90により車両40の位置を検出し,これらの情報を車載アンテナ32を通して最寄りの基地局BSにアップリンクする。これらの情報は,さらに基地局BSに有線ネットワーク20で接続されたセンタ装置10に通知される。
【0048】
センタ装置10のサーバ11にて,標識情報データベース100,動的情報データベース110中の標識情報,動的情報は,時間フィルタリング部50により時間フィルタリングされ,さらに車種フィルタリング部51により適用車種属性情報を参照し,車両40から通知された車種情報をもとにフィルタリングされ,また位置フィルタリング部52により適用範囲属性情報を参照し,車両40から通知された車両位置情報をもとにフィルタリングされる。
【0049】
このように配信すべき情報として抽出された標識情報,動的情報は,基地局BSを介して車両40に通知される。車載PC30は,これらの情報を車載アンテナ32を通して受信すると,メディア選択部60により,通知された情報のメディア属性を参照し,画像(アイコン)または音声のメディアを選択する。受信情報および選択したメディア情報は通知部70に通知され,通知部70は,通知メディアデータベース120から該当する通知メディアを取得する。これをディスプレイまたはスピーカなどの出力装置93に出力し,ドライバーに通知する。
【0050】
また,放送型通信の実施例と同様に,違反判断部80は,ドライバー操作情報検出部91によりドライバーの車両操作情報(スピード,ハンドル変位量,加速度,ウィンカー,他)を監視し,また位置検出部90より車両位置情報を監視する。そして,通知中の標識に関して違反がないかを交通法規データベース140中のルールと照合することにより判断し,違反がある場合,警告メディアデータベース130から対応するメディアを取得し,通知部70によってドライバーに警告を行う。
【0051】
この際,基地局BSと車両40間の無線通信形態は双方向型通信であるため,各車両40に必要な情報のみが配信されることになり,車両40側での処理がきわめて簡素であるというメリットがある。
【0052】
図14は,図13に示すサーバ11の処理フローチャートである。ステップS40では,サーバプログラムは,標識情報データベース100にアクセスし,標識情報データベース100から適用時間が現在時刻を含む標識情報を事前に抽出しておく。同様に,ステップS41では,動的情報データベース110にアクセスし,有効な動的情報を読み出しておく。
【0053】
ステップS42では,各基地局BSから車両40が発信した情報の通知があったかを判断し,通知がなければ,ステップS40に戻る。基地局BSから通知があれば,ステップS43に進み,基地局BSの周辺を通過する車両40の車種情報,車両位置情報および車両40の送信メッセージに一意に付与された送信ID(または各車両40に一意に付与された車両IDでもよい。以下,同様)とを,基地局BSから受け取る。
【0054】
次のステップS44では,ステップS40で抽出した標準情報の適用車種属性情報104と,基地局BSを介して車両40から受信した車種情報とを比較し,一致するものだけを選択する。また,ステップS45では,これまでに選択した標準情報および動的情報の適用範囲属性情報103,113と,車両40の車両位置情報とを比較し,一致するもの,すなわち適用範囲属性が車両40の位置を含むものだけを選択する。
【0055】
ステップS46では,最終的に選択した標識情報と動的情報から,適用範囲属性情報103,113,適用車種属性情報104,適用時間属性情報105などの不要となった情報を削除したものに,車両40から送られた送信IDを付与したメッセージを生成し,生成したメッセージを送受信に関与した基地局BS宛に送信する。以後,ステップS40へ戻り,同様に処理を繰り返す。
【0056】
図15は,図13に示す車載PC30の処理フローチャートである。ステップS50では,事前に車両情報データベース150から自車両40の車種情報を読み出しておく,次に,ステップS51では,自車両40の位置を位置検出部90によりGPS等を用いて検出する。ステップS52では,自車両40の車種情報と位置検出部90により検出した車両位置情報に対して,システム内で一意に決定される送信ID(または車両ID)を付与し,これらの情報を最寄りの基地局BSに対して送信する。
【0057】
その後,ステップS53では,基地局BSからの送信情報を待ち,車載アンテナ32を通して基地局BSからの送信情報を受信したならば,次のステップS54により,送信情報中の送信IDがステップS52で付与した送信IDと一致するかどうかを判断する。一致しなければ,ステップS53により次の基地局BSからの送信情報を待つ。
【0058】
送信IDが一致すれば,ステップS55に進み,メディア選択部60によって,受信した標識情報,動的情報中のメディア属性情報106,115を参照し,またはあらかじめドライバーが車載PC30上で設定したメディア属性を参照することにより,選択した標識情報,動的情報を出力する適用メディアを決定する。メディア属性は,前述の例と同様に,例えばビット表現により“01”が画像(アイコン),“10”が音声,“11”が画像と音声の両方というように定められている。
【0059】
ステップS56では,通知メディアデータベース120にアクセスし,適用メディアが画像表示の場合には,画像ファイルの中から最終的に選択した標準情報,動的情報のCODE102,112に合致するファイルを選択し,その画像データを通知部70のバッファに読み出す。また,同様に適用メディアが音声の場合には,音声ファイルの中から最終的に選択した標準情報,動的情報のCODE102,112に合致するファイルを選択し,その音声データを通知部70のバッファに読み出す。
【0060】
ステップS57では,通知部70はバッファに読み出された画像表示または音声出力用のデータを,ディスプレイまたはスピーカなどの出力装置93に出力し,標識情報,動的情報をドライバーに通知する。
【0061】
違反の検出および警告の処理については,前述した実施例と同様である。ドライバー操作情報検出部91は,常時,ドライバーの操作情報(スピード,ハンドル変位量,加速度,ウィンカー,他)を監視し,バッファ上に記録している。ステップS58では,このドライバーの操作情報を違反判断部80に渡す。また,位置検出部90も車両位置情報を違反判断部80に渡す。
【0062】
ステップS59では,違反判断部80は,受信した情報の中から標識情報中のCODE102をピックアップする。次のステップS60では,違反判断部80は,交通法規データベース140から,ピックアップした標識情報のCODE102に合致するルールを取り出し,ドライバー操作情報,車両位置情報をルールと照合し,違反かどうかを判断する(ステップS61)。
【0063】
違反でない場合,ステップS51へ戻り,同様に処理を繰り返す。違反と判断した場合,ステップS62へ進み,違反判断部80は,違反した交通法規のルールに対応した違反(警告)のCODEを通知部70に通知する。通知部70は,違反判断部80から通知されたCODEに対応する警告メディアを,警告メディアデータベース130中から読み出し,それをディスプレイまたはスピーカなどの出力装置93に出力し,ドライバーに警告を発する。その後,ステップS51へ戻り,同様に処理を繰り返す。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,次のような効果が得られる。
【0065】
〔効果1〕
提供情報をネットワークを用いて直接車両に配信し,車内のディスプレイに表示を行うため,常に安定した視認性を得ることが可能である。これにより,前述した課題1が解決される。
【0066】
〔効果2〕
センタ側で配信情報の一括管理を行うため,時々刻々と変化する道路状況や交通状況に応じて動的に配信情報を更新することが可能である。これにより,前述した課題2が解決される。
【0067】
〔効果3〕
各フィルタリング機能により,必要な標識のみをドライバーに通知するので,標識の認識にかかる読み取り時間が短縮される。これにより,前述した課題3が解決される。
【0068】
〔効果4〕
提供情報は電子情報であり,ドライバーの操作量を検知し電子情報として取得した後,提供情報と比較を行うことで,ドライバーの操作ミスや交通違反を検知することが可能となり,ドライバーに対し,警告を行うことが可能である。これにより,前述した課題4が解決される。
【0069】
〔効果5〕
通知メディアデータベースに,様々な国の標識イメージや通知言語を用意しておくことで,ドライバーの設定によって提供メディアを変更することが可能であり,諸外国のドライバーがより安全運転しやすい環境を提供することが可能である。これにより,前述した課題5が解決される。
【0070】
〔効果6〕
物理的な標識板などの設置,変更,修理には多くのコストがかかるが,ネットワーク側で一括管理することによって,データベースの作成,更新だけで,これらに相当する作業を行うことができるので,コスト的にも時間的にも効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る論理システム構成の例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る論理システム構成の例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いられている標識情報データベースの構成例を示す示す図である。
【図5】本発明の実施の形態で用いられている動的情報データベースの構成例を示す示す図である。
【図6】本発明の実施の形態で用いられている通知メディアデータベース(標識情報用)の構成例を示す示す図である。
【図7】本発明の実施の形態で用いられている通知メディアデータベース(動的情報用)の構成例を示す示す図である。
【図8】システムの全体構成の例を示す図である。
【図9】車両と基地局との通信形態の例を示す図である。
【図10】放送型通信を用いた本発明の実施例のシステム構成を示す図である。
【図11】放送型通信を用いた本発明の実施例のサーバの処理フローチャートである。
【図12】放送型通信を用いた本発明の実施例の車載PCの処理フローチャートである。
【図13】双方向型通信を用いた本発明の実施例のシステム構成を示す図である。
【図14】双方向型通信を用いた本発明の実施例のサーバの処理フローチャートである。
【図15】双方向型通信を用いた本発明の実施例の車載PCの処理フローチャートである。
【図16】従来方式の概念を示す図である。
【符号の説明】
10 センタ装置
20 有線ネットワーク
21 アンテナ
22 無線ネットワーク
30 車載PC
31 車内ディスプレイ
32 車載アンテナ
40 車両
Claims (8)
- 車両の運転を支援するシステムであって,
道路交通標識または道路交通標示情報を,路側から車両にネットワークを用いて配信するセンタ装置と,
前記センタ装置から配信された情報をドライバーに提示する車載情報機器とを備え,
前記車載情報機器は,車両位置情報および少なくとも車種情報を含む車両情報を前記センタ装置にネットワークを用いて通知する手段を有し,
前記センタ装置は,時間情報と前記車載情報機器から送信された情報とに基づいて,前記車両に配信する情報を選択する
ことを特徴とするネットワーク型標識システム。 - 少なくとも道路交通情報を配信するセンタ装置と,このセンタ装置から配信された情報を受信しドライバーに提示する車載情報機器とを有し,車両の運転を支援するシステムであって,
道路交通標識情報もしくは道路交通標示情報を格納する標識情報データベースと,
動的に変化する道路情報を格納する動的情報データベースと,
これらのデータベースの情報の中から,車両位置に応じて必要な情報を抽出する位置フィルタリング手段と,
車種に関する情報を記録してある車両情報データベースと,
前記車両情報データベースに記録してある車種に応じて必要な情報を抽出する車種フィルタリング手段と,
時間に応じて必要な情報を抽出する時間フィルタリング手段と,
ドライバーへの通知メディアを決定するメディア選択手段とを有し,
前記位置フィルタリング手段,車種フィルタリング手段および時間フィルタリング手段により抽出した情報を,前記メディア選択手段によって選択したメディアを用いてドライバーに通知する
ことを特徴とするネットワーク型標識システム。 - 請求項2記載のネットワーク型標識システムにおいて,
違反の種類に応じてドライバーに警告する情報を記録してある警告メディアデータベースと,
提供された道路交通標識や道路交通標示に対してドライバーが交通違反を行った場合に違反を検出する違反判断手段とを有し,
違反の種類に応じて前記警告メディアデータベースからメディアを抽出し,通知を行う
ことを特徴とするネットワーク型標識システム。 - 請求項2または請求項3記載のネットワーク型標識システムにおいて,
前記通知メディアデータベースまたは前記警告メディアデータベースは,諸外国で用いられている標識イメージまたは通知言語のメディアデータを有し,
前記メディア選択手段は,あらかじめ設定されたドライバーの国指定情報または使用言語に応じて通知メディアを選択する
ことを特徴とするネットワーク型標識システム。 - 少なくとも道路交通情報を配信するセンタ装置と,このセンタ装置から配信された情報を受信しドライバーに提示する車載情報機器とを有するシステムにおける車載情報機器が実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
前記センタ装置から配信された情報の中で,その情報に含まれる適用車種属性が自車両の車種に一致するものだけを選択する車種フィルタリング処理と,
自車両の位置を検出し,前記センタ装置から配信された情報に含まれる適用範囲属性が自車両の位置を含むものだけを選択する位置フィルタリング処理と,
前記センタ装置から配信された情報に含まれるメディア属性または自車両において設定されたメディア属性を参照し,適用メディアを決定するメディア選択処理と,
少なくとも前記車種フィルタリング処理および前記位置フィルタリング処理によって選択したセンタ装置からの配信情報を,前記適用メディアの出力装置に出力し,ドライバーに提示する処理とを,
計算機に実行させるプログラムを記録した
ことを特徴とする車載情報機器のプログラムを記録した記録媒体。 - 少なくとも道路交通情報を配信するセンタ装置と,このセンタ装置から配信された情報を受信しドライバーに提示する車載情報機器とを有するシステムにおける車載情報機器が実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
自車両の車種情報と自車両の位置情報とを無線ネットワークを介して前記センタ装置へ送信する処理と,
前記センタ装置から,自車両の車種情報と自車両の位置情報とをもとに選択され配信された自車両宛の情報を受信する処理と,
前記配信された情報に含まれるメディア属性または自車両において設定されたメディア属性を参照し,前記配信された情報を提示する適用メディアを決定するメディア選択処理と,
前記配信された情報を前記適用メディアの出力装置に出力し,ドライバーに提示する処理とを,
計算機に実行させるプログラムを記録した
ことを特徴とする車載情報機器のプログラムを記録した記録媒体。 - 前記車載情報機器のプログラムは,
前記センタ装置から配信された情報の中から標識情報を抽出し,あらかじめ定められた前記標識情報の交通法規に関するルールと,ドライバーの車両操作情報もしくは自車両の位置情報またはそれらの双方とを照合することにより,自車両が違反を犯したかどうかを判断する処理と,
違反と判断した場合に,ドライバーに対してその違反に関する警告を行う処理とを,
計算機に実行させるプログラムを含む
ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の車載情報機器のプログラムを記録した記録媒体。 - 請求項1記載のネットワーク型標識システムにおいて,
前記センタ装置は,
少なくとも道路交通標識の種類を符号化したコード情報を,道路の位置情報に対応させて記憶する標識情報データベースと,
道路の路側から,その路側の位置に対応する前記道路交通標識のコード情報を車両にネットワークを用いて配信する手段とを備え,
前記車載情報機器は,
少なくとも前記道路交通標識のコード情報に対応して道路交通標識を図形イメージ化したアイコンデータおよび該道路交通標識を通知するための音声データを記憶する通知メディアデータベースと,
前記道路の路側から配信された道路交通標識のコード情報を受信する手段と,
ドライバーへの画像表示または音声出力の通知メディアを選択するメディア選択手段と,
前記通知メディアデータベースから前記選択された通知メディアに応じて,前記受信した道路交通標識のコード情報に対応する道路交通標識のアイコンデータまたは音声データを読み出し,ドライバーに提示する通知手段とを備える
ことを特徴とするネットワーク型標識システム。
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