JP3600041B2 - 風呂給湯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道から給水される水を所定の給湯温度に加熱して浴槽に湯張りする給湯熱交換器を備えた風呂給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の風呂給湯機では、浴槽に湯張りするほか、一般に洗面所や台所に給湯するように配管されている。洗面所や台所に給湯する場合の給湯時間は比較的短いため給湯熱交換器での熱効率については問題とせず、要求される給湯量と給湯温度とにより給湯能力を決定し、例えば24号の給湯能力の給湯熱交換器を備えている場合には最大給湯能力である24号から最小給湯能力である3号相当の給湯能力まで給湯能力を適宜変更して使用している。
【0003】
一方、浴槽に湯張りする場合には洗面所や台所に給湯する場合より長時間にわたって給湯するため給湯熱交換器での熱効率が高くなるように運転することが望まれる。給湯熱交換器に内蔵されているバーナを全開で燃焼させず絞った状態で燃焼させる方が給湯熱交換器での熱効率が上がることが知られている。そのため、従来の風呂給湯機では浴槽に湯張りする際には上記24号の給湯能力の給湯熱交換器であれば例えば10号相当の給湯能力になるように給湯能力を下げた状態で湯張りを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように給湯能力を下げて湯張りを行うと例えば冬季のように給水温度が低い場合には給湯量が極端に低下し、そのため湯張りに長時間を要し使い勝手が極めて悪いという不具合が生じる。
【0005】
また、給湯熱交換器の給湯能力を広い範囲で可変調節するため給湯熱交換器に内蔵されるバーナへガスを2系統に分けて供給し得るようにして、高い給湯能力で給湯する際には全部のバーナを燃焼させ、低い給湯能力で給湯する際には一部のバーナのみを燃焼させるようにしている場合がある。この場合には全部のバーナを燃焼させるか一部のバーナのみを燃焼させるかの切替が設定誤差に影響されないように、ヒステリシスが設けられている。即ち、例えば上記24号の給湯能力の給湯熱交換器であれば、24号から6号まで給湯能力を下げる際には全てのバーナを燃焼させるが最低給湯能力である3号から給湯能力を上げる際には12号相当の給湯能力になるまで一部のバーナのみを燃焼させ、それ以上給湯能力を上げる場合に初めて全てのバーナを燃焼させるようにしている。そして、6号から12号の間で給湯が開始される場合には全てのバーナを燃焼させるか一部のバーナのみを燃焼させるかは必ずしも一定しない。そのため、上記従来のもののように、湯張り時の給湯能力を10号相当の給湯能力に設定すると、一部のバーナのみが燃焼する状態で10号相当の給湯能力を実現する場合が生じ、その場合の熱効率は全てのバーナを燃焼させて10号の給湯能力を実現する場合の熱効率より悪くなる。
【0006】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、冬季のように給水温度が低い場合であっても湯張りに長時間を要することなく、また、給湯熱交換器に2系統以上のバーナが内蔵されている場合であっても湯張り時の熱効率が悪くならない風呂給湯機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、水道からの給水を所定の給湯温度に加熱して浴槽に湯張りする給湯熱交換器を備えた風呂給湯機において、給水温度の上昇に伴って最大給湯能力側から給湯熱交換器での高熱効率が確保できる所定の給湯能力まで、上記給湯熱交換器の給湯能力を連続して減少させることを特徴とする。
【0008】
本発明では湯張り時に無条件で給湯能力を低下させるのではなく、湯張りに必要な最低限の給湯量を設定し、給水温度が低いため、高熱効率が確保できる所定の給湯能力では最低限の給湯量を確保できない場合には給湯能力を上げて湯張りを行い、給水温度の上昇に伴って最大給湯能力側から所定の給湯能力まで連続して減少させることにより給湯量を確保して湯張りの長時間を要しないようにすると共に、給水温度が高い場合には高熱効率が得られるようにした。
【0009】
尚、給湯能力を連続して減少させる場合に、給水温度に応じて給湯量を変化させてもよいが給湯量を一定にした状態で給湯能力を減少させてもよい。
【0010】
また、上記給湯熱交換器に少なくとも2系統のバーナが備えられている場合には、1系統のバーナの燃焼が停止される可能性のある給湯能力、即ち上記24号の給湯熱交換器であればヒステリシスの上限である12号相当の給湯能力である切替能力より上記所定の給湯能力が高くなるように設定すれば、湯張り中に一部のバーナが停止することなく給湯熱交換器の熱効率を高い状態で維持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1は風呂給湯機であり、内部には追い焚き用の風呂熱交換器11と給湯用の給湯熱交換器12とが内蔵されている。風呂熱交換器11にはポンプ13が接続されており、浴槽2内の湯を吸湯管21を介して風呂熱交換器11に導き、該風呂熱交換器11で加熱した後、送湯管22を介して浴槽2へ湯を戻す。尚、ポンプ13と風呂熱交換器11との間には温度センサ23が取り付けられており、浴槽2内の湯温を検知することができる。給湯熱交換器12には流量センサ31及び水量調節器36を介して水道管3が接続されており、水道管3からの浄水を加熱して出湯管32から浴槽内のカラン24,シャワー25や台所や洗面所のカラン35へ温水を配水する。給湯管32には温度センサ33が取り付けられており、給湯温度を検知することができる。また、給湯管32は流量センサ34及び湯張り弁14を介して吸湯管21に接続されている。該湯張り弁14はその開弁によって吸湯管21と給湯管32とを連通させるものであり、浴槽2に湯張りする際には湯張り弁14を開弁して給湯熱交換器12で加熱された湯を吸湯管21及び送湯管22を介して浴槽2へと湯張りする。給湯熱交換器12内には2つの相互に独立したバーナ12a・12bが内蔵されている。4はガス供給管であり、ガバナ41を介して風呂熱交換器11に内蔵されたバーナ(図示せず)に接続されると共に比例弁42を介して上記バーナ12a・12bにガスが供給される。但し、比例弁42と一方のバーナ12aとの間には開閉弁42aが介設されている。従って開閉弁42aを開弁した状態では両バーナ12a・12bの燃焼量が比例弁42の開度に応じて制御され、開閉弁42aを閉弁すると一方のバーナ12aが消火すると共に他方のバーナ12bのみが比例弁42により火力調節される。尚、4aはガス供給管4を開閉する開閉電磁弁である。
【0012】
本実施の形態では上記給湯熱交換器12の最大給湯能力は24号である。図2に示すように、給湯能力が最大給湯能力である24号(B2)から6号相当の給湯能力(B1)まで給湯能力を下げる際には開閉弁42aを開弁させた状態で両バーナ12a・12bが燃焼している場合の状態を示す直線Bに沿って両バーナ12a・12bの合計した燃焼量を減少させる。6号相当の給湯能力より下げる場合には開閉弁42aを閉弁させてバーナ12bのみを燃焼させ、バーナ12bのみが燃焼している場合の状態を示す直線Aに沿って最低給湯能力である3号相当の給湯能力(A1)まで燃焼量を下げる。また、該3号相当の給湯能力から給湯能力を上げる際には直線Aに沿って12号相当の給湯能力(A2)になるまで開閉弁42aを閉弁したままの状態を維持し、それ以上に給湯能力を上げる場合には開閉弁42aを開弁させ両バーナ12a・12bを燃焼させる。但し、6号相当の給湯能力と12号相当の給湯能力との間では直線Aに沿って燃焼量を制御するか直線Bに沿って燃焼量を制御するかは必ずしも一義的に決まらない。
【0013】
本発明ではA2点より若干給湯能力が大きい例えば14号相当の給湯能力(Bx)を設定し、浴槽2に湯張りする場合には給湯能力をB2とBxとの間で給湯能力を調節することとした。図3を参照して、給水温度が5℃以下の低温の場合には給湯量を確保するため給湯能力を最大である24号にする。給水温度が5℃までは設定温度(例えば42℃)で給湯されるように最大給湯能力である24号(B2)時の曲線C2に沿って給湯量が増加するが、最大給湯能力である24号(B2)時において給水温度が5℃の場合の給湯量である16リットル/分になると給水温度が上昇しても給湯量を16リットル/分のまま増加させず、給湯能力を連続して下げていく。そして給湯温度が約18度になり給湯能力が14号(Bx)になるとそれ以上給湯能力を下げず、給湯能力を14号(Bx)に固定したまま設定温度(42℃)が得られるように給水温度の上昇に伴い、曲線Cxに沿って給湯量が増加されるようにした。ところで、図3に示したように給湯量を16リットル/分に固定したまま給湯能力を減少させたが、給湯量を固定せず、例えば給水温度の上昇に伴って給湯量を増加させるようにしてもよい。その場Aには図3に示した水平部分Caが右上がりに傾斜する。尚、給水温度が25℃を超えると最大給湯量である24リットル/分に固定し、設定温度になるように給湯能力を下げるようにした。
【0014】
ところで、給湯量の増減は水量調節器36により調節される。また、図3において、Dは右縦軸に示した給湯能力である号数の変化を示す曲線である。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、浴槽に湯張りする場合に給湯量を一定に維持するので給湯時間に長時間を要することがない。また給湯熱交換器に2系統以上のバーナが内蔵されている場合であってもバーナの一部を消火させて残りのバーナで燃焼を行うことによる熱効率の低下が湯張り中に生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】バーナの系統を切り替える状態を示す図
【図3】湯張り中の給水温度と給湯能力及び給湯量との関係を示す図
【符号の説明】
1 風呂給湯機
2 浴槽
5 水位センサ
12 給湯熱交換器
12a バーナ
12b バーナ
13 ポンプ
14 湯張り弁
42 制御弁
42a 開閉弁

Claims (3)

  1. 水道からの給水を所定の給湯温度に加熱して浴槽に湯張りする給湯熱交換器を備えた風呂給湯機において、給水温度の上昇に伴って最大給湯能力側から給湯熱交換器での高熱効率が確保できる所定の給湯能力まで、上記給湯熱交換器の給湯能力を連続して減少させることを特徴とする風呂給湯機。
  2. 上記給湯能力を連続して減少させる際、給湯量を一定にした状態で給湯能力を減少させることを特徴とする請求項1記載の風呂給湯機。
  3. 上記給湯熱交換器は少なくとも2系統のバーナを備え、所定の切替能力より低い給湯能力で作動させると1系統のバーナの燃焼が停止される可能性のある燃焼制御を行う場合に、上記所定の給湯能力を該切替能力より高くなるように設定したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の風呂給湯機。
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