JP3599897B2 - 画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置に関するものであり、さらに詳細には、画像を担持した媒体を送りつつ、光により走査して、画像を読み取る画像読み取り装置用の画素ピッチ精度を評価する評価装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像を担持した媒体を送りつつ、光により走査して、画像を読み取る画像読み取り装置が、広く用いられている。
たとえば、放射線が照射されると、放射線のエネルギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用いて励起すると、照射された放射線のエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用い、被写体を透過した放射線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出し、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、放射線画像を再生するように構成された放射線医療診断システム(たとえば、特開昭55−12429号公報、特開昭55−116340号公報、特開昭55−163472号公報、特開昭56−11395号公報、特開昭56−104645号公報など。)、同様な輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用い、放射性標識を付与した物質を、生物体に投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織の一部を試料とし、この試料を、輝尽性蛍光体層が設けられた蓄積性蛍光体シートと一定時間重ね合わせることによって、放射線エネルギーを輝尽性蛍光体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波によって、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段上あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、オートラジオグラフィ画像を再生するように構成されたオートラジオグラフィシステム(たとえば、特公平1−60784号公報、特公平1−60782号公報、特公平4−3952号公報など)、光が照射されると、そのエネルギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用いて励起すると、照射された光のエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝尽性蛍光体を、光の検出材料として用い、蛋白質、核酸配列などの固定された高分子を、化学発光物質と接触して、化学発光を生じさせる標識物質により、選択的に標識し、標識物質によって選択的に標識された高分子と、化学発光物質とを接触させて、化学発光物質と標識物質との接触によって生ずる可視光波長域の化学発光を、蓄積性蛍光体シートに設けられた輝尽性蛍光体層に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、ケミルミネッセンス画像を再生して、遺伝子情報などの高分子に関する情報を得るようにしたケミルミネッセンスシステム(たとえば、米国特許第5,028,793号、英国特許出願公開GB第2,246,197Aなど。)、電子線あるいは放射線が照射されると、電子線あるいは放射線のエネルギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を用いて励起すると、照射された電子線あるいは放射線のエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有する輝尽性蛍光体を、電子線あるいは放射線の検出材料として用い、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射し、試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素分析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなったり、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画像を検出する電子顕微鏡による検出システム、放射線を試料に照射し、得られた放射線回折像を検出して、試料の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出システム(たとえば、特開昭61−51738号公報、特開昭61−93538号公報、特開昭59−15843号公報など)などに使用される画像読み取り装置にあっては、放射線のエネルギ、光エネルギあるいは電子線のエネルギを蓄積、記録した輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層を、電磁波によって、走査しつつ、蓄積性蛍光体シートを、電磁波による主走査方向と直交する副走査方向に送り、輝尽性蛍光体層の全面を、電磁波により走査し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を、光電的に検出することにより、ディジタル画像信号を得るようにしている。
【0003】
このような画像読み取り装置においては、蓄積性蛍光体シートが、精度良く、副走査方向に送られることにより、副走査方向の画素ピッチの正確さを確保すること、および、光の主走査方向の走査や画像データのサンプリング周期が正確であることにより、主走査方向の画素ピッチの正確さを確保することが、正確に、放射線のエネルギ、光エネルギあるいは電子線のエネルギの形で、輝尽性蛍光体層に蓄積、記録された画像を読み取る上で、必要不可欠である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまで、これらのシステムのユーザーが、画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シートが、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、および、画素ピッチが正確か否かを、簡易に、評価する手段は提供されておらず、蓄積性蛍光体シートが、副走査方向に、精度良く、送られておらび、画素ピッチが正確でないにもかかわらず、正確に画像が読み取られたことを前提として、得られた画像に基づき、ユーザーが誤った判断をするおそれがあるという問題があった。
画像が記録された写真フイルムを、副走査方向に送りつつ、光により走査し、透過光を光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生する場合や、CCDラインセンサを用いて、画像を担持した媒体を、副走査方向に送りつつ、画像を読み取り、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生する場合にも、正確に、画像を再生することができず、同様の問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、画像を担持した媒体を、副走査方向に送りつつ、画像の読み取りをおこなう画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置であって、ユーザーが、簡易に、画像を担持した媒体の副走査方向の送り精度、ならびに、主走査方向および副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価することのできる画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【発明の構成】
本発明のかかる目的は、電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持した媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、該薄板に、前記媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えたこと、を特徴とする画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置によって達成される。
このような構成によれば、画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置は、電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、読み取るべき画像を担持した媒体の画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、薄板に、前記画像を担持した媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えているから、薄板を、副走査方向に沿うように置き、薄板を介して、光源からの電磁波で、媒体を一様に露光して、画像を再生したとき、画像読み取り装置の副走査方向への媒体の送り速度が一定であれば、周期的な濃度分布を有する画像が再生され、したがって、ユーザーでも、きわめて簡易に、再生された画像に基づいて、画像読み取り装置の副走査方向への媒体の送り精度を評価することが可能となる。また、薄板主走査方向に沿うように置き、同様な操作をおこなうことにより、ユーザーでも、きわめて簡易に、主走査方向の画素ピッチの精度を評価することが可能となる。
【0007】
本発明の前記目的は、電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持した媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、該薄板の一方の面に設けられた前記媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えたこと、を特徴とする画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置によって達成される。
このような構成によれば、画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置は、電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、読み取るべき画像を担持した媒体の画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、薄板の一方の面に設けられた前記画像を担持した媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えているから、薄板を、副走査方向に沿うように置き、薄板を介して、光源からの電磁波で、媒体を一様に露光して、画像を再生したとき、画像読み取り装置の副走査方向への媒体の送り速度が一定であれば、周期的な濃度分布を有する画像が再生され、したがって、ユーザーでも、きわめて簡易に、再生された画像に基づいて、画像読み取り装置の副走査方向への媒体の送り精度を評価することが可能となる。また、薄板主走査方向に沿うように置き、同様な操作をおこなうことにより、ユーザーでも、きわめて簡易に、主走査方向の画素ピッチの精度を評価することが可能となる。
【0008】
本発明の好ましい実施態様においては、前記媒体が、輝尽性蛍光体層を備えた蓄積性蛍光体シートにより構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記薄板が金属によって形成され、フォトエッチングによって形成された孔により、前記電磁波透過部分が形成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様によれば、前記画像がオートラジオグラフィ画像であり、前記光源が放射性同位元素または放射性元素の一様放射線源により構成されている。
本発明において、被写体の放射線画像、オートラジオグラフィ画像、放射線回折画像または電子顕微鏡画像を蓄積、記録するために使用することのできる輝尽性蛍光体としては、放射線または電子線のエネルギーを蓄積可能で、電磁波によって励起され、蓄積している放射線または電子線のエネルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに限定されるものではないが、可視光波長域の光によって励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえば、特開昭55−12145号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体(Ba1-x,M2+ x )FX:yA(ここに、M2+はMg、Ca、Sr、ZnおよびCdからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、XはCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErからなる群より選ばれる少なくとも一種の3価金属元素、xは0≦x≦0.6、yは0≦y≦0.2である。)、特開平2−276997号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体SrFX:Z(ここに、XはCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、ZはEuまたはCeである。)、特開昭59−56479号公報に開示されたユーロピウム付活複合ハロゲン物系蛍光体BaFX・xNaX’:aEu2+(ここに、XおよびX’はいずれも、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、xは0<x≦2、aは0<a≦0.2である。)、特開昭58−69281号公報に開示されたセリウム付活三価金属オキシハロゲン物系蛍光体であるMOX:xCe(ここに、MはPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびBiからなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、XはBrおよびIのうちの一方あるいは双方、xは、0<x<0.1である。)、特開昭60−101179号公報および同60−90288号公報に開示されたセリウム付活希土類オキシハロゲン物系蛍光体であるLnOX:xCe(ここに、LnはY、La、GdおよびLuからなる群より選ばれる少なくとも一種の希土類元素、XはCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、xは、0<x≦0.1である。)および特開昭59−75200号公報に開示されたユーロピウム付活複合ハロゲン物系蛍光体MIIFX・aMI X’・bM'II X'' 2 ・cMIII X''' 3 ・xA:yEu2+(ここに、MIIはBa、SrおよびCaからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、MI はLi、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属元素、M’IIはBeおよびMgからなる群より選ばれる少なくとも一種の二価金属元素、MIII はAl、Ga、InおよびTlからなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、Aは少なくとも一種の金属酸化物、XはCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、X’、X''およびX''' はF、Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、aは、0≦a≦2、bは、0≦b≦10-2、cは、0≦c≦10-2で、かつ、a+b+c≧10-2であり、xは、0<x≦0.5で、yは、0<y≦0.2である。)が、好ましく使用し得る。
【0009】
本発明の他の態様によれば、電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持する媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで列状に複数形成された薄板を介して、電磁波を前記媒体に照射して前記薄板の電磁波透過部に対応するパターンを前記媒体に記録する工程と、前記媒体に記録されたパターンを前記読み取り装置で読み取り該読み取り装置の精度を評価する工程と、を備えていることを特徴とする画像読み取り装置の精度評価方法が提供される。
【0010】
本発明において、ケミルミネッセンス画像を蓄積、記録するために使用することのできる輝尽性蛍光体としては、可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可能で、電磁波によって励起され、蓄積している可視光波長域の光のエネルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに限定されるものではないが、可視光波長域の光によって励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえば、特開平4−232864号公報に開示された金属ハロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活蛍光体、アルミン酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化物系蛍光体が、好ましく使用し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
図1は、本発明の実施態様にかかる画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置によって、蓄積性蛍光体シートの副走査方向の送り精度および画素ピッチが評価されるべきオートラジオグラフィ画像読み取り装置の一例を示す略斜視図である。
図1において、蓄積性蛍光体シート1には、放射性標識物質の位置情報が、放射線エネルギーの形で、蓄積されている。
ここに、位置情報とは、試料中における放射性標識物質もしくはその集合体の位置を中心とした各種の情報、たとえば、試料中に存在する放射性標識物質の集合体の存在位置と形状、その位置における放射性標識物質の濃度、分布などからなる情報の一つもしくは任意の組み合わせとして得られる各種の情報を意味するものである。
放射性標識物質の位置情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート1を、レーザ光2により、走査して、励起し、輝尽光を発生させる。
【0012】
レーザ光2は、レーザ光源3により発生され、フィルタ4を通過することにより、レーザ光2による励起によって蓄積性蛍光体シート1から発生する輝尽光の波長領域に対応する波長領域の部分がカットされる。次いで、レーザ光2は、ビーム・エクスパンダ5により、そのビーム径が正確に調整され、ガルバノミラー等の光偏向器6に入射する。光偏向器6によって偏向されたレーザ光2は、fθレンズ7を介して、平面反射鏡8により反射され、蓄積性蛍光体シート1上に、一次元的に入射する。fθレンズ7は、蓄積性蛍光体シート1上を、レーザ光2により走査するときに、つねに、均一のビーム速度で、走査がなされることを保証するものである。
このようなレーザ光2による走査と同期して、蓄積性蛍光体シート1は、図1において、矢印Aの副走査方向に移動され、その全面が、レーザ光2によって走査されるようになっている。
蓄積性蛍光体シート1は、レーザ光2が照射されると、蓄積記録していた放射線エネルギーに比例する光量の輝尽光を発光し、発光した輝尽光は、導光性シート9に入射する。
【0013】
導光性シート9は、その受光端部が直線状をなし、蓄積性蛍光体シート1上の走査線に対向するように近接して配置され、また、その射出端部は、円環状をなし、フォトマルチプライアなどの光電変換型の光検出器10の受光面に接続されている。この導光性シート9は、アクリル系合成樹脂などの透明な熱可塑性樹脂シートを加工して作られており、受光端部から入射した光が、その内面で、全反射を繰り返しながら、射出端部を経て、光検出器10の受光面に伝達されるように、その形状が定められている。
したがって、レーザ光2の照射に応じて、蓄積性蛍光体シート1から発光した輝尽光は、導光性シート9に入射し、その内部で、全反射を繰り返しながら、射出端部を経て、光検出器10によって受光される。
光検出器10の受光面には、蓄積性蛍光体シート1から発光される輝尽光の波長領域の光のみを透過し、レーザ光2の波長領域の光をカットするフィルタが貼着されており、光検出器10は、蓄積性蛍光体シート1から発光された輝尽光のみを光電的に検出するように構成されている。
光検出器10によって光電的に検出された輝尽光は、電気信号に変換され、所定の増幅率を有する増幅器11によって、所定のレベルの電気信号に増幅された後、A/D変換器12に入力される。電気信号は、A/D変換器12において、信号変動幅に適したスケールファクタで、ディジタル信号に変換され、ラインバッファ13に入力される。ラインバッファ13は、走査線1列分の画像データを一時的に記憶するものであり、以上のようにして、走査線1列分の画像データが記憶されると、そのデータを、ラインバッファ13の容量よりもより大きな容量を有する送信バッファ14に出力し、送信バッファ14は、所定の容量の画像データが記憶されると、画像データを、画像解析装置15に出力するように構成されている。
【0014】
画像解析装置15は、送信バッファ14から入力された画像データに、必要に応じて、画像処理を施して、画像をCRTの画面上に表示するとともに、画像データに基づき、種々の解析を実行可能に構成されており、画像データ中のx座標あるいはy座標を共通にする画素の濃度レベルを積算値を求め、濃度レベルのプロファイルを生成して、CRTの画面上に表示可能に構成されている。
図2は、本発明の実施態様にかかるオートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置の略斜視図であり、図2に示されるように、オートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置20は、所定のパターンで、複数の孔21が形成された金属薄板22を備えている。本実施態様においては、金属薄板22はステンレスによって形成されている。
図3は、金属薄板22に形成された複数の孔21のパターンの一例を説明するための概略図である。
図3において、30は、画素列を示しており、この例では、各画素は、100ミクロン×100ミクロンのサイズを有している。金属薄板22には、画素のピッチと同じ幅の孔21が、画素のピッチの2倍の200ミクロンよりも、画素ピッチの10%だけ小さいピッチで、形成されている。
【0015】
オートラジオグラフィ画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているが否かを評価するにあたっては、画素ピッチ精度評価装置20は、図4に示されるように、金属薄板22に形成された孔21のピッチ方向が副走査方向に一致するように、金属薄板22を置き、その一方の面が、オートラジオグラフィの分野で、放射性標識物質として広く用いられている14Cからなる一様放射線源24と、他方の面が、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層(図示せず)が形成された蓄積性蛍光体シート1の輝尽性蛍光体層が形成された側の面と、それぞれ、面接触するように、金属薄板22が、所定時間にわたって、重ね合わされ、14Cからなる一様放射線源24により、画素ピッチ精度評価装置20を介して、蓄積性蛍光体シート1に形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体が露光される。ここに、14Cから放出される放射線は、金属薄板22を透過せず、金属薄板22に形成された複数の孔21のみを透過するから、画素ピッチ精度評価装置20の金属薄板22に形成された複数の孔21のパターンにしたがって、輝尽性蛍光体層に、放射線エネルギが蓄積、記録される。
【0016】
その後、図1に示されるオートラジオグラフィ画像読み取り装置を用いて、蓄積性蛍光体シート1に形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体に、放射線エネルギの形で、蓄積、記録された画像が読み取られる。すなわち、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に送られつつ、レーザ光2により、輝尽性蛍光体層が走査され、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光が、導光性シート9を経て、光検出器10により、光電的に検出され、増幅器11によって、所定のレベルの電気信号に増幅された後、A/D変換器12により、信号変動幅に適したスケールファクタで、ディジタル画像信号に変換され、ディジタル画像信号は、ラインバッファ13、送信バッファ14を経て、画像解析装置15に出力される。
画像解析装置15は、入力されたディジタル画像信号に基づき、可視画像を生成して、CRT(図示せず)の画面上に、表示する。図3において、35は、こうしてCRTの画面上に表示されたオートラジオグラフィ画像を示している。上述のように、蓄積性蛍光体シート1の輝尽性蛍光体層は、画素ピッチ精度評価装置20の金属薄板22を介して、14Cからなる一様放射線源24によって露光され、画素ピッチ精度評価装置20の金属薄板22には、図3に示されるように、画素ピッチの2倍の200ミクロンよりも、画素ピッチの10%だけ小さいピッチで、複数の孔21が形成されているから、オートラジオグラフィ画像読み取り装置における蓄積性蛍光体シート1の副走査方向の送り速度が一定であれば、オートラジオグラフィ画像35は、金属薄板22に形成された10の孔21に対応して、19画素を1周期として、まったく同様に変化することになる。したがって、オートラジオグラフィ画像35の変化に基づき、オートラジオグラフィ画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、および、副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価することが可能になる。
【0017】
また、金属薄板22に形成された孔21のピッチ方向が主走査方向に一致するように、金属薄板22を置いて、同様な操作をおこなえば、主走査方向の画素ピッチの精度を評価することができる。
本実施態様によれば、画素ピッチ精度評価装置20を用いて、14Cからなる一様放射線源24により、蓄積性蛍光体シート1に形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体を露光し、オートラジオグラフィ画像読み取り装置を用いて、画像を読み取り、ディジタル画像信号を得て、単に、オートラジオグラフィ画像35を生成し、そのパターンを観察するだけで、オートラジオグラフィ画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、ならびに、主走査方向および副走査方向の画素ピッチの精度をを評価することができ、ユーザーも、きわめて簡易に、オートラジオグラフィ画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、ならびに、主走査方向および副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価することが可能になる。
図5は、本発明の別の実施態様にかかるオートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置の略斜視図であり、図5に示されるように、オートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置40は、所定のパターンで、複数の孔41が形成された金属薄板42と、金属薄板42の一方の面に貼着された14Cからなる一様放射線源44とを備えている。
【0018】
本実施態様においては、画素ピッチ精度評価装置40は、金属薄板42の一方の面に貼着された14Cからなる一様放射線源44を備えているから、14Cからなる別個の一様放射線源24を要することなく、金属薄板42の一様放射線源44が貼着されたのと反対側の面と、蓄積性蛍光体シート1の輝尽性蛍光体層が形成された側の面とを、面接触するように、所定時間にわたり、重ね合わせることにより、輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体を、放射線で露光することができる。
図6は、金属薄板42に形成された複数の孔41のパターンの例を説明するための概略図である。
図6に示された例においては、画素列30を構成する各画素は、100ミクロン×100ミクロンのサイズを有しており、金属薄板42には、画素ピッチと同じ幅の孔41が、画素ピッチの4倍の400ミクロンよりも、画素ピッチの10%だけ小さいピッチで、複数形成されている。
この場合には、画像読み取り装置における蓄積性蛍光体シート1の副走査方向の送り速度が一定であれば、オートラジオグラフィ画像は、金属薄板42に形成された10の孔41に対応して、39画素を1周期として、まったく同様に変化することになる。したがって、図3の場合とまったく同様にして、オートラジオグラフィ画像のパターンに基づいて、オートラジオグラフィ画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、ならびに、主走査方向および副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価することが可能になる。
【0019】
本発明は、以上の実施態様に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることがいうまでもない。
たとえば、前記実施態様においては、蓄積性蛍光体シート1に形成された輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体に、放射性標識物質の位置情報が蓄積、記録されたオートラジオグラフィ画像を読み取るオートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置20、40について、説明を加えたが、本発明は、オートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置に限定されるものではなく、蓄積性蛍光体シートを用いた放射線医療診断システム、ケミルミネッセンスシステム、電子顕微鏡による検出システム、放射線回折画像検出システムなどにおける画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置にも適用することができ、さらには、画像が記録された写真フイルムを、副走査方向に送りつつ、光により走査し、透過光を光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生するシステムや、CCDラインセンサを用いて、画像を担持した媒体を、副走査方向に送りつつ、画像を読み取り、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生するシステムにおける画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置にも適用することができる。
【0020】
また、前記実施態様においては、金属薄板22、42に、画素のピッチと同じ幅の孔21、41が、画素ピッチの2倍あるいはその4倍よりも、画素ピッチの10%だけ、小さいピッチで、形成した例につき説明を加えたが、孔21、41は、画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも、画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、形成されればよく、その幅は任意である。したがって、孔21、41を、幅が画素ピッチと同じで、そのピッチが、画素ピッチの2倍あるいはその4倍よりも、画素ピッチの10%だけ小さく、形成することは、必ずしも必要でない。好ましくは、電磁波の散乱の影響を考えて、隣接する孔21、41の間隔は、画素ピッチpよりも大きく設定される。
さらに、前記実施態様においては、画素ピッチ精度評価装置20、40は、複数の孔21、41が形成されたステンレス製の金属薄板22、42を備えているが、画素ピッチ精度評価装置を介して、露光するために用いる電磁波を透過しない材料であれば、ステンレス製の金属薄板に限らず、他の金属、ガラス、プラスチックなどの材料によって、薄板を形成してもよく、さらには、露光するために用いる電磁波を透過可能であれば、薄板に孔21、41を形成することなく、孔21、41と同様のパターンで、電磁波透過部を設けるようにしてもよい。
【0021】
また、前記実施態様においては、輝尽性蛍光体の露光に際して、一様放射線源24、44を、金属薄板21、41に密着させているが、本発明を、蓄積性蛍光体シートを用いた放射線医療診断システム、画像が記録された写真フイルムを、副走査方向に送りつつ、光により走査し、透過光を光電的に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生するシステムや、CCDラインセンサを用いて、画像を担持した媒体を、副走査方向に送りつつ、画像を読み取り、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画像を再生するシステムにおける画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置に適用する場合には、蓄積性蛍光体シートなどの画像を担持すべき媒体から離れた位置に、露光光源を置いて、露光するようにしてもよい。
さらに、前記実施態様においては、14Cからなる一様放射線源6、36を用いているが、一様放射線源6、36として、14C以外の放射性同位元素または放射性元素を用いることもできる。
【0022】
また、前記実施態様においては、生成された画像データに基づき、オートラジオグラフィ画像を、CRTの画面上に表示し、そのパターンを観察して、画素ピッチ精度を評価しているが、プリンタを用いて、ハードコピーを生成し、そのパターンを観察して、画素ピッチ精度を評価するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、画像を担持した媒体を、副走査方向に送りつつ、画像の読み取りをおこなう画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置であって、ユーザーが、簡易に、画像を担持した媒体の副走査方向の送り精度、ならびに、主走査方向および副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価することのできる画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかる画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置によって、蓄積性蛍光体シートの画素ピッチ精度が評価されるべきオートラジオグラフィ画像読み取り装置の一例を示す略斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施態様にかかるオートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置の略斜視図である。
【図3】図3は、金属薄板に形成された複数の孔のパターンの一例を説明するための概略図である。
【図4】図4は、画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置を用いて、画像読み取り装置において、蓄積性蛍光体シート1が、副走査方向に、精度良く、送られているか否か、および、副走査方向の画素ピッチが正確か否かを評価するために、蓄積性蛍光体シート1に設けられた輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体を、放射線によって、露光している状態を示す略正面図である。
【図5】図5は、本発明の別の実施態様にかかるオートラジオグラフィ画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置の略斜視図である。
【図6】図6は、金属薄板に形成された複数の孔のパターンの例を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート
2 レーザ光
3 レーザ光源
4 フィルタ
5 ビーム・エクスパンダ
6 光偏向器
7 fθレンズ
8 平面反射鏡
9 導光性シート
10 光検出器
11 増幅器
12 A/D変換器
13 ラインバッファ
14 送信バッファ
15 画像解析装置
20、40 画素ピッチ精度評価装置
21、41 孔
22、42 金属薄板
24、44 14Cの一様放射線源
30 画素列
35 オートラジオグラフィ画像
Claims (6)
- 電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持した媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、該薄板に、前記媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えたこと、
を特徴とする画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置。 - 電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持した媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで、列状に、複数形成された薄板と、該薄板の一方の面に設けられた前記媒体に電磁波を一様照射可能な光源とを備えたこと、
を特徴とする画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置。 - 前記媒体が、輝尽性蛍光体層を備えた蓄積性蛍光体シートにより構成された、
請求項1または2に記載の画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置。 - 前記薄板が金属によって形成され、フォトエッチングによって形成された孔により、前記電磁波透過部分が形成されている、
請求項3に記載の画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置。 - 前記画像がオートラジオグラフィ画像であり、前記光源が、放射性同位元素または放射性元素の一様放射線源により構成されている、
請求項4に記載の画像読み取り装置用の画素ピッチ精度評価装置。 - 電磁波を透過可能な長方形の電磁波透過部およびこれに隣接する電磁波を透過しない電磁波不透過部の対が、画像を担持する媒体から読み取り装置が読み取る画素ピッチpのN倍(Nは正の整数)よりも前記画素ピッチpのM%(Mは1ないし99)だけ大きいピッチあるいは小さいピッチで列状に複数形成された薄板を介して、電磁波を前記媒体に照射して前記薄板の電磁波透過部に対応するパターンを前記媒体に記録する工程と、
前記媒体に記録されたパターンを前記読み取り装置で読み取り該読み取り装置の精度を評価する工程と、を備えている、
ことを特徴とする画像読み取り装置の精度評価方法。
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