JPH09164654A - スクリーン印刷用スキージ - Google Patents
スクリーン印刷用スキージInfo
- Publication number
- JPH09164654A JPH09164654A JP34806795A JP34806795A JPH09164654A JP H09164654 A JPH09164654 A JP H09164654A JP 34806795 A JP34806795 A JP 34806795A JP 34806795 A JP34806795 A JP 34806795A JP H09164654 A JPH09164654 A JP H09164654A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squeegee
- squeegee body
- thickness
- holder
- bottom end
- Prior art date
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- Granted
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- Screen Printers (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
を得ることのできるスクリーン印刷用スキージを提供す
る。 【解決手段】 金属薄板製のスキージ本体1がこれのス
キージ走行面側1a全体を凸とするわん曲状に形成され
る。これによりスクリーンマスクにセットするときは、
常に、スキージ本体1の先を走行方向Xと反対向きにす
るスキージング性能上有効な状態にセットすることがで
きる。
Description
により、たとえばICやLSI用のプリント配線基板に
クリームはんだを印刷したり、ハイブリッドICやセラ
ミック多層基板を含む各種回路基板、高周波フィルタ類
を含む複合セラミック電子部品、各種電子部品の製造時
に銅のような導電性インキなどを厚塗り印刷するのに用
いられるスキージに関する。
ームはんだの場合、一般にウレタンゴムからなるが、最
近ではウレタンゴムと金属薄板とを重合一体化したもの
もある。かかるスキージによるクリームはんだの印刷過
程を図4に示す。クリームはんだ13は、スキージ14
の移動によりプリント配線基板15に押し付けられたス
クリーンマスク16を通じて前記基板15上に印刷され
る。
は印刷過程に入る前に上記スキージ14をスクリーンマ
スク16の面上にセットする場合である。この場合、図
5のように、スキージ14の平行度を出すためにスキー
ジ14にセット圧(座屈荷重)Wが加えられ、スキージ
14は座屈によって曲げ作用を受けてその自由端側の先
14aがスキージ走行方向Xと同じ向きまたはそれとは
反対向きに向くのである。スキージ14の先14aがス
キージ走行方向Xと反対向きに曲げられる場合はスキー
ジ14が印圧によりたわむ方向と一致するため、何ら問
題ないが、スキージ走行方向Xと同じ向きに曲げられる
と、クリームはんだのかき取りが円滑に安定よく行えな
くてスキージング作用に支障を来すことになり、セット
のし直しを必要とするのであった。特に、どちらの方向
にたわむかは、メタルスキージや剣形スキージのように
スキージ14の先端が細いもの程あるいはスキージ角度
が直交する程、不確定となり、スクリーンメッシュを使
用した導電性インキ等の電子部品への印刷時に顕著にな
る。
ためになされたもので、常にスキージ先をスキージング
に適した所定向きにセットすることができ、セット作業
の確実性を図ることのできるスクリーン印刷用スキージ
を提供するにある。
るように、金属薄板製のスキージ本体1がこれの走行面
側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成されている
ことを特徴とする。
ようにわん曲状に形成しておくと、このスキージ本体1
をスクリーンマスクにセットするとき座屈により曲げ作
用を受けても、スキージ本体1は当初の曲がりよりも更
に大きく曲がるだけで、スキージ本体1の先は走行方向
Xと反対向きに向いたままを維持し、その向きが変わる
ようなことがなく、従って常にスキージ本体1の先が走
行方向Xと反対向きになる好ましい状態にセットするこ
とが可能になる。
に基づき説明する。図1はスキージの縦断側面図、図2
はスキージの斜視図であり、1はスキージ本体、2はホ
ルダである。スキージ本体1は帯状の金属薄板からな
り、これの走行面側1a全体を凸とするようにわん曲状
に形成されている。例えば、スキージ本体1の板厚tは
300μm、曲率半径rは150mm、高さは30mmであ
る。スキージ本体1は取付孔を有し、この取付孔3にビ
ス4を通すことによりホルダ2に押えプレート5でもっ
て挟持状態に装着される。図1に示すように、この状態
では、スキージ本体1の固定上端の鉛直線Pとスキージ
本体1の自由下端との距離Qは、約1.1mmとなり、自由
下端はスキージ本体1の板厚t以上離れた後退位置にあ
る。この距離Qは、スキージ本体1の自由下端が矩形状
の場合、板厚t以上離れていれば良いが、板厚tの5倍
以上離れた場合はホルダ2への装着が困難となる。
示す電鋳工程で製造することができる。先ず、断面凸円
弧形状の電鋳母型10の表面に、フィルム状のフォトレ
ジストを重ね合わせるか、あるいは液体状のフォトレジ
ストを均一に塗布乾燥したうえで、この上にパターンフ
ィルムを密着させ、電子線や紫外線などの放射線エネル
ギーを照射して焼き付け硬化させ、現像、乾燥の各処理
を行うという常套手段によって、図3のようにフォトレ
ジスト膜11(例えば、300μm厚)をパターンニン
グ形成する。次いで、上記母型10をスルファミン酸ニ
ッケル浴などの電鋳槽に移し、NiあるいはNi−Co
合金で電鋳を行って、母型10のフォトレジスト膜11
で覆われていない表面に、電着金属12をフォトレジス
ト膜11の厚み程度にまで電着する。電鋳後、電鋳母型
10から剥離し、フォトレジスト膜11を除去すること
により、電着金属12からなるわん曲状のスキージ本体
1が得られる。このスキージ本体1は凸となる側をスキ
ージ走行面側1aにして使用される。
10を用いることによりわん曲状のスキージ本体1を得
るが、そのほかに、例えば、電鋳時に電流密度を変える
ことにより内部応力を残し、剥離後内部応力により生じ
るひずみを利用してスキージ本体1全体をわん曲状に形
成することもできる。また、1次電鋳による無光沢電鋳
層と2次電鋳による光沢電鋳層とを積層一体化したスキ
ージ本体1を形成すれば、光沢電鋳層内の光沢剤が電着
応力を圧縮応力にすることによりスキージ本体1全体を
わん曲状に形成することができる。また、電鋳に代え
て、エッチング加工でスキージ本体1を製造し、その後
プレス加工でわん曲状に形成することもできる。勿論、
金属薄板そのものをプレスにより打抜き成形することに
よっても得られる。なお、上記実施例ではスキージ本体
1をその全体にわたってわん曲状に形成したが、ホルダ
2に装着する部分のみは平坦に形成するものであっても
よい。
面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成してある
ので、スクリーンマスクにセットするときは常にスキー
ジ本体1の先を走行方向Xと反対向きにするスキージン
グ性能上有効な状態にセットすることができ、セット作
業を確実なものにすることができる。
図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属薄板製のスキージ本体1がこれの走
行面側1a全体を凸とするようにわん曲状に形成されて
いることを特徴とするスクリーン印刷用スキージ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34806795A JP3600340B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | スクリーン印刷用スキージ |
US08/764,625 US5775219A (en) | 1995-12-13 | 1996-12-11 | Squeegee for screen printing |
DE19651751A DE19651751A1 (de) | 1995-12-13 | 1996-12-12 | Rakel zum Siebdrucken und Verfahren zur Herstellung derselben |
CN96123235A CN1077040C (zh) | 1995-12-13 | 1996-12-13 | 用于丝网印刷的刮板及其制造方法 |
MYPI96005248A MY114326A (en) | 1995-12-13 | 1996-12-13 | Squeegee for screen printing and its production method |
US08/992,912 US5826516A (en) | 1995-12-13 | 1997-12-18 | Squeegee for screen printing and its production method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34806795A JP3600340B2 (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | スクリーン印刷用スキージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164654A true JPH09164654A (ja) | 1997-06-24 |
JP3600340B2 JP3600340B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=18394530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34806795A Expired - Fee Related JP3600340B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-14 | スクリーン印刷用スキージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3600340B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8178777B2 (en) | 2003-10-08 | 2012-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing solar cell and solar cell manufactured thereby |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP34806795A patent/JP3600340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8178777B2 (en) | 2003-10-08 | 2012-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing solar cell and solar cell manufactured thereby |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3600340B2 (ja) | 2004-12-15 |
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