JP3600340B2 - スクリーン印刷用スキージ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーン印刷法により、たとえばICやLSI用のプリント配線基板にクリームはんだを印刷したり、ハイブリッドICやセラミック多層基板を含む各種回路基板、高周波フィルタ類を含む複合セラミック電子部品、各種電子部品の製造時に銅のような導電性インキなどを厚塗り印刷するのに用いられるスキージに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の印刷用スキージは、例えばクリームはんだの場合、一般にウレタンゴムからなるが、最近ではウレタンゴムと金属薄板とを重合一体化したものもある。かかるスキージによるクリームはんだの印刷過程を図4に示す。クリームはんだ13は、スキージ14の移動によりプリント配線基板15に押し付けられたスクリーンマスク16を通じて前記基板15上に印刷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、問題にするのは印刷過程に入る前に上記スキージ14をスクリーンマスク16の面上にセットする場合である。この場合、図5のように、スキージ14の平行度を出すためにスキージ14にセット圧(座屈荷重)Wが加えられ、スキージ14は座屈によって曲げ作用を受けてその自由端側の先14aがスキージ走行方向Xと同じ向きまたはそれとは反対向きに向くのである。スキージ14の先14aがスキージ走行方向Xと反対向きに曲げられる場合はスキージ14が印圧によりたわむ方向と一致するため、何ら問題ないが、スキージ走行方向Xと同じ向きに曲げられると、クリームはんだのかき取りが円滑に安定よく行えなくてスキージング作用に支障を来すことになり、セットのし直しを必要とするのであった。特に、どちらの方向にたわむかは、メタルスキージや剣形スキージのようにスキージ14の先端が細いもの程あるいはスキージ角度が直交する程、不確定となり、スクリーンメッシュを使用した導電性インキ等の電子部品への印刷時に顕著になる。
【0004】
本発明の目的は、こうした問題を解消するためになされたもので、常にスキージ先をスキージングに適した所定向きにセットすることができ、セット作業の確実性を図ることのできるスクリーン印刷用スキージを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図1に例示するように、スキージ本体1が、1次電鋳による無光沢電鋳層と2次電鋳による光沢電鋳層とを積層一層化することによって、該スキージ本体1の走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成されたものであることを特徴とする。
【0006】
【作用】
スキージ本体1の走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成しておくと、このスキージ本体1をスクリーンマスクにセットするとき座屈により曲げ作用を受けても、スキージ本体1は当初の曲がりよりも更に大きく曲がるだけで、スキージ本体1の先は走行方向Xと反対向きに向いたままを維持し、その向きが変わるようなことがなく、従って常にスキージ本体1の先が走行方向Xと反対向きになる好ましい状態にセットすることが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1ないし図3に基づき説明する。図1はスキージの縦断側面図、図2はスキージの斜視図であり、1はスキージ本体、2はホルダである。スキージ本体1は帯状の金属薄板からなり、これの走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成されている。例えば、スキージ本体1の板厚tは300μm、曲率半径rは150mm、高さは30mmである。スキージ本体1は取付孔を有し、この取付孔3にビス4を通すことによりホルダ2に押えプレート5でもって挟持状態に装着される。図1に示すように、この状態では、スキージ本体1の固定上端の鉛直線Pとスキージ本体1の自由下端との距離Qは、約1.1mmとなり、自由下端はスキージ本体1の板厚t以上離れた後退位置にある。この距離Qは、スキージ本体1の自由下端が矩形状の場合、板厚t以上離れていれば良いが、板厚tの5倍以上離れた場合はホルダ2への装着が困難となる。
【0008】
上記スキージ本体1は、たとえば、図3に示す電鋳工程で製造することができる。先ず、断面凸円弧形状の電鋳母型10の表面に、フィルム状のフォトレジストを重ね合わせるか、あるいは液体状のフォトレジストを均一に塗布乾燥したうえで、この上にパターンフィルムを密着させ、電子線や紫外線などの放射線エネルギーを照射して焼き付け硬化させ、現像、乾燥の各処理を行うという常套手段によって、図3のようにフォトレジスト膜11(例えば、300μm厚)をパターンニング形成する。
次いで、上記母型10をスルファミン酸ニッケル浴などの電鋳槽に移し、NiあるいはNi−Co合金で電鋳を行って、母型10のフォトレジスト膜11で覆われていない表面に、電着金属12をフォトレジスト膜11の厚み程度にまで電着する。電鋳後、電鋳母型10から剥離し、フォトレジスト膜11を除去することにより、電着金属12からなるわん曲状のスキージ本体1が得られる。このスキージ本体1は凸となる側をスキージ走行面側1aにして使用される。
【0009】
上記実施例では断面凸円弧形状の電鋳母型10を用いることによりわん曲状のスキージ本体1を得るが、そのほかに、例えば、電鋳時に電流密度を変えることにより内部応力を残し、剥離後内部応力により生じるひずみを利用してスキージ本体1全体をわん曲状に形成することもできる。また、1次電鋳による無光沢電鋳層と2次電鋳による光沢電鋳層とを積層一体化したスキージ本体1を形成すれば、光沢電鋳層内の光沢剤が電着応力を圧縮応力にすることによりスキージ本体1全体をわん曲状に形成することができる。
また、電鋳に代えて、エッチング加工でスキージ本体1を製造し、その後プレス加工でわん曲状に形成することもできる。勿論、金属薄板そのものをプレスにより打抜き成形することによっても得られる。なお、上記実施例ではスキージ本体1をその全体にわたってわん曲状に形成したが、ホルダ2に装着する部分のみは平坦に形成するものであってもよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、スキージ本体1の走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成してあるので、スクリーンマスクにセットするときは常にスキージ本体1の先を走行方向Xと反対向きにするスキージング性能上有効な状態にセットすることができ、セット作業を確実なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキージの縦断側面図である。
【図2】スキージの斜視図である。
【図3】スキージ本体の電鋳製造工程図である。
【図4】従来例のスキージの使用しての印刷過程を示す図である。
【図5】従来例のスキージのセット状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スキージ本体
1a 走行面側
2 ホルダ

Claims (1)

  1. スキージ本体1が、1次電鋳による無光沢電鋳層と2次電鋳による光沢電鋳層とを積層一層化することによって、該スキージ本体1の走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成されたものであることを特徴とするスクリーン印刷用スキージ。
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