JP3599307B2 - 提げ手およびその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運搬用の収納箱や収納袋その他に取り付ける提げ手およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば350 ml入りのビール缶などの飲料缶をケース売りすることが多くなり、24個を1箱に詰めて販売している。飲料缶を収納する箱は通常、段ボール箱で、350 ml入りのビール缶を24個詰める場合、収納箱のサイズは縦120 mm、横400 mm、高さ270mm となり、購入者がこの箱ごとビール缶を持ち帰るには手で抱えたり、あるいは図8のように収納箱1の周囲に紐21を巻回し、これに別途用意した合成樹脂製の把手22を取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
24個ものビール缶を収納した箱を手で抱えて運ぶには、重く、長時間の運搬は困難である。また、収納箱に紐を掛ける場合は、例えばロール状に巻いてある紐を繰り出して箱の周面に回しくくり付けてから紐の端部を結び、さらに紐をロール状に巻いてある部から切断する作業を要し、しかもこの作業は少なくとも2ヵ所必要とし、最後にこのように2ヵ所に巻回した紐に把手を取り付ける作業となり、作業が煩雑で手間と時間を要する。
【0004】
ところで、このような収納箱ではなく、商品携帯用の紙袋に使用する手提部として、図9に示すような合成紙による取付片23とこの取付片23に貼付したポリプロピレンなどの合成樹脂製の帯紐状の把手24とで構成するものがある。
【0005】
これは、取付片23の一方の面に接着剤を塗布し、この面に帯紐状の把手24を接着し、取付片23を紙袋25の上部両側に接着する。
【0006】
このような手提部をビール缶などの飲料缶の収納箱に上側部に貼付して使用することも考えられるが、幅120 mmの両側面に取付片23をそれぞれ別個に貼付するとなると、貼付位置が対称にならず対向位置からずれることもあり、運搬時に両側の取付片23の把手24が合わさらないで、掴みにくくなるおそれがある。
【0007】
また、前記のように取付片23は幅120 mmの両側面に貼付されるため、運搬時には2本の帯紐状の把手24を収納箱の中央に手繰り寄せるようにして2本の把手24を合わせる必要があり、使い勝手がよくない。
【0008】
さらに、2本の把手24を合わせて手で握ったとき、両把手24は長さ方向が手の中で上下に重合状態になりやすく、1本分の把手24の幅のものを握ることになり、手に加わる単位面積当たりの重量が大きくなって、重く感じる。
【0009】
一方、把手24をポリプロピレンなどの低発泡体の合成樹脂で製作すると、例えば湾曲した把手形状が不使用時にも保持されているため、保管時に嵩張ったり、保管状態によっては絡みあうこともある。
【0010】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ビール缶などの飲料缶を多数本収納した箱に簡単に取り付けることができ、しかも取付の位置決めも容易で、使用に際しても把手を掴みやすく、保管時にも嵩張らず、使い勝手のよい提げ手およびその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1に、シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに、2本の帯紐状部材を、取付位置を長尺シートの長さ方向にずらせてそれぞれクランク状に蛇行させながら連続的に取り付け、該2本の帯紐状部材が長尺シートの長さ方向と平行になる部分では該長尺シートから同じ長さ突出させ、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられる部分を1単位として長尺シートを切断するとともに、長尺シートの中央を長さ方向にそって切断して、2本の帯紐状部材で繋がった各切断片をシート状取付片とすることにより製造される運搬用の収納箱や収納袋その他に取り付ける提げ手で、収納箱等の対向する両側面にそれぞれ貼付するポリプロピレン樹脂を主原料とした二軸延伸フィルムによる長方形の1対のシート状の取付片と、この取付片間に、クロスさせた状態で取り付けた把手となる2本のポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂低発泡体または合成樹脂で発泡しない材質のもので形成する帯紐状部材とを前記取付片の一方の面に接着剤を均一に塗布し、この接着剤により前記帯紐状部材を取付片に接着し、該2本の帯紐状部材を挟むようにして取付片に貼付した離型紙とで構成したもので、該2本の帯紐状部材の取付片への取付部は平行に配置したことを要旨とするものである。
【0012】
第2に、提げ手の製造方法として、運搬用の収納箱や収納袋その他に取り付ける提げ手で、収納箱等の対向する両側面にそれぞれ貼付するポリプロピレン樹脂を主原料とした二軸延伸フィルムによる長方形の1対のシート状の取付片と、この取付片間に、クロスさせた状態で取り付けた把手となる2本の帯紐状部材と、該2本の帯紐状部材を挟むようにして取付片に貼付した離型紙とで構成する提げ手の製造方法であり、シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに、2本の帯紐状部材を、取付位置を長尺シートの長さ方向にずらせてそれぞれクランク状に蛇行させながら連続的に取り付け、該2本の帯紐状部材が長尺シートの長さ方向と平行になる部分では該長尺シートから同じ長さ突出させ、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられる部分を1単位として長尺シートを切断するとともに、長尺シートの中央を長さ方向にそって切断して、2本の帯紐状部材で繋がった各切断片をシート状取付片とすることを要旨とするものである。
【0013】
請求項1記載の本発明によれば、収納箱等の対向する両側面にそれぞれ貼付する1対のシート状取付片は、該取付片にクロスさせた状態で取り付けてある把手となる2本の帯紐状部材で繋がっているから、幅を有する収納箱等の両側に取付片を貼付するとき、1対の取付片を対向位置に位置させやすい。
【0014】
また、使用時に2本の帯紐状部材は手で掴む頂点の部分がクロスしているから、2本の帯紐状部材を箱等の両側から引き寄せて合わせる必要がなく、掴みやすく、使い勝手がよい。
【0015】
さらに、提げ手単独の販売形態を考慮して、2本の帯紐状部材を挟むようにして取付片に離型紙を貼付しておくようにすれば、需要者は使用時に離型紙をはがして帯紐状の把手が接着されている取付片を収納箱等の両側に取付片を貼付する。また、離型紙の幅を取付片よりも多少大きめに形成して剥がししろを確保するようにすれば、離型紙を剥がしやすい。
【0016】
請求項2記載の本発明によれば、シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに2本の帯紐状部材をずらせてクランク状に蛇行させながら連続的に取り付けることにより、該長尺シートを長さ方向の中央箇所と、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられ部分を1単位としてこの箇所とで切断すれば、長さ方向に隣接する2片の切断片で2本の帯紐状部材がクロスして繋がった一対のシート状取付片が得られ、1本の長尺シートと2本の帯紐状部材を使用してこれらが一体となったものを最終工程で同時に切断するだけで2本の帯紐状部材でつながった1対の取付片が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の提げ手の第1実施形態を示す使用状態を示す斜視図、図2は同上正面図、図3は同上開いた状態の平面図で、本発明の提げ手2は、その対象がダンボール等の収納箱1の場合はその対向する両側面1a,1bにそれぞれ貼付する長方形の1対のシート状の取付片3a,3bと、この取付片3a,3b間に、クロスさせた状態で取り付けた把手4となる2本の帯紐状部材5a,5bと、該2本の帯紐状部材5a,5bを挟むようにして取付片1a,1bに貼付した離型紙6とで構成する。
【0018】
シート状の取付片3a,3bは、一例として、ポリプロピレン樹脂を主原料とし、これに無機充填材と少量の添加剤を配合して二軸延伸フィルム成形法により製造した三層構造の合成紙(王子油化合成紙株式会社、商品名 ユポ)を用いる。この三層構造の合成紙の他には一層構造のポリプロピレン樹脂を主原料とした二軸延伸フィルムやそれに代わるものでもよい。
【0019】
把手4となる帯紐状部材5a,5bは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂低発泡体または合成樹脂で発泡しない材質のもので形成する。
【0020】
そして、前記取付片3a,3bの一方の面に例えばエチレンー酢酸ビニル(EVA)系エマルジョンの接着剤(王子油化合成紙株式会社、商品名 ユポEPG)7を均一に塗布し、この接着剤7により前記帯紐状部材5a,5bを取付片3a,3bに接着する。接着剤としてはアクリル系の接着剤もしくはそれに代わるゴム系接着剤その他のものも使用できる。
【0021】
この場合、図2にも示すように2本の帯紐状部材5a,5bは各帯紐状部材5a,5bの一端が一方の取付片3aに、他端が他方の取付片3bに接着され、取付片3a,3bへの接着部では帯紐状部材5a,5bの2本が平行になるように配置するとともに、取付片3a,3bに対しては直角に取り付け、図3にも示すように中央で上下に重合してクロスするように対向する取付片3a,3bに対して対角位置に取り付ける。
【0022】
取付片3a,3bの接着剤7を塗布した面には、帯紐状部材5a,5bを挟むようにして離型紙6を貼付する。なお、離型紙6を剥がしやすいように該離型紙6の幅を取付片3a,3bよりも多少大きめに形成して剥がししろを確保できるようにしておく。
【0023】
なお、帯紐状部材5a,5bの取付片3a,3bと接着しない面、すなわち離型紙6との接合面側にはホットメルト系接着剤を塗布しておき、離型紙6を剥がした時にはこのホットメルト系接着剤をもって帯紐状部材5a,5bの端をダンボール等の収納箱1の両側面1a,1bに貼付するようにしてもよい。ホットメルト系接着剤13としては、コニシ株式会社製造の商標名、ボンドホットメルトMU80(主成分:合成ゴム)が好適である。
【0024】
このようにすれば、取付片3a,3bの接着剤が作用しない部分をこのホットメルト系接着剤で補い、帯紐状部材5a,5bをしっかり固定することができる。
【0025】
次に、この第1実施形態として示した提げ手2の製造方法を図5について説明する。取付片3a,3bとなる長尺シート状の合成紙18を巻回したロール12と、帯紐状部材5a,5bをそれぞれ巻回したロール19a,19bと、離型紙6を巻回したロール20をセットし、第1工程では各ロール12、19a,19b、20から合成紙18、帯紐状部材5a,5b、離型紙6を引き出す。この場合、合成紙18は、取付片3a,3bの幅の2倍の幅を有するものとし、別の離型紙13を貼付しておき、合成紙18の引出し後にこの離型紙13を合成紙18から剥がして巻き取る。
【0026】
次の第2工程以降は、基本的構成としては、まず第2工程で、離型紙13を剥がした合成紙18に帯紐状部材5a,5bを接着し、第3工程で帯紐状部材5a,5bを接着した合成紙18に離型紙6をホットメルトにより貼着後、プレス機14でプレスして貼付し、第4工程で帯紐状部材5a,5bと離型紙6を接着した合成紙18をスリッター15で長さ方向にそって中央をカットし、さらに第5工程として長さ方向に直角の方向にカッター16で合成紙18を切断し、この切断片を取付片3a,3bとする。
【0027】
ここで、前記第2工程から第5工程の、合成紙18に帯紐状部材5a,5bを接着してからこれを切断する工程について、帯紐状部材5a,5bの接着の配置箇所と、切断箇所との関係を図6について説明する。2本の帯紐状部材5a,5bを平行状態で合成紙18の長さ方向と直角の方向に向けて接着する。このときの、2本の帯紐状部材5a,5bが平行状態で収まる合成紙18の長さ方向の長さは、製品となる取付片3a,3bの長さとする。
【0028】
そして、2本の帯紐状部材5a,5bが合成紙18から突出する部分は、ガイドローラ17などを使用して突出の長さを等しくするとともに、直角に曲げて合成紙18の長さ方向と平行に方向付ける。
【0029】
このようにして合成紙18から突出させた2本の帯紐状部材5a,5bを再び直角に曲げて合成紙18の長さ方向と直角の方向に向けて接着する。こうして2本の帯紐状部材5a,5bを、取付位置を長尺シート状の合成紙18の長さ方向にずらせてそれぞれクランク状に蛇行させながら連続的に取り付ける。
【0030】
かかる状態の合成紙18を長さ方向にそって中央を切断するとともに、2本の帯紐状部材5a,5bが合成紙18の一方の側でまとまっている箇所(図6でA,B,C,Dの符号で示した位置)で合成紙18を長さ方向と直角の方向に切断する。
【0031】
こうして得られた切断片のうち、長さ方向に隣接する1組のものが図7に示すように2本の帯紐状部材5a,5bでつながった1対の取付片3a,3bとなり、この1対の取付片3a,3bを向かい合わせにすれば、2本の帯紐状部材5a,5bは中央でクロスする状態となる。
【0032】
この場合、図6に示すように切断前の合成紙18では1対の取付片3a,3bはこれを1組としたとき千鳥状に配置されることになる。すなわち、1対の取付片3a,3bのうちのいずれか一方と、別の1対の取付片3a,3bのうちのいずれか一方とが長尺なシート状の合成紙18の中央の切断箇所を挟んで隣接する。
【0033】
以上のようにして製作された提げ手2を使用してビール缶などの飲料缶を収納した収納箱1を運搬するには、図4に示すような閉じた状態の対向する取付片3a,3bを開いて、離型紙6を剥がして取付片3a,3bの接着面を収納箱1の両側面1a,1bの上部に接着すれば、2本の帯紐状部材5a,5bによる把手4の部分が収納箱1の上方に突出するから、これを手で握ればよい。
【0034】
このとき、1対の取付片3a,3bは2本の帯紐状部材5a,5bで繋がっているから、幅を有する収納箱1の両側に貼付するとき、対向位置に位置させやすく、ずれた位置に貼付することを防げる。
【0035】
また、2本の帯紐状部材5a,5bは手で掴む頂点の部分がクロスしているから、2本の帯紐状部材5a,5bを収納箱1の両側から引き寄せて合わせる必要がなく、掴みやすく、使い勝手がよい。
【0036】
以上の実施形態は本発明の提げ手を飲料缶等の収納箱の提げ手として使用する場合について説明したが、以外に運搬用の収納袋にも使用できるし、さらに、嵩のある運搬物そのものに直接取付けて使用することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の提げ手は、収納箱の対向する両側面にそれぞれ貼付する1対のシート状取付片は、該取付片にクロスさせた状態で取り付けてある把手となる2本の帯紐状部材で繋がっているから、幅を有する収納箱の両側に取付片を貼付するとき、1対の取付片を対向位置に位置させやすい。
【0038】
また、使用時に2本の帯紐状部材は手で掴む頂点の部分がクロスしているから、2本の帯紐状部材を箱の両側から引き寄せて合わせる必要がなく、掴みやすく、使い勝手がよい。
【0039】
そして、提げ手の製造に際しては、シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに2本の帯紐状部材をずらせてクランク状に蛇行させながら連続的に取り付けることにより、該長尺シートを長さ方向の中央箇所と、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられ部分を1単位としてこの箇所とで切断すれば、長さ方向に隣接する2片の切断片で2本の帯紐状部材がクロスして繋がった一対のシート状取付片が得られるから、1本の長尺シートと2本の帯紐状部材を使用してこれらが一体となったものを最終工程で同時に切断するだけで2本の帯紐状部材でつながった1対の取付片が得られ、製造工程を簡略化できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の提げ手の第1実施形態を示す使用状態の斜視図である。
【図2】本発明の提げ手の第1実施形態を示す正面図である。
【図3】本発明の提げ手の第1実施形態を示す開いた状態の平面図である。
【図4】本発明の提げ手の第1実施形態を示す閉じた状態の側面図である。
【図5】本発明の提げ手の製造方法を示す説明図である。
【図6】本発明の提げ手の製造方法を示す要部である最終工程の説明図である。
【図7】本発明の提げ手の製造方法で得られた切断後の提げ手の正面図である。
【図8】従来の収納箱の提げ手を示す斜視図である。
【図9】従来の提げ手を示す正面図である。
【符号の説明】
1…収納箱 1a,1b…両側面
2…提げ手 3a,3b…取付片
4…把手 5a,5b…帯紐状部材
6…離型紙 7…接着剤
12…ローラ 13…離型紙
14…プレス機 15…スリッター
16…カッター 17…ガイドローラ
18…合成紙 19a,19b…ロール
20…ロール 21…紐
22…把手 23…取付片
24…把手 25…紙袋

Claims (2)

  1. シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに、2本の帯紐状部材を、取付位置を長尺シートの長さ方向にずらせてそれぞれクランク状に蛇行させながら連続的に取り付け、該2本の帯紐状部材が長尺シートの長さ方向と平行になる部分では該長尺シートから同じ長さ突出させ、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられる部分を1単位として長尺シートを切断するとともに、長尺シートの中央を長さ方向にそって切断して、2本の帯紐状部材で繋がった各切断片をシート状取付片とすることにより製造される運搬用の収納箱や収納袋その他に取り付ける提げ手で、収納箱等の対向する両側面にそれぞれ貼付するポリプロピレン樹脂を主原料とした二軸延伸フィルムによる長方形の1対のシート状の取付片と、この取付片間に、クロスさせた状態で取り付けた把手となる2本のポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂低発泡体または合成樹脂で発泡しない材質のもので形成する帯紐状部材とを前記取付片の一方の面に接着剤を均一に塗布し、この接着剤により前記帯紐状部材を取付片に接着し、該2本の帯紐状部材を挟むようにして取付片に貼付した離型紙とで構成したもので、該2本の帯紐状部材の取付片への取付部は平行に配置したことを特徴とする提げ手。
  2. 運搬用の収納箱や収納袋その他に取り付ける提げ手で、収納箱等の対向する両側面にそれぞれ貼付するポリプロピレン樹脂を主原料とした二軸延伸フィルムによる長方形の1対のシート状の取付片と、この取付片間に、クロスさせた状態で取り付けた把手となる2本の帯紐状部材と、該2本の帯紐状部材を挟むようにして取付片に貼付した離型紙とで構成する提げ手の製造方法であり、シート状取付片の幅の2倍の幅を有する長尺シートに、2本の帯紐状部材を、取付位置を長尺シートの長さ方向にずらせてそれぞれクランク状に蛇行させながら連続的に取り付け、該2本の帯紐状部材が長尺シートの長さ方向と平行になる部分では該長尺シートから同じ長さ突出させ、2本の帯紐状部材が平行状態で長尺シートに対して直角方向に取り付けられる部分を1単位として長尺シートを切断するとともに、長尺シートの中央を長さ方向にそって切断して、2本の帯紐状部材で繋がった各切断片をシート状取付片とすることを特徴とする提げ手の製造方法。
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