JP4013630B2 - 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法 - Google Patents

事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4013630B2
JP4013630B2 JP2002124928A JP2002124928A JP4013630B2 JP 4013630 B2 JP4013630 B2 JP 4013630B2 JP 2002124928 A JP2002124928 A JP 2002124928A JP 2002124928 A JP2002124928 A JP 2002124928A JP 4013630 B2 JP4013630 B2 JP 4013630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
occurrence
information
frequent
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002124928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003315080A (ja
Inventor
由美 柴田
邦博 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2002124928A priority Critical patent/JP4013630B2/ja
Publication of JP2003315080A publication Critical patent/JP2003315080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4013630B2 publication Critical patent/JP4013630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現在位置の位置情報を得ることのできる現在位置検出手段を備えた事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム、事故多発位置報知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車による交通事故は深刻な問題となっており、交通事故を減少させる一つの対策として、ユーザーの交通事故防止意識を高めることが行われている。このため、交通事故の多発地点マップや、事故発生原因の解析データといった統計データが警察庁や国土交通省等によって作成され、ユーザーに対して提供されている。ユーザーは、これらの統計データを自由に閲覧し、今後の運転の際の参考にするようにしている。そして、実際に事故多発位置を通行することになった時に、以前に閲覧した統計データを想起することによって、交通事故防止意識を高めるようにする。
【0003】
しかしながら、上記の統計データの閲覧は任意であるため、ユーザーによっては閲覧しない場合があった。さらに、実際に事故多発位置を通行していても、ユーザーの注意力が低下している場合には、前記統計データを想起することができず、交通事故防止意識を向上させることが難しくなっていた。
【0004】
そこで、事故多発位置の近傍に、運転を注意して行う旨を表示した立て看板等を供えることにより、ユーザーに対して交通事故の防止意識を高めることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような立て看板は運転中に見落とされることがあり、ユーザーに対して注意を周知徹底させることが難しくなっていた。また、交通状況は刻一刻と変化しており、交通状況の変化に応じて立て看板を更新しなければならず、手間がかかっていた。また、立て看板の更新を怠ると、同じ内容の注意が常時発令され続けることとなり、ユーザーの注意力を麻痺させて、交通事故防止意識を低下させてしまうという問題があった。さらに、看板の内容は、全てのユーザーに対して共通の内容となっており、優良ドライバーからそうでないドライバーまで、同様の注意が発令されることとなっており、各ユーザーへの効果はまちまちであった。従って、多種多様な運転スタイルを有する全てのユーザーに対して、交通事故防止意識を向上させるには、効率的な方法とは必ずしも言えなかった。
【0006】
本発明の目的は、事故多発位置に関する情報のうち、ユーザーの希望や運転スタイルにあったものを提供して、交通事故防止意識の低下を防ぐことのできる事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム、事故多発位置報知方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の現在位置と進行方向とを算出する現在位置算出手段と、事故多発位置と同事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とを記憶する記憶手段と、前記現在位置と前記事故多発位置との距離が所定以内になるとともに、前記現在位置算出手段により算出された車両の進行方向と前記記憶手段に記憶されている事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に事故多発情報を報知する報知手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の事故多発位置報知装置において、前記車両の速度を検出する検出手段を備え、前記報知手段は、前記車両の速度が一定速度以上である場合に前記事故多発情報を報知する手段であることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の事故多発位置報知装置において、前記現在位置から目的地までの経路を探索する探索手段を備え、前記報知手段は、前記経路上に前記事故多発位置があった場合に事故多発情報を報知する手段であることを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の事故多発位置報知装置において、前記記憶手段は、前記事故多発位置と関連づけて同事故多発位置における事故発生の頻度を記憶し、前記報知手段は、前記事故多発情報とともに前記事故多発位置における事故発生の頻度を報知する手段であることを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の事故多発位置報知装置において、前記記憶手段は、前記事故多発位置と関連づけて同事故多発位置における事故発生の頻度を記憶し、前記報知手段は、同事故多発位置における前記事故発生の頻度が予め定めた基準と一致するときに前記事故多発情報を報知する手段であることを要旨とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の事故多発位置報知装置において、前記事故発生の頻度の前記基準を選択する選択手段を備えたことを要旨とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、車両の現在位置と進行方向とを算出する現在位置算出手段と、過去の交通情報から統計的に導き出される事故多発位置と同事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とを記憶する記憶手段と、前記現在位置算出手段において算出された前記現在位置を入力し、前記現在位置の周辺である前記事故多発位置を前記記憶手段から検索する事故多発位置検索手段と、前記事故多発位置検索手段により検索された前記事故多発位置を入力し、前記現在位置と入力した前記事故多発位置との距離が所定距離以内になるとともに、前記現在位置算出手段により算出された車両の進行方向と前記記憶手段に記憶されている事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に、前記事故多発情報を報知する報知手段とを備えたことを要旨とする。
【0014】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の事故多発位置報知システムにおいて、移動体通信機器と、同移動体通信機器との間で電波信号により各種情報の入出力を行う管理センタとを備え、前記移動体通信機器は、前記現在位置算出手段と前記報知手段とを備え、前記管理センタは、前記記憶手段と前記事故多発位置検索手段とを備えたことを要旨とする。
【0015】
請求項9に記載の発明は、車両の現在位置と進行方向とを算出する段階と、前記現在位置と記憶手段に記憶されている事故多発位置との距離が所定以内になるとともに、前記車両の進行方向と記憶手段に記憶されている前記事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に事故多発情報を報知する報知段階とを備えたことを要旨とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、事故多発位置報知システムのシステム構成図を示す。
【0023】
コンピュータシステムを備えた外部装置及び管理センタとしてのネットワークナビセンタ10は、ユーザー(ドライバー)の車両としての自動車11に搭載された移動体通信機器12に対して、事故が多発している交差点やカーブ等に関する事故多発情報としての事故多発位置情報TAIを送信するようになっている。また、ネットワークナビセンタ10は、移動体通信機器12から、自動車11の現在位置情報API、レベル情報LI、経路情報RI等を含む情報を受信するようになっている。なお、レベル情報LIとは、ネットワークナビセンタ10から移動体通信機器12へ送信される前記事故多発位置情報TAIの提供を事故の頻度ごとに制限するための情報のことである。
【0024】
詳しくは、移動体通信機器12からの各種情報は、同通信機器12のアンテナ13から電波信号となって発信される。この電波信号は携帯電話基地局14の基地局アンテナ15で受信され一般電話回線網16を介してネットワークナビセンタ10に送信される。反対に、ネットワークナビセンタ10からの各種情報は、一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14の基地局アンテナ15から電波信号となって発信される。このセンタ側の電波信号は移動体通信機器12のアンテナ13にて受信され同移動体通信機器12に送信される。つまり、ネットワークナビセンタ10は、自動車11に搭載された移動体通信機器12とはいわゆる無線インターネットで接続されている。又、自動車11等の移動体通信機器12とネットワークナビセンタ10との間に一般電話回線網16を介さないようにしてもよい。すなわち、移動体通信機器側に無線送受信機とTA(ターミナルアダプタ;Terminal Adapter)とDSU(デジタルサービスユニット;Digital Service Unit)とを備えて、移動体通信機器12とネットワークナビセンタ10とを直接無線インターネットにて接続する手法でもよい。
【0025】
又、ネットワークナビセンタ10はインターネット17を介して情報提供センタ18と接続し、前記事故多発位置情報TAIの元となるでデータ、すなわち、事故多発位置やその詳細情報等の授受を行うようになっている。情報提供センタ18は、例えば、警視庁、国土交通省といった、事故の統計データを有する公的機関もしくは、これらの公的機関から情報を提供されたり、自主的に情報を集めたりする民間等の第三者機関等によって管理されており、必要に応じてデータが更新されるようになっている。
【0026】
ネットワークナビセンタ10は、図2に示すように、サーバ群21及びデータ変換装置22を備えている。サーバ群21は、ユーザーサーバ24、記憶手段としての事故多発位置情報サーバ25、事故多発位置検索手段としての管理サーバ26を備えている。ユーザーサーバ24は、移動体通信機器12において事故多発位置情報TAIの提供を受けるユーザーのユーザーデータを記憶管理している。ユーザーデータは、名前データ、携帯電話番号データ、IDコード及びパスワードからなるユーザー認証データ等からなる。
【0027】
事故多発位置情報サーバ25は、前記情報提供センタ18から提供される事故多発位置データと、その事故多発位置における詳細データとを記憶管理している。事故多発位置データは、本実施形態では移動体通信機器12に記憶された地図データ上で特定される位置であって、緯度と経度で表現される。詳細データは、事故の発生の頻度を表す事故レベルや、事故発生時の車両の進行方向データがからなる。なお、事故レベルは、本実施形態では、年間事故件数5件以下を「事故レベル1」、年間事故件数6件以上10件以下を「事故レベル2」、年間事故件数11件以上を「事故レベル3」として表現している。
【0028】
また、進行方向データは、車両の進行方向を表すデータであり、例えば、「右折方向」「左折方向」「直進方向」「上り方向」「下り方向」といった方向を表すデータである。
【0029】
管理サーバ26は各サーバ24〜26を統括管理するサーバであって、インターネット17を介して前記情報提供センタ18と接続されているとともに、データ変換装置22、一般電話回線網16及び携帯電話基地局14を介して移動体通信機器12と接続されている。管理サーバ26は記憶部を備え、同記憶部には事故多発位置情報登録プログラム及び事故多発位置情報配信プログラムが記憶されている。
【0030】
そして、管理サーバ26は、この事故多発位置情報登録プログラム及び事故多発位置情報配信プログラムに従って各種演算処理動作を実行する。事故多発位置情報登録プログラムは、事故多発位置データ及び詳細データを情報提供センタ18から受信して、事故多発位置情報サーバ25に登録するためのプログラムである。また、事故多発位置情報配信プログラムは、事故多発位置情報サーバ25に登録されている事故多発位置情報TAIを、ユーザーの移動体通信機器12に配信するためのプログラムである。
【0031】
ここで、事故多発位置情報登録プログラムに基づく事故多発位置情報の登録手順を説明する。管理サーバ26は、一定時間毎に、事故多発位置情報登録プログラムに基づいて事故多発位置データ及び詳細データの取得希望信号を情報提供センタ18に出力する。情報提供センタ18は取得希望信号を受信すると、最新の事故多発位置データ及び詳細データをネットワークナビセンタ10に送信する。管理サーバ26は、受信した事故多発位置データ及び詳細データを事故多発位置情報サーバ25に記憶させて処理を終了する。つまり、事故多発位置情報登録プログラムの処理動作が終了する。
【0032】
次に、事故多発位置情報配信プログラムに基づく事故多発位置情報TAIの配信手順を説明する。管理サーバ26は、移動体通信機器12から現在位置情報API、レベル情報LIを取得すると、事故多発位置情報配信プログラムを実行し、事故多発位置情報サーバ25から、対応する事故多発位置情報TAI(本実施形態では事故多発位置データ及び詳細データ)を読み出して移動体通信機器12に配信する。なお、このとき、管理サーバ26は、取得した現在位置情報APIに基づいて、自動車11の現在位置から一定距離以内、例えば、3km以内、といった範囲内に含まれる事故多発位置情報TAIを読み出す。そして読み出した事故多発位置情報TAIのうち、移動体通信機器12から送信されたレベル情報LIと一致する詳細データを有するもののみを移動体通信機器12に配信する。
【0033】
また、管理サーバ26は、移動体通信機器12から経路情報RIを取得すると、事故多発位置情報配信プログラムを実行し、事故多発位置情報サーバ25から、経路上にある事故多発位置情報TAIを読み出して移動体通信機器12に配信する。
【0034】
なお、管理サーバ26が事故多発位置情報TAIを移動体通信機器12に配信するときには、事故多発位置情報TAIをデータ変換装置22にてデータ変換して一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14に出力する。そして、事故多発位置情報TAIは携帯電話基地局14から移動体通信機器12に配信される。尚、データ変換装置22は、管理サーバ26から読み出された事故多発位置情報TAIを、一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14に出力することを可能にするための信号処理回路である。又、データ変換装置22は、一般電話回線網16から管理サーバ26に出力される情報を管理サーバ26が受信可能にする信号処理回路でもある。
【0035】
又、ユーザーサーバ24において記憶管理されるユーザーのユーザーデータは、本実施形態では、ユーザーがネットワークナビセンタ10に対して申請書を提出することによって行われる。つまり、申請書に従ってネットワークナビセンタ10においてパソコンを操作して、名前と携帯電話番号からなるユーザーデータがユーザーサーバ24に記憶される。この時、IDコード及びパスワードからなるユーザー認証データもあわせて入力されて、ユーザーサーバ24に記憶される。従って、ユーザーは、以後携帯電話番号等を変更したいときには、インターネットを介してパソコン又は携帯電話機を使用して変更することができる。尚、ユーザーは、ユーザーデータの申請をオンライン申請で行うことも勿論可能である。
【0036】
次に、ネットワークナビセンタ10から事故多発位置情報TAIが配信される自動車11に搭載された移動体通信機器12について説明する。
移動体通信機器12は車両用ナビゲーション装置31にて構成され、その車両用ナビゲーション装置31は、図3に示すように入出力装置32、検出手段としての車速センサ33、現在位置検出装置34、情報記憶装置35及び主制御装置36を備えている。
【0037】
入出力装置32は、目的地を入力したり、ユーザーが必要なときに案内情報を音声や画面から出力したりできるようにユーザーの意志によりナビゲーション処理を主制御装置36に指示する装置である。又、入出力装置32は、ネットワークナビセンタ10から受信した事故多発位置情報TAIを利用し、必要なときに同事故多発位置情報TAIを音声や画面から出力するように主制御装置36に指示する装置である。
【0038】
入出力装置32は、選択手段としてのタッチスイッチ41、選択手段としてのキースイッチ(ジョグキー及び電源スイッチ)42、ディスプレイ43、スピーカ44、プリンタ45を備えている。タッチスイッチ41は、ディスプレイ43の画面43a上に設けられ、目的地や電話番号や地図上の現在位置等、経路案内、アラートレベル設定等をリクエストする。キースイッチ42は、ディスプレイ43の周辺に設けられ、前記タッチスイッチ41と同様に目的地や電話番号や地図上の現在位置等、経路案内、アラートレベル設定等をリクエストする。
【0039】
出力部及び表示部としてのディスプレイ43は、カラー液晶ディスプレイである。そして、地図データや描画データに基づいて画面43aに図6〜図10に示すように地図43b、自動車の現在位置を示すポインタ43c,43k、ボタン43d,43e,43j,43q、報知表示43g、画面43h、チェックボックス43i、スタートフラッグ43m、ゴールフラッグ43nを表示する。また、ユーザーのリクエストに応じて自動的に経路を表す指標43o,43pを表示したりする。出力部としてのスピーカ44は、経路案内を音声で出力するとともに、事故多発位置が近づいている旨をユーザーに伝えるための報知メッセージを音声で出力する。プリンタ45は、主制御装置36で処理したデータを記録紙に記録する。
【0040】
車速センサ33は、自動車の速度を検出するものであり、本実施形態では、自動車11の図示しない車輪近傍に設けられ、車輪の回転速度を検出することにより車速が演算できるようになっている。なお、車速が検出できるのであれば、車速センサ33はその他の形式のものでもよい。
【0041】
現在位置検出装置34は、車両の現在位置情報API及び進行方向情報DIに関する情報を検出、或いは、受信する装置である。現在位置検出装置34は、GPS受信装置46、絶対方位センサ47、相対方位センサ48、距離センサ49、VICS(道路交通情報通信システム;Vehicle Information and Communication System)受信装置50、ATIS送受信装置51及び携帯電話機52を備えている。
【0042】
GPS受信装置46は、衛星航法システム(GPS;Global Positioning System )を利用して車両の現在位置や、車両方位、車両速度等を検出する。絶対方位センサ47は、地磁気センサなどで構成されている。相対方位センサ48は、ステアリングセンサ、ジャイロなどで構成されている。距離センサ49は、車輪の回転数から走行距離を算出する。
【0043】
VICS受信装置50は、FM多重、電波ビーコン、光ビーコンによって道路情報を受信する受信装置である。ATIS送受信装置51は、ユーザーの要求により、交通情報センタ(ATIS;Advanced Traffic Information Service)との間でのナビゲーションに必要な情報のやりとりを行う送受信装置である。
【0044】
携帯電話機52は、一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14のアンテナ15から発信されるネットワークナビセンタ10からの事故多発位置情報TAIを受信する。又、携帯電話機52は、車両用ナビゲーション装置31が検出した自動車11の現在位置情報API及び進行方向情報DIと、車両用ナビゲーション装置31において演算された自動車11の経路情報RIと、入出力装置32によってユーザーによって選択されたレベル情報LIとを携帯電話基地局14に発信する。そして、発信された現在位置情報API、進行方向情報DI、経路情報RI及びレベル情報LIは、一般電話回線網16を介してネットワークナビセンタ10に送信されるようになっている。
【0045】
情報記憶装置35は、ナビゲーションプログラム及びデータを記憶する。ナビゲーションプログラムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的位置設定操作制御部等からなり、ナビゲーションの信号処理を行うアプリケーション部及びOS部で構成されている。つまり、経路探索などの処理を行うためのプログラムや、経路案内に必要な表示制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらに、経路案内及び地図表示に必要な表示情報が格納されている。
【0046】
具体的には、現在位置検出装置34からの現在位置、タッチスイッチ41又はキースイッチ42からの入力信号に基づき目的地の設定、通過点を設定し、探索道路データを用いて経路探索を実行するプログラムを備える。また、VICS受信装置50やATIS送受信装置51から取得した交通情報に基づき探索道路データを変換し再度経路探索を実行させるプログラム、地図描画やマップマッチング、経路に沿って音声出力タイミングや音声フレーズを決定するためのプログラムを備える。
【0047】
一方、データは、レベル情報データ、地図データ(道路地図、住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、ノードデータ、道路データ、写真データ、登録地点データ、目的地点データ、目的地読みデータ、電話番号データ、住所データ、その他のナビゲーション装置に必要な全てのデータである。
【0048】
又、情報記憶装置35は、事故多発位置報知プログラムを記憶する。事故多発位置報知プログラムは、入出力装置32のディスプレイ43及びスピーカ44に事故多発位置を表示したり、事故多発位置に近づいたときにユーザーに対して報知表示や報知メッセージを出力したりして、事故多発情報を報知するためのプログラムである。
【0049】
具体的には、自動車11の現在位置情報APIやレベル情報LI、経路情報RIを携帯電話機52からネットワークナビセンタ10に発信するためのプログラムを備える。また、ネットワークナビセンタ10からの事故多発位置情報TAI(事故多発位置データ等)を携帯電話機52にて受信し、その受信した事故多発位置情報TAIを主制御装置36に転送させるためのプログラムも備える。
【0050】
さらに、自動車11が事故多発位置情報TAIの進行方向データと等しい進行方向で事故多発位置に近づき、かつ、一定速度以上で走行していたときに報知表示や報知メッセージをディスプレイ43及びスピーカ44から出力するためのプログラムも備える。さらにまた、ネットワークナビセンタ10から受信した事故多発位置情報TAIをディスプレイ43の画面43a上に表示されている地図43bに重ねて表示するようにするためのプログラムも備える。
【0051】
主制御装置36は、現在位置算出手段、報知手段、探索手段としての中央処理装置(CPU)55、フラッシュメモリ56、ROM57、記憶手段としてのRAM58、画像メモリ59、画像プロセッサ60、音声プロセッサ61、通信インタフェース62、センサ入力インタフェース63、時計64を備えている。
【0052】
CPU55は、種々の演算処理を実行する。フラッシュメモリ56は、情報記憶装置35から読み出したナビゲーションプログラム及び事故多発位置報知プログラムを格納する。ROM57は、フラッシュメモリ56に格納したプログラムのプログラムチェック、更新処理を行うプログラムを格納している。
【0053】
RAM58は、経路案内情報や演算処理中のデータを一時格納する。又、RAM58は、前記携帯電話機52が受信したネットワークナビセンタ10から配信された事故多発位置情報TAI(事故多発位置データ等)を一時記憶するようになっている。
【0054】
画像メモリ59は、ディスプレイ43の画面43aに表示する地図43bの画像データが記憶される。又、画像メモリ59は、ディスプレイ43の画面43aに表示する報知表示43gの画像データが一時記憶される。画像プロセッサ60は、CPU55からの表示制御信号に基づいて、画像メモリ59から画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイ43に地図43bや報知表示43gを表示する。
【0055】
音声プロセッサ61は、CPU55からの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置35から読み出した走行案内のための音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等、また、報知メッセージを合成してアナログ信号に変換させてスピーカ44に出力する。
【0056】
通信インタフェース62は、現在位置検出装置34のGPS受信装置46、VICS受信装置50、ATIS送受信装置51及び携帯電話機52と主制御装置36との間でのデータの授受を行う。センサ入力インタフェース63は、現在位置検出装置34の絶対方位センサ47、相対方位センサ48及び距離センサ49からのセンサ信号を取り込む。時計64は、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入する。
【0057】
そして、主制御装置36のCPU55は、情報記憶装置35から読み出されフラッシュメモリ56に格納されたナビゲーションプログラムに基づいて車両用ナビゲーション装置31本来の動作する。つまり、CPU55は、現在位置検出装置34にて取得された各データに基づき一定時間毎に現在位置及び進行方向を算出し、一時的にRAM58に書き込む。この算出した現在位置及び進行方向は、各種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものである。また、ユーザーの選択、即ち、タッチスイッチ41又はキースイッチ42の選択操作によって、案内経路を算出し、一時的にRAM58に書き込む。
【0058】
次に、車両用ナビゲーション装置31の作用について図4及び図5のフローチャートに従って説明する。尚、車両用ナビゲーション装置31本来の機能である現在位置検出、地図表示、経路探索、経路案内表示等は従来と同様であるので、説明の便宜上、車両用ナビゲーション装置31とネットワークナビセンタ10との間の動作について説明する。
【0059】
まず、ユーザーが通常の運転を行っている時に、ユーザーに対して事故多発位置情報TAIを提供するためのネットワークナビセンタ10及び車両用ナビゲーション装置31の作用について図4に従って説明する。
【0060】
走行中の自動車11に搭載されている車両用ナビゲーション装置31のCPU55は、ユーザーのキースイッチ42等の操作信号に基づいて、図6に示すように、ディスプレイ43の画面43a上に、自動車11の現在位置を含む地域の地図43bを表示する。そして、車両用ナビゲーション装置31は、一定時間ごとに車両の現在位置情報APIと進行方向情報DIを算出し、自動車11の現在位置及び進行方向を示すポインタ43cを地図43b上に表示する。
【0061】
なお、本実施形態では、車両用ナビゲーション装置31はタッチスイッチ41又はキースイッチ42の操作によって事故多発位置情報TAIを受けるモードに予め設定されている。そして、車両用ナビゲーション装置31のCPU55は、事故多発位置報知プログラムに従って、自動車11の位置が所定距離(例えば、直進距離で3kmなど)変化するごとに、最新の現在位置情報APIとレベル情報LIとを通信インタフェース62を介して携帯電話機52に出力する。なお、レベル情報LIは、自動車11に配信される事故多発位置情報TAIを、事故の頻度によって制限するためのものである。本実施形態では、もっとも頻度の高い「レベル3」に設定されているものとし、携帯電話機52には、レベル情報LIが「レベル3」であるとして出力される。
【0062】
携帯電話機52は現在位置情報APIとレベル情報LIとを入力すると、携帯電話基地局14に発信し、一般電話回線網16を介してネットワークナビセンタ10との交信を可能にする。そして、携帯電話機52は入力した現在位置情報API及びレベル情報LIをネットワークナビセンタ10に送信する(ステップS11)。この時、ネットワークナビセンタ10には現在位置情報API及びレベル情報LIとともに携帯電話機52の携帯電話番号やIDコード及びパスワードからなるユーザー認証データも送信される。
【0063】
ネットワークナビセンタ10の管理サーバ26は、データ変換装置22を介して現在位置情報API、レベル情報LI、携帯電話番号及びユーザー認証データを入力する(ステップS12)。そして、事故多発位置情報配信プログラムに従ってまず入力した携帯電話番号及びユーザー認証データに基づいてネットワークナビセンタ10に登録されているユーザーかどうか判断する。具体的には、ユーザーサーバ24に記憶されたユーザーデータの携帯電話番号及びユーザー認証データと一致するかどうかで判断される。
【0064】
そして、一致する番号及びユーザー認証データがない時には、管理サーバ26はネットワークナビセンタ10に登録されていない者と判断し、新たな現在位置情報API等を待つ。一方、一致する番号及びユーザー認証データがある時には、管理サーバ26はネットワークナビセンタ10に登録されているユーザーと判断する。そして、入力した現在位置情報APIに基づいて自動車11の現在位置から所定範囲内(本実施形態では3km以内とする)において、レベル情報LIと一致する事故多発位置があるかどうか検索する。つまり、事故多発位置情報サーバ25に記憶された事故多発位置データと詳細データとから検索する(ステップS13)。そして、レベル情報LIと一致する事故多発位置データが1つも存在しない場合は、管理サーバ26は事故多発位置情報配信プログラムの配信処理動作を終了して次の新たな現在位置情報API及びレベル情報LI等を待つ。
【0065】
反対に、予め定めた一定の距離の間においてレベル情報LIと一致する事故多発位置データが1つ又は複数検索されると、管理サーバ26は、検索された事故多発位置データと関連する詳細データとを事故多発位置情報TAIとし、データ変換装置22及び一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14に出力する。そして、携帯電話基地局14に出力された1つ又は複数の事故多発位置情報TAIは、携帯電話基地局14のアンテナ15から車両用ナビゲーション装置31の携帯電話機52に送信される(ステップS14)。
【0066】
携帯電話機52への事故多発位置情報TAIの送信が完了(事故多発位置情報配信プログラムの処理動作が終了)すると、管理サーバ26は、次の新たな現在位置情報APIとレベル情報LIとを待つ。
【0067】
一方、携帯電話機52が1つ又は複数の事故多発位置情報TAIを受信すると、CPU55は事故多発位置報知プログラムに基づいて各事故多発位置情報TAIをRAM58に一時記憶する(ステップS15)。そして、CPU55は、ステップS16に移り、自動車11の現在位置がステップS11における現在位置から一定距離以上移動したか否かを検出する。なお、この一定距離とは、事故多発位置情報TAIの提供可能な範囲となっており、本実施形態では、現在位置から3kmとなっている。そして、自動車の現在位置が一定距離以上移動している場合には(ステップS16でYES)、CPU55は、報知すべき事故多発位置情報TAIがRAM58に記憶されていないと判断し、事故多発位置報知プログラムを終了して、次の事故多発位置情報TAIの受信まで待機する。
【0068】
また、自動車の現在位置が一定距離内である場合には(ステップS16でNO)、CPU55はステップS17に移動し、RAM58に記憶されている全ての事故多発位置情報TAIのうち、現在位置から一定距離以内(本実施形態では300m以内とする)に含まれるものがあるか否かを検出する。そして、一定距離以内に含まれるものがなかった場合には(ステップS17でNO)、CPU55はステップS16に戻る。また、一定距離以内に含まれる事故多発位置情報TAIがある場合には(ステップS17でYES)、CPU55はステップS18に移動し、当該事故多発位置情報TAIの詳細データに含まれる進行方向データと、現在の自動車11の進行方向とが等しいか否かを検出する。
【0069】
そして、自動車11の進行方向が進行方向データと一致しない場合には(ステップS18でNO)、CPU55はステップS16に戻る。また、自動車11の進行方向が進行方向データと一致する場合には(ステップS18でYES)、CPU55はステップS19に移動し、自動車11の現在の走行速度が一定速度以上(本実施形態では30km/h以上とする)であるか否かを検出する。尚、自動車11の現在の走行速度は、前記車速センサ33によって検出される。
【0070】
そして、自動車11の走行速度が一定速度未満である場合には(ステップS19でNO)、CPU55は、ステップS16に戻る。また、自動車11の走行速度が一定速度以上である場合には(ステップS19でYES)、CPU55は画像メモリ59から画像データを取り出し、画像プロセッサ60に出力する。画像プロセッサ60は、CPU55からの表示制御信号に基づいて画像データを画像処理して、図7に示すように、ディスプレイ43に報知表示43gを表示する。
【0071】
つまり、自動車11が事故多発位置に近づき、一定速度以上で走行している場合には、ディスプレイ43の画面43a上に、報知表示43gが表示される。又、同時にCPU55はユーザーに対して報知するための報知メッセージを音声プロセッサ61に出力する。音声プロセッサ61は、CPU55からの音声制御信号に基づいて報知メッセージを音声合成処理してスピーカ44から音声で報知メッセージを流す。例えば、図7に示す報知表示43gの表示にとともに、「あと、300mで事故多発位置です。」と言った内容をスピーカ44から流す。
【0072】
従って、自動車11が事故多発位置に近づくとともに、一定速度以上で走行していると、車両用ナビゲーション装置31のディスプレイ43に報知表示43gが表示されるとともに、スピーカ44から報知メッセージが流れる。その結果、情報提供者は、道路の沿線等に事故多発位置である旨を表示した看板等を設置しなくとも、ユーザーに確実に注意を促すことができる。
【0073】
しかも、事故多発位置の報知は、自動車11の進行方向が事故多発位置情報TAIの進行方向データと一致する時に行われる。従って、事故の起こりやすい進行方向で自動車が走行している時にのみ報知が行われるので、不必要な報知が行われるようなことがない。
【0074】
なお、ネットワークナビセンタ10から車両用ナビゲーション装置31に提供される事故多発位置情報TAIのレベル情報LIを変更する場合には、ユーザーは、図6及び図7の画面上において、ボタン43dに触れ、タッチスイッチ41を入力させるか、キースイッチ42を操作する。すると、図8に示すような画面43hがディスプレイ43に表示される。そして、提供を受けたいレベルに対応するチェックボックス43iを選択し、ボタン43jを選択する。ボタン43jが選択されると、CPU55によって、選択結果に基づいて情報記憶装置35に新しいレベル情報データが記憶される。
【0075】
次に、車両用ナビゲーション装置31において経路検索が行われた時に、ユーザーに対して事故多発位置情報TAIを提供するためのネットワークナビセンタ10及び車両用ナビゲーション装置31の作用について図5に従って説明する。
【0076】
走行中の自動車11に搭載されている車両用ナビゲーション装置31のCPU55は、ユーザーのキースイッチ42等の操作信号に基づいて、図6に示すように、ディスプレイ43の画面43a上に、自動車11の現在位置を含む地域の地図43bを表示する。そして、車両用ナビゲーション装置31は、一定時間ごとに車両の現在位置情報APIと進行方向情報DIを算出し、自動車11の現在位置及び進行方向を示すポインタ43cを地図43b上に表示する。
【0077】
この状態で、ユーザーが、キースイッチ42を操作することにより、これから行く目的地を選択することができるようになっている。具体的には、図9に示すように、ポインタ43kが地図43b上のユーザーが所望する目的地と一致する地点上に重ねられた状態でボタン43eが選択操作されることにより、目的地として選択される(ステップS21)。そして、目的地が選択されると、CPU55はナビゲーションプログラムにしたがって、自動車11の現在位置から目的地までの経路探索を実行する。尚、経路探索により複数の経路が探索可能であるが、本実施形態では、現在地から目的地まで走行した場合の所要時間が短いものから順に2つの経路のみを探索するものとし、探索された2つの経路の経路情報がRAM58に一時記憶される(ステップS22)。
【0078】
そして、CPU55は探索された2つの経路上の、全ての交差点やカーブ等の座標を演算し、経路情報RIとしてRAM58に一時記憶する(ステップS23)。その後、CPU55は事故多発位置報知プログラムに従って、前記RAM58に記憶されている経路情報RIを、通信インタフェース62を介して携帯電話機52に出力する。
【0079】
携帯電話機52は入力した経路情報RIに応答して携帯電話基地局14に発信し、一般電話回線網16を介してネットワークナビセンタ10との交信を可能にする。そして、携帯電話機52は入力した経路情報RIをネットワークナビセンタ10に送信する(ステップS24)。このとき、ネットワークナビセンタ10には経路情報RIとともに携帯電話機52の携帯電話番号やIPアドレスも送信される。
【0080】
ネットワークナビセンタ10の管理サーバ26は、データ変換装置22を介して経路情報RI、携帯電話番号及びユーザー認証データ入力すると(ステップS26)、事故多発位置情報配信プログラムに従って、まず入力した携帯電話番号及び認証データに基づいてセンタ10に登録されているユーザーかどうか判断する。
【0081】
具体的には、ユーザーサーバ24に記憶されたユーザーデータの携帯電話番号及びユーザー認証データと一致するかどうかで判断される。そして、一致する番号及びユーザー認証データがない時には、管理サーバ26はネットワークナビセンタ10に登録されていないものと判断し、新たな経路情報RIを待つ。
【0082】
一方、一致する番号及びユーザー認証データがあるときには、管理サーバ26はネットワークナビセンタ10に登録されているユーザーと判断する。そして管理サーバ26は、事故多発位置情報サーバ25から、入力した経路情報RIと一致する事故多発位置があるかどうか検索する。つまり、事故多発位置情報サーバ25に記憶された事故多発位置データと詳細データとから検索する(ステップS26)。
【0083】
そして、管理サーバ26は、検索した事故多発位置データ及び詳細データとを事故多発位置情報TAIとし、データ変換装置22にてデータ変換して一般電話回線網16を介して携帯電話基地局14に出力する。携帯電話基地局14に出力された事故多発位置情報TAIは、携帯電話基地局14のアンテナ15から車両用ナビゲーション装置31の携帯電話機52に送信される(ステップS27)。
【0084】
携帯電話機52への事故多発位置情報TAIの送信が完了(事故多発位置情報配信プログラムの処理動作が終了)すると、管理サーバ26は、次の新たな経路情報RIを待つ。
【0085】
一方、携帯電話機52が事故多発位置情報TAIを受信すると、CPU55は事故多発位置報知プログラムに基づいて同事故多発位置情報TAIをRAM58に一時記憶する(ステップS28)。
【0086】
そして、CPU55は前記2つの経路と、RAM58に記憶された事故多発位置情報TAIとを、同時に画像プロセッサ60に出力する。すなわち、画像プロセッサ60は、CPU55からの表示制御信号に基づいて経路及び事故多発位置情報TAIとを画像処理し、図10に示すように、ディスプレイ43に、地図43bを表示させる。本実施形態では、地図43b上に、車両の現在位置を示すスタートフラッグ43mと、目的地を示すゴールフラッグ43nと、前記経路情報に基づく、2つの経路を示す指標43oとを表示する。また、事故多発位置情報TAIに基づき、事故が多発する交差点やカーブ等の上に指標43pを表示する。尚、この指標43pには、事故多発位置情報TAIの詳細データに基づいて、事故の頻度のレベルを表す数字が表示される。図10には、レベル3及びレベル1が表示されている。
【0087】
そして、CPU55は、全ての経路と事故多発位置情報TAIを画像プロセッサ60を介してディスプレイ43上に順に表示させると、事故多発位置報知プログラムの処理を終了する(ステップS29)。
【0088】
ユーザーは、ディスプレイ43上の、前記経路及び事故多発位置情報TAIを反映させた地図43bを確認し、ボタン43qを選択することにより、経路を決定する(ステップS30)。
【0089】
つまり、ユーザーが、キースイッチ42によって車両用ナビゲーション装置31の画面43a上で現在地から目的地までの経路の選択操作をすると、車両用ナビゲーション装置31とネットワークナビセンタ10との間で経路情報RI、事故多発位置情報TAIの送受信が行われる。そして、経路情報RI、事故多発位置情報TAIの送受信の結果、画面43aには図10に示すような経路の指標43oと、事故多発位置の指標43pとが表示される。
【0090】
その結果、ユーザーは、目的地を設定して、現在地から目的地経路を検索することで、現在地から目的地に到着するまでの間の複数の経由地における事故多発位置を知ることができる。
【0091】
次に上記のように構成した実施形態の特徴を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、車両用ナビゲーション装置31において設定したレベル情報LIと一致する詳細データを有する事故多発位置情報TAIのみをネットワークナビセンタ10から車両用ナビゲーション装置31に送信するようにした。
【0092】
従って、ユーザーの希望に添った事故多発位置情報TAIのみが送信されるので、ユーザーの注意力を高めることができ、交通事故防止意識を低下させてしまうようなことがない。
【0093】
(2)本実施形態によれば、車両用ナビゲーション装置31は、車両の進行方向が事故多発位置情報TAIの進行方向データと一致した時にのみ、報知表示43g及び報知メッセージを出力するようにした。
【0094】
従って、事故多発位置における事故の起こりやすい進行方向と同じ方向で走行している時にのみ、ユーザーに対して事故多発位置を知らせるようにしたので、事故多発位置情報TAIの報知の精度を高くすることができる。
【0095】
(3)本実施形態によれば、車両用ナビゲーション装置31は、車両の走行速度が一定速度以上の時にのみ、報知表示43g及び報知メッセージを出力するようにした。
【0096】
従って、低速で運転しているような、事故の発生しにくい状況で運転している場合には、ユーザーに対して事故多発位置の報知を行わないようにすることができる。そして、事故多発位置情報TAIの報知のタイミングをユーザーの運転スタイルに合ったものとすることができ、ユーザーの交通事故防止意識を低下させないようにすることができる。
【0097】
(4)本実施形態によれば、ネットワークナビセンタ10は車両用ナビゲーション装置31において計算された経路の経路情報RIに基づいて同車両用ナビゲーション装置31に事故多発位置情報TAIを配信するようにした。そして、これに基づいて、車両用ナビゲーション装置31はディスプレイ43上に、経路を示す指標43oとともに、事故多発位置を示す指標43pを表示するようにした。
【0098】
従って、ユーザーが車両用ナビゲーション装置31において経路の探索をした時に、事故多発位置も予め知ることができるようになり、ユーザーが事故多発位置を考慮して経路を決定することができる。従って、ユーザーは、経路上の事故多発位置を煩わしさを感じることなく、容易に知ることができ、ユーザーに確実に事故多発位置を知らせ、交通事故の防止意識を確実に高めることができる。
【0099】
(5)本実施形態によれば、ネットワークナビセンタ10は車両用ナビゲーション装置31の現在位置に基づいて同車両用ナビゲーション装置31に事故多発位置情報TAIを配信するようにした。そして、これに基づいて、車両用ナビゲーション装置31がディスプレイ43及びスピーカ44から報知表示43g及び報知メッセージを出力するようにした。
【0100】
従って、道路の沿線等に事故多発位置である旨を表示した看板等を設置しなくとも、ユーザーに確実に事故多発位置を知らせ、交通事故の防止意識を確実に高めることができる。また、事故多発位置情報TAIを、ネットワークナビセンタ10において一元管理するため、事故多発位置に関する情報を容易に更新して、最新の事故多発位置情報TAIをユーザーに対して提供することができる。
【0101】
(6)本実施形態によれば、車両用ナビゲーション装置31は、車両の現在位置が事故多発位置まで一定距離以内になった時に報知表示43g及び報知メッセージを出力するようにした。
【0102】
従って、自動車11が事故多発位置に近づくと報知表示43g及び報知メッセージが出力され、報知のタイミングが好適なものとなるため、ユーザーに対する報知の効果が高くなる。
【0103】
尚、発明の実施の形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31から送信された現在位置情報API、レベル情報LI、経路情報RIに基づいて、ネットワークナビセンタ10において、事故多発位置情報TAIが検索され、車両用ナビゲーション装置31に配信されるようにした。これを、予め、車両用ナビゲーション装置31に、ある程度の事故多発位置情報TAIを備えるようにし、車両用ナビゲーション装置31において事故多発位置情報TAIを検索するようにしてもよい。
【0104】
そして、定期的に、ネットワークナビセンタ10から最新の事故多発位置情報TAIを配信するようにして、車両用ナビゲーション装置31に記憶されている事故多発位置情報TAIを更新するようにしてもよい。
【0105】
このようにすれば、車両用ナビゲーション装置31とネットワークナビセンタ10との交信回数を少なくすることができる。そして、通信環境の悪い場所等で自動車11を走行させる場合には好ましくなる。
【0106】
・上記実施形態では、事故多発位置と現在位置との距離が所定距離以内になった時に事故多発情報を報知するようにした。これを、現在位置が事故多発位置になったときに、報知するようにしてもよい。また、地図43bに表示されている範囲内にある事故多発位置を全てユーザーに対して報知するようにしてもよい。
【0107】
・上記実施形態では、経路上の事故多発位置を、ディスプレイ43上に表示するようにしたが、ディスプレイ43上に表示された内容を、プリンタ45によって紙媒体等に印刷できるようにしてもよい。このようにすれば、自動車11の後部座席にいる人のように、ディスプレイ43を見ることが難しい場合にも事故多発位置を知らせることができる。
【0108】
・上記実施形態では、ネットワークナビセンタ10は、レベル情報LIと一致する事故多発位置情報TAIを検索し、車両用ナビゲーション装置31に配信するようにした。これを、レベル情報LIに関係なく事故多発位置情報TAIを全て検索して配信するようにしてもよい。そして、配信した全ての事故多発位置情報TAIの中から、車両用ナビゲーション装置31において、レベル情報LIに基づいてユーザーへの報知を制限するようにしてもよい。
【0109】
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31は、受信した事故多発位置情報TAIの進行方向データが、自動車11の進行方向と一致した時にのみ事故多発位置情報TAIをユーザーに報知するようにした。これを、進行方向と関係なく報知するようにしてもよい。
【0110】
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31は、自動車11がある一定速度以上で事故多発位置に近づいたときにのみ、事故多発位置情報TAIをユーザーに報知するようにした。これを、走行速度と関係なく常に報知するようにしてもよい。
【0111】
・上記実施形態では、ネットワークナビセンタ10の管理サーバ26は、経路情報RIを受信すると、事故多発位置情報配信プログラムに従って、一致する事故多発位置を全て検索し、事故多発位置情報TAIを取得するようにした。これを、経路情報RIだけでなく、車両用ナビゲーション装置31において設定したレベル情報LIとも一致する事故多発位置を検索して事故多発位置情報TAIとするようにしてもよい。このような場合には、車両用ナビゲーション装置31からネットワークナビセンタ10に、経路情報RIとともにレベル情報LIを送信するようにする。
【0112】
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31は、経路情報RIを送信した後に事故多発位置情報TAIを受信すると、受信した事故多発位置情報TAIに基づいて、ディスプレイ43に、地図43bと、経路を表す指標43oと、事故多発位置と事故のレベルを表す指標43pとを表示するようにした。これを、ディスプレイ43上に全ての指標43pを表示させるのではなく、ユーザーが指定したレベルと一致する指標43pのみを表示させるようにしてもよい。
【0113】
・上記実施形態では、ディスプレイ43とスピーカ44の両方から事故多発位置に関する情報を出力したが、ディスプレイ43又はスピーカ44のいずれか一方から出力するようにしてもよい。
【0114】
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31が現在位置検出、地図表示、経路探索、経路案内表示等、本来の動作を実行している状態で事故多発位置報知プログラムの処理動作を実行した。これを、車両用ナビゲーション装置31が本来の動作を停止している場合でも事故多発位置に到達したとき、ディスプレイ43及びスピーカ44に事故多発位置に関する情報を出力するようにしてもよい。この場合、車両用ナビゲーション装置31は現在位置と進行方向の検出と、その現在位置情報APIをネットワークナビセンタ10に送信するプログラムを事故多発位置報知プログラムに追加する必要がある。
【0115】
・上記実施形態では、管理サーバ26は、携帯電話機52の電話番号、ユーザーのIDコード又はパスワードに基づいてユーザーであるか否かを判断するようにしたが、これに限定されるものではなく、その他の情報で判断するようにしてもよい。
【0116】
・上記実施形態では、事故多発位置情報TAIは、詳細データとして、座標データ、進行方向データ等を備えるようにした。これを、詳細データに、時刻、曜日、天気等のデータを備えるようにしてもよい。そして、これらのデータを配信条件として加えるようにしてもよい。このようにすれば、よりきめ細かく事故多発位置情報TAIをユーザーに対して提供することができる。
【0117】
・上記実施形態の車両用ナビゲーション装置31とネットワークナビセンタ10との間の回線を常時を接続した状態で実施してもよい。
・上記実施形態では、事前にネットワークナビセンタ10に登録したユーザーのみに事故多発位置情報TAIを配信できるにしたが、登録していない者がネットワークナビセンタ10にアクセスした場合でも事故多発位置情報TAIを配信できるようにしてもよい。この場合には、より多くの人に事故多発位置情報TAIを提供することができる。
【0118】
・上記実施形態では、車両用ナビゲーション装置31に備えた情報記憶装置35は特に限定しなかったが、各種プログラムや各種データが記憶されるものであればよく、例えば、CD、MO、DVDであってもよい。
【0119】
・上記実施形態では、事故多発位置報知プログラムを情報記憶装置35に記憶したが、主制御装置36のRAM58に記憶させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、移動体通信機器12を携帯電話機52を備えた車両用ナビゲーション装置31とした。これを、携帯電話機52に代えて現在位置情報API、レベル情報LI、経路情報RIが発信でき、事故多発位置情報TAIが受信できる送受信装置(無線装置)を備えた車両用ナビゲーション装置31に応用してもよい。
【0120】
・上記実施形態では、移動体通信機器12を車両用ナビゲーション装置31に具体化したが、GPS装置等の現在位置検出手段を備えた携帯電話機や小型携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistants )に具体化してもよい。この場合、携帯電話機を携帯している歩行者に対しても事故多発位置情報TAIを提供することができる。
【0121】
・上記実施形態では、ネットワークナビセンタ10の事故多発位置情報サーバ25に記憶されている事故多発位置情報TAIは、情報提供センタ18から提供されるようにした。これを、事故現場のそばにいるユーザーの移動体通信機器12からユーザーに入力させて移動体通信機器12からネットワークナビセンタ10へ送信することにより事故多発位置情報TAIを収集するようにしてもよい。
【0122】
このようにすれば、リアルタイムの事故多発位置情報TAIを集めることができる。
【0123】
【発明の効果】
請求項1〜に記載の発明によれば、事故発生時の進行方向と一致した方向でユーザーが走行しているときにのみ事故多発位置の報知が行われるので、事故多発位置の報知のタイミングが好適なものとなる。
【0125】
加えて、請求項に記載の発明によれば、車両の速度に応じて事故多発位置の報知が行われるので、ユーザーの運転スタイルに適した事故多発位置の報知を行うことができる。
【0126】
加えて、請求項3〜5に記載の発明によれば、経路の探索をしたときに、事故多発位置も予め知ることができるようになり、事故多発位置を考慮して経路を決定することができる。
【0127】
加えて、請求項に記載の発明によれば、事故発生の頻度の基準を選択手段によりユーザーが容易に変更できるので、ユーザーの希望に添った事故多発位置をユーザーに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の事故多発位置報知システムのシステム構成ブロック図。
【図2】 ネットワークナビセンタの構成を示すブロック図。
【図3】 車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロック回路図。
【図4】 車両用ナビゲーション装置とネットワークナビセンタとの間で行われる処理を示すフローチャート図。
【図5】 車両用ナビゲーション装置とネットワークナビセンタとの間で行われる処理を示すフローチャート図。
【図6】 ディスプレイの画面上の地図表示を示す図。
【図7】 ディスプレイの画面上の地図表示を示す図。
【図8】 ディスプレイの画面上のレベル情報を設定する表示を示す図。
【図9】 ディスプレイの画面上の目的地を設定する表示を示す図。
【図10】 ディスプレイの画面の地図上に示された目的地までの案内経路を示す図。
【符号の説明】
TAI…事故多発情報としての事故多発位置情報、10…外部装置及び管理センタとしてのネットワークナビセンタ、11…車両としての自動車、12…移動体通信機器、25…記憶手段としての事故多発位置情報サーバ、26…事故多発位置検索手段としての管理サーバ、33…検出手段としての車速センサ、41…選択手段としてのタッチスイッチ、42…選択手段としてのキースイッチ、55…現在位置算出手段、報知手段、探索手段としての中央処理装置(CPU)、58…記憶手段としてのRAM。

Claims (9)

  1. 車両の現在位置と進行方向とを算出する現在位置算出手段と、
    事故多発位置と同事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とを記憶する記憶手段と、
    前記現在位置と前記事故多発位置との距離が所定以内になるとともに、前記現在位置算出手段により算出された車両の進行方向と前記記憶手段に記憶されている事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に事故多発情報を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする事故多発位置報知装置。
  2. 請求項1に記載の事故多発位置報知装置において、
    前記車両の速度を検出する検出手段を備え、
    前記報知手段は、前記車両の速度が一定速度以上である場合に前記事故多発情報を報知する手段であることを特徴とする事故多発位置報知装置。
  3. 請求項1又は2に記載の事故多発位置報知装置において、
    前記現在位置から目的地までの経路を探索する探索手段を備え、
    前記報知手段は、前記経路上に前記事故多発位置があった場合に事故多発情報を報知する手段であることを特徴とする事故多発位置報知装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の事故多発位置報知装置において、
    前記記憶手段は、前記事故多発位置と関連づけて同事故多発位置における事故発生の頻度を記憶し、
    前記報知手段は、前記事故多発情報とともに前記事故多発位置における事故発生の頻度を報知する手段であることを特徴とする事故多発位置報知装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の事故多発位置報知装置において、
    前記記憶手段は、前記事故多発位置と関連づけて同事故多発位置における事故発生の頻度を記憶し、
    前記報知手段は、同事故多発位置における前記事故発生の頻度が予め定めた基準と一致するときに前記事故多発情報を報知する手段であることを特徴とする事故多発位置報知装置。
  6. 請求項5に記載の事故多発位置報知装置において、
    前記事故発生の頻度の前記基準を選択する選択手段を備えたことを特徴とする事故多発位置報知装置。
  7. 車両の現在位置と進行方向とを算出する現在位置算出手段と、
    過去の交通情報から統計的に導き出される事故多発位置と同事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とを記憶する記憶手段と、
    前記現在位置算出手段において算出された前記現在位置を入力し、前記現在位置の周辺である前記事故多発位置を前記記憶手段から検索する事故多発位置検索手段と、
    前記事故多発位置検索手段により検索された前記事故多発位置を入力し、前記現在位置と入力した前記事故多発位置との距離が所定距離以内になるとともに、前記現在位置算出手段により算出された車両の進行方向と前記記憶手段に記憶されている事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に、前記事故多発情報を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする事故多発位置報知システム。
  8. 請求項7に記載の事故多発位置報知システムにおいて、
    移動体通信機器と、
    同移動体通信機器との間で電波信号により各種情報の入出力を行う管理センタとを備え、
    前記移動体通信機器は、前記現在位置算出手段と前記報知手段とを備え、
    前記管理センタは、前記記憶手段と前記事故多発位置検索手段とを備えたことを特徴とする事故多発位置報知システム。
  9. 車両の現在位置と進行方向とを算出する段階と、
    前記現在位置と記憶手段に記憶されている事故多発位置との距離が所定以内になるとともに、前記車両の進行方向と記憶手段に記憶されている前記事故多発位置における事故発生時の車両の進行方向とが一致した場合に事故多発情報を報知する報知段階と
    を備えたことを特徴とする事故多発位置報知方法。
JP2002124928A 2002-04-25 2002-04-25 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法 Expired - Fee Related JP4013630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002124928A JP4013630B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002124928A JP4013630B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003315080A JP2003315080A (ja) 2003-11-06
JP4013630B2 true JP4013630B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=29539842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002124928A Expired - Fee Related JP4013630B2 (ja) 2002-04-25 2002-04-25 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4013630B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101115531B (zh) * 2004-12-17 2012-09-05 高露洁-棕榄公司 含有迷迭香提取物的口腔组合物以及相关方法
CN106935030A (zh) * 2017-03-31 2017-07-07 青岛海信网络科技股份有限公司 一种高速公路安全隐患路段识别方法和装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4280845B2 (ja) * 2003-12-05 2009-06-17 富士通テン株式会社 事故報知装置及び事故報知システム
JP2006301819A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Japan Telecommunication Engineering Service Co Ltd 情報提供システム、情報処理装置、情報端末装置、情報処理プログラム、情報通知プログラム
WO2008010391A1 (fr) * 2006-07-18 2008-01-24 Pioneer Corporation dispositif de distribution d'informations, dispositif de traitement d'informations, procédé de distribution d'informations, procédé de traitement d'informations, programme de distribution d'informations, programme de traitement d'informations, et support d'enregistrement lisible par un ordinateur
JP5180450B2 (ja) * 2006-08-21 2013-04-10 富士通テン株式会社 運転支援方法および運転支援装置
JP4864911B2 (ja) * 2007-02-09 2012-02-01 株式会社ユピテル 目標物検出装置及びプログラム
US7772996B2 (en) * 2007-05-25 2010-08-10 Spot Devices, Inc. Alert and warning system and method
JP5104184B2 (ja) * 2007-10-11 2012-12-19 株式会社Jvcケンウッド ナビゲーション装置及び表示方法
JP2009110205A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Jicoux Datasystems Inc 走行データ処理装置および走行データ処理システム
JP4580995B2 (ja) * 2008-02-18 2010-11-17 株式会社東芝 道路交通管制システム
JP2009253807A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Denso Corp 車載ハンズフリー装置および車両用ナビゲーション装置
JP5215078B2 (ja) * 2008-08-08 2013-06-19 株式会社豊田中央研究所 運転支援装置及びプログラム
JP2011128005A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーション装置、車載表示システム及び地図表示方法
JP5648536B2 (ja) * 2011-03-05 2015-01-07 富士通株式会社 情報処理方法、プログラム及び装置
JP5772247B2 (ja) * 2011-06-06 2015-09-02 住友電気工業株式会社 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、情報報知方法
JP5960994B2 (ja) * 2012-01-23 2016-08-02 株式会社日立製作所 情報配信システム及び情報配信サーバ
CN102855395B (zh) * 2012-08-16 2015-05-20 长安大学 一种道路交通事故多发位置鉴别方法
KR101498582B1 (ko) * 2012-08-29 2015-03-06 주식회사 이미지넥스트 교통사고 데이터 제공 시스템 및 방법
US10116748B2 (en) * 2014-11-20 2018-10-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Vehicle-based multi-modal interface
JP2016191672A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社ゼンリンデータコム ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP6083056B1 (ja) * 2016-06-28 2017-02-22 ザーズ株式会社 安全運転支援システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101115531B (zh) * 2004-12-17 2012-09-05 高露洁-棕榄公司 含有迷迭香提取物的口腔组合物以及相关方法
CN106935030A (zh) * 2017-03-31 2017-07-07 青岛海信网络科技股份有限公司 一种高速公路安全隐患路段识别方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003315080A (ja) 2003-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4013630B2 (ja) 事故多発位置報知装置、事故多発位置報知システム及び事故多発位置報知方法
JP5316292B2 (ja) 地図情報案内装置、地図情報案内方法及びコンピュータプログラム
JP3719313B2 (ja) 移動通信端末向け情報検索配信装置および移動通信端末
JP4159372B2 (ja) 案内誘導システム、端末装置、案内誘導方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US6856902B1 (en) Systems and methods for providing alerts to a navigation device
EP1544574A1 (en) Information distribution system and information distribution method
JPWO2003014671A1 (ja) 交通情報検索方法、交通情報検索システム、移動体通信機器及びネットワークナビセンタ
JP2003279360A (ja) 交通情報配信方法及び車載用ナビゲーション装置
JP5340512B2 (ja) 移動体ナビゲーション装置及び移動体ナビゲーションシステム
JP2005163584A (ja) 燃費情報提供システム,燃費情報サーバ装置,および車載制御装置
JPH10319840A (ja) 経路関連情報提供システム及び車載情報通信装置
JP2003194562A (ja) 地図表示システム、地図表示装置、情報センタ及び地図表示プログラム
JP3906245B2 (ja) ナビゲーションシステム
WO2012089284A2 (en) Method of communicating content to a user, mobile computing apparatus, and content delivery system
JP5472039B2 (ja) 案内情報提供システム
JP3832284B2 (ja) ナビゲーションシステム及びナビゲーションプログラム
JP3832105B2 (ja) 地図情報更新システム
WO2012089283A1 (en) Method of communicating content to a user, mobile computing apparatus, and content delivery system
JP5142044B2 (ja) 車両情報通信システム、及び、車両情報通信方法
JP2007232727A (ja) ナビゲーションシステム
JP2002340576A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション装置用サーバー及び携帯用情報端末
JP5104184B2 (ja) ナビゲーション装置及び表示方法
JP4228759B2 (ja) 情報端末装置
KR20100137270A (ko) 네비게이션 기기에서 메뉴 검색 방법 및 장치
JP2002245593A (ja) 道路標識情報提供システム、道路標識情報提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140921

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees