JP3599905B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置は、一般に、感光体などからなる像担持体をモータにより回転させて潜像形成手段により像担持体上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置により現像してトナー像とし、このトナー像を転写手段により記録紙に転写して定着装置により記録紙上のトナーを定着させている。
【0003】
現像装置は例えば像担持体上の静電潜像をトナーとキャリアからなる2成分系現像剤で現像しと、この現像装置にはトナー補給装置からトナーが補給される。トナー及びキャリアは撹拌などにより帯電し、像担持体上の静電潜像は現像装置によりトナーが静電的に付着されることにより現像される。
【0004】
近年、現像装置は、2成分系現像剤の撹拌及び搬送を行う複数の現像剤撹拌搬送部材と、現像剤担持体とを水平方向に配置したものが多く用いられるようになった。これは、現像装置は簡単な構成で安価に製造でき、且つ、小型化が可能であるという理由によるが、この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置は、ユニットの小型化というメリットを活かすために、現像剤撹拌搬送部材側の端部からトナーを補給するという構成が多く用いられている。
【0005】
また、画像形成装置においては、トナー濃度検知手段により現像装置内の2成分系現像剤の透磁率などを検知することで2成分系現像剤のトナー濃度を検知し、トナー濃度制御手段にてトナー濃度検知手段の出力値とトナー濃度基準値とを比較してその結果に基づいてトナー補給装置を制御している。また、制御部は、トナー濃度制御手段の出力値をトナーニアエンド値と1回の画像形成動作毎に1回ずつ比較してその比較結果を複数回分にわたってRAMからなる内部メモリに記憶してそれらからトナー補給装置がトナーニアエンドである(トナー無しに近い)状態になったか否かを判断し、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった時にはトナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨を表示部に表示させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記画像形成装置では、制御部は、トナー濃度検知手段の出力値とトナーニアエンド値との比較結果を複数回分にわたってRAMからなる内部メモリに記憶してそれらからトナー補給装置がトナーニアエンドである状態になったか否かを判断するので、電源がオフされるとRAMからなる内部メモリの記憶内容がクリアされてしまうことにより、内部メモリ内の複数回分にわたるトナー濃度検知手段の出力値とトナーニアエンド値との比較結果からトナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを検知する時間が長くなり、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを正確に検知することができなくなる。
【0007】
また、トナー補給装置がトナー補給を画像形成動作中に行うと、現像装置の現像動作中に現像剤のトナー濃度が急に変化して地肌汚れ等の異常画像が発生してしまう。
本発明は、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを検知する時間を短縮してトナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを正確に検知することができ、トナー補給による地肌汚れ等の異常画像の発生を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を2成分系現像剤で現像してトナー像とする現像装置と、この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、このトナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記トナー補給装置を制御するトナー濃度制御手段とを有し、
連続画像形成中は、前記トナー濃度検知手段の出力値がトナーエンド値に相当するトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に、前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行い、画像形成終了後は、前記トナー濃度検知手段の出力値が、前記トナーエンド値に相当するトナー濃度より規定値だけ高いトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行うものであり、連続画像形成中は、その画像形成をできるだけ完了することが好ましいため、トナー濃度がトナーエンド値に相当するトナー濃度よりも低いトナー濃度になるまで、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行わず、一方、画像形成終了後は、画像形成をできるだけ完了するという必要が無いため、トナー濃度がトナーエンド値に相当するトナー濃度より規定値だけ高いトナー濃度よりも低いトナー濃度になることでトナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行うことにより、良好な画像品質を保つことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図2は請求項に係る発明の一実施形態の現像装置を示す。この実施形態の画像形成装置においては、ドラム状をした感光体からなる像担持体1は画像形成時に駆動部により矢印の向きに回転される。この感光体1の回りにおける所定の部位には、ケーシングで覆われた現像装置2が設けられている。この現像装置2は、感光体1に合わせて紙面を貫く方向に所定の長さを有し、現像スリーブ5が現像装置2の開口部より感光体1に近接して配置されて回転可能に軸支されている。
【0012】
さらに、現像スリーブ5の隣には順に現像剤撹搬送用の第1部材3及び第2部材4が配置されて軸支され、この第1部材3及び第2部材4はそれぞれトナーとキャリアからなる2成分系現像剤の撹拌及び搬送を行う機能を有する羽根が多数設けられている。第1部材3及び第2部材4は、駆動部により回転駆動されて2成分系現像剤の撹拌及び搬送を行い、2成分系現像剤を現像スリーブ5を経て現像装置2内で循環させる。
【0013】
現像装置2における第1部材3と第2部材4にまたがる特定領域の上方の部位は紙面を貫く方向に長い開口6が形成され、この開口6に合わせて細長い箱形の現像剤容器7が現像装置2に対して着脱自在に設けられている。この現像剤容器7を現像装置2に対して着脱する着脱手段は、現像容器7の側部より突出した係止凸部7a、7bのうち、係止凸部7aを現像容器2側に形成した係止部2a、2bのうちの係止部2aの開口に差し込み、係止凸部7bを係止部2bに掛けて現像剤容器7を現像装置2に取り付ける構造を採用することで、現像剤容器7を現像装置2に対して着脱自在としている。
【0014】
図2は現像剤容器7を現像装置2に装着した直後の状態を示しており、該現像剤容器7の開口部が下向きにセットされてこの開口部が封止部材としてのヒートシール9により塞がれることで現像剤容器7が密閉されている。現像剤容器7の内部には現像剤10と除湿剤11とが内封されている。この内封状態において、現像剤10は単に現像剤容器7内に充填されたままで現像剤容器7内にて流動可能であるが、除湿剤11はヒートシール9が設けられた開口6の側の反対側の底部に相当する部位に接着などの手段により固定されていることにより、図2の状態に装着されたときに落下することはない。
【0015】
ヒートシール9は図2に示すように現像剤容器7を現像装置2に装着した状態のもとで、簡単に引き抜くことができる。ヒートシール9を引き抜くと現像剤容器7と現像装置2とは連通状態となり、現像容器7中の現像剤10は現像装置2内に落下するが除湿剤11は現像剤容器7内に残る。このように、現像剤容器7は、ヒートシール9を引き抜くまでは、現像剤10と除湿剤11とを現像剤容器7内に封じ込めた密閉状態にある。
【0016】
現像装置2内に落下した現像剤のうち、トナーは現像の度に消費されていき、この消費されたトナーを補うべく図示しないトナー補給装置のトナーボトルから現像装置2内に新規トナーが補給される。現像剤容器7は現像装置2内に連通しているので、ヒートシール9の引き抜き後、除湿剤11は現像装置2内の除湿を行う機能を果たし、現像装置2内の現像剤10が湿度により帯電特性が減じてしまうことが防止される。
【0017】
図3は本実施形態を示す。現像装置2は感光体1を支持する感光体ケース13と一体的に構成され、これらが感光体ユニット22を構成している。時計まわりの向きに回転する感光体1は、先ず帯電手段としての帯電ローラ14により均一に帯電され、図示しない露光装置としての書き込み手段から画像情報により強度変調された露光用の光15が照射されて露光されることで画像情報が書き込まれて静電潜像が形成される。
【0018】
この感光体1上の静電潜像は現像装置2にて現像スリーブ5により2成分系現像剤で現像されてトナー像となり、転写手段としての転写ローラ16は図示しない電源から転写バイアスが印加される。給紙装置から給送された転写紙は転写ローラ16と感光体1とのニップ部を通る際に感光体1上のトナー像が転写ローラ16により転写され、この転写紙は感光体1から分離された後に図示しない定着装置によってトナー像が定着されてトレイに排出される。
【0019】
一方、感光体1は、トナー像転写後にクリーニング装置17のクリーニングブレード17aなどにより残留トナーが除去され、図示しない除電器からの除電光220により除電される。クリーニングブレード17などにより感光体1から掻き取れられた残留トナーは、感光体ケース13の一部に設けられた回収容器に落下し、搬送スクリュー20の回転により搬送スクリュー20の軸方向の端部側に送られてリサイクルベルト21により現像装置2に送り込まれる。現像装置2側に送り込まれたトナーは第1部材3及び第2部材4によりトナー補給装置18のトナーボトル18aからの新規トナーが混合されて現像スリーブ5に送られる。
【0020】
現像装置2は、上述のように現像容器7が着脱自在に設けられている。図3はヒートシール9を引き抜く前の状態を示し、この状態では現像剤10はまだ現像容器7内にある。現像容器7からヒートシール9を引き抜くことにより現像容器7内の現像剤11が現像装置2内に落下し、この現像剤11は第1部材3及び第2部材4により撹拌されて現像スリーブ5を介して搬送されることにより現像装置2内を循環する。除湿剤11はヒートシール9が引き抜かれた後の現像装置3内を除湿する機能を果たす。
【0021】
第2部材4の上方に形成された現像装置2の開口部には、トナー補給装置18からトナーボトル18a内のトナーが矢印で示す経路を経て補給され、現像により消費されたトナーが補われる。トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知センサ19は現像装置2内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知し、例えば現像装置2内の2成分系現像剤の透磁率を検知することで2成分系現像剤のトナー濃度を検知し、このトナー濃度検知センサ19の検知情報により後述するようにトナー補給装置のトナーボトル18aから補給されるトナーの量が制御される。
【0022】
図4及び図5は感光体ユニット22の外観を示している。図4は現像剤容器7が現像装置2に装着された状態を示しており、図5は現像装置2の現像剤容器7を取り外した状態を示している。既に説明したように現像剤容器7には係止凸部7a,7bが形成されており、一方、現像装置2にはこれら係止凸部7a,7bと組み合わされる係止部2a,2bが形成されており、これらの組合せにより、現像剤容器7を現像装置2に対して着脱自在としている。
【0023】
図6に示すように第2部材4は、第1部材3よりも外側(手前側)に長く、この第1部材3より長い部位にはスクリューが形成されている。第2部材4は、そのスクリューが形成された部位よりも内側の部位に楕円板を略半分に切断した如き形状の羽根4hが多数、軸に対して斜めに設けられており、現像剤を第2部材4の回転に応じて撹拌すると同時に搬送する。この第2部材4の回転による現像剤搬送方向は矢印A方向である。同様に第1部材3は第2部材4に形成した羽根4hの配置領域に対応して同様の羽根3hが形成されている。この第1部材3に形成した羽根3hの傾きは第2部材4における羽根4hとは傾きが逆になっており、現像剤は第1部材3によりその回転に応じて矢印B方向に送られる。
【0024】
第1部材3と第2部材4との間には仕切り板24が設けられ、この仕切り板24は第1部材3と第2部材4とを仕切っている。現像スリーブ1は、内部に5極の磁石を配置した固定軸を有し、その外周面を覆う非磁性パイプ材が図示しない駆動部により回転駆動される。現像剤は、第1部材3によりその回転に応じて矢印Bの向きに送られる間に現像スリーブ1の磁気的吸引力により現像スリーブ1に送られる。
【0025】
残りの現像剤は、仕切板24から外れた手前側の隙間から第2部材4側に移り、第2部材4により矢印Aの向きに送られ、仕切板24の奥側の隙間から第1部材3に移る。このように基本的には、現像剤は第1部材3と第2部材4により、仕切板24を間にしてループ状に循環している。現像スリーブ1は内部の磁石により現像剤を磁気的に吸引して回転に伴って搬送し、この現像スリーブ1上の現像剤はドクターブレード8により一定の量に規制されて現像スリーブ1と感光体1との間を通過する際に感光体1上の静電潜像を現像する。
【0026】
ここで、図4及び図5に示すような開閉蓋23が開いた状態でトナーボトル18aのトナーが現像装置2内に補給される。現像装置2のトナー補給位置は、図6に示すように第2部材4に形成したスクリュー部分、つまり仕切り板24や羽根4hなどの形成部位よりも外側のスクリュー部4a上である。このスクリュー部4aよりも軸方向外側のスクリュー部4bには感光体1から掻き落された廃トナーがリサイクルベルト21により再利用のため送り込まれるようになっている。
【0027】
従って、第2部材4のスクリュー部4bに廃トナーが送り込まれ、これにスクリー部4aにて送り込まれる新規トナーが混合され、これらの廃トナー及び新規トナーが上記ループ状の循環経路の現像剤中に送り込まれて羽根4hにより撹拌搬送される。トナーは、その撹拌初期の段階では帯電状態が不十分であり、この帯電不十分なトナーが仕切板24を乗り越えて現像に供されることは好ましくないため、仕切板24は上記撹拌初期の部位について他の部位よりも高く設定している。
【0028】
図1に示すようにトナー補給装置18はモータあるいはクラッチなどにより構成されるトナー補給駆動部18bの作動でトナーボトル18aから現像装置2へトナーを補給し、トナー補給駆動部18bはCPUを用いて構成された画像形成装置制御回路からなる制御手段25により制御される。オペレーションパネル26は使用者により操作される多数のキーからなる操作部や表示部を有し、画像形成装置制御回路25はトナー濃度検知センサ19、オペレーションパネル26などからの入力信号を用いて当該画像形成装置の各部を制御して上述のように画像形成動作などを行わせる。
【0029】
図7は画像形成装置制御回路25の処理フローの一部を示す。画像形成装置制御回路25は、1枚分の画像形成動作が終了する毎に図7に示す処理を実行し、まず、ステップS1でトナー濃度検知センサ19の出力値Vtをサンプリングして複数点(n点)取り込み、これらのn点のVtの平均値/Vtを求める。次に、画像形成装置制御回路25は、ステップS2でその平均値/Vtとトナー濃度基準値Vrefを比較してその差分ΔVt=(/Vt−Vref)を求める。
【0030】
次に、画像形成装置制御回路25は、ステップS3で/Vtを所定のトナーエンド値Vteと比較して/VtがVteを越えた(Vteより小さくなった)か否かを判断し、VtがVteを越えた場合にはステップS4に進む。また、画像形成装置制御回路25は、/VtがVteを越えていない場合にはステップS10でステップS21〜S30のトナーニアエンド確認ルーチンが画像形成動作に影響を与えないタイミングであるか否かを判断し、例えば1回分の画像形成動作JOBが終了したか否かを判断する。画像形成装置制御回路25は、1回分の画像形成動作JOBが終了していなければステップS4に進み、ΔVtが0以上であるか否かを判断する。
【0031】
ここに、トナー濃度検知センサ19の出力値Vtはトナー濃度が大きいほど小さくなる。画像形成装置制御回路25は、ΔVt>0でなければ、すなわち、トナー濃度が基準値より大きくて/Vt>Vrefであれば、ステップS11でカウント値Try、Cを0にリセットしてトナー補給レベルndをデクリメントし、ニアエンド状態であればそれを解除してステップS12でリターンする。また、画像形成装置制御回路25は、ΔVt>0になれば、すなわち、トナー濃度が基準値より小さくなれば、ステップS5でカウント値Cをインクリメントし、ステップS6でカウント値Cを設定値、例えば10と比較してC≧10になったか否かを判断する。
【0032】
画像形成装置制御回路25は、C≧10でなければ、すなわち、ΔVt>0の状態で連続画像形成回数が10回以上にならなければ、ステップS7でトナー補給装置18から現像装置2へ補給すべきトナーの量を計算する。この場合、画像形成装置制御回路25は、トナー補給装置18から現像装置2へ補給すべきトナーの量をトナー補給レベルndに応じて変更し、ndが大きくなるほどトナーの量を増加させる。次いで、画像形成装置制御回路25は、ステップS8でトナー補給駆動部18bを制御してトナー補給装置18のトナー補給をその計算したトナー量だけ行わせ、ステップS9でリターンする。
【0033】
また、画像形成装置制御回路25は、C≧10になればステップS13でndが2であるか否かを判断し、nd=2でなければステップS14でndをインクリメントしてステップS15でカウント値Cを0にリセットしてからステップS7に飛ぶ。また、画像形成装置制御回路25は、nd=2になればステップS16で/Vtがトナーエンド値Vteより高いか否かを判断する。
【0034】
画像形成装置制御回路25は、/Vt>VteでなければステップS7に飛び、/Vt>Vteになればトナー補給装置18がトナーニアエンド状態になったと判定してステップS17でカウント値TryをインクリメントしてステップS18でトナー補給装置18がトナーニアエンド状態になった旨をオペレーションパネル26の表示部に表示させた後にステップS19でカウント値Tryが設定値、たとえば50より大きくなったか否かを判断する。
【0035】
画像形成装置制御回路25は、Try>50にならなければステップS9でリターンし、Try>50になれば、すなわち、/Vt>Vteの状態で連続画像形成回数が50回を越えればトナー補給装置18がトナーエンド状態になったと判定してステップS20でトナーエンドフラグTEを1にセットしてステップS9でリターンする。画像形成装置制御回路25は、TE=1の場合にはオペレーションパネル26の表示部にトナーボトル18aを交換するように表示し、トナーボトル18aの交換後にTEを0にリセットする。
【0036】
画像形成装置制御回路25は、ステップS10にて1回分の画像形成動作JOBが終了してステップS21〜S30のトナーニアエンド確認ルーチンが画像形成動作に影響を与えないタイミングであると判断した場合にはステップS21〜S30のトナーニアエンド確認ルーチンを画像形成動作の後処理と同時に実行し、まず、ステップS21で/VtがVteから規定値α、例えば0.2Vを引いた値を越えたか否かを判断することにより、トナー補給装置18内のトナーの有無を予想し、/Vt>(Vte−0.2)ではない場合にはトナー補給装置18内にトナーが有ると予想してステップS11に飛ぶ。
【0037】
また、画像形成装置制御回路25は、/Vt>(Vte−0.2)になった場合にはトナー補給装置18内にトナーが無くなったと予想してステップS22でカウント値C’をインクリメントし、ステップS23でカウント値C’が5以上になったか否かを判断する。画像形成装置制御回路25は、C’<5である場合にはステップS24でトナー補給装置18から現像装置2へ補給すべきトナーの量を計算する。
【0038】
この場合、画像形成装置制御回路25は、トナー補給装置18から現像装置2へ補給すべきトナーの量をトナー補給レベルnd’に応じて変更し、nd’が大きくなるほどトナーの量を増加させる。次いで、画像形成装置制御回路25は、ステップS25でトナー補給駆動部18bを制御してトナー補給装置18のトナー補給をその計算したトナー量だけ行わせ、ステップS26で所定のインターバルをとってからステップS27でトナー濃度検知センサ19の出力値Vtをサンプリングして複数点(n点)取り込んでこれらのn点のVtの平均値/Vtを求めた後にステップS21に戻る。
【0039】
また、画像形成装置制御回路25は、/Vt>(Vte−0.2)の状態で連続画像形成回数が5回以上になってC’≧5になれば、ステップS28でnd’が2であるか否かを判断し、nd’=2でなければステップS29でnd’をインクリメントしてステップS30でカウント値C’を0にリセットしてからステップS24に飛ぶ。また、画像形成装置制御回路25は、nd’=2になればトナー補給装置18がトナーニアエンド状態になったことを確認してステップS17に飛ぶ。
【0040】
このように、この実施形態は、像担持体としての感光体1と、この像担持体1上に静電潜像を形成する帯電手段14及び露光装置からなる潜像形成手段と、前記像担持体1上の静電潜像を2成分系現像剤で現像してトナー像とする現像装置2と、この現像装置2にトナーを補給するトナー補給装置18と、前記現像装置2内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知センサ19と、このトナー濃度検知手段19の出力値に基づいて前記トナー補給装置18を制御するトナー濃度制御手段としての画像形成装置制御回路25とを有し、前記トナー像を転写材上に画像として形成して出力する画像形成装置において、前記トナー濃度検知手段19の出力値/Vtが所定のトナーエンド値Vteを越えた場合に前記トナー補給装置18にトナー補給を行わせ、このトナー補給を行っても前記トナー濃度検知手段19の出力値が前記トナーエンド値Vteを越えている時に前記トナー補給装置18がトナーニアエンドであると判断する制御手段としての画像形成装置制御回路25を備えたので、内部メモリを使用せずにトナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを検知することができ、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを検知する時間を短縮することができてトナー補給装置がトナーニアエンド状態になったことを正確に検知することができる。
ここに、この実施形態では、図7のフローチャートにおいて、ステップS1→S2→S3→S10→S4→S5→S6→S13→S16→S18→S20→S9→S1のルート(特にS3→S10→S18)で、連続画像形成中は、トナー濃度検知手段の出力値がトナーエンド値に相当するトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に、トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行い、ステップS1→S2→S3→S10→S21→S28→S18→S9→S1のルート(特にS10→S21→S18)で、画像形成終了後は、前記トナー濃度検知手段の出力値が、前記トナーエンド値に相当するトナー濃度より規定値だけ高いトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行う。
【0043】
なお、請求項1に係る発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば上記実施形態以外の複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に適用することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る発明によれば、像担持体と、この像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を2成分系現像剤で現像してトナー像とする現像装置と、この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、このトナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記トナー補給装置を制御するトナー濃度制御手段とを有し、連続画像形成中は、前記トナー濃度検知手段の出力値がトナーエンド値に相当するトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に、前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行い、画像形成終了後は、前記トナー濃度検知手段の出力値が、前記トナーエンド値に相当するトナー濃度より規定値だけ高いトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行うので、画像形成動作に影響を与えないトナーニアエンド表示(トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示)を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に係る発明の実施形態を示す概略図である。
【図2】同実施形態の現像装置を示す断面図である。
【図3】同実施形態を示す断面図である。
【図4】同実施形態を示す斜視図である。
【図5】同実施形態を示す一部切欠斜視図である。
【図6】同実施形態の現像容器外し状態を示す斜視図である。
【図7】同実施形態における画像形成装置制御回路の処理フローの一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体
2 現像装置
14 帯電ローラ
16 転写ローラ
18 トナー補給装置
19 トナー濃度検知センサ
25 画像形成装置制御回路

Claims (1)

  1. 像担持体と、この像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を2成分系現像剤で現像してトナー像とする現像装置と、この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、このトナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記トナー補給装置を制御するトナー濃度制御手段とを有し、
    連続画像形成中は、前記トナー濃度検知手段の出力値がトナーエンド値に相当するトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に、前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行い、画像形成終了後は、前記トナー濃度検知手段の出力値が、前記トナーエンド値に相当するトナー濃度より規定値だけ高いトナー濃度よりも低いトナー濃度を示す出力値であった場合に前記トナー補給装置がトナーニアエンド状態になった旨の表示を行うことを特徴とする画像形成装置。
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