JP3602732B2 - モータ - Google Patents

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    • F16C2370/12Hard disk drives or the like

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリゴンミラー、ハードディスク等の高速回転用のモータに関するものである。さらに詳しくは、動圧軸受をラジアル軸受として用いたモータにおける振動減衰技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種のモータのうち、例えば特開昭64−3318号公報に開示されているモータでは、空気動圧軸受をラジアル軸受として用い、ロータ側およびステータ側に配置した磁石の間に発生する磁力を利用して、ロータをスラスト方向に浮上させている。このため、ロータは、回転中、完全に非接触状態となるので、高速回転が可能となる。ここで、固定軸とロータとの間にはエアーダンパー用環状空気室が形成され、この空気室は小孔(オリフィス)を介して外部と連通している。このように構成すると、小孔およびエアーダンパー用環状空気室によってモータにエアダンパーを付加することができるので、その小孔を空気が通過する際の抵抗によりロータの上下動を抑制することができる。
【0003】
また、特開平8−196056号公報に開示されているものでは、エアダンパーを構成する小孔の代わりに、動圧部分に対して、エアーダンパー用環状空気室から外部に向けて溝を形成することにより、同様な効果を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなエアダンパーを構成するには、オリフィスとして機能する小さな穴や溝が必要である。しかしながら、従来のように、このような穴をドリル加工により形成する場合には、穴をいくら小さく形成したくても、φ0.4mm、長さ5mm程度の穴が限界である。また、このような穴開け加工を施した部材をねじ等により他の部材に締結し、エアーダンパー用環状空気室を形成する場合に、エアーダンパー用環状空気室が接合面を介して外部と連通してしまいダンパーとして機能しなくなることがある。さらに、モータの小型化が進むほどエアーダンパーではオリフィスにおける流路抵抗を大きくする必要があるため、オリフィスとしては細くて長い穴が必要となるが、このような小さくて細い穴あけ加工は、通常の加工方法では困難である。
【0005】
一方、動圧発生部に溝を形成した場合には、動圧軸受の剛性が低下してしまうという問題がある。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、複雑で手間のかかる加工を行うことなく、かつ、少ない部品点数で、ロータの上下振動における減衰率を自由に設定することのできるエアーダンパー内蔵のモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、駆動コイルが巻回されたステータコアおよび固定軸を備えるステータと、前記固定軸が差し込まれる中心穴および前記ステータコアに対向するロータマグネットを備えるロータとを有し、該ロータと前記ステータとの間には、当該ステータ側と前記ロータ側との間に作用する磁力を用いたスラスト軸受手段と、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面との間に発生する動圧を用いたラジアル軸受手段とが形成されたモータにおいて、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面との間には、モータ軸線方向に沿って、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面の間で動圧を発生させる動圧発生部、該動圧発生部に連通するエアーダンパー用環状空気室、および該エアーダンパー用環状空気室と外部とを連通させるエアーダンパー用環状隙間がこの順に形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明においてロータが回転すると、固定軸の外周面とロータの内周面との間のうち、動圧発生部で発生した動圧によって、ステータがラジアル方向で非接触状態になる。また、ロータは、回転を開始すると、スラスト軸受における磁気的なバランスがとれた位置で保持される。この状態で、ステータとロータとは完全に非接触状態にあるので、ロータの高速回転が可能となる。また、ステータとロータとは完全に非接触状態にあるので、摩耗などがなく、モータの長寿命化を図ることができる。但し、磁力を利用したスラスト軸受は、剛性が小さいため、外力等によりロータが上下方向に振動してしまう。しかるに本発明では、ロータがモータ軸線方向の外乱を受けて上下に振動したときには、エアーダンパー用環状空気室内の空気は、狭いエアーダンパー用環状隙間を通って空気室から排出され、あるいはエアーダンパー用環状空気室内には、エアーダンパー用環状隙間を通って外部から空気室から吸気される。この際に、エアーダンパー用環状隙間を介してのエアーダンパー用環状空気室での吸排気は、空気の摩擦を発生させ、この摩擦によって、ロータの上下方向の振動エネルギーが吸収されるので、振動を抑えることができる。また、本発明に係るエアーダンパーであれば、固定軸の外周面およびロータの中心穴の内周面をどのような形状に加工するかによって、エアーダンパー用環状隙間の隙間寸法やモータ軸線方向における長さ寸法を任意に設計できる。それ故、複雑で手間のかかる加工を行うことなく、かつ、少ない部品点数で、ロータの上下振動における減衰率を自由に設定することのできるエアーダンパー内蔵のモータを構成できる。
【0009】
本発明において、前記固定軸の外周面および前記中心穴の内周面には、前記動圧発生部を形成するための大径部と、前記エアーダンパー用環状隙間を形成するための小径部がそれぞれ形成されているとともに、前記固定軸の外周面に形成されている大径部と小径部との段差部分と、前記中心穴の内周面に形成されている大径部と小径部との段差部分とが対向する部分によって前記エアーダンパー用環状空気室が形成されている。
【0010】
このような構成とは逆に、前記固定軸の外周面および前記中心穴の内周面には、前記動圧発生部を形成するための小径部と、前記エアーダンパー用環状隙間を形成するための大径部がそれぞれ形成されているとともに、前記固定軸の外周面に形成されている小径部と大径部との段差部分と、前記中心穴の内周面に形成されている小径部と大径部との段差部分とが対向する部分によって前記エアーダンパー用環状空気室が形成されている構成であってもよい。
【0011】
本発明において、前記スラスト軸受手段は、前記ステータコアと前記ロータマグネットとの間に作用する磁力、および当該スラスト軸受手段を構成するために前記ステータコア側と前記ロータマグネット側とにそれぞれ形成された磁石同士の間に作用する磁力のうちの一方の磁力、あるいは双方の磁力を用いて構成される。ここで、上記2箇所で作用する磁力の双方を利用して、スラスト軸受手段を構成すると、モータ軸線方向における位置決め精度が高い。また、モータ軸線方向における共振点が高いので、より安定した高速回転が可能である。
【0012】
本発明において、前記エアーダンパー用環状隙間は、モータ軸線方向において、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面の間で動圧を発生させる動圧発生部として前記ロータをラジアル方向で支持可能な長さ寸法を有していることが好ましい。このように構成すると、モータ軸線方向における2箇所に対して動圧を利用したラジアル軸受を構成したことになるので、ロータの回転性能が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1および図2はそれぞれ、本発明を適用したモータを用いたポリゴンミラー駆動装置の平面図および断面図である。図3は、このポリゴンミラー駆動装置に用いたモータを拡大して示す半断面図である。
【0015】
(全体構成)
図1および図2において、本形態のポリゴンミラー駆動装置1は、概略、鉄製の基板10上に構成されたモータ5と、このモータ5のロータ20上に搭載されたポリゴンミラー30と、モータ5およびポリゴンミラー30全体を覆うケース2とから構成され、このケース2は防塵用および防音用のカバーである。基板10上には、駆動コイル41に対して駆動信号を出力するためのコネクタ14がはんだなどにより実装されている。
【0016】
図3において、モータ5には、駆動コイル41が巻回されたステータコア42および固定軸44を備えるステータ40と、固定軸44が差し込まれる中心穴21およびステータコア42に対向するロータマグネット22を備えるロータ20とが構成されている。
【0017】
(ステータの構成)
本形態において、ステータ40は、鉄板の基板10に形成された軸固定穴11に固定軸44の基端側が嵌め込まれており、ここで固定軸44は基板10に対して、プッシュナット12で垂直に固定されている。また、基板10とプッシュナット12との間には皿ばね13が挟まれており、プッシュナット12は皿ばね13を介して基板10と固定軸44とを固定している。このため、固定軸44の振動は皿ばね13によって吸収されるので、プッシュナット12が緩むなどの不具合は発生しない。
【0018】
また、ステータ40において、基板10の上にはコアホルダー43が固定されているとともに、このコアホルダー43の外周面に薄いステータコア42が積層状態で固定され、かつ、ステータコア42の各突極に対して駆動コイル41が巻回されている。ここで、コアホルダー43は、外周面がステータコア42の取りつけ部となる円筒部431と、この円筒部431の下端面を基板10上への接置面としてコアホルダー43を基板10上に設置したときに固定軸44の固定用段差部分442と基板10との間に挟まれる環状固定部432とを有しており、固定軸44を基板10に対してプッシュナット12および皿ばね13を介して固定したときに、コアホルダー43の環状固定部432が固定軸44の固定用段差部分442と基板10との間に挟まれることにより、コアホルダー43が基板10上に固定される。
【0019】
(ロータの構成)
本形態において、ロータ20は、中心穴21を備えるロータ本体25と、このロータ本体25から外周側に張り出すようにロータ本体25の下面側に固着されたヨーク27と、このヨーク27の内周面に固着されたロータマグネット22とを備えている。このロータマグネット22は、ヨーク27に接着固定された後、ロータ本体25の下端面に形成されている環状突起251とカシメ固定される。ここで、ロータ本体25は、その耐摩耗性、耐食性を向上させる目的で、アルマイト処理やメッキ処理などの表面処理が施されていることがある。また、本形態では、ロータ20を形成した時点でアンバランス量が大きすぎるときには、環状突起251に錘などを付与することによりロータ20のバランス性能を向上させることもある。
【0020】
また、ロータ本体25の外周側には、ポリゴンミラー30を搭載する台座部26が形成され、この台座部26上に載置されたポリゴンミラー30はリング状のミラー押しつけ部材50によって台座部26に押しつけ固定されている。このミラー押しつけ部材50は、中央穴501にロータ本体25の円筒部250が通され、この状態で、中央穴501の内側で張り出す複数の爪部分502が弾性変形しながら円筒部250の外周面に形成された係合溝255に係合することにより、ミラー押しつけ部材50はロータ本体25に対して固定されている。ここで、ポリゴンミラー30は、その中心穴300にロータ本体25の円筒部256が通された状態にあり、ポリゴンミラー30の中心穴300にロータ本体25の円筒部256を通すときに過大な力がポリゴンミラー30にかかってポリゴンミラー30が変形しないように、この中心穴300とロータ本体25の円筒部256との間には所定のクリアランスが確保されている。従って、ミラー押しつけ部材50は、それ自身に形成されたばね505(あるいは別体でポリゴンミラー30との間に装着されたばね505)によって、弾性をもってポリゴンミラー30を台座部26に向けて押し付け固定している。それ故、ポリゴンミラー30は、台座部26の上面との摩擦力によって位置決め固定されている状態にある。
【0021】
このため、ロータ20が回転したときには、ロータ20の外径寸法とポリゴンミラー30の外径寸法との差に起因してロータ20が受ける遠心力とポリゴンミラー30が受ける遠心力との間に大小の差があるので、これらの部材が遠心力でそれぞれ独立して膨らむとともに、その程度が相違する。その結果、モータ5が起動と停止とを繰り返すうちに、ポリゴンミラー30がロータ20の台座部26上で位置ずれを起こすおそれがある。これに対して、ミラー押しつけ部材50は、固定軸44に完全に固定され、かつ、遠心力で変形することもない。そこで、本形態では、ミラー押しつけ部材50とポリゴンミラー30との間に発生する摩擦力を、ポリゴンミラー30とロータ20の台座部26との間に発生する摩擦力よりも大きくなるようにしてある。たとえば、ロータ20の表面のうち、少なくともロータ20の台座部26に対してアルマイト処理、メッキ処理、窒化処理、コーティング処理を施して、ポリゴンミラー30とロータ20の台座部26との間に発生する摩擦力を小さくしてある。これに対して、ミラー押しつけ部材50については、ポリゴンミラー30と同様、アルミニウム製にして、ミラー押しつけ部材50とポリゴンミラー30との間に発生する摩擦力を大きくしてある。従って、モータ5が起動と停止とを繰り返しても、ポリゴンミラー30は常にミラー押しつけ部材50によって位置決めされるので、ロータ20の台座部26上でポリゴンミラー30が位置ずれを起こしてポリゴンミラー30が振動するという不具合が発生しない。なお、ミラー押しつけ部材50とポリゴンミラー30とを接着剤によって固定しておいても、ロータ20の台座部26上でのポリゴンミラー30の位置ずれを防止できる。
【0022】
本形態において、ミラー押しつけ部材50は、図1に示すように、所定の幅寸法を有するリング状を有している。また、ミラー押しつけ部材50は全体としては円環状であるが、円筒部250を通す中心穴501を挟む点対称の2箇所は、外周側が直線的に切断された形状を有し、この部分は、他の部分よりも幅寸法が約1/2程度と狭い切断予定部506になっている。すなわち、ミラー押しつけ部材50によってポリゴンミラー30をロータ20上に押しつけ固定した後、ポリゴンミラー30を外したい場合があっても、ミラー押しつけ部材50はロータ本体25の係合溝255に嵌まっているので、容易には外せないが、本形態では、ミラー押しつけ部材50に幅の狭い切断予定部506が予め形成され、かつ、このミラー押しつけ部材50は、ポリゴンミラー30との間にばね505を有している分、ポリゴンミラー30の上端面から浮いているので、切断予定部506に対してニッパー(図示せず。)を差し込めば、ミラー押しつけ部材50を容易に切断することができる。従って、ミラー押しつけ部材50をロータ本体25から容易に外せるので、ポリゴンミラー30を傷つけることなく外すことができる。
【0023】
(スラスト軸受の構成)
このように構成したモータ5において、ロータ20とステータ40との間には、固定軸44の上端部分に配置された磁石81とロータ20の上端部分に配置された磁石82との間に作用する磁力、およびステータコア42とロータマグネット22との間に作用する磁力を利用して、ステータ40がロータ20をスラスト方向で支持するスラスト軸受8が構成されている。すなわち、ロータマグネット22はステータコア42を磁気的に吸引するとともに、ロータ20とステータ40の側に固定されている一対の磁石81、82は互いに異なる極を向けて対向し、固定軸44は、モータ軸線L方向における所定の位置にロータ20を保持しようとする。このように、これら2箇所で作用する磁力を利用して、スラスト軸受8を構成しているので、モータ軸線L方向における位置決め精度が高い。また、モータ軸線L方向における共振点が高いので、より安定した高速回転が可能である。
【0024】
(動圧軸受/ラジアル軸受の構成)
また、ロータ20とステータ40との間では、固定軸44の外周面440とロータ20の内周面との間に形成される隙間内に発生する動圧を利用してステータ40がロータ20をラジアル方向で支持するラジアル軸受7が構成されている。ここで、固定軸44の外周面には、耐摩耗性、耐焼き付き性を向上させるため表面処理が施され、このような表面処理は、たとえば特開平7−279966に開示されているポリアミドイミドの樹脂コーティング等である。また、固定軸44において、ポリアミドイミドの樹脂コーティング層の表面には、軸先端からみたときに反時計周りの方向(図1に矢印CCWで示す方向)に、ヘリングボーンまたはスパイラルグルーブなどといった動圧発生溝441が切削加工などの方法により形成されている。従って、上からみてロータ20が反時計周りに回転すると、固定軸44の外周面440とロータ本体25の中心穴21の内周面との間の隙間には下方に向かう空気流のみが発生する。それ故、モータ5の停止中は、スラスト軸受8によってやや浮き気味にあったロータ20は、回転を開始すると、やや沈み気味になって、スラスト軸受8における磁気的なバランスがとれた位置で保持される。この状態で、ステータ40とロータ20とは非接触状態にあるので、ロータ20の高速回転が可能となる。また、ラジアル軸受7として動圧軸受を用いた場合に、起動時、あるいは停止時に摩耗粉が発生しやすい傾向にあるが、本形態では、摩耗粉が重力によって落下していくのを促進するように、空気流が下方に向くように設定してあるので、このような摩耗粉は、固定軸44とロータ本体25の中心穴21との間から下方に向け強制的に圧送され、外部に放出される。従って、固定軸44とロータ本体25の中心穴21との間に摩耗粉が滞留して焼き付きを発生させるという問題を回避できる。
【0025】
また、本形態では、ロータ20の中心穴21内に位置する固定軸44の外周面440のうち、空気流の下流に相当する下端側は、約1/4に相当する部分に動圧発生溝441が形成されていない。このため、動圧軸受としてのラジアル軸受7において、動圧剛性(動圧力)が高い。
【0026】
(エアーダンパーの構成)
このように構成したモータ5において、固定軸44には、その軸線方向における中央部分に大径部446が形成され、この大径部446よりも上端側には小径部447が形成されている。このため、固定軸44の外周面440において、大径部446と小径部447との間には段差部分448が形成されている。ここで、大径部446と小径部447との境界部分449は、さらに奥まで削られて凹んでいる。従って、ロータ20が下方にずれてきても、大径部446と小径部447との境界部分449にロータ20が当たることはない。このような形状は、固定軸44の外周面440に対して、同一の加工機において加工を施すことにより形成できるので、固定軸44のいずれの部分においても同軸度が高い。
【0027】
これに対して、ロータ20の中心穴21の内周面にも、その軸線方向における中央部分に大径部216が形成され、この大径部216よりも上端側には小径部217が形成されている。このため、ロータ20の中心穴21の内周面において、大径部216と小径部217との間には段差部分218が形成されている。ここで、大径部216と小径部217との境界部分219は、さらに奥まで削られて凹んでいる。また、固定軸44において大径部216の角444は面取りされている。従って、ロータ20が下方にずれてきても、大径部216と小径部217との境界部分219に固定軸44の角444が当たることはない。このような形状も、中心穴21の内周面に対して、同一の加工機において加工を施すことにより形成できるので、中心穴21のいずれの部分においても同軸度が高い。
【0028】
ここで、ロータ20の中心穴21の内周面に形成されている大径部216および小径部217は、固定軸44の外周面に形成されている大径部446および小径部447よりもわずか20μm程度大きめに形成されている。このため、固定軸44をロータ20の中心穴21に差し込んだ状態において、固定軸44の外周面とロータ20の中心穴21の内周面との間で大径部446、216同士がラジアル方向で重なる領域には、隙間寸法が10μmよりわずか広めの動圧発生用の環状隙間70が形成される。また、固定軸44の外周面440とロータ20の中心穴21の内周面との間で小径部447、217同士がラジアル方向で重ねる領域には、後述するエアーダンパー9を構成する隙間寸法が約10μmのエアーダンパー用環状隙間91が形成される。さらに、本形態では、固定軸44の外周面440の小径部分447とロータ20の中心穴21の内周面の大径部447がラジアル方向で部分的に重なっており、ここでは、固定軸44の段差部分448およびロータ20の中心穴21の段差部分218とが区画するやや大きめの環状の空間によって、エアーダンパー用環状空気室92が形成される。
【0029】
従って、本形態では、固定軸44の外周面440と中心穴21の内周面との間には、モータ軸線L方向に沿って、固定軸44の外周面440と中心穴21の内周面の間で動圧を発生させる動圧発生用の環状隙間70(動圧発生部)、この環状隙間70に連通するエアーダンパー用環状空気室92、およびこのエアーダンパー用環状空気室92と外部とを連通させるエアーダンパー用環状隙間91がこの順に形成され、エアーダンパー用環状空気室92およびエアーダンパー用環状隙間91によって、ロータ20に対するエアーダンパー9が構成されている。
【0030】
(本形態の作用・効果)
このように構成したモータ5において、上からみてロータ20が反時計周りに回転すると、固定軸44の外周面440とロータ20の内周面との間の動圧発生用の環状隙間70には下方に向かう空気流が発生し、この空気流によって発生する動圧によってステータ40とロータ20とはラジアル方向で非接触状態になる。また。モータ5の停止中、上方にやや浮き気味にあったロータ20は、回転を開始すると、やや下方に沈んでスラスト軸受8における磁気的なバランスがとれた位置で保持される。この状態で、ステータ40とロータ20とは完全に非接触状態にあるので、ロータ20の高速回転が可能となる。また、ステータ40とロータ20とは完全に非接触状態にあるので、摩耗などがなく、モータ5の長寿命化を図ることができる。
【0031】
但し、磁力を利用したスラスト軸受8は、剛性が比較的小さいため、外力等によりロータ20が上下方向に振動してしまう。しかるに本形態のモータ5では、エアーダンパー用環状空気室92およびエアーダンパー用環状隙間91からなるエアーダンパー9において、モータ5がモータ軸線L方向の外乱を受けて上下に振動したときでも、エアーダンパー用環状空気室92内の空気は狭いエアーダンパー用環状隙間91を通って外部に排出され、あるいはエアーダンパー用環状隙間91を通って外部から空気がエアーダンパー用環状気室92内に入りこむ。このような排気および吸気が発生する際に、エアーダンパー用環状隙間91は空気との摩擦を発生させる。その結果、ロータ20の上下方向の振動エネルギーが吸収されるので、振動が抑制される。
【0032】
また、本形態のモータ5に構成したエアーダンパー9であれば、固定軸44の外周面440およびロータ20の中心穴21の内周面をどのような形状に加工するかによって、エアーダンパー用環状隙間91の隙間寸法やモータ5軸線方向における長さ寸法を任意に設計できる。それ故、複雑で手間のかかる加工を行うことなく、かつ、少ない部品点数で、ロータ20の上下振動における減衰率を自由に設定することのできるエアーダンパー8内蔵のモータ5を構成できる。
【0033】
(その他の形態)
また、図4に示すように、ロータ20の中心穴21の内周面に形成されている小径部217と固定軸44の外周面に形成されている小径部447とによって形成されるエアーダンパー9のエアーダンパー用環状隙間91をモータ軸線L方向において十分長いものとして形成すると、このエアーダンパー用環状隙間91においても、ロータ20をラジアル方向で保持する動圧を発生させることができる。その他の構成は同様なので、共通する部分のうち、要部については図4に同符号を付してある。このように構成すると、モータ軸線方向Lに配置された2つの動圧軸受(ラジアル軸受)でロータ20を保持することになるので、ロータ20の回転性能を向上することができる。
【0034】
なお、上記形態では、固定軸44の外周面440および中心穴21の内周面には、動圧発生部を形成するための大径部446、216と、エアーダンパー用環状隙間91を形成するための小径部447、217がそれぞれ形成されている構成であったが、このような構成とは逆に、固定軸44の外周面440および中心穴21の内周面には、動圧発生部を形成するための小径部と、エアーダンパー用環状隙間を形成するための大径部がそれぞれ形成されている構成であってもよい。このような構成においても、固定軸44の外周面440に形成されている小径部と大径部との段差部分と、前記中心穴の内周面に形成されている小径部と大径部との段差部分とが対向することにより、この部分にエアーダンパー用環状空気室を形成することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るモータでは、ロータが回転すると、動圧発生部で発生した動圧によって、ステータとロータとは非接触状態になる。また、ロータは、回転を開始すると、スラスト軸受における磁気的なバランスがとれた位置で保持される。この状態で、ステータとロータとは完全に非接触状態にあるので、ロータの高速回転、およびモータの長寿命化を図ることができる。但し、磁力を利用したスラスト軸受は、剛性が比較的小さいため、外力等によりロータが上下方向に振動してしまうが、本発明では、モータ軸線方向の外乱を受けてロータが上下に振動したときには、外部とエアーダンパー用環状空気室との間では、狭いエアーダンパー用環状隙間を介しての吸排気は、空気の摩擦を発生させる。その結果、この摩擦によって、ロータの上下方向の振動エネルギーが吸収されるので、ロータの上下方向の振動を抑えることができる。また、本発明のモータに構成したエアーダンパーであれば、固定軸の外周面およびロータの中心穴の内周面をどのような形状に加工するかによって、エアーダンパー用環状隙間の隙間寸法やモータ軸線方向における長さ寸法を任意に設計できる。それ故、上下方向の振動に対して所望の減衰特性を有するモータを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したモータを用いたポリゴンミラー駆動装置の平面図である。
【図2】図1に示すポリゴンミラー駆動装置の断面図である。
【図3】図1に示すポリゴンミラー駆動装置における固定軸およびロータの構造を拡大して示す半断面図である。
【図4】図1に示すポリゴンミラー駆動装置における固定軸およびロータの別の構造を拡大して示す半断面図である。
【符号の説明】
1 ポリゴンミラー駆動装置
2 ケース
5 モータ
8 スラスト軸受
9 エアーダンパー
10 基板
11 軸固定穴
12 プッシュナット
13 皿ばね
14 コネクタ
20 ロータ
21 ロータの中心穴
22 ロータマグネット
25 ロータ本体
26 台座部
30 ポリゴンミラー
40 ステータ
41 駆動コイル
42 ステータコア
44 固定軸
43 コアホルダー
50 ミラー押しつけ部材
70 動圧発生用の環状隙間
81、82 磁石
91 エアーダンパー用環状隙間
92 エアーダンパー用環状空気室
216 ロータの中心穴の大径部
217 ロータの中心穴の小径部
218 ロータの中心穴の段差部分
440 固定軸の外周面
441 動圧発生溝
446 固定軸の大径部
447 固定軸の小径部
448 固定軸の段差部分
505 ポリゴンミラー固定用のばね
506 ミラー押しつけ部材の切断予定部

Claims (5)

  1. 駆動コイルが巻回されたステータコアおよび固定軸を備えるステータと、前記固定軸が差し込まれる中心穴および前記ステータコアに対向するロータマグネットを備えるロータとを有し、該ロータと前記ステータとの間には、当該ステータ側と前記ロータ側との間に作用する磁力を用いたスラスト軸受手段と、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面との間に発生する動圧を用いたラジアル軸受手段とが形成されたモータにおいて、
    前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面との間には、モータ軸線方向に沿って、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面の間で動圧を発生させる動圧発生部、該動圧発生部に連通するエアーダンパー用環状空気室、および該エアーダンパー用環状空気室と外部とを連通させるエアーダンパー用環状隙間がこの順に形成されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1において、前記固定軸の外周面および前記中心穴の内周面には、前記動圧発生部を形成するための大径部と、前記エアーダンパー用環状隙間を形成するための小径部がそれぞれ形成されているとともに、
    前記固定軸の外周面に形成されている大径部と小径部との段差部分と、前記中心穴の内周面に形成されている大径部と小径部との段差部分とが対向している部分によって前記エアーダンパー用環状空気室が形成されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1において、前記固定軸の外周面および前記中心穴の内周面には、前記動圧発生部を形成するための小径部と、前記エアーダンパー用環状隙間を形成するための大径部がそれぞれ形成されているとともに、
    前記固定軸の外周面に形成されている小径部と大径部との段差部分と、前記中心穴の内周面に形成されている小径部と大径部との段差部分とが対向している部分によって前記エアーダンパー用環状空気室が形成されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記スラスト軸受手段は、前記ステータコアと前記ロータマグネットとの間に作用する磁力、および当該スラスト軸受手段を構成するために前記ステータコア側と前記ロータマグネット側とにそれぞれ配置された磁石同士の間に作用する磁力のうちの少なくとも一方の磁力が用いられていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記エアーダンパー用環状隙間は、モータ軸線方向において、前記固定軸の外周面と前記中心穴の内周面の間で動圧を発生させる動圧発生部として前記ロータをラジアル方向で支持可能な長さ寸法を有していることを特徴とするモータ。
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